JPH0560182A - 入力軸の回転速度を増減させる遊星歯車機構 - Google Patents

入力軸の回転速度を増減させる遊星歯車機構

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JPH0560182A
JPH0560182A JP3245264A JP24526491A JPH0560182A JP H0560182 A JPH0560182 A JP H0560182A JP 3245264 A JP3245264 A JP 3245264A JP 24526491 A JP24526491 A JP 24526491A JP H0560182 A JPH0560182 A JP H0560182A
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gear
planetary
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input shaft
meshed
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Akinori Kawamuki
了典 川向
Minoru Hayashi
実 林
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Shibuya Corp
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Shibuya Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 出力側の回転速度の増減量をより大きくする
ことができ、しかも大きな駆動力の伝達に適した入力軸
の回転速度を増減させる遊星歯車機構を提供する。 【構成】 入力軸1の回転は、これに固定した入力ギヤ
6、この入力ギヤ6に噛合させた遊星駆動ギヤ13、こ
の遊星駆動ギヤ13に噛合させた遊星従動ギヤ14およ
びこの遊星従動ギヤ14に噛合させた出力ギヤ8に伝達
される。上記遊星駆動ギヤ13および遊星従動ギヤ14
は一対の揺動プレート11間にそれぞれ軸支してあり、
揺動手段21によって揺動プレート11を入力ギヤ6の
回転方向に揺動させることにより、その揺動速度に応じ
て、該揺動プレート11に軸支して入力ギヤ6に噛合さ
せた遊星駆動ギヤ13の自転数を低下させ、停止させ、
若しくは逆転させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば物品押出し装置
に用いて好適な、入力軸の回転速度を増減させる遊星歯
車機構に関する。
【従来の技術】従来、入力軸の回転速度を増減させる歯
車機構として、特開平2−11377号公報に開示され
たものがある。この歯車機構は、回転駆動される入力軸
と、この入力軸に設けた第1ヘリカルギヤと、この第1
ヘリカルギヤに噛合する第2ヘリカルギヤと、この第2
ヘリカルギヤに連動させた出力軸と、上記入力軸の回転
角度位置に応じて作動され、上記第1ヘリカルギヤと第
2ヘリカルギヤとの噛合状態を保って両ヘリカルギヤを
軸方向に相対的に進退動させる駆動機構とを備えてい
る。上記構成の歯車機構によれば、入力軸の回転速度に
対して、上記第1ヘリカルギヤと第2ヘリカルギヤとを
軸方向に相対的に進退動させるだけでそのヘリカルギヤ
の歯のねじれ角を利用して、上記出力軸の回転速度を連
続的に増減させることができる。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記歯
車機構はヘリカルギヤの歯のねじれ角を利用するもので
あるため出力軸の回転速度の増減量をさほど大きくする
ことができず、また大きな駆動力の伝達には不向きであ
る。本発明はそのような事情に鑑み、出力側の回転速度
の増減量をより大きくすることができ、しかも大きな駆
動力の伝達に適した入力軸の回転速度を増減させる遊星
歯車機構を提供するものである。
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、回転
駆動される入力軸と、この入力軸に固定した入力ギヤ
