JPH0559123U - 空気調和装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】吸込グリルの組立工数を減少して作業性の向上
を図る。 【構成】ケーシングに吸込口と吹出口とが開設され、該
ケーシング内の空気通路に送風ファンと熱交換器とが配
設される一方、吸込口に吸込グリル（６）が配設されて
いる。そして、上記吸込グリル（６）は、多数の縦桟(7
5)が所定間隔を存して並設されて前後両側部に形成され
た吸込部(71)と、該吸込部(71)の各縦桟(75)を連結する
複数の支持材(74)と、上記両吸込部(71)間に形成された
左右両側部に亘る中央開口(72)とよりなるグリル部材
（７）が設けられている。更に、上記吸込グリル（６）
は、グリル部材（７）の両吸込部(71)間に嵌合されて上
記中央開口(72)を閉鎖する盲部材（８）と、上記グリル
部材（７）及び盲部材（８）の左右両側部で該グリル部
材（７）及び盲部材（８）を一体に結合するエンドキャ
ップ(62)とが設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、天井埋込型などの各種の空気調和装置に関し、特に、吸込グリル構 造に係るのもである。

【０００２】

【従来の技術】

一般に、空気調和装置には、例えば、天井に埋め込まれる天井埋込型空気調和 装置があり、該天井埋込型空気調和装置は、本体ケーシングの下面に化粧パネル が取付けられ、該化粧パネルに吸込口と吹出口とが開設されると共に、上記本体 ケーシング内に形成された空気通路に送風ファンと熱交換器とが配設されて成り 、上記吸込口より吸込んだ室内空気を熱交換器で熱交換して吹出口より温風又は 冷風を室内に吹出し、室内を空調している。

【０００３】 そして、上記天井埋込型空気調和装置の吸込口には、化粧パネルに吸込グリル が設けられており、この吸込グリルは、実開平２−９６５２３号公報に開示され ているように、多数の縦桟を有するパネルを複数個備え、該各パネルを横枠によ って連結すると共に、相隣るパネルを連結部材によって連結補強しているものが ある。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

上述した天井埋込型空気調和装置の吸込グリルにおいて、多数のパネルを並設 する必要があるので、組立工数が多く、作業性が悪いという問題があった。

【０００５】 特に、上記吸込グリルの中央部に平板状の盲部を長手方向に形成するようにす ると、該盲部の両側部には、縦桟を有する幅の狭いパネルを多数取付けなければ ならず、作業が極めて煩雑となる問題がある。その上、上記縦桟が連続するよう に各パネルを位置決め固定する必要があり、作業性が悪いという問題がある。

【０００６】 本考案は、斯かる点に鑑みてなされたもので、吸込グリルの組立工数を減少し て作業性の向上を図ることを目的とするのもである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

上記の目的を達成するために、本考案が講じた手段は、縦桟を有する吸込部を 一体化して盲部材を連結するようにしたものである。

【０００８】 具体的に、図５に示すように、請求項１に係る考案が講じた手段は、先ず、ケ ーシング（２）に吸込口(23)と吹出口(24)とが開設される一方、該ケーシング（ ２）の内部には、吸込口(23)から吹出口(24)に亘る空気通路(11)が形成されると 共に、該空気通路(11)に送風ファン(32)と熱交換器（４）とが配設される一方、 上記吸込口(23)に吸込グリル（６）が配設されている空気調和装置を前提として いる。

【０００９】 そして、上記吸込グリル（６）は、多数の縦桟(75)が所定間隔を存して並設さ れて前後両側部に形成された吸込部(71)と、該吸込部(71)の各縦桟(75)を連結す る複数の支持材(74)と、上記両吸込部(71)間に形成された左右両側部に亘る中央 開口(72)とよりなるグリル部材（７）が設けられている。更に、上記吸込グリル （６）は、グリル部材（７）の両吸込部(71)間に嵌合されて上記中央開口(72)を 閉鎖する盲部材（８）と、上記グリル部材（７）及び盲部材（８）の左右両側部 で該グリル部材（７）及び盲部材（８）を一体に結合する結合部材(62)とが設け られた構成としている。

