JP3216595B2 - 二次電池の充電装置 - Google Patents

二次電池の充電装置

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JP3216595B2 JP32958597A JP32958597A JP3216595B2 JP 3216595 B2 JP3216595 B2 JP 3216595B2 JP 32958597 A JP32958597 A JP 32958597A JP 32958597 A JP32958597 A JP 32958597A JP 3216595 B2 JP3216595 B2 JP 3216595B2
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    • Y02E60/12Battery technologies with an indirect contribution to GHG emissions mitigation

Description

【発明の詳細な説明】

【0001】

【発明の属する技術分野】本発明は、電流が制限される
定電圧電源によって二次電池を充電する充電装置に関
し、特に過充電の防止に関するものである。

【0002】

【従来の技術】繰返し使用できる二次電池の中でも、非
水電解質二次電池は、電池電圧(例えば 4.1V)が高
く、高エネルギー密度が得られ、また、サイクル特性に
優れているために、メモリバックアップや各種電子機器
の電源として期待されている。このような非水電解質二
次電池は、例えば、負極に炭素質材料を、また、正極に
リチウム化合物を、さらに、非水電解質として非水溶媒
に電解質を溶解した非水電解液をそれぞれ用いて構成す
ることができる。

【0003】上述のような非水電解質二次電池などの二
次電池を充電する方法には、電流が制限される定電圧電
源(以下、「電流制限定電圧電源」という)によって行
う方法がある。この電流制限定電圧電源を用いる二次電
池の充電方法によれば、電池の充電量(残存容量)の有
無や大小には特に関係なく、電流制限定電圧電源の最大
電流および最大電圧を決めることができるので、充電装
置の回路構成は簡単である。

【0004】図7は、上述のような電流制限定電圧電源
により非水電解質二次電池の充電を行った場合の概略的
な充電カーブを示す充電パターンである。

【0005】非水電解質二次電池の電池電圧が電流制限
定電圧電源の最大電圧よりも低い場合には、図7に示す
ように、一定に制限された最大電流Ip で電流制限定電
圧電源から電池に充電電流Iが流れて電池の充電が行な
われるとともに、電池電圧Vがしだいに上昇する。

【0006】電池電圧Vが電流制限定電圧電源の最大電
圧Vp まで上昇すると、電池電圧Vがこの一定の最大電
圧Vp に制限されながら充電が進み、同時に充電電流I
が最大電流Ip から下降し始める。

【0007】以上のような充電方法において、電池の過
充電を避けるために、充電が開始されてから一定時間T
0 が経過した後に充電を終了させることができる。

【0008】ここで、例えば非水電解質二次電池を充電
するための電流制限定電圧電源の最大電圧は、例えば4.
1 Vであり、最大電流は、充電時間(充電を完了させた
い時間)によって異なるが、通常 0.1〜1.0 Cアンペア
程度に設定できる。

【0009】図8は、ニッケルカドミウム二次電池(ニ
カド電池)の充電のための従来の方法による概略的な充
電カーブを示す充電パターンである。

【0010】ニカド電池を定電流電源を含む充電装置に
よって充電する場合には、図8に示すように、一定の充
電電流Iが電池に流れるとともに、電池電圧Vがしだい
に上昇してピークVp ′に達した後に下降する。充電装
置は、この下降中の電池電圧VがVp ′−△Vになった
ときを検出して充電を停止させる。この場合、電池が充
電装置に接続されている間の自己放電量を補償するため
に、図8の破線に示すような微小な充電電流を流し続け
てもよい。

【0011】以上のようにすれば、ニカド電池における
過充電を防止することができる。このような過充電防止
策は、ニカド電池を大電流で急速に充電する場合には特
に有効である。というのは、ニカド電池は、通常、過充
電時に発生する分解ガスを吸収する機構を有している
が、大電流による充電を行うと、この分解ガスを充分に
吸収しきれない場合があるからである。

