JPH11252822A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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Publication number
JPH11252822A
JPH11252822A JP4654298A JP4654298A JPH11252822A JP H11252822 A JPH11252822 A JP H11252822A JP 4654298 A JP4654298 A JP 4654298A JP 4654298 A JP4654298 A JP 4654298A JP H11252822 A JPH11252822 A JP H11252822A
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JP
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power supply
switch
voltage
standby
circuit
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JP4654298A
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Inventor
Shiro Takayanagi
嗣郎 高柳
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、待機状態においては充電式電池のみ
によって受信部回路に電力を供給するようにしているた
め、長期間のリモコン待機状態が維持できない。 【解決手段】 待機状態時には、主電源回路10内の第
1のスイッチ手段により直流電力を遮断して主電源回路
10内の主電源及び待機電源を停止し、補助電源回路2
0内の蓄電池からの直流電圧を主電源回路10内の第2
のスイッチ手段を通して待機回路40に供給して待機回
路40を動作状態とする。これにより、蓄電池からの直
流電圧により待機回路40は待機状態にされる。また、
待機状態が長期間続いたときには、蓄電池が放電して待
機回路40内の検出手段により第1の設定電圧以下と検
出され、直流電力を主電源回路10を通して待機電源に
供給し、更に第3のスイッチ手段を通して蓄電池に供給
して充電すると共に、待機電源からの直流電力により待
機回路40を動作状態に維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源装置に係り、特
にリモートコントロール等による待機時に、その待機状
態を維持するための電力供給機能を備えた電源装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、リモートコントロール(以下、
リモコンと略す)を用いて、電源の起動、停止を行う電
気機器では、その電気機器を動作させるために必要な主
電源の他に、その電気機器が動作していない時でも遠隔
制御による電源投入動作を可能にするために、リモコン
信号受信部を常時動作させるリモコン待機状態を維持す
る必要がある。リモコン待機状態を維持するには、補助
電源からリモコン信号受信部に必要最低限の電力を供給
する必要があり、よって、電気機器が動作していない時
でも例えば数ワット程度の電力が消費されてしまう。
【0003】そこで、従来より、遠隔制御により電源の
オン・オフ操作が可能な電気機器において、制御信号に
よって上記の電気機器に対する電源のオン・オフを行う
スイッチ手段と、遠隔制御信号を受信してスイッチ手段
に対する制御信号の供給を行う遠隔制御装置の信号受信
手段と、信号受信手段に動作用の電力を供給する充電可
能な電池とを設け、電気機器の電源によって上記の充電
可能な電池が充電されるように構成した電源装置が知ら
れている(特開昭57−93793号公報)。
【0004】この従来の電源装置によれば、待機状態に
おける受信部回路の電力を充電式電池によって供給し、
電源投入後は電気機器の電源(主電源)によって受信部
回路に対する電力の供給を行うと共に、充電式電池に対
する充電動作が行われるようにすることにより、待機状
態のための専用の電源が不要になり、その専用の電源回
路で消費されていた電力を低減するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の電源装置では、待機状態においては充電式電池のみに
よって受信部回路に電力を供給するようにしているた
め、長期間のリモコン待機状態が維持できないという問
題がある。
【0006】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
消費電力を低減し、しかも長期間のリモコン待機状態を
