JPH05184136A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH05184136A
JPH05184136A JP3347536A JP34753691A JPH05184136A JP H05184136 A JPH05184136 A JP H05184136A JP 3347536 A JP3347536 A JP 3347536A JP 34753691 A JP34753691 A JP 34753691A JP H05184136 A JPH05184136 A JP H05184136A
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battery
switch
voltage
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secondary battery
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JP3347536A
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Inventor
Yoshinobu Iwashita
義信 岩下
Tsutomu Hasegawa
勉 長谷川
Takao Uchikura
孝夫 内倉
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】出力電圧が異なる電池いずれをも使用できる電
源回路を提供する。 【構成】電池収納部1はプラスリード電極1−1、マイ
ナスリード電極1−2の他、側面に検出電極1−3a、
1−3b及び1−3cを備える。高出力電圧を有する二
次電池2は底面部2−2及び下部周辺部2−2′にマイ
ナス電極が露出し、絶縁被覆部2−1の中央に円環状導
電体2−4を備える。この二次電池2を電池収納部1に
収納すると、電源が電極1−1、1−2により電源回路
に供給されると共にマイナスリード電極1−2と検出電
極1−3aで構成するスイッチSWa及び検出電極1−
3bと1−3cで構成するスイッチSWbが閉じる。こ
のスイッチSWaの閉信号により制御部8はDC昇圧器
を停止させ、スイッチ回路10のスイッチを電源に直接
接続させる。一次電池3が収納された場合はスイッチS
Wa、SWbは開き、DC昇圧器は動作してスイッチ回
路10を介して昇圧した電力を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、一次電池と同一形状の二次電池が
商品化されている。通常この種の二次電池の多くは、同
一形状の一次電池に比較して、出力電圧は実用的にはほ
ぼ同一であるが、内部の起電方法が異なるため電池寿命
が一般に長い。したがって、使用すれば便利であるた
め、上記のように一次電池と同一形状の二次電池は、一
次電池を収納して用いることを想定している従来の電子
機器にも次第に用いられるようになってきている。
【0003】また、二次電池の中には一次電池とは異な
る出力電圧を有するものも商品化されている。例えば、
最近開発されたリチュームイオン蓄電池は、その最大出
力電圧がおよそ4V、平均出力電圧でも3.6V程度は
あり、一次電池に比較すると約3倍近い出力電圧を有し
ている。このように、二次電池1本で、通常の一次電
池、例えばマンガン電池やアルカリ電池等、従来電池の
3本分の出力を有するから、携帯電話やページャ等、高
出力の電源を必要とし且つ小型軽量が要求される通信機
器に用いると極めて便利であるため、それら通信機器の
普及に伴って近年広く用いられるようになっている。
【0004】
【従来技術の問題点】通常、電子機器は定格電圧で使用
するようになっている。従って、例えば小型化のため従
来電池1本のみ収容して、なお高出力を要するタイプの
電子機器では、昇圧装置を用いて電源の出力電圧を昇圧
してから回路に供給している。したがって、上述した、
二次電池が一次電池と同一形状であれば、一次電池を用
いる従来の電子機器にも用いることができるとはいって
も、例えばリチュームイオン蓄電池のように高出力電圧
の二次電池を一次電池と同様に用いたのでは、その高出
力電圧のために回路が正常に作動しないか或いは破壊さ
れるという不都合が生ずる。
【0005】他方、リチュームイオン蓄電池のように高
出力電圧の電池を用いることを想定している電子機器で
は、昇圧装置がないため、出力電圧の低い一次電池を用
いたのでは、やはり機器が作動しない不都合が生ずる。
【0006】いずれの場合も、電池交換の都度、単2、
