JPH0557738U - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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Publication number
JPH0557738U
JPH0557738U JP12392U JP12392U JPH0557738U JP H0557738 U JPH0557738 U JP H0557738U JP 12392 U JP12392 U JP 12392U JP 12392 U JP12392 U JP 12392U JP H0557738 U JPH0557738 U JP H0557738U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
operator
switch
manipulator
switch device
Prior art date
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Pending
Application number
JP12392U
Other languages
English (en)
Inventor
伸之 二宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP12392U priority Critical patent/JPH0557738U/ja
Publication of JPH0557738U publication Critical patent/JPH0557738U/ja
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  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降体を介することなくスライダが直接駆動
できるようにしてスライド操作時の操作性を高め、かつ
スライド操作時に押し込み力が作用しても誤ってプッシ
ュ操作がなされぬようにして信頼性を高めた、スイッチ
装置を提供する。 【構成】 スライダ5から突出し、該スライダ5および
昇降体8を一体にスライド操作するための第1の操作子
7と、昇降体8から突出して上記第1の操作子7に隣接
し、該昇降体8をプッシュ操作するための第2の操作子
10とを設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スライドスイッチとしてもプッシュスイッチとしても使用できるス イッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のスイッチ装置は、通常、複数個所に固定接点を設けた基板と、この基 板に対してスライド自在に保持されたスライダと、このスライダに昇降自在に組 み込まれた昇降体と、この昇降体から突出する操作子と、この操作子に取り付け られた化粧つまみと、この化粧つまみや上記基板を保持するケースとを具備して おり、スライダや昇降体に付設した可動接片を上記固定接点に接離させてスイッ チングが行われるようになっている。すなわち、操作子と一体の化粧つまみを手 指にて駆動し、該操作子を基板に沿ってスライド操作すると、昇降体を介してス ライダが同方向に駆動されてスイッチングが行え、また、該操作子をプッシュ操 作すると、昇降体が押し込み方向に駆動されてスイッチングが行えるので、1つ のスイッチ装置をスライドスイッチとしてもプッシュスイッチとしても使用する ことができる。
【0003】 なお、このようなスイッチ装置の従来例としては、実開昭64−54232号 公報記載のものが挙げられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この種のスイッチ装置ではスライダに組み込む昇降体が円滑にプッ シュ操作できるようにするため、これらスライダと昇降体との間にクリアランス を確保しておく必要があるが、上記したように従来品は昇降体から突出する操作 子を介してスライダおよび昇降体を駆動するので、スライド操作時に上記クリア ランスの影響で該操作子にガタや傾きが発生しやすく、良好な操作性が得にくい という不具合があった。また、かかる従来品はスライド操作時に該操作子を若干 押し込んでしまうことが多いので、昇降体が意図せずプッシュ操作されるという 誤動作を起こす虞があった。
【0005】 本考案はこのような従来技術の課題に鑑みてなされたもので、その目的は、プ ッシュ操作時の操作性を損なうことなくスライド操作時に良好な操作性が期待で きて信頼性も高いスイッチ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した本考案の目的は、基板に対してスライド自在なスライダと、該スライ ダに対して昇降自在な昇降体とを組み合わせ、スライドスイッチとしての機能と プッシュスイッチとしての機能とを併せ持つスイッチ装置において、上記スライ ダから突出し、該スライダおよび上記昇降体を一体にスライド操作するための第 1の操作子と、上記昇降体から突出して上記第1の操作子に隣接し、該昇降体を プッシュ操作するための第2の操作子とを設けることによって達成される。
【0007】
【作用】
上記手段によれば、第1の操作子をスライド操作すると昇降体を介することな くスライダが直接駆動されるので、昇降体とスライダ間のクリアランスが該操作 子のガタや傾きを誘発する虞がなくなり、また、第1の操作子とは別にプッシュ 操作用の第2の操作子が設けてあるが、この第2の操作子は、スライド操作時に 第1の操作子に押し込み力が加わっても誤ってプッシュ操作されてしまう虞がな いので、誤動作が防止できる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案によるスイッチ装置の一実施例を図1乃至図4に基づいて説明す る。ここで、図1はスイッチ本体の構成を説明するための分解斜視図、図2は該 スイッチ本体の断面図、図3は該スイッチ本体を含むスイッチ装置全体の分解斜 視図、図4は該スイッチ装置の断面図である。
【0009】 図1,2に示すスイッチ本体1は、有底箱形に成形されて内底面(基板面)に 幅広な第1の固定接点3および幅狭な第2の固定接点4を露出せしめたウェハ2 と、このウェハ2内にスライド自在に組み込まれて二股状の可動接片6を付設し たスライダ5と、このスライダ5に延出形成されてウェハ2の窓部2aから突出 する第1の操作子7と、スライダ5内に昇降自在に組み込まれて帯状の可動接片 9を付設した昇降体8と、この昇降体8に延出形成されて第1の操作子7内に位 置する第2の操作子10と、スライダ5内に組み込まれて昇降体8を第2の操作 子10側へ弾性付勢する圧縮ばね11と、ウェハ2内にスライダ5を収納すべく 該ウェハ2に取り付けられる金属板12とによって構成されている。