【0012】

【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな非水電解質二次電池などは、過充電により電解液か
ら発生する分解ガスを吸収する機構を有していない。し
たがって、電池の過充電状態が続くと、電池寿命を縮め
てしまうことがある。

【0013】図7に示した非水電解質二次電池の充電パ
ターンからわかるように、電池電圧が電源の最大電圧と
なった後でも電池の充電電流は零にならずに微小電流が
流れる。これは、電池内ではごくわずかではあるが非水
電解液の分解が起きており、これに微小電流が費やされ
るためである。この状態が続くと、電池は過充電されて
しまう。

【0014】このような過充電を防止するために、上述
したように、充電を開始してから一定時間T0 が経過し
た後に充電を停止させる方法が従来から提案されている
が、そうすると、次のような問題が起きる。

【0015】すなわち、上述の一定の充電時間T0 は残
存容量のほとんどない電池を基準にして決めなければな
らないが、残存容量がまだかなりある電池を上述のよう
な方法で充電すると、この電池は一定時間T0 だけは必
ず充電されるから、結局、電池は過充電されてしまう。

【0016】残存容量がまだかなりある電池を充電する
ことは実際にはよくあるので、上述のような過充電を防
止することは重要である。

【0017】本発明の目的は、二次電池の過充電を防止
することのできる充電装置を提供することである。

【0018】

【課題を解決するための手段】本発明は、その第1の観
点によれば、二次電池を充電する充電装置において、電
流が制限される定電圧電源と、二次電池の電池電圧の検
知結果に基づいて二次電池の充電を制御するコントロー
ラと、上記定電圧電源による二次電池に対する充電をオ
ン・オフするために、上記コントローラにより制御され
るスイッチとを備え、上記定電圧電源により二次電池を
充電している状態において、二次電池の電池電圧が所定
のレベルまで上昇してから一定時間が経過した後に、上
記コントローラが上記スイッチを制御して上記定電圧電
源による二次電池に対する充電をオフさせるように構成
されている。そして、この第1の観点の第1の実施態様
によれば、充電しようとする二次電池の電池電圧が上記
所定のレベル以上であるときには、上記コントローラが
上記スイッチを制御して上記定電圧電源による二次電池
に対する充電を実質的に行わせないように構成されてい
る。また、上記第1の観点の第2の実施態様によれば、
充電しようとする二次電池の電池電圧が上記所定のレベ
ル以上であるときには、上記コントローラが上記スイッ
チを制御して上記一定時間よりも短い時間だけ上記定電
圧電源による二次電池に対する充電を行わせるように構
成されている。

【0019】また、本発明は、その第2の観点によれ
ば、二次電池を充電する充電装置において、電流が制限
される定電圧電源と、二次電池の充電電流の検知結果に
基づいて二次電池の充電を制御するコントローラと、上
記定電圧電源による二次電池に対する充電をオン・オフ
するために、上記コントローラにより制御されるスイッ
チとを備え、上記定電圧電源により二次電池を充電して
いる状態において、二次電池の充電電流が所定のレベル
まで下降してから一定時間が経過した後に、上記コント
ローラが上記スイッチを制御して上記定電圧電源による
二次電池に対する充電をオフさせるように構成されてい
る。そして、この第2の観点の第1の実施態様によれ
ば、充電しようとする二次電池の充電開始時の電流が上
記所定のレベル以下であるときには、上記コントローラ
が上記スイッチを制御して上記定電圧電源による二次電
池に対する充電を実質的に行わせないように構成されて
いる。また、上記第2の観点の第2の実施態様によれ
ば、充電しようとする二次電池の充電開始時の電流が上
記所定のレベル以下であるときには、上記コントローラ
が上記スイッチを制御して上記一定時間よりも短い時間
だけ上記定電圧電源による二次電池に対する充電を行わ
せるように構成されている。さらに、上記第1および第
2の観点のいずれにおいても、上記コントローラが上記
一定時間を計測するタイマーを備えているのが好まし
い。

