JPH056057B2 - - Google Patents

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JPH056057B2
JPH056057B2 JP62230999A JP23099987A JPH056057B2 JP H056057 B2 JPH056057 B2 JP H056057B2 JP 62230999 A JP62230999 A JP 62230999A JP 23099987 A JP23099987 A JP 23099987A JP H056057 B2 JPH056057 B2 JP H056057B2
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JP
Japan
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valve
oil
gear
speed
reverse
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JP62230999A
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English (en)
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JPS6474344A (en
Inventor
Keiichi Ishikawa
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to GB8821483A priority patent/GB2210120B/en
Priority to US07/244,224 priority patent/US4957015A/en
Priority to DE3831578A priority patent/DE3831578A1/de
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Publication of JPH056057B2 publication Critical patent/JPH056057B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各別の油圧クラツチにより確立され
る前進用の複数の伝動系と、これら前進用伝動系
のうち所定の伝動系と油圧クラツチを共用する後
進伝動系と、該所定の伝動系を確立する前進側と
該後進伝動系を確立する後進側とに切換自在なセ
レクタギアとを備える車両用油圧作動式変速機に
おける制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、特開昭61−84450号公報に見られるよう
に、前進用の例えば最高速段の伝動系と後進伝動
系とで油圧クラツチを共用し、最高速段の伝動系
と後進伝動系とをセレクタギアで選択的に確立す
るようにした車両用油圧作動式変速機において、
油圧回路にセレクタギアを連結する前後進切換用
のサーボ弁を設け、油圧回路に備えるマニアル弁
を後進レンジに切換操作したとき、該サーボ弁が
セレクタギアを後進側とする後進位置に油圧によ
り押動されると共に最高速段の伝動系の油圧クラ
ツチに給油されて、後進伝動系が確立されるよう
にしたものは知られる。
ここで、サーボ弁は、セレクタギアを前進側と
する前進位置にばねで付勢されるものとし、マニ
アル弁を後進レンジからニユートラルレンジやパ
ーキングレンジに切換操作したとき、該サーボ弁
をばね力で後進位置から前進位置に復帰せしめ、
マニアル弁の前進レンジへの切換操作で該サーボ
弁を油圧により前進位置に拘束するようにしてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のものでは、マニアル弁を後進レンジから
ニユートラルレンジやパーキングレンジに切換え
たとき「カチツ」といつた異音が発生する問題が
ある。
この異音の発生原因を、最高速段の伝動系と後
進伝動系との共用油圧クラツチを変速機の入力軸
上、セレクタギアを変速機の出力軸上に設けた場
合について説明する。
マニアル弁の切換操作によりサーボ弁がばね力
で後進位置から前進位置に復帰すると、その途中
でセレクタギアが後進伝動系のギアと最高速段伝
動系のギアとの何れにも係合しないニユートラル
状態となり、かくするときはブレーキにより出力
軸の回転が停止されていても、入力軸は無負荷と
なつて回転し、又共用油圧クラツチはマニアル弁
の切換直後でまだ完全には解放されていないた