【００１０】 また、請求項２に係る考案が講じた手段は、上記請求項１の考案において、グ リル部材（７）は、左右方向に複数個連結される一方、盲部材（８）は、複数個 のグリル部材（７）の左右両側部に亘る１つの部材で形成され、上記各グリル部 材（７）の接合部には、相隣る各グリル部材（７）と盲部材（８）とを固定する 固定金具（９）が設けられた構成としている。

【００１１】

【作用】

上記の構成により、請求項１に係る考案では、送風ファン(32)を駆動して室内 空気を吸込口(23)、つまり、吸込グリル（６）におけるグリル部材（７）の吸込 部(71)よりケーシング（２）内に吸込み、熱交換器（４）で熱交換して温風又は 冷風を生成し、空調空気を吹出口(24)より室内に吹出している。

【００１２】 そして、上記吸込グリル（６）を組付け場合、グリル部材（７）と盲部材（８ ）とを別個に形成し、また、請求項２に係る考案では、複数のグリル部材（７） を形成し、この複数のグリル部材（７）を一体に連結する。この状態において、 上記盲部材（８）をグリル部材（７）の中央開口(72)に挿入する。

【００１３】 次いで、上記グリル部材（７）と盲部材（８）との左右両側端部に結合部材(6 2)を取付けて該盲部材（８）とグリル部材（７）とを結合する。

【００１４】 更に、請求項２に係る考案では、上記各グリル部材（７）の連接部において、 該グリル部材（７）と盲部材（８）との間に固定金具（９）を挿入し、該固定金 具（９）によってグリル部材（７）と盲部材（８）とを固定する。

【００１５】 これにより吸込グリル（６）が組立てられ、この吸込グリル（６）を化粧パネ ル(22)に取付けることになる。

【００１６】

【考案の効果】

従って、請求項１に係る考案によれば、縦桟(75)部分を一体化したグリル部材 （７）と盲部材（８）とを別個に形成して、該グリル部材（７）と盲部材（８） とを結合部材(62)で連結するようにしたために、吸込グリル（６）の組付け工数 を軽減することができ、作業性の向上を図ることができる。

【００１７】 また、上記縦桟(75)部分を個々に盲部材（８）に固定する必要がないので、簡 易な作業でもって吸込グリル（６）を組立てることができる。

【００１８】 また、請求項２に係る考案では、複数のグリル部材（７）と盲部材（８）とを 固定金具（９）でもって固定するようにしたために、該各グリル部材（７）と盲 部材（８）とを簡易な作業によって固定することができ、作業性を向上させるこ とができる。特に、上記各グリル部材（７）の縦桟(75)を連続するように簡単に 固定することができるので、デザイン的に優れたものとすることができる。

【００１９】

【実施例】

以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。

【００２０】 図１乃至図３に示すように、（１）は、天井埋込型空気調和装置であって、室 内の天井に埋め込まれて設置されるものである。

【００２１】 該天井埋込型空気調和装置（１）は、ケーシング（２）内の空気通路(11)にフ ァンユニット（３）と２台の熱交換器（４）とが収納されると共に、ドレンパン （５）等を備えている。

【００２２】 該ケーシング（２）は、本体ケーシング(21)に化粧パネル(22)が取付けられ、 図１のＡ側を前面として前面及び後面が左右方向に長い横長の矩形体に形成され ており、該本体ケーシング(21)の下面が開放されている。また、上記化粧パネル (22)は、本体ケーシング(21)の下面を覆うように該本体ケーシング(21)に着脱自 在に設けれ、中央部に横長の吸込口(23)が開設されると共に、前後両側部に横長 の吹出口(24)が２つ開設されている。そして、上記吸込口(23)には、吸込グリル （６）が着脱自在に取付けれている。