維持し得る電源装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は図1の原理ブロック図に示すように、主電
源回路10、補助電源回路20及び待機回路40から構
成されている。主電源回路10は、リモートコントロー
ル信号により、電源の起動、停止を行う電気機器の外部
から入力される直流電圧を供給又は遮断する第1のスイ
ッチ手段と、第1のスイッチ手段を通して直流電圧が供
給された時に負荷回路に直流電力を供給する主電源と、
第1のスイッチ手段を通して入力された直流電圧により
動作する待機電源と、待機電源からの直流電力を外部に
供給又は遮断する第2のスイッチ手段とを含む。
【0008】補助電源回路20は、充電可能な蓄電池
と、待機電源からの直流電力を蓄電池に供給又は遮断す
る第3のスイッチ手段とを含む。また、待機回路40
は、リモートコントロール信号を受信する受信手段と、
蓄電池の電圧を所定の第1の設定電圧以下か所定の第2
の設定電圧以上かを検出する検出手段と、第2のスイッ
チ手段から動作直流電圧が供給され、受信手段からのリ
モートコントロール信号の内容及び検出手段からの検出
電圧に応じて第1のスイッチ手段を制御する制御手段と
を含む。
【0009】この発明では、動作状態時には主電源回路
10内の第1のスイッチ手段を通して主電源及び待機電
源に直流電圧を供給してそれぞれ動作状態とし、かつ、
待機電源からの直流電力を補助電源回路20内の蓄電池
に供給して蓄電池を充電し、待機状態時には主電源回路
10内の第1のスイッチ手段により直流電力を遮断して
主電源及び待機電源を停止し、蓄電池からの直流電圧を
主電源回路10内の第2のスイッチ手段を通して待機回
路40に供給して待機回路40を動作状態とする。
【0010】また、待機状態が長期間続いたときには蓄
電池が放電して検出手段により第1の設定電圧以下と検
出され、待機回路40内の制御手段により主電源回路1
0内の第1のスイッチ手段を制御して、直流電力を待機
電源及び第3のスイッチ手段を通して補助電源回路20
内の蓄電池に供給して充電すると共に、待機電源からの
直流電力により待機回路40を動作状態に維持できる。
また、蓄電池の電圧が上記の充電により上昇して検出手
段により第2の設定電圧以上と検出されたときには、再
び主電源回路10内の第1のスイッチ手段により直流電
力を遮断して主電源及び待機電源を停止すると共に、待
機回路40に蓄電池からの直流電圧を供給することで待
機状態にできる。
【0011】また、本発明における上記の第1のスイッ
チ手段は、外部から入力される直流電圧を主電源に供給
又は遮断する第1のスイッチと、外部から入力される直
流電圧を待機電源に供給又は遮断する第2のスイッチと
からなり、第2のスイッチ手段は、待機電源が動作して
いるときのみ待機電源からの直流電力を制御手段に供給
する第3のスイッチと、待機電源が非動作のときに蓄電
池からの直流電圧を制御手段に供給する第4のスイッチ
とよりなり、第3のスイッチ手段は、待機電源が動作し
ているときはオン、非動作のときはオフとされる。
【0012】これにより、上記の制御手段は、動作状態
時には第1及び第2のスイッチをそれぞれオンとし、待
機状態時には第1及び第2のスイッチをそれぞれオフと
し、第3のスイッチがオフ、第4のスイッチがオンとな
り、また第3のスイッチ手段がオフとなり、待機状態時
で検出手段により蓄電池の電圧が第1の設定電圧以下と
検出された時には制御手段は第2のスイッチをオンと
し、第3のスイッチがオン、第4のスイッチがオフとな
り、また第3のスイッチ手段がオンとなり、第2の設定
電圧以上と検出された時には制御手段は第2のスイッチ
をオフとし、第3スイッチがオフ、第4のスイッチがオ
ンとなり、また第3のスイッチ手段がオフとなることを
特徴とする。
【0013】また、本発明は図1の補助電源回路を太陽
電池を含む構成とし、待機回路40を、リモートコント
ロール信号を受信する受信手段と、太陽電池の電圧を所
定の第1の設定電圧以下か所定の第2の設定電圧以上か
を検出する検出手段と、第2のスイッチ手段から動作直
流電圧が供給され、受信手段からのリモートコントロー
ル信号の内容及び検出手段からの検出電圧に応じて第1
のスイッチ手段を制御する制御手段とを含む構成とした
ものである。
【0014】本発明では、動作状態時には第1のスイッ
チ手段を通して主電源及び待機電源に直流電圧を供給し
てそれぞれ動作状態とし、待機状態時には第1のスイッ
チ手段により直流電力を遮断して主電源及び待機電源を
停止し、太陽電池からの直流電圧を第2のスイッチ手段
を通して待機回路に供給して待機回路を動作状態とす
る。
【0015】また、待機状態において太陽電池に照射さ
れる光が遮断されたときには太陽電池の直流電圧が低下
して検出手段により第1の設定電圧以下と検出され、待
機回路40内の制御手段により主電源回路10内の第1