と、この入力ギヤと同一軸線上で回転自在に設けた出力
ギヤと、上記入力ギヤと同一軸線上で回転自在に設けた
揺動プレートと、この揺動プレートに回転自在に軸支
し、かつ上記入力ギヤに噛合させた遊星駆動ギヤと、上
記揺動プレートに回転自在に軸支し、かつ上記出力ギヤ
に噛合させるとともに遊星駆動ギヤに噛合させた遊星従
動ギヤと、上記揺動プレートを往復揺動させる揺動手段
とを備えるものである。
【作用】上記構成によれば、入力軸の回転は、これに固
定した入力ギヤ、この入力ギヤに噛合させた遊星駆動ギ
ヤ、この遊星駆動ギヤに噛合させた遊星従動ギヤおよび
この遊星従動ギヤに噛合させた出力ギヤに伝達される。
そしてこの状態で上記揺動手段により揺動プレートを入
力ギヤの回転方向に揺動させると、揺動プレートに軸支
して入力ギヤに噛合させた遊星駆動ギヤの回転数が、よ
り詳細には遊星駆動ギヤの自転数が低下し、停止し、若
しくは逆転する。これにより遊星従動ギヤの自転数およ
び出力ギヤの回転数を低下させ、停止させ、若しくは逆
転させることができる。他方、上記揺動プレートを入力
ギヤの回転方向と逆方向に揺動させると、遊星駆動ギヤ
の自転数が増大するので、これにより遊星従動ギヤの自
転数および出力ギヤの回転数も増大する。
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、入力軸1はフレーム2に軸受3を介
して回転自在に軸支してあり、かつ図示しないモータに
よって連続的に回転駆動されるようになっている。上記
入力軸1の外周にはキー4を介してスリーブ5を一体に
固定してあり、このスリーブ5に入力ギヤ6を固定する
とともに、軸受7を介して出力ギヤ8を回転自在に軸支
している。そして図示実施例では、出力ギヤ8に一体に
スプロケット9を取付け、該スプロケット9を図示しな
いチエンを介して従動軸に連動させている。上記入力軸
1には、上記入力ギヤ6と出力ギヤ8の両側位置に、そ
れぞれ軸受10を介して円板状の揺動プレート11を回
転自在に軸支してあり、この一対の揺動プレート11を
複数のピン12で一体に連結するとともに、両揺動プレ
ート11間にそれぞれ2つの遊星駆動ギヤ13と遊星従
動ギヤ14とを回転自在に軸支している。2つの遊星駆
動ギヤ13は円板状の揺動プレート11の対角線位置に
配置してあり(図2参照)、それぞれ入力ギヤ6に噛合
させている。また、2つの遊星従動ギヤ14も各遊星駆
動ギヤ13に隣接した位置で揺動プレート11の対角線
位置に配置してあり、それぞれ出力ギヤ8に噛合させる
とともに、遊星駆動ギヤ13に噛合させている(図2、
図3参照)。したがって上記揺動プレート11を固定し
た状態で入力軸1を図2の反時計方向に回転させた際に
は、これに固定した入力ギヤ6を介して遊星駆動ギヤ1
3が時計方向に回転され、この遊星駆動ギヤ13に噛合
した遊星従動ギヤ14が反時計方向に回転される。そし
て遊星従動ギヤ14の反時計方向の回転により、この遊
星従動ギヤ14に噛合した出力ギヤ8および出力ギヤ8
に固定したスプロケット9が時計方向に回転されるよう
になる。次に、上記揺動プレート11を往復揺動させる
揺動手段21は、上記フレーム2に固定した軸22に基
部を軸支した揺動レバー23を備えており、この揺動レ
バー23の先端部と上記揺動プレート11とを連結ロッ
ド24を介して連結している(図3参照)。したがって
上記揺動レバー23を往復揺動させれば、連結ロッド2
4を介して揺動プレート11を往復揺動させることがで
きる。さらに、上記入力軸1にキー25を介して固定し
たスリーブ26には円板状のカム部材27を固定してあ
り、このカム部材27の端面外周部に形成したカム溝2
7aに、上記揺動レバー23に取付けたカムフォロワ2
8を係合させている。上記カム溝27aのカム曲線は、
上記揺動プレート11を入力ギヤ6の回転方向すなわち
反時計方向に揺動させる区間を有している。このとき、
揺動プレート11の回転速度が入力ギヤ6の回転速度よ
りも小さい場合には、揺動プレート11を固定した場合
を基準として、入力ギヤ6に噛合した遊星駆動ギヤ13
の自転数が低下し、また揺動プレート11の回転速度と
入力ギヤ6の回転速度とが同一の場合には遊星駆動ギヤ
