JPH0558936A - パーフルオロアルカン誘導体化合物及びそれを含有する液晶組成物 - Google Patents

パーフルオロアルカン誘導体化合物及びそれを含有する液晶組成物

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JPH0558936A
JPH0558936A JP3250195A JP25019591A JPH0558936A JP H0558936 A JPH0558936 A JP H0558936A JP 3250195 A JP3250195 A JP 3250195A JP 25019591 A JP25019591 A JP 25019591A JP H0558936 A JPH0558936 A JP H0558936A
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Withdrawn
Application number
JP3250195A
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English (en)
Inventor
Seiji Shintani
清治 新谷
Takashige Maekawa
隆茂 前川
Takashi Miyajima
隆 宮島
Hidemasa Ko
英昌 高
Katsutoshi Machida
勝利 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seimi Chemical Co Ltd
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Seimi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】一般式 R1-(A1)m-Y1-A2-Z-(CF2)2-Z-A3-Y2-(A4)n-R2 (A1〜A4はトランス-1,4- ジ置換シクロヘキシレン基、
1,4-ジ置換フェニレン基等、Z は酸素原子または硫黄原
子を示し、m 、n は 0または 1を示し、R1、R2は炭素数
1〜10のアルキル基、ハロゲン、シアノ基等を示す)で
あらわされるハロゲノアルカン誘導体化合物。 具体的には、例えば、 【効果】この化合物は、屈折率異方性が小さく、液晶組
成物に使用することに適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーフルオロアルカン
誘導体化合物及びそれを含有する液晶組成物に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子は、時計,電卓をはじめ、
近年では測定器、自動車用計器、複写器、カメラ、OA
機器用表示装置、家電製品用表示装置等種々の用途に使
用され始めており、広い動作温度範囲、低動作電圧、高
速応答性、高コントラスト比、広視角、化学的安定性等
の種々の性能要求がなされている。
【0003】しかし、現在のところ、これらの特性を単
独の材料で全て満たす材料はなく、複数の液晶、及び非
液晶の材料を混合して液晶組成物として要求性能を満た
している状態である。このため、各種特性のすべてでは
なく、一又は二以上の特性に優れた液晶又は非液晶の材
料開発が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】液晶を用いた表示素子
分野においては、その性能向上が望まれており、低電圧
駆動、高精細表示、高コントラスト比、広視角特性、低
温応答特性、広動作温度範囲等が望まれており、これら
はいずれかを向上させると他のいずれかが犠牲になると
いう傾向がある。このため、特性の異なる液晶化合物や
非液晶化合物を混合して所望の特性を得るようにされて
いる。
【0005】これらの特性を得るための化合物の1つと
して、屈折率異方性(Δn)の小さな化合物が望まれてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決すべく、新規な材料を提供するものであり、一般式
(1) R1-(A1)m-Y1-A2-Z-(CF2)2-Z-A3-Y2-(A4)n-R2 (式中、A1〜A4は相互に独立してトランス-1,4- ジ置換
シクロヘキシレン基または1,4-ジ置換フェニレン基であ
り、これらの基は夫々非置換であるかあるいは置換基と
して1個もしくは2個以上のハロゲン、シアノ基を有し
ていてもよく、これらの基中に存在する1個もしくは2
個以上のCH基は窒素原子に置換されていてもよく、Y1
Y2は相互に独立して-COO-,-OCO-,-C≡C-,-CH=CH-,-CH2C
H2-,-OCH2-,-CH2O- または単結合を示し、Z は酸素原子
もしくは硫黄原子を示し、m 、n は0または 1を示し、R
1、R2は相互に独立して炭素数 1〜10のアルキル基、ハ
ロゲン、シアノ基を示し、アルキル基の場合には、炭素
−炭素結合間あるいはこの基と環との間の炭素−炭素結
合間に酸素原子が挿入されてもよく、また、その炭素−
炭素結合の一部が二重結合にされていてもよく、また、
その1個の-CH2- 基がカルボニル基に置換されていても
よく、また、その基中の水素原子の一部もしくは全てが
フッ素原子で置換されていてもよい)で表されることを
特徴とするパーフルオロアルカン誘導体化合物を提供す
るものである。
【0007】また、一般式(2) R1-A2-Z-(CF2)2-Z-A3-R2 (式中、A2、A3、Z 、R1及びR2については前記と同じも
のを示す)で表されることを特徴とするパーフルオロア
ルカン誘導体化合物、及び、一般式(1) または一般式
(2) で示される化合物を含有することを特徴とする液晶
組成物を提供するものである。
【0008】本発明の一般式(1) の化合物は、小さい屈
折率異方性(△n)を有しており、かつ、他の液晶又は非
液晶との相溶性に優れ、化学的にも安定な安定な材料で
ある。
【0009】本発明の化合物の具体的構造としては、以
下のような化合物がある。その代表的化合物として、環
の数が2個の化合物として以下のような化合物がある。 R1-A2-Z-(CF2)2-Z-A3-R2 (4)
【0010】具体的には、このZ が酸素原子または硫黄
原子である以下のような化合物である。 R1-A2-O-(CF2)2-O-A3-R2 (4A) R1-A2-S-(CF2)2-S-A3-R2 (4B)
【0011】さらに具体的には、以下のような化合物が
ある。なお、以下の説明においては、一般式(4) の化合
物に限らず、「-Ph-」は1,4-ジ置換フェニレン基を表
し、「-Cy-」はトランス-1,4- ジ置換シクロヘキシレン
基を表す。 R1-Ph-O-(CF2)2-O-Ph-R2 (4C)
【0012】
【化1】
【0013】その1,4-ジ置換フェニレン基の1つまたは
2つをトランス-1,4- ジ置換シクロヘキシレン基に置換
した化合物として以下のような化合物がある。 R1-Cy-O-(CF2)2-O-Ph-R2 (4D) R1-Ph-O-(CF2)2-O-Cy-R2 (4E) R1-Cy-O-(CF2)2-O-Cy-R2 (4F)
【0014】また、このZ の酸素原子を硫黄原子に置換
した以下のような化合物がある。 R1-Ph-S-(CF2)2-S-Ph-R2 (4G) R1-Cy-S-(CF2)2-S-Ph-R2 (4H) R1-Ph-S-(CF2)2-S-Cy-R2 (4I) R1-Cy-S-(CF2)2-S-Cy-R2 (4J)
