JPH0519063B2 - - Google Patents

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JPH0519063B2
JPH0519063B2 JP63180188A JP18018888A JPH0519063B2 JP H0519063 B2 JPH0519063 B2 JP H0519063B2 JP 63180188 A JP63180188 A JP 63180188A JP 18018888 A JP18018888 A JP 18018888A JP H0519063 B2 JPH0519063 B2 JP H0519063B2
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
piston
chamber
compressor
heat exchanger
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63180188A
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English (en)
Other versions
JPH0233580A (ja
Inventor
Tadashi Aoki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷暖房兼用型空調機において、冷暖房
の切り換え操作に用いられる四方逆転弁に関する
ものである。
従来の技術 実開昭60−59876号公報に示される如く、四方
弁内を一端にスライダ弁を設けたピストンにより
高圧室と圧縮機の吸入側に連通する室とに区画
し、該連通路を開閉することにより冷、暖の切り
換えを行つているものであるが、この構造ではピ
ストンに上記両室を連通させるブリードポートが
形成されていて、該連通路の開放時に該ブリード
ポートを介した高圧室からの冷媒流入量よりも圧
縮機への吸入側への逃げ量を多くしてピストンの
両側に差圧を発生させ、この差圧によりばね圧に
打ち勝つて該ピストン乃至スライダ弁を移動させ
ているものである。
発明が解決しようとする課題 上記従来技術では、ピストンにブリードポート
が設けられていて、該ピストンにより高圧室から
区画された室に対する高圧側からの流入量よりも
低圧側への流入量を多くして低圧化し、これに基
づいてピストンを移動させているので切換動作が
不安定となる欠点を有している。
本発明は上記した点に着目し、ピストンにブリ
ードポートを設けることなくして、もつぱらパイ
ロツト電磁弁により切り換えるものである。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本発明において
は、シリンダ状の逆転弁本本内をピストンにより
高圧室と圧力変換室に区画し、高圧室に圧縮機の
吐出管に対する接続口と、圧縮機の吸入管に対す
る接続口及び該接続口を挾んで2個の熱交換器用
導管に対する接続口とを設け、吸入管に対する接
続口から2個の熱交換器用導管に対する接続口に
かけて一連の切換用弁シートを設け、該切換用弁
シートに摺接するスライドバルブを該ピストンに
連結し、該ピストンを高圧室方向に付勢するばね
を設け、圧力変換室と熱交換器に対する導管を連
通させると共に該圧力変換室と圧縮器の吸入管を
パイロツト電磁弁を介して連通させる構成を採用
した。
実施例 図面において、1はシリンダ状の逆転弁本体で
あり、両端部に栓体2,3が溶接して固着されて
いる。逆転弁本体1の周面の一側には圧縮機4の
吐出管5が連結され、また周面の他側には軸方向
において圧縮機4の吸入管6を挾んで2本の導管
7,8が連結される。導管7,8は凝縮器又は蒸
発器として逆転的に使用される室外と室内の2個
の熱交換器9,10に連結される。吸入管6と導
管7,8の内端は逆転弁本体1内に固着される切
換用の弁シート11の3個の通孔11a,11
b,11cに接続され、弁シート11の内側には
一連の平滑面11dが形成される。
逆転弁本体1内において、弁シート11と栓体
3間にはピストン12が摺動自在に設けられ、逆
転弁本体1内を高圧室R1と圧力変換室R2に区画
する。ピストン12と栓体3間には圧縮ばね13
が設けられ、ピストン12は高圧室R1方向に常
時付勢されている。
栓体3には管路14が接続され、管路14(ポ
ートA)はパイロツト電磁弁15を介して前記吸
入管6と室外熱交換器9に対する導管7に至る管
路16,17(ポートS、B)に連通する。
パイロツト電磁弁15の弁本体18にはプラン
ジヤー管19が接続され、その周囲に電磁コイル
20が設けられる。21はプランジヤーであり、
吸引鉄芯22との間に介設された圧縮ばね23に
より常時閉弁方向に付勢されている。プランジヤ
ー21の先端にはボール弁24が固定され、弁シ
ート25に接離して弁室26から吸入管6に至る
管路16を開閉する。弁室26には前記管路1
4,17が開口していて、ポートA、Bは相互に
常時連通している。なお、ポートA、Sはφ1.2〜
1.5mmであるのに対して、ポートBはφ0.5mmと比
較的に小径である。
弁シート11上には連通用内腔27aを有する
スライドバルブ27が設けられ、該スライドバル
ブ27は連結杆28によりピストン12に連結さ
れる。スライドバルブ27は移動により、その内
腔27aを介して弁シート11における吸入管6
に対する通孔11aをその両側の熱交換器用導管
7,8に対する通孔11b,11cに対して択一
的に連通させる。
上記構成において、第1図は無通電放置状態及
び冷房運転状態を示し、パイロツト電磁弁15の
弁シート25にボール弁25が当接していて、ポ
ートB→S、A→Sは閉止されている。
この状態で圧縮機4を作動させると、冷媒は圧
縮機4→逆転弁本体1→室外熱交換器9→絞り2