【００２３】 上記ファンユニット（３）は、ユニットケース(31)内に３台のシロッコファン よりなる送風ファン(32)と１台のモータ(33)とが収納された１つのユニットに形 成されている。該ユニットケース(31)は、下面が開放されて横断面略逆Ｕ字状に 形成されると共に、上記本体ケーシング(21)に対応して左右方向に長い横長に形 成されている。そして、該ユニットケース(31)の下端部は、本体ケーシング(21) の下部に設けられて左右方向に延びるステー(25)に着脱自在に固定され、下面開 口が化粧パネル(22)の吸込口(23)に対峙するように本体ケーシング(21)に取付け られている。

【００２４】 上記熱交換器（４）は、本体ケーシング(21)内において、前面側と後面側との 上部に位置して本体ケーシング(21)に取付けられており、上記ファンユニット（ ３）の前後両側上部に位置すると共に、本体ケーシング(21)の内面と所定間隔を 存して配置され、冷媒配管(41)が接続されている。

【００２５】 上記ドレンパン（５）は、本体ケーシング(21)内の下部に取付けられており、 １つの集水部(51)と２つの回収部(52)とより平面視略コ字状に形成されている。 該回収部(52)は、上記熱交換器（４）の下方に位置して熱交換器（４）からのド レンが集水部(51)に流れるようになっており、上記ケーシング（２）内の空気通 路(11)が、吸込口(23)よりユニットケース(31)を通り、該ユニットケース(31)の 上方で前後に分岐され、本体ケーシング(21)とドレンパン（５）の回収部(52)と の間を通り、吹出口(24)に亘って形成されている。

【００２６】 また、上記集水部(51)は、本体ケーシング(21)内の左側部に配置され、ドレン ポンプ(53)が設けられ、該ドレンポンプ(53)には排水管(54)が接続されている。 そして、上記集水部(51)と空気通路(11)とを区画する仕切板(12)に凹設されたＬ 字状の収納スペースに上記電気品箱(13)が設けられている。

【００２７】 尚、図１及び図３において、(14)は、ケーシング（２）内の上部に配設された ヒータである。

【００２８】 上記吸込グリル（６）は、本考案の特徴とするところであり、図４乃至図７に 示すように、３つのグリル部材（７）と、１つの盲部材（８）と、一対の連結枠 (61)と、エンドキャップ(62)とを備えている。

【００２９】 該グリル部材（７）は、合成樹脂材によって形成され、前後両側部の吸込部(7 1)間に中央開口(72)が開設されると共に、前後両側端部と中央部とに縦支持材(7 3)が、左右両側端部と中央２か所に横支持材(74)がそれぞれ設けられて矩形枠状 に形成されている。そして、上記３つのグリル部材（７）は、前後両側部の縦支 持材(73)に上記一対の連結枠(61)がビス(63)によって取付けられて一体に固定さ れている。

【００３０】 上記吸込部(71)は、左右方向の多数の縦桟(75)が所定間隔を存して並設されて なり、該縦桟(75)間を通って室内空気が本体ケーシング（２）内に吸込まれるよ うになっている。そして、上記中央開口(72)は、吸込部(72)に挟まれて位置し、 左右両側端に亘って形成され、つまり、該中央開口(72)は、吸込グリル（６）の 左右両側部に亘って形成されている。

【００３１】 また、上記左右両側部の横支持材(74)には、側面に開口するＬ字状の固定溝(7 6)が形成されている。そして、上記グリル部材（７）が相隣る横支持材(74)の固 定溝(76)間には、Ｈ字状の補強材(64)が介設され、該補強材(64)は、アルミニュ ーム等よりなり、両グリル部材（７）を位置決め固定している。

【００３２】 上記盲部材（８）は、３つのグリル部材（７）の中央開口(72)を閉鎖するもの であって、該３つのグリル部材（７）の左右両側部に亘る１つの部材で形成され 、一枚の鋼板で折曲げ形成されている。該盲部材（８）の前後両側部には、Ｌ字 状の折返片(81)が形成されると共に、左右両側部には、上方に延びる側片(82)が 形成されている。そして、該折返片(81)には、上記各グリル部材（７）の横支持 材(74)に対応して該横支持材(74)が挿入される挿入溝(83)が穿設されている。該 挿入溝(83)は、図６に示すように、グリル部材（７）を組付けた状態において盲 部材（８）の下面と縦桟(75)の先端とが面一になるように形成されている。

