JPH0628493B2 - 太陽電池電源装置 - Google Patents

太陽電池電源装置

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JPH0628493B2
JPH0628493B2 JP60090195A JP9019585A JPH0628493B2 JP H0628493 B2 JPH0628493 B2 JP H0628493B2 JP 60090195 A JP60090195 A JP 60090195A JP 9019585 A JP9019585 A JP 9019585A JP H0628493 B2 JPH0628493 B2 JP H0628493B2
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storage battery
solar cell
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circuit
voltage
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悦男 硲口
誠 山田
和博 平塚
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は太陽電池の発電出力又は蓄電池の放電出力によ
って駆動される電動機等の負荷を備えた装置に係り、充
電時における蓄電池の過充電防止機構に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術 近年、太陽電池によって太陽エネルギーを電力に変換し
て利用するシステムが実用に供される程度にまでレベル
アツプしている。このシステムにおいて太陽エネルギー
を効率良く電力に変換する必要性と、取出す電力の安定
化のために蓄電池を介挿したもの(例えば特開昭58−
182435号公報参照)が少なくない。この場合蓄電
池の性能を充分引き出すためには、過度の充電を防止す
る必要があり、そのための適正な充電方法が種々考えら
れている。太陽電池は日射量によって出力電流が大きく
変化するため、これによって蓄電池を充電する場合に
は、該蓄電池の充電終期に電流を遮断する方法がとられ
る。例えば実公昭60−3642号公報の「太陽電池電
源装置」には、蓄電池と、該蓄電池に並列に接続された
太陽電池と逆流防止素子との複数の直列回路と、前記太
陽電池に夫々並列に接続された複数のスイツチング素子
と、前記蓄電池の電圧を検出し、夫々異なる電池電圧に
応じて夫々検出出力を出力する電池電圧検出回路と、前
記スイツチング素子の夫々に前記検出出力の夫々異なる
ものを提供し、もって電池電圧に応じて前記蓄電池に充
電する前記太陽電池の数を変える手段とを有するものが
開示されている。しかしながら斯かる公報において電池
電圧検出回路が作動して一旦充電電流の供給が停止して
しまうと太陽電池の発電出力がゼロ即ち日没時刻になら
ない限り、充電電流の再供給は行われず、結果的に太陽
電池を有効に利用することができないという問題点があ
った。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明が解決しようとする問題点は、蓄電池の充電終期
を検出して充電電流が遮断されても、負荷が作動状態に
なれば、この遮断を解除して蓄電池の充電を可能とし太
陽電池の発電出力を有効に利用できる太陽電池電源装置
を開発することである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は、蓄電池と、該蓄電池に接続された太陽電池と
逆流防止素子との直列回路と、前記太陽電池に並列に接
続され、その導通により前記太陽電池から前記蓄電池へ
の充電電流を遮断するスイッチング素子と、前記負荷の
作動指令、及び停止指令を出力するドライブ部と、前記
蓄電池の電圧を検出し、その検出電圧が基準電圧より大
きいときに前記スイッチング素子を導通状態とすると共
に、前記ドライブ部から前記負荷の作動指令が出力され
たときに前記スイッチング素子を非導通状態とする過充
電防止回路と、を備えていることを特徴とする太陽電池
電源装置である。
(ホ) 作 用 本発明によれば、蓄電池が充電終期電圧に達した時点で
スイッチング素子が導通状態となり、太陽電池から蓄電
池への充電電流が遮断される。
そして、負荷が作動状態となったときにスイッチング素
子が非導通状態となり、太陽電池の出力により蓄電池の
充電が可能となる。
(ヘ) 実施例 以下本発明太陽電池電源装置をソーラポンプシステムに
応用した実施回路図について図面に沿って説明する。
第1図はソーラポンプシステムのブロツク回路図であ
る。同図において(1)は太陽電池、(2)は該太陽電池(1)
の一方の出力部に接続される逆流防止ダイオード、(3)
は該ダイオード(2)と前記太陽電池(1)の他方の出力部と
の間に接続される蓄電池、(4)は該蓄電池(3)の両極間に
介挿される駆動回路、(5)は該駆動回路(4)にドライブ信
号を出力するドライブ部(6)と前記蓄電池(3)の電池電圧
を監視し充電終了時期を検出する過充電防止回路(7)と
によって構成される制御回路、(8)は前記駆動回路(4)に
よって制御されるモータMである。そして(9)は前記太
陽電池(1)に並列接続されるトランジスタQであり、
該トランジスタQ(9)のベースは抵抗R(10)を介し
て前記過充電防止回路(7)の出力端に接続される。
第2図は前記過充電防止回路(7)とドライブ部(6)との詳
細な構成を示す回路である。同図において前記過充電防
止回路(7)は前記蓄電池(3)に並列接続される抵抗R(1
1)とR(12)からなる抵抗分圧回路(13)と、抵抗R(1
4)及びR(15)よりなる基準電圧回路(16)と、前記抵抗
分圧回路(13)の中間電圧(入力電圧)Vinと前記基準
電圧回路(16)の中間電圧(参照電圧)Vrefとを入力
とする比較器CP(17)と、該比較器CP(17)の出力側に
