JPH055950Y2 - - Google Patents

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JPH055950Y2
JPH055950Y2 JP3447789U JP3447789U JPH055950Y2 JP H055950 Y2 JPH055950 Y2 JP H055950Y2 JP 3447789 U JP3447789 U JP 3447789U JP 3447789 U JP3447789 U JP 3447789U JP H055950 Y2 JPH055950 Y2 JP H055950Y2
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shelves
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、塗装後や洗浄後の製品を乾燥させる
乾燥用に、或は食器を消毒温度で保管する食器消
毒保管庫として、或は食品等を一定の加熱温度又
は冷却温度で保管するために使用する回転棚付き
の恒温槽、及び回転棚付きの収納庫に関する。
<従来の技術> 塗装後や洗浄後の製品を乾燥させる乾燥用に、
或は食器を消毒温度で保管する食器消毒保管庫と
して、或は食品等を一定の加熱温度又は冷却温度
で保管するために、恒温槽が各種の分野で使用さ
れている。この種の恒温槽は、一般に内部に複数
の棚を有し、各棚に製品を載置して収納する構造
であり、大形の恒温槽では、各棚からの製品の出
し入れのために、大きな扉を設け、その扉を開け
て製品を出し入れしている。このため、製品の取
出し位置が大きく変わり、出し入れの作業が煩雑
で大掛りとなる問題があつた。
そこで、恒温槽の内部に、一般の収蔵庫で使用
されているような、チエーンによつて上下に回転
駆動される回転棚を設け、多数の製品を各棚に収
蔵することが考えられたが、例えば、収納する製
品の大きさや形状によつては、従来の回転棚をそ
のまま使用すると、多くの不具合が発生する問題
がある。
<考案が解決しようとする課題> 即ち、比較的厚さの薄い重量のある製品を各棚
に載置するために、回転棚のチエーンに多数の棚
を小さな間隔で連結することが考えられたが、こ
れでは回転棚の部品点数が非常に増大し、構造が
複雑となり、製造コストが高くなつてしまう。こ
のため、一般の収蔵庫で使用されるような比較的
大形の棚を有する回転棚を恒温槽内に設置するこ
とが試みられたが、比較的厚さの薄い製品を大形
の棚に収納しようとすると、各棚内に製品を積ん
で収納することになる。
また、このような回転棚を設けた収蔵庫では、
製品の出し入れを行う開口部が棚前面の大きさに
合せて大きく作られ、その開口部の位置で大形の
棚が停止するように動作するため、その開口位置
で停止した棚内から製品の出し入れを行う場合、
棚内に積層された製品を上から下まで取出した
り、外部のテーブル上の製品を棚内の下から上ま
での各所に運んで載置しなければならず、この作
業が大掛りで煩雑となる。また、製品の出し入れ
の際、開放される出し入れ口(開口部)の面積が
大きくなるため、恒温槽内部の熱気又は冷気が容
易に流出し或は外気が流入する課題があつた。
本考案は、上記の課題を解決するためになされ
たもので、物品の出し入れが容易にでき、収納室
内からの熱気又は冷気の流出を抑え、効率の良い
運転を行い得る回転棚付き恒温槽及び収納庫を提
供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 上記の目的を達成するために、本考案の回転棚
付き恒温槽は、断熱壁で周囲を包囲された縦長の
収納室内に、上下両側にスプロケツトを軸支しそ
れらのスプロケツトにチエーンを両側上下方向に
掛け渡しその両側チエーン間に複数の棚を連結し
てなるモータ駆動の回転棚が配設され、その収納
室の前面の一部に物品出し入れ用の扉付き開口部
が設けられ、その収納室内で熱交換器を通した空
気を循環させる回転棚付き恒温槽であつて、前記
棚内に複数の棚板が多段状に設けられ、停止位置
検出片が各棚板に対応した位置の棚の外側に取付
けられ、棚の各棚板が開口部位置に達したとき該
停止位置検出片を検出する検出器が固定側に取付
けられ、回転棚の各棚の各棚板を開口部位置で停
止させるように構成される。
また、本考案の回転棚付き収納庫は、断熱壁で
周囲を包囲された縦長の収納室内に、上下両側に
スプロケツトを軸支しそれらのスプロケツトにチ
エーンを両側上下方向に掛け渡しその両側チエー
ン間に複数の棚を連結してなるモータ駆動の回転
棚が配設され、収納室の前面の一部に物品出し入
れ用の扉付き開口部が設けられた回転棚付き収納
庫であつて、前記棚内に複数の棚板が多段状に設
けられ、停止位置検出片が各棚板に対応した位置
の棚の外側に取付けられ、棚の各棚板が開口部位
置に達したとき停止位置検出片を検出する検出器
が固定側に取付けられ、回転棚の各棚の各棚板を
開口部位置で停止させるように構成される。
<作用、効果> この恒温槽及び収納庫では、物品の出し入れの
際、回転棚の各棚の各棚板が開口部位置で停止す
るため、開口部のテーブル上の物品を棚板上に押
込むだけ搬入でき、重い物品の搬入搬出作業を楽