【0020】

【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施例による非
水電解質二次電池の充電装置について図面を参照しなが
ら説明する。

【0021】第1の実施例 本発明の第1の実施例による二次電池の充電装置により
得られる充電パターンを図1に、また、この充電装置の
ブロック図を図2にそれぞれ示す。

【0022】図1は、非水電解質二次電池を充電する場
合における電池電圧Vおよび充電電流Iの時間変化によ
る充電カーブを示している。そして、この図1において
は、電池電圧Vが充電開始電池電圧V1 から所定の電池
電圧Vt まで上昇したら、そこから一定時間T1 だけさ
らに充電するようにしている。

【0023】図2に示す充電装置は、電流制限定電圧電
源1と、非水電解質二次電池5を複数個組み合せた組電
池10とをスイッチ4を介して接続するように構成され
ている。この充電装置は、A/D変換器2およびコント
ローラ3を備えている。組電池10の電池電圧Vは、A
/D変換器2を介してコントローラ3でモニタされる。

【0024】コントローラ3は、タイマーを内蔵し、ま
た、スイッチ4のオン・オフ(ON・OFF)を制御す
る。そして、コントローラ3は、電池電圧Vが所定の電
圧Vt まで上昇したときにこれを検知することによりタ
イマーが作動し、一定の時間T1 が経過した後にスイッ
チ4をOFFにする。

【0025】図2に示す充電装置によって、図1に示す
ような充電パターンの充電を次のようにして行うことが
できる。

【0026】すなわち、コントローラ3によりスイッチ
4をONにすると、充電開始電池電圧がV1 である組電
池10において充電が開始されるので、電池電圧Vはし
だいに上昇する。電池電圧Vが充電開始電池電圧V1
ら所定の電圧Vt まで上昇すると、コントローラ3中の
タイマーが作動する。このタイマーの作動中に電池電圧
Vが電流制限定電圧電源1で一定に制限された最大電圧
p まで上昇し、この一定の最大電圧Vp で充電が続け
られる。そして、タイマーが作動してから一定時間T1
が経過した後に、コントローラ3によりスイッチ4がO
FFにされて充電が終了する。なお、充電電流Iは、図
7の場合とほぼ同様に変化する。

【0027】ここで、電池の残存容量がほとんどないと
きの電池電圧VをV0 とし、電池電圧Vが図1の破線で
示すようにV0 からV1 になるまでの時間をt1 とし、
1からVt になるまでの時間をt2 とすると、(t1
+t2 +T1 )は、図7で説明した従来の充電方法にお
ける充電時間T0 にほぼ等しいと考えることができる。

【0028】この第1の実施例の充電装置によれば、充
電しようとする組電池10の残存容量がまだかなりあっ
て充電開始電池電圧VがV0 よりも高いV1 であって
も、組電池10の充電は、電池電圧がV1 からVt まで
上昇した後さらに一定時間T1だけ行なわれる。このた
めに、図1に示す時間t1 にほぼ相当する過充電は行な
われない。したがって、充電しようとする電池の残存容
量の有無や大小には特に関係なく、充電が常にほぼ一定
の残存容量になるように行なわれるから、過充電を確実
に防止することができる。

【0029】また、この第1の実施例による充電装置で
は、充電時間をt1 だけ短縮することができる。一方、
電池電圧が同じV1 である電池を図7に示す従来の充電
方法で充電すると、上述の時間t1 に相当する過充電が
行なわれてしまう。

【0030】なお、充電開始電池電圧V1 がVt 以上で
ある場合には、そこで充電を停止すれば過充電は確実に
防止される。また、この場合、十分な充電が必要なとき
には、上述の一定時間T1 よりも短い時間だけ充電する
ようにしてもよい。