め、入力軸の回転で該油圧クラツチを介して最高
速段伝動系のギアが回転し、一方セレクタギアは
出力軸と同様に回転を停止されており、その結果
両ギアが相対回転した状態で噛合することにな
り、ギア同士の当りによる異音が発生する。
又、油圧クラツチを出力軸上、セレクタギアを
入力軸上に設けた場合は、セレクタギアがニユー
トラル状態になつたときセレクタギアが入力軸と
一体に回転し、一方最高速段伝動系のギアは回転
停止状態の出力軸に油圧クラツチを介して連結さ
れるため回転せず、上記と同様に両ギアが相対回
転にた状態で噛合し、異音が発生する。
この場合、セレクタギアをシンクロメツシユ型
のものに構成して異音の発生を防止することも考
えられるが、これではコスト高になる問題があ
る。
本発明は、サーボ弁の部分的な改良で異音の発
生を防止し得るようにした装置を提供することを
その目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成すべく、各別の油圧
クラツチにより確立される前進用の複数の伝動系
と、これら前進用伝動系のうちの所定の伝動系と
油圧クラツチを共用する後進伝動系と、該所定の
伝動系を確立する前進側の該後進伝動系を確立す
る後進側とに切換自在なセレクタギアとを備える
車両用油圧作動式変速機の油圧回路に、該セレク
タギアを連結する前後進切換用のサーボ弁を設
け、該油圧回路に備えるマニアル弁を後進レンジ
に切換操作したとき、該サーボ弁が該セレクタギ
アを後進側とする後進位置に油圧により押動され
ると共に前記所定の伝動系の油圧クラツチに給油
されるようにしたものにおいて、該サーボ弁を後
進位置に係止する係止手段を設け、前記マニアル
弁を後進レンジからニユートラルレンジやパーキ
ングレンジに切換操作したときは、該サーボ弁を
該係止手段により後進位置に保持し、該マニアル
弁を前進レンジに切換操作したとき、該サーボ弁
が前記セレクタギアを前進側とする前進位置に油
圧により押動されるようにしたことを特徴とす
る。
(作用) マニアル弁を後進レンジからニユートラルレン
ジやパーキングレンジに切換えても、サーボ弁は
係止手段により後進位置に保持され、セレクタギ
アの後進側から前進側への切換えは行なわれず、
従つて異音は発生しない。
又、マニアル弁を前進レンジに切換操作したと
きは、サーボ弁が係止手段の係止力に抗して油圧
により前進位置に押動され、後進伝動系と油圧ク
ラツチを共用する所定の伝動系を該油圧クラツチ
への給油で確実に確立でき、機能上何ら問題はな
い。
(実施例) 第1図及び第2図を参照して、1は前進4段後
進1の変速を行う変速機を示し、該変速機1はエ
ンジン2に流体トルクコンバータ3を介して連結
される入力軸1aと、車両の駆動輪4にデフギア
5を介して連結される出力軸1bとの間に前進用
の1速乃至4速の伝動系G1,G2,G3,G4
と後進伝動系GRとを備え、前進用の各伝動系G
1,G2,G3,G4に油圧係合要素たる1速乃
至4速の各油圧クラツチC1,C2,C3,C4
を介入して、該各油圧クラツチC1,C2,C
3,C4の係合により該各伝動系G1,G2,G
3,G4を選択的に確立させるようにし、又後進
伝動系GRは、4速伝動系G4と入力軸1a上の
4速伝油圧クラツチC4を共用するものとし、該
両伝動系G4,GRは、出力軸1b上のセレクタギ
ア6の図面で左方の前進側と右方の後進側とへの
切換動作で該ギア6を該各伝動系G4,GRのカ
ウンタギヤG4a,GRaに噛合させることによ
り選択的に確立されるようにした。
図面で7は1速伝動系G1に介入したワンウエ
イクラツチで、出力軸1b側のオーバー回転を許
容すべく作動する。
前記各油圧クラツチC1,C2,C3,C4
は、第3図に示す油圧回路によりその給排油を制
御されるもので、これを詳述すると、該油圧回路
は、油圧源8と、第4図に明示するようにパーキ
ングレンジたる「P」、後進レンジたる「R」、ニ
ユートラルレンジたる「N」、前進レンジたる3
つのレンジ即ち自動変速用の「D」と「S」、2
速保持用の「2」の計6レンジに切換操作自在な
マニアル弁9と、1速−2速切換用の第1シフト
弁101と、2速−3速切換用の第2シフト弁1
2と、3速−4速切換用の第3シフト弁103
と、前記セレクタギア6をこれに係合するフオー
ク6aを介して連結した前後進切換用のサーボ弁
11とを備え、マニアル弁9の「D」レンジで
は、油圧源8に連なる給油用の第1油路L1が該
弁9の環状溝9aを介して第1シフト弁101
連なる第2油路L2に接続され、第1油路L1か
ら第2油路L2にレギユレータ弁12で一定のラ
イン圧に調圧された圧油が供給されて、第2油路
L2から分岐した第3油路L3を介して1速油圧
