JP3690336B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内のコーナー部に設置され、冷房あるいは暖房を行う空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来にけるこの種の空気調和機は、図16〜図19の構成となっている。すなわち、図16は、空気調和機本体101を居室内コーナー壁に設置した形態で空気調和機本体と据付装置とを分離した斜視図、図17は図16の設置形態での天井上から見た平面図、図18は同形態の配管接続を示す平面図、図19は同形態のドレンホースの引き回しを示す平面図である。
【0003】
空気調和機本体101は、居室内の天井と2方向の壁のコーナーに密接して取り付けられ、下方に吸い込みグリル102を有し、円弧の部分に吹き出し口103を有している。104は、鋼板製の台枠で、空気調和機本体の天面及び両側面を形成している。クロスフローファン、熱交換器、水受け皿等は図示してないが台枠104の内部に各々支持されて設けられている。105は、台枠の両側面外側に形成された引掛け具であり、106は、台枠104の一側面に設けられた熱交換器から導出する補助配管であり、107は、水受け皿に接続されたドレンホースである。
【0004】
また、108は空気調和機本体を壁面に支持する据付板で、左右一対で構成され、かつ各々本体受け部109と複数の天井当て部110と、配管穴切り欠き部111を有している。
【0005】
据付板108は、隣接する2方向の壁にそれぞれの天井当て部110を天井面に接して対称に取り付けられる。配管穴切り欠き部111は、据付板108を壁面に固定したのち据付場所の状況に応じて配管貫通穴112を設けて、室外からの接続配管113が挿通される。
【0006】
また、114は、天面カバーであり、鋼板で形成されて、空気調和機本体101の台枠104と据付板108を連結して空気調和機本体101の上部カバーとして設けられている。
【0007】
このように構成された空気調和機は、据付板108の本体受け部109に空気調和機本体101の引掛け具105を上部から係合させて空気調和機本体101が設置され、その後天面カバー114が設けられ、また、補助配管106と接続配管113の接続、ドレンホース107の接続及び引き回しが行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような従来の構成では、空気調和機本体101を壁面に支持する据付板108が左右のみであるため空気調和機本体101の剛性を強化して据付の強度を確保する必要があり、空気調和機本体の基本構成を形成する台枠104を鋼板製とすることが不可欠であった。
【0009】
そのため空気調和機本体の重量が重くなり、取り扱い性や施工性に欠けていた。また据付板108の左右の本体受け部109に空気調和機本体101の左右の引掛け部105を直接係合させるため据付板108の取付の誤差が空気調和機本体101の据付に直接影響され、据付の精度が悪いという課題があった。
【0010】
また、同じく据付板の左右のみで剛体の空気調和機本体101を据え付けようとするため、2方向の壁の間における角度のバラツキに対して設置の余裕度がなくさらに据付性に劣るという課題があった。
【0011】
また、補助配管106が台枠104の一側面に形成されているため、補助配管106側に配管貫通穴112を設けた時には、接続配管113との接続のときに図18のように接続配管113を引き回すことが必要で接続配管113の曲げ加工が困難で作業性が悪いという課題もあった。
【0012】
また、据付板108の天井当て部110が据付板108に一体で形成されているため、空気調和機本体101の据付高さの選択ができないばかりでなく、天井当て部110が据付板108から上方に突き出しているから、製品の包装サイズが大きくなったり、また天井当て部110が外力を受けて容易に変形したりするという課題もあった。
【0013】
また、空気調和機本体101を据付板108に据え付ける際、空気調和機本体101の左右を支持すれば、壁面との空間がなくて据え付けが困難で、本体の中央の吹き出し口103近傍や台枠104の一部を支持することが必要となり、本体を掴む部位に制約があってしかも不安定な据付作業となっていた。
【0014】
また、天面カバー114が鋼板製のため重量が重いばかりでなく、上記の天井当て部110のように製品の包装サイズが大きくなったり、端面のエッジのため電線との接触などに対して保護を要するなどという課題もあった。
【0015】
また、補助配管106と接続配管113を接続した際、配管の断熱が不十分であると、配管の結露水が吸い込みグリル102の開口部から居室内に滴下するという課題もあった。
【0016】
また、ドレンホース107は、図19のように水受け皿から配管貫通穴112に引き回されるが、水平の距離が長いため波打ちを起こしやすく容易にドレン水の排水不良となってしまうという課題も有していた。
【0017】