【0031】図5は、図2に示す電流制限定電圧電源1
として用いることができる電流制限定電圧回路の一例を
示している。

【0032】この電流制限定電圧回路は、定電流ダイオ
ード12、トランジスタ13、16および抵抗14から
構成された電流制限回路と、可変シャント・レギュレー
タ17および抵抗18、19、20から構成された定電
圧回路とを含んでいる。なお、符号11、15、21
は、コンデンサである。

【0033】図5に示す電流制限定電圧回路において、
充電しようとする二次電池を出力側の負荷として接続す
ると、トランジスタ16を介して一定の充電電流Iが流
れ、この充電電流Iは抵抗14によりモニタされる。抵
抗14の値は、制限すべき最大充電電流Iと、トランジ
スタ13の所定のベース−エミッタ間電圧とにより決め
られる。このベース−エミッタ間電圧が所定の値に達す
ると、トランジスタ13のコレクタ−エミッタ間に定電
流ダイオード12を介して電流が流れるから、充電電流
Iは所定の最大電流以上にはならない。

【0034】また、出力電圧は、可変シャント・レギュ
レータ17(例えば、TI社のTL431Cを用いるこ
とができる)と抵抗18、19、20とにより設定され
るとともに、一定の最大電圧に制御される。可変シャン
ト・レギュレータ17のVref 端子が基準電圧に達する
と、カソード−アノード間が降伏してこのカソード−ア
ノード間に電流が流れるので、出力電圧は一定に制御さ
れる。なお、可変シャント・レギュレータ17のカソー
ド−アノード間の降伏電圧は、抵抗18と抵抗19、2
0との比によって決まり、また、可変抵抗20により或
る程度調整することができる。

【0035】この図5に示す電流御限定電圧回路によれ
ば、例えば、直流24Vの入力電圧で最大電圧16.4Vお
よび最大充電電流 0.1Aの電流制限定電圧充電を行うこ
とができる。

【0036】第2の実施例 本発明の第2の実施例による二次電池の充電装置により
得られる充電パターンを図3に、また、この充電装置の
ブロック図を図4にそれぞれ示す。なお、第1の実施例
で説明したのと同一の部分には、それぞれ同一の符号を
付けてその説明を省略する。

【0037】この第2の実施例による充電装置も、第1
の実施例と同様に、非水電解質二次電池を充電し得るも
のであって、図3は図1と同様の充電カーブを示してい
る。そして、この図3においては、充電電流Iが所定の
充電電流It まで下降したら、そこから一定時間T2
けさらに充電するようにしている。

【0038】図4に示す充電装置は、電流制限定電圧電
源1に設けられた充電電流検知用抵抗RS を備えてい
る。そして、充電時に組電池10に流れる充電電流I
は、抵抗RS の両端に発生する電圧としてA/D変換器
2を介してコントローラ3でモニタされる。なお、この
抵抗Rsとしては図5に示す回路の抵抗14を用いても
よいので、図5に示す電流制限定電圧回路を図4に示す
電流制限定電圧源としてそのまま用いることができる。

【0039】図4に示す充電装置によって、図3に示す
ような充電パターンの充電を次のようにして行うことが
できる。

【0040】すなわち、コントローラ3によりスイッチ
4をONにすると、充電開始充電電流がI1 である組電
池10において充電が開始されるので、充電電流Iはし
だいに下降する。充電電流Iが充電開始充電電流I1
ら所定の電流It まで下降すると、コントローラ3中の
タイマーが作動する。このタイマーの作動中に充電電流
Iはさらに下降し、タイマーが作動してから一定時間T
2 が経過した後に、コントローラ3によりスイッチ4が
OFFにされて充電が終了する。なお、電池電圧Vは、
図7の場合とほぼ同様に変化する。