クラツチC1への給油と、第1乃至第3シフト弁
101,102,103を介して2速乃至4速の油
圧クラツチC2,C3,C4への給油とが行われ
るようにした。
第1シフト弁101は右方の1速位置と左方の
2速位置とに切換自在に、第2シフト弁102
右方の2速位置と左方の3速位置とに切換自在
に、第3シフト弁103は右方の3速位置と左方
の4速位置とに切換自在構成されたもので、第1
油路L1に接続したモジユレータ弁13からのモ
ジユレータ圧(ライン圧より低い一定圧)を、該
弁13の出力側の第4油路L4にオリフイス14
を介して連なる第5油路L5を介して第1シフ
ト弁101と第2シフト弁102の右端の油室10
a,102aと、第4油路L4に別のオリフイス1
2を介して連なる第6油路L6を介して第1シフ
ト弁101の左端の油室101bと第3シフト弁1
3の右端の油室103aとに入力するようにし、
該第5油路L5に電磁式の常閉型第1大気開放弁
151と、該第6油路L6に電磁式の常閉型第2大
気開放弁152とを接続して、該両大気開放弁1
1,152の開閉によりこれらシフト弁101
102,103を各変速段に対応して以下の如く切
換えるようにした。
即ち、1速段では、第1大気開放弁151を開、
第2大気開放弁152を閉とするもので、これに
よれば第1第2シフト弁101,102の右端の油
室101a,102aへのモジユレータ圧の入力が
断たれ、第1シフト弁101の左端の油室101
と第3シフト弁103の右端の油室103aとにモ
ジユレータ圧が入力され、第1シフト弁101
右端のばね101cに抗して右方の1速位置と、
第2シフト弁102が左端のばね102cの付勢力
で右方の2速位置と、第3シフト弁103が左端
のばね103cに抗して左方の4速位置とに切換
動作される。この状態では、第1シフト弁101
の流入側の前記第2油路L2と流出側の第7油路
L7との連通が断たれ、第3油路L3を介して1
速油圧クラツチC1のみに給油され、1速伝動系
G1が確立される。
2速段では、第1第2大気開放弁151,152
を共に開とするもので、これによれば第1シフト
弁101の左端の油室101bと第3シフト弁10
の右端の油室103aとへのモジユレータ圧の入
力も断たれ、第1シフト弁101と第3シフト弁
103とが夫々ばね101c,103cの付勢力で
左方の2速位置と右方の3速位置に切換動作さ
れ、第2シフト弁102は上記と同様に2速位置
に保持される。この状態では、第2油路L2が第
1シフト弁101の環状溝101dを介して第7油
路L7に接続され、マニアル弁9の「D」レンジ
で第7油路L7に該弁9の切欠溝9bを介して接
続される第8油路L8と、該第8油路L8に第2
シフト弁102の2速位置で該弁102の環状溝1
2dを介して接続される第9油路L9とを介し
て2速油圧クラツチC2に給油され、2速伝動系
G2が確立される。この場合、前記ワンウエイク
ラツチ7の作用により1速伝動系G1を介して動
力伝達は自動的に停止される。
3速段では、第1大気開放弁151を閉、第2
大気開放弁152を開とするもので、これによれ
ば第1第2シフト弁101,102の右端の油室1
1a,102aにモジユレータ圧が入力され、第
2シフト弁102がばね102cに抗して左方の3
速位置に切換動作され、第1シフト弁101と第
3シフト弁103は夫々2速位置と3速位置に保
持される。この状態では、第8油路L8が第2シ
フト弁102の環状溝102eを介して第3シフト
弁103に連なる第10油路L10に接続され、第
3シフト弁103の3速位置で該弁103の環状溝
103dを介して該第10油路L10に接続される
第11油路L11を介して3速油圧クラツチC3に
給油され、又2速油圧クラツチC2に連なる前記
第9油路L9が第2シフト弁102の環状溝102
dを介して第1排油路LD1に接続されて2速油
圧クラツチC2からの排油が行われ、3速伝動系
G3が確立される。
4速段では、第1第2大気開放弁151,15
を共に閉とするもので、これによれば第1シフ
ト弁101と第2シフト弁102は3速段と同様に
夫々2速位置と3速位置に保持され、第3シフト
弁103が右端の油室103aへのモジユレータ圧
の入力で左方の4速位置に切換動作される。尚、
第1シフト弁101は、その両端の油室101a,
101bへのモジユレータ圧の入力によりモジユ
レータ圧による左方と右方の押圧力がバランスし
て、ばね101cの付勢力により2速位置に保持
される。この状態では、前記第10油路L10が第
3シフト弁103の環状溝103eを介して第12油
路L12に接続され、マニアル弁9の「D」レン
ジで該弁9の切欠溝9cを介して該第12油路L1
2に接続される第13油路L13を介して4速油圧
