JPH056116A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH056116A
JPH056116A JP3156732A JP15673291A JPH056116A JP H056116 A JPH056116 A JP H056116A JP 3156732 A JP3156732 A JP 3156732A JP 15673291 A JP15673291 A JP 15673291A JP H056116 A JPH056116 A JP H056116A
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伸夫 笠原
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康則 河石
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2028Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with means for handling the copy material in the fixing nip, e.g. introduction guides, stripping means

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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】未定着のトナー画像が擦られて乱されることを
回避することのできる画像形成装置を提供すること。 【構成】画像形成モード信号に従い、ベルト4の位置を
変位させて、転写紙S2の搬送方向を該転写紙の未定着
トナー像面がガイド3Dに非接触となるように偏向させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は転写紙の表面・裏面に自
在に画像を形成することができる面自在記録装置に関
し、より詳細にはレーザープリンタ、デジタル複写機等
に適用し得る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成モード信号に従い、少なくと
も転写紙の表、裏の何れかにトナー像を形成し、この転
写紙をベルトで搬送しつつ、ガイドを介して定着装置た
る加熱された対向ローラ間に通紙定着する画像形成装置
がある。
【0003】例えば、特開昭57−63559号公報、
実開昭58−166650号公報等には、転写紙の表、
裏の一方又は両面にトナー像を形成してこれを加熱され
た対向ローラ間に通紙定着する技術が開示されている。
【0004】また、正像または鏡像として書き込み対
象に像を書き込み得る光書込手段と、前記書き込み対象
たる回転自在の感光体と、前記光書込手段により前記感
光体上に書き込まれた潜像を1次トナー像として可視化
する現像手段と、前記感光体に対向配置され、これら対
向間に転写紙を通紙自在に配置された中間転写体として
のベルトと、前記1次トナー像を前記転写紙へ転写し、
あるいは前記1次トナー像を前記ベルトへ2次トナー像
として転写するための中間転写手段と、この中間転写手
段よりも下流に配置されていて前記2次トナー像を前記
転写紙へ転写する働きをする2次トナー像転写手段と、
前記ベルトから送り出される転写紙を通紙定着する加熱
ローラ具備の定着装置を有する画像記録装置が提案され
ている。この画像記録装置は、選択により、転写紙の表
面・裏面、およびこれら両面の何れの画像記録も可能な
ものである。
【0005】表面記録の場合は、感光体上の1次トナー
像をベルト上の転写紙表面に中間転写手段により転写し
て表面記録像を得る。裏面記録の場合は、感光体上の1
次トナー像を中間転写手段を用いて一旦、2次トナー像
としてベルト上に移し、然る後、この2次トナー像をベ
ルト上の転写紙裏面に2次トナー転写手段により転写し
て裏面記録像を得る。両面記録の場合は、先ず前記裏面
記録の要領でベルト上に2次トナー像を移しておき、次
いで、前記表面記録の要領で感光体上に1次トナー像を
つくり、ベルト上を送られてくる転写紙の表面に前記1
次トナー像、裏面に前記2次トナー像を同時に転写し
て、両面画像を得る。
【0006】前記の各記録に際しては、1色のトナーの
みを用いて行なうことができる他、色の異なるトナーを
用いることにより色重ねトナー像を感光体或いはベルト
上に得て多色あるいはフルカラーの記録も可能である。
つまり、記録モードとして、単色または色重ねにより
転写紙の表面にトナー像を形成する表面記録モード、
同じく転写紙の裏面にトナー像を形成する裏面記録モー
ド、前記表面記録モード及び前記裏面記録モードを組
合せた如き態様で実行される両面記録モードを選択でき
る。なお、色重ねとはフルカラーまたはマルチカラーを
意味する。
【0007】従って、これらの記録モードを適宜選択す
ることによって、転写紙の面に自在に記録像を作ること
ができ、この場合に従来の如く用紙の反転を要しないの
で簡易コンパクトな装置構成となし得る。
【0008】一方、トナー像を転写する際の静電界の形
成手段としてコロナ転写、ベルト転写の他にローラ転写
がある。所謂バイアスロール転写と称されるこの方式
は、記録紙のトナー像形成面側の反対側の面から電圧印
