JPH0559164U - 吸収冷温水機 - Google Patents

吸収冷温水機

Info

Publication number
JPH0559164U
JPH0559164U JP166792U JP166792U JPH0559164U JP H0559164 U JPH0559164 U JP H0559164U JP 166792 U JP166792 U JP 166792U JP 166792 U JP166792 U JP 166792U JP H0559164 U JPH0559164 U JP H0559164U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat transfer
solution
transfer surface
heat
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP166792U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2558033Y2 (ja
Inventor
孝寿 瀧川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP166792U priority Critical patent/JP2558033Y2/ja
Publication of JPH0559164U publication Critical patent/JPH0559164U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2558033Y2 publication Critical patent/JP2558033Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱交換器における伝熱面面積に対する有効伝
熱面面積の比率を向上させ、必要な伝熱面面積を縮小す
る。 【構成】 熱交換器(吸収器)を上下に区画する水平に
配置された平板伝熱面16と、該平板伝熱面16の上面
及びまたは下面に加圧された熱交換媒体をほぼ垂直に吹
き付けて乱流液膜を形成するノズル手段13,14とを
含んで構成し、該ノズル手段13,14をその吹出口先
端と前記平板伝熱面の間隔が5mmを超えない位置に配置
し、前記平板伝熱面16の上面及び下面に熱交換媒体の
乱流液膜を強制的に形成して、その両者間で熱交換を行
わせる。 【効果】 強制的に熱交換媒体の液膜が平板伝熱面の上
に形成され、常に形成される有効伝熱面の広さが一定す
るので、余分の余裕を見込んで伝熱面面積を設定する必
要がなく、かつ、形成される液膜の速度を重力による自
由落下の場合に比べて大きくできるとともに乱流にでき
るので熱伝達率が向上し、伝熱面面積を削減できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、吸収冷温水機に係り、特に構成要素である各種熱交換器に強制対流 方式を用いて熱交換器の伝熱面積の縮小を図った吸収冷温水機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、吸収冷温水機は、図4に示す構成要素すなわち、吸収剤に冷媒を吸収さ せて生成された希溶液を加熱する高温再生器18、高温再生器18で加熱された 希溶液から冷媒蒸気と中間濃溶液を分離する分離器19、該分離された中間濃溶 液と前記高温再生器18に流入するまえの希溶液とを熱交換させる高温溶液熱交 換器22、該高温溶液熱交換器22で熱交換を終えた中間濃溶液を前記分離器1 9で分離された冷媒蒸気で加熱して新たな冷媒蒸気を発生させ濃溶液を生成する 低温再生器20、該低温再生器20で生成された濃溶液と前記高温溶液熱交換器 22に流入する前の希溶液とを熱交換させる低温溶液熱交換器23、前記低温再 生器20で生成された冷媒蒸気及び該低温再生器20で中間濃溶液を加熱したあ との冷媒蒸気を凝縮液化させる凝縮器21、該凝縮器21で生成された液冷媒を 伝熱面上で蒸発させて該伝熱面の反対側の冷暖房用流体を冷却する蒸発器24、 前記低温溶液熱交換器23で熱交換したあとの濃溶液に前記蒸発器24で発生し た冷媒蒸気を吸収させて希溶液を生成する吸収器25、該吸収器25で生成され た希溶液を低温溶液熱交換器23,高温溶液熱交換器22を経て高温再生器18 へ送りこむ希溶液ポンプ2、などを含んで構成されている。すなわち、分離器1 9、希溶液ポンプ2などを除きそのほぼ全部が熱交換器である。また、吸収器2 5と蒸発器24は通常共通の密閉容器1に収容されている。
