JP3729876B2 - 空気調和装置の低温再生器 - Google Patents

空気調和装置の低温再生器 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、冷媒分離能力の向上及び小型化を図って家庭用の吸収式空気調和装置の普及を可能とした低温再生器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭用の空気調和装置すなわちエアコンにはフロンガスを冷媒として使用し、この熱交換作用によって室内の冷却を可能としている。しかしながら、フロンガスの使用は環境破壊に繋がり、また、フロンガスを圧送するコンプレッサに多大な電力を要して、夏場の使用電力が急激に増加するという社会問題を起こしている。
そこで、家庭用エアコンとしてフロンガスを使用せず、しかも低電力な空気調和装置の開発が急務となっている。
【0003】
従来、フロンガスを使用しない空気調和装置としては、大型建物内を冷却する吸収式ガス冷房機が知られている。この冷房機は、図6に示すように、内部を真空に維持した蒸発器61内に水等の冷媒液62を散布器63で散布し、真空内で液冷媒62が蒸発する時の熱交換作用によって給水管64内の水を冷却し、冷水を各部屋の室内機へ循環させて室内を冷房するものである。
【0004】
蒸発器61内の蒸気は吸収器65内の吸収液(例えば臭化リチウム溶液)66で吸収し、これにより蒸発器61内の真空度が保たれる。吸収器65内の臭化リチウム溶液66はやがて蒸気を吸収して飽和することから、蒸気を吸収した臭化リチウム溶液をポンプ67で高温再生器68に圧送し、高温再生器68で臭化リチウム溶液を加熱して溶液内の蒸気冷媒を分離させ、この蒸気冷媒を低温再生器69内の蛇行した熱交換配管70に導入すると共に、高温再生器68内の臭化リチウム溶液を低温再生器69内に導入し、臭化リチウム溶液で蒸気冷媒を冷却して液化すると共に、この蒸気冷媒によって低温再生器69内の臭化リチウム溶液を加熱して、溶液から蒸気冷媒を分離させ、この蒸気冷媒を凝縮器71に送り、吸収器65と凝縮器71を冷却するための冷却配管72内の冷却水で冷媒蒸気を冷却して液冷媒に戻し、低温再生器69からの液冷媒とを合わせて再び蒸発器61に送り、冷房プロセスを完成させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の吸収式ガス冷房機は、冷却水を循環させて室内を冷房すると共に、各冷房プロセスにおいて冷却水を使用するために、機構が極めて大型化した。この吸収式ガス冷房機を小型化して家庭用に供するためには、臭化リチウム溶液から冷媒蒸気を分離するための極めて高効率の高温再生器や低温再生器が必要な上、臭化リチウム溶液を高温で加熱することから、小型化に伴う機械的強度を確保できない等の問題が生じ、未だに家庭用の吸収式ガス冷房機は実用化されていない。
【0006】
特に、空気調和装置の低温再生器69は、臭化リチウム溶液等の吸収液が満たされた貯留タンク内に、蒸気冷媒を凝縮するための熱交換用配管70を配列し、この配管内を通過する蒸気冷媒が凝縮されて液冷媒となるが、この低温再生器は非常に大型であるという欠点を有している。
【0007】
そしてこの低温再生器69で高温再生器68からの蒸気冷媒を凝縮させることと、高温再生器68の臭化リチウム溶液から冷媒を効率良く分離させるために、大量の臭化リチウム溶液を低温再生器69内に蓄積しなければならず、この結果、低温再生器69に導かれる臭化リチウム溶液の量を確保するために吸収器65や高温再生器68にも大量の臭化リチウム溶液を貯留することになり、低温再生器69自体が大型化すると共に高温再生器68や吸収器65自体も大型化せざるを得ず、従って装置全体が大型化して、家庭用空気調整器として使用できない大きな原因となっている。
【0008】