【0041】ここで、電池電圧VがV0 (充電電流Iは
最大充電電流Ip となる)から充電が始まって図3の破
線で示すように充電電流IがI1 になるまでの時間をt
3 とし、I1 からIt になるまでの時間をt4 とする
と、(t3 +t4 +T2 )は、図7に示す従来の充電方
法における充電時間T0 にほぼ等しいと考えることがで
きる。

【0042】この第2の実施例の充電装置によれば、充
電しようとする組電池10の残存容量がまだかなりあっ
て充電開始充電電流がIp よりも低いI1 であっても、
組電池10の充電は充電電流がI1 からIt に達した後
さらに一定時間T2 だけ行なわれる。このために、図3
に示す充電時間t3 にほぼ相当する過充電は行なわれな
い。したがって、充電しようとする電池の残存容量の有
無や大小には特に関係なく、充電が常にほぼ一定の残存
容量になるように行なわれるので、過充電を確実に防止
することができる。

【0043】また、この第2の実施例による充電装置で
は、充電時間をt3 だけ短縮することができる。一方、
充電電流が同じI1 である電池を図7に示す従来の充電
方法で充電すると、上述の時間t3 に相当する過充電が
行なわれてしまう。

【0044】なお、充電開始充電電流I1 がIt 以下で
ある場合には、そこで充電を停止すれば過充電は確実に
防止される。また、この場合、十分な充電が必要なとき
には、上述の一定時間T2 よりも短い時間だけ充電する
ようにしてもよい。

【0045】具体例 上述の第1および第2の実施例における所定の電圧
t 、所定の電流It および一定の充電時間T1 、T2
は、電流制限定電圧電源1の最大電圧V−最大充電電流
I特性、非水電解質二次電池5の特性、組電池10の構
成、要求される充電結果などによって適宜設定できる
が、以下にその具体的な例を説明する。

【0046】図6は、単セル当り400mAHの容量を
有する非水電解質二次電池を4本直列に接続した組電池
を、第5図に示した電流制限定電圧回路を電流制限定電
圧電源として用いて、最大電圧16.4Vおよび最大充電電
流 0.1Aで充電した充電カーブを示す充電パターンであ
る。

【0047】図6に示す充電パターンにおける各パラメ
ータVt 、It 、T1 、T2 の一例を次の第1表に示
す。

【0048】なお、充電の終期近くで、例えば、非水電
解質二次電池における非水電解液の分解に費やされる電
流が充電のために費やされる電流よりも大きくなるよう
な微小充電電流を検知し、この微小充電電流が或る所定
の電流以下であれば充電を停止する方法が考えられる。
しかし、この検出すべき充電電流は、十分に充電された
ときの電流であって、図6に示すようにかなり微小であ
り、しかも、電流と時間との変化率(充電カーブの傾
き)がかなり小さいから、これを検出するのは困難であ
り、また検出しようとすると、装置の構成にかなりのコ
ストがかかる。

【0049】これに対し、第1または第2の実施例によ
る充電装置によれば、充電量が100%に満たない所定
の充電状態をその検出の容易な電池電圧または充電電流
により検出し、この所定の充電状態から十分に充電され
かつ過充電とならないような一定の充電時間T1 または
2 だけさらに充電するようにしているので、構成が簡
単であるにもかかわらず、過充電することなく十分に充
電することができる。

【0050】応用例 本発明の充電装置を、次に述べるように、二次電池の自
己放電量を常に補償することができる、いわゆる、トリ
クル充電方法に応用することができる。

【0051】すなわち、図9は、第1の実施例の充電装
置をトリクル充電に応用した例を示している。そして、
図9においては、充電が完了した非水電解質二次電池の
電池電圧が自己放電のために最大電圧Vp から所定の電
圧Vt ′まで低下したときに、そのつど一定時間T3
け充電するようにしている。

【0052】図9に示すように、二次電池は、一定の充
電時間T3 の間にその電池電圧がもとの最大電圧Vp
で上昇しかつ十分に充電される。そして、自己放電のた
めに電池電圧が再び電圧Vt ′まで低下すると、同様の
充電が繰返されて自己放電量が常に補償される。