【0010】 すなわち、このスイッチ本体1は、図2に明らかなように、ウェハ2の窓部2 aから外方へ、スライダ5と一体の第1の操作子7と、昇降体8と一体で第1の 操作子7に覆われた第2の操作子10とが突出しており、第1の操作子7を窓部 2aの長手方向に沿ってスライド操作すると、スライダ5が同方向に駆動されて 第1の固定接点3に対する可動接片6の接触位置を変化させることができ、スラ イドスイッチとしてのスイッチングが行えるようになっている。また、第2の操 作子10を圧縮ばね11のばね力に抗してプッシュ操作すると、昇降体8が押し 込み方向に駆動されて可動接片9を第2の固定接点4に接触させることができ、 プッシュスイッチとしてのスイッチングが行えるようになっている。なお、スラ イダ5および第1の操作子7と、昇降体8および第2の操作子10との間には、 プッシュ操作が円滑に行えるようにするためのクリアランスが確保してある。
【0011】 上記スイッチ本体1は、図3,4に示すように、ケース13上にウェハ2を載 置・固定し、第1の操作子7に化粧つまみ14を取り付けるとともに、この化粧 つまみ14内に昇降自在に組み込まれる押釦15を第2の操作子10に当接させ て、スライドスイッチとしてもプッシュスイッチとしても使用できるスイッチ装 置に組み立てられる。ここで、化粧つまみ14は、ケース13の長孔13aに沿 ってスライド自在となるように該ケース13に取り付けられた後、その凹所14 a内に押釦15を組み込んだ状態でスイッチ本体1の第1の操作子7を嵌め込む が、図3に明らかなように、化粧つまみ14の凹所14aはスライド操作方向お よびプッシュ操作方向に対して略直角な方向に向けて開放してあるので、該凹所 14aの開放した側から第1の操作子7を挿入して嵌め込めば、化粧つまみ14 と該操作子7との位置合わせが容易であるとともに、スイッチ本体1の接点部が 嵌め込み時に損傷する虞がなくなり、この化粧つまみ14を介してスライド操作 される第1の操作子7と該つまみ14との取付強度が操作力によって劣化する心 配もない。また、押釦15は、図4に明らかなように、第2の操作子10によっ て同図の左方向へ常時付勢されるが、鍔部15aを化粧つまみ14の透孔14b の周縁部に当接させることによって抜け止め状態に保持され、この押釦15を介 して第2の操作子10のプッシュ操作が行える。なお、図4中の符号16は、ウ ェハ2を搭載してケース13に固定されるプリント配線板を示している。
【0012】 このように、上記実施例は、スライド操作用の第1の操作子7内にプッシュ操 作用の第2の操作子10が組み込んであり、第1の操作子7をスライド操作すれ ばスライダ5が直接駆動できるので、昇降体8とスライダ5間のクリアランスが 該操作子7のガタや傾きを誘発する虞がなく、よってプッシュ操作時の操作性を 損なうことなくスライド操作時に良好な操作性が期待できる。また、第1の操作 子7をスライド操作すると第2の操作子10も追動するが、このとき、第1の操 作子7に押し込み力が作用したとしても、直接駆動されない第2の操作子10に はスライド方向の操作力しか作用しないので、該操作子10がスライド操作時に 誤ってプッシュ操作されるという誤動作が防止でき、信頼性が高まっている。
【0013】 なお、上記実施例ではスライド操作用の第1の操作子7の内側にプッシュ操作 用の第2の操作子10を位置させているが、両操作子7,10は互いに独立して 操作しやすいように配慮した隣接関係にあればよいので、第1の操作子7の基部 外側を覆うように第2の操作子10を位置させてもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、スライド操作用の操作子とプッシュ操作用の操作子とを 区別して設けた本考案によれば、スライド操作時にスライダを直接駆動すること ができるので、ガタや傾きが起こりにくくなって操作性が向上するとともに、ス ライド操作時に誤ってプッシュ操作がなされるという誤動作が起こりにくくなっ て信頼性が向上し、前記従来技術の課題を解消した優れたスイッチ装置を提供す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るスイッチ本体の分解斜
視図である。
【図2】該スイッチ本体の断面図である。
【図3】該スイッチ本体を含むスイッチ装置全体の分解
斜視図である。
【図4】該スイッチ装置の断面図である。
【符号の説明】
1 スイッチ本体 2 ウェハ 3,4 固定接点 5 スライダ 6,9 可動接片 7 第1の操作子 8 昇降体 10 第2の操作子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に対してスライド自在なスライダ
    と、該スライダに対して昇降自在な昇降体とを組み合わ
    せ、スライドスイッチとしての機能とプッシュスイッチ
    としての機能とを併せ持つスイッチ装置において、上記
    スライダから突出し、該スライダおよび上記昇降体を一
    体にスライド操作するための第1の操作子と、上記昇降
    体から突出して上記第1の操作子に隣接し、該昇降体を
    プッシュ操作するための第2の操作子とを設けたことを
    特徴とするスイッチ装置。
JP12392U 1992-01-07 1992-01-07 スイッチ装置 Pending JPH0557738U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12392U JPH0557738U (ja) 1992-01-07 1992-01-07 スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12392U JPH0557738U (ja) 1992-01-07 1992-01-07 スイッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0557738U true JPH0557738U (ja) 1993-07-30

Family

ID=11465264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12392U Pending JPH0557738U (ja) 1992-01-07 1992-01-07 スイッチ装置

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JP (1) JPH0557738U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5714936B2 (ja) * 1973-11-21 1982-03-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5714936B2 (ja) * 1973-11-21 1982-03-27

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