JPH0432665Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0432665Y2
JPH0432665Y2 JP10596484U JP10596484U JPH0432665Y2 JP H0432665 Y2 JPH0432665 Y2 JP H0432665Y2 JP 10596484 U JP10596484 U JP 10596484U JP 10596484 U JP10596484 U JP 10596484U JP H0432665 Y2 JPH0432665 Y2 JP H0432665Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endless chain
document table
chain
endless
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10596484U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6133040U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10596484U priority Critical patent/JPS6133040U/ja
Publication of JPS6133040U publication Critical patent/JPS6133040U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0432665Y2 publication Critical patent/JPH0432665Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> この考案は原稿台移動形の複写機に用いられ原
稿台の移動機構に関するものである。
<従来技術とその欠点> 一般に、この種の機構では、駆動源としてモー
タと原稿台との間に歯車機構やクラツチ機構を介
在させて、原稿台の移動・停止ならびに移動方向
の変換を行なえるようにしてある。この構成のも
のは、歯車機構等の要素を変えることにより、原
稿台の往動と復動の速度を容易に変更できるも
の、移動方向の変換時に駆動力を換言にON・
OFFさせなければならないから、変換時の衝撃
力が大きく、この緩和のために衝撃吸収手段等の
補助装置が必要となる。しかし、原稿台の移動の
高速化が推進される現今においては、十分な衝撃
吸収効果を得ることができにくく、原稿の位置ず
れ等を起こし易い。
これを解消するため、従来、エンドレスチエー
ンとON・OFFクラツチを組み合わせた方式のも
のが用いられている。これを第1図およひ第2図
で詳しく説明する。
同図において、1はモータ等の駆動装置(図示
せず)に連結されている駆動軸、2はクラツチ、
3は一対のスプロケツト4,5に張設されたエン
ドレスチエーンであり、上記一方のスプロケツト
5が上記クラツチ2を介して駆動軸1で駆動され
るようになつている。6は原稿台、7は上記原稿
台6にネジ体8等で上端が固定されたL字形の伝
達アングルであり、この伝達アングル7の長孔8
0に上記チエーン3に取り付けられた伝達コロ9
が嵌入されている。
上記構成において、駆動軸1の回転がクラツチ
2を介してスプロケツト5に伝達される。スプロ
ケツト5の回転によりエンドレスチエーン3が上
記スプロケツト5,4間の周回運動を始める。こ
のエンドレスチエーン3の周回運動が伝達コロ9
を介して伝達アングル7に伝達されるため、原稿
台6が駆動される。つまり、原稿台6は、伝達コ
ロ9がスプロケツト4,5の上半分側のチエーン
周回位置にある間は、スプロケツト4,5の回転
方向(矢印a方向)にならつて第1図の左方向へ
移動され、逆に上記伝達コロ9がスプロケツト
4,5の下半分側のチエーン周回位置にある間
は、上記とは逆方向、つまり右方向へ移動され
る。したがつて、上記チエーン3が1周回する
と、原稿台6は左右に一往復することになる。こ
の場合、原稿台6の速度は駆動軸1の回転速度が
変わらない限り一定であり、上記伝達コロ9がス
プロケツト4,5の上半分と下半分にかかつたと
きが逆転方向に切り換えられる。つまり伝達コロ
9の水平分移動速度はサインカーブを描くため、
原稿台6に衝撃を与えることなく、スムーズに方
向反転させることができる。
しかしながら、上記構成では、駆動軸1の回転
速度を変化させない限り、原稿台6の往復速度は
同じであり、露光に関係ない原稿台6の往復時の
速度を上げて複写時間を短縮させようしても、こ
のに対応しにくい。変速クラツチ等を導入すれば
高価となる。
<考案の目的> この考案は上記従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、往復動する原稿台の方向転
換時の衝撃が少ない上、往動と復動とに容易に速
度差を持たせることができる原稿台の移動機構を
提供することを目的としている。
<考案の構成および効果> この考案は上記目的を達成するため、原稿台の
移動方向に沿つて周回する第1および第2のエン
ドレスチエーンを対向して設け、駆動軸に連結さ
れたクラツチの出力側と上記一方のエンドレスチ
エーン側との間に、第2のエンドレスチエーンの
周回速度を第1のエンドレスチエーンの周回速度
のN倍に設定する回転力伝達機構を介在し、原稿
台に固定されるとともに、略S字形を呈する固定
アングルの上側片および下側片のそれそぞれに形
成された長孔に対して、スプロケツトの上半分側
のチエーン周回位置で連結するN×2個の第1の
連結部材、および上記伝達アングルに対して、ス
プロケツトの下半分側のチエーン周回位置で連結
する1個の第2の連結部材をそれぞれ上記第1お
よび第2のエンドレスチエーンに設けたことを特