加した導電性のゴムローラや、その導電性のゴムローラ
の表面に誘電体膜を設けた誘電体によるバイアスローラ
を押し当てることにより電場を形成するというもので、
転写効率の点で優れ、例えば特開平1ー209471号
公報、特開平1ー28879号公報、特開平1ー288
80号公報にも紹介されている。
【0009】これら、の画像形成装置の定着装置
における定着プロセスは概ね図9のように説明できる。
つまり、定着装置1には熱源Hを内包した加熱ローラ2
A、2Bが矢印で示す通紙方向に回転している。そし
て、表面にトナーTによる像を担持された転写紙S1、
或いは裏面に像が担持された転写紙S2が前記加熱ロー
ラ間に通紙されて定着される。
【0010】ここで、転写紙が加熱ローラに喰いこまれ
る際に、その先端部が紙幅方向に均一に喰いこまれない
と転写紙先端部で折れや、しわが発生し、更には、ジャ
ムを生じてしまう。これを防ぐため、対向ローラの直前
位置には転写紙を無理なく対向ローラに導くためのガイ
ド3が設けられている。このガイド3は上ガイド3Uと
下ガイド3Dから成る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術におい
て、転写紙が厚く、かつ紙先端部がフラットで腰の強い
ものを除き、紙の搬送態様によっては、紙の先端が不安
定になるため、ガイドに未定着トナー像が接触すること
があり、その場合には、所謂、画像擦れが生じて、記録
像としての用をなさなくなるとの問題がある。
【0012】また、特に前記従来技術では、転写効率
を高めるべく2次トナー像転写手段としてバイアスロー
ラを用いる場合、2次トナー像を転写紙に転写する表面
記録モードでは、バイアスローラをベルトに接触させて
おく必要があるが、このままの状態で1次トナー像を転
写紙へ転写し、あるいは1次トナー像をベルトへ2次ト
ナー像として転写する裏面記録モードを実行すると、バ
イアスローラによって1次トナー像が擦られて乱される
との問題がある。
【0013】以上により、本発明は、未定着のトナー画
像が擦られて乱されることを回避することのできる画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明では画像形成装置を次のように構成した。
(1).転写紙の搬送方向を該転写紙の未定着トナー像
面がガイドに非接触となるように偏向させる。
【0015】(2).この場合、定着装置に対するベル
トの上下動変位により転写紙を偏向させる。
【0016】(3).(2)においてベルトを、共通の
支持部材上に対向して軸支され該ベルトをかけ渡すロー
ラ対を有する搬送ベルトユニットの一部として構成し、
前記ローラ対のうち、転写紙搬送方向に対し下流側のロ
ーラを上下動変位させて、定着装置に対するベルトの上
下動変位を行わせる。
【0017】(4).(2)においてベルトを、共通の
支持部材上に対向して軸支され該ベルトをかけ渡すロー
ラ対を有する搬送ベルトユニットの一部として構成し、
かつ前記ローラ対のうち、転写紙搬送方向に対し下流側
のローラの近傍にベルト変位手段を設け、このベルト変
位手段の上下動に伴うこのベルトの折曲状変位により、
定着装置に対するベルトの上下動変位を行わせる。
【0018】(5).(1)において、ベルトユニット
に対する定着装置の上下動変位により転写紙を偏向させ
る。
【0019】(6).正像または鏡像として書き込み対
象に像を書き込み得る光書込手段と、前記書き込み対象
たる回転自在の感光体と、前記光書込手段により前記感
光体上に書き込まれた潜像を1次トナー像として可視化
する現像手段と、前記感光体に対向配置され、これら対
向間に転写紙を通紙自在に配置された中間転写体として
のベルトと、前記1次トナー像を前記転写紙へ転写し、
あるいは前記1次トナー像を前記ベルトへ2次トナー像
として転写するための中間転写手段と、この中間転写手
段よりも下流に配置されていて前記2次トナー像を前記
転写紙へ転写する働きをする2次トナー像転写手段と、
前記ベルトから送り出される転写紙を通紙定着する加熱
ローラ具備の定着装置を有し、2次トナー像転写手段と
してバイアスロール転写方式を用いた画像形成装置にあ
っては、バイアスロール転写方式に係るバイアスロール
転写手段を固定配置とし、この固定配置されたバイアス
ロール転写手段に対して前記ベルトを接離自在とする。
【0020】(7).(5)において、正像または鏡像
として書き込み対象に像を書き込み得る光書込手段と、
前記書き込み対象たる回転自在の感光体と、前記光書込
手段により前記感光体上に書き込まれた潜像を1次トナ
ー像として可視化する現像手段と、前記感光体に対向配
置され、これら対向間に転写紙を通紙自在に配置された
中間転写体としてのベルトと、前記1次トナー像を前記
転写紙へ転写し、あるいは前記1次トナー像を前記ベル
トへ2次トナー像として転写するための中間転写手段
と、この中間転写手段よりも下流に配置されていて前記
2次トナー像を前記転写紙へ転写する働きをする2次ト
ナー像転写手段と、前記ベルトから送り出される転写紙
を通紙定着する加熱ローラ具備の定着装置を有し、2次
トナー像転写手段としてバイアスロール転写方式を用い
た画像形成装置であって、前記定着装置は、ベルトユニ
ットに対して上下動し、この定着装置の上下動に伴い、
前記2次トナー像転写手段も前記ベルトに接離自在であ
る。