本発明は、上記のような従来の課題を解決するものであり、居室内のコーナー壁に設置する空気調和機の据付性、配管作業性、梱包性、把手性、ドレン排水性などを向上させる据付装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、空気調和機本体を据え付ける据付板を、壁面2面に取り付ける左据付板、右据付板と、それら左据付板、右据付板を左右両端に複数個設けた水平な長穴状の固定穴を介して連結する前据付板で構成し、その前据付板に台枠を合成樹脂で形成した空気調和機本体を据付けものである。
【0019】
このような構成により、据付板のみで強固な据付構成が形成できて、空気調和機本体を軽量化することができ、また前据付板と空気調和機本体が相対して設置できて据付の誤差と関係なく据付が可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
第1の発明は、正面または上方に吸い込み口を有し、正面の下方に吹き出し口を有し、居室内コーナーの2方向の壁に取り付けられる空気調和機において、空気調和機本体は、合成樹脂で形成した台枠、前面グリル、吹き出し口、吸入グリル、熱交換器、補助配管を有し、前記空気調和機本体を据え付ける据付板を、壁面2面に取り付ける左据付板、右据付板と、それら左据付板、右据付板を左右両端に複数個設けた水平な長穴状の固定穴を介して連結する前据付板で構成し、前記前据付板の上部には、前記台枠の背面上部に形成した本体掛け部が係合する空気調和機支持部を設け、前記前据付板の下部には、前記台枠の背面下部に形成した抜け止め部が係合する空気調和機固定部を設けたものである。
【0021】
この構成により、据付板が3点連結されて三角柱形状をなし強固な据付構成ができ、空気調和機本体の剛性を低下させることができる。
【0022】
また、前据付板と空気調和機本体が精度の高い係合状態となって据付の誤差の影響を受けない。
【0023】
また、前据付板の左右両端に複数個設けた水平な長穴状の据付板固定穴を介して前記前据付板を左据付板、右据付板と連結固定した構成により、据付板固定穴の長穴の範囲で左据付板と右据付板の間の角度を可変できる。
【0024】
第2の発明は、前据付板の正面下方の中央に補助配管貫通長穴を設けると共に、台枠の裏面に収納した補助配管を、前記補助配管貫通長穴を介して前据付板の裏面側に導出したものであり、この構成により、補助配管の取り出し位置を中央とすることができてどの方向に配管貫通穴位置を設けてもスムーズな配管の引き回しができる。
【0025】
第3の発明は、左据付板、右据付板に、壁に接する壁取付部と上部を内側に水平に折り曲げた上部折り曲げ部を設け、前記壁取付部には複数のネジ座を設け、また上部折り曲げ部には複数のスリット穴を設け、前記ネジ座とスリット穴を同一垂直線上に形成し、縦方向に長穴を有する天井当て金具を、前記スリット穴に上部から挿通すると共に、前記天井当て金具を上下調節自在にネジで前記ネジ座に固定したものであり、この構成により、天井当て金具を天井面にあわせて長穴の範囲で上下移動させることができる。
【0026】
第4の発明は、台枠の左右外側に、一端は平板状で壁面に沿う壁接触面を形成した補助台枠を設け、前記補助台枠を被う前面グリルを設け、その前面グリルの正面左右に前記補助台枠を臨む取っ手穴部を設け、前記補助台枠または前記前面グリルのいずれか一方または両方に取っ手構造を形成すると共に前記取っ手穴部を被う飾り桟を設けたものであり、この構成により、壁面と関係なく空気調和機本体の両サイドの取っ手部分に手をかけることができる。
【0027】
第5の発明は、左据付板、右据付板、前据付板を、それぞれの据付板上部で略水平面を形成するように略同一高さに設け、その上部に折り曲げ可能な平板状の合成樹脂製の天面カバーを設けたものであり、この構成により、天面カバーは、折り曲げて収納面積を半減でき、広げて据付板の略水平面を被っている。
【0028】
第6の発明は、左据付板、右据付板、前据付板を、それぞれの据付部下部で略水平面を形成するように略同一高さに設け、その下部を被って底板を設け、その底板に、底板の外周に上部に凸なる立ち上がりと、配管穴切り欠き部を囲む立ち上がりリブを設けたものであり、この構成により、立ち上がりと立ち上がりリブで底板に囲いができ結露水を保持できる。
【0029】
第7の発明は、底板を後底板と前底板で一部重合して構成し、重合した底板の上面一端に底板と一体に形成したドレンホース固定部を設けたものであり、この構成により、ドレンホースの中間部の案内および支持ができる。
【0030】
以下本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0031】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態における空気調和機で、空気調和機を居室内に設置した場合の下から見上げたときの斜視図であり、図2は、同上の場合の上から見たときの斜視図である。また、図3は、図1の主要部分の分解斜視図である。図4〜図15はその他詳細構造を示す図である。
【0032】
図1〜図15において、まず、空気調和機本体の構成について説明する。1は空気調和機本体であり、居室内の天井aと2方向の壁b、cのコーナーに近接して取り付けられている。