徴とするものである。
上記構成からなるこの考案では、第1および第
2のエンドレスチエーンの周回運動によつて原稿
台を往復移動させるため、方向転換時の衝撃が少
なく、原稿の位置ずれ等のおそれを解消できる。
特に、第1および第2のエンドレスチエーンの二
つのチエーンに原稿台の往動と復動を分担させ、
回転力伝達機構により上記両エンドレスチエーン
の速度比を変えるように構成しているため、原稿
台の往動と復動とに速度差を持たせることがで
き、換言すれば、復動時に高速化して複写速度の
向上を図ることができる。
<実施例> 以下この考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第3図および第4図A,Bはこの考案に係る原
稿台の移動機構の一例を示すもので、第1図およ
び第2図と同一部所に同一符号を付して説明を省
略する。
同図において、10は一対のスプロケツト1
1,12に張設された第2のエンドレスチエーン
であり、第5図のように第1のエンドレスチエー
ン3に対向して配設されている。13は回転軸1
4を支持するフレーム、15はクラツチ2の出力
側に連結された原動歯車、16は上記原動歯車1
5に噛合する従動歯車、17は上記回転軸14に
固定された中間歯車で、第2の従動歯車18を介
して上記スプロケツト11に駆動力を伝達するよ
うになつており、上記原動歯車15や従動歯車1
6とともに回転力伝達機構19を構成している。
20は原稿台6に固定された略S字形の伝達アン
グルで、第1のエンドレスチエーン3側に延びる
上側片20aおよび第2のエンドレスチエーン1
0側に延びる下側片20bにはそれぞれ互いに連
通する長孔21,22が形成されている。
第1の伝達コロ9は9a〜9dの合計4個のコ
ロで構成され、その何れか1個がスプロケツト
5,4の上半分側のチエーン周回位置で上記伝達
アングル20の上側の長孔20に嵌入するように
なつている。23は第2のエンドレスチエーン1
0に固定された第2の伝達コロであり、スプロケ
ツト11,12の下半分側のチエーン周回位置で
伝達アングル20の下側の長孔22に嵌入するよ
うになつている。
前記回転力伝達機構19は、歯車15〜18の
歯数比を適当に設定して、原動歯車15の回転速
度に対して従動歯車18の回転速度が2倍の回転
速度となるようにしている。また伝達コロ9と2
3との位置関係は、第3図、第5図に示すように
4個の伝達コロのうち2個が中央の位置にあると
きP点またはQ点にて他の2個のコロのうち何れ
かと伝達コロ23とが位置するように設定されて
いる。
次に、上記構成の動作について説明する。
駆動軸1の回転力はクラツチ2を介してスプロ
ケツト5に伝達される。また、回転力伝達機構1
9を介してスプロケツト11にも伝達される。ス
プロケツト5,11の回転により第1および第2
のエンドレスチエーン3,10が周回運動を始め
る。この場合、エンドレスチエーン10の周回速
度はエンドレスチエーン3の周回速度の2倍であ
る。今、第3図、第4図Aに示すように伝達コロ
9aが伝達アングル20の上側の長孔21に嵌合
しているとすると、その状態は第1のエンドレス
チエーン3が半周する間続けられる。したがつて
原稿台6はスプロケツト5の矢印a方向の回転に
よつて第3図の左方向へ移動される。上記伝達コ
ロ9aは位置Qを過ぎると、上記長孔21から外
れる。一方、このとき第2のエンドレスチエーン
10側の伝達コロ23が位置Qに来ているため伝
達アングル20の下側の長孔22に嵌合し、その
状態を上記位置Qから位置Pに至るまで続ける
(第4図B)。このため原稿台6は第3図の右方向
へ移動される。続いて今度は伝達コロ9bによつ
て原稿台6の往動が行われ、さらに伝達コロ23
によつて復動する。以下同様にして、原稿台6の
往動が伝達コロ9c→9b→9a→9b→……に
よつて行われ、復動が伝達コロ23によつて行わ
れる。つまり、原稿台6は伝達コロ9によつて往
動し、伝達コロ23によつて復動する。そして原
稿台6の復動速度は往動速度に比べて2倍とな
り、その方向転換も両エンドレスチエーン3,1
0の水平速度分がサインカーブを描くため、衝撃
なく行われる。
上記実施例では上記回転力伝達機構19の各歯
車15,16,17,18の歯車比を原動歯車1
5の回転速度に対して従動歯車18の回転速度が
2倍になるようにしたが、一般にその比率を整数
Nに設定した場合、遅い方のエンドレスチエーン
に固定される伝達コロの数をN×2にすればよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ従来の原稿台の
移動機構を示す要部の正面図および側面断面図、
第3図および第4図A,Bはそれぞれこの考案に
係る原稿台の移動機構の一例を一部省略して示す
正面図および側面断面図であり、第4図Aは往動
時の状態、第4図Bは復動時の状態を示す。ま
た、第5図は第1および第2のエンドレスチエー
ン、伝達コロの配置関係の説明図である。 1……駆動軸、2……クラツチ、3……第1の
エンドレスチエーン、4,5,11,12……ス
プロケツト、6……原稿台、9,9a〜9d……
第1の連結部材(伝達コロ)、10……第2のエ
ンドレスチエーン、19……回転力伝達機構、2
0……伝達アングル、23……第2の連結部材
(伝達コロ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原稿台の往復移動方向に沿つて一対のスプロケ
    ツトに張設された第1のエンドレスチエーンと、
    クラツチを介して前記第1のエンドレスチエーン
    を駆動する駆動軸と、前記一対のスプロケツトに
    張設されて前記第1のエンドレスチエーンと対向
    する第2のエンドレスチエーンと、前記クラツチ
    の出力側と第2のエンドレスチエーン側との間に
