JPH0560329U - デスク用アタッチメント取付構造 - Google Patents

デスク用アタッチメント取付構造

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JPH0560329U
JPH0560329U JP850892U JP850892U JPH0560329U JP H0560329 U JPH0560329 U JP H0560329U JP 850892 U JP850892 U JP 850892U JP 850892 U JP850892 U JP 850892U JP H0560329 U JPH0560329 U JP H0560329U
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勝 湯川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デスクトップパネル及び/又はカウンター天
板を簡単に着脱することができる取付構造を提供する。 【構成】 デスクトップパネル及び/又はカウンター天
板21の左右端部に、鉛直方向に支持柱部材23を垂設す
る。デスク本体2の左右の側端縁の前後方向中間部に、
挿入孔部36を形成する。この挿入孔部36に支持柱部材23
を上方から挿入して、この支持柱部材23を立設保持す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はデスク用アタッチメント取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
デスクの天板上に、デスクトップパネル又はカウンター天板を立設する場合、 従来では、例えば、ねじ結合等により固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って、従来では、その取付け、取外し作業が面倒であって、簡単に付け代え ることができなかった。
【0004】 そこで、本考案では、簡単かつ迅速に、デスクトップパネル又はカウンター天 板を着脱することができるデスク用アタッチメント取付構造を提供することを目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案に係るデスク用アタッチメント取付構造 は、デスクトップパネル及び/又はカウンター天板の左右端部に、鉛直方向に支 持柱部材を垂設し、該支持柱部材を、デスク本体の左右の側端縁の前後方向中間 部に形成した挿入孔部へ、上方から挿入して、立設保持するものである。
【0006】
【作用】
デスクトップパネルを立設する場合、左右の支持柱部材を、デスク本体に設け られた挿入孔部に挿入すればよく、逆に、取外す場合、挿入孔部から支持柱部材 を引き抜けばよい。
【0007】 また、カウンター天板も同様に、支持柱部材を挿入孔部に挿入すれば立設する ことができ、逆に、挿入孔部から支持柱部材を引き抜けば取外すことができる。
【0008】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0009】 図2と図3と図4と図5は本考案に係るデスク用アタッチメント取付構造が使 用された左右一対のデスクを示し、このデスクは、夫々前後2枚の天板1,1が 載置された左右一対のデスク本体2,2を備えている。
【0010】 しかして、デスク本体2は、天板1が載置される内天板3,3と、鉛直状中間 フレーム4と、等を備える。
【0011】 中間フレーム4は、図10と図11と図12に示すように、左右一対の鉛直方向枠6 a,6bと、該鉛直方向枠6a,6bの上部を連結する水平方向枠7a,7bと 、鉛直方向枠6a,6bの下部を連結する水平方向枠7a,7bと、からなる。
【0012】 なお、水平方向枠7a,7bは、夫々、鉛直方向枠6a,6bに溶接等にて固 着された断面コの字状の保持体8…に取付けられる。
【0013】 また、この場合、中間フレーム4の幅寸法(即ち、左右方向寸法)は、一枚の 天板1の幅寸法と略等しい寸法とされ、左右のデスク本体2,2の中間フレーム 4の鉛直方向枠6b,6aの外側壁9,9が当接状として連結される。
【0014】 そして、左側の中間フレーム4の一方の鉛直方向枠6a、及び、右側の中間フ レーム4の他方の鉛直方向枠6bに、端部脚体10が前後に取付けられる。
【0015】 即ち、端部脚体10は、図4に示すように、矩形平板状の本体部11と、該本体部 11の外端縁に付設されるカバー12と、該本体部11の下端から水平方向へ突設され るカバー13付突出部14と、を備えている。脚体10の下面にはアジャスタ15が付設 されている。