【0033】
この空気調和機本体1は、水平断面が略扇形をし、正面及び上方に吸い込み口2、3を有し、正面の下方に吹き出し口4を有している。5は、台枠であり、6は、前面グリルである。7は、吸い込み口2を形成する吸入グリル、8は、吸入グリル7の左右に設けられる飾り桟、9は、上下フラップ、10は、前後に2分割される底板、11は、天面カバーである。なお、後述するが、この底板10及び天面カバー11は、空気調和機本体そのものではなく現場取付の据付部品のようなものである。
【0034】
前記台枠5は、合成樹脂で矩形状に強固に形成されており、正面の大部分には通風回路が形成されると共に、裏面には図4に示すように上部には複数の本体掛け部12と下部には複数の抜け止め部13が形成される。
【0035】
また、台枠5の通風回路部分には図示していないが、クロスフローファンが設けられ、クロスフローファンを被うように熱交換器14が設けられている。熱交換器14から導出し室外機と冷媒配管接続される補助配管15は、台枠5の裏面側に収納されている。また、台枠5の下側前方には、熱交換器14の下方と台枠5の通風回路を連結するように吹き出しグリル16が設けられている。
【0036】
吹き出しグリル16は、熱交換器14からのドレン水を受けると共に前記吹き出し口4を形成し、また前記上下フラップ9を保持している。また、台枠5の右側にはこの空気調和機本体1の運転を制御する電装部17が設けられている。
【0037】
また、台枠5の左右外側には、補助台枠18、19が設けられる。補助台枠18、19は、各々対称の形状で合成樹脂からなり、台枠5の高さと同一高さで上部から見て手前広がりの略三角形状に形成され、縦方向内側面の台枠接触面20が台枠5のそれぞれの側面に接し、図5のように台枠接触面20の前側に掛け止め部21を設けて台枠5の側面の前側を被い、さらに複数の裏面から挿入された固定具22により台枠5の側面を挟み込んでネジで圧着固定されることにより設けられる。
【0038】
縦方向他面の壁接触面23は、平板状で壁bまたはcに近接した形態となり、その前半分の外周は、前面グリル6の内側に接した輪郭となっている。また、補助台枠18、19の中央部手前には、左右外側に取っ手開口部24を有した箱形状に突出して取っ手部25が各々形成される。
【0039】
また、前記前面グリル6は、上部から見て前端は円弧状、後端は直線状で、その側面は壁に近接した形状であり、上面には横方向の複数の吸い込み格子26を介して前記の吸い込み口3を、正面は、吸入グリル7を介して吸い込み口2を、斜め前方下面は、前記吹き出しグリル16に臨んで吹き出し口4を形成している。
【0040】
そして、その上端を台枠5の上部と接し、下端を吹き出しグリル16と台枠5に接し、また左右は補助台枠18、19と接する形で設けられている。
【0041】
また、27は、前面グリル6の正面左右に設けられた取っ手穴部である。取っ手穴部27は前面グリル6の正面左及び右から4方の壁面を後面方向に延出して箱形状をなし、図6のように側面外側の壁面に飾り桟引っかけ穴28、内側の壁面に飾り桟固定爪29、中央に開口穴30、飾り桟固定爪29と開口穴30の間に縦方向の取っ手リブ31、飾り桟固定爪29と取っ手リブ31を連結して補助台枠接触面32を形成している。
【0042】
この取っ手穴部27と前記の補助台枠18、19の取っ手部25との係合状態は、補助台枠接触面32と取っ手部25が密着形態となり、また開口穴30を介して取っ手開口部24が臨む形態となる。取っ手穴部25の左右は完全に対称の形状となっている。
【0043】
また、正面の吸入グリル7は、前面グリル6の円弧状形状にほぼ接して同様の円弧状で高さ略一定に形成され、ルーバー形状をした吸い込み口2が設けられている。また吸入グリル7には、左右一対のレバーアーム33、34が設けられ、レバーアーム33、34の軸受け部35が前面グリル6に形成された一対の軸部(図示なし)と回転可能に係合されることによって吸入グリル7は、上下に開閉可能となり、エアフィルター36のメンテナンスが容易にできるようになっている。
【0044】
また、吸入グリル7の左右の飾り桟8、8は、吸入グリル7とほぼ同一の縦断面形状をして取っ手穴部27を被って設けられている。つまり、飾り桟8、8の裏面には、図6のように前面グリル引っかけ片37と前面グリル固定穴38が形成され、前面グリル引っかけ片37が飾り桟引っかけ穴28に係合し、前面グリル固定穴38が飾り桟固定爪29に係合されて固定される。飾り桟8、8は、左右対称の形状であることは言うまでもない。
【0045】
次に、同図において、据付構成について説明する。39は、左据付板であり、40は右据付板、41は、前据付板である。これらの据付板は、前述のように居室内の天井aと2方向の壁b、cのコーナーに近接して設けられる。
【0046】
つまり左据付板39は、壁bに、右据付板40は、壁cに設けられ、前据付板41は、左据付板39の左端と右据付板40の右端を連結して居室の正面に向かって設けられる。
【0047】
