JP2561666Y2 - 交流無停電電源装置 - Google Patents

交流無停電電源装置

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JP2561666Y2
JP2561666Y2 JP6868291U JP6868291U JP2561666Y2 JP 2561666 Y2 JP2561666 Y2 JP 2561666Y2 JP 6868291 U JP6868291 U JP 6868291U JP 6868291 U JP6868291 U JP 6868291U JP 2561666 Y2 JP2561666 Y2 JP 2561666Y2
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紀夫 飯塚
定春 柳田
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Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は交流無停電電源装置の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】常時は商用電源電力を負荷へ給電し、商
用電源の停電時には蓄電池の直流電力をインバータによ
り交流電力に変換して負荷へ給電する従来の交流無停電
電源装置において、商用電源と負荷への出力端との間に
設けた切換器を制御する切換回路の駆動電源としてイン
バータの電源用の蓄電池を使用しているものがある。こ
のタイプの交流無停電電源装置では、商用電源の停電あ
るいは復旧を検出すると、蓄電池の電力により切換回路
を駆動して切換器を開閉制御し、前述のような交流無停
電給電を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の装置において、商用電源が長時間停電すると、インバ
ータ給電が長くなって蓄電池が過放電状態となり、切換
回路の駆動電圧が低下してしまうことがある。このた
め、商用電源が復旧しても切換回路が動作せず、商用電
源給電に切換わらず、また蓄電池の充電も再開されない
事態が発生し、交流無停電電源装置が再起動されないと
いう問題があった。
【0004】本考案の目的は、商用電源の停電が長引い
て、蓄電池の電圧が切換回路の動作限界値以下に低下し
た状態で商用電源が復旧した場合にも再起動可能な交流
無停電電源装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の交流無停電電源
装置は、上記の課題を解決するために実施例の図面に見
られるように、商用電源入力端1と負荷への出力端2と
の間に接続された切換器3と、蓄電池6の直流電力を交
流電力に変換して負荷への出力端2へ出力するインバー
タ7と切換器3の出力側より商用電源の電力を入力して
蓄電池6を充電する充電回路8と、蓄電池6の電力によ
り駆動されて切換器3を切換制御する切換回路4と、商
用電源の停電及び復旧を検出して切換回路4へ切換信号
を送るとともにインバータ7及び充電回路8へ動作制御
信号を送る停電・電源復旧検出回路5を備えて、常時は
商用電源の電力を切換器3を介して負荷へ供給するとと
もに充電回路8により蓄電池6を充電し、商用電源の停
電時には切換器3を開いてインバータ7の出力を負荷へ
供給する電源装置であって、商用電源入力端1と蓄電池
6との間に応急充電回路12を充電スイッチ13を介し
て接続したものである。
【0006】
【作用】本考案の電源装置においては、商用電源の停電
が長引いてインバータ給電が長時間になり、蓄電池6の
電力が消耗されて、蓄電池6の電圧が切換回路の動作限
界値以下に低下した状態で商用電源が復旧したような場
合には、充電スイッチ13の投入により応急充電回路1
2の出力で蓄電池6が充電される。そして、蓄電池6の
電圧が切換回路4の動作限界値以上になると、停電・電
源復旧検出回路5より切換信号を受けている切換回路4
が動作して切換器3が切換えられ、商用電源給電に切換
わるとともに、充電回路8により蓄電池6が充電される
状態になって、装置が再起動される。この後、充電スイ
ッチ13を開放する。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0008】図面において、1は商用電源入力端、2は
本装置の負荷への出力端、3は入・出力端1,2間に接
続された切換器である。4は切換器3を切換制御する切
換回路、5は商用電源の停電及び復旧を併せ検出する停
電・電源復旧検出回路である。6は蓄電池、7は蓄電池
6よりの直流電力を交流電力に変換して出力するインバ
ータ、8は蓄電池6を商用電源により充電するための充
電回路である。9はインバータ7の交流出力を出力端2
へ昇圧出力するとともに、出力端2側より商用電源電圧
を降圧して充電回路8へ入力する作用をするトランスで
ある。本実施例において、停電・電源復旧検出回路5
は、商用電源の電圧の有無により停電の発生を検出する
と、切換回路4に切換器3を開くためのオフ切換信号を
出力する。切換器3を開くためのオフ切換信号は、停電
・電源復旧検出回路5の出力がゼロになることによって
出力される。また停電・電源復旧検出回路5は、停電が
復旧したことを検出すると、切換回路4に切換器3を閉
じるためのオン切換信号を出力する。また本実施例のイ
ンバータ7は、インバータ制御回路を含んで構成されて
いるもので、停電・電源復旧検出回路5からオフ切換信
号が出力される時に同時に出力される起動信号を受け
て、インバータ動作を開始する。インバータ制御回路の
電源はもちろん蓄電池6であり、また切換回路4の駆動
電源としても蓄電池6が用いられている。充電回路8
は、例えば整流回路、電圧検出回路、電流検出回路及び
制御回路を含んで構成されており、例えば放電後には急
速充電を行い、また充電完了後には浮動充電を行うよう