【0003】 前記各構成要素の熱交換形態はさまざまであるが、例えば、吸収液に蒸発器で 生成された冷媒蒸気を吸収させるとともに、発生する吸収熱を除去する吸収器で の熱交換の方法は、図3に示すようなものであった。すなわち、吸収液(濃溶液 )を散布器5から内部に冷却水が流れる吸収器コイル4の表面上に重力によって 自然落下させて、該吸収器コイル4表面に吸収液の液膜を形成し、該液膜に、隣 接する蒸発器コイル3上で蒸発生成された冷媒蒸気を吸収させて希溶液を生成し 、冷媒蒸気吸収時に前記液膜に発生する吸収熱を、吸収器コイル4の管壁を介し て、吸収器コイル4内を流れる冷却水に伝達、除去するのである。この方法にお ける冷媒蒸気の吸収、冷却水への伝熱を効率良く行うには、前記液膜をできるだ け広い範囲に形成し、冷媒蒸気の吸収、冷却水への伝熱が行われる領域を広くす る必要がある。そのため、散布器5から自然落下される吸収液の吸収器コイル4 表面での拡散を容易にする目的で、吸収液に界面活性剤を投入することが行われ ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、界面活性剤を投入しても、吸収液の吸収器コイル表面での液膜形成を 基本的に重力による吸収液の流下にたよっているかぎり、吸収器コイル表面積( 伝熱面面積)に対する液膜形成領域面積(有効伝熱面面積)の比率を100%に 近付けることは困難であった。
【0005】 本考案の課題は、熱交換器における伝熱面面積に対する有効伝熱面面積の比率 を向上させ、必要な伝熱面面積を縮小するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、吸収剤に冷媒を吸収させて生成された希溶液を加熱する高温再生 器と、該高温再生器で加熱された希溶液から冷媒蒸気と中間濃溶液を分離する分 離器と、該分離された中間濃溶液と前記高温再生器に流入するまえの希溶液とを 熱交換させる高温溶液熱交換器と、該高温溶液熱交換器で熱交換を終えた中間濃 溶液を前記分離器で分離された冷媒蒸気で加熱して新たな冷媒蒸気を発生させ濃 溶液を生成する低温再生器と、該低温再生器で生成された濃溶液と前記高温溶液 熱交換器に流入する前の希溶液とを熱交換させる低温溶液熱交換器と、前記低温 再生器で生成された冷媒蒸気及び該低温再生器で中間濃溶液を加熱したあとの冷 媒蒸気を凝縮液化させる凝縮器と、該凝縮器で生成された液冷媒を伝熱面上で蒸 発させ該伝熱面の反対側の冷暖房用流体を冷却する蒸発器と、前記低温溶液熱交 換器で熱交換したあとの濃溶液に前記蒸発器で発生した冷媒蒸気を吸収させて希 溶液を生成する吸収器とを含んで構成された吸収冷温水機において、冷媒、冷却 水及び冷暖房用流体のうちの一つ以上を熱媒体として熱交換を行う前記高温溶液 熱交換器、前記低温溶液熱交換器、高温再生器、低温再生器、凝縮器、蒸発器、 吸収器のうちの少なくとも一つを、当該機器を上下に区画する水平に配置された 平板伝熱面と、該平板伝熱面の上面及びまたは下面に加圧された熱交換媒体をほ ぼ垂直に吹き付けて乱流液膜を形成するノズル手段とを含んで構成し、該ノズル 手段をその吹出口先端と前記平板伝熱面の間隔が5mmを超えない位置に配置する ことにより達成される。
【0007】
【作用】
加圧されてノズル手段から平板伝熱面に吹き付けられた熱媒体は、該平板伝熱 面の表面に沿って放射状に流れながら乱流遷移状態を経て乱流となり、液膜を形 成する。熱媒体は加圧されて伝熱面に吹き付けられているので、形成される液膜 は重力で流下する場合の層流の液膜に比べて流速が大きくかつ乱流となっており 、熱媒体と伝熱面間での熱伝達係数が大きくなる。さらに、強制的に伝熱面表面 での流れが生成されるので、伝熱面全体につねに安定して液膜を形成することが できる。熱媒体と伝熱面間での熱伝達係数を大きくすることができるので、伝熱 面積を小さくすることができる。
【0008】
【実施例】
以下、図1,2を参照して本考案の実施例を説明する。図1は、本考案の実施 例である吸収冷温水機の構成要素のうち、密閉容器1に収容された吸収器/蒸発 器部分及び接続されたポンプを示す縦断面摸式図である。他の部分は前記図4に 記載されたものと同じなので図示を省略してある。図示の吸収器/蒸発器は、そ の軸心をほぼ鉛直方向にして配置され蒸発器コイル3を内装した円筒形の密閉容 器1と、該密閉容器1の底部に形成され、該密閉容器1の蒸発器コイル3を内装 した蒸発器部分と円盤状の吸収伝熱面16で隔てられた冷却水溜め15と、該吸 収伝熱面16の周囲に該吸収伝熱面16よりも低く環型溝状に形成された溶液溜 め12と、前記蒸発器コイル3の上方に配置され該蒸発器コイル3に液冷媒を散 布する散布器6と、前記吸収伝熱面16の中心の上方に吐出口を該吸収伝熱面1 6に対向させて配置された吸収液ノズル13と、該吸収液ノズル13に接続され た濃溶液管10と、前記吸収液ノズル13に対し前記吸収伝熱面16を挟んで対 向する位置に吐出口を該吸収伝熱面16に向けて配置された冷却水ノズル14と 、該冷却水ノズル14に接続された冷却水管27と、を含んで構成されている。
