JPH0560638A - 差圧伝送器 - Google Patents

差圧伝送器

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Publication number
JPH0560638A
JPH0560638A JP21993791A JP21993791A JPH0560638A JP H0560638 A JPH0560638 A JP H0560638A JP 21993791 A JP21993791 A JP 21993791A JP 21993791 A JP21993791 A JP 21993791A JP H0560638 A JPH0560638 A JP H0560638A
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JP
Japan
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differential pressure
pressure
zero
zero point
output signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP21993791A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Kaneda
光昭 金田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0560638A publication Critical patent/JPH0560638A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、差圧伝送器本体の零点調整を人手を
介さず予定の零点調整時点で自動的に行うことにある。 【構成】測定プロセスの高圧側圧力系と低圧側圧力系の
差圧を差圧伝送器本体1により検出し、その検出信号を
出力信号レベルの調整可能な零点調整用ポテンショメー
タ6を有する差圧アンプ5により測定信号に変換して差
圧伝送系に出力する差圧伝送器において、タイマ9に予
め設定された零点調整時点になると高低圧力系に設けら
れた電磁弁8a〜8cを開閉して差圧伝送器本体に加えられ
る圧力差を零にすると共に、零点調整用アンプ10に差圧
アンプ5の出力信号と零点調整用ポテンショメータ6の
出力信号とを零点調整用アンプ10により比較して、差が
あればその差分だけポテンショメータ6の摺動部を操作
して差圧アンプ5の出力信号レベルを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化学プラントや上下水道
等において、液位、流量、圧力測定に使用される差圧伝
送器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の差圧伝送器としては、図
3に示すような構成のものがある。
【0003】図3において、1は測定プロセスの圧力系
に設けられる差圧伝送器本体で、この差圧伝送器本体1
の高圧側入口部に高圧導圧管2が接続され、低圧側入口
部には低圧導圧管3が接続されている。また、高圧導圧
管2に高圧導圧仕切弁4a、低圧導圧管3に低圧導圧仕
切弁3bおよび各仕切弁4aと4bの出側の導圧管相互
間には均圧弁4cがそれぞれ設けられ、これら各仕切弁
4a〜4cは三方弁4を構成している。差圧伝送器本体
1は、測定プロセスの高圧側圧力と低圧側圧力との差圧
を検出し、この差圧に応じた電気信号を差圧アンプ5を
介して図示しない測定器に出力するものである。
【0004】このような構成の差圧伝送器において、通
常の差圧測定時には三方弁4の均圧弁4cを閉じ、高圧
導圧仕切弁4aおよび低圧導圧仕切弁3bを開いて測定
プロセスの高圧側圧力と低圧側圧力をそれぞれの入口を
通して差圧伝送器本体1に導く。この差圧伝送器本体1
では、差圧検出部により測定プロセスの高圧側圧力と低
圧側圧力との差圧を検出し、その検出信号を差圧アンプ
5に入力し、ここで測定信号に変換して図示しない差圧
測定伝送系に出力している。ところで、差圧伝送器によ
り測定プロセスの高、低圧力差を高精度に測定するに
は、差圧伝送器に対して定期的に零点調整を行う必要が
ある。
【0005】このため、従来では測定状態から零点調整
を行う場合、三方弁4の高圧側仕切弁4aおよび低圧側
仕切弁4bを閉じ、均圧弁4cを開くことにより、差圧
伝送器本体1の高圧側と低圧側とが同一圧力となり、差
圧が零の状態となる。この状態で差圧伝送器本体1側の
差圧アンプ5に有する零点調整用ポテンショメータ6に
より差圧伝送器本体1の出力信号が0%になるように調
整している。なお、7は差圧アンプ5の最大測定電圧を
調整するためのスパン調整用ポテンショメータである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように差圧伝送器
を零点調整するには、三方弁4の各仕切弁4a〜4cを
切換え、差圧伝送器本体1側の差圧アンプ5のゲインを
ポテンショメータ6を手動により調整しなければならな
いため、調整員は零点調整を行う毎(年数回)に差圧伝
送器が設置されている現場まで出向かなければならい。
しかも、測定プロセスが多岐多様化している現状におい
ては、零調整の回数も増加しており、調整員による調整
では多くの時間と手間がかかるばかりでなく、信頼性の
点でも問題がある。本発明は、差圧伝送器本体の零点調
整を人手を介さず予定の時間間隔で自動的に行うことが
できる信頼性の高い差圧伝送器を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、測定プロセスの高圧側圧力系と低圧側圧力
系の差圧を差圧伝送器本体1により検出し、その検出信
号を出力信号レベルの調整可能な零点調整手段を有する
信号変換手段に入力し、この信号変換手段で変換された
測定信号を差圧伝送系に出力する差圧伝送器において、
予め設定された零点調整時点になると零点調整指令を出
力するタイマと、前記高圧側圧力系と低圧側圧力および
両圧力系相互間にそれぞれ設けられ前記タイマより零点
調整指令を受けると前記差圧伝送器本体に加わる差圧が
零になるように開閉動作する電磁弁と、前記タイマより
零点調整指令を受けると前記信号変換手段の出力信号と
前記零点調整手段の出力信号とを比較しその偏差分だけ
前記零点調整手段を操作して前記信号変換手段の出力信
号レベルを調整する零点調整操作手段とを備えている。
【0008】
【作用】このような構成の差圧伝送器にあっては、タイ
マより零点調整指令を受けると測定プロセスの高圧側圧
力系と低圧側圧力系および両圧力系相互間にそれぞれ設
けられた電磁弁を開閉することにより差圧伝送器本体に
加わる差圧を零にし、そのときの信号変換手段の出力信
号と零点調整手段の出力信号とを零点調整操作手段によ
り比較して差があれば、その差分だけ零点調整手段が操
作されるので、信号変換手段の出力信号レベルが零点設
定時の出力信号レベルに調整されることになる。したが
って、タイマに予め零点調整時点を設定しておくだけで
差圧伝送器本体の零点調整が自動的に行えるので、調整
員が差圧伝送器本体の設置されている現場まで出向いて
手動で調整する必要がなく、しかも零点調整回数が増加
しても十分対処することができ、信頼性の高いものとな
し得る。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1は本発明による差圧伝送器の構成例を
示すもので、図3と同一部分には同一符号を付して示
し、ここでは異なる点について述べる。図1に示すよう
に、差圧伝送器本体1の高圧側入口部に接続された高圧
導圧管2に高圧導圧電磁弁8a、低圧側入口部に接続さ
れた低圧導圧管3に低圧導圧電磁弁8b、これら高圧導
圧電磁弁8aおよび低圧導圧電磁弁8bの出側の導圧管
相互間に均圧導圧電磁弁8cをそれぞれ設ける。これら
各電磁弁8a〜8cは予め零点調整時点が設定されたタ
イマ9からの零点調整指令により開、閉可能になってい
る。
【0011】また、差圧伝送器本体1の差圧検出部で検
出された差圧検出信号を測定信号に変換する差圧アンプ
5の出力信号と、零点調整用ポテンショメータ6の出力
信号とを比較する零点調整用アンプ10を設け、この零
点調整用アンプ10の出力信号をタイマ9からの零点調
整指令により閉じる接点11を介して零点調整用ポテン
ショメータ6の摺動部に連結されたサーボモータ12に
加える。これら零点調整用アンプ10、接点11および
サーボモータ12は、零点調整操作部を構成している。
【0012】この場合、差圧アンプ5の出力回路に切換
スイッチ13が設けられ、タイマ9からの零点調整指令
により切換動作すると、その時の差動アンプ5の出力信
号を保持して零点調整用アンプ10に与えるホールド回
路14が設けられる。次に上記のように構成された差圧
伝送器の作用について述べる。
【0013】いま、差圧アンプ5に対して零点調整用ポ
テンショメータ6により差圧が零の時の出力信号が例え
ば4mAになるように調整され、またスパン調整用ポテ
ンショメータ7により最大測定差圧の時に出力信号が例
えば20mAになるように調整されているものとする。
【0014】通常の差圧測定時には、高圧導圧電磁弁8
aおよび低圧導圧電磁弁8bは開いており、また均一導
圧電磁弁8cは閉じている。また、切換スイッチ13は
図示状態にあり、差圧測定伝送系につながっている。
【0015】したがって、このときは差圧伝送器本体1
の差圧検出部により検出された測定プロセスの差圧検出
信号が差圧アンプ5に加えられ、ここで4〜20mAの
直流に変換された出力信号が切換スイッチ13を介して
差圧測定伝送系に出力される。
【0016】このような状態にあるとき、タイマ9に予
め設定された零点調整時点になると、このタイマ9から
各電磁弁8a〜8cに図2に示すように零点調整指令が
一定時間出され、高圧導圧電磁弁8aおよび低圧導圧電
磁弁8bはある遅延時間tdをもって閉じ、均圧導圧電
磁弁8cが開く。また、零点調整用アンプ10の出力側
の接点11が閉じ、切換スイッチ13がホールド回路1
4側に切換わる。すると、差圧伝送器本体1の差圧検出
部に加えられる高圧側圧力と低圧側圧力との差圧は零と
なり、その検出信号が差圧アンプ5に加えら、そのとき
の差圧アンプ5の出力信号が切換スイッチ13を介して
ホールド回路14に保持される。
【0017】したがって、零点調整用アンプ10にはホ
ールド回路14に保持された零点調整時点の差圧アンプ
5の出力信号と零点調整用ポテンショメータ6の出力信
号が入力され、両出力信号の比較結果差があれば、その
差信号が接点11を介してサーボモータ12に加えられ
る。これにより零点調整用ポテンショメータ6の摺動部
はサーボモータ12により駆動され、零点調整用ポテン
ショメータ6の出力信号が差圧アンプ5の出力信号と一
致するように調整される。
【0018】ここで、差圧伝送器本体1の零点が+側に
ずれているものと仮定すると、差圧アンプ5の出力信号
は4mA+αとなる。この出力信号は零点調整用アンプ
10の出力信号によりサーボモータ12を駆動して零点
調整用ポテンショメータ6を駆動し、差圧アンプ5の零
点をαだけ下がるように調整する。この場合、差圧アン
プ5の出力信号は4mAになる。
【0019】このように本実施例では、差圧伝送器本体
1につながる高圧導圧管2および低圧導圧管3に高圧導
圧電磁弁8a、低圧導圧電磁弁8bを設けると共に、こ
れら両電磁弁8a,8bの出側の管路相互間に均圧導圧
電磁弁8cをそれぞれ設け,予めタイマ9に設定された
零点調整時点になると、各電磁弁8a〜8cを差圧伝送
器本体1の入力側圧力の差圧が零になるように開閉し、
またそのときホールド回路14により保持される差圧伝
送器本体1の出力信号と零点調整用ポテンショメータ6
の出力信号とを零点調整用アンプ10により比較して差
があれば、サーボモータ12により零点調整用ポテンシ
ョメータ6の摺動部を駆動して零点調整を行うようにし
たものである。
【0020】したがって、タイマ9に予め零点調整時点
を設定しておくだけで差圧伝送器本体1の零点調整が自
動的に行えるので、従来のように調整員が差圧伝送器本
体1が設置されている現場まで出向いて手動で調整する
必要がなく、しかも零点調整回数が増加しても十分対処
することができ、信頼性の高いものとなし得る。なお、
本発明は上記し、且つ図面に示す実施例のみに限定され
ず、その要旨を変更しない範囲で種々変形して実施でき
るものである。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、差圧
伝送器本体の零点調整を人手を介さず予定の零点調整時
点で自動的に行うことができる信頼性の高い差圧伝送器
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による差圧伝送器の一実施例を示す構成
図。
【図2】同実施例において、零点調整時の各電磁弁の開
閉状態を示すタイムチャート。
【図3】従来の差圧伝送器を説明するための構成図。
【符号の説明】 1……差圧伝送器本体、2……高圧導圧管、3……低圧
導圧管、5……差圧アンプ、6……零点調整用ポテンシ
ョメータ、7……スパン調整用ポテンショメータ、8a
……高圧導圧電磁弁、8b……低圧導圧電磁弁、8c…
…均圧導圧電磁弁、9……タイマ、10……零点調整用
アンプ、11……接点、12……サーボモータ、13…
…切換スイッチ、14……ホールド回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定プロセスの高圧側圧力系と低圧側圧
    力系の差圧を差圧伝送器本体1により検出し、その検出
    信号を出力信号レベルの調整可能な零点調整手段を有す
    る信号変換手段に入力し、この信号変換手段で変換され
    た測定信号を差圧測定伝送系に出力する差圧伝送器にお
    いて、予め設定された零点調整時点になると零点調整指
    令を出力するタイマと、前記高圧側圧力系と低圧側圧力
    および両圧力系相互間にそれぞれ設けられ前記タイマよ
    り零点調整指令を受けると前記差圧伝送器本体に加わる
    差圧が零になるように開閉動作する電磁弁と、前記タイ
    マより零点調整指令を受けると前記信号変換手段の出力
    信号と前記零点調整手段の出力信号とを比較しその偏差
    分だけ前記零点調整手段を操作して前記信号変換手段の
    出力信号レベルを調整する零点調整操作手段とを備えた
    ことを特徴とする差圧伝送器。
JP21993791A 1991-08-30 1991-08-30 差圧伝送器 Pending JPH0560638A (ja)

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JP21993791A JPH0560638A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 差圧伝送器

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JP21993791A JPH0560638A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 差圧伝送器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001304938A (ja) * 2000-04-19 2001-10-31 Arkray Inc 液面検知方法及び液面検知装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001304938A (ja) * 2000-04-19 2001-10-31 Arkray Inc 液面検知方法及び液面検知装置
JP4677076B2 (ja) * 2000-04-19 2011-04-27 アークレイ株式会社 液面検知装置

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