前記左据付板39は、複数の取付穴42を有し壁bに接する壁取付部43と、その上部を内側に水平に折り曲げた上部折り曲げ部44と、その左端を手前に折り曲げた左折り曲げ部45とその下部を内側に水平に折り曲げた下部前折り曲げ部46、下部後折り曲げ部47と、下部の折り曲げ部分を断ち切るように設けた配管貫通穴48を設けるための配管穴切り欠き部49とその右端を折り曲げて壁Cと接触させる壁当て部50で構成される。
【0048】
そして、上部折り曲げ部44には、一定間隔をあけて設けられる複数のスリット穴51と左折り曲げ部45近傍に据付板引っかけ穴52が形成され、図7のようにそれぞれのスリット穴51には、L形状をした天井当て金具53が上方から垂直方向に挿入されて固定ネジ54で壁取付部43に凸状に形成されたネジ座55に固定されている。
【0049】
この天井当て金具53には、縦方向の長穴56が形成されていて天井当て金具53の固定高さを適宜調整できるようになっている。また、左折り曲げ部45には、複数の据付板結合穴57が設けられ、その裏面にはナット(図示なし)が溶接されている。また、下部前折り曲げ部46の配管穴切り欠き部49近傍には、底板用ネジ下穴58が設けられている。
【0050】
また、前記右据付板40は、左据付板39に対して壁bと接触させる壁当て部50の上下位置が異なるのみでありその他の形状は、左据付板と左右対称に構成されているので記載を省略する。
【0051】
また、前記前据付板41は、その4辺を壁側に折り曲げて形成した据付板本体部59と、その上部の一辺に切り起こして水平に設けた複数のL形断面の空気調和機支持部60と、据付板本体部59の上部の両端に下方に折り曲げて設けた据付板引っかけ爪61と、据付板本体部59の左右両端に設けた水平で長穴状に形成される複数の据付板固定穴62と、据付板本体部59の下方中央に設けた補助配管貫通長穴63と、据付板本体部59の下方左右端に設けたドレンホース貫通穴64と、据付板本体部59の下方にその一辺が前側に突き出すよう固定された複数のL形断面の空気調和機固定部65で構成される。
【0052】
そして、前据付板41の高さは、左据付板39及び右据付板40と略同一高さである。
【0053】
つまり、前据付板41の据付板本体部59上部の一辺と左据付板39、右据付板40の上部折り曲げ部44で略水平面を形成し、また据付板本体部59の下部の一辺と同上の下部折り曲げ部46、47で同様に略水平面を形成している。
【0054】
そして、前据付板41の左右の据付板引っかけ爪61と左据付板39、右据付板40のそれぞれの据付板引っかけ穴52が係合して、また同じく据付板固定穴62と据付板結合穴57が合致して設けられる。
【0055】
また、前記底板10は、図8及び図9のように前述した前据付板41の据付板本体部59下部の一辺と左据付板39、右据付板40の下部折り曲げ部46、47で形成する略水平面図の下側を被い、前記の前面グリル6の壁側に前面グリル6の下面と高さを一致させて設けられる。
【0056】
すなわち、底板10は、上部から見て略三角形状で前面グリル6の下側で前面グリル6と壁との空間部を被って設けられている。そして、部品の収納容易化のため、前面グリル6側を前底板66で、壁側を後底板67で、相互に接する部分を一部重合して2分割して構成される。
【0057】
そして、後底板67には、外周に上部に凸なる立ち上がり68を設け、また、その後ろ側の壁コーナーの近傍に据付板引っかけ部69が設けられる。またその前には、配管切り取り部70とその周囲を囲む立ち上がりリブ71が設けられる。
【0058】
配管切り取り部70は、接続配管83が下から引き回されるときに切り取られる部分でその外周にスリットを設けて切断容易に形成される。また、後底板67の前側には、据付板固定長穴72と前底板の係止穴73とドレンホース固定部74が設けられる。
【0059】
ドレンホース固定部74は、図10のように後底板67の前底板66と重合する平面部分から壁面と平行な開口をその上部に有した対向した舌板75として形成され、形成容易化のため下方に穴76を設け、また舌板75の間隔はドレンホース77の外形とほぼ同一で、その上部の開口はドレンホース77の外形よりやや小さく形成される。
【0060】
つまり、ドレンホース77は、舌板75で挟み込まれるように設けられ、底板後67に密着して保持される。そして、後底板は、左据付板39、右据付板40の下部後折り曲げ部47に据付板引っかけ部69が係合し、据付板固定長穴72で、底板用ネジ下穴58にネジ固定されて設けられる。
【0061】
また、前底板66には、同様に外周に上部に凸なる立ち上がり68を設け、その後側に複数の底板係止突起78と、前側に複数の底板係止爪79が設けられる。前底板66は、後底板67の前底板係止穴73に底板係止突起78が下方から挿入されて掛けられ、底板係止爪79が、前据付板41の据付本体部59の下に係合して固定されて設けられる。
【0062】
また、前記天面カバー80は、図8のように前据付板41の据付板本体部59上部の一辺と左据付板39、右据付板40の上部折り曲げ部44で形成する略水平面を被い、台枠5の壁側に、台枠5の高さと略一致させて設けられる。すなわち、天面カバー80は、上部から見て略三角形状で、台枠5と壁でできる空間部を被って設けられる。
