JPH0559309B2 - - Google Patents

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JPH0559309B2
JPH0559309B2 JP60076629A JP7662985A JPH0559309B2 JP H0559309 B2 JPH0559309 B2 JP H0559309B2 JP 60076629 A JP60076629 A JP 60076629A JP 7662985 A JP7662985 A JP 7662985A JP H0559309 B2 JPH0559309 B2 JP H0559309B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
chamber
valve
piston
hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60076629A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61236981A (ja
Inventor
Masakazu Isobe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Saginomiya Seisakusho Inc filed Critical Saginomiya Seisakusho Inc
Priority to JP60076629A priority Critical patent/JPS61236981A/ja
Priority to US06/794,851 priority patent/US4644760A/en
Publication of JPS61236981A publication Critical patent/JPS61236981A/ja
Publication of JPH0559309B2 publication Critical patent/JPH0559309B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は冷暖房兼用型空調機において、冷暖房
の切り換え操作に用いられる四方逆転弁に関する
ものである。
従来の技術 従来における差圧駆動型の四方逆転弁は、シリ
ンダ状逆転弁本体内を一対のピストン等により高
圧室と低圧室と圧力変換室、又は高圧室と2個の
圧力変換室の3室に区分するのがほとんどであ
り、該圧力変換室をパイロツト三方電磁弁等によ
り切り換えてピストン乃至は該ピストンに連結さ
れた流路切換用の弁体を移動させる構成であつ
た。
解決しようとする問題点 上記従来技術では、逆転四方弁もパイロツト電
磁弁も構造が複雑であると共に相互の連通用導管
の数も多くて小型化の溢路となつており、また該
パイロツト電磁弁の操作による制御は該圧力変換
室に対する消極的な減圧と積極的な加圧によるの
で、微細な電子制御に適していない等の欠点があ
つた。
本発明は上記した点に着目し、逆転弁本体内を
ピストンにより高圧室と圧力変換室の二室に区分
すると共に該圧力変換室を開閉弁により開閉して
差圧又はばねにより該ピストン乃至は流路切換弁
を移動させる構成を採用し、もつて構造の簡略化
と小型化を達成し、該開閉弁による該圧力変換室
の制御を該圧力変換室から圧縮機の吸入側に対す
る一定方向の冷媒流に対する開閉操作とすること
により電子方式による微細な制御を可能とし、更
にはばねによるピストン乃至は流路切換弁の移動
による暖房運転から冷房運動への切り換えを迅速
化したものである。
〔発明の構成〕 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明においては、
シリンダ状の逆転弁本体内をピストンにより高圧
室と圧力変換室に区画し、高圧室に圧縮機の吐出
管に対する接続口と、圧縮機の吸入管に対する接
続口及び該接続口を挾んで2個の熱交換器用導管
に対する接続口とを設け、吸入管に対する接続口
から2個の熱交換器用導管に対する接続口にかけ
て一連の切換用弁シートを設け、該切換用弁シー
トに摺接するスライドバルブを該ピストンに連結
し、該ピストンに高圧室と圧力変換室を連通させ
る均圧孔を形成すると共に該均圧孔に暖房運転時
において高圧室から圧力変換室への流れを遮断す
る弁体を設け、該ピストンを高圧室方向に常時付
勢するばねと暖房運動時においてのみ該ピストン
を高圧室方向に付勢する補助ばねを設け、圧力変
換室に圧縮機の吸入側に連通する圧力逃し孔を設
けると共に該圧力逃し孔に開放弁を設け、該圧力
逃し孔の径を該均圧孔の径より大きく形成して成
る構成を採用した。
実施例 以下本発明の一実施例について図面と共に説明
する。図面において、1はシリンダ状の逆転弁本
体であり、両端部に栓体2,3が溶接して固着さ
れている。栓体2には圧縮機4の吐出管5が連結
され、逆転弁本体1には軸方向において圧縮機4
の吸入管6を挾んで2本の導管7,8が連結され
