JPH0558499A - 給紙搬送装置 - Google Patents

給紙搬送装置

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Publication number
JPH0558499A
JPH0558499A JP3245172A JP24517291A JPH0558499A JP H0558499 A JPH0558499 A JP H0558499A JP 3245172 A JP3245172 A JP 3245172A JP 24517291 A JP24517291 A JP 24517291A JP H0558499 A JPH0558499 A JP H0558499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper feed
registration rollers
feed roller
paper
pair
Prior art date
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Pending
Application number
JP3245172A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyunji Inamochi
俊二 稲持
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3245172A priority Critical patent/JPH0558499A/ja
Publication of JPH0558499A publication Critical patent/JPH0558499A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給紙ローラの給送方向に配設される一対のレ
ジストローラにおいて、不純物の転移を防止して、常に
初期状態の表面性を確保する。 【構成】 給紙ローラ102の給送方向に配設される一
対のレジストローラ103,104において、給紙ロー
ラ幅対応部分Cに非接触の隙間Eを設け、この隙間Eの
両側に加圧接触するニップ部Aを形成し、給紙ローラ1
02により転写紙Sに付着して送られる不純物Bに対し
て、レジストローラ103,104を隙間Eにより非接
触状態にして、その不純物Bの転移を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンタ等の画像形成装置に装備されて、記録紙を
給紙して搬送する給紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の給紙搬送装置の概略を、
図2により説明する。給紙搬送装置100はカセット1
01を有し、このカセット101の内部に多数の記録紙
Sが積層して収納されており、カセット101の給送側
端部の上方に給紙ローラ102が、常に最上位の記録紙
Sに接触するように設けられる。給紙ローラ102は、
軟質材料で形成したり、外周に突起等を設けて摩擦係数
を高くするように構成され、記録紙Sに接して回転する
際に摩擦力によりその記録紙Sを送り出す。そして、給
紙ローラ102の給送方向には、記録紙Sを案内する搬
送ガイド板200,201を介して一対のレジストロー
ラ103,104が配設されている。この一対のレジス
トローラ103,104は、ローラニップ方式でスキュ
ー補正し、且つ、図示しない画像形成部と同期したタイ
ミング、搬送速度で記録紙Sを搬送するものであり、摩
擦係数の大きいゴム等で形成され、且つ、充分な接触圧
が付与されている。
【0003】図3において、一対のレジストローラ10
3,104の部分について説明すると、一対のレジスト
ローラ103,104は記録紙Sの最大幅に対応した長
さで、同一径のストレートに形成される。そして、一方
のレジストローラ103は軸受300により両端が支持
される駆動軸301に取付けられ、他方のレジストロー
ラ104も同様に軸受302で両端が支持される従動軸
303に取付けられる。ここで、従動側の軸受302に
は加圧スプリング304が付勢され、このスプリング力
により一対のレジストローラ103,104を加圧接触
して、長さ方向の全域にニップ部Aを形成するように構
成されている。
【0004】上記構成により、給紙ローラ102が回転
することにより、カセット101の記録紙Sの最上のも
のから1枚ずつ送り出され、この記録紙Sは搬送ガイド
板200,201により案内されて一対のレジストロー
ラ103,104のニップ部Aに先端が到達する。この
とき、レジストローラ103,104は停止すること
で、その全長に形成されるニップ部Aに記録紙Sの全幅
の先端が一様に挟み込まれてスキュー補正される。その
後、画像形成部と同期した所定のタイミングで一対のレ
ジストローラ103,104が回転を開始することによ
り、記録紙Sがニップ部Aの摩擦力と搬送力によりスリ
ップすることなく、一定の速度で画像形成部に搬送され
るのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のものにあっては、一対のレジストローラ10
3,104が長さ方向の全域で加圧接触して、全長にニ
ップ部Aを形成した構成であるから、以下のような不具
合がある。即ち、給紙ローラ102は摩擦係数が大きく
形成されて記録紙Sに接触回転しながら給紙するので、
この給紙の際に摩擦により紙粉を生じ易い。このため、
この紙粉や給紙ローラ102に含まれる油分が記録紙S
の給紙ローラ102との接触部分に付着され、記録紙S
の搬送の際にこれらの不純物Bも一緒にレジストローラ
103,104の側に搬送されることになる。ここで、
レジストローラ103,104はゴム等で構成され全長
にニップ部Aが形成されているので、記録紙Sに付着し
ている不純物Bがそのままレジストローラ103,10
4に転移して、ローラ径の変化を生じる。従って、長期
間使用すると一対のレジストローラ103,104にお
いて、給紙ローラ幅対応部分Cのみの径が大きくなり、
他の部分との速度差や搬送力差を生じて、記録紙Sにシ
ワ等が発生し易くなるという問題点があった。
【0006】また、一対のレジストローラ103,10
4がゴムローラの場合には、油分の付着により膨潤する
ことがある。こうしてレジストローラ103,104の
径が一旦大きくなると、清掃しても元の径には戻らなく
なり、これによりローラ交換を余儀無くされる等の問題
点もあった。
【0007】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、給紙ローラの給送方向に配設される一対のレジスト
ローラにおいて、不純物の転移を防止して、常に初期状
態の表面性を確保することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、給紙ローラの給送方向に、画像形成に同
期したタイミングで回転を開始して記録紙を搬送する一
対のレジストローラが設けられる給紙搬送装置におい
て、一対のレジストローラの全長で、給紙ローラの幅と
対応する部分に非接触の隙間を設け、この隙間の両側に
加圧接触するニップ部を形成する給紙搬送装置を提供す
るものである。
【0009】また、前記一対のレジストローラは、一方
または両方の給紙ローラの幅と対応する部分の径を、そ
れ以外の部分の径より小さくして隙間が形成されること
が望ましい。