本発明は、上記した点に鑑み、低温再生器の冷媒の分離能力を向上させると共に、低温再生器内の臭化リチウム溶液量を減少させることにより、空気調和装置全体の臭化リチウム溶液量を減らして空気調和装置自体を小型化させることのできる低温再生器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、高温の蒸気冷媒に対する導入口を一方に有して他方を袋小路状に閉塞した熱交換器本体と、該熱交換器本体を包囲し、冷媒を含む吸収液に対する供給口と、冷媒蒸発後の吸収液に対する回収口と、蒸気冷媒回収口とを有するケース本体とを備え、該ケース本体の内側において該熱交換器本体の一部が吸収液面から露出するように構成されている低温再生器を基本とする(請求項1)
【0010】
そして、前記導入口が液冷媒の導出口を兼ね、該導入口から前記熱交換器本体内に導入された蒸気冷媒が前記吸収液によって冷却されて凝縮し、凝縮した液冷媒が該導入口から排出される構造(請求項2)や、前記熱交換器本体を吸収液に対して1/3 〜2/3 の高さの範囲で露出させる構造(請求項3)、及び前記吸収液に対するオーバーフロー壁を前記ケース本体の内側に設けて吸収液面位置を規定し、該オーバーフロー壁から溢れた吸収液を前記回収口に導入する構造(請求項4)、あるいは前記蒸気冷媒回収口と前記吸収液の液面との間において前記ケース本体に邪魔板を設けた構造(請求項5)も可能である。
【0011】
また、前記熱交換器本体を前記導入口側において前記ケース本体に片持ち接合した構造(請求項6)や、前記熱交換器本体には吸収液の液面に対して垂直方向に複数の放熱室が並列に形成されている構造(請求項7)、及び放熱室を構成する二枚の対向する放熱板の一方に放熱用凸部を形成し、他方に該放熱用凸部と同方向に凹部をなす放熱用凹部を形成し、該放熱室内の該放熱用凸部と該放熱用凹部の部分の内部間隔は、他の放熱室内の内部間隔と等しく構成されている構造(請求項8)、並びに前記熱交換器本体を前記ケース本体に対して前記導入口側を低く傾斜させた構造(請求項9)も有効である。
【0012】
さらに、前記導入口に液冷媒回収路が接続され、該液冷媒回収路には前記蒸気冷媒に対する蒸気遮断手段が設けられた構造(請求項10)や、前記回収口に吸収液回収路が接続され、該吸収液回収路には吸収液から分離された蒸気冷媒に対する蒸気遮断手段が設けられた構造(請求項11)を採用し、この蒸気遮断手段には液冷媒ないし吸収液の流入と同時に浮上して流路を開放するフロートを含むものである(請求項12)
【0013】
【作用】
請求項1〜4記載の発明の構成により、高温再生器からの冷媒を含む吸収液は供給口からケース本体内に導入され、例えばオーバーフロー壁の高さによって液位が調整される。吸収液の液面からは熱交換器本体の一部が露出する。熱交換器本体内には導入口から吸収液よりも高温の蒸気冷媒が導入される。吸収液は熱交換器本体で加熱され、冷媒を含んだ時の沸騰温度に昇温されて沸騰温度の飛沫を盛んに吹き上げる。この飛沫は熱交換器の露出部分に接触すると、熱交換器表面から蒸気冷媒の熱量をさらに受けて、吸収液に含まれている冷媒は瞬時に蒸発して効率的に吸収液から分離される。
【0014】
蒸気冷媒は回収口から導出され、ケース本体内の圧力が下がるから冷媒の蒸発が連続的に行われる。熱交換器本体内の蒸気冷媒は吸収液で冷やされて凝縮し、液冷媒となって導出口を兼ねた導入口から排出される。蒸気冷媒が凝縮されると熱交換器本体内の圧力が下がり、導入口から新しい蒸気冷媒が連続的に導入される。
【0015】
請求項5記載の発明の構成により、邪魔板は吸収液の飛沫が直接的に蒸気冷媒回収口に浸入するのを防止する。また、請求項6記載の発明の構成により、熱交換器本体がケース本体に片持ちに固定されたから、熱交換器本体が長手方向に熱膨張ないし熱収縮しても接合部に応力がかからない。請求項7記載の発明の構成により、熱交換器本体の放熱室は垂直方向に並列に形成されているから、放熱室で凝縮した液冷媒は速やかに流下する。さらに、請求項9記載の発明の構成により、熱交換器本体が傾斜しているから、凝縮した液冷媒が導出口へ速やかに導かれ、新たな蒸気冷媒が効率良く熱交換器本体内へ導かれる。
【0016】
