JPH055839Y2 - - Google Patents

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JPH055839Y2
JPH055839Y2 JP12535483U JP12535483U JPH055839Y2 JP H055839 Y2 JPH055839 Y2 JP H055839Y2 JP 12535483 U JP12535483 U JP 12535483U JP 12535483 U JP12535483 U JP 12535483U JP H055839 Y2 JPH055839 Y2 JP H055839Y2
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JP
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motor
solar cell
storage battery
output
current
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JP12535483U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、太陽電池の出力を利用してモータを
起動するモータ起動装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、太陽電池を利用した噴水装置のポンプ駆
動用モータ等のモータ起動装置は、電源として太
陽電池のみを備え、この電池の出力電流によりモ
ータを起動して運転する。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来のモータ起動装置の場合、太陽電池の
出力のみによりモータを起動するため、太陽電池
が大型化し、かつ高価になる問題点がある。
すなわち、モータの起動時は定常運転時の電流
(定常電流)の数倍の起動電流を必要とするため、
太陽電池は前記起動電流をモータに供給し得る大
容量の大型かつ高価なものになる。
本考案は、太陽電池の小型化および低廉化を図
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するために、本考案のモータ
起動装置においては、太陽電池1の出力により充
電される蓄電池2と、太陽電池1および蓄電池2
の出力により起動されるモータ4と、太陽電池1
の出力電流を検出し、検出電流がモータ4の定常
電流より小さいときに充電指令信号を出力し、検
出電流がモータ4の定常電流より大きいときに駆
動指令信号を出力する指令部5と、充電指令信号
の出力により蓄電池2の充電路を閉成し、駆動指
令信号の出力により前記充電路を開放して太陽電
池1および蓄電池2とモータ4との給電路を閉成
する切換器8とを備える。
〔作用〕
前記のように構成された本考案のモータ起動装
置の場合、指令部5により太陽電池1の出力電流
を監視して検出し、この電流がモータ駆動に足り
ないときは、充電指令信号にもとづき切換器8に
より蓄電池2の充電路を閉成して蓄電池2を充電
し、太陽電池1の出力電流が増大してモータ駆動
可能になると、駆動指令信号にもとづき切換器8
により前記充電路を開放して蓄電池2の充電を停
止し、太陽電池1、蓄電池2とモータ4との給電
路を閉成して太陽電池1および蓄電池2の出力を
モータ4に給電し、両出力によりモータ4を起動
する。
そして、太陽電池1の出力と蓄電池2の出力と
の合成出力によりモータ4を起動するため、太陽
電池1として従来のようにモータ4の起動電流を
供給し得るほど容量の十分大きな太陽電池1を必
要とせず、太陽電池1が小容量のもので済み、太
陽電池1の小型化および低廉化を図れる。
〔実施例〕
1実施例について、図面を参照して説明する。
図面において、1は太陽電池、2は太陽電池1
の出力により充電される蓄電池、3は太陽電池1
および蓄電池2の直流出力を交流に変換して出力
するインバータ、4はインバータ3の出力により
起動される噴水装置のポンプ駆動用モータ等のモ
ータである。
5は入力端子が太陽電池1に接続された指令部
であり、例えば、検流計、抵抗器等の直流の電流
検出器及び比較器、タイマ回路を有し、電流検出
器により太陽電池1の出力電流を常時監視して検
出し、この検出により得られた電流(検出電流)
とモータ4の定常運転時に必要な定常電流とを比
較器により比較し、検出電流が定常電流より小さ
いときに充電指令信号を形成し、大きいときに充
電指令信号の代わりに駆動指令信号を形成し、か
つ、タイマ回路により駆動指令信号の出力開始か
らモータ4の起動期間に相当する所定期間の経過
後蓄電池2の給電遮断指令信号を形成する。
6は切換片6aおよび第1、第2接点6b,6
cが太陽電池1および蓄電池2、インバータ3の
入力端子に接続された電子スイツチ等の第1スイ
ツチ、7は蓄電池2とインバータ3の入力端子と
の間に設けられた電子スイツチ等の第2スイツチ
であり、両スイツチ6,7により切換器8が構成
されている。9は入力端子が第1スイツチ6の第
2接点6cに接続されたインバータ制御部であ
り、インバータ3の入力に応じてインバータ3の
出力を制御する。
なお、第1、第2スイツチ6,7は指令部5の
2値レベル変化する出力信号により制御される。
そして、夜間等の日射量が少なく太陽電池1の
出力によりモータ4を駆動できない場合、太陽電
池1の出力電流がモータ4の定常電流より小さ
く、この電流の検出により指令部5の出力信号が
充電指令信号になる。
この信号が第1、第2スイツチ6,7に供給さ
れ、第1スイツチ6は切換片6aが第1接点6b
に保持されるとともに、第2スイツチ7はオフす