【0009】 前記吸収液ノズル13の吐出口と前記吸収伝熱面16の間の間隔、前記冷却水 ノズル14の吐出口と前記吸収伝熱面16の間の間隔はいずれも0.5mmに設定 してある。この間隔は多くとも5mm以下、できれば0.5mm以下とするのが望ま しい。また、吸収伝熱面16は、円盤状の平面で、水平に配置されており、前記 吸収液ノズル13及び冷却水ノズル14の吐出口はともに、該吸収伝熱面16の 表面に対し、垂直に配置されている。
【0010】 前記溶液溜め12の底部には希溶液管11を介して希溶液ポンプ2が接続さ れ、前記濃溶液管10には前記吸収液ノズル13に濃溶液を圧送する濃溶液ポン プ9が接続され、前記冷却水管27には冷却水を圧送する冷却水吹き付けポンプ 7が接続され、前記冷却水溜め15の底部には冷却水取り出しポンプ8が接続さ れている。
【0011】 上記構成の吸収器/蒸発器の動作を以下に説明する。凝縮器で生成された液冷 媒は、散布器6により冷暖房用流体である冷水が流れている蒸発器コイル3上に 散布され、該冷水から熱を奪って蒸発して冷媒蒸気となる。蒸発する冷媒に熱を 奪われた蒸発コイル内の冷水は温度が低下し、該蒸発コイル3外に流出して冷水 負荷に導かれる。低温溶液熱交換器で希溶液に熱を与えて冷却された濃溶液は、 濃溶液ポンプ9で加圧され、前記濃溶液管10を経て吸収液ノズル13から吸収 伝熱面16に吹き付けられる。吹き付けられた濃溶液は、特公昭59−3917 1号公報に示されている乱流遷移状態を経て乱流となり、吸収伝熱面16の上面 を放射状に広がりながら流れる。
【0012】 濃溶液は吸収伝熱面16の上面を放射状に流れながら、前記蒸発コイル3上で 蒸発した冷媒蒸気を吸収して希溶液となる。濃溶液の吸収伝熱面16上面への吹 き付けと同時に、冷却水吹き付けポンプ7が駆動され、吸収伝熱面16の下面に 冷却水が吹き付けられ、吹き付けられた冷却水は濃溶液の場合と同様に乱流遷移 状態を経て乱流となって吸収伝熱面16の下面を放射状に流れる。
【0013】 吸収伝熱面16の上面で冷媒蒸気を吸収した濃溶液は、自信の濃度を低下させ るとともに吸収熱を発生し、この吸収熱は吸収伝熱面16の下面を液膜となって 流れる前記冷却水に吸収伝熱面16を介して伝達、吸収される。吸収伝熱面16 の上面で冷媒蒸気を吸収し、発生する吸収熱を冷却水に伝達した濃溶液は、希溶 液となって前記溶液溜め12に流入し、希溶液ポンプ2に吸引されて低温溶液熱 交換器23、高温溶液熱交換器22を経て高温再生器18に圧送され、上述のサ イクルを繰り返す。また、吸収伝熱面16の下面を放射状に流れた冷却水は、吸 収伝熱面16の上面を流れる希溶液の熱を吸収したのち、前記溶液溜め12の側 壁をなす壁面にあたって流路を下方に曲げ、冷却水溜め15の底部に集まる。冷 却水溜め15の底部に集まった冷却水は、冷却水取り出しポンプ8に吸引されて 凝縮器21に内装されている冷却水コイル29に送り込まれる。凝縮器が空冷と なっている場合は、他の放熱手段、例えばクーリングタワーなどに送られて放熱 する。
【0014】 冷却水ノズル14から吸収伝熱面16に吹き付けられる冷却水は、前記溶液溜 め12の側壁をなす壁面にあたるまで吸収伝熱面16から落下しないように、十 分な速度で吐出されるようにしてある。
【0015】 上記実施例によれば、吸収伝熱面表面の液膜の流速が重力による自由落下の場 合の層流の液膜に比べて大きく、かつ、乱流になっているので、濃溶液の液膜と 吸収伝熱面16の間、吸収伝熱面16と冷却水の液膜の間の熱伝達率が大きくな り、また、濃溶液ポンプ9で加圧された濃溶液が吸収伝熱面16に吹き付けられ て強制的に放射状に広がる乱流液膜が形成されるので、確実に有効な冷媒蒸気の 吸収面積及び冷却水との熱交換のための有効な伝熱面積が維持され、従来の吸収 器コイルを用いた場合の吸収伝熱面表面積に比べ、1/2以下の面積で同等の吸 収伝熱能力を発揮することができた。
