JPH0559508B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0559508B2 JPH0559508B2 JP20946085A JP20946085A JPH0559508B2 JP H0559508 B2 JPH0559508 B2 JP H0559508B2 JP 20946085 A JP20946085 A JP 20946085A JP 20946085 A JP20946085 A JP 20946085A JP H0559508 B2 JPH0559508 B2 JP H0559508B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- bearing
- magnetic disk
- arm support
- disk device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 101000606504 Drosophila melanogaster Tyrosine-protein kinase-like otk Proteins 0.000 description 8
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、磁気デイスク装置に関し、特に回転
式の磁気ヘツド位置決め機構を有する磁気デイス
ク装置に関する。
式の磁気ヘツド位置決め機構を有する磁気デイス
ク装置に関する。
この種の磁気デイスク装置の位置決め機構は大
別して、直線型方式と回転型方式とがあり、一般
的な小または中容量の装置には後者の方式が使用
されることが多い。また、磁気デイスク装置の記
録密度を向上させ、装置の記憶容量を増大させる
為には磁気デイスクに対する磁気ヘツドの位置決
め精度を向上させる必要がある。
別して、直線型方式と回転型方式とがあり、一般
的な小または中容量の装置には後者の方式が使用
されることが多い。また、磁気デイスク装置の記
録密度を向上させ、装置の記憶容量を増大させる
為には磁気デイスクに対する磁気ヘツドの位置決
め精度を向上させる必要がある。
現在の磁気デイスク装置における磁気ヘツドの
位置決め装置は、位置決め専用のサーボヘツドを
有し、このサーボヘツドが磁気デイスク面に予め
記録された位置決め情報を読取り、読取られた情
報に基いて位置決めを行なつている。従つて、サ
ーボヘツドと他のデータヘツドの相対的な位置誤
差および位置決め情報の書かれたサーボデイスク
と他のデータデイスクとの相対的な変位量は、そ
のまま本来追従すべきトラツクとの偏差量つまり
オフトラツク量となる。このオフトラツク量が小
さい程位置決め精度が高いこととなる。
位置決め装置は、位置決め専用のサーボヘツドを
有し、このサーボヘツドが磁気デイスク面に予め
記録された位置決め情報を読取り、読取られた情
報に基いて位置決めを行なつている。従つて、サ
ーボヘツドと他のデータヘツドの相対的な位置誤
差および位置決め情報の書かれたサーボデイスク
と他のデータデイスクとの相対的な変位量は、そ
のまま本来追従すべきトラツクとの偏差量つまり
オフトラツク量となる。このオフトラツク量が小
さい程位置決め精度が高いこととなる。
しかしながら、実際には他の種々の要因によつ
て許容以上のオフトラツク量を招く場合がある。
このオフトラツク量の中でも装置の温度上昇もし
くは環境温度の変化によつて引き起こされるオフ
トラツクは、サーマルオフトラツクと呼ばれ、磁
気デイスク装置を構成する種々の機構部品間にお
ける線膨張係数の違いが主な要因と考えられてい
る。
て許容以上のオフトラツク量を招く場合がある。
このオフトラツク量の中でも装置の温度上昇もし
くは環境温度の変化によつて引き起こされるオフ
トラツクは、サーマルオフトラツクと呼ばれ、磁
気デイスク装置を構成する種々の機構部品間にお
ける線膨張係数の違いが主な要因と考えられてい
る。
前述した従来の回転式位置決め機構の構造を第
２図に示す。この図に於いては、位置決め機構の
駆動力を発生するコイル、磁気回路の部分等は省
略してある。固定シヤフト１は軸受２を介してア
ーム支持体３を回転させる。アーム支持体３は磁
気ヘツド４を搭載するアーム５を固定支持してい
る。すなわち、アーム５はその端面をアーム支持
体３に押し当てられた状態で特殊ボトルで堅持さ
れている。
２図に示す。この図に於いては、位置決め機構の
駆動力を発生するコイル、磁気回路の部分等は省
略してある。固定シヤフト１は軸受２を介してア
ーム支持体３を回転させる。アーム支持体３は磁
気ヘツド４を搭載するアーム５を固定支持してい
る。すなわち、アーム５はその端面をアーム支持
体３に押し当てられた状態で特殊ボトルで堅持さ
れている。
この様な構造を有する位置決め機構において、
アーム支持体３、およびアーム５は軽量化の為に
アルミ材等を使つており、一方アーム支持体３に
嵌合している軸受２は軸受鋼である。従つて、両
者の線膨張係数の違いから、両者の嵌合部に熱応
力が発生することがある。この場合には、アーム
支持体３の変形を招き、軸受２に近いアーム５の
挙動と軸受２から離れたアーム５の挙動とが異な
る様になる。換言すれば、周囲温度の変化がある
と、アーム５の先端が本来の軸受２との位置関係
から変位することになり、結果的に複数の磁気ヘ
ツド４の位置は相対的に変位することになる。
アーム支持体３、およびアーム５は軽量化の為に
アルミ材等を使つており、一方アーム支持体３に
嵌合している軸受２は軸受鋼である。従つて、両
者の線膨張係数の違いから、両者の嵌合部に熱応
力が発生することがある。この場合には、アーム
支持体３の変形を招き、軸受２に近いアーム５の
挙動と軸受２から離れたアーム５の挙動とが異な
る様になる。換言すれば、周囲温度の変化がある
と、アーム５の先端が本来の軸受２との位置関係
から変位することになり、結果的に複数の磁気ヘ
ツド４の位置は相対的に変位することになる。
