JPH0682008B2 - 一体型空気調和機 - Google Patents

一体型空気調和機

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JPH0682008B2
JPH0682008B2 JP62319473A JP31947387A JPH0682008B2 JP H0682008 B2 JPH0682008 B2 JP H0682008B2 JP 62319473 A JP62319473 A JP 62319473A JP 31947387 A JP31947387 A JP 31947387A JP H0682008 B2 JPH0682008 B2 JP H0682008B2
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JP
Japan
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indoor
unit
air conditioner
outdoor
indoor unit
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP62319473A
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JPH01159551A (ja
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泰彦 江端
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、窓等に取付けられる一体型空気調和機に関す
るものである。
従来の技術 普通、一体型空気調和機は窓や壁穴に直接取付けて簡易
据付可能を特徴としているが、空気調和機の前面面積分
の窓が塞がれることになるので採光性が低下するととも
に空気調和機本体の大きな音源となる圧縮機音が本体内
仕切壁をへだてた室内側に透過しやすいため、低騒音化
が図りにくいなどの欠点があった。
そこで、連結筒体を用いて採光性や遮音性を向上させた
空気調和機(実開昭49-81350号公報)や室内外の仕切板
の遮音性を向上させ低騒音化を図った一体型空気調和機
(実開昭60-140835号公報)が考案されている。
上記採光性や遮音性を向上させた空気調和機は第5図、
第6図の如く構成されている。
同図において、空気調和機の本体101は室内側ユニット1
02と、室外側ユニット103およびこれらを連結する連結
筒体104とから構成されている。上記室内側ユニット102
は、第1の筐体102a内に蒸発器105、室内側送風機106と
が対向して設けられ、前記蒸発器105の下方には排水管1
07を接続したドレンパン108が設けられ、排水管107の中
途部には排水ポンプ109が接続されている。また前記室
外側ユニット103は第2の筐体103a内に凝縮器110、スリ
ンガリングを装着した室外側送風機111とが対向して設
けられるとともに圧縮機112が収容されている。
このようにして形成された室内、室外側ユニット102,10
3の上部中央は、前記連結筒体104で連結されている。こ
の連結筒体104の長さは角筒状に形成され、この内部に
は前記蒸発器105、凝縮器110、圧縮機112などに連通し
冷凍サイクルを構成する冷媒配管113と、電源から室
内、外側送風機106、111、圧縮機112、室内側ユニット
に設けられた操作盤114などに接続する電気配線、およ
び上記ドレンパン108から凝縮器110の上部に導かれドレ
ン水をこれに飛散させる排出管107などが導通してい
る。なお115は両ユニット102,103内を循環する空気が互
いのユニットに侵入するのを阻止する仕切壁である。
発明が解決しようとする問題点 上記構造において、空気調和機本体101を窓116に据付け
るには、室内側ユニット102を被空調室の室内側として
窓116の下隅部に連結筒体104を掛止する。本体101は垂
下状態となるが第1の筐体102aの背面側102bと、第2の
筐体103aの前面側103bをそれぞれ窓116の下方の壁に接
するように据付けるには連結筒体104の長さを調節しな
ければならない。
また室内側ユニット102は窓116下方に突出するため、窓
116下方近傍の居住空間を減少させてしまう欠点もあ
る。
さらに、本体101を運転すると、蒸発器105から発生した
ドレン水を排水ポンプ109によりドレンパン108上方の窓
116下隅部に据付けた連結筒体104の高さまで汲み上げな
ければならず、何らかの理由により排水ポンプ109が停
止した場合にはドレンパン108からドレン水が溢れ出て
室内側ユニット102の下方へ滴下し、室内床面を汚す可
能性があるという問題があった。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、前面部に吹出口
と吸込口を有し、かつ内部に前記吹出口と吸込口に連通
する通風路を具備した偏平な室内ユニットを構成し、さ
らに前記室内ユニットの通風路内に、室内熱交換器と室
内送風機を設け、前記室内ユニットの後端部に、下方へ
延出する室外ユニットを設け、この室外ユニット内に、
前記室内熱交換器とともに冷凍サイクルを構成する室外
熱交換器、圧縮機を設け、また前記室外ユニットの側壁
に、家屋の壁面と当接しかつ出没度合が調整される支持
具を設け、さらに前記室内ユニットの下部に、前記支持
金具とで窓の下部を挟持する固定具を設けたものであ
る。
作用 この技術手段による作用は次のようになる。
すなわち横長の室内ユニットと縦長の室外ユニットをL
字形に接合させているため、採光性を確保するばかりで
なく据付け場所である窓や壁の厚さの変化に対応して室
内外ユニットの接合関係を調整する必要がなくなる。ま
た、家屋の壁を遮音壁として利用するため、圧縮機音を
はじめとする室外騒音の遮音性にもすぐれ、高低差を利
用して蒸発器で発生するドレン水を室外側へ導くために
揚水する排水ポンプの必要性もなく、排水ポンプ停止に