【0016】 また、上記実施例は吸収器に強制的に乱流液膜を形成させたものであるが、吸 収器以外に、高温溶液熱交換器、前記低温溶液熱交換器、高温再生器、低温再生 器、凝縮器、蒸発器などを上記実施例のように、強制的に乱流液膜を形成させた ものとすることができる。その場合、必ずしも伝熱面の両面に乱流液膜を形成す るのではなく、例えば凝縮器の場合、冷却水側だけに乱流液膜を形成させ、蒸気 側は従来どおりとしてよい。
【0017】 また、上記実施例では、吸収伝熱面16は円盤状の平板で構成されているが、 周縁部がなめらかに下方に曲がった形状としてもよい。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、熱交換媒体である液体がほぼ水平に配置された平板伝熱面に 吹き付けられて強制的に流速の早い乱流液膜が形成されるので、常に一定の液膜 面積を確保できるとともに熱交換の効率がよくなり、伝熱面積を低減させること が可能となった。
【提出日】平成4年7月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 吸収伝熱面16の上面で冷媒蒸気を吸収した濃溶液は、 の濃度を低下させるとともに吸収熱を発生し、この吸収熱は吸収伝熱面16の 下面を液膜となって流れる前記冷却水に吸収伝熱面16を介して伝達、吸収され る。吸収伝熱面16の上面で冷媒蒸気を吸収し、発生する吸収熱を冷却水に伝達 した濃溶液は、希溶液となって前記溶液溜め12に流入し、希溶液ポンプ2に吸 引されて低温溶液熱交換器23、高温溶液熱交換器22を経て高温再生器18に 圧送され、上述のサイクルを繰り返す。また、吸収伝熱面16の下面を放射状に 流れた冷却水は、吸収伝熱面16の上面を流れる希溶液の熱を吸収したのち、前 記溶液溜め12の側壁をなす壁面にあたって流路を下方に曲げ、冷却水溜め15 の底部に集まる。冷却水溜め15の底部に集まった冷却水は、冷却水取り出しポ ンプ8に吸引されて凝縮器21に内装されている冷却水コイル29に送り込まれ る。凝縮器が空冷となっている場合は、他の放熱手段、例えばクーリングタワー などに送られて放熱する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の部分を示す側面図である。
【図2】図1のII−II線矢視平面図である。
【図3】従来技術の例を示す側面図である。
【図4】本発明が適用される吸収冷温水機の要部構成を
示す系統図である。
【符号の説明】
1 密閉容器 2 希溶液ポンプ 3 蒸発器コイル 4 吸収器コイル 5,6 散布器 7 冷却水吹き付け
ポンプ 8 冷却水取り出しポンプ 9 濃溶液ポンプ 10 濃溶液管 11 希溶液管 12 溶液溜め 13 吸収液ノズル 14 冷却水ノズル 15 冷却水溜め 16 吸収伝熱面 18 高温再生器 19 分離器 20 低温再生器 21 凝縮器 22 高温溶液熱交
換器 23 低温溶液熱交換器 24 蒸発器 25 吸収器 26 希溶液管 27,28 冷却水管 29 冷却水コイル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月24日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収剤に冷媒を吸収させて生成された希
    溶液を加熱する高温再生器と、該高温再生器で加熱され
    た希溶液から冷媒蒸気と中間濃溶液を分離する分離器
    と、該分離された中間濃溶液と前記高温再生器に流入す
    るまえの希溶液とを熱交換させる高温溶液熱交換器と、
    該高温溶液熱交換器で熱交換を終えた中間濃溶液を前記
    分離器で分離された冷媒蒸気で加熱して新たな冷媒蒸気
    を発生させ濃溶液を生成する低温再生器と、該低温再生
    器で生成された濃溶液と前記高温溶液熱交換器に流入す
    る前の希溶液とを熱交換させる低温溶液熱交換器と、前
    記低温再生器で生成された冷媒蒸気及び該低温再生器で
    中間濃溶液を加熱したあとの冷媒蒸気を凝縮液化させる
    凝縮器と、該凝縮器で生成された液冷媒を伝熱面上で蒸
    発させて該伝熱面の反対側の冷暖房用流体を冷却する蒸
    発器と、前記低温溶液熱交換器で熱交換したあとの濃溶
    液に前記蒸発器で発生した冷媒蒸気を吸収させて希溶液
    を生成する吸収器とを含んで構成された吸収冷温水機に
    おいて、冷媒、冷却水及び冷暖房用流体のうちの一つ以
    上を熱媒体として熱交換を行う前記高温溶液熱交換器、
    前記低温溶液熱交換器、高温再生器、低温再生器、凝縮
    器、蒸発器、吸収器のうちの少なくとも一つが、当該機
    器を上下に区画する水平に配置された平板伝熱面と、該
