JPH0557946A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH0557946A
JPH0557946A JP22018991A JP22018991A JPH0557946A JP H0557946 A JPH0557946 A JP H0557946A JP 22018991 A JP22018991 A JP 22018991A JP 22018991 A JP22018991 A JP 22018991A JP H0557946 A JPH0557946 A JP H0557946A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、例えばラベルプリンタにおいて、被
印字媒体となるラベルが存在しない部分の発熱素子が発
熱動作することなく、サーマル印字ヘッドの寿命が損な
われるのを防止することを目的とする。 【構成】テープ検知部44におけるカートリッジ検知ス
イッチ36によりラベル収納カートリッジがプリント部
に収納されてないことが検知された場合には、印字制御
ゲートG1 ,G2 を通してサーマルプリントヘッド34
全体の発熱体34 1〜34128 の発熱駆動を阻止し、ま
た、上記カートリッジがプリント部に収納されている状
態で、ラベル幅検知スイッチ35によりサーマルプリン
トヘッド34より狭い幅のラベルが検知された場合に
は、印字制御ゲートG2 を通して該ラベルが存在しない
部分のみに対応するサーマルプリントヘッド34の発熱
体34 1〜3432,3497〜34128 の発熱駆動を阻止
するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば接着剤付きの帯
状のラベルに所望の文字列を印字する際に使用されるラ
ベルプリンタ等の印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばカセットテープ用のインデックス
ラベルやビデオテープ用のインデックスラベルを作成す
る装置として、任意にキー入力した文字列データを接着
剤付きの帯状ラベルに印字出力するラベルプリンタが考
えられている。
【0003】このラベルプリンタで使用される接着剤付
きラベルは、カートリッジにリール状に巻かれて収納さ
れ、その印字長さに応じて繰出された部分を切出して使
用されるもので、作成するラベルの使用目的に応じて、
例えばカセットテープ用とビデオテープ用とでそのラベ
ル幅が異なるため、予め異なる幅のラベルを有した複数
のカートリッジが用意されている。
【0004】ここで、ラベルプリンタには、一般に熱転
写式の印字部が使用されるが、そのインクリボンは上記
接着剤付きラベルと略同一の幅を有し、カートリッジの
転写部において予めラベルに沿わせて配置収納されてい
る。
【0005】すなわち、被印字文字列の設定印字幅に応
じて、狭い幅のラベルを有するカートリッジと広い幅の
ラベルを有するカートリッジとを、それぞれ入替えて使
用する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
狭い幅のラベルを有するカートリッジの装着時にあって
は、印字部におけるサーマル印字ヘッドに対し、インク
リボン及び接着剤付きラベルからなる被印字媒体が存在
しない部分が生じるため、この被印字媒体無存在部分に
対応するサーマル印字ヘッドの発熱素子が発熱すると、
該発熱素子がその放熱対象を失って異常に熱くなり、サ
ーマル印字ヘッドの寿命を損なう恐れがある。
【0007】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
例えば狭い幅のラベルを有するカートリッジの装着時に
あっては、該ラベルが存在しない部分の発熱素子が発熱
動作することなく、サーマル印字ヘッドの寿命が損なわ
れるのを防止することが可能になる印字装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る印字装置は、印字ヘッドと、この印字ヘッドにより印