【0021】(8).(6)又は(7)において、バイ
アスロール転写手段に対してベルトが非接触状態の下で
中間転写手段による1次トナー像の転写プロセスを行な
い、接触状態の下で、2次トナー像転写手段による2次
トナー像の転写プロセスを行なう。
【0022】(9).(6)又は(7)において、バイ
アスロール転写手段に対してベルトが接触状態にある時
と、非接触状態にある時とで、ベルトから定着装置の上
下2枚のガイド間へ向かう転写紙の進入方向を異ならせ
る。
【0023】(10).(6)又は(7)において、さ
らに、転写紙の進入方向切換態様は、バイアスロール転
写手段に対してベルトが接触状態にある時には転写紙の
先端部が上ガイドに接する向きであり、バイアスロール
転写手段に対してベルトが非接触状態にある時には転写
紙の先端部が下ガイドに接する向きとする。
【0024】(11).(6)又は(7)において、バ
イアスロール転写手段に対するベルトの接離切り換え
は、記録モードの切り換えに対応して行なう。
【0025】(12).(6)又は(7)において、バ
イアスロール転写方式に係るバイアスロール転写手段
と、定着装置の加熱ローラ間の転写紙搬送距離を当該記
録装置に適用される転写紙のうちの最小サイズの転写紙
長さよりも小さく設定する。
【0026】
【作用】未定着トナー像面の側はガイドに非接触とな
り、その反対側の面がガイドに接しつつ、対向ローラに
送り込まれる。バイアスロール転写方式を用いる装置に
あっては、バイアスローラに対するベルトの接離動作に
伴って、転写紙の進行方向も切り換えられる。
【0027】
【実施例】以下の説明において、図9に即して既に説明
したと同じ部材については、同じ符号を以って説明す
る。例1(図1、図2参照)。本例は、請求項2、請求
項3に対応する。図1において、裏面にトナー像を担持
された転写紙S2はベルト4の回動とともに、定着装置
1に向けて搬送されてくる。ここで、ベルト4は共通の
支持部材(図示省略)上に対向して軸支されたローラ対
にかけ渡されている。これら、共通の支持部材、ローラ
対、ベルト等を以ってベルトユニットが構成されてい
る。該ベルトはベルトユニットの一部として構成されて
いる。
【0028】ローラ対のうち、定着装置1寄りの支持ロ
ーラ5は、図示省略の変位手段によって転写紙搬送方向
に対し上流側のローラを支点として上下動可能である。
この変位手段は、不動部材に固定されたソレノイドが用
いられ、そのプランジャーが支持ローラ5に連結されて
いる。なお、この変位手段としては本例の他、カム手段
や、リンク機構を用いることもできる。
【0029】変位手段は、当該画像形成装置の制御部か
らの画像形成モード信号に従って制御される。画像形成
モード信号が、裏面(下面)に画像記録するモード時に
発生する信号であれば、この信号に応じて変位手段たる
ソレノイドが励磁され、これによって第1図に示すよう
に支持ローラ5は上動させられて、転写紙S2の先端部
の表面(上面)が上ガイド3Uに接する位置に保持され
る。こうして、転写紙S2の未定着トナー像面は下ガイ
ド3Dより離間すると同時に、その裏面は上ガイド3U
に添って案内されることにより、画像面に画像擦れ、ま
た、紙に折れ、しわ等を生ずることなく記録画像を得る
ことができる。
【0030】次ぎに、画像形成モード信号が、表面(上
面)に画像記録するモード時に発生する信号であれば、
この信号に応じて変位手段たるソレノイドは非励磁の状
態となり、これによって図2に示すように支持ローラ5
は図示省略のばねによって引かれて下動させられて、転
写紙S1の先端部の裏面(下面)が下ガイド3Dに接す
る位置に保持される。
【0031】こうして、転写紙S1の未定着トナー像面
は上ガイド3Dより離間すると同時に、その裏面(下
面)は下ガイド3Dに添って案内されることにより、画
像面に画像擦れ、また、紙に折れ、しわ等を生ずること
なく記録画像を得ることができる。
【0032】例2(図3参照)。本例は、請求項4に対
応し、前記例1の変形例である。本例では、支持ローラ
5の近傍にベルト変位手段としてのベルト偏向ローラ6
を設けている。このベルト偏向ローラ6は前述の変位手
段に準じた変位手段により、画像形成モード信号によっ
て矢印で示すように上下動される。そして、ベルト偏向
ローラ6の、このような変位に伴い、ベルト偏向ローラ
6が上動するときはベルトが途中から折曲状に変位させ
られて支持ローラ5とベルト偏向ローラ6との間のベル
ト面の傾きが変化し、加熱ローラ2A、2Bに向かう転
写紙の状態が前記図1、図2に示した状態に準じて、実
線矢印或いは破線矢印で示す如く変位することになる。
【0033】例3(図4参照)。本例は、請求項5に対
応する。本例では、第4図に示すようにベルト4及び支
持ローラ5は不動のままで、定着装置1全体が、前述の
変位手段に準じた変位手段により、画像形成モード信号
の従い、上下動変位される。これによりベルト面の延長
は実線矢印或いは破線矢印で示すように上ガイド3U或
いは下ガイド3Dに向かうこととなって、実施例1にお
けると同様の紙搬送状態を得る。
【0034】例4(図5参照)。本発明の請求項1乃至
5の実施に適する画像形成装置の例を説明する。これ
は、図5に示すように、正像又は鏡像として書き込み対
象に像を書き込み得る光書込手段10と、これによる像
の書き込み対象たる回転自在の感光体11と、光書込手
段10により、感光体11上に書き込まれた潜像を1次
