JPS6124205Y2 - - Google Patents

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JPS6124205Y2
JPS6124205Y2 JP744383U JP744383U JPS6124205Y2 JP S6124205 Y2 JPS6124205 Y2 JP S6124205Y2 JP 744383 U JP744383 U JP 744383U JP 744383 U JP744383 U JP 744383U JP S6124205 Y2 JPS6124205 Y2 JP S6124205Y2
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shelf
cart
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bottom plate
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JP744383U
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JPS59114834U (ja
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Publication of JPS6124205Y2 publication Critical patent/JPS6124205Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21BBAKERS' OVENS; MACHINES OR EQUIPMENT FOR BAKING
    • A21B1/00Bakers' ovens
    • A21B1/50Bakers' ovens characterised by having removable baking surfaces

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ホテル、レストラン、病院、給食
センター等において、大量の調理場を走行移動可
能なカート棚に載せて加熱庫内に搬入し、密閉し
た庫内で解凍、焼物等の調理を行なうようにした
カート棚式オーブンに関するものである。
従来のこの種のカート棚式オーブンは、調理物
を載せたカート棚を加熱庫内に入れ、その内部で
対流する熱風により加熱調理するものであつたた
め、熱風流路の障害物でもある調理物の大小、配
列、存否等により、各棚間の熱風速度の差異によ
る調理物の焼むらが生じ易く、また絶えず流路す
る熱風により各棚に載けた調理物が過剰に乾燥
し、乾燥過多により調理の出来上がりを損う等の
難点があつた。
この考案は前記従の課題を解決するために加熱
庫内に入れたカート棚の各棚間にそれぞれ独立し
たオーブンを構成し、しかも各棚間の調理物に熱
風が直接に作用しないようにすることにより、各
棚毎に一定の加熱条件による調理を行なうことが
でき、しかも乾燥過多を防止して適度に焦げ目の
付いた良好な焼き上りの調理を可能としたカート
棚式オーブンを提案するものである。
以上この考案を図面に示す実施例について説明
すると、加熱庫1は断熱材をサンドイツチした金
属板により気密状に構成され、その前面の出入口
は開閉扉2で密閉ロツクされるようになつてお
り、底板1aと床面との間は支脚3によつて所定
高さの空間部が設けられている。
加熱庫1の内部には、その上板1bから左右の
側板1cの下部にかけて所定間隔を置いて隔壁4
が設けられ、その外側に上面の吸気口5から吸入
した熱気を隔壁4の下端における吹出口6から吹
出す熱風の送流路7が形成され、吸気口5の上方
にはモータ8によつて駆動する回転フアン9が設
けられている。また、加熱庫1の上板1bには送
流路7と外気を連通する吸排気口10が設けられ
ている。
さらに、加熱庫1の内部にはその底板1a上に
空胴体11が設置され、その外周部と隔壁4との
間には熱風の流路12が形成されている。
空胴体11は左右の側板11a、天板11b及
び底板11cとから変箱トンネル状に形成され、
加熱庫1の開閉扉2に相対する前面は開放され、
又後面は加熱庫1の後板1dに密接されている。
そして、空胴体11の内部には上下に所定間隔を
置いて二以上の輻射熱加熱器13が設けられ、各
上下の加熱器13,13間おける空胴体側板11
aには狭小間隙の通気孔14が設けられている。
この加熱器13としては、例えば四角形フレー
ム13aの前後間に複数のシーズヒータ13bを
架渡して構成し、このフレーム13aの左右を空
胴体側板11aに固定した支持材15に支持する
と共に、フレーム13aの後端とこれに相対する
加熱庫1の後端1dにそれぞれ設けたプラグ及び
コンセント16によつて、各シーズヒータ13b
に通電するように構成することにより、加熱器1
3を空胴体11に対して挿脱自在とする。そし
て、加熱器13は配電盤17に設けた温度調節摘
まみ18によつてそれぞれ別個に加熱温度(ヒー
タ出力)を変化でき、またタイマー19によつて
加熱時間を調節できるようになつている。
空胴体11はその下端の左右に鉤型等の係合部
20を設け、これを加熱庫底板1aに設けた鉤型
等のガイドレール21に係合することにより、加
熱庫1から容易に引出して清掃できるようになつ
ている。
また、開閉扉2が密接する加熱庫底板1aの前
端には、二個の切欠き22が設けられている。