13の自転が停止し、さらに揺動プレート11の回転速
度が入力ギヤ6の回転速度よりも大きい場合には遊星駆
動ギヤ13は逆転するようになる。そして特に、遊星駆
動ギヤ13を逆転させれば、上記遊星従動ギヤ14およ
び出力ギヤ8も逆転されるようになるので、揺動プレー
ト11の反時計方向の回転により同一方向に公転される
遊星従動ギヤ14の公転量と、該遊星従動ギヤ14の逆
転量とを一致させれば、出力ギヤ8の回転を停止させる
ことができる。また、上記カム溝27aのカム曲線は、
揺動プレート11を入力ギヤ6の回転速度よりも大きく
して急速に反時計方向に回転させた区間に引続いて、一
定の速度で徐々に時計方向に揺動させることにより、出
力ギヤ8を一定の速度で時計方向に回転させる区間を有
している。そして出力ギヤ8を停止させた状態と、出力
ギヤ8を一定の速度で時計方向に回転させる状態との間
は、滑らかに出力ギヤ8の回転を増速させる区間と、滑
らかに出力ギヤ8の回転を減速させる区間とを設けてい
る。このように、カム溝27aのカム曲線を適宜に設定
することにより、入力軸1の回転速度に対し、該入力軸
1の回転角度位置に応じて出力ギヤ8の回転速度を増減
させることができる。なお、上記実施例ではカム部材2
7を入力軸1と同一軸線上に設けているが、ギヤを介し
て入力軸1の外部に取出し、その外部から揺動プレート
11を揺動させるようにしてもよい。また揺動プレート
11を揺動させる揺動機構として、サーボモータを利用
することも可能である。さらに、上記実施例では各ギヤ
を平歯車から構成しているがベベルギヤとすることも可
能であり、また図1において、スプロケット9を設ける
代わりに、入力軸1を入力ギヤ6と出力ギヤ8との間で
分断してその先端側すなわち左端部側を出力軸とし、こ
の出力軸に上記出力ギヤ8を一体に固定して出力ギヤ8
の回転を出力軸から外部に取出すようにすることもでき
る。
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、入力軸
の回転速度に対して出力ギヤの回転速度を連続的に増減
させることができ、しかもヘリカルギヤのねじれ角を利
用した従来装置に比較して出力ギヤの回転速度の増減量
をより大きくすることができるとともに、大きな駆動力
を伝達させることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】図1の概略の左側面図。
【図3】図1のIII方向矢視図。
【符号の説明】
1…入力軸 2…フレーム 6…
入力ギヤ 8…出力ギヤ 11…揺動プレート 13
…遊星駆動ギヤ 14…遊星従動ギヤ 21…揺動手段 23
…揺動レバー 24…連結ロッド 27…カム部材 28
…カムフォロワ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される入力軸と、この入力軸に
    固定した入力ギヤと、この入力ギヤと同一軸線上で回転
    自在に設けた出力ギヤと、上記入力ギヤと同一軸線上で
    回転自在に設けた揺動プレートと、この揺動プレートに
    回転自在に軸支し、かつ上記入力ギヤに噛合させた遊星
    駆動ギヤと、上記揺動プレートに回転自在に軸支し、か
    つ上記出力ギヤに噛合させるとともに遊星駆動ギヤに噛
    合させた遊星従動ギヤと、上記揺動プレートを往復揺動
    させる揺動手段とを備えることを特徴とする入力軸の回
    転速度を増減させる遊星歯車機構。
  2. 【請求項2】 上記揺動手段は、フレームに揺動自在に
    設けた揺動レバーと、この揺動レバーと上記揺動プレー
    トとを連結する連結ロッドと、上記入力軸に連動されて
    回転されるカム部材と、上記揺動レバーに設けられて上
    記カム部材に係合し、該カム部材に連動する入力軸の回
    転角度位置に応じて該揺動レバーを往復揺動させるカム
    フォロワとからなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の入力軸の回転速度を増減させる遊星歯車機
    構。
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