【0063】
そして、天面カバー80は、合成樹脂製で平板状に形成され、その断面には多数の中空部が前後方向並列に設けられており、図11のように上部から断面の半分まで切り込みを入れて前後に2分割した形となっている。つまり図12のように折り曲げ可能に形成されている。
【0064】
また、その裏面には、両面テープ82が設けられ、天面カバー80は、前記据付本体部59の上部一辺や上部折り曲げ部44に接着して設けられる。
【0065】
次に、このような空気調和機の据付装置の据付手順について説明する。
【0066】
まず、左据付板39及び右据付板40の天井当て金具53を据付場所の状況に合わせた最適の長さに調整して固定ネジ54で固定する。この場合、調整を省略して、天井当て金具53の長穴56の最下部を使用して天井当て金具53の高さが最大となるようにしても良い。
【0067】
そして、左据付板39を居室内の天井aと2方向の壁b、cのコーナー付近に持ち込み、壁bにおいて、天井当て金具53を天井aと、壁当て部50を壁cと接触させて、壁取付部43の取付穴42に複数のネジを用いて左据付板39を固定する。また、同様に、右据付板40を壁cに固定する。もちろん、左据付板39、右据付板40は、取付順序は逆でもかまわない。
【0068】
次に、左据付板39、右据付板40のどちらかの配管穴切り欠き部49の最適な位置に配管貫通穴48をあける。この配管貫通穴48は、据付場所の筋交い等の障害を避けて選択する必要がある。
【0069】
そして、次に、左据付板39と右据付板40の上部折り曲げ部44に設けた据付板ひっかけ穴52に、前据付板41の上部両端の据付板引っかけ爪61を挿入して、前据付板41を引っかけ、左据付板39及び右据付板40の据付板結合穴57と前据付板41の左右両端の据付板固定穴62を合致させて前据付板41をネジで固定する。これで、据付板の3点が連結された状態で天井aと壁b、cのコーナー部に固定されたことになる。
【0070】
次に、空気調和機本体1を前据付板41に搭載する。このとき空気調和機本体1の飾り桟8、8を外した状態で前面グリル6の取っ手穴部27を介して、補助台枠18、19の左右の取っ手部25に手を入れて取っ手部25と前面グリル6取っ手リブ31を挟んで空気調和機本体1を持ち上げ、台枠5の裏面の本体掛け部12を前据付板の空気調和機支持部60に引っかけ、また抜け止め部13を空気調和機固定部65に臨ませて空気調和機本体1を前据付板41に固定する。空気調和機本体1の固定後、前面グリル6の飾り桟引っかけ穴28および飾り桟固定爪29と、飾り桟8、8の前面グリル引っかけ片37と前面グリル固定穴38を係合させて左右の飾り桟8、8を取り付ける。
【0071】
そして、その次は冷媒配管接続、電線及びドレンホースの接続である。冷媒配管接続は、台枠5の裏面に収納された補助配管15を前据付板41の下方中央の補助配管貫通穴63を介して壁側に折り曲げ、室外側から引き回され配管貫通穴48から挿入された冷媒配管と接続して行う。
【0072】
補助配管15の配管は、コイルバネ(図示なし)で被われているため折り曲げても配管の扁平等は起こらない。
【0073】
電線の接続は、電線を前据付板41の右下のドレンホース貫通穴64を介して台枠5の電装部17に引き回して行う。また、ドレンホース77の接続は、ドレンホース77を配管貫通穴48の位置に応じて前据付板41の左または右のドレンホース貫通穴64を介して引き回し行い、ドレンホース77の途中は、その後取り付ける後底板67のドレンホース固定部74に保持固定される。
【0074】
最後は、天面カバー80と底板10の取付である。天面カバー80は、折り曲がった形状を広げて平板状にしたのち、組み付けられた3点の据付板の上部に臨ませ、下面の両面テープ82で据付本体部59の上部一辺や上部折り曲げ部44に接着して取付られる。また、底板10は、後底板67、前底板66の順序で取付られる。
【0075】
後底板67は、左据付板39、右据付板40の下部後折り曲げ部47に後底板67の据付板引っかけ部69を臨ませ、据付板固定長穴72を介して左据付板39、右据付板40の下部前折り曲げ部46に取り付けられる。この状態で前述のようにドレンホース77を後底板67のドレンホース固定部74に保持させる。
【0076】
そして、前底板66の取付は、後底板67の前底板係止穴73に前底板66の底板係止突起78を挿入し、前底板66の底板係止爪79を前据付板41の据付板本体部59の下に固定して行う。
【0077】
以上のように、据付板を、左据付板39、右据付板40に連結して前据付板41を設けて据付板3点で三角柱形状を構成したから、据付板のみで強固な据付構成を形成でき、空気調和機の剛性を低減させることが可能となる。
【0078】
すなわち空気調和機本体1の台枠5の合成樹脂化を達成することができる。そのため空気調和機本体1が軽量化できて取り扱い性や据付性を向上させることができる。
【0079】