字できる幅以下の被印字媒体を収納する収納部と、この
収納部に被印字媒体が収納されているか否かを検知する
収納検知手段と、上記収納部に収納されている被印字媒
体の幅を検知する幅検知手段と、上記収納検知手段及び
幅検知手段による検知結果に応じて上記印字ヘッドの駆
動を制御する印字駆動制御手段とを備えて構成したもの
である。
【0009】
【作用】つまり、上記収納検知手段により被印字媒体が
収納されていないことが検知された場合には、印字ヘッ
ド全体の駆動が阻止され、また、被印字媒体が収納され
ている状態で、上記幅検知手段により狭い幅の被印字媒
体が検知された場合には、被印字媒体が存在しない部分
に対応する上記印字ヘッドの駆動が阻止されるようにな
る。
【0010】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。
【0011】図1は本発明の印字装置を搭載したラベル
プリンタの外観構成を示すもので、本体ケース11は、
例えば大人の手で把持できる程度の直方体の筐体からな
り、本体ケース11の表面には、キー入力部12及び表
示部13が備えられ、また、右側面には、電源スイッチ
14が備えられる。
【0012】キー入力部12には、ラベルプリント用の
名前,見出し,インデックス等の文字列データを作成す
るためのワードプロセッサ機能に即した文字入力キー,
かな/漢字変換キー,次候補キー,文字倍率設定キー及
び実行キー等の他、改行キーや1ラベルに対する文字列
データ毎の境界を区切るための「停」キー、文字入力モ
ードと印字モードとを切替えるためのモード切替えキ
ー、そして印字動作を開始させるための印字開始キー等
が備えられる。表示部13には、上記キー入力操作に伴
い得られる文字列データやメッセージデータ等が、それ
ぞれ該当する処理に応じて表示される。
【0013】また、本体ケース11の下側面には、上記
文字列データ印字後の図示しないラベルを排出するため
のラベル排出口15、及びこのラベル排出口15に排出
されたラベルを切出すためのカッタボタン16が備えら
れる。
【0014】すなわち、電源スイッチ14の投入後、キ
ー入力部12及び表示部13を使用して任意の文字列デ
ータを作成し、印字モードを設定してその印字処理を開
始させると、図示しないラベルに上記被印字文字列が印
字されてラベル排出口15から順次排出されることにな
る。この場合、被印字文字列の設定印字幅に応じて、異
なる幅のラベルが入替え使用されることになる。
【0015】そして、上記被印字文字列が図示しないラ
ベルに印字されてラベル排出口15から排出されると、
そのラベルはラベルカッタ16を矢印xで示す方向にス
ライドさせることで切取られて使用される。図2は上記
ラベルプリンタのプリント部21の構成を示すもので、
このプリント部21には、インクテープカートリッジ2
2が装着されて使用される。
【0016】インクテープカートリッジ22には、前記
被印字文字列が印字されるラベル(粘着テープ)23と
該ラベル23に対する印字用のインクリボン24が備え
られ、ラベル23は転写部25においてインクリボン2
4と平行接触して同時進行し、インクテープカートリッ
ジ22から排出されるよう構成される。
【0017】ここで、インクテープカートリッジ22
は、例えばカセットテープラベル用やビデオテープラベ
ル用に応じて異なる幅(9mm,18mm)のラベル23及
びインクリボン24を搭載したものが選択されて装着さ
れる。
【0018】プリント部21に対し、上記インクテープ
カートリッジ22は、前記キー入力部12及び表示部1
3を備えた本体ケース11のケース蓋26を片開きする
ことで着脱可能になるもので、該インクテープカートリ
ッジ22のラベル繰出しスプール27にはスプール軸2
8が、また、インクリボン24のリボン巻取りスプール
29にはリボン巻取り軸30がそれぞれ挿入嵌合される
と共に、インクテープカートリッジ22における対向側
面の窪み31a,31bには、カートリッジガイド32
aとカートリッジ押え用フック32bとがそれぞれ係止
されて位置決めが図られる。
【0019】この場合、プラテンローラ33はインクテ