に行うことができる。また、開口部の開口面積は
棚の大きさに比べ大幅に小さく狭くすることがで
き、室内への空気の流入又は外部への流出が少な
く、室内の温度変化を最小にして効率のよい運転
を行うことができる。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は回転棚付き恒温槽の正面図を、第2
図、第3図はその断面図を示している。この恒温
槽は、断熱壁11で周囲を包囲された縦長の収納
室2に、回転棚15を配置し、その収納室2の側
部に送風室3を設けて構成される。
回転棚15は、上下に水平に設けた軸13,1
4の両側に1対のスプロケツト16,17を取付
け、それら上下両側のスプロケツト16,17間
に2本のチエーン18を両側上下方向に掛け渡
し、その両側のチエーン18,18に連結アーム
20を一定の間隔で連結し、棚19を両側の連結
アーム20,20間に水平に支持させ、下側の軸
14を減速機付きのモータ21により低速で回転
駆動し、各棚19を縦に長い円形の軌道上で移動
させる構造である。
棚19は、通風が良好な箱形に形成され、内部
に複数の棚板19aを配設し、複数の物品を多段
状に載置して収納するように形成され、ここで
は、比較的厚さの薄い物品を多段状に収納するよ
うに構成される。恒温槽前面には、物品の出し入
れ用に開口部22が形成され、昇降する扉12が
そこに設けられる。この開口部22は棚19の高
さに比べ遥かに低く、棚板19aの間隔より多少
高い程度であり、棚19の前面の面積より遥かに
狭く形成されている。その開口部22の直ぐ下に
テーブル25が突設される。
第4図に示すように、棚19には、出し入れ用
の開口部位置で各棚を自動停止させるために、停
止位置検出片23が設けられ、固定側の所定位置
にリミツトスイツチ、光電スイツチ等の検出器2
4が取付けられる。上記の停止位置検出片23
は、各棚板19aに対応した位置の棚19の外側
に取付けられ、棚19の各棚板19aが所定の停
止位置(開口部の位置)に達したとき、検出器2
4が停止位置検出片23を検出して信号を出力
し、モータ21の制御回路に信号を送り、モータ
21を停止させるように構成される。また、モー
タ21の制御回路は、図示しないスタートスイツ
チにより起動し、検出器24が停止位置検出片2
3を検出したとき、回転棚を停止させる構造であ
る。なお、原位置検出片を棚の特定位置に設ける
と共に、原位置検出器を固定側に設け、原位置検
出片から順に停止位置検出片に番号を付してお
き、検出信号をカウントすることにより、任意の
番号位置の棚を開口部で停止させるようにするこ
ともできる。
なお、図示は省略されているが、チエーン18
の揺れを防止するために、チエーンガイドがチエ
ーンに沿つて設けられる。
収納室2の側部には、隔壁を隔てて縦長の送風
室3が形成され、送風室3の上部に、隔壁上部の
吸気孔6から収納室2内の空気を吸気する送風機
4が設置され、送風機4の吐出側に熱交換器5が
ダクトを介して接続される。熱交換器5として
は、収納室内を加熱する場合、電気ヒータ、燃焼
バーナー、或は蒸気により送風を加熱するものが
使用され、収納室内を冷却する場合、冷却水等の
冷媒を冷却コイルに通して送風を冷却するものが
使用される。
一方、収納室2の底部にはその両側角部に、三
角柱状で多数の送風孔9a,10aを室内側にも
つ通風路9,10が形成され、熱交換器5の吐出
側が2本のダクト7,8を介して両側の通風路
9,10に連通接続される。従つて、収納室内2
の空気は、送風機4の運転により吸気孔6から吸
引され、熱交換器5に送られて加熱或は冷却さ
れ、2本のダクト7,8を通つて収納室底の角部
の通風路9,10に送られ、その通風孔9a,1
0aから収納室2に送風され、循環される。な
お、送風室前面には各種スイツチ等を配置した制
御盤が設けられ、収納室上部には室内排気用の排
気ダクトが設けられる。
次に、上記恒温槽の動作を説明する。
恒温槽の送風機4及び熱交換器5が運転される
と、収納室内2の空気は、送風機4の運転により
吸気孔6から吸引され、熱交換器5に送られて加
熱或は冷却され、2本のダクト7,8を通つて収
納室底の角部の通風路9,10に送られ、その通
風孔9a,10aから収納室2に送風され、循環
される。これにより、収納室内は一定の加熱或は
冷却温度に保持される。
洗浄後の各種製品や食器、食品等の物品30
は、前面の扉12を開き、開口部22から出し入
れされる。例えば、物品30を恒温槽に搬入する
場合、第4図のように、テーブル25の上に物品
を載せ、扉12を開き、停止している回転棚15
の棚19の一つの棚板19a上に物品30を押し
込む。
さらに、物品を入れる場合、図示しないスター
トスイツチを操作してモータ21を起動させ、回
転棚15を回転させる。そして、その下の棚板1
9aが開口部22に達すると、検出器24がその
棚板19aの位置検出片23を検出してモータ2
1が停止し、回転棚15は再び停止する。この状
態で、空の棚板19aが開口部22に対向して位
置し、上記と同様に物品30がそこに押し込まれ
る。
そして、再び回転棚15が起動し、上記と同様
な動作が繰り返されることにより、物品30が恒