に構成されている。また充電回路8は、停電・電源復旧
検出回路5がオフ切換信号を出力すると充電動作を停止
し、停電・電源復旧検出回路5がオン切換信号を出力す
ると充電動作を再開する。
【0009】10は商用電源入力端側に直結された整流
素子、11はこの整流素子に直列接続された電流制限抵
抗で、これらは応急充電回路12を構成している。13
はこの応急充電回路12の出力端を蓄電池6に開閉接続
する充電用スイッチである。本実施例の装置において
は、商用電源入力端1に商用電源が入力しているときに
は、停電・電源復旧検出回路5がこれを検出して、切換
回路4へオン切換信号を送る。上記の切換信号を受ける
と同時に、切換回路4は蓄電池6の電圧に駆動されて切
換器3を閉じる作用をする。これにより、商用電源電力
が出力端2より負荷へ供給されるとともに、トランス9
を介して充電回路8へ入力される。充電回路8は電力の
供給により動作を始めてトランス9からの交流入力を直
流電力に変換して蓄電池6を充電する。他方、インバー
タ7は停電・電源復旧検出回路5からオン切換信号が出
力されると動作を停止する。
【0010】次に、商用電源が停電すると、停電・電源
復旧検出回路5がこれを検出して切換回路4及びインバ
ータ7にオフ切換信号を送る。上記のオフ切換信号を受
けると切換回路4は切換器3を開く作用をすると同時
に、インバータ7が動作を始めて、蓄電池6の直流電力
を交流電力に変換し、トランス9を介して出力端2より
負荷へ給電する。このとき停電・電源復旧検出回路5か
らオフ切換信号が出力されているため、充電回路8は充
電動作を停止しており、トランス9よりの交流入力に反
応しない。以上のようにして、商用電源の停電時にはイ
ンバータ7より負荷への給電が行われる。そして、商用
電源が復旧すると、これを停電・電源復旧検出回路5が
検出して本装置が前述のように動作し、商用電源電力が
負荷へ供給される定常状態に戻る。
【0011】商用電源の停電が長引いてインバータ給電
が長時間になった場合は、蓄電池6の電力が消耗されて
インバータ7の出力が停止する。この状態の後に商用電
源が復旧すると、停電・電源復旧検出回路5はこれを検
出して切換回路4へオン切換信号を送るとともに、充電
回路8へ信号を送る。しかしながら、駆動源である蓄電
池6が過放電状態になって蓄電池6の電圧が切換回路4
の動作限界値以下になっているため、切換回路4にオン
切換信号が入力されても切換回路4は作動せず、切換器
3は閉じられない。即ち、商用電源が復旧しているのに
負荷への給電が行われない状態になる。このような状態
になったら、本装置では充電スイッチ13を手動投入す
る。これにより、応急充電回路12の出力で蓄電池6が
充電されるようになり、蓄電池6の電圧が切換回路4の
動作限界値以上に上昇すると切換回路4が動作して切換
器3が閉じられ、商用電源給電が行われるようになると
ともに、充電回路8が動作して蓄電池6を定常充電する
ようになる。このようにして、本装置が再起動し正常な
給電状態に復帰したら、充電スイッチ13を手動開放す
る。なお商用電源の復旧の検出は、停電・電源復旧検出
回路5にランプ等の表示手段を設けてこの表示手段の点
灯により検出してもよく、また周囲の電灯等の点灯によ
り検出することもできる。また蓄電池6の電圧が動作限
界値以上ある場合に点灯する表示ランプを設けておけ
ば、応急充電回路12によって蓄電池が動作限界値以上
になったことを検出することができるので、充電スイッ
チ13の手動開放時期を知ることができる。
【0012】
【考案の効果】以上述べたように、本考案の交流無停電
電源装置によれば、常時は商用電源により切換器を介し
て負荷へ給電するとともに蓄電池を充電し、商用電源の
停電時には蓄電池を駆動源として切換器を開いて、蓄電
池の直流電力をインバータにより交流電力に変換して負
荷へ給電する電源装置で、商用電源入力端と蓄電池との
間に応急充電回路を充電スイッチを介して接続したの
で、商用電源の停電が長引いて蓄電池の電圧が低下した
状態で商用電源が復帰した場合、充電スイッチの投入に
より蓄電池を応急充電し、蓄電池の電圧を上昇させて切
換器を駆動して、商用電源給電に切換えることができ
る。これにより、商用電源が長時間停電後に復旧したよ
うな場合にも、装置を支障なく再起動することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の概略を示す図である。
【符号の説明】
1…商用電源入力端、2…負荷への出力端、3…切換
器、4…切換回路、5…停電・電源復旧検出回路、6…
蓄電池、7…インバータ、8…充電回路、10…整流素
子、11…電流制限抵抗、12…応急充電回路、13…
充電スイッチ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源入力端と負荷への出力端との間
    に接続された切換器と、蓄電池の直流電力を交流電力に
    変換して負荷への出力端へ出力するインバータと、前記
    切換器の出力側より商用電源の電力を入力して前記蓄電
    池を充電する充電回路と、前記蓄電池を電源として駆動
    されて前記切換器を切換制御する切換回路と、商用電源
    の停電及び復旧を検出して前記切換回路へ切換信号を送
    るとともに前記インバータ及び充電回路へ動作制御信号
    を送る停電・電源復旧検出回路を備えて、常時は商用電
    源の電力を前記切換器を介して負荷へ供給するとともに
    前記充電回路により蓄電池を充電し、商用電源の停電時
    には前記切換器を開いて前記インバータの出力を負荷へ
    供給する交流無停電電源装置であって、 前記商用電源入力端と前記蓄電池との間に応急充電回路
    を充電スイッチを介して接続したことを特徴とする交流
    無停電電源装置。
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