単3等電池の形態のみでなく、上記不都合を避けるため
電池の組成や出力等まで確認しなければならないのは、
手数を要して不便であるという問題があった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、上記実情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、出力電圧が異なる異種
の電池のいずれをも使用できる電源回路を提供すること
にある。
【0008】
【発明の要点】本発明は、上記目的を達成するために、
電子機器の電池収納部の電極にDC/DCコンバータを
接続し、さらに電池収納部にセットされた電池の種類を
検出する検出手段を設けて、この検出結果に基づいて、
供給電源をDC/DCコンバータの出力か又は電池の出
力に切替えるよう電源切替回路を制御するようにしたこ
とをを要点とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1(a) は、本発明の一実施例に係
る電池収納部1に二次電池を収納した状態の斜視図であ
る。また、同図(b) は、その二次電池2の底面図及び側
面斜視図、同図(c) は、一次電池3の底面図及び側面斜
視図である。
【0010】同図(a) において、電池収納部1は半円筒
状をなし、内部に二次電池又は一次電池を収納するため
の空間を有する。その内部の一端には、U字形の導電性
バネ部材からなるプラスリード電極1−1、他端には螺
旋状の導電性バネ部材からなるマイナスリード電極1−
2が取り付けられる。これらの電極1−1、1−2は、
特には図示しない配線により、後述する電源回路20に
それぞれ接続する。また、電池収納部1の内部側面に
は、上記マイナスリード電極1−2が取り付けられてい
る他端寄りに、これもU字形の導電性バネ部材からなる
第1の検出用電極1−3aが設けられ、また、ほぼ中央
部に、これもU字形の導電性バネ部材からなる第2の検
出用電極1−3b及び第3の検出用電極1−3cが設け
られる。
【0011】この電池収納部1に収納される二次電池2
は、同図(b) に示すように、底面部2−2のみでなく一
定幅の下部周辺部2−2′にマイナス電極が露出する。
また絶縁被覆部2−1上のほぼ中央部に検出用導電体2
−4を円環状に形成する。そして、上部にプラス電極2
−3が露出する。
【0012】これにより、この二次電池2が、電池収納
部1に収納されると、電池2のエネルギーが電池収納部
1の電極1−1及び1−2によって電源回路20に供給
されると共に、電池2のマイナス電極が露出している底
面部2−2及び底部周辺部2−2′により、電池収納部
1のマイナスリード電極1−2と第1の検出用電極1−
3aが導通し、さらに電池2の円環状の検出用導電体2
−4により、電池収納部1の第2の検出用電極1−3b
と第3の検出用電極1−3cが導通する。これら互いに
導通した2対の各電極は、これも特には図示しない配線
により電源回路20に接続しており、後述する2個の閉
じた検出スイッチ回路SWa,SWbを構成する。
【0013】また、一次電池3は、同図(c) に示すよう
に通常の形態をしている。即ち、円柱形の側面全体が絶
縁体3−1に被われ、底面部3−2は、その周辺部が上
記側面全体を被覆している絶縁体3−1で被われてい
る。また、上部は二次電池2同様に、通常の形態でプラ
ス電極3−3が露出する。
【0014】これにより、この一次電池3が、電池収納
部1に収納されると、そのエネルギーが、電池収納部1
の電極1−1及び1−2によって電源回路20に供給さ
れることは二次電池2と同様であるが、二次電池2のよ
うにマイナス電極が露出した下部周辺部も、中央部に設
けられた円環状の検出用導電体もないために、上述した
2対を形成する4個の電極、即ち電池収納部1のマイナ
スリード電極1−2と第1の検出用電極1−3a、及び
第2の検出用電極1−3bと第3の検出用電極1−3c
は導通することなく、それらで構成される2個の検出ス
イッチ回路SWa,SWbは開いたままとなる。
【0015】図2に、上記電源回路20の一例を示す。
同図において、電源回路20は、基本的には電源供給回
路部と充電回路部とで構成されている。電源供給回路部
は二次電池2又は一次電池3を収納し、上述したプラス
リード電極1−1、マイナスリード電極1−2、第1の
検出用電極1−3a、第2の検出用電極1−3b及び第
3の検出用電極1−3cを備え、マイナスリード電極1
−2と第1の検出用電極1−3a、及び第2の検出用電
極1−3bと第3の検出用電極1−3cとでそれぞれス
イッチSWa及びSWbを構成する電池収納部1、その