【0015】また、その1,4-ジ置換フェニレン基を一部
の水素原子がフッ素原子に置換されたフェニレン基とし
た化合物として以下のような化合物がある。 R1-Ph-O-(CF2)2-O-PhF-R2 (4K)
【0016】
【化2】
【0017】R1-Ph-S-(CF2)2-S-PhF-R2
(4L)
【0018】また、環の数が3個の化合物として、以下
のような化合物がある。 R1-A1-A2-Z-(CF2)2-Z-A3-R2 (5)
【0019】具体的には、このZ が酸素原子または硫黄
原子である以下のような化合物である。 R1-A1-A2-O-(CF2)2-O-A3-R2 (5A) R1-A1-A2-S-(CF2)2-S-A3-R2 (5B)
【0020】一般式(5) の化合物としては、より具体的
には以下のような化合物がある。 R1-Ph-Ph-O-(CF2)2-O-Ph-R2 (5C)
【0021】
【化3】
【0022】その1,4-ジ置換フェニレン基の1つ乃至3
つをトランス-1,4- ジ置換シクロヘキシレン基に置換し
た化合物として以下のような化合物がある。 R1-Cy-Ph-O-(CF2)2-O-Ph-R2 (5D) R1-Ph-Cy-O-(CF2)2-O-Ph-R2 (5E) R1-Ph-Ph-O-(CF2)2-O-Cy-R2 (5F) R1-Cy-Cy-O-(CF2)2-O-Ph-R2 (5G) R1-Cy-Ph-O-(CF2)2-O-Cy-R2 (5H) R1-Ph-Cy-O-(CF2)2-O-Cy-R2 (5I) R1-Cy-Cy-O-(CF2)2-O-Cy-R2 (5J)
【0023】また、このZ の酸素原子を硫黄原子に置換
した以下のような化合物がある。 R1-Ph-Ph-S-(CF2)2-S-Ph-R2 (5K) R1-Cy-Ph-S-(CF2)2-S-Ph-R2 (5L) R1-Ph-Cy-S-(CF2)2-S-Ph-R2 (5M) R1-Ph-Ph-S-(CF2)2-S-Cy-R2 (5N) R1-Cy-Cy-S-(CF2)2-S-Ph-R2 (5O) R1-Cy-Ph-S-(CF2)2-S-Cy-R2 (5P) R1-Ph-Cy-S-(CF2)2-S-Cy-R2 (5Q) R1-Cy-Cy-S-(CF2)2-S-Cy-R2 (5R)
【0024】また、その1,4-ジ置換フェニレン基を一部
の水素原子がフッ素原子に置換されたフェニレン基とし
た化合物として以下のような化合物がある。 R1-Ph-Ph-Z-(CF2)2-Z-PhF-R2 (5S)
【0025】また、環の数が4個の化合物として、以下
のような化合物がある。 R1-A1-A2-Z-(CF2)2-Z-A3-A4-R2 (6)
【0026】具体的には、このZ が酸素原子または硫黄
原子である以下のような化合物である。 R1-A1-A2-O-(CF2)2-O-A3-A4-R2 (6A) R1-A1-A2-S-(CF2)2-S-A3-A4-R2 (6B)
【0027】一般式(6) の化合物としては、より具体的
には以下のような化合物がある。 R1-Ph-Ph-O-(CF2)2-O-Ph-Ph-R2 (6C)
【0028】
【化4】
【0029】その1,4-ジ置換フェニレン基の1つ乃至4
つをトランス-1,4- ジ置換シクロヘキシレン基に置換し
た化合物等として以下のような化合物がある。 R1-Cy-Ph-O-(CF2)2-O-Ph-Ph-R2 (6D) R1-Ph-Cy-O-(CF2)2-O-Ph-Ph-R2 (6E) R1-Ph-Ph-O-(CF2)2-O-Cy-Ph-R2 (6F) R1-Ph-Ph-O-(CF2)2-O-Ph-Cy-R2 (6G) R1-Cy-Cy-O-(CF2)2-O-Ph-Ph-R2 (6H) R1-Cy-Ph-O-(CF2)2-O-Ph-Cy-R2 (6I) R1-Cy-Cy-O-(CF2)2-O-Cy-Cy-R2 (6J)
【0030】また、このZ の酸素原子を硫黄原子に置換
した以下のような化合物がある。 R1-Ph-Ph-S-(CF2)2-S-Ph-Ph-R2 (6K) R1-Cy-Ph-S-(CF2)2-S-Ph-Ph-R2 (6L) R1-Ph-Cy-S-(CF2)2-S-Ph-Ph-R2 (6M) R1-Ph-Ph-S-(CF2)2-S-Cy-Ph-R2 (6N) R1-Ph-Ph-S-(CF2)2-S-Ph-Cy-R2 (6O) R1-Cy-Cy-S-(CF2)2-S-Ph-Ph-R2 (6P) R1-Cy-Ph-S-(CF2)2-S-Ph-Cy-R2 (6Q) R1-Cy-Cy-S-(CF2)2-S-Cy-Cy-R2 (6R)
【0031】また、その1,4-ジ置換フェニレン基を一部
の水素原子がフッ素原子に置換されたフェニレン基とし
た化合物として以下のような化合物がある。 R1-Ph-Ph-Z-(CF2)2-Z-Ph-PhF-R2 (6S)
【0032】このほか、3環以上の化合物の場合、環と
環との間のY1、Y2を単結合以外に変更した以下のような
化合物もある。
【0033】 R1-Ph-COO-Ph-Z-(CF2)2-Z-Ph-R2 (5T) R1-Ph-OCO-Ph-Z-(CF2)2-Z-Ph-R2 (5U) R1-Ph-C ≡C-Ph-Z-(CF2)2-Z-Ph-R2 (5V) R1-Ph-CH=CH-Ph-Z-(CF2)2-Z-Ph-R2 (5W) R1-Ph-CH2CH2-Ph-Z-(CF2)2-Z-Ph-R2 (5X) R1-Ph-OCH2-Ph-Z-(CF2)2-Z-Ph-R2 (5Y) R1-Ph-CH2O-Ph-Z-(CF2)2-Z-Ph-R2 (5Z)
【0034】 R1-Ph-COO-Ph-Z-(CF2)2-Z-Ph-Ph-R2 (6T) R1-Ph-OCO-Ph-Z-(CF2)2-Z-Ph-Ph-R2 (6U) R1-Ph-C ≡C-Ph-Z-(CF2)2-Z-Ph-Ph-R2 (6V) R1-Ph-CH=CH-Ph-Z-(CF2)2-Z-Ph-Ph-R2 (6W) R1-Ph-CH2CH2-Ph-Z-(CF2)2-Z-Ph-Ph-R2 (6X) R1-Ph-OCH2-Ph-Z-(CF2)2-Z-Ph-Ph-R2 (6Y) R1-Ph-CH2O-Ph-Z-(CF2)2-Z-Ph-Ph-R2 (6Z)
【0035】また、A1〜A4の基を、1,4-ジ置換フェニレ
ン基、トランス-1,4- ジ置換シクロヘキシレン基以外の
環構造を有する基とした以下のような化合物もある。
【0036】
【化5】
【0037】本発明の式(1) の化合物は、他の液晶、非
液晶に、少なくとも1種を混合することにより液晶組成
物として使用される。
【0038】本発明の化合物と混合させる物質として
は、例えば以下のようなものがある。なお、以下の式で
のRC、RDはアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、
シアノ基等の基を表わす。
【0039】RC-Cy-Cy-RD RC-Cy-Ph-RD RC-Ph-Ph-RD RC-Cy-COO-Ph-RD RC-Ph-COO-Ph-RD RC-Cy-CH=CH-Ph-RD RC-Ph-CH=CH-Ph-RD RC-Cy-CH2CH2-Ph-RD RC-Ph-CH2CH2-Ph-RD RC-Ph-N=N-Ph-RD RC-Ph-NON-Ph-RD RC-Cy-COS-Ph-RD