る。導管7,8は凝縮器又は蒸発器として逆転的
に使用される2個の熱交換器9,10に連結され
る。吸入管6と導管7,8の内端は逆転弁本体1
内に固着される切換用の弁シート11の3個の通
孔11a,11b,11cに接続され、弁シート
11の内側には一連の平滑面11dが形成され
る。
逆転弁本体1内において、弁シート11と栓体
3間においてピストン12が摺動自在に設けら
れ、逆転本体1内を高圧室R1と圧力変換室R2
区画する。ピストン12と栓体3間には圧縮ばね
13が設けられ、ピストン12は高圧室R1方向
に常時付勢されている。ピストン12には高圧室
R1と圧力変換室R2を常時連通させる均圧孔12
aが形成され、栓体3には該均圧孔12aよりも
径の大きい圧力逃し孔3aが形成されると共に該
圧力逃し孔3aには吸入管6に至る導管14が連
結される。均圧孔12aの圧力変換室側の端部に
弁シート12bと弁室12cが設けられ、弁室1
2c内においてボール状の弁体12dが設けられ
る。
弁室12cの外壁12eにはリング状の衝合子
12fが摺動自在に嵌合され、該衝合子12fは
同じく外壁12eに捲装された復帰用補助圧縮ば
ね12gにより栓体3方向に突出するように付勢
されるもので、該衝合子12fの開口12f1によ
りボール状の弁体12dが一部突出した状態で支
持されている。
栓体3にプランジヤ管15を介して電磁開閉弁
16が付設され、そのプランジヤ17の先端に設
けたボール弁18が圧力逃し孔3aの途中に設け
た弁シート3bに接離して該圧力逃し孔3aを開
閉する。即ち、圧力逃し孔3aは栓体3の外周部
分において圧力変換室R2から弁室3cに達する
通孔3a1と、弁室3cから栓体3の中心部分を通
る通孔3a2からの放射方向の通孔3a3から成り、
該通孔3a2の弁室3c側端部に弁シート3bが設
けられ、通孔3a3に前記導管14が接続される。
プランジヤ17と吸引鉄心19間には圧縮ばね2
0が設けられてボール弁18は弁シート3bに当
接する方向に付勢される。
弁シート11上には連通用内腔21aを有する
スライドバルブ21が設けられ、該スライドバル
ブ21は連結杆22によりピストン12に連結さ
れる。スライドバルブ21は移動によりその内腔
21aを介して弁シート11における吸入管6に
対する通孔11aをその両側の熱交換器用導管
7,8に対する通孔11b,11cに対して択一
的に連通させる。
上記構成において、第1図は冷房運転状態を示
す。即ち、電磁開閉弁16は無通電状態にあつて
プランジヤ17がばね20により押されてボール
弁18が圧力逃し孔3aを閉じるので、均圧孔1
2aにより高圧室R1と圧力変換室R2は同圧力と
なり、従つてピストン12はばね13により弁シ
ート11に当接する迄押し動かされ、スライドバ
ルブ21は通孔11aを通孔11cに対して連通
させるので、冷媒は圧縮機4→吐出管5→導管7
→室外熱交換器9→絞り手段23→室内熱交換器
10→導管8→吸入管6→圧縮機4の経路で循環
する。
次に電磁開閉弁16に通電すると共に圧縮機4
を起動すると、プランジヤ17が吸引されてニー
ドル弁体18が圧力逃し孔3aを開き、圧力変換
室R2内を圧縮機4の吸入側の低圧に連通させる。
これにより、圧力変換室R2においては冷媒が圧
力逃し孔3aより吸入側へ逃げると同時に高圧室
R1より均圧孔12aを介して冷媒が供給され、
この際において圧力逃し孔3aの径が均圧孔12
aの径よりも大であつて冷媒の供給量よりも排出
量が大きいので圧力変換室R2は低圧となり、室
R1,R2間には圧縮ばね13の弾力に打ち勝つ差
圧が発生し、第2図に示される如くにピストン1
2乃至スライドバルブ21は栓体3方向に移動を
開始する。
上記移動により、ピストン12が栓体3に接近
すると、弁体12d乃至衝合子12fが栓体3に
当接し、復帰用補助ばね12gを圧縮すると共に
弁体12dが弁シート12bに当接して均圧孔1
2aを閉止した状態で停止する。この状態におい
て、スライドバルブ21は通孔11aを通孔11
bに対して連通させるので、冷媒は圧縮機4→吐
出管5→導管8→室内熱交換器10→絞り手段2
3→室外熱交換器9→導管7→吸入管6→圧縮機
4→の経路で循環して暖房運動となる。
暖房運転時において、サーモスタツトにより圧
縮機4が停止すると、高圧側と低圧側は徐々にバ
ランスして行き、最高作動圧力差になるとピスト
ンは圧縮ばね13と補助圧縮ばね12gの弾撥力
により比較的迅速に移動を開始する。
このように暖房運転時において、冷房状態に迅
速に切り換えた後、除霜開始信号により除霜運転
を行なう。
第4図の実施例においては、栓体3においてピ
ストン12の均圧孔12aに対向するニードル状
の弁体12d′が設けられ、前記したと同様にピス
トン12が栓体3に接近した際において、該ニー
ドル状の弁体12d′が弁シート12bに当接して
閉止する。また、前記衝合子12fに代えて栓体
3に対し補助ばね12gを圧縮する突子12f′が
設けられている。
〔発明の効果〕
本発明は上記した如くに、シリンダ状の逆転弁