電池収納部1のプラスリード電極1−1に入力接点が接
続し、ユーザの操作によってオン/オフ(開閉)する電
源スイッチ12と、その電源スイッチ12の出力接点側
と電池収納部1のマイナスリード電極1−2に接続し、
後述する検出信号に基づいて対応する制御信号をDC/
DCコンバータ9及びスイッチ回路10に出力する制御
部8、その制御部8が出力する制御信号により動作を開
始又は停止し、また同じく電源スイッチ12の出力接点
側と電池収納部1のマイナス電極1−2に接続し、動作
を開始したときは電源電池の電圧を所定の電圧に昇圧し
てスイッチ回路10に出力するDC/DCコンバータ
9、並びに、そのDC/DCコンバータ9の出力側及び
上記電源スイッチ12の出力接点に2つの入力接点a、
bがそれぞれ接続し、上記制御部8が出力する制御信号
に対応してスイッチを入力接点a又はbに切り換えて負
荷11に電力を供給するスイッチ回路10から構成され
ている。また、充電回路部は、充電器4のプラス電極が
接続されるチャージ(充電)端子CHG(+)に入力側
が接続し、電流の逆流を防止するダイオード5、そのダ
イオード5の出力側に入力側が接続し、充電制御部7の
制御信号により電圧及び電流を調整して充電用電力を第
3の検出用電極1−3cへ出力する電圧電流可変部6、
並びに、第2の検出用電極1−3bと第1の検出用電極
1−3aに接続し、二次電池2が電池収納部1に収納さ
れてスイッチSWb及びSWaが閉じた時、その二次電
池2の電圧を検出して、その検出した電圧に対応する制
御信号を電圧電流可変部6に出力する充電制御部7から
構成されている。
【0016】図3は、上記制御部8の回路構成の一例で
ある。同図において、制御部8は、3個の抵抗R1、R
2及びR3、並びにトランジスタQから構成される。ト
ランジスタQのコレクタには、プルアップ抵抗R3を介
して図2に示す電源スイッチ12が接続しており、電源
スイッチ12が閉じるとプラス電極1−1を介して電源
電池のプラス側が接続し、この結果、抵抗R3に分圧さ
れた電源電圧Vがコレクタに入力する。また、トランジ
スタQのエミッタは、GND即ちマイナス電極1−2に
接続している。
【0017】トランジスタQのベースには、プルダウン
抵抗R2を介して図2に示す第1の検出用電極1−3a
が接続しており、電池収納部1に二次電池2が収納され
てスイッチSWaが閉じると電源電池のマイナス側(G
ND)に接続され、電位は「0」即ち入力が「0」とな
る。したがって、この場合はトランジスタQはオフであ
り、コレクタ、エミッタ間は導通せず、このためコレク
タの電位は抵抗R3に分圧された電源電圧Vであり、制
御信号CONT−OUTは「1」となって出力される。
【0018】また、電池収納部1に一次電池3が収納さ
れてスイッチSWaが開くと、CONT−IN端子は開
放となり、この場合はプルアップ抵抗R1及びプルダウ
ン抵抗R2によって分圧された電源電圧V、即ち「1」
がベースに印加される。したがって、トランジスタQは
オンとなってコレクタ、エミッタ間が導通し、コレクタ
の電位が低下する。即ち制御信号CONT−OUTは
「0」となって出力されるような構成となっている。
【0019】次に、上記構成の電源回路20の動作につ
いて、再び図2を用いて説明する。なお、この例では、
二次電池2として、リチュームイオン蓄電池を使用す
る。二次電池2が電池収納部1に収納されると、第2の
検出用電極1−3bと第3の検出用電極1−3cが導通
し、また、マイナスリード電極1−2と第1の検出用電
極1−3aも導通するのでスイッチSWb及びSWaは
閉じた状態となる。
【0020】これにより、充電器4が充電端子に接続さ
れていると、充電器4のプラス電極、充電端子CHG
(+)、ダイオード5、電圧電流可変部6、第3の検出
電極1−3c、スイッチSWb、第2の検出電極1−3
b、プラス電極1−1、二次電池2、マイナス電極1−
2、スイッチSWa、第1の検出電極1−3a、充電端
子CHG(−)、そして充電器4のマイナス電極と繋が
る充電閉回路が形成され、二次電池2に対する充電が行
われる。
【0021】また、このとき、充電制御部7は、そのプ
ラス入力端子に電池収納部1のプラスリード電極1−1
が接続し、マイナス入力端子には、第1の検出用電極1
−3a及びスイッチSWaを介して電池収納部1のマイ
ナスリード電極1−2が接続しているので、充電制御部
7には二次電池2の電圧が印加される。このことによ
り、充電制御部7は、二次電池2の電圧を検出し、その
検出した電圧に基づいて電圧電流可変部6を制御し、そ
の制御に基づいて電圧電流可変部6は、二次電池2に加
える充電のための電圧及び電流を増減する。
【0022】これにより、二次電池2は、電池収納部1
に収納中は、電源スイッチ12の開閉に係わりなく、即
ち電源として使用中であるなしに係わりなく常に充電さ
れる。
【0023】なお、二次電池2がリチュームイオン蓄電
池でない場合は、充電のための制御は電流制御のみでよ
い。次に、電源スイッチ12が、ユーザの操作によりオ
ンとなる(閉じる)と、制御部8は、第1の検出用電極
1−3aからの信号CONT−INがグランドレベルで
二次電池の「検出」を示していることになるので、DC
/DCコンバータ及びスイッチ10回路に対して、上記
「検出」信号に対応する制御信号CONT−OUTを出
力する。
【0024】制御部8から入力する上記「検出」に対応
する制御信号CONT−OUTにより、DC/DCコン
バータ9は動作を停止し、他方、スイッチ回路10はス
イッチを接点a側にすることにより、二次電池2の電源
出力を直接負荷11に供給する。
【0025】これにより、負荷11は動作を開始し、従
って、二次電池2は放電を開始する。この後、上記負荷
11の動作中、二次電池2の電圧が放電により低下する
と、充電制御部7は、その電圧低下を検出して、充電電
流を増加するよう電圧電流可変部6を制御する。
【0026】これにより、以後電源使用中の充放電が釣
り合う。また、ユーザの操作により電源スイッチ12が
オフになる(開く)と、充電のみが行われ、二次電池は
フル充電状態に回復する。
【0027】次に、同図において、一次電池3が電池収
納部1に収納された場合は、第2の検出用電極1−3b
と第3の検出用電極1−3c、及びマイナスリード電極
1−2と第1の検出用電極1−3aのいずれも導通せ
ず、従って、スイッチSWb及びSWaは開いた状態と
なる。
【0028】これにより、上述した充電回路は開かれる
ため、例え充電器4が充電回路に接続された状態であ
り、かつAC電源に接続された状態であっても、一次電
池への充電は防止される。
【0029】そして、ユーザの操作により、電源スイッ
チ12がオンとなると、制御部8は、第1の検出用電極
1−3aからの信号CONT−INがグランドレベルで
はなく二次電池の「未検出」を示していることになるの
で、DC/DCコンバータ及びスイッチ10回路に対し
て上記「未検出」信号に対応する制御信号CONT−O
UTを出力する。
【0030】制御部8から入力する上記「未検出」に対
応する制御信号CONT−OUTにより、DC/DCコ
ンバータ9は動作を開始し、他方、スイッチ回路10は
スイッチを接点b側にすることにより、一次電池3の出
力電圧からDC/DCコンバータ9により適切に昇圧さ
れた出力を負荷11に供給する。これにより、負荷11
は動作を開始する。
【0031】このように、上記実施例によれば、例えば
1.5Vの一次電池又は4Vの二次電池のいずれが電池
収納部1に収納されて用いられても、電源供給回路及び
電源充電回路が、収納された電池の電圧に対応してそれ
ぞれ適切に動作するので、出力電圧が異なる異種の電池
を任意に用いて通信機器等を使用することが可能とな
り、また、したがって、電池交換の都度、単1、単2等
電池の形態のみでなく、電池の組成や出力等まで確認し
なければならないという手数も省けて便利である。 ま
た、上記実施例では、二次電池2について、その形状が
一次電池3と同一であっても下部周辺部及び中央周辺部
の形態が一次電池とは異なったものを使用するようにし
ているが、これに限ることなく、形状及び形態が一次電
池と同一の二次電池を用いるようにして、一次電池又は
二次電池のいずれをも同様に使用できるようにすること
もできる。これを、第2の実施例として以下に説明す
る。
【0032】図4(a) は、第2の実施例に係る電池収納
部1に二次電池を収納した状態の斜視図であり、また、
同図(b) は、同じく電池収納部1に一次電池を収納した
状態の斜視図である。
【0033】同図(a) において、電池収納部1は半円筒
状をなし、内部に二次電池又は一次電池を収納するため
の空間を有し、その内部の一端にU字形の導電性バネ部
材からなるプラスリード電極1−1を備え、他端には螺
旋状の導電性バネ部材からなるマイナスリード電極1−
2備えていることは第1の実施例と同様である。ただ
し、この第2の実施例においては、3個の検出用電極は
なく、代りにプッシュ式の検出用マイクロスイッチ13
が設けられる。同図(a) に示す二次電池2は、手製又は
付属のリング状検出用部材2−5を、下部周辺部に嵌め
込まれる。これにより、二次電池2が電池収納部1に収
納されたとき、そのリング状検出用部材2−5が検出用
マイクロスイッチ13に設けられているストロークを押