【0040】RC-Cy-Ph-Ph-RD RC-Cy-Ph-Ph-Cy-RD RC-Ph-Ph-Ph-RD RC-Cy-COO-Ph-Ph-RD RC-Cy-Ph-COO-Ph-RD RC-Cy-COO-Ph-COO-Ph-RD RC-Ph-COO-Ph-COO-Ph-RD RC-Ph-COO-Ph-OCO-Ph-RD
【0041】
【化6】
【0042】なお、これらの化合物は単なる例示にすぎ
なく、環構造もしくは末端基の水素原子のハロゲン原
子、シアノ基、メチル基等への置換、シクロヘキサン
環、ベンゼン環の他の六員環、五員環等への置換、環の
間の結合基の変更等が可能であり、所望の性能に合わせ
て種々の材料が選択使用されればよい。
【0043】本発明の組成物は、液晶組成物として、電
極付の基板間に配され、ツイストネマチック方式、ゲス
ト・ホスト方式、動的散乱方式、フェ−ズチェンジ方
式、DAP方式、二周波駆動方式、強誘電性液晶表示方
式等種々のモードで使用することができる。
【0044】具体的には、次のようなものが代表的であ
る。プラスチック、ガラス等の基板上に、必要に応じて
SiO2、Al2O3 等のアンダーコート層やカラーフィルター
層を形成し、In2O3-SnO2(ITO) 、SnO2等の電極を設
け、パターニングした後、必要に応じてポリイミド、ポ
リアミド、SiO2、Al2O3 等のオーバーコート層を形成
し、配向処理し、これにシール材を印刷し、電極面が相
対向するように配して周辺をシールし、シール材を硬化
して空セルを形成する。
【0045】この空セルに、本発明の化合物を含む組成
物を注入し、注入口を封止剤で封止して液晶セルを構成
する。この液晶セルに必要に応じて偏光板、カラー偏光
板、光源、カラーフィルター、半透過反射板、反射板、
導光板、紫外線カットフィルター等を積層する、文字,
図形等を印刷する、ノングレア加工する等して液晶表示
素子とする。
【0046】なお、上述の説明は、液晶表示素子の基本
的な構成及び製法を示したにすぎなく、例えば2層電極
を用いた基板、2層の液晶層を形成した2層液晶セル、
TFT、MIM等の能動素子を形成したアクティブマト
リクス基板を用いたアクティブマトリクス素子等、種々
の構成のものが使用できる。
【0047】本発明の化合物を液晶組成物に用いること
により、高デューティ比の駆動を行っても、高速応答が
期待できる。このため、近年注目されている高ツイスト
角のスーパーツイスト(STN) 型液晶表示素子にも好
適である。
【0048】本発明の一般式(1) の化合物は、例えば、
次の方法に従って製造される。まず、本発明の一般式
(1) の化合物を、Q1-Z-(CF2)2-Z-Q2のように表す。な
お、Q1はR1-(A1)m-Y1-A2- を表し、Q2はR2-(A4)m-Y2-A3
- を表す。この場合、Q1-ZH 及びQ2-ZH なる化合物、即
ち、Q1-OH 、Q2-OH 、Q1-SH 、Q2-SH を原料として、合
成できる。
【0049】Z が酸素原子の場合、以下のような方法に
従って製造される。
【0050】Q1-OH で表される化合物(7) とエチレンオ
キサイド(8) とを、ルイス酸等の酸性またはアルカリ金
属水酸化物等の塩基性条件下で反応させ、化合物(9) を
得る。この化合物(9) を三臭化リン(10)等を用いて、末
端の水酸基をハロゲン化して、ハロゲン化物(11)を得
る。このハロゲン化物(11)をQ2-OH (12)と塩基の存在下
で反応させ、アルキレングリコール化合物(13)を得る。
この化合物(13)を塩素ガス(14)と反応させて、化合物(1
5)とし、これを単離精製せずにフッ化カリウム(16)と反
応させて目的とする化合物(17)を得ることができる。
【0051】Z が硫黄原子の場合、以下のような方法に
従って製造される。
【0052】Q1-SH で表される化合物(18)をアルカリ金
属水素化物MH(19)(M は 1価のアルカリ金属を表す)と
反応させて、金属塩(20)とし、これにパーフルオロジハ
ロゲノアルカン化合物(21)(X は臭素またはヨウ素を表
す)と反応させ、対称型化合物であるビス(チオアラル
キル)パーフルオロアルカン化合物(22)を得ることがで
きる。非対称型化合物とするためには、金属塩(20)を2
種類準備し、段階的に反応させればよい。
【0053】この他、本発明の化合物(1) で末端のR1
R2を塩素原子の化合物とし、これに相間移動触媒の存在
下フッ化カリウムを反応させれば、R1、R2がフッ素原子
の本発明の化合物が得られる。この場合、スルフォラ
ン、ジメチルスルフォキシド等の非プロトン系極性溶媒
を用いることが好ましい。また、この末端のR1、R2が塩
素原子の化合物に、ニッケル触媒の存在下アルキルグリ
ニヤール試薬を反応させて、末端にアルキル基を導入す
ることができる。
【0054】ベンゼン環上へのオキシカルボニル基の導
入は、本発明の化合物(1) で末端のR1、R2がアルキル基
の化合物のアルキル基を酸化してフェノール性水酸基を
有する化合物とし、この水酸基への酸塩化物を反応させ
ることにより合成可能である。この酸塩化物として、環
を有する酸塩化物を用いることにより、オキシカルボニ
ル基を有する3環、4環の本発明の化合物を合成するこ
とができる。
【0055】ベンゼン環上へのアシル基の導入は、本発
明の化合物(1) で末端のR1、R2が水素原子である化合物
に、酸塩化物を塩化アルミニウムの存在下フリーデルク
ラフツ反応させることにより合成可能である。
【0056】ベンゼン環上へのシアノ基の導入は、本発
明の化合物(1) で末端のR1、R2がハロゲン原子である化
合物に、シアン化銅を反応させることにより合成可能で
ある。また、本発明の化合物(1) で末端のR1、R2がアミ
ド基である化合物を、五塩化リン等の脱水剤で脱水反応
させて、シアノ基を導入することもできる。これらの製
造方法は単なる例示にすぎなく、種々の製造方法が使用
できる。
【0057】
【実施例】
実施例1 水酸化カリウム29g(0.52mol)を水30mlに溶解し、これに
エチルアルコール70mlを加え、さらにp-クロロフェノー
ル51.4g(0.4mol) を添加した。この溶液にヨウ化カリウ
ム0.1gを添加後、加熱し、還流下エチレンクロロヒドリ
ン38.7g(0.48mol)を1時間かけて滴下し、さらに 5時間
加熱還流した。冷却後、水100ml を加えて、塩化メチレ
ンにて抽出し、水洗、乾燥後、溶媒を留去して2-(4- ク
ロロフェノキシ) エタノールを54.5g(収率79%)得
た。
【0058】続いて、無水アセトニトリル200ml とトリ
フェニルホスフィン53.5g(0.204mol) との混合溶液に、
撹拌しながら臭素32.0g(0.2mol) を室温において滴下し
た。さらに、2-(4- クロロフェノキシ) エタノール 3
4.5g(0.2mol) を無水アセトニトリル50mlに溶解した溶
液を滴下し、室温で 1時間撹拌した後、反応液を250ml
の 5%チオ硫酸ナトリウム水溶液に投入した。有機層を
分液し、中性になるまで水洗後、MgSO4 で乾燥した。濾
過後、溶媒を留去し、1-ブロモ-2-(4-クロロフェノキ
シ) エタンを37.7g (収率80%)得た。
【0059】さらに、引き続いて還流管付500ml のガラ
ス製三ツ口フラスコに、1-ブロモ-2-(4-クロロフェノキ
シ) エタンを28.2g(0.12mol)と、p-クロロフェノ−ル1
7.2g(0.13mol)、炭酸カリウム18.5g(0.13mol)、アセト
ン100ml を仕込み、 4時間還流させた。冷却後、無機塩
を瀘別し、濾液を500ml の水に投入した。有機層を分液
し、それを 5%NaHCO3水溶液で洗浄し、さらに水洗した
後、MgSO4 で乾燥した。濾過後、溶媒を留去し、得られ
た固体をメチルアルコールから再結晶して、1,2-ビス(4
- クロロフェノキシ) エタンを28.9g (収率85%)得
た。
【0060】次に、還流管およびガス吹込管付き100ml
のガラス製三ツ口フラスコに1,2-ビス(4- クロロフェノ
キシ) エタン20.9g(0.074mol) と五塩化リン3.51g を仕
込み、 100℃に加熱した。ここへ塩素ガスを70g 、反応
温度を 100〜 150℃に保ちながら 5時間かけて吹き込ん
だ。冷却後、窒素ガスを30分吹き込んだ後、あらかじめ
真空乾燥したスプレードライフッ化カリウムを29.4g 添
加した。激しく撹拌しながら、 180℃にて 5時間反応さ
せた。冷却後、塩化メチレンを加え、無機塩を濾別し、
濾液を水洗後、溶媒を留去して、得られた固体をメチル
アルコールから再結晶して1,2-ビス(4- クロロフェノキ
シ)-1,1,2,2-テトラフルオロエタンを17.6g (収率67
%)得た。 Cl-Ph-O-C2F4-O-Ph-Cl
【0061】
【化7】
【0062】この化合物の分析結果を以下に示す。 MS m/e 354(M+) IR 1205cm-1(C-F)
【0063】実施例2 実施例1で合成した2-(4- クロロフェノキシ) エタノー
ルに、p-フルオロフェノールを反応させ、実施例1と同
様にして1-(4- クロロフェノキシ)-2-( フルオロフェノ
キシ)-1,1,2,2-テトラフルオロエタンを得た。(収率62
%) Cl-Ph-O-C2F4-O-Ph-F
【0064】実施例3 実施例1で合成した2-(4- クロロフェノキシ) エタノー
ルに、4-(4'-クロロフェニル)-フェノールを反応させ、
実施例1と同様にして以下の化合物を得た。(収率55
%) Cl-Ph-O-C2F4-O-Ph-Ph-Cl
【0065】
【化8】
【0066】実施例4 実施例1で合成した2-(4- クロロフェノキシ) エタノー
ルに、4-(4'-フルオロフェニル)-フェノールを反応さ
せ、実施例1と同様にして以下の化合物を得た。(収率
48%) Cl-Ph-O-C2F4-O-Ph-Ph-F
【0067】実施例5 アルゴン雰囲気下、還流管付の100ml 三ツ口フラスコに
Mg 2.02g(0.083mol)、乾燥テトラヒドロフラン(THF) 10
mlを入れ、ここに1-ブロモプロパンを数滴加える。次い
で、1-ブロモプロパン9.36g(0.076mol) を発熱が続く速
度で滴下する。滴下終了後、さらに 1時間還流を続けた
後、室温まで放冷する。
【0068】アルゴン雰囲気下、還流管付の100ml 三ツ
口フラスコ中に実施例1で調製した1,2-ビス(4- クロロ
フェノキシ)-1,1,2,2-テトラフルオロエタン12.3g(0.03
46mol)及び1,3-ビス( ジフェニルホスフィノ) プロパン
ジクロロニッケル [NiCl2(dppp)] 0.22gを含む乾燥THF
溶液20mlを用意した。この中に、上記のようにして作成
した溶液を、滴下漏斗を用いて滴下する。滴下後さらに
24時間還流した後、室温まで冷却し、水20mlを加える。
さらに20%塩酸20mlを加えて有機層を分離し、水洗、乾
燥後、溶媒を留去する。得られた粗生成物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィにて精製して、1,2-ビス(4-n-
プロピルフェノキシ)-1,1,2,2-テトラフルオロエタン
(収率80%)を得た。
【0069】n-C3H7-Ph-O-C2F4-O-Ph-C3H7(n)
【0070】
【化9】
【0071】この化合物の分析結果を以下に示す。 MS m/e 370(M+) IR 1205cm-1(C-F)
【0072】実施例5と同様にして、以下の化合物が合
成できる。 CH3-Ph-O-C2F4-O-Ph-CH3 C2H5-Ph-O-C2F4-O-Ph-C2H5 n-C4H9-Ph-O-C2F4-O-Ph-C4H9(n) n-C5H11-Ph-O-C2F4-O-Ph-C5H11(n) n-C7H15-Ph-O-C2F4-O-Ph-C7H15(n) n-C10H21-Ph-O-C2F4-O-Ph-C10H21(n)
【0073】実施例6 実施例2の化合物を出発化合物として、1-ブロモプロパ
ンのグリニヤールカップリング反応により、実施例5と
同様にして、1-(4-n- プロピルフェノキシ)-2-(4'-フル
オロフェノキシ)-1,1,2,2-テトラフルオロエタン(収率
73%)を得た。 n-C3H7-Ph-O-C2F4-O-Ph-F
【0074】この化合物の分析結果を以下に示す。 MS m/e 346(M+) IR 1205cm-1(C-F)
【0075】実施例6と同様にして、以下の化合物が合
成できる。 CH3-Ph-O-C2F4-O-Ph-F C2H5-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C4H9-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C5H11-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C7H15-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C10H21-Ph-O-C2F4-O-Ph-F
【0076】実施例7 実施例1で合成した2-(4- クロロフェノキシ) エタノー
ルに、フェノールを反応させ、実施例1と同様にして、
1-(4- クロロフェノキシ)-2-( フェノキシ)-1,1,2,2-テ
トラフルオロエタン(収率72%)を得た。 Cl-Ph-O-C2F4-O-Ph
【0077】これと、1-ブロモプロパンのグリニヤール
カップリング反応により、実施例5と同様にして、1-(4
-n- プロピルフェノキシ)-2-( フェノキシ)-1,1,2,2-テ
トラフルオロエタン(2段目の収率76%)を得た。 n-C3H7-Ph-O-C2F4-O-Ph
【0078】アルゴン雰囲気下、還流管付の100ml 三ツ
口フラスコに,この化合物3.2g(0.01mol) 、塩化メチレ
ン20ml、塩化アルミニウムを入れ、 0℃に冷却した。こ
こに塩化メチレンで希釈した酪酸クロリド1.6g(0.015mo
l)を滴下した。15℃でさらに2時間反応させた後、水を
加えて反応を停止した。有機層を分離した後、水層を塩
化メチレンで抽出し、有機層に加えた。有機層を 5%Na
HCO3水溶液で洗浄後、MgSO4 で乾燥した。有機層を濃縮
後、ヘキサンを移動層とするシリカゲルカラムクロマト
グラフィで精製し、1-(4-n- プロピルフェノキシ)-2-
(4'-n-ブチリルフェノキシ)-1,1,2,2-テトラフルオロエ
タン2.6g(3段目の収率65%)を得た。 n-C3H7CO-Ph-O-C2F4-O-Ph-C3H7(n)
【0079】
【化10】
【0080】この化合物の分析結果を以下に示す。 MS m/e 398(M+) IR 1205cm-1(C-F),1685cm-1(C=O)
【0081】実施例7と同様にして、以下の化合物が合