ここで、請求項8記載の発明の構成のように、放熱室を構成する放熱板の凸部と、凸部と同方向に設けられた凹部により、放熱室の内部幅と等しくなるように放熱室内の凸部と凹部の幅を設けたため、放熱室内で凝縮した液冷媒が、この凸部と凹部の所に表面張力によって溜まることがなく、放熱室内で生成された液冷媒は速やかに流下することから、放熱室内での液冷媒の溜まりによってこの部分の熱交換が損なわれることがない。
【0017】
また、請求項10〜12記載の発明の構成により、液冷媒回収路の蒸気遮断手段によって熱交換器内に導入される蒸気圧力が維持されて、導入された蒸気冷媒は凝縮して排出されることから、熱交換器内に連続して高温再生器からの蒸気を導入して、一つの導入口から外部に排出することができ、そして吸収液回収路の蒸気遮断手段によってケース本体内の圧力が一定に維持されて、発生する蒸気冷媒を凝縮器に良好に導く。
【0018】
【実施例】
図1は本発明に係る低温再生器を用いた空気調和装置の全体説明図である。
図1で、1は内部を9torr程度の真空度に維持した蒸発器、2は冷媒滴下装置である。冷媒液3は蒸発器1内で蒸発し、その熱交換作用によって蒸発器1及び蒸発器1の外部に併設された冷却フィンを冷却し、冷房ファン4により室内から導入した空気をこの冷却フィンで冷やして再び室内へ送り込むことによって室内を冷却する。5は臭化リチウム供給器で、蒸発器1内の真空度の低下を防ぐために臭化リチウム溶液6を供給して吸収器7内で蒸気冷媒を吸収させる。
【0019】
この吸収7は、蒸発器1内での蒸発による熱交換で発生した熱量と臭化リチウム濃溶液6が冷媒を吸収した時に発生する熱量を放熱して冷房能力を維持するために空冷によって冷却する。8は、冷媒を多量に含んだ臭化リチウム希溶液9の回収タンクで、この回収タンク8は吸収器7より流下してくる吸収液を貯留するもので、運転停止時に各プロセスにある吸収液が各プロセスの圧力低下に伴う負圧によって集まるため、空気調和装置全体で使用する吸収液を回収できるだけの容量を必要とし、本装置の回収タンク8は3〜5リットルの容量を有している。10はその供給管、11はポンプ、12,12′は低温熱交換器、13は高温熱交換器、14は高温再生器である。
【0020】
この高温再生器14は臭化リチウム希溶液9をガスバーナ15で加熱して蒸気冷媒16と、冷媒をある程度放出した臭化リチウム中溶液17とに分離する。ガスバーナ15は冷房温度の変更などの冷房負荷の変動に伴い、その燃料供給量が調整され、燃焼能力の可変により蒸気冷媒16の分離能力を調整する。蒸気冷媒16は供給管18を経て低温再生器19の熱交換器本体20内に導入され、臭化リチウム中溶液17は供給管29を経て低温再生器19のケース本体21内に導入される。熱交換器本体20内の蒸気冷媒16は臭化リチウム中溶液17で冷却されて凝縮し、分離した液冷媒22は回収管23を経て凝縮器24に導入される。
【0021】
また、ケース本体21内の臭化リチウム中溶液17は熱交換器本体20で加熱されて蒸発し、この蒸気冷媒25は回収管26を経て凝縮器24に導入される。凝縮器24で冷却された液冷媒は前記冷媒滴下装置2に導かれ、ケース本体21内で蒸気冷媒25を蒸発させた臭化リチウム濃溶液27は回収管28を経て臭化リチウム供給器5に導かれる。
【0022】
図2は本発明に係る低温再生器19の一実施例を示す縦断面図、図3は同じく横断面図、図4,5は熱交換作用を示す縦断面図と横断面図である。
この低温再生器19は、前記高温再生器14からの高温の蒸気冷媒16を導入する熱交換器本体20と、熱交換器本体20を包囲して熱交換器本体20の外側に吸収液17(冷媒を含んだ臭化リチウム中溶液)を導入させるケース本体21とにより構成される。低温再生器19の各部は耐食性及び耐熱性に優れたステンレスで形成される。
【0023】
熱交換器本体20は中央の水平な筒状部30に複数の放熱室31を直交(垂直)方向に並列に形成して成り、筒状部30の一方は導入口32を経て蒸気冷媒供給管18と液冷媒回収管23に接続し、筒状部30の他方は閉塞されて袋小路状を呈している。放熱室31が垂直に形成されたことで、放熱室31内で凝縮した液冷媒は熱交換器本体20の下部に速やかに流下し、その液冷媒の付着による熱交換効率の低下を防いでいる。