接続される抵抗R(18)及びR−SフリツプフロツプF
(19)とより構成され、該フリツプフロツプFF(1
9)の出力側が前記抵抗R(10)を介して前記トランジス
タQ(9)のベースに接続されている。
一方前記ドライブ部(6)は運転スイツチSW(20)と停
止スイツチSW(21)とを互いに並列接続し、両スイツ
チSW(20)及びSW(21)を夫々R−Sフリツプフロ
ツプFF(22)のS側入力及びR側入力に接続し、前記
フリツプフロツプFF(22)の出力の一つを前記フリツ
プフロツプFF(19)のR側入力とすると共に、他の出
力をトランジスタQ(23)のベースに供給し、トランジ
スタQ(24)のベースを該トランジスタQ(23)のコレ
クタに接続し、前記トランジスタQ(24)のコレクタを
ドライブ信号発生回路(25)に接続し、このドライブ信号
発生回路(25)のドライブ信号g1〜g6を前記駆動回路
(4)に接続する構成となっている。
以上の構成を有する太陽電池電源装置の動作を第3図の
タイムチヤートに沿って説明する。同図において、時刻
で運転スイツチSW(20)を瞬時閉成すると、フリ
ツプフロツプFF(22)の出力が“H”となり、トラン
ジスタQ(23)及びQ(24)が導通する。このことによ
りドライブ信号発生回路(25)が能動状態となり、ドライ
ブ信号g1〜g6が駆動回路へ出力され、モータM(8)
が駆動する。
一方停止スイツチSW(21)を瞬時閉成すると、前記フ
リツプフロツプFF(22)の出力が反転して“L”とな
り、前記トランジスタQ(23)、Q(24)は共に非導通
状態となる。従って前記ドライブ信号発生回路(25)は作
動せず、ドライブ信号g1〜g6が出力されなくなって
前記モータM(8)は停止する。
蓄電池(3)の充電は前記モータM(8)の駆動・停止にかか
わらず太陽電池(1)の出力によって行なわれている。今
モータM(8)が停止状態(時刻t)で蓄電池が充電さ
れる場合を考える。蓄電池(3)の電圧は充電の進行と共
に上昇し、その電池電圧が最高値を通過して若干降下し
た時点で前記蓄電池(3)は満充電となる。そこで基準電
圧Vrefを前記蓄電池(3)が満充電になる前の時刻t
における抵抗分圧回路(13)の中間電圧の値に一致させ
て設定しておくと、時刻tにおいて比較器CP(17)に
入力される基準電圧Vrefと入力電圧Vinとが一致
し、Vref<Vinとなったときに比較器CP(17)の
出力が反転して“H”となり、フリツプフロツプFF
(19)の出力が“H”に変わり、該トランジスタQ(9)
が導通状態となる。このことにより前記太陽電池(1)の
出力端間が短絡状態となって前記蓄電池(3)の充電は停
止する。
時刻tで再び前記運転スイツチSW(20)を瞬時閉成
すると、前記フリツプフロツプFF(22)の出力が再び
“H”となって前記ドライブ信号発生回路(25)からドラ
イブ信号g1〜g6が出力され、前記モータM(8)が再
度駆動される。このとき同時に前記フリツプフロツプ回
路FF(19)の出力が“L”になって前記トランジスタ
(9)は非導通状態となる。従って前記太陽電池(1)の
出力端子間の短絡は解除され、即ち前記蓄電池(3)は充
電が可能な状態となる(実際には浮動充電が開始され
る)。
(ト) 発明の効果 本発明は以上の説明の如く、蓄電池が充電終期電圧に達
した時点でスイッチング素子が導通状態となり、太陽電
池から蓄電池への充電電流が遮断されると共に、負荷が
作動状態となると同時にスイッチング素子が非導通状態
となり、太陽電池の出力により蓄電池の充電が可能とな
るので、蓄電池が放電状態になると即座に太陽電池から
蓄電池への充電が再開され、蓄電池の容量減少を少なく
できる。従って、昼間は蓄電池を常に略満充電の状態に
保つことができ、日没後の蓄電池の放電持続期間が延
び、太陽電池の出力を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明太陽電池電源装置の基本ブロツク回路
図、第2図は第1図の制御回路の細部構成を示す回路
図、第3図は装置の動作を示す第1図及び第2図の各部
の電圧一時間波形図である。 (3)……蓄電池、(1)……太陽電池、(2)……逆流防止素
子、(9)……スイツチング素子、(7)……過充電防止回
路、(4)……負荷。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄電池と、 該蓄電池に接続された太陽電池と逆流防止素子との直列
    回路と、 前記太陽電池に並列に接続され、その導通により前記太
    陽電池から前記蓄電池への充電電流を遮断するスイッチ
    ング素子と、 前記負荷の作動指令、及び停止指令を出力するドライブ
    部と、 前記蓄電池の電圧を検出し、その検出電圧が基準電圧よ
    り大きいときに前記スイッチング素子を導通状態とする
    と共に、前記ドライブ部から前記負荷の作動指令が出力
    されたときに前記スイッチング素子を非導通状態とする
    過充電防止回路と、 を備えていることを特徴とする太陽電池電源装置。
  2. 【請求項2】前記スイッチング素子はトランジスタであ
    り、該トランジスタのベースは前記過充電防止回路の出
    力側に接続されることを特徴とする上記特許請求の範囲
    第1項記載の太陽電池電源装置。
  3. 【請求項3】前記過充電防止回路は、前記蓄電池の充電
    終期電圧を検出する比較器と、該比較器の出力によって
    リセットされるフリップフロップとよりなり、該フリッ
    プフロップの出力側に前記トランジスタのベースが接続
    されることを特徴とする上記特許請求の範囲第2項記載
    の太陽電池電源装置。
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JPS59139829A (ja) * 1983-01-28 1984-08-10 松下電工株式会社 太陽電池発電回路

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