次に、加熱庫1内に収容するカート棚23は、
第4,5図に示すように車輪24によつて走行移
動可能な台車25の後端に垂直に立上る左右の支
持柱26が固定され、両支柱の前面には前方に向
かつて水平に突出する調理物載置用棚27が上下
に所定間隔を置いて取付けられており、最下段の
棚27の上方における左右の支柱26,26間に
は板体28が取付けられ、かつ支柱26,26の
上端間は横桁29で連結されている。
各棚27は、左右の支柱26に基端を固定した
アングル材等のアーム27aと、左右のアーム2
7a,17a間に所定間隔毎に架渡された受桟2
7b,27cと、アーム27a,27a間に嵌合
して各受桟27b,27cに支持される皿板27
dとから構成されている。そして、各棚27の左
右及び前後の寸法は、空胴体11の内部に多少の
遊びを保持して挿入できるように設定され、ま
た、各棚27の上下の位置は空胴体11の最上段
の加熱器13より下方の各加熱器13上に近接し
て空胴体11内に挿入できるように設定されてい
る。
各棚27の後方における板体28にはそれぞれ
狭小間隙の通気孔30が設けられ、また支柱26
の側面には把手兼ストツパー31が固定されてい
る。
以上の構成において使用に際しては、カート棚
23の各皿板27d上に調理物を多数載け、その
皿板27dをアーム27a,27a間に嵌合して
各受桟27b,27cに支持する。このとき受桟
27bは角材状でその内側の角部が面取りされて
いるので、皿板27dを棚27の前方から滑り込
ませることにより、容易に棚27に納めることが
でき、受桟27bに前端が係合することにより前
方への脱落を防止することができる。
次いで、カート棚23を走行移動動し、開閉扉
2を開いて加熱庫1内に押し込む。この場合、加
熱庫1内を予備加熱しておくことにより加熱調理
を確実に行なうことができる。この予備加熱に際
しては、開閉扉2を閉じて電源ONにし電圧計が
正常を示すことを確認した後、温度度指示調節器
28で予備加熱温度を設定し、かつタイマー19
によつて加熱時間をセツトし、さらに加熱器13
の出力をセツトする。次に、フアンスイツチ及び
調理スイツチをONにして扉を閉め確認ランプ及
び電流計でその正常を確認する。
このようにして所定の予備加熱がなされた後、
フアン9及び調理スイツチをONにしたまゝ開閉
扉2を開いてすばやくカート棚23を押し込み扉
2を閉鎖ロツクする。この場合、カート棚23の
各棚27は空胴体11の各加熱体13,13間に
挿入され、台車25は加熱庫底板1aの下方に押
込まれ、さらに支柱26の下部が底板1aの切欠
き22に嵌合するため、カート棚23は完全に空
胴体11内に納まり、後部の板体28によつて空
胴体11の前面の開放部は閉鎖される。従つて、
この状態においてカート棚の各棚27の上方空間
は、その左右端を空胴体11の側板11aで、ま
た上下部は上方の棚27の皿板及び空胴体11の
天板11bで、さらに前後部は加熱庫1の後板1
d及びカート棚23の板体28でそれぞれ囲まれ
て独立した加熱調理室(オーブン)が構成され、
その各加熱調理室は空胴体側板11aに設けた通
気孔14及びカート棚23の板体28の通気孔3
0で周囲の流路12に僅かに連通することにな
る。
このようにしてカート棚23を加熱庫1内の空
胴体11内に収容した後、温度指示調節器28で
調理温度を設定し、タイマー19で調理時間を設
定し、さらに温度調節摘まみ18で各加熱器13
の加熱温度を各棚27の調理内容に合わせて設定
し、所定時間加熱調理を行なう。
加熱庫1内においてはフアン9の回転により前
記可加熱調理室より発生する熱気が流路12を通
つて吸気口5から吸引され送流路7を通つて吹出
口6から吹出すという対流を繰り返し、又吸、排
気口10より適度な外気の流入及び排気がなされ
るので、庫内の流路7,12の温度はほぼ均一に
保たれる。そして、空胴体11内の各棚27にお
いてはそこに構成された独立された独立した加熱
室の温度もほぼ上記流路12の温度に維持され、
かつ皿板27dの上下から加熱器13の放射熱に
よつて加熱されるので、適度に焦げ目のついた調
理が可能となると共に、通気孔14,30は狭小
なものであるため、調理物の加熱により発生する
水分及び油煙等の発散孔として機能し、熱風が調
理物に直接当ることはなく、調理物の乾燥過多を
防止してきわめて良好な調理を行なうことが可能
となる。
このようにして調理が完了すると完了ランプが
点灯し、かつブザーで知らせるので、開閉扉1内
からカート棚23を引出し、所定の配膳台等へ運
搬する。
なお、庫内の温度コントロールにはサイリスタ
と電子サーモスタツトが併用されているため、電
源のON,OFF時の騒音音(マグヌツトススイツ
チの開閉音)がなくきわめて静かな運転ができ、
正確な温度コントロールを行なうことができる。
また、庫内温度が異常に上昇した場合には加熱器
13への通信が切れ、ブザーで知らせるようにな
すと共に、ドアスイツチにより扉2を閉めなけれ
ば、フアン9のモータ及び加熱器13に通電され
ず、しかも加熱器13はフアン9が回転しなけれ
ば加熱されない等等の安全対策がなされている。
以上の通りこの考案によれば、カート棚の各棚
を加熱庫の空胴体内に設置した加熱器間に挿入す
ることにより、各棚の上方には左右を空胴体側板
で、また上下を空胴体天板及び各棚板でさらに前
後には加熱熱庫板及びカート棚の支柱間の板体で
それぞれ仕切られた独立したオーブンが構成さ
れ、調理物の大、小配列にかかわらず確実かつ均
一に加熱することができ、しかも各棚毎に加熱器
の温度(ヒーター出力)コントロールをすること