【００３３】 また、上記盲部材（８）における折返片(81)の左右両側端部には、吸込グリル （６）の左右両側部に位置するグリル部材（７）の横支持材(74)が接する段差(8 4)が形成されると共に、エンドキャップ(62)が挿入される挿入口(85)が形成され ている。

【００３４】 上記エンドキャップ(62)は、グリル部材（７）と盲部材（８）とを左右両側部 で結合する結合部材であって、側面視コ字状に形成され、図７に示すように、グ リル部材（７）と盲部材（８）とを組付けた状態において下片部がグリル部材（ ７）の固定溝(76)に、上片部が盲部材（８）の挿入口(85)に挿入され、ビスによ ってグリル部材（７）に固定される。

【００３５】 また、上記グリル部材（７）と盲部材（８）とは、固定金具（９）によって固 定されている。該固定金具（９）は、図８及び図９に示すように、相隣るグリル 部材（７）を固定する補強材(64)と盲部材（８）との間に嵌入され、且つ盲部材 （８）の挿入溝(83)に嵌合して設けられている。

【００３６】 該固定金具（９）は、基板(91)の先端面に一対のＬ形の掛止片(92)が突設され ると共に、基板(91)の上面に平面視コ字状の押圧片(93)が突設される一方、下面 にガイド片(94)が突設されて成り、上記基板(91)の下面が補強材(64)の上面に、 押圧片(93)の上面が折返片(81)の下面に接して盲部材（８）とグリル部材（７） との中間部分を押圧固定している。そして、上記固定金具（９）を折返片(81)の 内側から差込むと、掛止片(92)が挿入溝(83)から外側に突出して該固定金具（９ ）が盲部材（８）に固定されるようになっている。

【００３７】 次に、上記天井埋込型空気調和装置（１）の動作について説明する。

【００３８】 先ず、３台の送風ファン(32)を駆動すると、室内空気は吸込口(23)、つまり、 吸込グリル（６）におけるグリル部材（７）の吸込部(71)よりケーシング（２） 内におけるファンユニット（３）のユニットケース(31)内に吸込まれ、送風ファ ン(32)の流出口より本体ケーシング(21)の上面に当接して前後に分流した後、熱 交換器（４）で熱交換して温風又は冷風が生成され、空調空気が吹出口(24)より 室内に吹出されて該室内が空気調和される。

【００３９】 そこで、上記吸込グリル（６）の組付け動作について説明する。

【００４０】 該吸込グリル（６）は、３つのグリル部材（７）と盲部材（８）とを別個に形 成し、先ず、３つのグリル部材（７）を一体に連結する。

【００４１】 つまり、３つのグリル部材（７）を左右方向に並設すると共に、相隣るグリル 部材（７）の横支持材(74)の固定溝(76)に補強材(64)を挿入した状態において、 連結枠(61)を縦支持材(73)に取付けて３つのグリル部材（７）を一体化する。

【００４２】 この状態において、盲部材（８）にグリル部材（７）を係合する。つまり、該 盲部材（８）の挿入溝(83)にグリル部材（７）の横支持材(74)が挿入されるよう に該盲部材（８）をグリル部材（７）の中央開口(72)に挿入する。

【００４３】 次いで、図７に示すように、左右の横支持材(74)が盲部材（８）の段差(84)に 接している状態で、エンドキャップ(62)を挿入して固定する。この状態では、該 エンドキャップ(62)の下片部がグリル部材（７）の横支持材(76)の固定溝(76)に 挿入されると共に、上片部が盲部材（８）の挿入口(85)に挿入され、該エンドキ ャップ(62)がグリル部材（７）に固定される。

【００４４】 更に、上記各グリル部材（７）の連接部において、補強材(64)と盲部材（８） の折返片(81)との間で且つ挿入溝(83)に固定金具（９）を挿入し、該固定金具（ ９）の基板(91)と押圧片(93)とを補強材(64)と折返片(81)との間に介入してグリ ル部材（７）と盲部材（８）とを固定すると共に、掛止片(92)を挿入溝(83)より 外側に突出して固定金具（９）を固定する。