温槽内に搬入される。一方、恒温槽内の回転棚1
5から物品を搬出する場合、上記と同様に、回転
棚15を回転させて各棚板19aを開口部位置で
停止させ、そこに収納された物品30を開口部2
2から搬出する。
このような物品の出し入れの際、開かれる開口
部22の開口面積は棚19の大きさに比べ小さい
ため、室内への空気の流入又は流出が少なく、室
内の温度変化を最小にすることができる。また、
回転棚15の各棚19の各棚板19aが開口部位
置で停止するため、テーブル25上の物品30を
棚板19a上に押込むだけですみ、重い物品の搬
入搬出作業を楽に行うことができる。
なお、上記実施例では位置検出片23を棚19
のチエーン側に設けたが、棚19の側部に位置検
出片を取付け、それに対向して検出器を固定側に
設けてもよいことは勿論である。
また、上記の実施例では、収納室2の側部に送
風室3を形成し、そこに送風機4、熱交換器5を
設置して恒温槽としたが、その恒温槽から送風室
3、送風機4、熱交換機5、ダクト7,8、通風
路9,10を取り去れば、収納室2と回転棚15
を有する物品の収納庫として構成することができ
る。そして、この収納庫においても、構造を複雑
化せず、重い物品の搬入搬出作業を楽に行うこと
ができる。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案の回転棚付き恒温
槽及び収納庫によれば、回転棚の各棚の各棚板が
開口部位置で停止するため、物品を棚板上に持ち
上げなくても押込むだけで搬入でき、重い物品の
搬入搬出作業を楽に行うことができる。また、回
転棚の各棚の各棚板が開口部位置で停止するた
め、開口部の開口面積を棚の大きさより大幅に狭
く小さくすることができ、物品の出し入れの際、
収納室内への空気の流入、又は外部への熱気等の
流出が少なくなり、室内の温度変化を最小にし
て、効率の良い運転を行うことができる。また、
多数の小形の棚をチエーンに連結する構造の回転
棚に比べ、部品点数を遥かに少なくして構造を簡
単化でき、製造コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は恒温槽の
正面図、第2図は第1図の−断面図、第3図
は同−断面図、第4図は棚付近の拡大断面図
である。 2……収納室、5……熱交換器、11……断熱
壁、15……回転棚、16,17……スプロケツ
ト、18……チエーン、19……棚、19a……
棚板、21……モータ、22……開口部、23…
…停止位置検出片、24……検出器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 断熱壁で周囲を包囲された縦長の収納室内
    に、上下両側にスプロケツトを軸支しそれらの
    スプロケツトにチエーンを両側上下方向に掛け
    渡しその両側チエーン間に複数の棚を連結して
    なるモータ駆動の回転棚が配設され、該収納室
    の前面の一部に物品出し入れ用の扉付き開口部
    が設けられ、該収納室内で熱交換器を通した空
    気を循環させる回転棚付き恒温槽であつて、前
    記棚内に複数の棚板が多段状に設けられ、停止
    位置検出片が各棚板に対応した位置の棚の外側
    に取付けられ、該棚の各棚板が開口部位置に達
    したとき該停止位置検出片を検出する検出器が
    固定側に取付けられ、該回転棚の各棚の各棚板
    を開口部位置で停止させるように構成した回転
    棚付き恒温槽。 (2) 断熱壁で周囲を包囲された縦長の収納室内
    に、上下両側にスプロケツトを軸支しそれらの
    スプロケツトにチエーンを両側上下方向に掛け
    渡しその両側チエーン間に複数の棚を連結して
    なるモータ駆動の回転棚が配設され、該収納室
    の前面の一部に物品出し入れ用の扉付き開口部
    が設けられた回転棚付き収納庫であつて、前記
    棚内に複数の棚板が多段状に設けられ、停止位
    置検出片が各棚板に対応した位置の棚の外側に
    取付けられ、該棚の各棚板が開口部位置に達し
    たとき該停止位置検出片を検出する検出器が固
    定側に取付けられ、該回転棚の各棚の各棚板を
    開口部位置で停止させるように構成した回転棚
    付き収納庫。
JP3447789U 1989-03-27 1989-03-27 Expired - Lifetime JPH055950Y2 (ja)

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JPH02125739U JPH02125739U (ja) 1990-10-17
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JP2521588B2 (ja) * 1991-03-14 1996-08-07 株式会社マキシンコー 熱交換器付き縦型回転棚
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JPH02125739U (ja) 1990-10-17

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