本体内をピストンにより高圧室と圧力変換室に区
画し、高圧室に圧縮機の吐出管に対する接続口
と、圧縮機の吸入管に対する接続口及び該接続口
を挾んで2個の熱交換器用導管に対する接続口と
を設け、吸入管に対する接続口から2個の熱交換
器用導管に対する接続口にかけて一連の切換用弁
シートを設け、該切換用弁シートに摺接するスラ
イドバルブを該ピストンに連結し、該ピストンに
高圧室と圧力変換室と連通させる均圧孔を形成す
ると共に該均圧孔に暖房運動時において高圧室か
ら圧力変換室への流れを遮断する弁体を設け、該
ピストンを高圧室方向に常時付勢するばねと暖房
運動時においてのみ該ピストンを高圧室方向に付
勢する補助ばねを設け、圧力変換室に圧縮機の吸
入側に連通する圧力逃し孔を設けると共に該圧力
逃し孔に開閉弁を設け、該圧力逃し孔の径を該均
圧孔の径より大きく形成して成るものであるか
ら、構造を大巾に簡略化して作動を安定させると
共に小型化を達成でき、また電子方式により微細
な制御を行なうことができる。
特に本発明においては、暖房運動時においての
み作動する復帰用補助ばねを設けているので、暖
房運転から冷房運動への切り換えを迅速化し得る
と共に冷房運転から暖房運転への切り換えも迅速
化し得ることができ、冷房運転から暖房運転へ移
行した際において直ちに弁体により均圧孔を閉止
するので、冷媒の漏れを最小限に止めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例について冷房運転状
態を示す断面図、第2図は同上の冷房運転から暖
房運転への移行途中における作動状態図、第3図
は同上における暖房運転状態を示す断面図、第4
図は弁体の他の実施例の詳細図である。 1……逆転弁本体、R1……高圧室、R2……圧
力変換室、4……圧縮機、5……吐出管、6……
吸入管、9,10……熱交換器、11……切換用
の弁シート、12……ピストン、12a……均圧
孔、3a……圧力逃し孔、12d……弁体、12
g……補助ばね、13……圧縮ばね、18……開
閉弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリンダ状の逆転弁本体内をピストンにより
    高圧室と圧力変換室に区画し、高圧室に圧縮機の
    吐出管に対する接続口と、圧縮機の吸入管に対す
    る接続口及び該接続口を挾んで2個の熱交換器用
    導管に対する接続口とを設け、吸入管に対する接
    続口から2個の熱交換器用導管に対する接続口に
    かけて一連の切換用弁シートを設け、該切換用弁
    シートに摺接するスライドバルブを該ピストンに
    連結し、該ピストンに高圧室と圧力変換室を連通
    させる均圧孔を形成すると共に該均圧孔に暖房運
    転時において高圧室から圧力変換室への流れを遮
    断する弁体を設け、該ピストンを高圧室方向に常
    時付勢するばねと暖房運転時においてのみ該ピス
    トンを高圧室方向に付勢する補助ばねを設け、圧
    力変換室に圧縮機の吸入側に連通する圧力逃し孔
    を設けると共に該圧力逃し孔に開閉弁を設け、該
    圧力逃し孔の径を該均圧孔の径より大きく形成し
    て成ることを特徴とする可逆冷凍サイクル用四方
    逆転弁。
JP60076629A 1984-11-05 1985-04-12 可逆冷凍サイクル用四方逆転弁 Granted JPS61236981A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60076629A JPS61236981A (ja) 1985-04-12 1985-04-12 可逆冷凍サイクル用四方逆転弁
US06/794,851 US4644760A (en) 1984-11-05 1985-11-04 Reversible four-way valve for reversible refrigerating cycle

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60076629A JPS61236981A (ja) 1985-04-12 1985-04-12 可逆冷凍サイクル用四方逆転弁

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JPS61236981A JPS61236981A (ja) 1986-10-22
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US5259233A (en) * 1991-04-24 1993-11-09 American Air Liquide Counterflow valve
CN101603605B (zh) * 2008-06-13 2013-12-25 开利公司 四通换向阀

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