【0016】 また、左側の中間フレーム4の鉛直方向枠6bと、右側の中間フレーム4の鉛 直方向枠6aとに、一対の倒立L字状脚体16,16が取付けられる。
【0017】 即ち、倒立L字状脚体16の鉛直方向部材17が対向する鉛直方向枠6a,6bに 取付けられ、水平方向部材18には、内天板3が取付けられる。図10において、79 …は、倒立L字状脚体16の鉛直方向部材17を鉛直方向枠6a,6bに取付けるた めのボルト・ナット結合用、又は端部脚体10を鉛直方向枠6a,6bに取付ける ためのボルト・ナット結合用の貫孔であって、中間フレーム4の鉛直方向枠6a ,6bの前後壁に夫々設けられる。
【0018】 また、前後の倒立L字状脚体16,16の鉛直方向部材17,17と、鉛直方向枠6a ,6bと、でもって形成される柱部19の下面には、アジャスタ20が付設されてい る。
【0019】 しかして、上述の如く構成されたデスク上に立設されるカウンター天板21は、 図1と図2と図3と図4に示すように、水平状の矩形平板体からなる本体22と、 該本体22の左右端部から鉛直方向に垂設される支持柱部材23…と、からなる。
【0020】 即ち、本体22は、図6と図7に示すように、本体枠22aと、該本体枠22aの左 右端に付設されるプラスチック製カバー22bとからなり、カバー22bは、周縁に 裏面側へ突出する突出部14を有する本体部25と、該本体部25の裏面から突設され る複数本の突出軸26…と、からなる。
【0021】 そして、カバー22bの突出軸26が、本体枠22aの端部に内装された断面コの字 状の保持枠27にタッピングネジ等の固着部材28を介して取付けられる。
【0022】 従って、カウンター天板21は、本体22の左右の短辺にプラスチック製カバー22 bが付設され、意匠上優れると共に、左右端縁が角ばらず、安全性に優れたもの となる。
【0023】 また、支持柱部材23は、図1に示すように、本体22に取付けられる本体軸部29 と、該本体軸部29の下端から連設される挿入軸部30と、を備え、本体軸部29の下 端外周には係止用鍔部31が設けられている。なお、挿入軸部30は本体軸部29より 小径とされる。
【0024】 そして、本体軸部29の上面に、ねじ軸32が設けられ、このねじ軸32が、本体22 内に設けられたナット部材33に螺着され、支持柱部材23は、本体22に取付けられ る。
【0025】 挿入軸部30は、本体部34と、該本体部34の下端から突設される突出軸部35と、 からなり、突出軸部35は本体部34より小径とされる。
【0026】 しかして、左右の支持柱部材23…の挿入軸部30…がデスク本体2の左右の側端 縁の前後方向中間部に形成して挿入孔部36に挿入される。
【0027】 即ち、図10に示すように、中間フレーム4の鉛直方向枠6a,6bの内側壁37 ,37に、断面コの字状の孔部形成用受部材38,38を溶接等にて固着し、図1に示 すように、この受部材38の上壁38aに3個の貫通孔39…を貫設すると共に、受部 材38の下壁38bに該貫通孔39より小径である3個の小貫孔40…を貫設する。この 場合、上下に対向する貫通孔39と小貫孔40の軸心は一致し、かつ、貫通孔39の孔 径を挿入軸部30の本体部34の外径より僅かに大きく設定し、小貫孔40の孔径を挿 入軸部30の突出軸部35の外径より僅かに大きく設定している。
【0028】 そして、対向する上下の貫通孔39と小貫孔40とでもって上述の挿入孔部36が形 成される。
【0029】 また、中間フレーム4の鉛直方向枠6a,6bの上方開口はキャップ42にて施 蓋される。
【0030】 キャップ42は、図13と図14に示すように、上壁43と、該上壁43から垂設される 係止片44, 44と、からなり、上壁43に3個の貫通孔45…が貫設されている。
【0031】 即ち、係止片44,44が、鉛直方向枠6a又は6bの上方開口部に挿入され係止 する。
【0032】 この際、上壁43の周縁に垂下された周壁部46の下端縁46aが、鉛直方向枠6a ,6bの上方開口端に係止する。
【0033】 なお、貫通孔45には、連結片にて保持された閉塞部が付設され、挿入孔部36を 使用する際に、この閉塞部を除去する。
【0034】 また、貫通孔45はその最小内径が挿入軸部30の本体部34より僅かに大きく、そ の最大外径が鍔部31より小径とされる。
【0035】 即ち、支持柱部材23の挿入軸部30が、挿入孔部36に挿入された際には、本体部 34が貫通孔39に挿通されると共に、突出軸部35が小貫孔40に挿通され、鍔部31が キャップ42の上壁43に当接すると共に、本体部34の下端縁47が係止する。