【0024】
各放熱室31は凹状の放熱板33,34を二枚接合して形成され、放熱板33,34の先端にはフィン35が一体に突出形成される。放熱板33,34は前記筒状部30に対して垂直に形成される。筒状部30は導入口32の外側においてケース本体21の前端壁36に溶接接合されている。すなわち熱交換器本体20はケース本体21に対して溶接接合部37で片持ちに固定され、熱膨張及び熱収縮による応力を長手方向に逃がすようになっている。
【0025】
本例において放熱板33,34は矩形状を呈し、接合した二枚の放熱板33,34の一方33には複数の放熱用凸部38が形成され、他方には放熱用凸部38と同方向に放熱用凹部39が形成され、熱交換器本体20内の間隔Sが放熱用凸部38と放熱用凹部39の部分においても等しい内部間隔を維持するように配列されている。放熱用凸部38と放熱用凹部39を同方向に形成して、内部間隔を等しく維持するようにしたことによって、熱交換器本体20内で凝縮した液冷媒が表面張力によって放熱用凸部38と放熱用凹部39の部分に液冷媒の蓄積を形成することなく、このため液冷媒の蓄積部の発生による熱交換器20外側の臭化リチウム中溶液との熱交換が阻害されず、有効に熱交換器20全体で熱交換がなされる。
【0026】
図2において熱交換器本体20はケース本体21内で水平に位置するが、図に鎖線20′で示す如く熱交換器本体20の導入口32を下側にして5°程度傾斜させても良い。これにより熱交換器本体20内で凝縮した液冷媒が導入口32を経て液冷媒回収管23に流れ出やすくなり、熱交換器本体20内に発生した液冷媒により熱交換が妨げられるのを防いでいる。ここで導入口32は冷媒液の導出口も兼ねている。
【0027】
熱交換器本体20はケース本体21の底壁40寄りに近接して位置し、ケース本体21は放熱板33,34の形状に沿った矩形状に形成し、ケース本体21の上壁41との間には上部空間42が形成され、熱交換器本体20の閉塞端20a側には後部空間43が形成されている。ケース本体21の底壁40には導入口32寄りに吸収液供給口29aが形成され、後部空間43側に吸収液回収口28aが形成されている。また吸収液回収口28aにほぼ対向してケース本体21の上壁41には蒸気冷媒回収口26aが形成されている。
【0028】
さらにケース本体21の底壁40には、熱交換器本体20の閉塞端20aと吸収液回収口28aとの間においてオーバーフロー壁44が立設されている。オーバーフロー壁44の高さは熱交換器本体20の高さの1/3〜2/3の範囲内で設定され、それにより熱交換器本体20の一部が吸収液面から露出する。そして熱交換器本体20の高熱の露出部に、沸騰温度まで昇温された冷媒を吸収した吸収液(臭化リチウム中溶液)の飛沫が付着し、冷媒が瞬時に蒸発し、吸収液から蒸気冷媒が効率良く分離されることになる。
【0029】
熱交換器本体20の閉塞端部20aと蒸気冷媒回収口26aとの間には一枚の邪魔板(エリミネータ)45が配設されている。邪魔板45の基端はケース本体21の上壁41に溶接等で固定されている。邪魔板45は、ケース本体21内で沸騰した臭化リチウム中溶液から分離される蒸気冷媒と共に臭化リチウム液自体が蒸気冷媒回収管26に飛び込むのを後部空間43と共に防止する役割を果たしている。
【0030】
すなわち、蒸気冷媒及び臭化リチウム液の飛沫は後部空間に向かう時に減速され、邪魔板45により臭化リチウム液がはたき落とされることにより、その目的を達成し、従来のようにケース本体上部に臭化リチウム溶液と蒸気冷媒の分離のための蛇行した分離経路と蛇腹状の邪魔板を設置する必要がなく、構成を簡略化することができる。
【0031】
ケース本体21の吸収液供給口29aには臭化リチウム供給管29が接続され、吸収液回収口28aには臭化リチウム回収管28が接続され、蒸気冷媒回収口26aには蒸気冷媒回収管26が接続される。吸収液回収口28aは広口に形成され、テーパ管部28bを経て臭化リチウム回収管28に続く。また熱交換器本体20の導入口(導出口)32に続く蒸気冷媒供給管18には液冷媒回収管23が下向きに接続されている。