のスイッチ手段を制御して直流電力を待機電源に供給
し、更に待機電源からの直流電力により待機回路40を
動作状態に維持でき、光が照射されることにより太陽電
池の電圧が上昇して検出手段により第2の設定電圧以上
と検出されたときには、再び待機回路40に太陽電池か
らの直流電圧を供給することで待機状態にできる。
【0016】ここで、第1検出回路の第1の設定電圧
は、待機回路が動作できる最低の電圧に設定されてい
る。また、第2検出回路の第2の設定電圧は、第1検出
回路の第1の設定電圧よりも高い値に設定されている。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図2は本発明になる電源装置の
第1の実施の形態のブロック図を示す。同図において、
商用交流電源1からの交流電圧を整流回路2により整流
して得られた直流電圧が、主電源回路10に供給され
る。主電源回路10は補助電源回路20、負荷回路30
及び待機回路40に接続されている。これらの主電源回
路10、補助電源回路20及び待機回路40は、リモコ
ンにより電源のオン・オフ操作が可能な電気機器に搭載
された電源装置を構成している。
【0018】主電源回路10は、主電源11、スイッチ
12及び13、待機電源14、スイッチ15及び16よ
り構成されている。スイッチ12は上記の整流回路2の
出力直流電圧を、主電源11に供給又は遮断する。主電
源11は入力直流電圧を所定電力の直流電圧に変換して
負荷回路30に供給する。また、スイッチ13は上記の
整流回路2の出力直流電圧を、補助電源回路20内の待
機電源14に供給又は遮断する。これらのスイッチ12
及び13は後述する制御IC42によりスイッチング制
御される。一方、スイッチ15、16及び後述のスイッ
チ22は、ダイオードスイッチなどで構成される。
【0019】補助電源回路20は、充電可能な蓄電池2
1及びスイッチ22から構成されている。待機電源14
は待機回路40の電源回路であり、またスイッチ22が
オンのときに蓄電池21を充電する。スイッチ15とス
イッチ22は、待機電源14が動作しているときにはオ
ンとなり、非動作の時にはオフとされる。また、スイッ
チ16はスイッチ15を通して待機電源14から直流電
力が入力されるときはオフとされ、それ以外はオンとさ
れる。
【0020】従って、蓄電池21は待機電源14が停止
しているとき(つまり、スイッチ13がオフで直流電圧
が入力されていない時)には、スイッチ16をオンして
待機回路40に電力を供給する。このときスイッチ15
及び22はオフされる。待機電源14が動作していると
き(つまり、スイッチ13がオンで直流電圧が入力され
ている時)には、蓄電池21はスイッチ22をオンされ
て充電される。このとき、スイッチ15はオンし、スイ
ッチ16はオフする。
【0021】待機回路40は、リモコン受光部41、制
御集積回路(IC)42、第1検出回路43及び第2検
出回路44から構成されている。リモコン受光部41
は、例えば赤外線のリモコン信号を受光する。制御IC
42は、リモコン受光部41からのデータに基づいてス
イッチ12及び13に制御電圧を出力して、これらをス
イッチング制御し、また、第1及び第2検出回路43及
び44の出力検出電圧に応じてスイッチ13に制御電圧
を出力してスイッチング制御する。
【0022】第1検出回路43は、蓄電池21からの電
圧を受け、その入力電圧が予め設定した第1の設定電圧
V1以下になったことを検出した時に検出電圧を制御I
C42に供給する。第2検出回路44は、蓄電池21か
らの電圧を受け、その入力電圧が予め設定した第2の設
定電圧V2以上になったことを検出した時に検出電圧を
制御IC42に供給する。ここで、第1の設定電圧V1
は第2の設定電圧V2よりも低く設定されており、ま
た、待機回路40が動作できる最低の電圧値に設定され
ている。
【0023】次に、この実施の形態の動作について説明
する。電気機器の動作時は、リモコン受光部41からの
電源オン動作データに基づいて、制御IC42の出力制
御電圧によりスイッチ12及び13がそれぞれオンとさ
れ、またスイッチ15及び22がそれぞれオンとされ、
かつ、スイッチ16がオフとされる。スイッチ12のオ
ンにより主電源11に整流回路2からの直流電圧が供給
され、主電源11が動作状態となり負荷回路30に直流
電力を供給する。
【0024】また、スイッチ13のオンにより待機電源
14に整流回路2からの直流電圧が供給され、待機電源
14が動作状態となり、更にスイッチ15のオンにより
制御IC42に直流電力が供給され、かつ、スイッチ2
2のオンにより蓄電池21に直流電力が供給されて蓄電
池225が充電される。このとき、スイッチ16がオフ
されて蓄電池21から制御IC42への直流電力の供給
が遮断される。
【0025】このように、電気機器の動作時には、主電