【００４５】 これにより吸込グリル（６）が組立てられ、この吸込グリル（６）を化粧パネ ル(22)に取付けることになる。

【００４６】 従って、本実施例によれば、上記縦桟(75)部分を一体化したグリル部材（７） と盲部材（８）とを別個に形成して、該グリル部材（７）と盲部材（８）とをエ ンドキャップ(62)で連結するようにしたために、吸込グリル（６）の組付け工数 を軽減することができ、作業性の向上を図ることができる。

【００４７】 また、上記縦桟(75)部分を個々に盲部材（８）に固定する必要がないので、簡 易な作業でもって吸込グリル（６）を組立てることができる。

【００４８】 また、上記３つのグリル部材（７）と盲部材（８）とを固定金具（９）でもっ て固定するようにしたために、該各グリル部材（７）と盲部材（８）とを簡易な 作業によって固定することができ、作業性を向上させることができる。特に、上 記各グリル部材（７）の縦桟(75)を連続するように簡単に固定することができる ので、デザイン的に優れたものとすることができると共に、上記各グリル部材（ ７）間を補強材(64)で補強しているので、各縦桟(75)が正確に位置決めされるこ とになる。

【００４９】 尚、本実施例は、天井埋込型空気調和装置（１）について説明したが、本考案 は、天井吊下型などの各種の空気調和装置にも適用してもよい。

【００５０】 また、上記グリル部材（７）は、２つ又は４つ以上であってもよいことは勿論 であり、また、請求項１の考案では、上記グリル部材（７）は１つであってもよ い。

【図面の簡単な説明】

【図１】天井埋込型空気調和装置の斜視図である。

【図２】天井埋込型空気調和装置の一部省略斜視図であ
る。

【図３】天井埋込型空気調和装置の横断面図である。

【図４】吸込グリルの平面図である。

【図５】吸込グリルの分解斜視図である。

【図６】吸込グリルの横断面図である。

【図７】図４におけるＢ−Ｂ線における断面図である。

【図８】図４におけるＣ−Ｃ線における断面図である。

【図９】固定金具の斜視図である。

【符号の説明】

１ 天井埋込型空気調和装置 ２ ケーシング ３ ファンユニット ４ 熱交換器 ６ 吸込グリル ７ グリル部材 ８ 盲部材 ９ 固定金具 11 空気通路 23 吸込口 24 吹出口 32 送風ファン 62 エンドキャップ 64 補強材 71 吸込部 72 中央開口 74 横支持材 75 縦桟

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ケーシング（２）に吸込口(23)と吹出口
   (24)とが開設されると共に、該ケーシング（２）の内部
   には、吸込口(23)から吹出口(24)に亘る空気通路(11)が
   形成され、該空気通路(11)に送風ファン(32)と熱交換器
   （４）とが配設される一方、上記吸込口(23)に吸込グリ
   ル（６）が配設されている空気調和装置において、 上記吸込グリル（６）は、 多数の縦桟(75)が所定間隔を存して並設されて前後両側
   部に形成された吸込部(71)と、該吸込部(71)の各縦桟(7
   5)を連結する複数の支持材(74)と、上記両吸込部(71)間
   に形成された左右両側部に亘る中央開口(72)とよりなる
   グリル部材（７）と、 該グリル部材（７）の両吸込部(71)間に嵌合されて上記
   中央開口(72)を閉鎖する盲部材（８）と、 上記グリル部材（７）及び盲部材（８）の左右両側部で
   該グリル部材（７）及び盲部材（８）を一体に結合する
   結合部材(62)とより形成されていることを特徴とする空
   気調和装置。
2. 【請求項２】 請求項１記載の空気調和装置において、
   グリル部材（７）は、左右方向に複数個連結される一
   方、 盲部材（８）は、複数個のグリル部材（７）の左右両側
   部に亘る１つの部材で形成され、 上記各グリル部材（７）の接合部には、相隣る各グリル
   部材（７）と盲部材（８）とを固定する固定金具（９）
   が設けられていることを特徴とする空気調和装置。