JPH0562139U - フリ−センタ型懸垂クランプ - Google Patents

フリ−センタ型懸垂クランプ

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JPH0562139U
JPH0562139U JP820592U JP820592U JPH0562139U JP H0562139 U JPH0562139 U JP H0562139U JP 820592 U JP820592 U JP 820592U JP 820592 U JP820592 U JP 820592U JP H0562139 U JPH0562139 U JP H0562139U
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JP
Japan
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bolt
clamp
notch
conductor
clamp body
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JP820592U
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Inventor
清美 下橋
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日本カタン株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 導体クランプの上面側でボルト回り止めの確
保、確認を可能とする。 【構成】 ボルト頭部7にクランプ本体3の下面部の段
部8に当接させる切欠部10を形成し、ボルト5のねじ
部端面16の前記切欠部10と対応する位置に切欠部表
示マ−クを形成する。導体クランプ21の上面側におい
て、クランプ本体3の下方より挿入したボルトの切欠部
表示マ−クを段部8に向けて切欠部10を段部8に当接
し、この当接状態を切欠部表示マ−クの位置で確認しな
がら、ナット6によるボルト締めを行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フリ−センタ型懸垂クランプの締付ボルトの回り止めに関する。
【0002】
【従来の技術】
導体懸垂装置の下部にあつて導体を把持するフリ−センタ型の懸垂クランプ2 1は、図1において、把持した導体9を取外す場合、一対の連結片1,1の少く とも一方を支軸2から取外すと共に、クランプ本体3と導体押え金具4からボル ト5およびナット6を取外していた。また、導体9の取付けは、クランプ3と導 体押え金具4とで導体を挟み、このクランプ本体3と導体押え金具4とを、クラ ンプ本体3の下方から挿入したボルト5とこれに螺合せしめたナット6とで仮付 けをし、本締めは、連結片1を支軸2に取付けてから行つていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ボルト5とナット6による導体締付けにおいて、図5に示すようにボルト頭部 7がクランプ本体3の段部8に乗り上げた状態では、ボルト5がナット6と共回 りして必要な導体把持力を得ることが困難となるほか、導体取付後ボルト5のゆ るみなどの原因となる不都合があつた。
【0004】 よつて、ボルト頭部7の切欠部10が正しくクランプ本体3の段部8に当接し ていることを確認してボルト5,ナット6を締付ける必要がある。このため、ク ランプ本体3の下面を覗見て切欠部10が正しく段部8に当接していることを確 認し、当接していない場合はボルト5の向きを調節して切欠部10を正しく段部 8に当接し、さらに、その当接状態をクランプ本体3の下方より覗見るとか、手 指の感触によつて確認しながらボルト締めするので、面倒な操作となる。
【0005】 本考案は前記の点に鑑みてなされたもので、懸垂クランプの上面側でボルト回 り止めの確認、確保ができるようにしたフリ−センタ型懸垂クランプを提供する ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】
一対の連結片の下部に回動可能に支承されたクランプ本体と導体押え金具とを 、クランプ本体下方から挿入したボルトとこれに螺合するナットとによつて連結 すると共に、クランプ本体の下面部には前記ボルトの頭部に形成した切欠部の当 接によつてボルトの回り止めとなる段部を形成するようにしたフ−リセンタ型懸 垂クランプにおいて、前記ボルトのねじ部端面の前記切欠部と対応する位置に切 欠部表示マ−クを設ける。これにより、懸垂クランプの上面側でボルトの切欠部 位置が分かる。
【0007】 このため、懸垂クランプの上面側において、ボルト頭部の切欠部をクランプ本 体の段部に正向させることができると共に、ボルトを回り止めした状態でボルト 締めすることができる。
【0008】
【実 施 例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図4において、フリ−セン タ型の懸垂クランプ21は、上端を支軸2で回動可能に連結された連結片1,1 、クランプ本体3、クランプ本体3とで導体を把持する導体押え金具4、ボルト 頭部7に切欠部10を有し、クランプ本体3の下方からクランプ本体3と導体押 え金具4とに挿入する4本のボルト5およびボルト5に螺合するナット6からな る。 「0009」 クランプ本体3は、両外側中央の軸受部11,11の支軸12,12で一対の 連結片1,1の下部に回動可能に取付けている。また、下面部には、クランプ本 体3の導体案内溝13の軸線14と平行に形成され、かつ、クランプ本体3に挿 入したボルト5の切欠部10の当接によつてボルトの回り止めとなる段部8を形 成している。
【0010】 ボルト5は、そのねじ部端面16に切欠部表示マ−ク、本実施例ではT字形1 7を刻設しており、T字形17の中央縦溝18の先端を切欠部10と対応する位 置にとつている。従つて、図2に示すようにT字形17の中央縦溝18を導体案 内溝13の軸線14と直交させてボルト頭部7の上面をクランプ本体3の下面に 当接すれば、切欠部10は図4に示すように段部8と正向する。このため、懸垂 クランプ21の上面側でボルト5の回り止めを確保できると共に、ボルト5を回 り止めした状態でボルト締めすることができる。
【0011】 なお、切欠部表示マ−クは三角形でもよく、また、その他の適宜の形状であつ てもよい。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、クランプ本体の下面部におけるボルトの 回り止めの確保およびその確認を導体クランプの上面側でできるようにしている ので、クランプ本体の下面を覗き見てボルト締めを行う従来の面倒な操作が不要 となり、簡単且つ的確に導体をクランプできる実益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の一部切欠き一部断面した正面
図である。
【図2】本考案の実施例の一部切欠き平面図である。
【図3】本考案の実施例の側面図である。
【図4】本考案の実施例の底面図である。
【図5】従来品の一部切欠き一部断面した正面図であ
る。
【符号の説明】
1 連結片 3 クランプ本体 4 導体押え金具 5 ボルト 6 ナット 7 ボルト頭部 8 段部 10 切欠部 16 ねじ部端面 17 切欠部表示マ−ク

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の連結片の下部に回動可能に支承さ
    れたクランプ本体と導体押え金具とを、クランプ本体下
    方から挿入したボルトとこれに螺合するナットとで連結
    すると共に、クランプ本体の下面部には前記ボルトの頭
    部に形成した切欠部の当接によつてボルトの回り止めと
    なる段部を形成するようにしたものにおいて、ボルトの
    ねじ部端面の前記切欠部と対応する位置に切欠部表示マ
    −クを設けたことを特徴とするフリ−センタ型懸垂クラ
    ンプ。
  2. 【請求項2】 切欠部表示マ−クをT字形または三角形
    とした請求項1記載のフリ−センタ型懸垂クランプ。
JP820592U 1992-01-27 1992-01-27 フリーセンタ型懸垂クランプ Expired - Lifetime JP2552847Y2 (ja)

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JP820592U JP2552847Y2 (ja) 1992-01-27 1992-01-27 フリーセンタ型懸垂クランプ

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JPH0562139U true JPH0562139U (ja) 1993-08-13
JP2552847Y2 JP2552847Y2 (ja) 1997-10-29

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