クラツチC4に給油され、又3速油圧クラツチC
3に連なる前記第11油路L11が第3シフト弁1
3の環状溝103dを介して第2排油路LD2に
接続されて3速油圧クラツチC3からの排油が行
われ、4速伝動系G4が確立される。
尚、4速→3速のシフトダウン時は、第12油路
L12が3速位置に存する第3シフト弁103
環状溝103eを介して第3排油路LD3に接続さ
れて4速油圧クラツチC4からの排油が行われ、
又3速→2速のシフトダウン時は、3速位置に存
する第3シフト弁103の環状溝103dを介して
第11油路L11に接続される第10油路L10が2
速位置に存する第2シフト弁102の環状溝102
eを介して第4排油路LD4に接続されて3速油
圧クラツチC3からの排油が行われ、又2速→1
速シフトダウン時は、2速段で上記の如く第2油
路L2に接続されていた第7油路L7が第1シフ
ト弁101の1速位置への切換動作で該弁101
環状溝101dを介して排油ポート101eに接続
され、ここで該第7油路L7は2速段と同様に第
8油路L8と第9油路L9とを介して2速油圧ク
ラツチC2に接続されているため、これら油路L
9,L8,L7を介して2速油圧クラツチC2か
らの排油が行われる。
以上の如くマニアル弁9の「D」レンジでは、
第1第2大気開放弁151,152の開閉により1
速乃至4速の伝動系G1,G2,G3,G4が選
択的に確立され、第5図示の如きマイクロコンピ
ユータから成る電子制御回路16にエンジンのス
ロツトル開度センサ16aからの信号(エンジン
負荷に関係した吸気管負圧等の他の信号でも良
い)と、車速センサ16bからの信号と、マニア
ル弁9のポジシヨンセンサ16cからの信号とを
入力し、該制御回路16により、例えば第6図に
示す如き変速特性が得られるように該両大気開放
弁151,152をソレノイド15aへの通電及び
停止で開閉制御する。
図面でA1,A2,A3,A4は各油圧クラツ
チC1,C2,C3,C4の給排油時における急
激な圧変化を緩衝すべく設けたアキユームレー
タ、17は第1油路L1にマニアル弁9を介して
接続される第14油路L14から入力されるライン
圧をスロツトル開度に応じたスロツトル圧に調圧
して出力するスロツトル弁を示し、該スロツトル
弁17からのスロツトル圧を2速乃至4速用のア
キユームレータA2,A3,A4に背圧として作
用させ、更に第2油路L2に該スロツトル圧で右
方の開き側に押圧される減圧弁18を介入し、ス
ロツトル開度の低開度領域では該第2油路L2の
下流側への供給圧を低下させるようにした。尚、
該減圧弁18は特開昭59−166750号で公知であ
り、その詳細な説明は省略する。
前記各排油路LD1,LD2,LD3,LD4に
は、夫々排油制御弁191,192,193,194
とこれに並列のオリフイス201,202,203
204とを介入し、該各制御弁191,192,1
3,194の閉弁と開弁とで該各排油路LD1,
LD2,LD3,LD4の管路抵抗を増減制御し得
るようにした。
これに更に詳述するに、3速→4速のシフトア
ツプ時に3速油圧クラツチC3に接続される第2
排油路LD2に介設した第2排油制御弁192は、
係合側の4速油圧クラツチC4の油圧(以下4速
圧と記す)で左方の開き側に押圧され、、3速→
4速のシフトアツプ時に4速圧の所定圧への上昇
で該接続弁192が開弁され、その前後で開放側
の3速油圧クラツチC3の油圧(以下3速圧と記
す)の降圧特性に緩急の差がつけられ、3速油圧
クラツチC3の解放タイミングが適切にコントロ
ールされて、エンジンの吹上りや必要以上の供噛
みによるエンジンストールを生ずることなく円滑
な変速が得られるようにした。又、4速→3速の
シフトダウン時に4速油圧クラツチC4に接続さ
れる第3排油路LD3に介設した第3排油制御弁
193は、係合側の3速圧で左方の開き側に押圧
されて3速圧の昇圧で開弁され、4速→3速のシ
フトダウンを上記と同様に円滑に行わせるべく機
能する。ところで、走行条件、例えば急激なアク
セル操作等に際し、3速を飛越して2速と4速の
間での変速が行われるように変速特性が設定され
ることがあり、そこで2速油圧クラツチC2に対
応する第1排油路LD1に介設した第1排油制御
弁191は、2速→3速のシフトアツプと2速→
4速のシフトアツプとの何れにも対処し得るよ
う、特開昭61−84450号で知られる如く3速圧と
4速圧とで右方の開き側に押圧されるものとし、
又該制御弁191を2速油圧クラツチC2の油圧
(以下2速圧と記す)で左方の閉じ側に押圧し、
2速→3速及び2速→4速のシフトアツプ時に解
放側の2速圧の降下と係合側の3速圧や4速圧の
上昇とでその差圧が所定値以下になつたとき開弁