る。
このとき、第1スイツチ6により太陽電池1と
蓄電池2との間の充電路が閉成され、太陽電池1
の出力により蓄電池2が充電される。
なお、この充電は太陽電池1の出力電流を何ら
の制限なく蓄電池2に給電して行われ、検出電流
は太陽電池1の出力電流そのものになる。
また、太陽電池1、蓄電池2のインバータ3と
の間のモータ4の給電路は開いているため、モー
タ4は作動しない。
つぎに、夜明け等に伴ない日射量が増加して太
陽電池1の出力によりモータ4を駆動できるよう
になると、太陽電池1の出力電流がモータ4の定
常電流より大きくなり、この電流の検出により指
令部5の出力信号が充電指令信号から駆動指令信
号に変わる。
なお、このときの太陽電池1の出力電流が蓄電
池2の過電流充電の電流より小さくなるように、
蓄電池2の特性等が設定されている。
そして、駆動指令信号により、第1スイツチ6
は切換片6aが第1接点6bから第2接点6cに
切り換わり、第2スイツチ7はオンする。
このとき、第1スイツチ6により太陽電池1と
蓄電池2との間の充電路が開放されて太陽電池1
とインバータ3との間の給電路が閉成され、第2
スイツチ7により蓄電池2とインバータ3との間
の給電路が閉成される。
そのため、太陽電池1および蓄電池2の直流出
力がインバータ3に供給されて交流に変換され、
インバータ3の出力、すなわち交流に変換された
太陽電池1および蓄電池2の合成出力により、太
陽電池1の出力電流より大きな起動に要する十分
な電流が供給されてモータ4が起動する。
さらに、モータ4が起動された後、指令部5に
より蓄電池2の給電遮断指令信号が形成され、こ
の信号により第2スイツチ7に供給されていた駆
動指令信号が遮断され、この遮断により第2スイ
ツチ7に供給される指令信号が充電指令信号と同
じレベルの信号になり、第2スイツチ7がオフす
る。
このオフにより蓄電池2とインバータ3との間
の給電路が開放され、以降、日没等で太陽電池1
の出力電流がモータ4の定常電流より小さくなる
まで、インバータ3で交流変換された太陽電池1
の出力のみによりモータ4が定常運転される。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されている
ため、以下に記載する効果を奏する。
指令部5により太陽電池1の出力電流を監視し
て検出し、この電流がモータ駆動に足りないとき
は、充電指令信号にもとづき、切換器8により蓄
電池2の充電路を閉成して蓄電池2を充電し、太
陽電池1の出力電流が増大してモータ駆動可能に
なると、駆動指令信号に基づき切換器8により前
記充電路を開放して蓄電池2の充電を停止し、太
陽電池1、蓄電池2とモータ4との給電路を閉成
して太陽電池1および蓄電池2の出力をモータ4
に給電し、太陽電池1の出力と蓄電池2の出力と
の合成出力によりモータ4を起動するため、太陽
電池1として従来のようにモータ4の起動電流を
供給し得るほど容量の十分大きな太陽電池1を必
要とせず、太陽電池1が小容量のもので済み、太
陽電池1の小型化および低廉化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案のモータ起動装置の1実施例
のブロツク図である。 1……太陽電池、2……蓄電池、4……モー
タ、5……指令部、8……切換器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 太陽電池1の出力により充電される蓄電池2
    と、 太陽電池1および蓄電池2の出力により起動さ
    れるモータ4と、 太陽電池1の出力電流を検出し、検出電流がモ
    ータ4の定常電流より小さいときに充電指令信号
    を出力し、前記検出電流がモータ4の定常電流よ
    り大きいときに駆動指令信号を出力する指令部5
    と、 前記充電指令信号の出力により蓄電池2の充電
    路を閉成し、前記駆動指令信号の出力により前記
    充電路を開放して太陽電池1および蓄電池2とモ
    ータ4との給電路を閉成する切換器8と を備えたモータ起動装置。
JP12535483U 1983-08-11 1983-08-11 モ−タ起動装置 Granted JPS6034790U (ja)

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JP12535483U JPS6034790U (ja) 1983-08-11 1983-08-11 モ−タ起動装置

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JP12535483U JPS6034790U (ja) 1983-08-11 1983-08-11 モ−タ起動装置

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Publication Number Publication Date
JPS6034790U JPS6034790U (ja) 1985-03-09
JPH055839Y2 true JPH055839Y2 (ja) 1993-02-16

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JP12535483U Granted JPS6034790U (ja) 1983-08-11 1983-08-11 モ−タ起動装置

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JPS6034790U (ja) 1985-03-09

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