【0032】
液冷媒回収管23の入口部には蒸気遮断手段46が設けられており、この蒸気遮断手段46により高温再生器14からの蒸気冷媒が外部に漏出せず、熱交換器本体20内には高温再生器からの蒸気圧力が加えられることになる。そして熱交換器本体20内で凝縮された液冷媒は、高温再生器からの蒸気圧力に押されて、液冷媒回収管23を経て凝縮器24に送り込まれる。この蒸気遮断手段46は、拡径されたフロート室47と、フロート室47の出口を塞ぐ栓部48aを有するフロート48とにより構成される。
【0033】
ケース本体21側の臭化リチウム回収管28にも同様のフロート50を有する蒸気遮断手段49が設けられており、蒸気冷媒を凝縮器24に回収するために内部圧力を維持するのに用いられ、冷媒を分離した臭化リチウム濃溶液27が液冷媒回収管28より臭化リチウム供給器5へ還元される。
蒸気遮断手段49は、ケース本体21内の圧力が低いことから臭化リチウム回収管28をU字状に変形させて、このU字部に臭化リチウム液が溜まるようにして蒸気を遮断しても良く、または臭化リチウム回収管28の途中を内管径1mm位まで狭くして、液だけを通過させるようにしても良い。
【0034】
高温再生器14(図1)で発生した約180°Cの蒸気冷媒16は蒸気冷媒供給管18から導入口32を経て熱交換器本体20の内部に導かれる。また、高温再生器14から臭化リチウム供給管29を経て熱交換器本体20の周囲に導入される臭化リチウム中溶液17は、途中の高温熱交換器13にて供給管10より高温再生器14に入る臭化リチウム希溶液9に熱量を与え、約180°Cの高温から約112°Cまでに降温されるが、ケース本体21内の圧力が高温再生器14内の圧力より極めて低いことから、臭化リチウム供給管29からケース本体21内に入るまでに自己蒸発を開始して放熱し、ケース本体21内には約102°Cの臭化リチウム中溶液17が導入され、オーバーフロー壁44にて一定の液位17aに保たれる。
【0035】
熱交換器本体20内の蒸気冷媒16は、熱交換器本体20の周囲の臭化リチウム中溶液17によって冷却されて凝縮し、液冷媒22として熱交換器本体20内を流下し、熱交換器本体20の下部を伝って導入口32から外部に排出されて液冷媒回収管23より回収されていく。熱交換器本体20内は高温再生器14からの約1304.7torrもの蒸気圧力によって満たされるが、熱交換器本体20の周囲の臭化リチウム中溶液17によって凝縮し、この凝縮のため容積が減少して圧力が低下するため、高温再生器14で発生する蒸気冷媒16は連続的に吸引されて間断なく液冷媒22を排出する。
【0036】
また、熱交換器本体20内の蒸気冷媒16は液冷媒回収管23の蒸気遮断器(手段)46によって維持され、熱交換器本体20内で凝縮した液冷媒22はこの蒸気遮断器46内に蓄積し、この液冷媒22の蓄積によりフロート48が浮上して、液冷媒回収管23への流路を開き、蒸気冷媒16が液冷媒回収管23へ逃げるのを阻止して、熱交換器本体20内の蒸気圧力を維持し、この結果、熱交換器本体20に導入された蒸気冷媒16が凝縮して蒸気圧力が低下し、この蒸気圧力の低下によって高温再生器14から蒸気冷媒16が連続的に取り込まれる。
【0037】
一方、熱交換器本体20の周囲に導入された臭化リチウム中溶液17は熱交換器本体20内に導入された180°Cの蒸気冷媒16によって加熱され、約102°Cの温度が、約92.5torrでの冷媒を含んだときの臭化リチウム溶液の沸騰温度である約112°Cまで昇温し、臭化リチウム中溶液17は蒸気冷媒を噴出するとともに盛んに液面から沸騰温度の飛沫17bを噴出する。
【0038】
特に本実施例ではオーバーフロー壁44によって臭化リチウム中溶液17の液位17aは、液面から噴出する飛沫17bが満遍なく吹きかかり、そして熱交換器本体20内の蒸気を冷却するために、熱交換器本体20が1/3〜2/3程度浸るように維持され、その熱交換器本体の露出部に沸騰した臭化リチウム中溶液17の飛沫17bが付着することにより、さらに熱量を与えて、飛沫17bに含まれる冷媒を効率良く蒸発分離させる。
