JPH0561016U - 歯刷子の容器 - Google Patents

歯刷子の容器

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JPH0561016U
JPH0561016U JP781492U JP781492U JPH0561016U JP H0561016 U JPH0561016 U JP H0561016U JP 781492 U JP781492 U JP 781492U JP 781492 U JP781492 U JP 781492U JP H0561016 U JPH0561016 U JP H0561016U
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toothbrush
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bottom flap
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秀岳 戸辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯刷子の固定保持の安定性を向上し、衛生上
も良好な歯刷子の容器を提供すること。 【構成】 歯刷子を収納する略直方体の容器における一
方の側面部が、互に接着された内方、外方の各側面部2
3,24からなり、内方、外方の各側面部23,24の
底部フラップ23b,24bが接着されると共に、容器
内へ折り込まれて収納歯刷子の柄22を他方の側面部4
の内面へ押し付ける押圧片25を、外方側面部24の底
部フラップ24bに罫線25aを介して連接したこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は歯刷子を収納する容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
容器に収納された歯刷子が、位置ずれをおこしたり、揺動又は回転したりする と、歯刷子のはけ部に損傷が生じ、またはけ部が軟毛であるとはけ部に湾曲変形 を生じ、商品価値が著しく減少してしまう。
【0003】 そこで、歯刷子の柄部分を容器の側面部内面に押圧して、歯刷子の位置ずれあ るいは回転現象を阻止する容器が提案されている。 即ち、図3に示すように、板紙1より、側面部2、前面部3、側面部4及び背 面部5を夫々目罫線6,7,8を介して並列に形成し、側面部2には、罫線9を 介して糊代部2cを並列に形成すると共に、上端部に罫線10を介して側面頂部 フラップ2aを、下端部に罫線11を介して歯刷子の柄の押圧片12を夫々形成 し、また前面部3には、上方に歯刷子のはけ部の透明窓13を、上端部に罫線1 4,15を介して前面頂部フラップ3a、フック部16を、下端部に罫線17を 介して前面底部フラップ3bを夫々形成し、側面部4には、上端部に罫線18を 介して側面頂部フラップ4aを、下端部に罫線19を介して側面底部フラップ4 bを夫々形成し、また背面部5には、上端部(二点鎖線20より上方)に糊代部 5aを、下端部に罫線21を介して背面底部フラップ5bを夫々形成している。
【0004】 而して、側面部2、糊代部2c、前面部3、側面部4及び背面部5を罫線6, 7,8,9に沿い折り曲げ、糊代部2cの外面を背面部5の内面に接着し、側面 頂部フラップ2a,4a、前面頂部フラップ3aを罫線10,14,18に沿い 折り曲げ、側面頂部フラップ2a,4aの外面に前面頂部フラップ3aの内面を 接着すると共に、背面部5の糊代部5aの内面を罫線15aに沿い折り重ね接着 したフック部16の裏面に接着して、底部開放の容器を組立てる。
【0005】 開放状態の底部より歯刷子をその先端部で押圧片12を罫線11を介して容器 内へ折り込みながら挿入し、図4に示すように、罫線19に沿い折り曲げた側面 底部フラップ4bの内面に歯刷子の柄22の基端部を置くと、柄22は押圧片1 2の復元力によって側面部4の内面に押し付けられ、固定状態に保持される。 そして、側面底部フラップ4bの外面に罫線21に沿い折り曲げた背面底部フ ラップ5bを重合し、該フラップ5bの外面に罫線17に沿い折り曲げた前面外 部フラップ3bの内面を接着して商品化される(例えば、実開平3−45823 号公報参照)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
前記容器の歯刷子の柄22を押圧する押圧片12は、側面部2の底部フラップ が容器内へ折り込まれたような態様となるため、その折り込み基端辺(罫線11 の部分)と背面底部フラップ5bの一側辺5cとの間に隙間gが生じ易く(図4 参照)、この隙間gからホコリや異物が入って衛生上好ましくなく、また押圧片 12の柄22への押圧力が弱く、歯刷子を固定保持する安定性に欠ける点があっ た。
【0007】 本考案は、かかる点に鑑み、歯刷子の固定保持の安定性を向上し、かつ衛生上 も良好な歯刷子の容器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記の目的を達成するために、歯刷子を収納する略直方体の容器に おける一方の側面部が、たがいに接着された内方、外方の各側面部からなり、内 方、外方の各側面部の底部フラップが接着されると共に、容器内へ折り込まれて 収納歯刷子の柄を他方の側面部内面へ押し付ける押圧片が、外方側面部の底部フ ラップに罫線を介して連接されていることを特徴とする。そして、外方側面部の 底部フラップと押圧片とは、弱い罫線を介して連接されることが好ましい。
【0009】
【作用】