源11から負荷回路30に直流電力が供給され、かつ、
待機電源14から待機回路40に直流電力が供給される
と共に、蓄電池21が充電される。
【0026】次に、電源を断とするリモコン信号がリモ
コン受光部41で受光されると、そのリモコンデータが
制御IC42に供給され、その内容を解析し、スイッチ
12及びスイッチ13に制御電圧を供給し、それぞれオ
フにスイッチング制御する。これにより、主電源11及
び待機電源14のそれぞれには整流回路2からの直流電
圧の供給が遮断され、主電源11及び待機電源14の出
力直流電力は切断される。
【0027】このとき、スイッチ15及び22はそれぞ
れオフとされ、かつ、スイッチ16はオンとされる。こ
れにより、スイッチ16を通して蓄電池21から待機回
路40内の制御IC42に、第1検出回路43と第2検
出回路44と共にそれぞれ設定電圧V1及びV2よりも
高い直流電圧が供給され、第1検出回路43から蓄電池
21と同じ電圧が制御IC5に供給される。従って、電
気機器の非動作時には、主電源11と待機電源14が動
作停止するが、蓄電池21からの直流電圧により待機回
路40が動作状態となり、電気機器はリモコン信号のみ
を受信できるいわゆる待機状態となる。
【0028】この待機状態時には、蓄電池21が放電し
続けているので、待機状態が長期間続くと蓄電池21の
出力直流電圧は、待機回路40が動作できる最低の電圧
値まで低下する。第1検出回路43は、蓄電池21から
の直流電圧と設定電圧V1とを常時比較しており、蓄電
池21からの直流電圧が設定電圧V1、すなわち待機回
路40が動作できる最低の電圧値まで低下すると、これ
を検出して0Vの検出電圧を制御IC42へ供給する。
【0029】第1検出回路43からの検出電圧が0Vに
なると、制御IC42はスイッチ12はオフにしたま
ま、スイッチ13をオンにスイッチング制御する。ま
た、スイッチ15及び22はそれぞれオン、スイッチ1
6はオフとされる。これにより、整流回路2からの直流
電圧がスイッチ13を介して待機電源14に供給される
ため、待機電源14が動作状態となり、その出力直流電
力がスイッチ15を通して制御IC42に供給されて待
機回路40の待機状態を維持させると共に、スイッチ2
2を通して蓄電池21に供給されてこれを充電する。
【0030】これにより、蓄電池21の電圧は上昇して
いく。第2検出回路44はこの蓄電池21から入力され
る直流電圧が、設定電圧V2以下の低電圧のときには、
0Vの電圧を制御IC42へ供給しているが、蓄電池2
1の充電が進み、蓄電池21から入力される直流電圧が
設定電圧V2を越えるまで上昇すると、蓄電池21から
の入力直流電圧と同じ電圧を制御IC42へ供給する。
【0031】制御IC42は第2検出回路44から入力
される直流電圧がV2以上になると、再びスイッチ13
をスイッチ12と同様にオフにスイッチング制御する。
また、スイッチ15及び22はそれぞれオフ、スイッチ
16はオンとされる。これにより、待機電源14には整
流回路2からの直流電圧の供給が遮断され、待機電源1
4の出力直流電力は切断される。
【0032】また、蓄電池21から待機回路40内の制
御IC42、第1検出回路43及び第2検出回路44に
それぞれ直流電圧が供給され、待機回路40が動作状態
となる。従って、電気機器は再び蓄電池21からの直流
電圧で待機回路40を動作する、いわゆる待機状態とな
る。
【0033】このように、この実施の形態によれば、待
機回路40に電力供給するための回路を蓄電池21で構
成することにより、待機時の消費電力を低減でき、ま
た、蓄電池21の出力直流電圧が所定の設定電圧V1以
下になった時に、制御IC42により待機電源14を動
作させて蓄電池21を充電し、充電により蓄電池21が
所定の設定電圧V2以上になった時に、制御IC42に
より待機電源14を停止させ、かつ、蓄電池21により
再び待機回路40を動作させるようにしたため、長期間
の待機状態でも極力消費電力を低減できる。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図3は本発明になる電源装置の第2の実施の
形態のブロック図を示す。同図中、図1及び図2と同一
構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図
3に示す第2の実施の形態は、補助電源回路20内のス
イッチ22と蓄電池21の代わりに、太陽電池23を設
けた点に特徴がある。
【0035】この実施の形態では、待機状態では待機回
路40を太陽電池23で駆動することで消費電力を低減
し、光が遮断され、太陽電池23の電圧が所定の設定電
圧V1以下にまで低下した時に、制御IC42により待
機電源14を動作させて待機回路40に電力を供給し、
この状態で太陽電池23に光が再び照射されるようにな
り太陽電池23の電圧が所定の設定電圧V2以上にまで