トナー像として可視化する現像手段12と、感光体11
に対向配置され、これら対向間に転写紙Sを通紙自在に
設定された中間転写体としてのベルト4と、1次トナー
像を転写紙Sへ転写するための1次トナー像転写手段1
3と、1次トナー像をベルト4へ2次トナー像として転
写するための中間転写手段(1次トナー像転写手段13
を兼用)と、2次トナー像を転写紙Sへ転写するための
2次トナー像転写手段(1次トナー像転写手段13を兼
用)と、主帯電器14、クリーニング装置15、極性反
転器16、帯電器17、帯電器18、排紙トレイ19等
を有したものとして構成されている。
【0035】先ず、転写紙の表面に画像形成するモード
について説明する。図5において、帯電器17は転写紙
Sのベルト4からの分離を果たさせるため、交流と直流
(−)が印加されるようになっている。但し、このモー
ドでは、機能しない。また、帯電器18はベルト面を極
性反転する準備として予め除電作用を行なうため、極性
反転器16は除電後のベルト面を極性転換するため何れ
も交流と直流(+)が重畳印加されるようになってい
る。但し、このモードでは機能しない。さて、感光体1
1の回転に従い、主帯電器14により感光体上は暗中に
て(−)に一様に帯電される。
【0036】次ぎに、感光体11の回転に従い、主帯電
器14により感光体上は暗中にて(−)に一様に帯電さ
れる。そして、光書込手段10からの走査光により画像
部の電荷が消去されるように感光体が露光される。この
走査光による走査は転写紙面での画像を正像とするため
に、鏡像の潜像として感光体に担持されるように書き込
み制御される。
【0037】次ぎに、この潜像は現像手段12で(−)
トナーにより1次トナー像として可視化される。この1
次トナー像に先端部は、給紙部のレジストローラからタ
イミングをとって送り出される転写紙Sの先端部と1次
トナー像転写手段13部で会合する。そして、1次トナ
ー像転写手段13による、トナーと異極性の(+)コロ
ナ放電により転写紙Sの表面に1次トナー像が転写され
る。
【0038】こうして、表面に1次トナー像が形成され
た転写紙Sはベルト4により、定着装置1に向けて送ら
れることになる。そして、定着後は、排紙トレイ19に
排出される。一方、転写後の感光体は、クリーニング装
置15等で残留トナーを除去され、次ぎのプロセスに備
えられる。
【0039】次ぎに、転写紙の裏面に画像形成するモー
ドについて説明する。
【0040】このモードでは、プロセス中に極性反転器
16には交流の直流(+)が印加される。また、帯電器
17、18、極性反転器16は機能状態となる。先ず、
感光体11は(−)に一様に帯電される。次ぎに、光書
込手段10からの走査光により画像部の電荷が消去され
るように感光体が露光走査される。
【0041】この走査光による走査は転写紙面での画像
を正像とするために、正像の潜像として感光体に担持さ
れるように書き込み制御される。次ぎに、この潜像は、
現像手段12で(−)トナーにより1次トナー像として
可視化される。この1次トナー像は1次トナー像転写手
段13からの、トナーと異極性の(+)コロナ放電によ
りベルト4の表面に鏡像の2次トナー像として転写され
る。従って、本例では、1次トナー像転写手段13は1
次トナー像をベルトへ2次トナー像として転写する中間
転写手段として機能することになる。
【0042】2次トナー像を担持されたベルト4は、極
性転換のため、帯電器18により該2次トナー像と共に
除電される。そして、極性反転器16からのコロナ放電
により(+)に極性転換される。この(+)に極性転換
された2次トナー像はタイミングを合わせて送給されて
くる転写紙Sの裏面に1次トナー像転写手段13からの
(+)のコロナ放電により、転写される。従って、本例
では、1次トナー像転写手段13は2次トナー像を転写
紙へ転写する2次トナー像転写手段手段としても機能す
ることになる。
【0043】こうして、裏面に2次トナー像が形成され
た転写紙Sは帯電器15の機能によりベルト4から分離
され、定着装置1を経て排紙トレイ19に画像面を下に
してスタックされる。なお、上記において、帯電器17
はベルトの除電機能も担う。
【0044】例5(図6乃至図8参照)。本例は請求項
6、請求項8乃至請求項請求項12に対応する。
【0045】図8において、カラー記録装置は大別し
て、原稿読取手段と、光書込手段と、画像形成手段と定
着手段と、給紙手段と、転写紙搬送手段に分けられる。
原稿読取手段は、原稿Gを載置するためのコンタクトガ
ラス100、これらを覆う圧板200、原稿Gを照明す
るための照明ランプ300、照明ランプ300と一体的
に走査方向Aへ移動する第1ミラーM1、この第1ミラ
ーM1と連動して走査方向Aに移動する第2ミラーM
2、縮小レンズ400、カラーCCDイメージセンサー5
00および図示を省略されたスキャナーコントローラ等
で構成されている。
【0046】かかる構成により、原稿Gの走査が行なわ
れると、原稿画像情報はカラーCCDイメージセンサー5
00によりブルー、グリーン、レッド、およびブラック
の原稿像に対応した電気信号に変換されて記憶手段に記
憶される。この電気信号はさらに図示省略の画像処理部
にて加工され光書込手段へ送られる。
【0047】光書込手段は、半導体レーザーと、上記電
気信号を半導体レーザーの駆動電流に乗せる手段と、半