【0036】 しかして、このカウンター天板21の場合、支持柱部材23は、左右に夫々2本づ つ設けられるので、使用する挿入孔部36としては、前後方向に3個並んだ挿入孔 部36…のうち中央のものを省いた前後のものを使用する。
【0037】 次に、デスク上に立設されるデスクトップパネル48は、図8と図9に示すよう に、矩形平板状の本体部材49と、該本体部材49の左右端部に垂設される支持柱部 材23と、からなる。
【0038】 具体的には、本体部材49は、一対の木製基板52,52と、該基板52の表て面乃至 裏面の一部にわたって被覆する布状体50と、基板52,52に埋設される角材からな る左右一対の芯部材51,51と、からなる。
【0039】 また、芯部材51は、その下端面に、ねじ孔53が設けられ、このねじ孔53に、支 持柱部材23のねじ軸54が螺着される。
【0040】 しかして、このデスクトップパネル48の支持柱部材23は、大径基部55と、該大 径基部55から連設される挿入軸部56と、を備え、大径基部55の上面からねじ軸54 が立設されている。
【0041】 また、この挿入軸部56は、カウンター天板21の挿入軸部30と同様、受部材38の 貫通孔39に挿通可能な本体部34と、小貫孔40に挿通可能な突出軸部35と、からな る。
【0042】 従って、このデスクトップパネル48の支持柱部材23の挿入軸部56を挿入孔部36 に挿入すれば、挿入軸部56の本体部34が貫通孔39に挿通されると共に、挿入軸部 56の突出軸部35が小貫孔40に挿通され、大径基部55がキャップ42に係止すると共 に、本体部34の下端縁47が係止する。
【0043】 しかして、このデスクトップパネル48の場合、支持柱部材23は左右に夫々一本 づつ設けられるので、使用する孔部36としては、前後方向に3個並んだ挿入孔部 36…のうち中央のものを使用する。
【0044】 なお、実施例においては、図2と図3に示すように、左側にカウンター天板21 を立設し、右側にデスクトップパネル48を立設しているが、勿論、左右逆であっ てもよく、一方を省略するも自由である。
【0045】 さらに、実施例では、パネル48の肉厚寸法Tを、カウンター天板21の前後の支 持柱部材23,23間寸法Lより小さく設定し、しかも、パネル48の高さ寸法Aを、 天板1からカウンター天板21の本体部22の下面までの寸法Bより小さく設定して いるので、図2に示すように、カウンター天板21の本体部22の下方位置にパネル 48を配設することも可能である。
【0046】 従って、カウンター天板21及びパネル48は、夫々、支持柱部材23の挿入軸部30 ,56を挿入孔部36に挿入すれば、支持柱部材23…が立設され、天板上に配設する ことができ、また、支持柱部材23を挿入孔部36から引き抜けば、カウンター天板 21及びパネル48は取外すことができる。
【0047】 しかして、前後の天板1の天板対向面58,58間には図15に示すように隙間部59 が形成されるが、天板対向面58,58に設けられる端縁部材60,60にて該隙間部59 は閉塞状とされる。
【0048】 即ち、端縁部材60は、天板対向面58に固着される硬質塩化ビニル等の合成樹脂 からなる帯状体部60aと、該帯状体部60aに連設される軟質塩化ビニル等の合成 樹脂からなる中空体部60bと、からなり、中空体部60bの弾性変形可能とされる 。
【0049】 そして、この隙間部59を介して、電話台、備品用トレー等の支柱61が中間フレ ーム4から立設される。
【0050】 即ち、中間フレーム4の上方の水平方向枠7a,7aから受軸62が立設され、 この受軸62の挿入孔63に支柱61の挿入軸部64が挿入される。
【0051】 また、受軸62は、大径本体部62aと、大径本体部62aの下端面65から垂設され る小径下端部62bと、小径下端部62bの下端面から垂設されるねじ軸部62cと、 からなる。
【0052】 そして、水平方向枠7a,7bの上下にはスライド板66,67が配設され、上方 のスライド板66の中央部には、小径下端部62bが挿通可能な貫孔68が設けられ、 下方のスライド板67の中央部には、ねじ軸62cが螺着されるナット部材69が設け られている。
【0053】 さらに、上方のスライド板66の左右端中央には、垂下片70,70が設けられ、下 方のスライド板67の左右端中央には、立上り片71,71が立設されている。
【0054】 従って、挿入軸部62bを上方のスライド板66の貫孔68を介して前後の水平方向 枠7a,7b間に挿入し、ねじ部62cを下方のスライド板67のナット部材69に螺 合させれば、その螺合により、下方のスライド板67は上昇して水平方向枠7a, 7bの下面に押付けられ、上方のスライド板66は大径本体部62aの下端面65によ り水平方向枠7a,7bの上面に押付けられ、受軸62が上下のスライド板66,67 を介して水平方向枠7a,7bから立設される。なお、ねじ部62cは、その先端 部が下方のスライド板67の貫孔を介して下方へ突出している。