上昇した時に、制御IC42により待機電源14を停止
させ、かつ、太陽電池23により再び待機回路40を動
作させることができる。このため、長期間の待機状態で
も極力消費電力を低減できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
待機状態時には主電源回路内の第1のスイッチ手段によ
り直流電力を遮断して主電源及び待機電源を停止し、蓄
電池あるいは太陽電池からの直流電圧を待機回路に供給
して動作状態とすることにより、リモコン信号を受信す
る待機状態にできるため、消費電力の低減ができる。
【0037】また、本発明によれば、待機状態が長期間
続いたために蓄電池が放電して検出手段により第1の設
定電圧以下と検出されたときには、待機回路内の制御手
段により主電源回路内の第1のスイッチ手段を制御して
直流電力を待機電源に供給して動作させると共に蓄電池
を充電するようにしたため、待機状態が長期間続いても
待機電源からの直流電力により待機回路を動作状態に維
持でき、また、蓄電池の電圧が充電により上昇して検出
手段により第2の設定電圧以上と検出されたときには、
再び待機回路に蓄電池からの直流電圧を供給することで
待機状態にできるので、消費電力を極力低減できる。
【0038】また、本発明によれば、蓄電池の代わりに
太陽電池を使用し、待機状態において太陽電池に照射さ
れる光が遮断されたときには、太陽電池の直流電圧が低
下して検出手段により第1の設定電圧以下と検出され、
待機回路内の制御手段により直流電力を待機電源に供給
し、更に待機電源からの直流電力により待機回路を動作
状態に維持でき、光が照射されることにより太陽電池の
電圧が上昇して検出手段により第2の設定電圧以上と検
出されたときには、再び待機回路に太陽電池からの直流
電圧を供給することで待機状態にできるため、消費電力
を低減できると共に長期間の待機状態にも対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のブロック図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態のブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 主電源回路 11 主電源 12、13、15、16、22 スイッチ 14 待機電源 20 補助電源回路 21 蓄電池 23 太陽電池 30 負荷回路 40 待機回路 41 リモコン受光部 42 制御集積回路(IC) 43 第1検出回路 44 第2検出回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモートコントロール信号により、電源
    の起動、停止を行う電気機器の外部から入力される直流
    電圧を供給又は遮断する第1のスイッチ手段と、該第1
    のスイッチ手段を通して前記直流電圧が供給された時に
    負荷回路に直流電力を供給する主電源と、前記第1のス
    イッチ手段を通して入力された直流電圧により動作する
    待機電源と、該待機電源からの直流電力を外部に供給又
    は遮断する第2のスイッチ手段とを含む主電源回路と、 充電可能な蓄電池と、前記待機電源からの直流電力を該
    蓄電池に供給又は遮断する第3のスイッチ手段とを含む
    補助電源回路と、 前記リモートコントロール信号を受信する受信手段と、
    前記蓄電池の電圧を所定の第1の設定電圧以下か所定の
    第2の設定電圧以上かを検出する検出手段と、前記第2
    のスイッチ手段から動作直流電圧が供給され、前記受信
    手段からのリモートコントロール信号の内容及び前記検
    出手段からの検出電圧に応じて前記第1のスイッチ手段
    を制御する制御手段とを含む待機回路とを有し、動作状
    態時には前記第1のスイッチ手段を通して前記主電源及
    び待機電源に直流電圧を供給してそれぞれ動作状態と
    し、かつ、該待機電源からの直流電力を前記第3のスイ
    ッチを通して前記蓄電池に供給して該蓄電池を充電し、
    待機状態時には前記第1のスイッチ手段により前記直流
    電力を遮断して前記主電源及び待機電源を停止し、前記
    蓄電池からの直流電圧を前記第2のスイッチ手段を通し
    て前記待機回路に供給して該待機回路を動作状態とする
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のスイッチ手段は、前記外部か
    ら入力される直流電圧を前記主電源に供給又は遮断する
    第1のスイッチと、前記外部から入力される直流電圧を
    前記待機電源に供給又は遮断する第2のスイッチとから
    なり、前記第2のスイッチ手段は、前記待機電源が動作
    しているときのみ該待機電源からの直流電力を前記制御