ープカートリッジ22の転写部25におけるラベル23
に沿って位置設定され、また、サーマルプリントヘッド
34は同転写部25におけるインクリボン24に沿って
位置設定される。ここで、サーマルプリントヘッド34
は、インクリボン24の幅方向に対して、例えば16mm
の印字幅で128dots(8dots/mm)を有している。
【0020】すなわち、ラベル23に対する被印字文字
列の印字動作時には、該ラベル23とインクリボン24
とは、プラテンローラ33及びリボン巻取り軸30の回
転により、転写部25においてそれぞれ同一の速度で搬
送され、サーマルプリントヘッド34がプラテンローラ
33との間に上記ラベル23とインクリボン24とを挟
み付けて熱転写動作することにより、被印字文字列が順
次ラベル23に印字されてラベル排出口15から繰出さ
れることになる。
【0021】この場合、上記プリント部21に装着され
るインクテープカートリッジ22の種類、つまり、該イ
ンクテープカートリッジ22が有するラベル23及びイ
ンクリボン24の幅に応じて、サーマルプリントヘッド
34における熱転写駆動範囲が制御される。なお、図2
において、16aはカッタボタン16のスライドに伴い
上記ラベル排出口15に突出してラベル23を切断する
ためのカッタである。
【0022】一方、上記プリント部21における上記イ
ンクテープカートリッジ22の装着部上側面には、その
一端にラベル幅検知スイッチ35が、その他端にカート
リッジ検知スイッチ36が設けられる。
【0023】図3は上記ラベルプリンタのプリント部2
1におけるラベル幅及びカートリッジの検知構造を示す
もので、まず、ラベル幅検知スイッチ35は、インクテ
ープカートリッジ22がプリント部基体37に立設散在
するガイドピン37a〜37dに沿って装着された際
に、そのインクテープカートリッジ22の側面下縁に押
圧されて下降動作する幅検知可動板35aと、この幅検
知可動板35aによる幅検知位置を電圧信号に変換する
可変抵抗器35bと、この可変抵抗器35bにより得ら
れる電圧信号を導出する幅検知信号出力線35cとから
なり、幅検知可動板35aの押圧下降位置に応じたレベ
ルの電圧信号によりインクテープカートリッジ22の
幅、つまりはラベル(粘着テープ)23及びインクリボ
ン24の幅が検出される。
【0024】また、カートリッジ検知スイッチ36は、
インクテープカートリッジ22が上記同様にしてプリン
ト部21に装着された際に、そのインクテープカートリ
ッジ22の側面下縁に押圧されて下降動作するカートリ
ッジ検知可動板36aと、このカートリッジ検知可動板
36aの下降動作時に電気信号を出力するマイクロスイ
ッチ36bとからなり、このマイクロスイッチ36bか
らの電気信号によりインクテープカートリッジ22がプ
リント部21に装着されたこと、つまり、被印字媒体と
なるラベル23及びインクリボン24の装着完了状態が
検出される。
【0025】図4は上記ラベルプリンタのプリント部2
1におけるラベル幅及びカートリッジの検知状態を示す
もので、同図(A)は例えば9mm幅のラベル23が収納
されたインクテープカートリッジ22に対する検知状態
を示し、同図(B)は例えば18mm幅のラベル23が収
納されたインクテープカートリッジ22に対する検知状
態を示している。
【0026】この場合、プリント部21に対する各イン
クテープカートリッジ22の装着高さは、プリント部基
体37に立設されたガイドピン37a〜37dにより規
制され、常時その天板が同一の高さに設定されるもの
で、図4(A)で示すように、幅検知可動板35aの下
降量が少ない状態では、9mm幅のラベル23を有するイ
ンクテープカートリッジ22が装着されていることにな
り、また、図4(B)で示すように、幅検知可動板35
aの下降量が大きい状態では、18mm幅のラベル23を
有するインクテープカートリッジ22が装着されている
ことになる。
【0027】一方、カートリッジ検知スイッチ36にお
いては、カートリッジ検知可動板36aが下降動作する
状態であれば、その下降量に拘らずインクテープカート
リッジ22が装着されていることになる。
【0028】図5は上記ラベルプリンタにおける電子回
路の構成を示すもので、同図において、41は回路各部
の動作制御を司る制御部であり、この制御部41には、
前記キー入力部12及び表示部13の他、作成された被
印字文字列を記憶するための印字データメモリ42が接
続されると共に、印字駆動回路を備えた印字部43が接
続される。
【0029】印字データメモリ42には、1ラベル毎に
対応作成された被印字文字列が、停止コードにより区切
られて記憶されるもので、この被印字文字列は、印字モ
ードの設定により順次制御部41に読出され表示部13
に表示される。
【0030】一方、前記ラベル幅検知スイッチ35とカ
ートリッジ検知スイッチ36とを備えたテープ検知部4
4において、そのラベル幅検知信号は制御部41及び印
字部43に出力され、また、カートリッジ検知信号は印
字部43に出力されると共に、前記プラテンローラ33
を回転させるためのテープ送りモータ45に出力され
る。
【0031】そして、このテープ送りモータ45による
ラベル23及びインクリボン24の搬送速度は、印字部
43におけるサーマルプリントヘッド34の印字駆動タ
イミングに応じて制御される。
【0032】印字部43は、印字データ記憶部42から
順次読出される被印字文字列の、予め設定された印字書
式情報に対応した印字処理を行なうべく、サーマルプリ
ントヘッド34の印字動作を制御すると共に、リボン巻
取り軸30及びプラテンローラ33それぞれの回転動作
を制御するもので、この印字部43において、上記テー
プ検知部44からのラベル幅検知信号及びカートリッジ
検知信号に応じて、サーマルプリントヘッド34の印字
駆動範囲が制御される。
【0033】図6は上記ラベルプリンタの印字部43に
おける印字駆動回路の構成を示すもので、サーマルプリ
ントヘッド34は、16mm幅で128dots(8dots/m
m)の発熱体34 1〜34128 を備えており、そのそれ
ぞれの発熱体34 1〜34128は個々に対応するドライ
バ46 1〜46128 を通して発熱駆動される。
【0034】上記各ドライバ46 1〜46128 は、それ
ぞれ印字制御ゲートG1 あるいはG2 により印字許可信
号が与えられる状態で、被印字データのキャラクタパタ
ーンに応じたドット駆動信号が与えられた際に、各対応
する発熱体34 1〜34128を発熱駆動するもので、上
記印字制御ゲートG1 は、9mm幅のラベル23に対する
8mm幅の印字範囲に対応した各発熱体3433〜3496
ドライバ4633〜4696に印字許可信号を供給し、ま
た、印字制御ゲートG2 は、上記8mm幅の印字範囲に対
応した発熱体ドライバ4633〜4696を除く18mm幅の
ラベル23に対する16mm幅の印字範囲に対応した各発
熱体34 1〜3432,3497〜34128のドライバ46
1〜4632,4697〜46128 に印字許可信号を供給す
る。
【0035】一方、テープ検知部44において、ラベル
幅検知スイッチ35から出力されるラベル幅検知信号
は、A/D変換部35dを介してデジタル値に変換され
た後、さらに、デコーダ35eを介して、9mm幅ラベル
の検知時には“0”、18mm幅ラベルの検知時には
“1”となる2値信号に変換されるもので、このデコー
ダ35eにより2値信号として得られるラベル幅検知信
号は、上記印字制御ゲートG2 に出力される。
【0036】また、カートリッジ検知スイッチ36から
のカートリッジ検知信号は、上記各印字制御ゲートG1
及びG2 に出力されると共に、前記テープ送りモータ4
5に対しその回転許可信号として出力される。そして、
キー入力部12の印字開始キーの操作に応じて制御部4
1から出力される印刷信号は、上記各印字制御ゲートG
1 及びG2 に出力される。
【0037】つまり、印字制御ゲートG1 は、カートリ
ッジ検知スイッチ36からカートリッジ検知信号が与え
られる状態で、制御部41から印刷信号が与えられた際
に上記印字許可信号を出力し、また、印字制御ゲートG
2は、カートリッジ検知スイッチ36からカートリッジ
検知信号が与えられると共に、ラベル幅検知スイッチ3
5から18mm幅ラベルの検知信号が与えられる状態で、
制御部41から印刷信号が与えられた際に上記印字許可
信号を出力することになる。次に、上記構成によるラベ
ルプリンタの印字動作について説明する。
【0038】すなわち、印字データメモリ42に記憶さ
れた被印字データは、キー入力部12における印字開始
キーの操作に応じて制御部41に読出されてキャラクタ
パターンに変換され、順次1ドットラインずつ所定の印
字タイミングで印字部43に転送される。
【0039】ここで、プリント部21に対し、18mm幅
のラベル23を有するインクテープカートリッジ22が
装着されている場合には、テープ検知部44のラベル幅
検知スイッチ35からは18mm幅ラベルの検知信号
“1”が出力され、カートリッジ検知スイッチ36から
はカートリッジ検知信号が出力されると共に、制御部4
1からは印刷信号が出力されているので、印字部43に
おける各印字制御ゲートG1 ,G2 からは、何れも印字
許可信号が各発熱体ドライバ46 1〜46128 に対し供
給されるようになる。
【0040】この場合、サーマルプリントヘッド34の
16mm幅全印字範囲に対応する発熱体34 1〜34128
が発熱スタンバイ状態となるもので、これにより、上記
プリント部21に装着されているインクテープカートリ
ッジ22の18mm幅ラベル23には、被印字データのキ
ャラクタパターンに応じた128ドット駆動信号に対応
して16mm幅の印字出力が行なわれるようになる。
【0041】また、キー入力部12における印字開始キ
ーが操作された際に、プリント部21に対し、9mm幅の
ラベル23を有するインクテープカートリッジ22が装
着されている場合には、テープ検知部44のラベル幅検
知スイッチ35からは9mm幅ラベルの検知信号“0”が
出力され、カートリッジ検知スイッチ36からはカート
リッジ検知信号が出力されると共に、制御部41からは
印刷信号が出力されているので、印字部43において
は、一方の印字制御ゲートG1 のみから、発熱体ドライ
バ4633〜4696に対し印字許可信号が供給されるよう
になる。
【0042】この場合、サーマルプリントヘッド34の
8mm幅印字範囲に対応する発熱体3433〜3496のみが
発熱スタンバイ状態となるもので、これにより、上記プ
リント部21に装着されているインクテープカートリッ
ジ22の9mm幅ラベル23には、被印字データのキャラ
クタパターンに応じた64ドット駆動信号に対応して8
mm幅の印字出力が行なわれるようになる。
【0043】ここで、上記9mm幅ラベル23を有するイ
ンクテープカートリッジ22の装着状態では、印字制御
ゲートG2 から印字許可信号が出力されず、上記8mm幅
印字範囲外の発熱体34 1〜3432,3497〜34128
による発熱印字動作は阻止されるので、サーマルプリン
トヘッド34のラベル23及びインクリボン24が存在
接触しないヘッド部分の無駄な発熱が阻止され、異常発
熱によるサーマルプリントヘッド34の損傷が防止され
るようになる。
【0044】また、プリント部21に対しインクテープ
カートリッジ22を装着しない状態では、カートリッジ
検知スイッチ36からその検知信号が出力されないの
で、印字制御ゲートG1 ,G2 からは何れも印字許可信
号が出力されなくなるもので、この場合、サーマルプリ
ントヘッド34に対する全ての発熱体34 1〜34128
の発熱印字動作が阻止されると共に、テープ送りモータ
45の回転動作も阻止されるので、ラベル23及びイン
クリボン24の全く存在接触しないサーマルプリントヘ
ッド34の発熱が阻止され、その損傷が防止されるばか
りでなく、プラテンローラ33との摩擦によるヘッド面
摩耗も防止され、サーマルプリントヘッド34の寿命を
延ばすことができる。
【0045】したがって、上記構成のラベルプリンタに
よれば、テープ検知部44におけるカートリッジ検知ス
イッチ36によりインクテープカートリッジがプリント
部に収納されていないことが検知された場合には、印字
制御ゲートG1 ,G2 を通してサーマルプリントヘッド
34全体の発熱体34 1〜34128 の発熱駆動を阻止
し、また、インクテープカートリッジがプリント部に収
納されている状態で、ラベル幅検知スイッチ35により
サーマルプリントヘッド34より狭い9mm幅のラベルが
検知された場合には、印字制御ゲートG2 を通して該ラ
ベルが存在しない部分のみに対応するサーマルプリント
ヘッド34の発熱体34 1〜3432,3497〜34128
の発熱駆動を阻止するよう構成したので、サーマルプリ
ントヘッド34に対しラベル23及びインクリボン24
が接触しない部分の異常な発熱を防止することができ、
その長寿命化を図ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、印字ヘッ
ドと、この印字ヘッドにより印字できる幅以下の被印字
媒体を収納する収納部と、この収納部に被印字媒体が収
納されているか否かを検知する収納検知手段と、上記収
納部に収納されている被印字媒体の幅を検知する幅検知
手段と、上記収納検知手段及び幅検知手段による検知結
果に応じて上記印字ヘッドの駆動を制御する印字駆動制
御手段とを備えて構成したので、例えば狭い幅のラベル
を有するカートリッジの装着時にあっては、該ラベルが
存在しない部分の発熱素子が発熱動作することなく、サ
ーマル印字ヘッドの寿命が損なわれるのを防止すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字装置の一実施例に係わるラベルプ
リンタの外観構成を示す図。
【図2】上記ラベルプリンタのプリント部の構成を示す
図。
【図3】上記ラベルプリンタのプリント部におけるラベ
ル幅及びカートリッジの検知構造を示す図。
【図4】上記ラベルプリンタのプリント部におけるラベ
ル幅及びカートリッジの検知状態を示す図。
【図5】上記ラベルプリンタにおける電子回路の構成を
示すブロック図。
【図6】上記ラベルプリンタの印字部における印字駆動
回路の構成を示す図。
【符号の説明】
11…本体ケース、12…キー入力部、13…表示部、
14…電源スイッチ、15…ラベル排出口、16…カッ
タボタン、16a…カッタ、21…プリント部、22…
インクテープカートリッジ、23…ラベル、24…イン
クリボン、25…転写部、26…ケース蓋、27…ラベ
ル繰出しスプール、28…スプール軸、29…リボン巻
取りスプール、30…リボン巻取り軸、31a,1b…
カートリッジの窪み、32a…カートリッジガイド、3
2b…カートリッジ押え用フック、33…プラテンロー
ラ、34…サーマルプリントヘッド、34 1〜34128
…発熱体、35…ラベル幅検知スイッチ、35a…幅検
知可動板、35b…可変抵抗器、35c…幅検知信号出
力線、35d…A/D変換部、35e…デコーダ、36
…カートリッジ検知スイッチ、36a…カートリッジ検
知可動板、36b…マイクロスイッチ、37…プリント
部基体、37a〜37d…ガイドピン、41…制御部、
42…印字データメモリ、43…印字部、44…テープ
検知部、45…テープ送りモータ、46 1〜46128
ドライバ、G1 ,G2 …印字制御ゲート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドと、 この印字ヘッドにより印字できる幅以下の被印字媒体を
    収納する収納部と、 この収納部に被印字媒体が収納されているか否かを検知
    する収納検知手段と、 上記収納部に収納されている被印字媒体の幅を検知する
    幅検知手段と、 上記収納検知手段及び幅検知手段による検知結果に応じ
    て上記印字ヘッドの駆動を制御する印字駆動制御手段
    と、を具備したことを特徴とする印字装置。
JP22018991A 1991-01-31 1991-08-30 印字装置 Expired - Lifetime JP2536344B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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