導体レーザーからのビームを偏向走査する回転ミラー6
00と、fθレンズを含む結像光学系700と、このビ
ームを書込対象たるドラム状の感光体800へ導くため
の第3ミラーM3等よりなる。この光書込手段は、画像
情報をデジタル信号化して記憶しているので、書込順序
を変える等して感光体800上に正像として書き出すこ
ともできるし、鏡像として書き出すこともできる。
【0048】次に、画像形成手段は、矢印方向に回転さ
れる感光体800と、この感光体800上に前記光書込
手段により書き込まれた潜像を1次トナー像として可視
化する現像手段900と、この感光体800に対向配置
され、その対向間に転写紙を通紙自在に設けられた中間
転写体としてのベルト1000と、感光体800に対向
する位置であってベルト10の裏側に向けて不動配置さ
れた中間転写手段としてのバイアスローラ1100と、
該ベルトの上面側であって感光体との直接対向部、つま
りバイアスローラ1100配設部よりもベルト移動方向
下流側に配置され2次トナー転写手段としてのバイアス
ローラ1200と、このバイアスローラ1200よりも
ベルトの移動方向下流に設けられたベルトクリーニング
手段1300と、このベルトクリーニング手段1300
よりも下流にてベルトに対向して設けられた両面コピー
用極性反転手段としてのチャージャ1400、その他の
付帯手段からなる。
【0049】その他の付帯手段とは、感光体800周り
について言えば、同感光体の回転方向順に、クリーナー
1500、除電ランプ1600、メインチャージャ17
00等である。
【0050】なお、バイアスローラ1100には第6
図、第7図に示されるようにバイアス印加手段1100
Aが付帯されている。このバイアス印加手段1100A
は電源の正電圧印加状態と接地状態の何れかに切換接続
されるようになっている。この切り換えは記録モードに
応じて行なわれる。
【0051】次に現像手段900についてさらに説明す
る。現像手段900は回転円筒900-1内に4つに仕
切られた領域に各々収められた4つの現像器からなる。
これら4つの各現像器はイエロートナー現像用の現像器
900ー1Y、マゼンタトナー現像用の現像器900ー
1M、シアントナー現像用の現像器900ー1Cおよび
ブラックトナー現像用の現像器900ー1Bであり、こ
れら各色のトナーが収容されている。
【0052】これら各現像器の中、可視化されるべき色
の潜像の到来に合わせて、その色のトナーを収容した現
像器の現像ローラGRが感光体800に対峙するまで、
回転円筒900ー1が回動され、対峙した位置にて止ま
り、現像が行なわれることになる。ベルトクリーニング
手段1300は一端支点Jを中心に回動自在であり、ベ
ルトに対するクリーニングの要・不要に応じてベルトに
対して接離される。
【0053】定着手段1は、ベルト1000の下流に配
置されていて、ベルトから送り出された転写紙上の未定
着トナー像を加熱定着する機能を有している。その詳細
はすでに第9図に即して説明した構成に準じている。給
紙手段は転写紙Sを積層状に保持する給紙部1900、
分離給送ローラ2000、レジストローラ2300等か
らなる。
【0054】転写搬送手段は、定着手段1から排紙トレ
イ19に紙を導く経路2500に沿って設けられたロー
ラおよびガイドと、定着手段1を経てレジストローラ2
300へリサイクルさせる経路2600に沿って設けら
れたローラおよびガイドと、これらの経路を選択するた
めの切換爪等よりなる。
【0055】転写紙Sの搬送態様としては、2つのモー
ドが用意されている。1つは給紙部1900から感光体
800を経て定着手段1に至り、経路2500をたどる
ワンパスモードであり、他は定着手段1までは前記ワン
パスモードと共通で、それ以後は経路2600をたどっ
てレジストローラ2300に至り、さらに、感光体80
0、定着手段1、経路2500をたどって排紙トレイ1
9に至るリサイクルモードである。これらのモードの選
択は任意に可能である。
【0056】バイアスロール1200は誘電性ゴムロー
ラ等よりなり、バイアス印加手段により印加電圧が切り
換えられるようになっている。このバイアスロール12
00の周面には図6、図7に示されるようにクリーナ5
4のブレード54Aが接している。バイアスロール12
00は、ベルト1000を支持するローラの中、該ベル
トから転写紙を分離する機能を担っている通紙方向下流
側の支持ローラ2800の直前近傍にて固定的に設けら
れており、その設定位置は変化しない。
【0057】このバイアスロール1200にはバイアス
印加手段1200Aが付帯されている。このバイアス印
加手段1200Aは電源の正電圧印加状態と接地状態の
何れが切換接続されるようになっている。この切り換え
は記録モードに応じて行なわれる。
【0058】また、バイアスロール1200との対向位
置にはベルト1000の裏側に接するようにして対向電
極ローラ2900が回転自在に設けられている。この対
向電極ローラ2900は支持ローラ2800と共にバイ
アスロール1200の対向電極として機能し、接地され
ている。
【0059】次ぎに、バイアスロール1200と、ベル
ト1000との関係について説明する。図6、図7を参
照するに、ベルト1000は、支持ローラ2800、5
2、53等に支持されており、これらは図示省略のフレ
ームにより支持されている。このフレームは支持ローラ
53部を支点として揺動自在であり、自由端側に連結さ