されるようにした。尚、かかる差圧応動型の排油
制御弁は特開昭61−82051号で公知である。
又、3速→2速のシフトダウン時に3速油圧ク
ラツチC3に接続される第4排油路LD4に介設
した第4排油制御弁194は係合側の2速圧で左
方の開き側に押圧されるものとし、更に4速→2
速のシフトダウンにも対処し得るよう、4速油圧
クラツチC4に接続される前記第3排油路LD3
を該制御弁194の共通の流入ポート194aに分
岐路LD3aを介して接続して該第3排油路LD3
に該制御弁194が第3排油制御弁193と並列に
介入されるようにし、4速→2速のシフトダウン
時にも係合側の2速圧の上昇で解放側の4速圧が
速やかに降下されるようにした。この場合、3速
→2速のシフトダウン時に、第4排油制御弁19
の開弁前に第4排油路LD4から流入ポート19
aと第3排油路LD3とを介してオリフイス20
から3速油圧クラツチC3の油が排出されて、
3速圧の降下が第4排油路LD4のオリフイス2
4で規定される降圧特性よりも急にならないよ
う、分岐路LD3aに第4排油路LD4からの油の
逆流を阻止する逆止弁211を介設し、又同様に
第4排油路LD4に第3排油路LD3からの油の逆
流を阻止する逆止弁212を介設する。
又、スロツトル開度の低開度領域でのシフトダ
ウンに際しては、解放側のクラツチ圧を速やかに
降下させた方が円滑な変速が行われ、そこで特開
昭61−127956号で知られる如く、前記第3排油路
LD3に第3排油制御弁193と並列に低スロツト
ル開度で開かれる第5排油制御弁195と、前記
第4排油路LD4に第4排油制御弁194と並列に
低スロツトル開度で開かれる第6排油制御弁19
とを各介設し、ここで該第6排油制御弁196
は、前記スロツトル弁17を押圧するプランジヤ
で構成して、スロツトル開度に連動する操作子1
6aにより左方の閉じ側に押動されるものとし、
第5排油制御弁195も同様にスロツトル開度に
連動する操作子195aにより左方の閉じ側に押
動されるものとし、低スロツトル開度では該各制
御弁195,196が右方の開き位置に復帰され
て、3速→2速、4速→3速、4速→2速のシフ
トダウン時に3速圧や4速圧が該各制御弁195
196を介しての排油で速やかに降下されるよう
にした。また、第5排油制御弁195は、右端外
周に小径の段部195bを備えるものとし、高ス
ロツトル開度時に第3排油路LD3を該段部195
bを介して右方の大気解放口に接続して、4速か
らのシフトダウンに際して4速圧の降下を早める
ようにした。
これは、一般にスロツトル開度が高開度になる
程高車速側での変速が行われるように変速特性が
設定されており、この場合車速が増す程シフトダ
ウンの前後でのエンジン回転数の変化量が大きく
なるため、高スロツトル開度でのシフトダウンに
際しては、高速段側のクラツチ圧を早期に降下さ
せて低速段側のクラツチ圧の上昇による低速度の
確立前にニユートラル状態を僅かに形成し、ここ
でエンジンを多少吹上らせた方が低速度の油圧ク
ラツチの入力側と出力側の回転差が減少されて該
クラツチがスムースに係合し、円滑なシフトダウ
ンが行われるためである。
又、3速→1速のシフトダウンが行われた場
合、3速油圧クラツチC3に接続される第2排油
路LD2に介設した第2排油制御弁192は開弁さ
れず、このままではオリフイス202のみからの
排油が行われて3速圧の降下が遅くなり、アクセ
ルペダルを踏込んで3速→1速へのキツクダウン
変速時に1速伝動系G1が確立されるまでに時間
がかかつて加速性が悪くなる。そこで、該第2排
油路LD2を第1シフト弁101の1速位置で該弁
101に形成した環状溝101fを介して排油ポー
ト101gに接続するように、かかるキツクダウ
ン時には3速油圧クラツチC3の油を該排油ポー
ト101gから絞り抵抗なしに排油し、1速伝動
系G1をタイムラグなしに確立し得るようにし
た。尚、マニアル弁9の「D」位置で1速油圧ク
ラツチC1は常時係合されており、3速油圧クラ
ツチC3が解放された時点で1速伝動系G1が確
立される。
以上、マニアル弁9の「D」レンジでの油路構
成について説明したが、「S」レンジでも「D」
レンジと同様な油路構成となり、第1第2大気開
放弁151,152を開閉する電子制御回路16に
記憶されている変速特性の切換えにより、例えば
第8図に示す如き変速特性での1速乃至4速の自
動変換を行う。第7図の変速特性は、第6図のも
のより高速側での変速が行われ、スポーテイな走
行や山岳走行に適するように設定されている。
尚、「D」はレンジで第7油路L7と第8油路
L8とは、マニアル弁9の切欠溝9bを介して接
続されていたが、「S」レンジでは該弁9の環状