内方側面部の底部フラップと外方側面部の底部フラップとの接着により形成さ れた2重のフラップ部から延出した押圧片が、歯刷子の挿入時に弱い罫線を介し て容器内へ折り込まれ、その強い復元力により歯刷子の柄を容器の一方の側面部 内面に押し付け、歯刷子を固定状態に保持する。 そして、二重の側面底部フラップにより、背面底部フラップの一側辺との間に 隙間がなくなると同時に、フラップの高い反発力によってシールが確実となる。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例を図面に参照して説明する。 なお、図3の従来例と同一部品には同一符号を付し、それらの説明は簡略にす る。 図1に示すように、板紙1より、前面頂部フラップ3a、フック部16、透明 窓13、前面底部フラップ3bを有する前面部3、側面頂部フラップ4a、側面 底部フラップ4bを有する側面部4及び背面上端の糊代部5a、背面底部フラッ プ5bを有する背面部5を夫々罫線7,8,14,15,17,18,19,2 1を介して形成した点は従来例と同様である。
【0011】 而して、本考案は、前面部3に罫線23cを介して内方側面部23を並列に形 成すると共に、該側面部23の下端に罫線23dを介して内方側面底部フラップ 23bを形成し、また背面部5に罫線24cを介して外方側面部24を並列に形 成すると共に、該側面部24の上端に罫線24dを介して外方側面頂部フラップ 24aを、下端に罫線24eを介して外方側面底部フラップ24bを、そして該 フラップ24bの下端に罫線25aを介して押圧片25を形成してある。なお、 罫線25aは他の罫線に比して弱く形成されている。
【0012】 よって、各罫線に沿い折り曲げて底部開放の容器を組立てたときには、内方側 面部23とその底部フラップ23bの各外面に、外方側面部24とその底部フラ ップ24bの各内面が互に接着され、押圧片25が延出した状態となる(各頂部 フラップの接着は従来例と同様である)。
【0013】 互に接着されて2重の底部フラップ部を形成した底部フラップ23bと24b とを図2に示すように各罫線23d,24eに沿い折り曲げた後、歯刷子をその 先端部で押圧片25を罫線25aを介して容器内へ折り込みながら挿入し、罫線 19に沿い折り曲げた側面底部フラップ4bの内面に歯刷子の柄22の基端部を 置くと、柄22は弱い罫線25aより折り込まれて復元力の大きな押圧片25に よって側面部4の内面に押し付けられ、固定状態に保持される。
【0014】 そして、側面底部フラップ4bと外方側面底部フラップ24bの各外面に背面 底部フラップ5bを折り込み、該フラップ5bの外面に前面底部フラップ3bの 内面を接着して商品化される。
【0015】 よって、押圧片25の基端部には、内方側面部23の底部フラップ23bと外 方側面部24の底部フラップ24bとの二重フラップ部が存在するので、背面底 部フラップ5bの一側辺5cとの間に従来例のような隙間gがなく、また二重の フラップ部から延出して容器内へ折り込まれた押圧片25の復元力が強く、歯刷 子の柄22の押圧固定状態の保持が安定する。なお、本実施例では、内方、外方 の各側面部23,24の底部フラップ23b,24bを接着したものを示したが 、接着しない場合もある。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、歯刷子容器の一方の側面部を、下端に底部フラップを有する内方側 面部と、下端に底部フラップと該フラップに弱い罫線を介して連接した押圧片を 有する外方側面部とから構成したので、 (a) 内方側面部の底部フラップと外方側面部の底部フラップとの二重のフラ ップ部分によって、容器の底に隙間を称せず、またフラップの高い反発力により シールが確実となって衛生上極めて良好な容器とすることができる。 (b) 二重フラップ部分から容器内へ延出した押圧片の大きな復元力によって 、歯刷子の柄が容器の側面部内面に押し付けられ、固定保持の状態が安定し、は け部の損傷、湾曲等の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す容器の展開平面図であ
る。
【図2】本考案の実施例における歯刷子を収納した容器
の要部を示す縦断面図である。
【図3】従来の容器の展開平面図である。
【図4】従来の容器における歯刷子を収納した要部の縦
断面図である。
【符号の説明】
3 前面部 3b 前面底部フラップ 4 側面部 4b 側面底部フラップ 5 背面部 5b 背面底部フラップ 23 内方側面部 23b 内方側面底部フラップ 24 外方側面部 24b 外方側面底部フラップ 25 押圧片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯刷子を収納する略直方体の容器におけ
    る一方の側面部が、内方側面部と該側面部に接着された
    外方側面部とからなり、内方、外方の各側面部の底部フ
    ラップが接着されると共に、容器内へ折り込まれて収納
    歯刷子の柄を他方の側面部内面へ押し付ける押圧片が、
    外方側面部の底部フラップに罫線を介して連接されてい
    ることを特徴とする歯刷子の容器。
  2. 【請求項2】 外方側面部の底部フラップと押圧片と
    は、弱い罫線を介して連接されている請求項1記載の歯
    刷子の容器。
JP1992007814U 1992-01-28 1992-01-28 歯刷子の容器 Expired - Fee Related JP2561309Y2 (ja)

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JP2561309Y2 JP2561309Y2 (ja) 1998-01-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133048A (ja) * 2006-10-24 2008-06-12 Kureha Corp 包装用容器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3045823U (ja) * 1997-07-31 1998-02-20 株式会社大正ビルド 管継手
JP3072615U (ja) * 2000-04-18 2000-10-24 船井電機株式会社 映像出力装置およびテレビジョン受像機

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JP2561309Y2 (ja) 1998-01-28

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