本発明の目的は、サーマルオフトラツク量を軽
減することによつて、磁気ヘツドの正確な位置決
めを行なうことができる磁気デイスク装置を提供
することにある。
減することによつて、磁気ヘツドの正確な位置決
めを行なうことができる磁気デイスク装置を提供
することにある。
本発明によれば、磁気デイスクに対向して位置
する磁気ヘツドを搭載するアームととを固定支持
するアーム支持体と、アーム支持体を回転保持す
る軸受とを有する回転型位置決め機構を具備する
磁気デイスク装置において、アーム支持のアーム
取付部と軸受との間に軸受の軸方向の幅の1/2以
上の深さの溝を形成したことを特徴とする磁気デ
イスク装置が得られる。
する磁気ヘツドを搭載するアームととを固定支持
するアーム支持体と、アーム支持体を回転保持す
る軸受とを有する回転型位置決め機構を具備する
磁気デイスク装置において、アーム支持のアーム
取付部と軸受との間に軸受の軸方向の幅の1/2以
上の深さの溝を形成したことを特徴とする磁気デ
イスク装置が得られる。
次に、本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
第１図を参照すると、回転式位置決め機構のア
ーム支持体３のアーム５の取体部７と軸受２との
間には、軸受２の軸方向の深さに概収一致した溝
６が形成されている。従つて、アーム支持体３の
軸受２の近傍での温度変化による変形、即ち軸受
２の外輪部の嵌合による熱ひずみは、溝６によつ
て、アーム支持体３のアーム５の取付部７にほと
んど作用しなくなる。これによつて、アーム支持
体３のアーム５の取付部７に堅持されている。ア
ーム５の全てに同一の動きを与えることとなり、
結果的にデータヘツドとサーボヘツドとの相対的
な変位は最小限に抑えられる。
ーム支持体３のアーム５の取体部７と軸受２との
間には、軸受２の軸方向の深さに概収一致した溝
６が形成されている。従つて、アーム支持体３の
軸受２の近傍での温度変化による変形、即ち軸受
２の外輪部の嵌合による熱ひずみは、溝６によつ
て、アーム支持体３のアーム５の取付部７にほと
んど作用しなくなる。これによつて、アーム支持
体３のアーム５の取付部７に堅持されている。ア
ーム５の全てに同一の動きを与えることとなり、
結果的にデータヘツドとサーボヘツドとの相対的
な変位は最小限に抑えられる。
本発明は以上説明したように、軸受とアーム支
持体との熱ひずみを特定のヘツドに集中させない
様に溝を形成したことによつて、サーマルオフト
ラツク量を減少させ、正確な磁気ヘツドの位置決
めを行なうことができる。
持体との熱ひずみを特定のヘツドに集中させない
様に溝を形成したことによつて、サーマルオフト
ラツク量を減少させ、正確な磁気ヘツドの位置決
めを行なうことができる。
第１図は本発明の一実施例を示す正面図および
側面図、第２図は従来の磁気デイスク装置の回転
位置決め機構を示す正面図および側面図である。 １……固定シヤフト、２……軸受、３……アー
ム支持体、４……磁気ヘツド、５……アーム、６
……溝、７……アーム取付部。
側面図、第２図は従来の磁気デイスク装置の回転
位置決め機構を示す正面図および側面図である。 １……固定シヤフト、２……軸受、３……アー
ム支持体、４……磁気ヘツド、５……アーム、６
……溝、７……アーム取付部。
Claims (1)
- １ 磁気デイスクに対向して位置する磁気ヘツド
を搭載するアームと、前記アームを固定支持する
アーム支持体と、前記アーム支持体を回転保持す
る軸受とを有する回転型位置決め機構を具備する
磁気デイスク装置において、前記アーム支持体の
アーム取付部と前記軸受との間に前記軸受の軸方
向の幅の1/2以上の深さの溝を形成したことを特
徴とする磁気デイスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20946085A JPS6271064A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 磁気デイスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20946085A JPS6271064A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 磁気デイスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6271064A JPS6271064A (ja) | 1987-04-01 |
| JPH0559508B2 true JPH0559508B2 (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=16573237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20946085A Granted JPS6271064A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 磁気デイスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6271064A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2771006B2 (ja) * | 1990-02-05 | 1998-07-02 | 富士通株式会社 | ディスク記憶装置の回転体支持装置 |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP20946085A patent/JPS6271064A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6271064A (ja) | 1987-04-01 |
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