【0053】図10は、第2の実施例の充電装置をトリ
クル充電に応用した例を示している。そして、図10に
おいては、充電が完了した非水電解質二次電池において
一定時間T4 の間にほぼ一定量の自己放電が行われるこ
とを考慮して、一定時間T4が経過した後に充電を開始
して充電電流が所定の電流It ′に下降するまで行い、
その後さらに一定時間T5 だけ充電を行うようにしてい
る。

【0054】図10に示すように、二次電池は、一定の
充電時間T5 の間に十分に充電される。そして、一定時
間T4 の間に再び自己放電すると、同様の充電が繰返さ
れて自己放電量が常に補償される。

【0055】以上のようなトリクル充電は、図2または
図4に示す充電装置のコントローラ3にタイマーと所定
の電圧Vt ′または所定の電流It ′を検知する手段と
をそれぞれ追加することにより、容易に達成することが
できる。

【0056】上述の応用例のトリクル充電方法によれ
ば、過充電することなく電池の自己放電を常に補償する
ことができる。

【0057】なお、本発明による充電装置は、上述の実
施例、具体例および応用例における非水電解質二次電池
のみに適用できるものではなく、他の二次電池にも同様
に適用することができる。

【0058】

【発明の効果】本発明の充電装置によれば、充電しよう
とする二次電池の電池電圧が所定のレベルよりも小さい
か、あるいは、充電電流が所定のレベルよりも大きけれ
ば、二次電池の残存容量の有無や大小には特に関係な
く、常にほぼ一定の残存容量になるように充電すること
ができ、また、充電しようとする二次電池の電池電圧が
上記所定のレベル以上であるか、あるいは、充電開始時
電流が上記所定のレベル以下であれば、二次電池に対
する充電が実質的に行われないか、あるいは、行われて
も比較的短い時間だけしか行われないようにしたので、
充電装置の回路構成をできるだけ簡単にし得るにもかか
わらず、二次電池の過充電を確実に防止することができ
るとともに、充電時間を従来の充電方法よりも短縮する
ことができ、しかも、常にほぼ十分な充電を行うことが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図1】本発明の第1の実施例による二次電池の充電装
置により得られる充電カーブを示す充電パターン図であ
る。

【図2】本発明の第1の実施例による二次電池の充電装
置のブロック図である。

【図3】本発明の第2の実施例による二次電池の充電装
置により得られる充電カーブを示す充電パターン図であ
る。

【図4】本発明の第2の実施例による二次電池の充電装
置のブロック図である。

【図5】本発明の第1および第2の実施例における電流
制限定電圧電源として用いることができる電流制限定電
圧回路の一例を示す回路図である。

【図6】図5に示す電流制御定電圧回路を用いて二次電
池を充電した具体例において得られる充電カーブを示す
充電パターン図である。

【図7】電流制限定電圧電源を用いた従来の充電方法で
二次電池を充電した場合の充電カーブを示す充電パター
ン図である。

【図8】ニカド電池を従来の別の充電方法で充電した場
合の充電カーブを示す充電パターン図である。

【図9】本発明の第1の実施例による二次電池の充電装
置をトリクル充電方法に応用した例において得られる充
電カーブを示す充電パターン図である。

【図10】本発明の第2の実施例による二次電池の充電
装置をトリクル充電方法に応用した例において得られる
充電カーブを示す充電パターン図である。

【符号の説明】

1 電流制限定電圧電源 3 コントローラ 4 スイッチ 5 非水電解質二次電池 10 組電池 Rs 充電電流検知用抵抗 T1 一定時間 T2 一定時間 T3 一定時間 T4 一定時間 T5 一定時間 V 電池電圧 I 充電電流 Vt 所定の電圧 Vt ′ 所定の電圧 It 所定の電流 It ′ 所定の電流