れたソレノイドによって上下動させられる。このソレノ
イドの作動は記録モードの切り換えに対応して行なわれ
る。
【0060】つまり、記録モードが表面記録モードでは
ソレノイドはオフとなり、フレームの自由端は図6に示
されるように下動したところでストッパーにより阻止さ
れてかかる下動態位を保持する。この時、支持ローラ5
3、バイアスローラ1100、対向電極ローラ29、支
持ローラ2800の各上面が一直線状に並び、ベルト1
000はバイアスローラ1200から十分に離間すると
ともに、該ベルトの延長線は下ガイド51Dと交差する
関係にある。
【0061】ここで、これらローラのうち、支持ローラ
2800については、基本的な状態では図6に示すよう
に、支持ローラ53、バイアスローラ1100、対向電
極ローラ2900等と並ぶ直線延長上に位置している。
但し、この位置は固定的ではなく、上から押されれば下
方に変位し得るようになっている。
【0062】つまり、支持ローラ2800は対向電極ロ
ーラ2900とアームで連結されていて対向電極ローラ
2900を支点として揺動自在となっている。そして前
記アームは、ばねによって時計回りの向きに付勢されて
おり、この付勢力による回動は図6に示すように外力が
作用しない状態にあっては、同図に示すとおり、ベルト
1000が直線状になる位置で図示省略のストッパーに
よって阻止されている。 次ぎに、記録モードが裏面記
録モードではソレノイドはオンとなり、フレームの自由
端は図7に示されるように上動したところでストッパー
により阻止されてかかる上動態位を保持する。この上動
過程で、対向電極ローラ2900と支持ローラ2800
間のベルト部分がバイアスローラ1200に押されて、
対向電極ローラ2900とアームで連結された支持ロー
ラ2800は対向電極ローラ2900を支点として反時
計回りの向きに回動し、バイアスローラ1200に対す
るベルトの圧接状態を得るとともに、対向電極ローラ2
900の部位でベルトが折曲された如き状態となって、
対向電極ローラ2900と支持ローラ2800間のベル
ト面の延長線は上ガイド3Uと交差する関係になる。
【0063】次ぎに、代表的な、表面記録モードと裏面
記録モードの各記録モードについて、転写から定着に到
るプロセスについて説明する。 1.表面記録モード(図6、図8参照) この記録モードでは、図6に示すようにバイアスローラ
1200はベルト1000に対して非接触状態、バイア
ス印加手段1200Aは接地状態にあり、かつベルトの
延長線は下ガイド51Dと交差した状態にある。さて、
図8において、光書込手段によって感光体800上に潜
像が形成され、これが現像手段900により可視像化さ
れる。こうして、図6に示すように感光体800上には
負帯電1次トナー像が形成される。
【0064】一方、バイアス印加手段1100Aはバイ
アスローラ1100に正のバイアス電圧を印加する状態
に切り換えられている。また、ベルト1000上には転
写紙Sが載せられ、搬送されてくる。従って、転写紙S
の表面に感光体800上の1次トナー像が静電転写さ
れ、表面記録が行なわれる。そして、この転写紙Sは定
着装置1に向い、その先端部であって、非画像面である
裏面が下ガイド3Dに接して案内され、加熱ローラ2
A、2B間に導かれて通紙定着される。従って、バイア
スローラ1200、ガイド3の何れによっても、未定着
トナー像が擦られて損なわれることがない。
【0065】2.裏面記録モード(図7、図8参照) この記録モードでは、図7に示すようにバイアスローラ
1200に対してベルト1000は接触状態、バイアス
印加手段はバイアスローラ1100に正のバイアス電圧
を印加する状態に切り換えられている。そして、ベルト
の左端部延長線は上ガイド3Uと交差する状態にある。
【0066】さて、図8において、光書込手段によって
感光体8上に潜像が形成され、これが現像手段900に
より可視像化される。さらに、この1次トナー像は前記
第6図の説明に準じて今度はベルト1000上に直接、
2次トナー像として転写される。こうして2次トナー像
が形成されると、バイアス印加手段1100Aは接地状
態に切り換えられる。
【0067】一方、ベルト1000上には転写紙Sが載
せられ、搬送されてくる。そして、転写紙Sの裏面にベ
ルト1000上の2次トナー像が静電転写され、裏面記
録が行なわれる。そして、この転写紙Sは定着装置1に
向い、その先端部であって、非画像面である表面が上ガ
イド3Uに接して案内され、加熱ローラ2A、2B間に
導かれて通紙定着される。従って、転写紙Sは2次トナ
ー像転写のためバイアスローラ1200と接触しつつ送
られ、しかもガイド3の何れによっても、未定着トナー
像が擦られて損なわれることがない。
【0068】前記図6、図7は単色トナー像の転写を示
すが、多色色重ねの場合も同様である。かかる画像形成
装置においては、種々のサイズの転写紙が用いられる。
若し、ある転写紙のサイズが、バイアスローラ1200
と加熱ローラ2A、2Bのニップ部間の距離Lよりも小
さい時は、ベルトから定着装置への転写紙の受け渡しが
適切に行なわれないことになる。
【0069】そこで、前記距離Lを当該記録装置に適用
される転写紙のうちの最小サイズの転写紙長さよりも小
さく設定している。これにより、転写紙のサイズを変え
ても搬送が不完全になることはない。また、搬送距離の