し込むこととなり、マイクロスイッチ13がオンする
(閉じる)ことになる。
【0034】また、一次電池3は、そのまま収納され
る。この場合、収納された一次電池3は、電池収納部1
の内周面に設けられた電池支持部1−4によって支持さ
れ、電池収納部1の内周面には密着しないようになって
いるので、マイクロスイッチのストロークを押し込むこ
とはない。したがって、マイクロスイッチ13はオフの
まま(開いたまま)となる。
【0035】図5(a),(b) に、上記マイクロスイッチ1
3の内部構成及びそのストロークが押されたときの状態
と、押されないときの状態とをそれぞれ示す。同図(a)
は、電池収納部1に二次電池2が収納されてストローク
が押されたときの状態であり、マイクロスイッチ13内
に設けられた2個のスイッチSWa及びSWbが連動し
て閉じている。また、同図(b) は、電池収納部1に一次
電池3が収納されてストロークが押されないときの状態
であり、2個のスイッチSWa及びSWbは開いたまま
となっている。これら2個の連動スイッチSWa及びS
Wbは、図2に示すスイッチSWa及びSWbと同一の
機能を有するものである。
【0036】このように、第1の実施例とは異なる構成
のスイッチSWa及びSWbによっても、第1の実施例
と同一の二次電池検出機能が得られ、したがって、図2
に示した電源回路20により一次電池又は二次電池のい
ずれからも電力を供給することができる。
【0037】また、図2に示した第1実施例の電源回路
20は、2つの検出スイッチSWa及びSWbを、それ
ぞれ充電回路のスイッチとしても用いているが、一方を
検出専用にし、他方を充電専用に用いるようにしてもよ
く、これを第3の実施例として次に説明する。
【0038】図6に、第3の実施例の電源回路21の構
成ブロック図を示す。同図には、電源回路20と同一機
能を有するブロックは同一番号を付与して示す(図2参
照)。この電源回路21の電源供給回路においては、ス
イッチSWbを構成する第2の検出用電極1−3b及び
第3の検出用電極1−3cが制御部8に専属的に接続
し、また、制御部8がスイッチSWbから入力する検出
/未検出の信号に基づいて対応する制御信号をDC/D
Cコンバータ9及びスイッチ回路10に出力する点が図
2の電源回路20と異なり、他の動作は同様である。
【0039】また、この電源電池充電回路においては、
スイッチSWaを構成する第1の検出用電極1−3aが
充電器4のマイナスチャージ端子CHG(−)に専属的
に接続し、そして、二次電池2の収納によってスイッチ
SWaの接点が閉じると、このスイッチSWaの動作の
みにより、充電器4のプラス端子、プラスチャージ端子
CHG(+)、ダイオード5、電圧電流可変部6、電池
収納部1のプラス電極1−1、二次電池2、スイッチS
Wa、検出電極1−3a、マイナスチャージ端子CHG
(−)、そして充電器4のマイナス端子という充電閉回
路を形成する点が図2の電源回路20と異なる。また、
充電制御部7も検出スイッチSWbから独立して、充電
回路のマイナスチャージ端子CHG(−)及び電圧電流
可変部6の出力側により充電回路と並列に接続し、二次
電池2の収納いかんに係わらず常時充電回路の充電電圧
が印加される構成となる点も図2の電源回路20と異な
るが、検出のための電圧が印加されるのみであり充電電
流がこれを導通するわけではないので別段支障はない。
【0040】この第3の実施例によれば、スイッチSW
bは検出用信号を導通させるのみであり、第1の実施例
のように充電電流を導通させるわけではないので、スイ
ッチ部材には、それほど良導性を考慮する必要がなくコ
ストが低減する利点がある。
【0041】上述した第1の実施例の電源回路20、及
び第3の実施例における電源回路21では、いずれもス
イッチSWa又はSWbにより二次電池2が収納された
ことを検出するようにしているが、二次電池2が、同型
の一次電池より高い出力電圧を有する例えばリチューム
イオン蓄電池であれば、その電圧を検出することによっ
て二次電池の収納を検出し、電源供給回路のスイッチ回
路10をきりかえるようにしてもよい。この場合も、充
電回路はスイッチSWaによって開閉するようにして一
次電池が収納されたとき誤って充電されることのないよ
うに構成する。
【0042】これを第4の実施例として、図7に示す。
ここでも、前述した第1及び第3の実施例の電源回路2
0及び21と同一部分については、同一番号を付して示
す。同図において、充電回路の結線構成は第3の実施例
の電源回路21の充電回路と全く同一である。電源供給
回路においては、検出スイッチSWbが除かれ、電圧検