【0039】
もし熱交換器本体20が総て吸収液17内に浸されていれば、臭化リチウム中溶液17の下部の導入温度は約102°で、これが熱交換器本体20によって受熱されて約92.5torrでの冷媒を含んだ時の臭化リチウム溶液の沸騰温度である約112°Cまで昇温するが、この液の昇温は液体同士が熱交換を行う自由対流熱交換に依存されるため、非常に液体の昇温が遅く、その結果、冷媒が蒸発し難い。
【0040】
本例の場合は液面17aが沸騰のために飛沫17bを盛んに吹き出し、この沸騰温度の飛沫17bが露出した熱交換器本体20の表面に付着し、更に熱量を与えることから臭化リチウム中溶液17内に含まれている冷媒が瞬時に蒸発分離する。そして、この時の飛沫17bが熱交換器本体20の露出部に付着する時の熱交換作用により、熱交換器本体20内の蒸気冷媒も効率的に熱量を奪われることから、蒸気冷媒16も効率良く液冷媒22に凝縮される。
【0041】
すなわち約112°Cもの約92.5torr程度の圧力下における冷媒を含んだ吸収液の沸騰温度に昇温されている飛沫17bが熱交換器本体からの僅かな受熱により昇温することにより、効率的な熱交換がなされ、冷媒を分離することができ、この時の熱交換作用による熱交換器本体20内の蒸気冷媒の凝縮も促進され、結果的に吸収液からの冷媒の分離能力が向上することから、低温再生器19を小型に構成することができ、冷房の負荷変動に対して追従することができる。
【0042】
この時の冷媒の分離状態は、鍋で水を沸騰させる状態と加熱したフライパンに水を掛ける状態とを想起すると分かり易い。すなわち、鍋で水を沸騰させるよりフライパンに水を掛ける方が瞬時に蒸発させることができ、そして大量に蒸発させることができる。そしてフライパンに掛ける水が沸騰温度近辺のものであったなら、より蒸発が促進されることは明白であろう。
【0043】
熱量は Q=U・A・ΔT
(U:総括熱伝達係数、A:面積、ΔT:温度差)
で表され、従来の空気調和装置における低温再生器の熱交換器に比べると、上記式により熱交換器の総括熱伝達係数が飛躍的に向上する。このため熱交換器20の面積を縮小しても充分な熱量を得ることができる。この結果、熱交換器20の面積を小面積に形成することができ、また低温再生器19内に貯留する吸収液としての臭化リチウム中溶液17を熱交換器本体20より露出するように貯留することと併せて、熱効率の増大による効果により大幅に貯留量を減少させることができる。
【0044】
この結果、吸収液の減少と熱効率の向上に対し、高温再生器もバーナなどを小型下することができ、更に高温再生器にて加熱する吸収液も減少することから、高温再生器14自体も小型に構成することができ、冷房装置自体の吸収液量が減少することから回収タンク8も小型化され、そして吸収器7の冷却も容易になり、従来のように冷却水を用いて冷却する必要がなくなり、実用的な空冷を行うことができる。そして、吸収器自体に吸収されている冷媒量も少なくすることができるため、凝縮器30も空冷によってその目的を達成することができる。
【0045】
オーバーフロー壁44を乗り越えた臭化リチウム液27は冷媒を分離した臭化リチウム濃溶液として臭化リチウム回収管28から回収されていく。そして、臭化リチウム回収管28に設けられた蒸気遮断器(手段)49によって凝縮器24(図1)からの吸引力を一定に維持し、ケース本体21の蒸気室(空間)42,43内の蒸気冷媒25は蒸気冷媒回収管26より総て回収されていく。
【0046】