    手段に供給する第3のスイッチと、該待機電源が非動作
    のときに前記蓄電池からの直流電圧を前記制御手段に供
    給する第4のスイッチとよりなり、前記第3のスイッチ
    手段は、前記待機電源が動作しているときはオン、非動
    作のときはオフとされ、前記制御手段は、動作状態時に
    は前記第1及び第2のスイッチをそれぞれオンとし、待
    機状態時には前記第1及び第2のスイッチをそれぞれオ
    フとし、前記第3のスイッチがオフ、前記第4のスイッ
    チがオン、前記第3のスイッチ手段がオフとなり、該待
    機状態時で前記検出手段により前記蓄電池の電圧が前記
    第1の設定電圧以下と検出された時には、前記制御手段
    は前記第2のスイッチをオンとし、前記第3のスイッチ
    がオン、前記第4のスイッチがオフ、前記第3のスイッ
    チ手段がオンとなり、前記第2の設定電圧以上と検出さ
    れた時には前記制御手段は前記第2のスイッチをオフと
    し、前記第3のスイッチがオフ、前記第4のスイッチが
    オン、前記第3のスイッチ手段がオフとなることを特徴
    とする請求項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 リモートコントロール信号により、電源
    の起動、停止を行う電気機器の外部から入力される直流
    電圧を供給又は遮断する第1のスイッチ手段と、該第1
    のスイッチ手段を通して前記直流電圧が供給された時に
    負荷回路に直流電力を供給する主電源と、前記第1のス
    イッチ手段を通して入力された直流電圧により動作する
    待機電源と、該待機電源からの直流電力を外部に供給又
    は遮断する第2のスイッチ手段とを含むを含む主電源回
    路と、 太陽電池を含む補助電源回路と、 前記リモートコントロール信号を受信する受信手段と、
    前記太陽電池の電圧を所定の第1の設定電圧以下か所定
    の第2の設定電圧以上かを検出する検出手段と、前記第
    2のスイッチ手段から動作直流電圧が供給され、前記受
    信手段からのリモートコントロール信号の内容及び前記
    検出手段からの検出電圧に応じて前記第1のスイッチ手
    段を制御する制御手段とを含む待機回路とを有し、動作
    状態時には前記第1のスイッチ手段を通して前記主電源
    及び待機電源に直流電圧を供給してそれぞれ動作状態と
    し、待機状態時には前記第1のスイッチ手段により前記
    直流電力を遮断して前記主電源及び待機電源を停止し、
    前記太陽電池からの直流電圧を前記第2のスイッチ手段
    を通して前記待機回路に供給して該待機回路を動作状態
    とすることを特徴とする電源装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のスイッチ手段は、前記外部か
    ら入力される直流電圧を前記主電源に供給又は遮断する
    第1のスイッチと、前記外部から入力される直流電圧を
    前記待機電源に供給又は遮断する第2のスイッチとから
    なり、前記第2のスイッチ手段は、前記待機電源が動作
    しているときのみ該待機電源からの直流電力を前記制御
    手段に供給する第3のスイッチと、該待機電源が非動作
    のときに前記太陽電池からの直流電圧を前記制御手段に
    供給する第4のスイッチとよりなり、前記制御手段は、
    動作状態時には前記第1及び第2のスイッチをそれぞれ
    オンとし、待機状態時には前記第1及び第2のスイッチ
    をそれぞれオフとし、前記第3のスイッチがオフ、か
    つ、前記第4のスイッチがオンとなり、該待機状態時で
    前記検出手段により前記蓄電池の電圧が前記第1の設定
    電圧以下と検出された時には前記第2のスイッチをオン
    とし、前記第3のスイッチがオン、前記第4のスイッチ
    がオフとなり、前記第2の設定電圧以上と検出された時
    には前記第2のスイッチをオフとし、前記第3のスイッ
    チがオフ、前記第4のスイッチがオンとなることを特徴
    とする請求項3記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 前記第1検出回路の前記第1の設定電圧
    は、前記待機回路が動作できる最低の電圧に設定されて
    いることを特徴とする請求項1又は3記載の電源装置。
  6. 【請求項6】 前記第2検出回路の前記第2の設定電圧
    は、前記第1検出回路の前記第1の設定電圧よりも高い
    値に設定されていることを特徴とする請求項1、3又は
    5記載の電源装置。
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