により調理物に合わせた火力(放射熱温度)を選
択して、それぞれ別個の加熱調理が可能となると
共に、各棚上に構成された独立のオーブン空間は
空胴体側板に設けた狭少間隙の通気孔が設けられ
ているので、この通棺気孔を通して多少の熱気の
出入り及び各棚の調理物から発散する水分、油分
等の放出がなされるだけで、熱風の著しい流路は
なく、調理物に熱風が直接当らないため乾燥過多
を防止して上下の加熱器による適度を焦げ目の付
いた良好な加熱調理を行なうことが可能となる。
また、空胴体の周囲の加熱庫内には回筒フアン
による熱風の循環路が構成されているので、庫内
及び空胴体内の熱雰囲気を均一に保つことができ
る。
さらに、カート棚の台車部は加熱庫内に入らず
に底板下方の空間部に挿入されるので、庫内には
台車上方の棚部分のみが入り、庫内の熱損失をき
わめて少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は加熱庫の縦断正面図、第2図は同横断
平面図、第3図は同縦断側面図、第4図はカート
棚の一部を破断して示した側面図、第5図は空胴
体とカート棚の斜視図である。 1……加熱庫、2……開閉扉、5……吸気口、
6……吹出口、7……送流路、9……回転フア
ン、11……空胴体、11a……側板、12……
流路、13……加熱器、14……通気孔、23…
…カート棚、25……台車、26……支柱、27
……棚。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 走行台車の後端部の左右に垂直に立上がる支
    柱を設け、前記左右の支柱の前面に調理物を載
    ける二以上の棚を上下に所定間隔を置いて水平
    に突設し、前記最下段の棚より上方方の左右の
    支柱間に板体を取付けてなるカート棚と、前面
    の開閉扉により密閉される庫内に前記開閉扉に
    相対する前面に開口部を有し、かつ前記カート
    棚を内部に収容可能な大きさの箱状トンネル状
    に形成された空胴体を設置し、前記空胴体内に
    はこれに収容された前記各棚を上下から加熱す
    る二以上の輻射熱加熱器を上下に所定間隔を置
    いて設置し、前記各輻射熱加熱器間における空
    胴体側板には狭少間隙の通気孔を設け、前記空
    胴体周囲の庫内に回転フアンによる熱風の循環
    路を構成し、底板下方には前記カート棚の走行
    台車を挿入可能な空間部を設け、前記開閉扉の
    下端が密接する底板前端部には前記カート棚の
    支柱の下端部を嵌合可能な切欠きを設けた加熱
    庫とからなることを特徴とするカート棚式オー
    ブン。 2 輻射熱加熱器はそれぞれ別個に温度調節可能
    としてなることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のカート棚式オーブン。
JP744383U 1983-01-21 1983-01-21 カート棚式オーブン Granted JPS59114834U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP744383U JPS59114834U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 カート棚式オーブン

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JP744383U JPS59114834U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 カート棚式オーブン

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Publication Number Publication Date
JPS59114834U JPS59114834U (ja) 1984-08-03
JPS6124205Y2 true JPS6124205Y2 (ja) 1986-07-21

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ID=30138974

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JP744383U Granted JPS59114834U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 カート棚式オーブン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1398861B1 (it) * 2010-03-16 2013-03-21 Unox Spa Dispositivo di chiusura associabile alla imboccatura della camera di cottura di un forno di tipo carrellato, per la chiusura a tenuta della camera in assenza del carrello

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JPS59114834U (ja) 1984-08-03

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