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−214233(JP,A) 特開 平1−321828(JP,A) 特開 昭58−144544(JP,A) 特開 平2−192670(JP,A) 特開 平1−321827(JP,A) 実開 昭62−70642(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/00 - 7/10 H02J 7/34 - 7/35

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次電池を充電する充電装置において、 電流が制限される定電圧電源と、 二次電池の電池電圧の検知結果に基づいて二次電池の充
    電を制御するコントローラと、 上記定電圧電源による二次電池に対する充電をオン・オ
    フするために、上記コントローラにより制御されるスイ
    ッチとを備え、 上記定電圧電源により二次電池を充電している状態にお
    いて、二次電池の電池電圧が所定のレベルまで上昇して
    から一定時間が経過した後に、上記コントローラが上記
    スイッチを制御して上記定電圧電源による二次電池に対
    する充電をオフさせるように構成するとともに、 充電しようとする二次電池の電池電圧が上記所定のレベ
    ル以上であるときには、上記コントローラが上記スイッ
    チを制御して上記定電圧電源による二次電池に対する充
    電を実質的に行わせないように構成した二次電池の充電
    装置。
  2. 【請求項2】二次電池を充電する充電装置において、 電流が制限される定電圧電源と、 二次電池の電池電圧の検知結果に基づいて二次電池の充
    電を制御するコントローラと、 上記定電圧電源による二次電池に対する充電をオン・オ
    フするために、上記コントローラにより制御されるスイ
    ッチとを備え、 上記定電圧電源により二次電池を充電している状態にお
    いて、二次電池の電池電圧が所定のレベルまで上昇して
    から一定時間が経過した後に、上記コントローラが上記
    スイッチを制御して上記定電圧電源による二次電池に対
    する充電をオフさせるように構成するとともに、 充電しようとする二次電池の電池電圧が上記所定のレベ
    ル以上であるときには、上記コントローラが上記スイッ
    チを制御して上記一定時間よりも短い時間だけ上記定電
    圧電源による二次電池に対する充電を行わせるように構
    成した二次電池の充電装置。
  3. 【請求項3】二次電池を充電する充電装置において、 電流が制限される定電圧電源と、 二次電池の充電電流の検知結果に基づいて二次電池の充
    電を制御するコントローラと、 上記定電圧電源による二次電池に対する充電をオン・オ
    フするために、上記コントローラにより制御されるスイ
    ッチとを備え、 上記定電圧電源により二次電池を充電している状態にお
    いて、二次電池の充電電流が所定のレベルまで下降して
    から一定時間が経過した後に、上記コントローラが上記
    スイッチを制御して上記定電圧電源による二次電池に対
    する充電をオフさせるように構成するとともに、 充電しようとする二次電池の充電開始時の電流が上記所
    定のレベル以下であるときには、上記コントローラが上
    記スイッチを制御して上記定電圧電源による二次電池に
    対する充電を実質的に行わせないように構成した二次電
    池の充電装置。
  4. 【請求項4】二次電池を充電する充電装置において、 電流が制限される定電圧電源と、 二次電池の充電電流の検知結果に基づいて二次電池の充
    電を制御するコントローラと、 上記定電圧電源による二次電池に対する充電をオン・オ
    フするために、上記コントローラにより制御されるスイ
    ッチとを備え、 上記定電圧電源により二次電池を充電している状態にお
    いて、二次電池の充電電流が所定のレベルまで下降して
    から一定時間が経過した後に、上記コントローラが上記
    スイッチを制御して上記定電圧電源による二次電池に対
    する充電をオフさせるように構成するとともに、 充電しようとする二次電池の充電開始時の電流が上記所
    定のレベル以下であるときには、上記コントローラが上
    記スイッチを制御して上記一定時間よりも短い時間だけ
    上記定電圧電源による二次電池に対する充電を行わせる
    ように構成した二次電池の充電装置。
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