溝9dを介して該両油路L7,L8が接続され
る。
マニアル弁9の「2」レンジでは、第1油路L
1に該弁9の切欠溝9eを介して接続される第14
油路L14が該弁9の環状溝9dを介して第8油
路L8に接続され、ライン圧が第1シフト弁10
を介さずに第2シフト弁102に入力される。こ
こで、「2」レンジでは、第1第2大気開放弁1
1,152が共に開弁されて第2シフト弁102
は右方の2速位置に存し、第8油路L8が第9油
路L9に接続され、2速油圧クラツチC2に給油
されて2速伝動系G2が確立される。
尚、「2」レンジでは、マニアル弁9に形成し
た軸孔から成る排油孔9fに第2油路L2が該弁
9の切欠溝9gを介して接続され、1速油圧クラ
ツチC1には給油されない。又、「D」,「S」レ
ンジではマニアル弁9の切欠溝9hを介して排油
孔9fに接続されていた第2シフト弁102の左
端の油室102bに連なる第15油路L15がマニ
アル弁9の環状溝9iを介して第6油路L6に接
続され、第2大気開放弁152により該油室102
bの油圧を制御し得る状態となる。これは何らか
の故障で第1第2大気開放弁151,152のソレ
ノイドへの通電が不能となつて、該両大気開放弁
151,152が閉弁されたままになつても
(「D」,「S」レンジでの4速段の状態)、マニア
ル弁9を「2」レンジにすることで2速伝動系G
2を確立して、強い駆動力を得られるようにする
ためである。即ち、「2」レンジでは、第1大気
開放弁151の開弁により第2シフト弁102の右
端の油室102aにモジユレータ圧が入力されて
も、第2大気開放弁152の閉弁により左端の油
室102bにもモジユレータ圧が入力され、モジ
ユレータ圧による左方と右方の押圧力がバランス
してばね102cにより第2シフト弁102が右方
の2速位置に切換えられ、2速油圧クラツチC2
への給油が行われる。
又、「2」レンジで第2シフト弁102を介して
2速油圧クラツチC2に給油するようにしたの
は、「2」レンジにおいても電子制御回路のプロ
グラム次第で3速伝動系G3を確立し得るように
するためである。即ち、「D」,「S」レンジで高
速走行中にマニアル弁9を「2」レンジに切換え
ると、エンジンのオーバーランや大きな変速シヨ
ツクを生じることがあり、これを回避するため例
えば所定の高車速以上では「2」レンジであつて
も3速伝動系G3を確立し得るようにすることが
考えられ、かかる制御を可能にするためである。
この場合、「D」,「S」レンジと同様に第1油
路L1を第2油路L2に接続して、第1シフト弁
101を介して第2シフト弁102に給油すること
も考えられるが、これでは1速油圧クラツチC1
の故障が万が一これからの油洩れを生ずると、
「D」,「S」レンジのみならず「2」レンジでも
ライン圧低下によつて総ての油圧クラツチが係合
できなくなり、前進走行不能となる不具合を生ず
る。
然し、上記の構成によれば、「2」レンジでは
第1シフト弁101を解さずに第8油路L8を介
して第2シフト弁102に直接給油されるため、
少なくとも「2」レンジでの前進走行は可能とな
り上記不具合は生じない。
マニアル弁9の「R」レンジでは、第1油路L
1がマニアル弁9の切欠溝9jを介して第1シフ
ト弁101に連なる第16油路L16に接続され、
この場合電子制御回路16により、第1大気開放
弁151は閉、第2大気開放弁152は開となつて
(「D」,「S」レンジでの3速段の状態)第1シフ
ト弁101は左方の2速位置に切換えられている
ため、該弁101の環状溝101hを介して第16油
路L16がサーボ弁11の左端の油室11aに連
なる第17油路L17に接続され、該サーボ弁11
が該第17油路17を介して入力されるライン圧に
より右方の後進位置に押動され、該サーボ弁11
に連結したセレクタギア6が後進側に切換えられ
ると共に、後進位置で第17油路L17が該油室
11aに連なるサーボ弁11の軸孔11bを介し
てマニアル弁9に連なる第18油路L18に接続さ
れる。
該第18油路L18は、マニアル弁9の「R」レ
ンジで切欠溝9cを介して4速油圧クラツチC4
に連なる第13油路L13に接続されており、かく
て4速油圧クラツチC4への給油とセレクタギア
6の後進側への切換えとで後進伝動系GRが確立
される。
尚、サーボ弁11の後進位置への押動によれ
ば、第3シフト弁103の左端の油室103bに連
なる第19油路L19がサーボ弁11の切欠溝11
cとサーボ弁11を左方の前進位置に押圧油室1
1dとを介して第14油路L14に接続され、マニ
アル弁9の「R」レンジで該第14油路L14に環
状溝9aを介して接続される排油ポート9kによ
り該油室103bが大気開放されるが、マニアル
弁9を「R」レンジから「D」,「S」レンジに切