出部14が設けられる。この電圧検出部14は、プラス
側が電源スイッチ12の出力接点、マイナス側が電池収
納部1のマイナス電極1−2にそれぞれ接続し、電源ス
イッチ12のオン操作により電源電圧を検出する。そし
て、その検出した電圧が、1.5V以下であれば収納さ
れた電池は一次電池であると判断し、1.5Vを越えて
いれば収納された電池は二次電池であると判断する。そ
して、この判断に基づいて検出信号を制御部8に出力す
る。他の動作については既に説明した他の実施例と同様
である。
【0043】この、第4の実施例によれば、検出用スイ
ッチ回路は充電用スイッチ1つでよく、ハード構成が簡
単であるという利点がある。
【0044】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、電子
機器の電池収納部の電極にDC/DCコンバータを接続
し、さらに電池収納部にセットされた電池の種類を検出
する検出手段を設けて、この検出結果に基づいて、供給
電源をDC/DCコンバータの出力か又は電池の出力に
切替えるよう電源切替回路を制御するようにしたので、
出力電圧が異なる異種の電池のいずれをも使用できる電
源回路を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本発明の第一実施例に係る電池収納部に
二次電池を収納した状態の斜視図、(b) はその二次電池
の底面図及び側面斜視図、(c) は一次電池の底面図及び
側面斜視図である。
【図2】第一実施例の電源回路のブロック図である。
【図3】図2の電源回路の制御部の回路構成の一例を示
す図である。
【図4】(a) は第二実施例に係る電池収納部に二次電池
を収納した状態の斜視図、(b)は同じく電池収納部に一
次電池を収納した状態の斜視図である。
【図5】(a) は第二実施例の電池収納部のマイクロスイ
ッチ内に設けられた2個のスイッチSWa及びSWbが
連動して閉じている状態、(b) は2個のスイッチSWa
及びSWbが連動して開いた状態を示す図である。
【図6】第三実施例の電源回路の構成ブロック図であ
る。
【図7】第四実施例の電源回路の構成ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 電池収納部 1−1 プラスリード電極 1−2 マイナスリード電極 1−3a、1−3b、1−3c 検出電極 2 二次電池 2−1 二次電池の絶縁被覆部 2−2′ 二次電池の下部周辺部の露出したマイナス電
極 2−2 二次電池の底部マイナス電極 2−3 二次電池のプラス電極 2−4 検出用円環状導電体 3 一次電池 3−1 一次電池の絶縁被覆部 3−2 一次電池のマイナス電極 3−3 一次電池のプラス電極 4 充電器 5 ダイオード 6 電圧電流可変部 7 充電制御部 8 制御部 9 DC/DCコンバータ 10 スイッチ回路 11 負荷 14 電圧検出部 SWa、SWb スイッチ CHG チヤージ端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G06F 1/26

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を電源とする電子機器において、 電池収納部にセットされた電池に接続されるDC/DC
    コンバータと、 該DC/DCコンバータの出力と前記電池収納部にセッ
    トされた電池の出力とを択一的に切替えて当該電子機器
    の本体回路に供給する電源切替回路と、 前記電池の種類を検出する検出手段と、 該検出手段の検出出力に基づき前記電流切替回路を制御
    する切替制御手段と、 を設けたことを特徴とする電源回路。
JP3347536A 1991-12-27 1991-12-27 電源回路 Withdrawn JPH05184136A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009278832A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Hitachi Koki Co Ltd 電源装置および電動工具システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009278832A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Hitachi Koki Co Ltd 電源装置および電動工具システム

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