9→室内熱交換器10→逆転弁本体1→圧縮機4
の径路で循環する。この際に、高圧冷媒は導管7
からパイロツト電磁弁15のポートB→Aを通つ
て弁本体1の圧力変換室R2内に導入され、室R1
とR2はほぼ同圧となつてピストン12前後の差
圧がなく、ピストン12乃至スライドバルブ27
は同位置を保つ。
次にパイロツト電磁弁15に通電すると共に圧
縮機4を起動すると、極小(φ0.5)のポートB→
S、ポートA→Sと開通して圧力変換室R2は低
圧となり、室R1、R2間に発生した差圧が圧縮ば
ね13に打ち勝つてピストン12乃至スライドバ
ルブ27は図面における右方向へ移動を開始する
(第2図)。
この状態で、ピストン12乃至スライドバルブ
27の移動が完了すると、スライドバルブは吸入
管6に対する通孔11aを室外熱交換器9の導管
7に対する通孔11bに連通させ、冷媒は圧縮機
4→逆転弁本体1→室内熱交換器10→絞り29
→室外熱交換器9→逆転弁本体1→圧縮機4の径
路で循環する暖房運転状態に切り換わる(第3
図)。暖房運転状態において、省エネルギー対策
上パイロツト電磁弁15を無通電にすることが出
来る。即ち、この場合には、ポートA、Bは相互
に常時連通しており、圧力変換室R2は小径ポー
トBを介して低圧側に連通されるため、低圧状態
を維持し、ピストン12は圧縮ばね13に打ち勝
つて暖房状態を保つことができる。
第4図の実施例では、栓体3に管路14,1
7′が接続され、管路14(ポートA)はパイロ
ツト電磁弁15′を介して、吸入管6に対する管
路16(ポートS)に連通し、管路17′は直ち
に室外熱交換器9に対する導管7に連通する。管
路17′は管路14,16より小径である。
発明の効果 本発明は上記した如くに、シリンダ状の逆転弁
本体内をピストンにより高圧室と圧力変換室に区
画し、高圧室に圧縮機の吐出管に対する接続口
と、圧縮機の吸入管に対する接続口及び該接続口
を挾んで2個の熱交換器用導管に対する接続口と
を設け、吸入管に対する接続口から2個の熱交換
器用導管に対する接続口にかけて一連の切換用弁
シートを設け、該切換用弁シートに摺接するスラ
イドバルブを該ピストンに連結し、該ピストンを
高圧室方向に付勢するばねを設け、圧力変換室と
熱交換器に対する導管を連通させると共に該圧力
変換室と圧縮器の吸入管をパイロツト電磁弁を介
して連通させるようにして成るものであるから、
四方逆転弁の構造を簡略化しつつ切換動作を安定
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロは、本発明の一実施例について冷
房運転状態を示す断面図イとパイロツト電磁弁の
断面図ロ、第2図イ,ロは、冷房運転から暖房運
転に切り換えた際の断面図イとパイロツト電磁弁
の断面図、第3図イ,ロは、暖房運転状態の断面
図イとパイロツト電磁弁の断面図ロ、第4図イ,
ロは、他の実施例についての冷房運転状態を示す
断面図イとパイロツト電磁弁の断面図ロである。 1……逆転弁本体、4……圧縮機、5……吐出
管、6……吸入管、7,8……熱交換器用導管、
9,10……熱交換器、11……切換用の弁シー
ト、12……ピストン、R1……高圧室、R2……
圧力変換室、13……圧縮ばね、15……パイロ
ツト電磁弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリンダ状の逆転弁本本内をピストンにより
    高圧室と圧力変換室に区画し、高圧室に圧縮機の
    吐出管に対する接続口と、圧縮機の吸入管に対す
    る接続口及び該接続口を挾んで2個の熱交換器用
    導管に対する接続口とを設け、吸入管に対する接
    続口から2個の熱交換器用導管に対する接続口に
    かけて一連の切換用弁シートを設け、該切換用弁
    シートに摺接するスライドバルブを該ピストンに
    連結し、該ピストンを高圧室方向に付勢するばね
    を設け、圧力変換室と熱交換器に対する導管を連
    通させると共に該圧力変換室と圧縮器の吸入管を
    パイロツト電磁弁を介して連通させることを特徴
    とする可逆冷凍サイクル用四方弁。
JP63180188A 1988-07-21 1988-07-21 可逆冷凍サイクル用四方弁 Granted JPH0233580A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63180188A JPH0233580A (ja) 1988-07-21 1988-07-21 可逆冷凍サイクル用四方弁

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JP63180188A JPH0233580A (ja) 1988-07-21 1988-07-21 可逆冷凍サイクル用四方弁

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Publication Number Publication Date
JPH0233580A JPH0233580A (ja) 1990-02-02
JPH0519063B2 true JPH0519063B2 (ja) 1993-03-15

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JP63180188A Granted JPH0233580A (ja) 1988-07-21 1988-07-21 可逆冷凍サイクル用四方弁

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JPH0233580A (ja) 1990-02-02

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