また、ケース本体21内の臭化リチウム中溶液17の冷媒の分離を促進するために、ケース本体21内を冷媒の分離に好適な92.5torrの圧力に維持する。そのために凝縮器24(図1)を冷却し、蒸気冷媒を低温再生器19から回収して冷媒の分離に必要な圧力値にケース本体19内を維持する。これは凝縮器24内の温度を温度センサ52(図1)で監視し、所定の温度になるように冷媒凝縮用ファン53で冷却して調整する。この結果、低温再生器19内に発生する蒸気冷媒25は効率良く回収され、回収効率の向上と共に装置の簡素化が図られる。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、請求項1〜4記載の発明によれば、熱交換器の周囲に導入された冷媒を含む吸収液が、蒸気冷媒によって高温になった熱交換器から熱量をもらって沸騰し、沸騰面から盛んに飛沫を吹き上げ、上部に露出している高温の熱交換器表面に飛沫が付着して瞬時に飛沫内の冷媒を蒸発分離させると同時に、熱交換器に導入される高温の蒸気冷媒が熱交換器の周囲の低温の吸収液で冷やされて液冷媒に凝縮し、熱交換器の内部圧力が高温再生器で発生する蒸気圧力より低く維持され、高温再生器から蒸気冷媒を連続的に吸引して熱交換器内に取り込むことができるから、冷媒の分離能力が格段に向上し、それにより低温再生器を小型化することができると共に、熱交換効率を飛躍的に増大させることができる。
【0048】
また、請求項5記載の発明によれば、ケース本体内で邪魔板が蒸気冷媒回収口へ吸収液の飛沫の浸入を防ぐから、生成する冷媒の純度が高く保たれる。また、請求項6記載の発明によれば、熱交換器本体をケース本体に片持ち固定したから、熱交換器本体の長手方向への熱膨張や熱収縮時の応力が接合部に加わらず、その結果、熱交換器本体ないしケース本体の破損が防止され、機械的強度を上げるための剛性を増す必要がなくなり、低温再生器自体の薄肉小型化が可能となる。また、請求項7記載の発明によれば、熱交換器本体の放熱室を垂直に形成したから液冷媒が流下しやすくなる。また、請求項8記載の発明によれば、放熱室を構成する放熱板の凸部と凹部とを同方向に形成したから、放熱板の間隔を狭くしても放熱室内で凸部と凹部との間に液冷媒の溜まりが発生せず、その部分での熱交換作用が良好に行われると共に、熱交換器本体を長手方向にコンパクト化できる。さらに、請求項9記載の発明によれば、熱交換器本体を導出口兼用の導入口側に傾斜させたから液冷媒の回収効率が高まる。
【0049】
また、請求項10〜12記載の発明によれば、液冷媒回収路や吸収液回収路にフロート等による蒸気冷媒遮断手段を設けたから、熱交換器本体内やケース本体内の蒸気冷媒が各回収路に逃げることがなく、ケース本体内の圧力が一定に維持され、熱交換器本体内での液冷媒への凝縮化が確実に行われ、且つケース本体内の蒸気冷媒は蒸気冷媒回収路に確実に導出され、その結果、熱交換器本体内に新たな蒸気冷媒が効率的に吸引され、ケース本体内では冷媒蒸気が連続的に発生して、冷媒の生成が効率的に行われる。
【0050】
以上の結果、請求項1〜12記載の発明によれば、低温再生器を小型化できると共にその機械的強度を向上させることができ、且つ熱交換効率を飛躍的に増大させることができる。そして低温再生器の熱交換器の面積を小面積に形成し、低温再生器内に貯留する吸収液を低温再生器の熱交換器が露出するように貯留し、且つ熱効率増大の効果により大幅に貯留量を減少させることができる。さらに、吸収液の減少と熱効率の向上に伴い、高温再生器もバーナなどを小型化することができ、高温再生器にて加熱する吸収液も減少することから、高温再生器自体も小型に構成でき、バーナに供給する燃料も少なくなり、冷房負荷の変動に対しても追従することが可能となる。また冷房装置として全体の吸収液量が減少することから回収タンクも小型化され、そして吸収器の冷却も容易になり、従来のように冷却水を用いて冷却する必要がなくなり、実用的な空冷を行うことができ、吸収器自体に回収される冷媒量も少なくすることができるため、凝縮器も空冷によってその目的を達成することができる。
【0051】
これらの結果、家庭用としての吸収式冷房装置を提供することができ、従来のようなフロンガスに代わって吸収液として臭化リチウムを使用するから、環境の悪化を防止でき、さらは従来の空気調和装置とは異なり、コンプレッサを使用しないので省エネルギ運転が行え、電力需要の低下を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低温再生器を含む空気調和装置全体の説明図である。