成できる。 CH3CO-Ph-O-C2F4-O-Ph-C3H7(n) C2H5CO-Ph-O-C2F4-O-Ph-C3H7(n) n-C4H9CO-Ph-O-C2F4-O-Ph-C3H7(n) n-C5H11CO-Ph-O-C2F4-O-Ph-C3H7(n) n-C7H15CO-Ph-O-C2F4-O-Ph-C3H7(n) n-C10H21CO-Ph-O-C2F4-O-Ph-C3H7(n)
【0082】CH3CO-Ph-O-C2F4-O-Ph-CH3(n) n-C3H7CO-Ph-O-C2F4-O-Ph-C5H11(n) n-C5H11CO-Ph-O-C2F4-O-Ph-C5H11(n) CH3CO-Ph-O-C2F4-O-Ph-COCH3(n) n-C3H7CO-Ph-O-C2F4-O-Ph-COC3H7(n)
【0083】実施例8 実施例2の化合物を出発化合物として、実施例6の1-ブ
ロモプロパンの代わりに1-ブロモ-4- プロポキシベンゼ
ンのグリニヤールカップリング反応により、実施例6と
同様にして、1-(4'-n-プロポキシビフェニルオキシ)-2-
(-4-フルオロフェノキシ)-1,1,2,2-テトラフルオロエタ
ン(収率52%)を得た。 n-C3H7O-Ph-Ph-O-C2F4-O-Ph-F
【0084】
【化11】
【0085】この化合物の分析結果を以下に示す。 MS m/e 438(M+) IR 1205cm-1(C-F)
【0086】実施例8と同様にして、以下の化合物が合
成できる。 CH3O-Ph-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C5H11O-Ph-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C7H15O-Ph-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C10H21O-Ph-Ph-O-C2F4-O-Ph-F CH3-Ph-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C3H7-Ph-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C5H11-Ph-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C7H15-Ph-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C10H21-Ph-Ph-O-C2F4-O-Ph-F
【0087】実施例9 実施例2の化合物を出発化合物として、実施例6の1-ブ
ロモプロパンの代わりにトランス-1- ブロモ-4- プロポ
キシシクロヘキサンのグリニヤールカップリング反応に
より、実施例8と同様にして、1-( トランス-4-n- プロ
ポキシシクロヘキシルフェノキシ)-2-(4'-フルオロフェ
ノキシ)-1,1,2,2-テトラフルオロエタン(収率68%)を
得た。 n-C3H7O-Cy-Ph-O-C2F4-O-Ph-F
【0088】
【化12】
【0089】この化合物の分析結果を以下に示す。 MS m/e 428(M+) IR 1205cm-1(C-F)
【0090】実施例9と同様にして、以下の化合物が合
成できる。 CH3O-Cy-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C5H11O-Cy-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C7H15O-Cy-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C10H21O-Cy-Ph-O-C2F4-O-Ph-F CH3-Cy-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C3H7-Cy-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C5H11-Cy-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C7H15-Cy-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C10H21-Cy-Ph-O-C2F4-O-Ph-F
【0091】実施例10 実施例4の化合物を出発化合物として、1-ブロモプロパ
ンのグリニヤールカップリング反応により、実施例5と
同様にして、1-(4-n- プロピルフェノキシ)-2-(-4'- フ
ルオロビフェニルオキシ)-1,1,2,2-テトラフルオロエタ
ン(収率64%)を得た。 n-C3H7-Ph-O-C2F4-O-Ph-Ph-F
【0092】
【化13】
【0093】この化合物の分析結果を以下に示す。 MS m/e 422(M+) IR 1205cm-1(C-F)
【0094】実施例10と同様にして、以下の化合物が
合成できる。 CH3-Ph-O-C2F4-O-Ph-Ph-F C2H5-Ph-O-C2F4-O-Ph-Ph-F n-C4H9-Ph-O-C2F4-O-Ph-Ph-F n-C5H11-Ph-O-C2F4-O-Ph-Ph-F n-C7H15-Ph-O-C2F4-O-Ph-Ph-F n-C10H21-Ph-O-C2F4-O-Ph-Ph-F
【0095】実施例11 4-n-プロピルフェニルアセチレンをブチルリチウムとTH
F 中で 0℃で反応させて、リチウム 4-n-プロピルフェ
ニルアセチリドを得た。これと実施例2の化合物を 2時
間反応させ、反応終了後 5%塩酸を加えて、有機層をエ
ーテルで抽出し、水洗、乾燥後、溶媒を留去した。その
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィにて精製して、
1-[4-(2-p-n-プロピルフェニルエチニル) フェノキシ]-
2-(-4-フルオロフェノキシ)-1,1,2,2-テトラフルオロエ
タン(収率35%)を得た。 n-C3H7-Ph-C ≡C-Ph-O-C2F4-O-Ph-F
【0096】
【化14】
【0097】この化合物の分析結果を以下に示す。 MS m/e 446(M+) IR 1205cm-1(C-F)
【0098】実施例11と同様にして、以下の化合物が
合成できる。 CH3-Ph-C≡C-Ph-O-C2F4-O-Ph-F C2H5-Ph-C ≡C-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C4H9-Ph-C ≡C-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C5H11-Ph-C≡C-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C7H15-Ph-C≡C-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C10H21-Ph-C ≡C-Ph-O-C2F4-O-Ph-F
【0099】実施例12 1-ブロモ-2-(4-n-プロピルフェニル) エテンを乾燥THF
中でブチルリチウムと−78℃で反応させて、そのリチウ
ム塩を得た。これと実施例2の化合物を−50℃で 2時間
反応させ、反応終了後 5%塩酸を加えて、有機層をエー
テルで抽出し、水洗、乾燥後、溶媒を留去した。その
