JPH0318445Y2 - - Google Patents

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JPH0318445Y2
JPH0318445Y2 JP1985029994U JP2999485U JPH0318445Y2 JP H0318445 Y2 JPH0318445 Y2 JP H0318445Y2 JP 1985029994 U JP1985029994 U JP 1985029994U JP 2999485 U JP2999485 U JP 2999485U JP H0318445 Y2 JPH0318445 Y2 JP H0318445Y2
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JP
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paper
roller
conveyance
size
force
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JP1985029994U
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JPS61145756U (ja
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  • Advancing Webs (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 この考案は、給紙ローラを配した排紙部と感光
体の動作に同期して用紙を転写工程位置に導くタ
イミングローラとの間に配設される搬送ローラに
関する。
〈考案の概要〉 この考案は要約すれば、搬送ローラの用紙搬送
方向に垂直な方向において用紙搬送力に差異を持
たせたものである。
〈従来技術とその欠点〉 電子写真複写機において原稿の画像を複写用紙
の所定の位置に複写するためには、複写用紙を感
光体の動作に同期して搬送する必要がある。この
ため従来は、第2図に示すように感光体ドラム1
4と転写器15との間の転写工程位置16におい
て、感光体ドラム14の表面上に形成された画像
の先端部と複写用紙の先端部とが一致するように
導くタイミングローラ12を用紙搬送路21の一
部に配設していた。上記タイミングローラ12は
感光体ドラム14の動作に先立つて給紙ローラ1
9または20により、用紙搬送方向に垂直な方向
の中心位置を基準として給紙された複写用紙17
または18を一旦停止し、感光体ドラム14の動
作に同期して前記転写工程位置16に導く。タイ
ミングローラ12は複写動作開始後一定時間停止
しており、複写用紙17または18の先端部が当
接した後回動を開始する。したがつて、タイミン
グローラ12による転写工程位置16方向への用
紙搬送動作を確実にするためには、複写用紙17
または18をその先端部がタイミングローラ12
に当接している間に用紙搬送方向に付勢しておく
必要がある。一般に同図に示すように給紙部13
からタイミングローラ12までの距離が長い場合
には用紙搬送路中に搬送ローラ1が配設されてお
り、従来は複写用紙18の先端部がタイミングロ
ーラ12に当接した後も上記搬送ローラ1を回動
させることにより、その用紙を用紙搬送方向に付
勢していた。
しかしながら、上記従来の搬送ローラでは、搬
送する用紙サイズによる搬送力の相違を考慮した
ものがなかつた。このため、小さいサイズの用紙
搬送時に過剰な搬送力が作用し、先端部に紙折れ
を生じたり、大きいサイズの用紙搬送時に搬送力
が不足し、搬送不良を生じる欠点があつた。
〈発明の目的〉 この発明の目的は上記従来の欠点に鑑み、電子
写真複写機の給紙部とタイミングローラとの間に
配設される搬送ローラの用紙送力を、搬送する紙
サイズに応じて変更可能にし、搬送力の過不足に
よつて生じる紙折れまたは搬送不良等の事故を防
止し、複写動作を確実に行い得る搬送ローラを提
供することである。
〈考案の構成および効果〉 この考案は、用紙搬送方向に垂直な方向の中心
位置を基準として用紙を給紙する給紙部と、感光
体の動作に同期して用紙を転写工程位置に導くタ
イミングローラとの間に配設される搬送ローラに
おいて、上側ローラの中央部に最小用紙サイズよ
り狭い幅の間隙を形成するとともに、下側ローラ
10の外周面の用紙搬送方向に垂直な方向の中央
部近傍以外の部分を粗面に構成したことを特徴と
する。
上記の構成により、搬送する用紙の紙サイズが
十分大きい場合には用紙搬送方向に垂直な方向に
ついて比較的広い範囲が下側ローラの粗面と上側
ローラとに狭持される。この挟持される範囲が用
紙サイズが小さくなるに従つて狭くなり、下側ロ
ーラの平滑面の部分と上側ローラとに挟持される
範囲が全体に占める割合が除々に大きくなる。こ
れとともに上下ローラに挟持されない範囲が全体
に占める割合も除々に大きくなる。このようにし
て、搬送する用紙の紙サイズに応じて用紙表面と
搬送ローラ外周面との摩擦抵抗を変更することが
できる。したがつて、上下ローラ間の圧力および
ローラの回転速度が一定であつても搬送する用紙
サイズに応じて搬送力を変更することができる。
このため、搬送力の過不足によつて生じる用紙先
端部の紙折れまたは搬送不良等の事故を未然に防
止し、複写機の搬送動作を確実にし複写機の稼動
効率を向上することができる。
〈実施例〉 第1図は、この考案の実施例である搬送ローラ
の構成および作用を示す用紙搬送方向の正面図で
ある。
搬送ローラ1は上側ローラ2と下側ローラ3と
により構成されている。上記上側ローラ2と下側
ローラ3は一定圧力の下に当接しており、その当
接部が用紙搬送路の一部に一致する。上側ローラ
2は回動軸4を図外のフレームに軸支することに
より回動自在に配設されるとともに一定圧力によ
り矢印A方向に付勢されている。また、上側ロー
ラ2は左右2分割に構成されており、その中心部