【0010】また、前記一対のレジストローラの隙間の
幅は、給紙ローラの幅より広く設定されることが望まし
い。
【0011】
【作用】上記構成に基づき、給紙ローラにより記録紙が
一対のレジストローラに給紙され、このとき給紙ローラ
による紙粉や油分の不純物も一緒に付着して送られる
が、一対のレジストローラにおいて給紙ローラの幅と対
応する部分には隙間が設けられているので、レジストロ
ーラは隙間により不純物には接触しなくなり、こうして
不純物がレジストローラに接触して転移することが確実
に防止される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、一対のレジストローラ103,1
04の部分の構成について説明する。100は給紙搬送
装置、101は記録紙Sが収納されるカセット、102
は給紙ローラであり、この給紙ローラ102の給送方向
に一対のレジストローラ103,104が配設される。
レジストローラ103,104は従来と同様に摩擦係数
の大きい長尺に形成され、一方のレジストローラ103
は駆動軸301に取付けられ、他方のレジストローラ1
04は従動軸303に取付けられている。また、従動側
には従来と同様に加圧スプリングが付勢されて、一対の
レジストローラ103,104が加圧接触されている。
【0013】そこで上記構成において、一対のレジスト
ローラ103,104の中央部の給紙ローラの幅と対応
する部分Cが、その両側の部分Dより小径に形成され
る。これにより、レジストローラ103,104の全長
において給紙ローラ幅対応部分Cに局部的に非接触の隙
間Eが設けられ、隙間Eの両側の部分Dに加圧接触した
ニップ部Aが形成される。また、この隙間Eの幅aは、
給紙ローラ102の幅bより少し広く設定される。
【0014】次に、この実施例の作用について説明す
る。先ず、給紙ローラ102の回転によりカセット10
1の記録紙Sが1枚ずつ送り出され、この記録紙Sの先
端が停止している一対のレジストローラ103,104
に到達する。ここで、一対のレジストローラ103,1
04の中央部には隙間Eが設けられているが、その隙間
Eを除く広範囲にはニップ部Aが形成されていること
で、記録紙Sの先端の左右両側の部分が、隙間Eを跨い
でその両側のニップ部Aに挟み込まれ、これにより従来
と同様に適確にスキュー補正される。そして、画像形成
部と同期したタイミングでレジストローラ103,10
4が回転を開始すると、隙間Eの両側のニップ部Aにお
ける摩擦力、搬送力により記録紙Sが均一に送り出され
て、画像形成部に搬送される。
【0015】また、上述の記録紙Sの給紙の際に、給紙
ローラ102による紙粉や油分の不純物Bが記録紙Sの
表面に付着して一対のレジストローラ103,104に
送られるが、レジストローラ103,104において給
紙ローラ幅対応部分Cに予め隙間Eが設けられている。
このため、記録紙Sの不純物Bが付着する部分には隙間
Eによりレジストローラ103,104が全く接触しな
くなり、こうして不純物Bにレジストローラ103,1
04が加圧接触することによる不純物Bの転移が確実に
防止される。そこで、一対のレジストローラ103,1
04は長期間使用しても同一の径に保持されて、全長に
わたり常に初期状態と同じ摩擦力、搬送力を具備して搬
送作用するようになる。
【0016】以上、本発明の実施例について説明した
が、一対のレジストローラ103,104のいずれか一
方のみを小径に形成して隙間Eを設けても良い。また、
ロールニップ方式以外の方法でスキュー補正する場合に
も適応することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
給紙搬送装置において一対のレジストローラの給紙ロー
ラ幅対応部分に隙間を設けて構成されるので、給紙ロー
ラにより記録紙に付着する紙粉や油分の不純物がレジス
トローラに転移するのを確実に防止することができる。
このため、レジストローラは不純物による径の変化が回
避され、部分的な速度差や搬送力差は経時的にも生じな
くなって、記録紙のシワの発生を防止することができ、
搬送性能も安定化する。また、レジストローラは常に初
期状態の表面性を確保するので、定期的な清掃やローラ
交換は不要になり、フリーメンテナンスが可能になる。
更に、レジストローラに設けられる隙間は全長の一部で
あるから、スキュー補正や搬送性能を損うことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給紙搬送装置の構成を示す展開図
である。
【図2】一般的な給紙搬送装置の概略構成を示す側面図
である。
【図3】従来におけるレジストローラの部分を示す正面
図である。
【符号の説明】
102 給紙ローラ 103 レジストローラ 104 レジストローラ A ニップ部 C 給紙ローラ幅対応部分 E 隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙ローラの給送方向に、画像形成に同
    期したタイミングで回転を開始して記録紙を搬送する一
    対のレジストローラが設けられる給紙搬送装置におい
    て、一対のレジストローラの全長で、給紙ローラの幅と
    対応する部分に非接触の隙間を設け、この隙間の両側に
    加圧接触するニップ部を形成することを特徴とする給紙
    搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記一対のレジストローラは、一方また
    は両方の給紙ローラの幅と対応する部分の径を、それ以
    外の部分の径より小さくして隙間が形成されることを特
    徴とする前記請求項1記載の給紙搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記一対のレジストローラの隙間の幅
    は、給紙ローラの幅より広く設定されることを特徴とす
    る前記請求項1記載の給紙搬送装置。
JP3245172A 1991-08-30 1991-08-30 給紙搬送装置 Pending JPH0558499A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3245172A JPH0558499A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 給紙搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3245172A JPH0558499A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 給紙搬送装置

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Publication Number Publication Date
JPH0558499A true JPH0558499A (ja) 1993-03-09

Family

ID=17129680

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JP3245172A Pending JPH0558499A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 給紙搬送装置

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