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィにて精製して、
1-[4-(2-p-n-プロピルフェニルエチニル) フェノキシ]-
2-(-4-フルオロフェノキシ)-1,1,2,2-テトラフルオロエ
タン(収率32%)を得た。 n-C3H7-Ph-CH=CH-Ph-O-C2F4-O-Ph-F
【0100】
【化15】
【0101】この化合物の分析結果を以下に示す。 MS m/e 448(M+) IR 1205cm-1(C-F)
【0102】実施例12と同様にして、以下の化合物が
合成できる。 CH3-Ph-CH=CH-Ph-O-C2F4-O-Ph-F C2H5-Ph-CH=CH-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C4H9-Ph-CH=CH-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C5H11-Ph-CH=CH-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C7H15-Ph-CH=CH-Ph-O-C2F4-O-Ph-F n-C10H21-Ph-CH=CH-Ph-O-C2F4-O-Ph-F
【0103】実施例13 撹拌機、冷却管、滴下ロート、温度計を備えた300ml の
4ツ口フラスコに、60%水素化ナトリウム 0.97g、N,N-
ジメチルホルムアミド(DMF) 20mlを入れ、窒素気流下、
氷浴で 5℃に冷却した。そこへ滴下ロートからトルエン
チオール3.0g(0.0242mol) のDMF 50ml溶液を滴下した。
滴下終了後、さらに室温で 1時間撹拌した。氷浴で再び
5℃に冷却し、ここに1,1,2,2,- テトラフルオロ-1,2-
ジヨードエタン3.9g(0.011mol)をDMF 15mlに溶解したも
のを加え、室温で 3時間反応させた。
【0104】水を加え、反応を停止させた後、有機層を
分離した。水層を塩化メチレンで抽出し、有機層ととも
にMgSO4 で乾燥した。濾過後、溶媒を留去し、粗生成物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィで精製して、1,2-
ビス(4- メチルフェニルチオ)-1,1,2,2-テトラフルオロ
エタンを2.89g (収率76%)得た。 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-CH3
【0105】
【化16】
【0106】この化合物の分析結果を以下に示す。
【0107】実施例13と同様にして、以下の化合物が
合成できる。 n-C3H7-Ph-S-C2F4-S-Ph-C3H7(n) n-C5H11-Ph-S-C2F4-S-Ph-C5H11(n) n-C7H15-Ph-S-C2F4-S-Ph-C7H15(n) n-C10H21-Ph-S-C2F4-S-Ph-C10H21(n)
【0108】実施例14 撹拌機、冷却管、滴下ロート、温度計を備えた200ml の
4ツ口フラスコに、60%水素化ナトリウム 0.53g、DMF
10mlを入れ、窒素気流下、氷浴で 5℃に冷却した。そこ
へ滴下ロートからトルエンチオール1.64g(0.0132mol)の
DMF 10ml溶液を滴下した。滴下終了後、さらに室温で 1
時間撹拌した。撹拌機、冷却管、滴下ロート、温度計を
備えた別の300ml の4ツ口フラスコに1,1,2,2,- テトラ
フルオロ-1,2- ジヨードエタン3.9g(0.011mol)をDMF 15
mlに溶解したものを加え、氷浴中5℃に冷却した。
【0109】ここに先に調製したトルエンチオールナト
リウム塩のDMF 溶液を滴下し室温でさらに 3時間反応さ
せた。水を加え、反応を停止させた後、有機層を分離し
た。水層を塩化メチレンで抽出し、有機層とともにMgSO
4 で乾燥した。濾過後、溶媒を留去し、粗生成物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィで精製して、片末端付加
物である1-(4- メチルフェニルチオ)-2-ヨード-1,1,2,2
- テトラフルオロエタン1.8g(0.0051mol,収率47%)を
得た。 CH3-Ph-S-(CF2)2-I
【0110】引き続いて撹拌機、冷却管、滴下ロート、
温度計を備えた100ml の4ツ口フラスコに、60%水素化
ナトリウム 0.26g、DMF 10mlを入れ、反応容器を窒素気
流下、氷浴で 5℃に冷却した。そこへ滴下ロートからp-
クロロベンゼンチオール0.91g(0.063mol) のDMF 10ml溶
液を滴下した。室温で30分撹拌した後再び 5℃に冷却
し、ここに先に得られた片末端付加物1.8gを徐々に滴下
した。室温で 3時間反応させた後上記と同様の後処理を
行い、非対称型化合物である1-(4- メチルフェニルチ
オ)-2-(4'-クロロフェニルチオ)-1,1,2,2-テトラフルオ
ロエタンを1.53g (0.0042mol,2段目の収率82%)を得
た。 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cl
【0111】
【化17】
【0112】この化合物の分析結果を以下に示す。
【0113】実施例14と同様にして、以下の化合物が
合成できる。 n-C3H7-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cl n-C5H11-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cl n-C7H15-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cl n-C10H21-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cl
【0114】実施例15 実施例14の2段階目に反応させるp-クロロベンゼンチ
オールを、p-ブロモベンゼンチオールに変えて、実施例
14と同様にして1-(4- メチルフェニルチオ)-2-(4- ブ
ロモフェニルチオ)-1,1,2,2-テトラフルオロエタンを得
た。(収率79%)
【0115】実施例15と同様にして、以下の化合物が
合成できる。 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-Br n-C3H7-Ph-S-C2F4-S-Ph-Br n-C5H11-Ph-S-C2F4-S-Ph-Br n-C7H15-Ph-S-C2F4-S-Ph-Br n-C10H21-Ph-S-C2F4-S-Ph-Br
【0116】実施例16 実施例14の2段階目に反応させるp-クロロベンゼンチ
オールを、p-n-プロピルベンゼンチオールに変えて、実
施例14と同様にして1-(4- メチルフェニルチオ)-2-
(4'-n-プロピルフェニルチオ)-1,1,2,2-テトラフルオロ
エタンを得た。(収率85%) CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-C3H7(n)
【0117】
【化18】
【0118】この化合物の分析結果を以下に示す。 MS m/e 374(M+) IR 1205cm-1(C-F)
【0119】実施例16と同様にして、以下の化合物が