換えたとき、後記する如くサーボ弁11の前進位
置への復帰が遅れると、「D」,「S」レンジでは
第14油路L14に上記の如く第1油路L1が接続
されることから、第14油路L14から上記とは逆
に第19油路L19を介して該油室103bにライ
ン圧が入力され、第3シフトバルブ103が強制
的に右方の3速位置に保持されるようにした。そ
の理由は以下の通りである。
即ち、電子制御回路16より変速制御を行う変
速機では、車速センサ16b等の入力信号系統に
異常を生ずると正常な変速制御を行い得なくな
り、例えば高速走行中に低速段にシフトダウンさ
れてエンジンのオーバーラン等の不具合を生ずる
ことがあり、そこでかかる変速機では、入力信号
系統の異常を検出する自己診断機能を電子制御回
路16に付加し、異常検出時は最高速段を確立す
るように変速制御するを一般としており、図示の
実施例について考えれば、4速段の状態即ち第1
第2大気開放弁151,152を共に閉弁する状態
となる。
従つて、入力信号系統の異常を生じた状態でマ
ニアル弁9を「R」レンジから「D」,「S」レン
ジに切換えると、4速油圧クラツチC4に引続き
給油されることになり、この場合サーボ弁11は
油室11dへの第14油路L14を介してのライン
圧の入力で前進位置側に押され、これに伴い油室
11aから第17油路L17と2速位置に存する第
1シフト弁101の環状溝101hと第16油路L1
6とマニアル弁9の切欠溝9jとを介して排油ポ
ート9lに排油されるが、冷温で油の粘性が高い
と該油室11aから排油、従つてサーボ弁11の
前進位置の移動が遅れ、マニアル弁9を「D」,
「S」レンジに切換えた後もセレクタギア6が後
進位置に残ることがあり、4速油圧クラツチC4
への給油と相俟つて引続き後進伝動系GRが確立
され、一方「D」,「S」レンジへの切換えによれ
ば1速油圧クラツチC1にも給油されるから、後
進伝動系GRと1速伝動系G1とが同時確立され
ることになり、1速4速の油圧クラツチC1,C
4のクラツチデイスクの焼損や早期摩耗を生ず
る。
然し、上記の構成によれば、サーボ弁11の前
進位置への移動が遅れると、第3シフト弁103
の左端の油室103bに第19油路L19を介して
ライン圧が入力されるため、その右端の油室10
aに第2大気開放弁152の閉弁でモジユレータ
圧が入力されても、ライン圧とばね103cとに
よる右方への押圧力がモジユレータ圧による左方
の押圧力を上回つて第3シフト弁103は右方の
3速位置に保持され、4速油圧クラツチC4かた
排油と3速油圧クラツチC3への給油とが行われ
て、3速伝動系G3が確立され、上記の不具合を
生じない。
尚、「R」レンジで第16油路L16、第1シフ
ト弁101、第17油路L17を介してサーボ弁1
1に給油するのは、車両が一定車速以上で前進中
のときは第1シフト弁101を1速位置に切換え
て両油路L16,L17の接続を阻止し、後進伝
動系GRを確立させないようにするためである。
この場合、「D」,「S」,「2」の前進レンジから
「N」レンジに切換えたとき、車速が一定値以上
であれば、第1シフト弁101を予め1速位置に
切換え、「R」レンジでの後進伝動系GRの確立
を確実に阻止し得るようにする。
マニアル弁9の「N」レンジでは、第1油路L
1からモジユレータ弁13に給油するだけとし、
又「P」レンジでは、モジユレータ弁13に加え
後記する如くサーボ弁11の油室11aに給油す
るようにした。
ところで、従来はサーボ弁11の油室11dに
該サーボ弁11を前進位置側に付勢するばねを設
け、マニアル弁9を「R」レンジから「N」レン
ジや「P」レンジに切換操作したとき、サーボ弁
11がばね力で後進位置から前進位置に復帰され
るようにしているが、本実施例ではこのばねを省
略すると共に、サーボ弁11を後進位置に係止す
る係止手段22を設け、かくてマニアル弁9を
「R」レンジから「N」レンジや「P」レンジに
切換操作したとき、該係止手段22により該サー
ボ弁11が後進位置に保持されるようにし、上記
作用の項で説明したように、かかる切換操作に際
しての異音の発生を防止し得るようにした。
図示のものでは該係止手段22を、サーボ弁1
1に連動して揺動するレバー22aと、該レバー
22aの端部の山形のカム面22bに当接する押
圧子22cを先端に取付けた弾性片22dとで構
成し、サーボ弁11が前進位置と後進位置との中
間位置に移動されたとき、該カム面22bの頂部
に該押圧子22cが乗り上がるようにして、該サ
ーボ弁11を前進位置と後進位置とに弾力的に係
止し得るようにし、この場合マニアル弁9の
「P」レンジでサーボ弁11の油室11a,11
dを共に大気開放すると、マニアル弁9をサーボ
弁11が前進位置に存する「D」レンジ等から
「P」レンジに切換操作したとき、「R」レンジを
通過する際にサーボ弁11が前進位置から後進位
置側に少許押動されて中間位置に留つたり、又操
作速度によつては前進位置に戻つたり、後進位置
に移動したりして、サーボ弁11の位置が決まら
なくなるため、「P」レンジでは第1油路L1か
らマニアル弁9の切欠溝9j→第16油路L16→
第1シフト弁101の環状溝101h→第17油路L
17の経路でサーボ弁11の油室11aにライン
圧を入力し、サーボ弁が必ず後進位置に移動され
るようにした。
図面で23は流入トルクコンバータ3にその入
力側と出力側とを機械的に連結すべく設けたクラ
ツチ、24は該クラツチ23の制御用の油圧回路
を示し、該回路24に電磁式の第3第4大気開放
弁153,154を設け、該両弁153,154を前
記電子制御回路16により開閉制御して、該クラ
ツチ23の作動を制御するようにした。尚、この
油圧回路24は、本出願人が先に特願昭62−
15203号で提案したものと特に異らず、その詳細
な説明は省略する。
(発明の効果) 以上の如く本発明によるときは、マニアル弁を
後進レンジからニユートラルレンジやパーキング
レンジに切換操作したときの異音の発生が防止さ
れ、而もその構造はサーボ弁に係止手段を付加す
るだけで足り、構造簡単にして安価に得られる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する変速機の1例の線
図、第2図は変速機の縦断面図、第3図はその油
圧回路図、第4図は油圧回路の要部の拡大図、第
5図は電子制御回路のブロツク回路図、第6図は
マニアル弁の「D」レンジでの変速特性図、第7
図はその「S」レンジでの変速特性図である。 G1……1速伝動系、G2……2速伝動系、G
3……3速伝動系、G4……4速伝動系(所定の
伝動系)、GR……後進伝動系、C1,C2,C
3,C4……油圧クラツチ、6……セレクタギ
ア、9……マニアル弁、22……係止手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 各別の油圧クラツチにより確立される前進用
    の複数の伝動系と、これら前進用伝動系のうちの
    所定の伝動系と油圧クラツチを共用する後進伝動
    系と、該所定の伝動系を確立する前進側と該後進
    伝動系を確立する後進側とに切換自在なセレクタ
    ギアとを備える車両用油圧作動式変速機の油圧回
    路に、該セレクタギアを連結する前後進切換用の
    サーボ弁を設け、該油圧回路に備えるマニアル弁
    を後進レンジに切換操作したとき、該サーボ弁が
    該セレクタギアを後進側とする後進位置に油圧に
    より押動されると共に前記所定の伝動系の油圧ク
    ラツチに給油されるようにしたものにおいて、該
    サーボ弁を後進位置に係止する係止手段を設け、
    前記マニアル弁を後進レンジからニユートラルレ
    ンジやパーキングレンジに切換操作したときは、
    該サーボ弁を該係止手段により後進位置に保持
    し、該マニアル弁を前進レンジに切換操作したと
    き、該サーボ弁が前記セレクタギアを前進側とす
    る前進位置に油圧により押動されるようにしたこ
    とを特徴とする車両用油圧作動式変速機の制御装
    置。
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US07/244,224 US4957015A (en) 1987-09-17 1988-09-14 Holding means and binding means for selector gear servo valve in a hydraulic transmission
DE3831578A DE3831578A1 (de) 1987-09-17 1988-09-16 Steueranordnung fuer ein hydraulisch betriebenes fahrzeugtriebwerk

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6145159A (ja) * 1984-08-07 1986-03-05 Toyota Motor Corp 車両用自動変速機の油圧制御装置
JPS6184450A (ja) * 1984-10-02 1986-04-30 Honda Motor Co Ltd 車両用油圧作動式変速機の制御装置

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