また前据付板40に空気調和機支持部60や空気調和機固定部65を形成し、空気調和機本体の台枠5の背面に同様に本体掛け部12と抜け止め部13を設けて、前据付板41と空気調和機本体1の台枠5が直接係合して取付られるから、据付板の取付誤差に関係なく前据付板41と空気調和機本体1との安定した据付構造を確保できる。
【0080】
また、前据付板41の左右両端に設けた据付板固定穴62を、水平で長穴状に形成しているため、壁bと壁cの間の角度が直角でなくばらついていても対応できる。
【0081】
つまり、左据付板39、右据付板40、前据付板41は、壁角度が広い場合には、図14の実線のような形となり、壁角度が狭い場合には、破線のようになって、前据付板41の据付板固定穴62でのネジの固定位置が図15のようにdまたはeのように変化して対応可能となる。
【0082】
また、据付板引っかけ穴52に据付板ひっかけ爪61が挿入されているため、ネジを使用する前でも、前据付板41が落下することなく安全な作業が行える。据付板引っかけ穴52と据付板引っかけ爪61は、壁の角度に対応できるように左右の余裕があることは言うまでもない。
【0083】
また、左据付板39、右据付板40に天井当て金具53と壁当て部50を設けているから、据付板の位置決めが容易にでき精度の高い施工を行うことができる。
【0084】
また、左据付板39、右据付板40、前据付板41は、折り曲げや打ち抜き主体の形状であるから加工が容易で、そのほとんどの外周に折り曲げを形成しているから十分な強度を有している。
【0085】
また、左据付板39、右据付板40の天井当て金具53は、上下に可動できるから、製品として包装するときには、縮小形態として包装サイズを小型化することができ、また輸送時に外力を受けて変形することもない。
【0086】
また、現場で使用するときは、必要な高さに調整して空気調和機の据付高さを最適な高さとすることができる。
【0087】
また、左据付板39、右据付板40の上部折り曲げ部44にスリット穴51を設けて天井当て金具53を挿入して設けているから、天井当て金具53の上下の可動動作が安定し、壁取付部43に凸状のネジ座55を設けているからネジの先端が据付板の背面に突き出すこともない。
【0088】
また、空気調和機本体1裏面の補助配管15は、空気調和機本体1を前据付板41に搭載するときは、台枠5の裏面に収納したままであるから、搭載は容易であり、また、補助配管15を前据付板41の下部中央の補助配管貫通長穴63を介して壁側に折り曲げると補助配管15の位置は、据付板で形成する3角形状のほぼ中央となり、配管貫通穴48の位置が左据付板39、右据付板40のいずれに設けられても接続配管83の引き回しは容易となり曲げ加工の作業性が向上する。尚、ここでは、補助配管15の折り曲げを空気調和機本体1の前据付板41への搭載後としたが、搭載前に折り曲げても同様の効果が期待できる。
【0089】
要するに、補助配管15を空気調和機本体1の中央部から壁側に突き出す構造によりいずれの配管貫通穴位置に対しても据付性を確保できるのである。
【0090】
また、空気調和機本体1を前据付板41に据え付ける際、前面グリル6の取っ手穴部27を介して、補助台枠18、19の左右の取っ手部25に手を入れて空気調和機本体1の左右を安定して持てるため壁面との距離と関係なく据付が簡単にできるばかりでなく、補助台枠18、19の取っ手部25と前面グリル6の取っ手リブ31を挟んで持てるため、より強固な安定した据付作業とすることができる。
【0091】
また、補助台枠18、19の取っ手部25と前面グリル6の補助台枠接触面32が密着するから空気調和機本体1の剛性を高めることができる。
【0092】
また、飾り桟8、8は、前面グリル6の取っ手穴部27を被うから美観を向上させることができ、またネジ等を用いることなく簡単な係合で固定されているため、取り外し、取付も容易である。
【0093】
また、補助台枠18、19が空気調和機本体1の側面を被うから美観を向上できるばかりでなく、補助台枠18、19は前側の掛け止め部21と裏面から挿入した固定具22で台枠5を挟み込んで固定されるから強固な固定とすることができる。
【0094】
また、台枠5と補助台枠18、19は一体化することも可能で、一体化しても取っ手構造と側面のカバーの効果は同じであるが、別体とすることで他機種(たとえば壁掛け)の台枠を使用することも可能となり金型投資を押さえることができる。
【0095】
また、左据付板39、右据付板40、前据付板40を略同一高さとし、上部及び下部に略水平面を設けたから、天面カバー80や底板10の取付が容易となる。
【0096】
また、天面カバー80は、平板状の合成樹脂製で切り込みを入れて折り曲げ可能に形成されているため、軽量化できるばかりでなく、端面がエッジでなく端面の処理が不用であり、また、平板状の市販品材料を切断加工して形成するため高価な金型も不要で、製品の包装サイズも縮小できる。
【0097】
また、切り込みを上部に設けたから平板状にして使用したときには強度を確保できる。また両面テープ82で接着固定されるためその取付作業も容易である。
【0098】
また、底板10の外周に上部に凸なる立ち上がり68を設け、また配管穴切り欠き部70を囲む立ち上がりリブ71を設けたから配管穴切り欠き部70を切り取った後でも底板10の強度を確保でき、また立ち上がり68と立ち上がりリブ71が底板10を囲むから配管の結露水を保持できて、水滴の滴下を防止できる。
【0099】
また、底板10を後底板67と前底板66で一部重合して構成し、重合した底板10の上面一端に後底板67と一体に形成したドレンホース77を挟み込むドレンホース固定部74を設けたからドレンホース77の中間での波打ちをなくし、排水不良を防ぐことができ、余分な部品も不要である。
【0100】
また、ドレンホース77の取付もただ単に上部から挿入するだけで良いから施工も簡単である。
【0101】
また、ドレンホース固定部74下側の穴76の下部を前底板66が被っているから穴76での結露水の漏れもない。
【0102】
また、ドレンホース固定部74を左右に設けたから配管貫通穴48の位置に応じて選択して使用することができる。
【0103】
【発明の効果】
上記実施の形態の説明から明らかなように、請求項1に記載の本発明は、正面または上方に吸い込み口を有し、正面の下方に吹き出し口を有し、居室内コーナーの2方向の壁に取り付けられる空気調和機の据付装置において、空気調和機本体は、合成樹脂で形成した台枠、前面グリル、吹き出し口、吸入グリル、熱交換器、補助配管を有し、前記空気調和機本体を据え付ける据付板を、壁面2面に取り付ける左据付板、右据付板と、左右両端に複数個設けた水平な長穴状の固定穴を介して前記左据付板、右据付板と連結固定する前据付板で構成し、前記前据付板の上部には、前記台枠の背面上部に形成した本体掛け部が係合する空気調和機支持部を設け、前記前据付板の下部には、前記台枠の背面下部に形成した抜け止め部が係合する空気調和機固定部を設けたものであって、据付板3点で三角柱形状を構成して据付板のみで強固な据付構成を形成できるから、空気調和機本体の台枠の合成樹脂化が可能となり、そのため空気調和機本体が軽量化できて取り扱い性や据付性を向上させることができる。
【0104】
また、前据付板と空気調和機本体の台枠が直接係合して取付られるから、据付板の取付誤差に関係なく前据付板と空気調和機本体との安定した据付構造を確保できる。
【0105】
また、前据付板の左右両端に複数個設けた水平な長穴状の据付板固定穴を介して前記前据付板を左据付板、右据付板と連結固定したものであり、空気調和機を据付ける2面の壁の間の角度がばらついていても長穴が調整代となり据付が容易にできる。
【0106】
請求項に記載の本発明は、前据付板の正面下方の中央に補助配管貫通長穴を設けると共に、台枠の裏面に収納した補助配管を、前記補助配管貫通長穴を介して前据付板の裏面側に導出したものであり、補助配管の位置が据付板で構成する3角形状のほぼ中央となり、配管貫通穴の位置がいずれであっても配管の引き回しが容易で曲げ加工の作業性が向上する。
【0107】
請求項に記載の本発明は、左据付板、右据付板に、壁に接する壁取付部と上部を内側に水平に折り曲げた上部折り曲げ部を設け、前記壁取付部には複数のネジ座を設け、また上部折り曲げ部には複数のスリット穴を設け、前記ネジ座とスリット穴を同一垂直線上に形成し、縦方向に長穴を有する天井当て金具を、前記スリット穴に上部から挿通すると共に、前記天井当て金具を上下調節自在にネジで前記ネジ座に固定したものであり、天井当て金具を縮小すると、包装サイズが小型化でき、また金具の変形を防止できる。
【0108】
また、天井当て金具を伸長すると天井と据付板の距離を最適にできて空気調和機の据付け高さを確保することができる。
【0109】
また、左据付板、右据付板の上部折り曲げ部にスリット穴を設けて天井当て金具を挿入して設けているから、天井当て金具の上下の可動動作が安定し、壁取付部に凸状のネジ座を設けているからネジの先端が据付板の背面に突き出すこともない
請求項に記載の本発明は、台枠の左右外側に、一端は平板状で壁面に沿う壁接触面を形成した補助台枠を設け、前記補助台枠を被う前面グリルを設け、その前面グリルの正面左右に前記補助台枠を臨む取っ手穴部を設け、前記補助台枠または前記前面グリルのいずれか一方または両方に取っ手構造を形成すると共に前記取っ手穴部を被う飾り桟を設けたものであり、壁面の距離と関係なく空気調和機本体の左右に容易に手をかけて空気調和機本体を安定して持ち上げることができて据付性が向上する。
【0110】
また補助台枠が空気調和機本体の側面を被い、飾り桟が取っ手穴部を被うことにより、美観を向上させることもできる。
【0111】
請求項に記載の本発明は、左据付板、右据付板、前据付板を、それぞれの据付板上部で略水平面を形成するように略同一高さに設け、その上部に折り曲げ可能な平板状の合成樹脂製の天面カバーを設けたものであり、据付板で平坦な取付面が形成されて、天面カバーの取付が容易にできる。
【0112】
また、天面カバーが、平板状の合成樹脂製で切り込みを入れて折り曲げ可能に形成されているため、天面カバーを軽量化することができ、また端面がエッジでなく端面の処理が不用であり、また、平板状の市販品材料を切断加工して形成するため高価な金型も不要で、製品の包装サイズも縮小できる。
【0113】