よる室内床面汚損の可能性もなくなる。さらに、室内ユ
ニット下面に固定具を室外ユニット前面下部に前後移動
可能な支持具をそれぞれ備えているため、窓の下枠が室
内外に突出している場合でも容易に据付け固定が可能と
なる。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図〜第4図を参考
に説明する。
図において、1は一体型空気調和機の本体で、横長の室
内ユニット2を縦長の室外ユニット3上端部にL字形と
なるよう接合して構成されている。室内ユニット2の前
面には、上方に室内側吹出口4および下方に室内側吸込
口5を持つ前面グリル6が設けられ、室内側吹出口4と
室内側吸込口5の間には操作部7が設けられている。室
内ユニット2の内部は室内仕切板8により吸込側となる
下部流路9および吹出側となる上部流路10に分離され、
仕切板8先端部には、下部流路9から吸込む風をUター
ンさせ上部流路10へ吹出す室内側送風機11、室内側送風
機11を駆動させる室内側モータ12、室内エアーガイダ13
が設けられ、また、下部流路9の中央には、下端が奥行
方向に低くなるように斜めに設けられた蒸発器14、蒸発
器14から発生するドレン水を高低差を利用して自然に室
外側ユニット内の凝縮器20の上端へ導く排水管15を接続
したドレンパン16が設けられている。また室内ユニット
2の下面には中央付近に奥行方向に長い穴17が設けてあ
り、穴17に沿ってスライドするとともに任意の位置で固
定するネジ18を備えた固定具19が設けてある。
さらに、室外側ユニット3の内部には、外壁に対向する
よう室外ユニット前面に設けられた凝縮器20、スリンガ
リングを装着した室外側送風機21が互いに対向して設け
られているとともに、室外側送風機21を駆動させる室外
側モータ22、室外エアーガイダ23、圧縮機24が収容され
ている。また前記凝縮器20に対向する背面側には、外気
吹出口25が室外ユニット3の前面側には吸込口26がそれ
ぞれ設けられ、直線的な送風を行うため通風抵抗が少な
く小さな動力で凝縮に必要な風量が得られるよう構成さ
れている。また室外ユニット3の前面下部の両側にはネ
ジ式により前後方向に調節可能な支持具27が設けられて
いる。
このようにして構成された一体型空気調和機であるの
で、操作部7に付設される電源スイッチを投入すること
により、冷凍サイクル運転が行なわれ、被空調室内の冷
房ができる。特に、ドレン水が凝縮器20の上端より流さ
れることや室外側通風路が直線的で小さな送風動力しか
必要としないことから、非常に効率のよい凝縮作用を得
ることができる。
また、上記一体型空気調和機の本体1を据付けるには、
室内側ユニット2を被空調室側にして室外側ユニット3
の前面が外壁30と接するように窓31の下部に設置し、室
内ユニット2の下面下側に設けられた固定具19をスライ
ドさせ、固定具19と室外ユニット3前面とで窓31下部の
枠をはさみ押えた位置で固定具19のネジ18を締めつけ
る。さらに支持具27を前後に調節することで室内ユニッ
ト2の水平を確保する。これにより本体1は確実に固定
される。さらに、上下に開閉する窓31を閉塞して本体1
の上面に接合させ、本体1の左右側面に生じる開口部に
遮蔽板32を取付けることにより据付けは完了する。
発明の効果 本発明は、上記実施例から明らかなように、横長の室内
ユニットと縦長の室外ユニットをL字形に接合させてい
るため、室内ユニットの高さをおさえ採光性を確保する
ばかりでなく、据付け時大きな音源となる室外ユニット
内の圧縮機音が壁によって遮音され、低騒音化が図れ
る。また壁厚さの変化にも室内外の接合を調整せずに対
応できる。さらに、蒸発器の下に設けたドレンパン位置
が本体上部にあるため、ドレンポンプなどを用いず高低
差により室外側へドレン水を導くことができ、室内床面
を汚すこともなく据付けについても支持具の調節だけで
本体の水平を保つことができ、室内側へ突出する体積を
少なくして居住性を高めるなど、種々の効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)・(b)は本発明の一実施例における一体
型空気調和機本体の据付け状態を示す断面図および要部
拡大断面図、第2図は同空気調和機における窓据付け状
態を示す正面図、第3図は同空気調和機の斜視図、第4
図は同据付け状態における室外ユニットの横断面図、第
5図は従来例における空気調和機の据付け状態の正面
図、第6図は同空気調和機の縦断面図である。 1……空気調和機本体、2……室内ユニット、3……室
外ユニット、4……室内側吹出口、5……室内側吸込
口、11……室内側送風機、14……蒸発器、19……固定
具、20……凝縮器、24……圧縮機、27……支持具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面部に吹出口と吸込口を有し、かつ内部
    に前記吹出口と吸込口に連通する通風路を具備した偏平
    な室内ユニットを構成し、さらに前記室内ユニットの通
    風路内に、室内熱交換器と室内送風機を設け、前記室内
    ユニットの後端部に、下方へ延出する室外ユニットを設
    け、この室外ユニット内に、前記室内熱交換器とともに
    冷凍サイクルを構成する室外熱交換器、圧縮機を設け、
    また前記室外ユニットの前面に、家屋の壁面と当接しか
    つ出没度合が調整される支持具を設け、さらに前記室内
    ユニットの下部に、前記支持金具とで窓の下部を挟持す
    る固定具を設けた一体型空気調和機。
JP62319473A 1987-12-17 1987-12-17 一体型空気調和機 Expired - Lifetime JPH0682008B2 (ja)

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JPH01159551A JPH01159551A (ja) 1989-06-22
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