    平板伝熱面の上面及びまたは下面に加圧された熱交換媒
    体をほぼ垂直に吹き付けて乱流液膜を形成するノズル手
    段とを含んで構成され、該ノズル手段はその吹出口先端
    と前記平板伝熱面の間隔が5mmを超えない位置に配置さ
    れていることを特徴とする吸収冷温水機。
JP166792U 1992-01-21 1992-01-21 吸収冷温水機 Expired - Fee Related JP2558033Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP166792U JP2558033Y2 (ja) 1992-01-21 1992-01-21 吸収冷温水機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP166792U JP2558033Y2 (ja) 1992-01-21 1992-01-21 吸収冷温水機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0559164U true JPH0559164U (ja) 1993-08-06
JP2558033Y2 JP2558033Y2 (ja) 1997-12-17

Family

ID=11507877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP166792U Expired - Fee Related JP2558033Y2 (ja) 1992-01-21 1992-01-21 吸収冷温水機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2558033Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07190561A (ja) * 1993-12-28 1995-07-28 Rinnai Corp 吸収式冷凍装置の蒸発器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07190561A (ja) * 1993-12-28 1995-07-28 Rinnai Corp 吸収式冷凍装置の蒸発器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2558033Y2 (ja) 1997-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1365199B1 (en) Evaporator with mist eliminator
US6571569B1 (en) Method and apparatus for high heat flux heat transfer
JP3193720B2 (ja) 第2サイクルの発生器と第1サイクルの吸収器とを組み合わせた三重効用吸収熱交換装置
CN106785822A (zh) 一种冷却超高热流密度热源的系统和方法
JPS6342291Y2 (ja)
JP2000179975A (ja) 多段蒸発吸収型の吸収冷温水機及びそれを備えた大温度差空調システム
JP2000179989A (ja) 吸収式冷温水機の液散布装置
JPH0559164U (ja) 吸収冷温水機
JP2627381B2 (ja) 吸収式冷凍機
JP3712775B2 (ja) 吸収式冷凍機のためのプレート型蒸発・吸収器
JPH0518634A (ja) 吸収冷凍機
JP2503315B2 (ja) 吸収冷凍機
JP2779565B2 (ja) 吸収式冷凍機
JP3729876B2 (ja) 空気調和装置の低温再生器
JPH047495Y2 (ja)
WO2023080181A1 (ja) シェルアンドチューブ式熱交換器、その運転方法及びそれを備えた冷凍装置
JP2945972B1 (ja) 吸収冷温水機
JP2756523B2 (ja) 吸収冷凍機の液分配器
JPS5922441Y2 (ja) 熱交換器
KR0184216B1 (ko) 암모니아 흡수식 냉난방기
JP3489934B2 (ja) 吸収式冷凍機における蒸発器
JP3277349B2 (ja) 吸収冷凍機用蒸発吸収器
JP4139067B2 (ja) 吸収式冷凍装置
JP2500528Y2 (ja) 吸収冷凍機の吸収器
JPH04244563A (ja) 吸収冷凍機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees