JPH0558056U - 押入れ用収納箱 - Google Patents

押入れ用収納箱

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JPH0558056U
JPH0558056U JP9644091U JP9644091U JPH0558056U JP H0558056 U JPH0558056 U JP H0558056U JP 9644091 U JP9644091 U JP 9644091U JP 9644091 U JP9644091 U JP 9644091U JP H0558056 U JPH0558056 U JP H0558056U
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 各種押入れにセットし得る家具調の押入れ用
収納箱を提供する。 〔構成〕 適宜個数の引き出し13を挿入するタンス型
箱本体1の前枠部3の両端に案内溝8を設け、この案内
溝8と所定の押入れA端の柱9又は並設する箱本体1の
案内溝8とに所定の幅をもつ幅調整用目地板10を挿入
介在し幅調整の位置決めをして固定とし、且つこの箱本
体1の上面に天板12を貼り付け収納箱を形成し、この
各引き出し13に適宜収納物を詰めればよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は備え付け家具態様となる押入れ用収納箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、日本の建物の中で使い道に複雑なものとして押入れがある。この押入 れは普通奥行きが深いためフトン等を入れる以外、効率的な利用を図ることが難 しいものである。この押入れの利用方法としては、例えば既製品となる市販の押 入れ用小型整理タンスとか収納箱,棚等を購入し、これを単に押入れに搬入し並 べただけの有効利用とすることが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のように市販の収納箱を単に押入れに搬入しただけでは体裁の良 い配置を取ることができない。特に、6尺,9尺等の如き間口の大きい押入れ構 成で体裁の良い配置をとることが難しく、どうしても家具調感覚を受ける収納箱 又はタンス形態にはほど遠いものである。また、新築,改築時等にあって押入れ 自体に建具として収納箱,収納タンスを形成する所謂備え付け家具態様もあるが 、この種の誂えタイプでは費用が嵩さみ簡単に備えることもできない。なお、既 製家具的に各種押入れに入る寸法をもつ収納箱を形成しておいてもよいが、実際 には押入れの大きさも前記のように地域により異なるため、即各種押入れに備え 付けられるものでない。例えば、家屋でも関東間,関西間,団地サイズ等によっ て間口,奥行きが異なり、且つ戸も折戸方式とかフスマ方式態様等の構造によっ てもセット位置が異なってくる。従って、収納箱を予め量産しておくこともまま ならない。
【0004】 本考案は上記実情に鑑み、整理タンス状の収納箱本体と幅調整用目地板を組合 わせる幅調整式とすることで各種押入れに対応し、上記課題を解決する押入れ用 収納箱を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数個の引き出しを所定段数に仕切ったタンス型箱本体に挿入自在 とすると共に、該箱本体の前枠部の両端に形成した案内溝と、押入れ端の柱又は 並設の箱本体端間に幅調整用目地板を介在し位置決めの固定とし、且つ前記箱本 体の上面に所定幅をもつ中仕切り兼天板を貼り付けてなるものである。
【0006】
【作用】
上記のような構成のため、押入れ内の所定位置にタンス型箱本体を搬入し、該 箱本体の前枠部の両側に設けた案内溝に、押入れ端の柱又は並設する箱本体との 間隔幅をもった幅調整用目地板を差し込みし、該目地板の先端を柱に係止して固 定し、且つ枠型箱本体の上部に中仕切り兼天板を貼り箱体とし、各引き出し口に 引き出しを挿入すれば備え付け収納箱となる。この引き出しに適宜の詰め物を行 えばよい。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を実施例の図面に基づいて説明すれば、次の通りである。
【0008】 図1乃至図5は半間間口の押入れ使用の収納箱を示し、1は所定段数の引き出 し口2を設けた前枠部3と、内面に引き出し案内段部4を配設し表面に化粧貼り 5aを施した側板5を2枚と、後台輪6及び上部棧7とを筐体組合わせして形成 の押入れ幅より少し短い幅をとなるタンス型箱本体で、該箱本体1の前枠部3の 両側に設けた縦方向の案内溝8に、少なくとも両側に位置する押入れ端の柱9と の間隔幅aをもった幅調整用目地板10の一端を差し込みし、該目地板10の他 端を柱9に固定したパッキング使用の支持縦棧11へ係止し所定箇所に位置決め された配置とする。12は箱本体1の上面に貼り付けた市販の厚合板等よりなる 中仕切り兼天板である。13は中間に仕切り板13aを配設した所定幅をもつ複 数個の引き出しで、該各引き出し13を前記引き出し口2に差し込み、これら全 体で簡易備え付けの押入れ用収納箱14となる。
【0009】 次にこの作用を説明すると、押入れAへ備え付ける収納箱14の搬入に際し、 この箱本体1は前枠部3と引き出し案内段部4と側板5と後台輪6及び上部棧7 をホゾ嵌合等をもって簡易組み立てする構造となっているため(図3,図4参照 )、現場において箱組みしてもよく、又は別途で予め箱組みしたものを用いても よい。なお、この収納箱14は半間間口に対応する寸法を主体とする。
【0010】 ここにおいて、先ずこの枠体構造となる箱本体1を押入れAの中央位置に搬入 し(図6に示すような半間押入れにあって)、該箱本体1の前枠部3の両側に有 する所定深さの案内溝8に、対向の押入れA端の柱9との間隔幅aより少し長い 幅を呈する幅調整用目地板10の一端を差し込み、該目地板10の先端を柱9に 予め取り付けた支持縦棧11にクギ打ち等の固定手段(図示せず)をもって係止 し箱本体1を位置決めする。この場合、目地板10の背面上下には目地板棧10 aが有り、該目地板棧10a端を案内溝8の深さに応じて一部端を切り離し、該 案内溝8の奥端まで目地板10の先端が差し込まれるようにし、セットずれをな くす(図7参照)。この後、箱本体1の上面に押入れ幅をもつ中棚兼用となる厚 合板等の中仕切り兼天板12を貼り付けてタンス状収納箱14とする。また、押 入れAの奥行き方向にあっては、奥行き寸法に応じて側板5の後部及び上部棧7 の横棧部7aを堺とした縦棧部7bの後部分を適宜裁断して調整するものである 。ここで、正面位置となる各引き出し口2へ引き出し13を差し込みし、該引き 出し13に適宜の収納物を詰めればよい。
【0011】 図8,図9は1間間口使用となる他の実施例を示す。この場合は、所定の押入 れAの中央に2個の箱本体1,1を適宜間隔bを介して並設し、該箱本体1,1 の対向せる前枠部3,3の案内溝8,8に所定幅をもつ幅調整用目地板10′を 差し込み、且つ前枠部3,3の外側の案内溝8,8には前記同様押入れAの端の 柱9に設けた支持縦棧11に係止する。即ち、この箱本体1の単一は半間間口に 対応する幅をもつため、1間間口使用では2個配置する構成とする。従って、こ こに用いる中仕切り兼天板12は1間間口に対応する幅をもった1枚板を使用し 、該天板12を並設の箱本体1,1の上面に載置して固定し、引き出し口2へは 引き出し13を差し込みすればよい。
【0012】 また、例えば図10に示す他の実施例の如く1間間口にあって2個使用の収納 箱14において、上方空間を広くしコート等の如き長い洋服を吊り下げ得る態様 とする場合は、片側の収納箱14を、高さの低い収納箱14′(例えば、引き出 し13個数を2段用のもの)を使用する。即ち、この場合は、1間間口の押入れ Aに対し引き出し13が4段の標準タイプの収納箱14を1個と、縦長空間Aa が構成される背の低い収納箱14′を1個用いる。この並設となる収納箱14, 14′の対向する前枠部3,3の案内溝8,8中に前記同様に幅調整用目地板1 0′を介在し(但し、この目地板10′の高さは背の低い収納箱14′に対応す る長さのものを用いる)、一方、収納箱14,14′の両外側の案内溝8,8に は、両側の柱9,9の支持縦棧11,11に係止する幅調整用目地板10,10 の一端を差し込むものである。最後に各収納箱14,14′の上面に所定幅の中 仕切り兼天板12,12を貼り付ければよい。
【0013】 なお、上記態様は押入れAの扉が引き戸タイプ(図示せず)の場合であり、折 り戸タイプでは収納箱14と収納箱の間に間隙を形成する目地板10を用いず、 直接突き合う配置とする。また、規格外の間口(例えば、0.65間かと0.7 5間など)への態様では、収納箱14の幅も少し狭く形成されるものを用いると は自在である。
【0014】
【考案の効果】
上記のように、本考案の押入れ用収納箱は、押入れ幅より狭い幅をもつタンス 型箱本体の前枠部の両側に有する案内溝と押入れ柱又は並設の箱本体の案内溝間 に幅調整用目地板を介在するようにしたため、幅調整用目地板の幅の設定だけで 各種押入れに対しても確実に備え付けられ、正面から見て不必要な隙間を招かな い設置となり、恰も誂えた備え付け家具状の収納箱となり体裁が良い。しかも、 この収納箱は箱本体の案内溝と幅調整用目地板の溝嵌合と柱の係合だけの簡略係 止でよいため、組立て施工が簡単で現場施工が容易となる。更に、幅選定の目地 板と案内溝の係合で位置決めをするため、押入れの扉が引き戸とか折り戸に応じ 収納箱の配置を変えることが自在で、引き出しのつかえを招く虞れのない等に実 用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】同要部を示す平面図である。
【図3】同箱本体の分離斜視図である。
【図4】同引き出しの分離斜視図である。
【図5】同幅調整用目地板の説明図であり、(A)は正
面図、(B)は側面図を示す。
【図6】半間間口に備えた正面図である。
【図7】目地板と案内溝との係合関係を示す説明図であ
る。
【図8】1間間口使用となる他の実施例を示す正面図で
ある。
【図9】同要部を示す平面図でる。
【図10】押入れの片側を縦長空間とした他の実施例の
正面図である。
【符号の説明】
1 箱本体 2 引き出し口 3 前枠部 4 案内段部 8 案内溝 9 柱 10 幅調整用目地板 12 中仕切り兼天板 13 引き出し

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の引き出しを所定段数に仕切った
    タンス型箱本体に挿入自在とすると共に、該箱本体の前
    枠部の両端に形成した案内溝と、押入れ端の柱又は並設
    の箱本体端間に幅調整用目地板を介在し位置決めの固定
    とし、且つ前記箱本体の上面に所定幅をもつ中仕切り兼
    天板を貼り付けてなる押入れ用収納箱。
JP1991096440U 1991-11-25 1991-11-25 押入れ用収納箱 Expired - Fee Related JP2545418Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61122334A (ja) * 1984-11-16 1986-06-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 位置調整式ドラグヘツド

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61122334A (ja) * 1984-11-16 1986-06-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 位置調整式ドラグヘツド

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JP2545418Y2 (ja) 1997-08-25

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