JP2542093Y2 - ホイールカバーの取付け構造 - Google Patents
ホイールカバーの取付け構造Info
- Publication number
- JP2542093Y2 JP2542093Y2 JP1990115556U JP11555690U JP2542093Y2 JP 2542093 Y2 JP2542093 Y2 JP 2542093Y2 JP 1990115556 U JP1990115556 U JP 1990115556U JP 11555690 U JP11555690 U JP 11555690U JP 2542093 Y2 JP2542093 Y2 JP 2542093Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- cover
- support bracket
- mounting structure
- nut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【産業上の利用分野】 本考案は、タイヤの外側面から更に外側へ出っ張るタ
イヤホイール部分や該ホイールへの取付けのためのナッ
ト等を覆うホイールカバーの取付け構造に関する。
イヤホイール部分や該ホイールへの取付けのためのナッ
ト等を覆うホイールカバーの取付け構造に関する。
タイヤの外側面から更に外側へ出っ張るタイヤホイー
ル部分や該ホイールへの取付けのためのナット等は、歩
行者や自転車等を引っ掛ける危険性があるので、そのホ
イール部分をナットと一緒に覆うカバーが取付けられて
いる。
ル部分や該ホイールへの取付けのためのナット等は、歩
行者や自転車等を引っ掛ける危険性があるので、そのホ
イール部分をナットと一緒に覆うカバーが取付けられて
いる。
ホイールカバーは、乗用車のように低いものでは現在
のものでも十分であるが、積載重量の大きい貨物自動車
等の大きいタイヤを使用する車両では、第１図及び第２
図に図示のように、ホイール１の出っ張り部分２の出っ
張り量が大きく、またナット３も大きいのを使用するた
め、このままでは、歩行者等を引っ掛ける危険性が高
い。この部分に乗用車のように金属性のカバーを取付け
ることも行われているが、現在のカバーでは歩行者や自
転車等に強く当たると歩行者等を傷つける惧れがあっ
た。 従って、本考案の目的は、積載重量の大きい貨物自動
車等の大きいタイヤを使用する車両でも、歩行者等を傷
つけるのを最小限に抑えることのできるホイールカバー
の取付け構造を提供することにある。
のものでも十分であるが、積載重量の大きい貨物自動車
等の大きいタイヤを使用する車両では、第１図及び第２
図に図示のように、ホイール１の出っ張り部分２の出っ
張り量が大きく、またナット３も大きいのを使用するた
め、このままでは、歩行者等を引っ掛ける危険性が高
い。この部分に乗用車のように金属性のカバーを取付け
ることも行われているが、現在のカバーでは歩行者や自
転車等に強く当たると歩行者等を傷つける惧れがあっ
た。 従って、本考案の目的は、積載重量の大きい貨物自動
車等の大きいタイヤを使用する車両でも、歩行者等を傷
つけるのを最小限に抑えることのできるホイールカバー
の取付け構造を提供することにある。
かかる目的を達成するため、本考案によれば、カバー
がプラスチックで成形され、ホイールにはカバーの取付
けのための支持手段が設けられており、この支持手段は
ホイールに固定された支持ブラケットと、この支持ブラ
ケット上に配置された弾性材とから成り、前記支持ブラ
ケットは、前記外側へ出っ張るタイヤホイール部分及び
前記ナットより更に外側に張出す張出し部分を有し、前
記カバーは、前記弾性材を挟んで支持ブラケットの前記
張出し部分に固定されていることを特徴とするホイール
カバーの取付け構造が提供される。
がプラスチックで成形され、ホイールにはカバーの取付
けのための支持手段が設けられており、この支持手段は
ホイールに固定された支持ブラケットと、この支持ブラ
ケット上に配置された弾性材とから成り、前記支持ブラ
ケットは、前記外側へ出っ張るタイヤホイール部分及び
前記ナットより更に外側に張出す張出し部分を有し、前
記カバーは、前記弾性材を挟んで支持ブラケットの前記
張出し部分に固定されていることを特徴とするホイール
カバーの取付け構造が提供される。
以下、本考案の実施例について、図面を参照しながら
説明する。第３図及び第４図は、本考案に係るホイール
の取付け構造の全体を示している。また、第５図及び第
６図は、ホイールにカバーを取付けるための支持手段と
しての、支持ブラケットとその上に配置される弾性材を
示しており、第７図及び第８図は、カバーを示してい
る。 本考案においては、カバー５はプラスチックで成形さ
れている。また、このカバー５は、乗用車のようにホイ
ール１へ嵌め込みで取付けられるのではなく、ホイール
に固定された支持手段によって固定される。このカバー
の支持手段は、ホイール１に固定される取付け部６を有
する金属性の支持ブラケット７と、この支持ブラケット
７上に配置されたリング状の弾性材８を含んでおり、こ
の弾性材８はカバー５と支持ブラケット７との間に配置
される。 この支持手段に関して、第５図及び第６図を参照して
更に説明する。支持ブラケット７は、その外周側に取付