【0055】 また、受軸62が立設された際には、上方のスライド板66の垂下片70,70が水平 方向枠7a,7b間に介装され、下方のスライド板67の立上り片71,71が水平方 向枠7a,7b間に介装され、上下のスライド板66,67は受軸62を立設した状態 で、図16に示す矢印C,Dの如く左右方向にスライド可能となる。
【0056】 従って、この受軸62の挿入孔63に挿入軸部64が挿入される支柱61は、左右方向 の任意の位置に立設することができる。
【0057】 そして、支柱61は、上述の挿入軸部64を有する基端部材72と、該基端部材72に 付設されるパイプ材からなる本体部材73と、からなる。
【0058】 即ち、基端部材72は、本体部材73に挿入される挿入部74と該挿入部74に連設さ れる鍔部75と該鍔部75に連設される上述の挿入軸部64と、からなる。
【0059】 また、挿入部74には、円方向凹溝76が設けられ、この凹溝76に、本体部材73に 付設された操作部材77のねじ軸が嵌合している。
【0060】 なお、挿入軸部64の下端には小径の突出軸部78が設けられている。
【0061】 そして、受軸62に支柱61の挿入軸部64が挿入された際には、挿入軸部64により 、端縁部材60,60の中空体部60b,60bが図15に示すように変形し、挿入軸部64 用の孔部が形成され、受軸62を左右方向に移動させた際においては、挿入軸部64 用の孔部はその対応する位置に形成され、他の部位においては、対面する中空体 部60b,60bにて隙間部が閉塞される。
【0062】 従って、電話台、備品用トレー等を左右方向の所望の位置に立設することがで きる。
【0063】 なお、本考案は上述の実施例に限定されず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で 設計変更自由であり、図例では、左右のデスクは、一つの柱部19を共用している が、これらのデスクを単独で使用することも可能であり、この際には、中間フレ ーム4の両鉛直方向枠6a,6bに、夫々、前後一対の端部脚体10,10を取付け ればよい。また、逆に、デスクを並設する場合、2個に限られない。
【0064】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0065】 デスクトップパネル48やカウンター天板21を立設する場合、支持柱部材23…を 、デスク本体2に設けられた挿入孔部36に挿入すればよく、逆に、取外す場合に は挿入孔部36から支持柱部材23を引き抜けばよく、その着脱作業は極めて簡単で あり、しかも確実に行なうことができる。
【0066】 また、デスクトップパネル48やカウンター天体21は安定した状態で立設される 利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部拡大側面図であ
る。
【図2】デスクの簡略正面図である。
【図3】デスクの簡略平面図である。
【図4】デスクの簡略側面図である。
【図5】デスクの簡略側面図である。
【図6】カウンター天板の要部拡大平面図である。
【図7】カウンター天板の要部拡大正面図である。
【図8】要部拡大側面図である。
【図9】デスクトップパネルの一部破断拡大正面図であ
る。
【図10】中間フレームの正面図である。
【図11】中間フレームの平面図である。
【図12】中間フレームの断面側面図である。
【図13】キャップの拡大平面図である。
【図14】キャップの拡大断面図である。
【図15】要部拡大断面図である。
【図16】要部拡大正面図である。
【符号の説明】
21 カウンター天板 23 支持柱部材 36 挿入孔部 48 デスクトップパネル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デスクトップパネル48及び/又はカウン
    ター天板21の左右端部に、鉛直方向に支持柱部材23を垂
    設し、該支持柱部材23を、デスク本体2の左右の側端縁
    の前後方向中間部に形成した挿入孔部36へ、上方から挿
    入して、立設保持することを特徴とするアタッチメント
    取付構造。
JP1992008508U 1992-01-28 1992-01-28 デスク用アタッチメント取付構造 Expired - Lifetime JPH0711634Y2 (ja)

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