合成できる。 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-C5H11(n) CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-C7H15(n) CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-C10H21(n)
【0120】実施例17 実施例14の2段階目に反応させるp-クロロベンゼンチ
オールを、p-n-プロポキシベンゼンチオールに変えて、
実施例14と同様にして1-(4- メチルフェニルチオ)-2-
(4'-n-プロポキシフェニルチオ)-1,1,2,2-テトラフルオ
ロエタンを得た。(収率66%) CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-OC3H7(n)
【0121】
【化19】
【0122】この化合物の分析結果を以下に示す。 MS m/e 390(M+) IR 1205cm-1(C-F)
【0123】実施例17と同様にして、以下の化合物が
合成できる。 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-OC5H11(n) CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-OC7H15(n) CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-OC10H21(n)
【0124】実施例18 実施例14の2段階目に反応させるp-クロロベンゼンチ
オールを、p-n-プロピルシクロヘキシルチオールに変え
て、実施例14と同様にして1-(4- メチルフェニルチ
オ)-2-( トランス-4'-n-プロピルシクロヘキシルチオ)-
1,1,2,2-テトラフルオロエタンを得た。(収率90%) CH3-Ph-S-C2F4-S-Cy-C3H7(n)
【0125】
【化20】
【0126】この化合物の分析結果を以下に示す。 MS m/e 380(M+) IR 1205cm-1(C-F)
【0127】実施例18と同様にして、以下の化合物が
合成できる。 CH3-Ph-S-C2F4-S-Cy-C5H11(n) CH3-Ph-S-C2F4-S-Cy-C7H15(n) CH3-Ph-S-C2F4-S-Cy-C10H21(n)
【0128】CH3-Ph-S-C2F4-S-Cy-OC3H7(n) CH3-Ph-S-C2F4-S-Cy-OC5H11(n) CH3-Ph-S-C2F4-S-Cy-OC7H15(n) CH3-Ph-S-C2F4-S-Cy-OC10H21(n)
【0129】実施例19 実施例14の2段階目に反応させるp-クロロベンゼンチ
オールを、5-メチル-2- メルカプトピリジンに変えて、
実施例14と同様にして1-(4- メチルフェニルチオ)-2-
(5- メチル-2- ピリミジニルチオ)-1,1,2,2-テトラフル
オロエタンを得た。(収率52%)
【0130】
【化21】
【0131】この化合物の分析結果を以下に示す。 MS m/e 348(M+) IR 1205cm-1(C-F)
【0132】実施例20 撹拌機、冷却管、滴下ロート、温度計を備えた100ml の
4ツ口フラスコに、実施例15で合成した化合物5g(0.0
12mol)、細かく粉砕したCuCN 1.8g(0.020mol)、ピリジ
ン15mlをこの順序で加えた。混合物を 150℃で10時間撹
拌した後、80℃に冷却し、14%アンモニア水10ml、トル
エン10ml加え室温で30分間撹拌した。
【0133】エーテル10mlを加え、反応混合物をグラス
フィルターで濾過した。濾液を分液し、水層をエーテル
で 2回抽出し、有機層合わせて5%アンモニア水、水で
洗浄した。有機層をMgSO4 上で乾燥した後、濃縮、シリ
カゲルカラムクロマトグラフィで精製し、1-(4- メチル
フェニルチオ)-2-(4'-シアノフェニルチオ)-1,1,2,2-テ
トラフルオロエタンを1.9g(収率44%)を得た。 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-CN
【0134】
【化22】
【0135】この化合物の分析結果を以下に示す。 MS m/e 357(M+) IR 1205cm-1(C-F)
【0136】実施例20と同様にして、以下の化合物が
合成できる。 n-C3H7-Ph-S-C2F4-S-Ph-CN n-C5H11-Ph-S-C2F4-S-Ph-CN n-C7H15-Ph-S-C2F4-S-Ph-CN n-C10H21-Ph-S-C2F4-S-Ph-CN
【0137】実施例21 実施例14の2段階目に反応させるp-クロロベンゼンチ
オールを、4-( トランス-4'-n-プロピルシクロヘキシ
ル) ベンゼンチオールに変えて、実施例14と同様にし
て1-(4- メチルフェニルチオ)-2-[4'-( トランス-4''-n
- プロピルシクロヘキシル) フェニルチオ]-1,1,2,2-テ
トラフルオロエタンを得た。(収率82%) CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cy-C3H7(n)
【0138】
【化23】
【0139】この化合物の分析結果を以下に示す。 MS m/e 456(M+) IR 1205cm-1(C-F)
【0140】実施例21と同様にして、以下の化合物が
合成できる。 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cy-CH3 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cy-C5H11(n) CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cy-C7H15(n) CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cy-C10H21(n)
【0141】CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cy-OCH3 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cy-OC3H7(n) CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cy-OC5H11(n) CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cy-OC7H15(n) CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cy-OC10H21(n)
【0142】n-C3H7-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cy-C5H11(n) n-C5H11-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cy-OC3H7(n) CH3-Cy-S-C2F4-S-Ph-Cy-OC3H7(n) CH3-Cy-S-C2F4-S-Ph-Ph-OC3H7(n)
【0143】実施例22 実施例14の2段階目に反応させるp-クロロベンゼンチ
オールを、4-n-プロピル安息香酸-4'-メルカプトフェニ
ルに変えて、実施例14と同様にして1-(4- メチルフェ