    介在され、第2のエンドレスチエーンの周回速度
    を第1のエンドレスチエーンの周回速度のN倍に
    設定する回転力伝達機構と、原稿台に固定される
    とともに、前記第1および第2のエンドレスチエ
    ーン側に延びる上側片および下側片のそれぞれに
    互いに連通する長孔を形成した略S字形の伝達ア
    ングルと、第1のエンドレスチエーンに設けられ
    て、前記スプロケツトの上半分側のチエーン周回
    位置でのみ前記伝達アングルの上側片に形成され
    た長孔に係合するN×2個の第1の連結部材と、
    第2のエンドレスチエーンに設けられて、上記ス
    プロケツトの下半分側のチエーン周回位置でのみ
    前記伝達アングルの下側片に形成さた長孔に係合
    する1個の第2の連結部材と、を具備した原稿台
    の移動機構。
JP10596484U 1984-07-12 1984-07-12 原稿台の移動機構 Granted JPS6133040U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10596484U JPS6133040U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 原稿台の移動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10596484U JPS6133040U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 原稿台の移動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6133040U JPS6133040U (ja) 1986-02-28
JPH0432665Y2 true JPH0432665Y2 (ja) 1992-08-06

Family

ID=30665264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10596484U Granted JPS6133040U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 原稿台の移動機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6133040U (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4945655A (en) * 1987-02-13 1990-08-07 Beloit Corporation Apparatus for cutting a tail from a web
FI80921C (fi) * 1988-08-25 1990-08-10 Ahlstroem Valmet Foerfarande och anordning i samband med spetsdragningen av en pappersbana.
US4874470A (en) * 1988-10-04 1989-10-17 Beloit Corporation Papermaking press section and transfer arrangement to dryer section
JP2549869Y2 (ja) * 1990-08-28 1997-10-08 三菱重工業株式会社 抄紙機プレスパートの通紙装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6133040U (ja) 1986-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910009630B1 (ko) 제어용 변속장치
JPH0432665Y2 (ja)
JPS63254254A (ja) 駆動装置
KR100848039B1 (ko) 무단변속기
DE3278437D1 (en) Improved hypocyclic drive transmission apparatus
ITMI912017A1 (it) Cambio meccanico di velocita' per automobiline
JPH083734Y2 (ja) 無段変速機
JP2670807B2 (ja) 回転運動伝達機構
KR200297314Y1 (ko) 전후방향 동일 변속단을 가진 수동 변속기
JPH0544811A (ja) 無段変速機
EP0368531A1 (en) Mechanism for transmitting rotational motion from one shaft to another
JPH06323389A (ja) 直線運動機構
KR940008223Y1 (ko) 무빙 볼스터의 동력전달장치
JPH0638687Y2 (ja) 印字装置の紙走行速度切換え機構
SU716919A1 (ru) Привод конвейеров
KR970001803B1 (ko) 후진동기치합장치를 갖춘 수동변속기
KR920017891A (ko) 자동차의 전환장치
JPH0318764Y2 (ja)
JPS6483969A (en) Both-sided inside linear reciprocating driving rotation mechanism
JPH0560182A (ja) 入力軸の回転速度を増減させる遊星歯車機構
ATE62060T1 (de) Getriebe.
JPS6388361A (ja) プ−リの正逆転変換装置
JPS6263266A (ja) 制御用変速装置
JP2002106656A (ja) 無段変速機
KR19980055054U (ko) 자동차의 수동변속기