短縮により所謂ファーストコピー時間の短縮と、装置全
体の小型化も図れる。なお、前記距離Lに関する例は、
ベルトを固定配置し、これに対してバイアスローラを接
離変位させる構成の記録装置についても勿論、適用され
得る。
【0070】表面記録モード時、即ち、転写紙の表面に
画像が形成されて下ガイド3Dに転写紙Sが当たって搬
送されるとき(図6参照)には加熱ヒータ2Aのヒータ
Hを加熱状態として定着するし、裏面記録モード時(図
7参照)には加熱ヒータ2BのヒータHを加熱状態とし
て定着する。
【0071】例6(図6、図7参照)。本例は請求項
7、請求項9乃至請求項12に対応する。装置の具体例
としては、図6乃至図8を参照しつつ説明をする。な
お、図6乃至図8は前記例5の説明では、バイアスロー
ラ1200及び定着装置1は固定されていて変位せず、
ベルト1000が変位するものとしたが、本例の説明と
して参照する場合は、ベルト1000は、上下動変位せ
ず、定着装置1及びバイアスローラ1200がベルト1
000に対して上下動変位するものとする。定着装置1
の移動の態様及び手段は前記例3に準ずる。
【0072】本例においては、表面記録モードに対応す
る画像形成プロセス時には、図6に示した部材の配置構
成となる。但し、この構成は定着装置1及びバイアスロ
ーラ1200を共にベルト1000に対し上方に移動さ
せることにより得られる。このように、転写紙Sの画像
面がバイアスローラ1200及び上ガイド3Uのに非接
触であり、且つ、転写紙Sの先端裏面側から下ガイド3
Dに当たり、案内されつつ送られていくことになる。よ
って、バイアスローラや定着装置のガイドに画像面が擦
られて画像が損なわれることがない。
【0073】これに対し、裏面記録モードに対応する画
像形成プロセス時には、図7に示した如き部材の配置構
成となる。但し、この構成は定着装置1及びバイアスロ
ーラ1200を共にベルト1000に対し下方に移動さ
せることにより得られる。このように、バイアスローラ
1200は転写紙Sの非画像形成面たる裏面に接触して
バイアス電圧を印加する状態となり、且つ、転写紙Sの
先端表面側から上ガイド3Uに当たり、案内されつつ送
られていくことになる。よって、バイアスローラの機能
は発揮されると共に、定着装置のガイドに画像面が擦ら
れて画像が損なわれることがない。
【0074】本例の適用に際しては、ベルトの左端部延
長線、つまり定着装置近傍部におけるベルト上面の延長
方向が上ガイド(又は下ガイド)と交差するように設定
し、これらのガイドのうち、先のガイドと異なるガイド
にベルトの左端部延長線が交差するように定着装置を移
動させるものとする。本例において、説明外のことは前
記例5の内容に準ずる。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、転写紙の厚さや紙の腰
の強弱と無関係に、バイアスローラやガイドによって未
定着のトナー画像が擦られて乱されることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像形成装置の定着装置
部の説明図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の定着装置部の説明
図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置の定着装置部の説明
図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の定着装置部の説明
図である。
【図5】本発明の実施に適する画像形成装置の説明図で
ある。
【図6】本発明に係る画像形成装置のバイアスロール転
写手段の説明図である。
【図7】本発明に係る画像形成装置のバイアスロール転
写手段の説明図である。
【図8】本発明の実施に適する画像形成装置の説明図で
ある。
【図9】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 定着装置 3 ガイド 4 ベルト 6(ベルト変位手段としての)ベルト偏向ローラ 1000 ベルト 1200 バイアスローラ S 転写紙 S1 転写紙 S2 転写紙

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成モード信号に従い、少なくとも転
    写紙の表、裏の何れかにトナー像を形成し、この転写紙
    をベルトで搬送しつつ、ガイドを介して定着装置たる加
    熱された対向ローラ間に通紙定着する画像形成装置にお
    いて、画像形成モード信号に従い、転写紙の搬送方向を
    該転写紙の未定着トナー像面がガイドに非接触となるよ
    うに偏向させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、定着装置に対するベル
    トの上下動変位により転写紙を偏向させることを特徴と
    する画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2においてベルトを、共通の支持部
    材上に対向して軸支され該ベルトをかけ渡すローラ対を
    有する搬送ベルトユニットの一部として構成し、前記ロ
    ーラ対のうち、転写紙搬送方向に対し下流側のローラを
    上下動変位させて、定着装置に対するベルトの上下動変
    位を行わせることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項2においてベルトを、共通の支持部
    材上に対向して軸支され該ベルトをかけ渡すローラ対を
    有する搬送ベルトユニットの一部として構成し、かつ前
    記ローラ対のうち、転写紙搬送方向に対し下流側のロー
    ラの近傍にベルト変位手段を設け、このベルト変位手段
    の上下動に伴うこのベルトの折曲状変位により、定着装
    置に対するベルトの上下動変位を行わせることを特徴と
    する画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、ベルトユニットに対す
    る定着装置の上下動変位により転写紙を偏向させること
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】正像または鏡像として書き込み対象に像を
    書き込み得る光書込手段と、前記書き込み対象たる回転
    自在の感光体と、前記光書込手段により前記感光体上に
    書き込まれた潜像を1次トナー像として可視化する現像
    手段と、前記感光体に対向配置され、これら対向間に転
    写紙を通紙自在に配置された中間転写体としてのベルト
    と、前記1次トナー像を前記転写紙へ転写し、あるいは
    前記1次トナー像を前記ベルトへ2次トナー像として転
    写するための中間転写手段と、この中間転写手段よりも
    下流に配置されていて前記2次トナー像を前記転写紙へ
    転写する働きをする2次トナー像転写手段と、前記ベル
    トから送り出される転写紙を通紙定着する加熱ローラ具
    備の定着装置を有し、2次トナー像転写手段としてバイ
    アスロール転写方式を用いた画像形成装置であって、バ
    イアスロール転写方式に係るバイアスロール転写手段を
    固定配置とし、この固定配置されたバイアスロール転写
    手段に対して前記ベルトを接離自在としたことを特徴と
    する画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項5において、正像または鏡像として
    書き込み対象に像を書き込み得る光書込手段と、前記書
    き込み対象たる回転自在の感光体と、前記光書込手段に
    より前記感光体上に書き込まれた潜像を1次トナー像と
    して可視化する現像手段と、前記感光体に対向配置さ
    れ、これら対向間に転写紙を通紙自在に配置された中間
    転写体としてのベルトと、前記1次トナー像を前記転写
    紙へ転写し、あるいは前記1次トナー像を前記ベルトへ
    2次トナー像として転写するための中間転写手段と、こ
    の中間転写手段よりも下流に配置されていて前記2次ト
    ナー像を前記転写紙へ転写する働きをする2次トナー像
    転写手段と、前記ベルトから送り出される転写紙を通紙
    定着する加熱ローラ具備の定着装置を有し、2次トナー
    像転写手段としてバイアスロール転写方式を用いた画像
    形成装置であって、前記定着装置は、ベルトユニットに
    対して上下動し、この定着装置の上下動に伴い、前記2
    次トナー像転写手段も前記ベルトに接離自在であること
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項6又は請求項7において、バイアス
    ロール転写手段に対してベルトが非接触状態の下で中間
    転写手段による1次トナー像の転写プロセスを行ない、
    接触状態の下で2次トナー像転写手段による2次トナー
    像の転写プロセスを行なうことを特徴とする画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】請求項6又は請求項7において、バイアス
    ロール転写手段に対して、ベルトが接触状態にある時
    と、非接触状態にある時とで、ベルトから定着装置の上
    下2枚のガイド間へ向かう転写紙の進入方向を異ならせ
    ることを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】請求項6又は請求項7において、転写紙
    の進入方向切換態様は、バイアスロール転写手段に対し
    てベルトが接触状態にある時には転写紙の先端部が上ガ
    イドに接する向きであり、バイアスロール転写手段に対
    してベルトが非接触状態にある時には転写紙の先端部が
    下ガイドに接する向きであることを特徴とする画像形成
    装置。
  11. 【請求項11】請求項6又は請求項7において、バイア
    スロール転写手段に対するベルトの接離切り換えは、記
    録モードの切り換えに対応して行なわれることを特徴と
    する画像形成装置。
  12. 【請求項12】請求項6又は請求項7において、バイア
    スロール転写方式に係るバイアスロール転写手段と、定
    着装置の加熱ローラ間の転写紙搬送距離を当該記録装置
    に適用される転写紙のうちの最小サイズの転写紙長さよ
    りも小さく設定したことを特徴とする画像形成装置。
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