ニルチオ)-2-[4'-(p-n- プロピルベンゾイルオキシ) フ
ェニルチオ]-1,1,2,2-テトラフルオロエタンを得た。
(収率78%) CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-OCO-Ph-C3H7(n)
【0144】
【化24】
【0145】この化合物の分析結果を以下に示す。 MS m/e 494(M+) IR 1205cm-1(C-F)
【0146】実施例22と同様にして、以下の化合物が
合成できる。 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-OCO-Ph-CH3 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-OCO-Ph-C5H11(n) CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-OCO-Ph-C7H15(n) CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-OCO-Ph-C10H21(n)
【0147】CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-OCO-Ph-OCH3 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-OCO-Ph-OC3H7(n) CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-OCO-Ph-OC5H11(n) n-C3H7-Ph-S-C2F4-S-Ph-OCO-Ph-C5H11(n) CH3-Cy-S-C2F4-S-Ph-OCO-Ph-OC3H7(n)
【0148】さらに、同様にして、以下の化合物が合成
できる。 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-COO-Ph-CH3 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-CH2O-Ph-CH3 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-OCH2-Ph-CH3 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-CH2CH2-Ph-CH3 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-CH=CH-Ph-CH3 CH3-Ph-S-C2F4-S-Ph-C≡C-Ph-CH3
【0149】CH3-Ph-Ph-S-C2F4-S-Ph-Ph-CH3 CH3-Cy-Ph-S-C2F4-S-Ph-Cy-CH3 CH3-Ph-Ph-S-C2F4-S-Ph-COO-Ph-CH3 CH3-Ph-OCO-Ph-S-C2F4-S-Ph-COO-Ph-CH3 CH3-Ph-COO-Ph-S-C2F4-S-Ph-OCO-Ph-CH3
【0150】実施例23 メルク社製液晶組成物「ZLI-1565」97.5Wt%に、本発明
の実施例1の化合物を2.5wt%加えて液晶組成物とし
た。この粘度を調べたところ、従来例(メルク社製液晶
組成物「ZLI-1565」のみ)に比較して、Δn が低下し
た。
【0151】
【発明の効果】
本発明の一般式(1) R1-(A1)m-Y1-A2-Z-(CF2)2-Z-A3-Y2-(A4)n-R2 (A1〜A4、R1、R2、Y1、Y2、Z 、m 、n については前記
の意味を持つ)で示される化合物は、屈折率異方性が低
く、液晶組成物として用いるのに好適な材料である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 323/17 7419−4H 323/18 7419−4H 323/19 7419−4H 323/20 7419−4H 323/62 7419−4H C07D 239/34 7038−4C 319/06 7729−4C C09K 19/20 6742−4H 19/30 6742−4H (72)発明者 宮島 隆 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社中央研究所内 (72)発明者 高 英昌 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1160番地 株式会社旭硝子電子商品開発センター内 (72)発明者 町田 勝利 神奈川県高座郡寒川町岡田4−16−31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) R1-(A1)m-Y1-A2-Z-(CF2)2-Z-A3-Y2-(A4)n-R2 (式中、A1〜A4は相互に独立してトランス-1,4- ジ置換
    シクロヘキシレン基または1,4-ジ置換フェニレン基であ
    り、これらの基は夫々非置換であるかあるいは置換基と
    して1個もしくは2個以上のハロゲン、シアノ基を有し
    ていてもよく、これらの基中に存在する1個もしくは2
    個以上のCH基は窒素原子に置換されていてもよく、Y1
    Y2は相互に独立して-COO-,-OCO-,-C≡C-,-CH=CH-,-CH2C
    H2-,-OCH2-,-CH2O- または単結合を示し、Z は酸素原子
    もしくは硫黄原子を示し、m 、n は0または 1を示し、R
    1、R2は相互に独立して炭素数 1〜10のアルキル基、ハ
    ロゲン、シアノ基を示し、アルキル基の場合には、炭素
    −炭素結合間あるいはこの基と環との間の炭素−炭素結
    合間に酸素原子が挿入されてもよく、また、その炭素−
    炭素結合の一部が二重結合にされていてもよく、また、
    その1個の-CH2- 基がカルボニル基に置換されていても
    よく、また、その基中の水素原子の一部もしくは全てが
    フッ素原子で置換されていてもよい)で表されることを
    特徴とするパーフルオロアルカン誘導体化合物。
  2. 【請求項2】一般式(2) R1-A2-Z-(CF2)2-Z-A3-R2 (式中、A2、A3、Z 、R1及びR2については、前記と同じ
    ものを示す)で表されることを特徴とする請求項1のパ
    ーフルオロアルカン誘導体化合物。
  3. 【請求項3】請求項1の一般式(1) または請求項2の一
    般式(2) で示される化合物を含有することを特徴とする
    液晶組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002212163A (ja) * 2001-01-24 2002-07-31 Seimi Chem Co Ltd 五フッ化硫黄化合物及び該化合物を含有する液晶組成物
CN102992971A (zh) * 2012-10-11 2013-03-27 江苏和成显示科技股份有限公司 多氟代乙烷醚液晶化合物及其组合物
JP2013209364A (ja) * 2012-02-29 2013-10-10 Jnc Corp ジフルオロエチレンオキシ化合物、液晶組成物および液晶表示素子

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