け部６を３箇所に有する環状の部材で成り、取付け部６
の部分でホイールのナット３を利用してホイール１に固
定される。支持ブラケット７は、第６図に図示のよう
に、取付け部６の面から一定の高さ立ち上がって形成さ
れ、この環状の立ち上がり部分９には、ゴム等で成形さ
れたリング状の弾性材８が配置されている。この弾性材
８の部分には、カバー５の取付けのためのボルト穴10が
３箇所に形成されている。 カバー５は、第７図及び第８図に示すように、プラス
チック製の一体成形品で成り、支持ブラケット７にボル
ト止めされる。カバー５には、熱の放散のために複数の
穴11が形成されるが、この穴11をナット３に対応して形
成すれば、カバー５を外すことなくナット３を回動して
支持ブラケット７を着脱できるので、図示の例では、ナ
ット３に対応して形成されている。また、カバー５に
は、支持ブラケットに取付けるボルト12（第３図及び第
４図参照）のための穴13が形成されている。この穴13の
部分は、第８図に図示のように、内側すなわち支持ブラ
ケット７の側に凹んでおり、取付けたボルト12の頭部が
出っ張らないようにしてある。 このように形成されたカバー５は、第３図及び第４図
に図示のように、ホイール１に取付け部６でナット３に
より固定された支持ブラケット７に、弾性材８を挟んで
取付けられる。なお、この弾性材８が支持ブラケット７
に位置決めして保持されるように、支持ブラケット７に
は、立ち上がり部分９の外側から更に立ち上がる弾性材
保持ブラケット14が形成され、リング状弾性材８の外周
面を保持している。また、支持ブラケット７のボルト穴
10の背面にはナット15（第６図）が溶接等によって固定
され、ボルト12の螺合を容易にしている。この螺合にお
いては、弾性材８がその弾性を損なわないように、過度
に固く締めつけない程度にされている。
説明する。第３図及び第４図は、本考案に係るホイール
の取付け構造の全体を示している。また、第５図及び第
６図は、ホイールにカバーを取付けるための支持手段と
しての、支持ブラケットとその上に配置される弾性材を
示しており、第７図及び第８図は、カバーを示してい
る。 本考案においては、カバー５はプラスチックで成形さ
れている。また、このカバー５は、乗用車のようにホイ
ール１へ嵌め込みで取付けられるのではなく、ホイール
に固定された支持手段によって固定される。このカバー
の支持手段は、ホイール１に固定される取付け部６を有
する金属性の支持ブラケット７と、この支持ブラケット
７上に配置されたリング状の弾性材８を含んでおり、こ
の弾性材８はカバー５と支持ブラケット７との間に配置
される。 この支持手段に関して、第５図及び第６図を参照して
更に説明する。支持ブラケット７は、その外周側に取付
け部６を３箇所に有する環状の部材で成り、取付け部６
の部分でホイールのナット３を利用してホイール１に固
定される。支持ブラケット７は、第６図に図示のよう
に、取付け部６の面から一定の高さ立ち上がって形成さ
れ、この環状の立ち上がり部分９には、ゴム等で成形さ
れたリング状の弾性材８が配置されている。この弾性材
８の部分には、カバー５の取付けのためのボルト穴10が
３箇所に形成されている。 カバー５は、第７図及び第８図に示すように、プラス
チック製の一体成形品で成り、支持ブラケット７にボル
ト止めされる。カバー５には、熱の放散のために複数の
穴11が形成されるが、この穴11をナット３に対応して形
成すれば、カバー５を外すことなくナット３を回動して
支持ブラケット７を着脱できるので、図示の例では、ナ
ット３に対応して形成されている。また、カバー５に
は、支持ブラケットに取付けるボルト12（第３図及び第
４図参照）のための穴13が形成されている。この穴13の
部分は、第８図に図示のように、内側すなわち支持ブラ
ケット７の側に凹んでおり、取付けたボルト12の頭部が
出っ張らないようにしてある。 このように形成されたカバー５は、第３図及び第４図
に図示のように、ホイール１に取付け部６でナット３に
より固定された支持ブラケット７に、弾性材８を挟んで
取付けられる。なお、この弾性材８が支持ブラケット７
に位置決めして保持されるように、支持ブラケット７に
は、立ち上がり部分９の外側から更に立ち上がる弾性材
保持ブラケット14が形成され、リング状弾性材８の外周
面を保持している。また、支持ブラケット７のボルト穴
10の背面にはナット15（第６図）が溶接等によって固定
され、ボルト12の螺合を容易にしている。この螺合にお
いては、弾性材８がその弾性を損なわないように、過度
に固く締めつけない程度にされている。
本考案のホイールカバーの取付け構造によれば、カバ
ーがプラスチックで成形され、ホイールにカバーを取付
ける支持手段が、ホイールに固定された支持ブラケット
とこの支持ブラケット上に配置された弾性材とから成
り、支持ブラケットは、外側へ出っ張るタイヤホイール
部分及びナットより更に外側に張出す張出し部分を有
し、カバーは、弾性材を挟んで支持ブラケットの張出し
部分に固定されているので、走行中にカバーが何かに接
触しても外れる惧れはなく、プラスチックで成形された
カバーの弾性に加えて、カバーと支持ブラケットとの間
の弾性材によって、かりにカバーが歩行者等に当って
も、カバーが車軸方向に引っ込んで、その衝撃が和らげ
られ、積載重量の大きい貨物自動車等の大きいタイヤを
使用する車両でも、歩行者や自転車上の者等を傷つける
のを最小限に抑えることができる。
ーがプラスチックで成形され、ホイールにカバーを取付
ける支持手段が、ホイールに固定された支持ブラケット
とこの支持ブラケット上に配置された弾性材とから成
り、支持ブラケットは、外側へ出っ張るタイヤホイール
部分及びナットより更に外側に張出す張出し部分を有
し、カバーは、弾性材を挟んで支持ブラケットの張出し
部分に固定されているので、走行中にカバーが何かに接
触しても外れる惧れはなく、プラスチックで成形された
カバーの弾性に加えて、カバーと支持ブラケットとの間
の弾性材によって、かりにカバーが歩行者等に当って
も、カバーが車軸方向に引っ込んで、その衝撃が和らげ
られ、積載重量の大きい貨物自動車等の大きいタイヤを
使用する車両でも、歩行者や自転車上の者等を傷つける
のを最小限に抑えることができる。
第１図はカバーのないタイヤ及びホイールを示す正面
図、第２図は第１図のＩ−Ｉ線断面図、第３図は本考案
に係るホイールカバーの取付け構造によってカバーが取
付けられたタイヤの正面図、第４図は第３図のIV−IV線
断面図、第５図は支持手段としての支持ブラケットの背
面図、第６図は第５図のVI−VI線断面図、第７図はカバ
ーの正面図、第８図は第７図のVIII−VIII線断面図であ
る。 符号の説明 １……ホイール、３……ホイールナット ５……カバー、７……支持ブラケット ８……弾性材、９……立ち上がり部分 10……ボルト穴、12……ボルト 13……ボルト穴
図、第２図は第１図のＩ−Ｉ線断面図、第３図は本考案
に係るホイールカバーの取付け構造によってカバーが取
付けられたタイヤの正面図、第４図は第３図のIV−IV線
断面図、第５図は支持手段としての支持ブラケットの背
面図、第６図は第５図のVI−VI線断面図、第７図はカバ
ーの正面図、第８図は第７図のVIII−VIII線断面図であ
る。 符号の説明 １……ホイール、３……ホイールナット ５……カバー、７……支持ブラケット ８……弾性材、９……立ち上がり部分 10……ボルト穴、12……ボルト 13……ボルト穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６０Ｂ 7/06 Ｂ６０Ｂ 7/06 Ｂ
Claims (1)
- 【請求項１】タイヤの外側面から更に外側へ出っ張るタ
イヤホイール部分や該ホイールへの取付けのためのナッ
ト等を覆うホイールカバーの取付け構造において、カバ
ーがプラスチックで成形され、ホイールにはカバーの取
付けのための支持手段が設けられており、該支持手段
は、ホイールに固定された支持ブラケットと、この支持
ブラケット上に配置された弾性材とから成り、前記支持
ブラケットは、前記外側へ出っ張るタイヤホイール部分
及び前記ナットより更に外側に張出す張出し部分を有
し、前記カバーは、前記弾性材を挟んで支持ブラケット
の前記張出し部分に固定されていることを特徴とするホ
イールカバーの取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990115556U JP2542093Y2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | ホイールカバーの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990115556U JP2542093Y2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | ホイールカバーの取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0471302U JPH0471302U (ja) | 1992-06-24 |
| JP2542093Y2 true JP2542093Y2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=31863332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990115556U Expired - Fee Related JP2542093Y2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | ホイールカバーの取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2542093Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61198102U (ja) * | 1985-06-03 | 1986-12-11 |
-
1990
- 1990-11-02 JP JP1990115556U patent/JP2542093Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0471302U (ja) | 1992-06-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |