JPH0314983A

JPH0314983A - 弁の遠隔制御装置

Info

Publication number: JPH0314983A
Application number: JP14615489A
Authority: JP
Inventors: Yoshiteru Sonoda; 園田　芳輝; Koji Nishino; 功二西野; Koichi Tsubomoto; 坪本　浩一
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-06-07
Filing date: 1989-06-07
Publication date: 1991-01-23
Anticipated expiration: 2013-07-23
Also published as: JP2779519B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は弁の遠隔制御装置の改良に係り、弁の開閉制御
等を無線信号を利用して行なうようにした弁の遠隔制御
装置に関する。

（従来の技術）弁の遠隔制御は通常第４図に示す如き方式により行なわ
れている。即ち、制御弁Ａは弁本体１と、弁本体の駆動
装置（モータ又はソレノイド）２と、駆動装置２の駆動
制御装置３及び弁開度検出器等の検出器４とからされて
おり、この制御弁Ａに電路Ｂ．Ｃを介してコントローラ
Ｄが接続され、コントローラＤから制御用信号Ｓを駆動
制御装置３へ入力することにより弁本体１を開閉すると
共に、検出器４からの信号ＲをコントローラＤヘフィー
ドバックすることにより、弁を所定の開度に保持する制
御が行なわれている。

而して、制御弁Ａを遠隔制御するコントローラＤは通常
制御井Ａから数百米離れた場所に設置されている。その
結果、制御弁Ａの数が増えた場合には、信号Ｓ．Ｒ等の
伝送用電路Ｓ．Ｃの亘長が著しく増加し、設備費の引下
げが図れないという難点がある。

（発明が解決しようとする課題）本発明は、従前の弁の遠隔制御装置に於ける上述の如き
問題、即ち制御信号用電送路の設備費や医守管理費が高
騰し、弁遠隔制御装置の設備費や維持費の低減が図れな
いという問題を解決せんとするものであり、制御用信号
やフィードバック信号を無線信号として信号用電送路を
不要とすることにより、設備費並びに維持費の大福な引
下げを可能とした弁の遠隔制御装置を提供するものであ
る。

（課題を解決するための手段）本発明の請求項（１）に記載の発明は弁零体１、駆動装
置２、駆動制御装置３及び無線制御信号Ｓの受信器５を
備えた制御弁Ａと；制御対象弁並びに制御内容を設定す
る制御弁設定器７及び無線制御信号Ｓの発信器６を備え
たコントローラ■とを考案の基本構成とするものであり
、無線制御信号Ｓにより制御弁Ａを制御することを特徴
とする。

また、請求項（２）に記載の発明は、請求項（１）の制
御弁Ａに弁開度等の検知器４及び検知信号を無線フイー
ドバソク信号Ｒとして発信する発信器８を付加すると共
に、前記請求項（１）に記載のコントローラ０にフイー
ドバノク信号Ｒの受（言器９と設定制御内容とフィード
バック信号Ｒ′との比較器１０を設けたことを考案の基
本溝戊とするものであり、前記無線制御信号Ｓ及び無線
フイードバノク（言号Ｒにより所望の制御弁Ａを遠隔制
御することを特徴とするものである。

（作　用）コントローラＤから、予かじめ制御弁毎に個別的に定め
た無線制御信号Ｓが発信され、発信された制御信号Ｓに
該当する制御弁の受信器がこれを受信する。制御信号Ｓ
を受信した制御弁の受信器は、次に前記受信が１回だけ
か、若しくは予かじめ定めた間隔を置いて２回受信した
かを判別し、受濱が１回限りであれば制御弁を閉鎖する
信号をまた受信が２回であれば制御弁を開放する信号を
駆動制御装置へ送り、これにより弁本体１の閉鎖又は開
放が行なわれる。

また、請求項（２）に記載の発明では、検知器により制
御弁の作動状態が検知され、これが発信器により無線の
フィードバックほ号Ｒとして発信される。発信されたフ
イードバノク信号ＲはコントローラＤの受信器で受信さ
れ、制御弁設定器により予かじめ設定した制御内容と受
信したフイードバソク信号Ｒ′との比較が行なわれ、両
者の偏差が減少する方向に更に制御弁が駆動される。

（実施例）以下、図百に基づいて本発明の実施例を説明する。第１
図は、本発明の弁遠隔制御装置を一般家庭等への給水弁
の遠隔制御に使用した場合を示すものである。

図に於いて、ＡＬｚＡｎは各家庭等への給水管Ｅに設け
られた制御弁、Ｄは公共企業体の水道事業所等に設けら
れたコントローラであり、予かじめ各制御弁Ａに対して
個別化されている制御信号ＳをコントローラＤから発｛
言し、この信号Ｓを該当する制御弁Ａが受信することに
より、当該制御弁Ａの全開又は全開が行なわれる。

前記制御井Ａｌ〜Ａｎは、管路Ｅを開・閉する弁本体１
と、弁本体１を開閉するモータやソレノイド等の駆動装
置２と、駆動装置２の駆動制御装置３と、制御信号Ｓの
受信器５とを一体的に組立てることにより形成されてい
る。

前記制御弁Ａ＋〜Ｍの各受信器５は、第２図に示す如く
当該制御弁Ａに割り当てられた制御信号Ｓｌ〜Ｓｎを選
別受信するための選別受信回路５ａと、選別受信回路５
ａによる受信の回数を計数するカウンター回路５ｂとを
具備しており、制御信号Ｓの受信が１回限りであれば弁
閉鎖信号Ｐｃが、また制御信号Ｓの受信が一定時間を置
いて２回あれば弁閉放信号Ｐｏが、夫々は号発生回路５
Ｃから駆動制御装置３へ発信される。

即ち、本実施列に於いては、受は器５の前記選別受信回
路５ａとしてポケットベル電話の受信回路と略同一の回
路が使用されており、受信回数をカウンター回路５ｂで
計数し、受信回数が１回の場合には弁閉鎖指令、また受
信回数が継続して２回の場合には弁開放指令であると判
定し、弁閉鎖信号Ｐｃ若しくは弁開放（言号Ｐｏの何れ
かを駆動制御装置３へ入力する構成としている。

前記駆動制御装置３は、受信器５から弁閉鎖信号Ｐｃ又
は弁開放信号Ｐａの何れかが入力されることにより、そ
れに対応する駆動信号を駆動装置２へ入力し、これによ
り弁本体１が閉又は開状態にされる。一方、前記コント
ローラＤは第ｌ図に示す如く、制御弁設定器７と発信器
６とから構成されており、制御弁設定器７により各制御
弁Ａｚ−Ａｎに対して予かしめ割当てられている数値信
号を選択設定すると共に、開又は閉の何れかの指令を設
定する。制御弁設定器７で制御対象並びに開制御又は閉
制御の何れかが設定されると、発信器６からそれに対応
する無線制御信号Ｓが発信され、これが制御弁Ａ側の受
信器により受信される。

本実施例に於いては、前記制御弁設定器７及び発信器６
として所謂ポケットベル電話の発信装置と略同じ装置が
使用されている。ただ、弁閉鎖指令の際には制御信号Ｓ
の発信が予かじめ定めた一定時間（３〜５秒間）一回だ
け行なわれ、また、弁開放指令の場合には、制御信号Ｓ
の発信（３〜５秒間）が一定時間を置いて２回繰り返さ
れる。

第３図は請求項（２）に記載の発明・の実施例を示すも
のである。本実施例では、各制御弁Ａｔ〜Ｍに弁開度等
の検出器４と検出信号をフィードバック信号Ｒとして発
信する発信器８が備えられており、この点を除けば、制
御弁Ａの構成は前記第１図及び第２図に記載の制御弁と
同一である。

又、本実施例ではコントローラＤに制御弁設定器７、発
信器６、フィードバック信号Ｒの受信器９及び比較器１
０等が設けられている。即ち、制御弁設定器７で制御対
象となる制御弁Ａの指定と弁開度等の制御量が設定され
る。制御弁の指定信号Ｓ′や弁開度等の設定信号Ｓ′は
発信器６で無線制御信号Ｓに変換され、発信される。

一方、発信された制御信号Ｓ内の制御弁指定信号Ｓ′の
受信により選定された制御弁Ａは、その受信器５が引き
続き弁開度等の設定信号Ｓ″を受信することにより、駆
動制御装置３及び駆動月ソレノイド２等を介して弁本体
１を所定量ｔごけ開閉する。

又、弁本陣１の開度等は検出器４により検出され、発は
器８によりフィードバック信号Ｒとして発信される。当
該フイードバノク信号ＲはコントローラＤの受信器９に
よって受信され、引き続き比較器１０で設定信号Ｓ／／
とフィードバックは号Ｋとの比較が行なわれる。比較器
１０からの偏差信号Ｓ″′は発信器６へ入力され、所謂
フイードバ，ク制御によって制御弁Ａが所定の設定開度
に保持される。

（発明．の効果）本発明）に於いては、無線信号を用いてコントローラ０
と制御弁（４）間を連結する構成としているため、制御
用の電路が不要になって電路設備費の削減を図れるうえ
、電路の補修やトラブルが皆無となり、制御の安定性が
著しく向上する。

また、従前の電路による制御信号Ｓの伝送の場合に比較
して、コントローラＤによる制御弁Ａの操作範囲が拡大
され、多数の制御弁を効率よく遠隔制御することが出来
る。

更に、請求項（１）に記載の発明に於いては、所謂ポケ
ットベル方式を活用することにより多数の制御弁の開・
閉を簡単に遠隔制御することが出来、実用上優れた効用
が奏される。

【図面の簡単な説明】

第１図は請求項（１）に記載の発明の実施例を示す系統
図であり、第２図は制御弁Ａの受信器の構成図である。第３図は請求項（２）に記載の発明の実施例を示す系統
図である。第４図は従前の弁の遠隔制御装置の説明図であＡ　制御
弁Ｄ　　コントローラＳ　　無線制御信号Ｒ　　無線フィードバック信号１　弁本体２　　駆動装置３　　駆動制御装置４　検出器５．９　受信器６．８　発信器７　　制御弁設定器１０　　比較器る。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）弁本体（１）と、弁本体（１）の駆動装置（２）
と、駆動装置（２）を制御する駆動制御装置（３）と、
無線制御信号（Ｓ）を受信する受信器（５）を備えた制
御弁（Ａ）と；制御対象とする制御弁並びに制御内容を
設定する制御弁設定器（７）と、制御弁設定器（７）の
内容を無線制御信号（Ｓ）として発信する発信器（６）
を備えたコントローラ（Ｄ）とから成り、前記無線制御
信号（Ｓ）により制御弁（Ａ）を遠隔制御することを特
徴とする弁の遠隔制御装置
（２）弁本体（１）と弁本体（１）の駆動装置（２）と
、駆動装置（２）を制御する駆動制御装置（３）と、制
御信号（Ｓ）を受信する受信器（５）と、弁開度等を検
出する検出器（４）と、検出器（４）からの信号を無線
フィードバック信号（Ｒ）として発信する発信器（８）
を備えた制御弁（Ａ）と；制御対象とする制御弁並びに
制御内容を設定する制御弁設定器（７）と、制御弁設定
器（７）の内容を無線制御信号（Ｓ）として発信する発
信器（６）と、前記制御弁（Ａ）からのフィードバック
信号（Ｒ）を受信する受信器（９）と、受信したフィー
ドバック信号（Ｒ′）と前記制御弁設定器（７）で設定
した制御内（Ｓ″）とを比較する比較器（１０）を備え
たコントローラ（Ｄ）とより成り、前記無線制御信号（
Ｓ）及び無線フィードバック信号（Ｒ）により制御弁（
Ａ）を遠隔制御することを特徴とする弁の遠隔制御装置