【図2】本発明に係る低温再生器の一実施例を示す縦断面図である。
【図3】同じく横断面図である。
【図4】上記低温再生器の作用を示す縦断面図である。
【図5】同じく作用を示す横断面図である。
【図6】従来の低温再生器を含む空気調和装置全体の説明図である。
【符号の説明】
16,25 蒸気冷媒
17 吸収液(臭化リチウム中溶液)
19 低温再生器
20 熱交換器本体
21 ケース本体
22 液冷媒
23 液冷媒回収管
26a 蒸気冷媒回収口
27 吸収液(臭化リチウム濃溶液)
29a 吸収液供給口
28 吸収液回収管
28a 吸収液回収口
31 放熱室
32 導入口
33,34 放熱板
38 放熱用凸部
39 放熱用凹部
44 オーバーフロー壁
45 邪魔板
46,49 蒸気遮断手段
48,50 フロート

Claims (12)

  1. 高温の蒸気冷媒に対する導入口を一方に有して他方を袋小路状に閉塞した熱交換器本体と、該熱交換器本体を包囲し、冷媒を含む吸収液に対する供給口と、冷媒蒸発後の吸収液に対する回収口と、蒸気冷媒回収口とを有するケース本体とを備え、該ケース本体の内側において該熱交換器本体の一部が該吸収液の液面から露出するように構成されていることを特徴とする空気調和装置の低温再生器。
  2. 前記導入口が液冷媒の導出口を兼ね、該導入口から前記熱交換器本体内に導入された蒸気冷媒が前記吸収液によって冷却されて凝縮し、凝縮した液冷媒が該導入口から排出されることを特徴とする請求項1記載の空気調和装置の低温再生器。
  3. 前記熱交換器本体を前記吸収液に対して1/3 〜2/3 の高さの範囲で露出させることを特徴とする請求項1,2の何れかに記載の空気調和装置の低温再生器。
  4. 前記吸収液に対するオーバーフロー壁を前記ケース本体の内側に設けて吸収液面位置を規定し、該オーバーフロー壁から溢れた吸収液を前記回収口に導入することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の空気調和装置の低温再生器。
  5. 前記蒸気冷媒回収口と前記吸収液の液面との間において前記ケース本体に該吸収液の飛沫に対する邪魔板を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の空気調和装置の低温再生器。
  6. 前記熱交換器本体を前記導入口側において前記ケース本体に片持ち接合したことを特徴とする請求項1,2,5の何れかに記載の空気調和装置の低温再生器。
  7. 前記熱交換器本体には吸収液の液面に対して垂直方向に複数の放熱室が並列に形成されていることを特徴とする請求項1,2,6の何れかに記載の空気調和装置の低温再生器。
  8. 前記放熱室を構成する二枚の対向する放熱板の一方に放熱用凸部を形成し、他方に該放熱用凸部と同方向に凹部をなす放熱用凹部を形成し、該放熱室内の該放熱用凸部と該放熱用凹部の部分の内部間隔は、他の放熱室内の内部間隔と等しく構成されていることを特徴とする請求項1,2,6,7の何れかに記載の空気調和装置の低温再生器。
  9. 前記熱交換器本体を前記ケース本体に対して前記導入口側を低く傾斜させたことを特徴とする請求項1,2,6,7,8の何れかに記載の空気調和装置の低温再生器。
  10. 前記導入口に液冷媒回収路が接続され、該液冷媒回収路には前記蒸気冷媒に対する蒸気遮断手段が設けられたことを特徴とする請求項1,2,9の何れかに記載の空気調和装置の低温再生器。
  11. 前記回収口に吸収液回収路が接続され、該吸収液回収路には、吸収液から分離された蒸気冷媒に対する蒸気遮断手段が設けられたことを特徴とする請求項1,4,10の何れかに記載の空気調和装置の低温再生器。
  12. 前記蒸気遮断手段には、液冷媒ないし吸収液の流入と同時に浮上して流路を開放するフロートを含むことを特徴とする請求項10,11記載の空気調和装置の低温再生器。
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