JPH0562224B2 - - Google Patents

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JPH0562224B2
JPH0562224B2 JP13432985A JP13432985A JPH0562224B2 JP H0562224 B2 JPH0562224 B2 JP H0562224B2 JP 13432985 A JP13432985 A JP 13432985A JP 13432985 A JP13432985 A JP 13432985A JP H0562224 B2 JPH0562224 B2 JP H0562224B2
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clutch
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delay time
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Mamoru Yoshioka
Kenichi Nomura
Jujiro Akyama
Koichi Hoshi
Naohide Izumitani
Hidemi Oonaka
Hideo Myagi
Fumiaki Ooya
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は内燃機関機械式過給機の制御装置に
関する。
〔従来の技術〕
内燃機関の出力向上のため吸気管に機械式過給
機を設けるものが提案されている。機械式過給機
は通常クラツチを介してエンジンのクランク軸に
連結され、クラツチは負荷に応じて係合または開
放されるようになつている。即ち、高負荷時はク
ラツチは係合され、過給機が作動することにより
過給が行われ、軽負荷時はクラツチが開放される
ことで過給期は停止され過給は行われない。
クラツチによつて過給機を制御するものにおい
て、クラツチの係合から解放への切替え時に、そ
の切替えを遅延させることにより、一次的なスロ
ツトル弁の戻しによるクラツチの不必要な作動を
防止させ、これによりクラツチの作動回数を減ら
し、クラツチの耐久性を向上を図つたものがある
(例えば特開昭60−1324号)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来は遅延時間は一定であり、クラツチの係合
から解放への切替え時のクラツチの耐久性への影
響は機関の高回転時程大きい。そのため遅延時間
は機関高回転域のクラツチ作動頻度を考慮して設
定されているが、これは機関低回転時としては長
めに過ぎる。したがつて、低回転時の過給機の不
用な駆動時間がその遅延時間が長い分だけ延長さ
れ、過給機の駆動エネルギがその分損失となり、
燃料消費率の悪化となる。
この発明はこの問題点を解決するためなされた
ものであり、低回転域の過給機の駆動損失を低減
することができる構成を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図に示すように、内燃機関1の吸気管2に
機関式過給機3を配置し、機械式過給式3をクラ
ツチ手段4を介して過給機駆動手段5に連結した
ものにおいて、クラツチ制御手段6と、クラツチ
4の係合状態から解放状態への切替え時点を検知
する検知手段7と、機関回転数の低下に応じて短
くなる遅延時間を設定するデレイ手段8とを具備
し、クラツチの係合状態から解放状態への切替え
時にその遅延時間の経過後にクラツチ制御手段6
を駆動することを特徴とする内燃機関の機械式過
給機制御装置が提供される。
〔作用〕
検知手段7はクラツチの係合状態からクラツチ
の解放状態への切り替わりを検知し、この場合、
デレイ手段8は機関回転数の減少に応じて短縮す
るデレイ時間を設定し、そのデレイ時間が経過後
クラツチ制御手段6によりクラツチ手段4の係合
から解放状態への切替えが実行される。
〔実施例〕
第2図に実施例の全体構成を示す。10はシリ
ンダブロツク、11はピストン、12はコネクテ
イングロツド、13はクランク軸、14は燃焼
室、15はシリンダヘツド、16は吸気弁、17
はは吸気ポート、18は排気弁、19は排気ポー
トである。吸気ポート17は吸気管20、インタ
ークーラ21、機械式過給機22を介してスロツ
トルボデイ23に接続される。スロツトルボデイ
23内にスロツトル弁24が配置され、その上流
にエアフローメータ25、エアクリーナ26が位
置する。インタークーラ21は機械式過給機22
によつて圧縮されることによつて昇温された空気
の温度を下げ、充填効率を上げるために配置され
る。
機械式過給機22はスロツトル弁24の下流で
インタークーラ21の上流に位置する。機械式過
給機22はこの実施例ではルーツポンプであり、
一対のロータ31,32を備え、同ロータ31,
32がハウジング33に対して微小間隙を維持し
ながら回転することにより圧縮作動が行われる。
一対をロータのうちの一方のロータ32の回転軸
32A上にクラツチ機構34を介してプーリ34
が設けられ、このプーリ34′はベルト35を介
してクランク軸16上のプーリ36に連結され
る。第2図に模式的に示すようにこのクラツチ機
構は電磁式のクラツチであり、一対の摩擦板3
7,38とソレノイド39とより成り、ソレノイ
ド39を通電制御することにより摩擦板37,3
8の係合を制御するものである。一方の摩擦板3
7は回転軸32Aに連結され、他方の摩擦板38
はハウジングに対してフリーに回るようになつて
おり、かつその外周が前記のプーリ341をなし
ている。
過給機22をバイパスするようにバイパス通路
41が配置され、同バイパス通路41の一端はス
ロツトル弁24の下流で過給機22の上流の吸気
管23に接続され、バイパス通路41の他端はイ
ンタークーラ21の下流の吸気管20に接続され
る。バイパス通路41にバイパス制御弁42が配
置される。バイパス制御弁42は電磁駆動式であ
り、制御回路からの電気信号によつて開閉制御さ
れ、バイパス通路41を流れるバイパス空気量の
制御を行なう。
50はクラツチ34、バイパス制御弁42の作
動を制御する制御回路であり、マイクロコンピユ
ータシステムとして構成される。制御回路50は
マイクロプロセシングユニツト(MPU)51と、
メモリ52と、入力ポート53と、出力ポート5
4と、これらを相互に連結するバス55とより成
る。入力ポート53には各センサからの信号が入
力される。前記エアフローメータ25からは吸入
空気量Qに関する信号が得られる。また、回転数
センサ61からはクランク軸13の回転数NEに
関する信号が得られる。出力ポート54からはメ
モリ52に格納されている制御プログラムに従つ
てクラツチ34のソレノイド39、バイパス制御
弁42に駆動信号が送られる。以下その制御プロ
グラムの内容を第3図及び第4図のフローチヤー
ト及び第6図の、ダイヤグラム図によつて説明す
る。
第3図は負荷代表値である吸入空気量−回転数
比Q/Nの演算ルーチンを示し、このルーチンは
メンイルーチン内で実行される。80でプログラム
が起動され、82ではエアフローメータ25から
の吸入空気量Qの信号の入力が行われる。入力ポ
ート53は図示しないA/D変換器を備え、ここ
でA/D変換が実行される。84のステツプでは
回転数センサ61からのパルス信号の処理によつ
て回転数Nの計算が行われる。86ではQ/Nが演
算され、メモリ52の所定領域に格納される。88は
メインルーチンで実行される他の処理を概括的に
表している。
第4図はクラツチ34及びバイパス制御弁42
の駆動ルーチンのフヲーチヤートであり、一定時
間例えば50m秒毎に実行される時間割り込みルー
チンとする。100のステツプでは吸入空気量−回
転数比Q/Nが所定値a(例えば0.51/min)以
上か否か判定される。Q/Nが所定値aに達して
いない場合は112でフラグFSCが1か否か判定さ
れる。このフラグFSCは過給機の作動中にセツト
(1)され、停止中にリセツト(0)される。FSC=
0とすればNoに分岐され、104に進み出力ポート
54よりクラツチ34のソレノイド39を消磁す
る指令が出され、そのためクラツチの摩擦板37
及び38は離れ、クランク軸13の回転は過給機
22のロータに伝達されない。そのため過給は行
われない。106のステツプでは出力ポート54よ
りバイパス制御弁42に、同制御弁42を開放す
る指令が出され、そのためバイパス路41は開放
され、吸入空気の一部はバイパス通路41を介し
てエンジンに導入される。
100でQ/Nが所定値aを超えていると判定さ
れると、107でカウンタSCDCがクリヤされる。
このカウンタSCDCは後述のようにクラツチの係
合条件から解放条件への切替え後の経過時間を計
測するソフトウエア上のカウンタである。次に、
108に進み出力ポート54よりクランク軸34の
ソレノイド39を励磁する指令が出され、クラツ
チの摩擦板37と38とは係合するに至り、クラ
ンク軸13の回転はプーリ36、ベルト35、プ
ーリ341を介して過給機22の回転軸32Aに
伝達され、ロータ31及び32は回転される。
尚、108ではフラグFSCのセツトも行われる。次
に110に流れ、出力ポート54よりバイパス制御
弁42に閉鎖指令が出され、パイパス通路41は
閉鎖されるそのため過給機からの空気はバイパス
されることなくエンジンに導入される。
Q/Nがaより降下したときは、100でNoにな
り、112にフラグFCSが1否か判定される。FSC
=1のときは前回クラツチの係合条件である、即
ち、クラツチの係合条件より解放条件への検知で
あり、114に進みカウンタSCDCが1だけインク
リメントされる。次の116のステツプではエンジ
ン回転数が所定値b(例えば3000rev/min)より
大きいか否か判定する。回転数がbより大きいと
きはYesに分岐され、118に進みカウンタSCDCが
所定値d(例えば100)に達しているか否か判定さ
れる。この所定値bはエンジン回転数が大きい状
態でのクラツチが係合条件から解放条件に移行し
た後クラツチが実際に解放を開始するまでの遅延
時間T1を設定するものであるが、d=100と設定
した場合、このルーチンは50m秒毎であるので
T1=100×50=5秒となる。
一方、116でエンジン回転数がbに達していな
いいときは120に進み、カウンタSCDCが所定値
c(例えば20)に達しているか否か判定される。
この所定値cはエンジン回転数が小さい状態での
クラツチが係合条件から解放条件に移行した後の
実際にクラツチが解放するまでの時間T2を設定
するものであるが、この例ではT2は20×50=1
秒となる。
118または120で夫々の回転数域での所定のデレ
イ時間が経過していない場合はNoの判定になり、
108のステツプに進みクラツチ34の係合、言い
替えれば過給機22の作動がクラツチ解放条件で
あるにもかかわらず保持されることになる。
118または112でカウンタSCDCが所定値c、d
に達している場合は、夫々の回転数域での設定デ
レイ時間T1、T2が経過したことを示し、このと
きは104のステツプに進み、クラツチの解放、が
実行され、フラグFSCがリセツト(0)され、過
給機は停止される。
第5図は以上述べたこの発明の作動を説明する
タイミング線図である。時刻t1でQ/NB(イ)が所
定値aを超えると、クラツチ34が係合される
(ハ)。時刻t2でQ/Nが所定値aより降下するとカ
ウンタSCDCはインクリメントを開始する(ニ)。こ
のとき、回転数が所定値b(例えば3000rpm)以
上であれば、カウンタはdの値までインクリメン
トを実行し、時間T1が経過するまでは、クラツ
チは係合を維持する。時間T1の経過後、(時刻
t3)、クラツチは解放される。次に、時刻t4で再
び加速が実行されると、同様にクラツチは係合さ
れ、過給機22は作動する。減速に移り時刻t5
なるとカウンタSCDCは再びインクリメントを開
始する。このときはエンジン回転数Nは所定値b
以下であるため、カウンタSCDCが所定値cを計
測後、即ち時間T2(<T1)経過すると(時刻t6
クラツチ34は解放される。
第2実施例を第6図に示す。この実施例ではカ
ウンタにより遅延時間を設定する代りに、クラツ
チ係合から解放へ切替るときのQ/Nの設定値
(<a)に2つの値を持たせ、ヒステリシスを変
化させている。即ち、クラツチの係合から解放へ
の切替りでは、112より116のステツプを通るが、
回転数がbより大きいとき(116でYes)、118′で
Q/N<e1か否か判定される。一方、Nがbより
小さいとき(116でNob)、120′でQ/N<e2か否
か判定される。ここでe1<e2となつている。
118′での設定値e1が120′での設定値e2より小さい
ことから、エンジン回転数が大のときはQ/Nが
大きく落ち込まないと、クラツチ18解放されな
いことになり、デレイが大きくなり、第1実施例
と同様な作動が得られる。第7図はこれを示す。
高回転時(N>b)はQ/Nがeb1まで落ちた後
クラツチが解放され、T1のデレイが得られる。
一方低回転時(N<b)はe2(>e1)の回転まで
落ち込めばクラツチが解放されT2(<T1)のデレ
イとなる。そのため回転数の低下に応じ短くなる
ようデレイ制御される。
尚、実施例では過給機の切替えを負荷代表値で
あるQ/Nによつて行なうものについて説明して
いるが、他の運転条件、例えばエンジン回転数、
暖機状態、ギヤ位置等によつて行なうものにも適
用することができる。
また、クラツチとしては電磁クラツチに限られ
ず、他の形式のクラツチにも適用できる。
とになる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、クラツチの係合から解放へ
の切替え時のデレイ時間を回転数の減少に応じて
短縮することにより、高回転域ではクラツチの損
傷を防止するに十分な遅延時間が得られ、一方ク
ラツチの係合解放によるダメージの少ない低回転
域での過給機の無駄な駆動時間が短縮され、燃料
消費率の向上を図ることができる。この燃料消費
率の向上はデレイ制御だけで得られ、複雑な燃料
噴射制御の必要がない。
常用回転域である低回転域での遅延時間を短縮
しているため、高回転域の遅延時間をより延長す
ることができ、高回転域の耐久性をより向上する
ことができる。
低回転域でも、ハンチングを防止するに十分な
遅延は得られる。
構成を複雑化することなしに実施可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の構成図。第2図はこの発明
の構成全体概略図。第3図及び第4図はこの発明
の制御作動を説明するフローチヤート図。第5図
はこの発明の作動タイミング図。第6図は第2実
施例のフローチヤート図。第7図は第2実施例の
作動タイミング図。 13……クランク軸、22……過給機、24…
…スロツトル弁、25……エアフローメータ、3
4……クラツチ、41……バイパス通路、42…
…バイパス制御弁、50……制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内燃機関の吸気管に機械式過給機を配置し、
    機械式過給機をクラツチ手段を介して過給機駆動
    手段に連結したものにおいて、クラツチ制御手段
    と、クラツチの係合状態から解放状態への切替え
    時点を検知する検知手段と、機関回転数の低下に
    応じて短くなる遅延時間を設定するデレイ手段と
    を具備し、クラツチの係合状態から解放状態への
    切替え時にその遅延時間の経過後にクラツチ制御
    手段を駆動することを特徴とする内燃機関の機械
    式過給機制御装置。
JP13432985A 1985-06-21 1985-06-21 内燃機関の機械式過給機制御装置 Granted JPS61294135A (ja)

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JP13432985A JPS61294135A (ja) 1985-06-21 1985-06-21 内燃機関の機械式過給機制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS61294135A JPS61294135A (ja) 1986-12-24
JPH0562224B2 true JPH0562224B2 (ja) 1993-09-08

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