近傍2aにおいて用紙搬送路を搬送される用紙の
うち最小の用紙サイズより狭い幅の間隙が形成さ
れている。下側ローラ3の回動軸には図示しない
駆動機構により用紙搬送方向の回動力が伝達され
る。矢印A方向の付勢により、下側ローラ3が回
動した際に上側ローラ2はこれに従動して用紙搬
送方向に回動する。複写動作時には用紙搬送方向
に垂直な方向の中心位置6を基準として用紙が搬
送される。下側ローラ3の外周面において上記中
心位置6の近傍である中心部3aは平滑面に構成
されており、この中心部3a以外の外側部3bは
粗面に構成されている。また中心部3aの幅は、
複写用紙として使用可能な紙サイズに応じて決定
されている。すなわち下側ローラ3において、最
小サイズから最大サイズまでの用紙の両端部に対
向する範囲が粗面にされている。
上記の構成により小さいサイズの用紙を搬送す
る場合には用紙表面の大部分が下側ローラ3の中
心部3aと当接する。前記のように中心部3aは
平滑面に構成されているため、用紙表面との摩擦
抵抗が小さく、用紙に作用する搬送力も比較的小
さい。また、上側ローラ2の中心部近傍2aにお
いては、複写用紙は上下のローラ2,3に挟持さ
れず、この部分において用紙に作用する搬送力は
略0である。このように上側ローラ2の中央部近
傍2aに間隙を設けることにより、小さいサイズ
の用紙を搬送する場合の用紙搬送力をより低下さ
せることができる。大きいサイズの用紙を搬送す
る際にはその用紙面の中央部以外の大部分が下側
ローラ3の粗面に構成された外側部3bに当接す
る。上記用紙表面と外側部3bとの当接時には大
きな摩擦抵抗が生じ、用紙に作用する搬送力も大
きい。
以上の構成により、搬送する用紙の幅(搬送ロ
ーラ1の軸方向の長さ)が充分に大きい範囲で
は、用紙幅が小さくなるにしたがつて粗面に構成
された下側ローラ3の外側部3bに当接する範囲
が小さくなつていく。また、用紙幅が比較的小さ
い範囲では、用紙幅が小さくなるに従つて上側ロ
ーラ2と下側ローラ3とに挟持される範囲が狭く
なり、ここでも用紙サイズに応じて搬送力を小さ
くすることができる。搬送ローラ1の軸方向の長
さについて、用紙が下側ローラ3の中心部3aか
ら受ける単位長さ当たりの搬送力はその外側部3
bから受ける単位長さ当たりの搬送力に比べて小
さいため、用紙幅が小さくなるに従つて用紙に作
用する搬送力は小さくなつていく。また、用紙幅
が小さくなるに従つて上側ローラ2に当接しない
範囲が占める割合が相対的に大きくなり、用紙に
作用する搬送力はさらに小さくなる。
上述のように搬送する用紙サイズに応じて搬送
力を変更することができるため、小さいサイズの
用紙搬送時に過剰の搬送力が作用することによつ
て生じる用紙先端部の紙折れや、大きいサイズの
用紙搬送時に搬送力が不足して生じる搬送不良等
の事故を未然に防止することができる。しかも上
側ローラ2の矢印A方向の付勢力および下側ロー
ラ3の回動速度を変更する必要がないため、複雑
な調整機構を必要とせず、メンテナンスを簡略化
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例である搬送ローラの
構成および作用を示す用紙搬送方向の正面図、第
2図は上記搬送ローラが用いられる複写機の要部
の概略構造を示す正面断面図である。 1−搬送ローラ、12−タイミングローラ、1
3−給紙部、16−転写工程位置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 用紙搬送方向に垂直な方向の給紙位置を基準と
    して複数種のサイズの用紙を給紙する給紙部と、
    感光体の動作に同期して用紙を転写工程位置に導
    くタイミングローラとの間に配設される上側ロー
    ラと下側ローラとによつて構成された搬送ローラ
    において、 上側ローラの中央部において最小用紙サイズよ
    り狭い範囲に間隙を形成するとともに、下側ロー
    ラの外周面の用紙搬送方向に垂直な方向の中央部
    近傍以外で最小用紙サイズから最大用紙サイズま
    での用紙の両端部に対向する範囲を粗面に構成し
    てなる搬送ローラ。
JP1985029994U 1985-03-01 1985-03-01 Expired JPH0318445Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985029994U JPH0318445Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985029994U JPH0318445Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61145756U JPS61145756U (ja) 1986-09-08
JPH0318445Y2 true JPH0318445Y2 (ja) 1991-04-18

Family

ID=30529293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985029994U Expired JPH0318445Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

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JP (1) JPH0318445Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59112842U (ja) * 1983-01-17 1984-07-30 東海興業株式会社 ゴムロ−ル

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61145756U (ja) 1986-09-08

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