請求項に記載の本発明は、左据付板、右据付板、前据付板を、それぞれの据付部下部で略水平面を形成するように略同一高さに設け、その下部を被って底板を設け、その底板に、底板の外周に上部に凸なる立ち上がりと、配管穴切り欠き部を囲む立ち上がりリブを設けたものであり、上記同様に据付板で平坦な取付面を形成できて、底板の取付が容易にできる。
【0114】
また、底板の配管穴切り欠き部を切り取った後でも底板の強度を確保でき、立ち上がりと立ち上がりリブが底板を囲むから配管の結露水を保持できて、水滴の滴下を防止できる。
【0115】
請求項に記載の本発明は、底板を後底板と前底板で一部重合して構成し、重合した底板の上面一端に底板と一体に形成したドレンホース固定部を設けたものであり、ドレンホースの中間での波打ちをなくし、排水不良を防ぐことができ、余分な部品も不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す空気調和機の下方からの斜視図
【図2】同空気調和機の上方からの斜視図
【図3】同空気調和機の分解斜視図
【図4】同空気調和機の本体台枠の裏面斜視図
【図5】同空気調和機の要部断面図
【図6】同空気調和機の要部断面図
【図7】同空気調和機の要部分解斜視図
【図8】同空気調和機の要部分解斜視図
【図9】同空気調和機の底板の斜視図
【図10】同空気調和機の底板の要部斜視図
【図11】同空気調和機の天面カバーの要部拡大斜視図
【図12】同空気調和機の天面カバーの斜視図図
【図13】同空気調和機の補助配管の接続状態を示す平面図
【図14】同空気調和機の据付板の設置状態を示す平面図
【図15】図同空気調和機の据付板の設置状態を示す要部拡大正面図
【図16】従来の空気調和機の一部切欠き分解斜視図
【図17】同空気調和機の平面図
【図18】同空気調和機の配管接続を示す平面図
【図19】同空気調和機のドレンホース接続を示す平面図
【符号の説明】
1 空気調和機本体
2,3 吸い込み口
4 吹き出し口
5 台枠
6 前面グリル
7 吸入グリル
8 飾り桟
10 底板
12 本体掛け部
13 抜け止め部
14 熱交換器
15 補助配管
18 補助台枠
19 補助台枠
23 壁接触面
27 取っ手穴部
39 左据付板
40 右据付板
41 前据付板
43 壁取付部
44 上部折り曲げ部
51 スリット穴
53 天井当て金具
55 ネジ座
56 長穴
60 空気調和機支持部
62 据付板固定穴
63 補助配管貫通長穴
65 空気調和機固定部
68 立ち上がり
71 立ち上がりリブ
74 ドレンホース固定部
80 天面カバー

Claims (7)

  1. 正面または上方に吸い込み口を有し、正面の下方に吹き出し口を有し、居室内コーナーの2方向の壁に取り付けられる空気調和機において、空気調和機本体は、合成樹脂で形成した台枠熱交換器、補助配管を有し、前記空気調和機本体を据え付ける据付板を、壁面2面に取り付ける左据付板、右据付板と、左右両端に複数個設けた水平な長穴状の固定穴を介して前記左据付板、右据付板と連結固定する前据付板で構成し、前記前据付板の上部には、前記台枠の背面上部に形成した本体掛け部が係合する空気調和機支持部を設け、前記前据付板の下部には、前記台枠の背面下部に形成した抜け止め部が係合する空気調和機固定部を設けた空気調和機。
  2. 前据付板の正面下方の中央に補助配管貫通長穴を設けると共に、台枠の裏面に収納した補助配管を、前記補助配管貫通長穴を介して前据付板の裏面側に導出した請求項1記載の空気調和機。
  3. 左据付板、右据付板に、壁に接する壁取付部と上部を内側に水平に折り曲げた上部折り曲げ部を設け、前記壁取付部には複数のネジ座を設け、また上部折り曲げ部には複数のスリット穴を設け、前記ネジ座とスリット穴を同一垂直線上に形成し、縦方向に長穴を有する天井当て金具を、前記スリット穴に上部から挿通すると共に、前記天井当て金具を上下調節自在にネジで前記ネジ座に固定した請求項1記載の空気調和機。
  4. 台枠の左右外側に、一端は平板状で壁面に沿う壁接触面を形成した補助台枠を設け、前記補助台枠を被う前面グリルを設け、その前面グリルの正面左右に前記補助台枠を臨む取っ手穴部を設け、前記補助台枠または前記前面グリルのいずれか一方または両方に取っ手構造を形成すると共に前記取っ手穴部を被う飾り桟を設けた請求項1記載の空気調和機。
  5. 左据付板、右据付板、前据付板を、それぞれの据付板上部で略水平面を形成するように略同一高さに設け、その上部に折り曲げ可能な平板状の合成樹脂製の天面カバーを設けた請求項1記載の空気調和機。
  6. 左据付板、右据付板、前据付板を、それぞれの据付部下部で略水平面を形成するように略同一高さに設け、その下部を被って底板を設け、その底板に、底板の外周に上部に凸なる立ち上がりと、配管穴切り欠き部を囲む立ち上がりリブを設けた請求項1記載の空気調和機。
  7. 底板を後底板と前底板で一部重合して構成し、重合した底板の上面一端に底板と一体に形成したドレンホース固定部を設けた請求項1または6記載の空気調和機
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