JPH0557673A - 切断装置における切断刃支持装置 - Google Patents

切断装置における切断刃支持装置

Info

Publication number
JPH0557673A
JPH0557673A JP22147391A JP22147391A JPH0557673A JP H0557673 A JPH0557673 A JP H0557673A JP 22147391 A JP22147391 A JP 22147391A JP 22147391 A JP22147391 A JP 22147391A JP H0557673 A JPH0557673 A JP H0557673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
cutting blade
blade
cutter
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22147391A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Ecchu
修 越中
Kazuo Oishi
一雄 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OISHI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
OISHI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OISHI SEISAKUSHO KK filed Critical OISHI SEISAKUSHO KK
Priority to JP22147391A priority Critical patent/JPH0557673A/ja
Publication of JPH0557673A publication Critical patent/JPH0557673A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 精度の良い切断状態が長期間にわたって得ら
れるようにすること。 【構成】 前部に線状の刃部12aを備えその線状刃部
12aの長手方向に沿って往復運動することで切断対象
材料を切断する切断刃12を設け、その切断刃12の前
記往復運動を案内支持する案内支持手段を設けてある切
断装置における切断刃支持装置において、前記案内支持
手段は、少なくとも、切断刃12の左右両側面12c,
12c及び背面12dの3面に、それぞれ外周面のみで
接触して遊転するローラー22,23,23を個別に設
けて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、型紙に倣って
布地や皮革や金属板等を切断してゆく切断刃などを対象
にし、これらの切断刃を支持する装置であって、さらに
詳しくは、前部に線状の刃部を備えその線状刃部の長手
方向に沿って往復運動することで切断対象材料を切断す
る切断刃を設け、その切断刃の前記往復運動を案内支持
する案内支持手段を設けてある切断装置における切断刃
支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は裁断機の概要を示し、この裁断機
は、布地や皮革等の材料を対象に切断してゆくものであ
る。同裁断機は、裁断対象材料Mを載置する支持台1
と、この支持台1の長手方向に往復移動自在な裁断装置
本体2とを備えている。装置本体2には、前記長手方向
に直交する方向に長手方向が向くガイドレール3が設け
られ、同レール3に沿って往復移動自在な裁断ヘッド4
が設けられている。同ヘッド4は、穿孔具(図示省略)
と回転自在なカッター(切断刃)5を備えている。この
裁断機は、図示はされてないが、CCDスキャナーで型
紙から読み取りCADシステムで処理した裁断・穿孔情
報、或いは、CADシステムに直接入力した裁断・穿孔
情報に基づいて、型紙形状、或いは、任意形状に裁断並
びに穿孔ができるように構成されている。ところで、同
裁断機には、両面が刃面になったカッター5が上下に往
復運動して裁断をするように装備されているが、このカ
ッター5は、平面上で直線状だけでなく曲線状にも進み
ながら対象材料を切断してゆくため、後方だけでなく左
右の方向にも力が作用するのが通例である。そのため、
図4に示すように、カッター5の背部に、軸方向両側に
フランジを備えたローラーを配し、このフランジがカッ
ター5を両側方から受け止めるようにすることで、カッ
ター5を後方からのみならず左右方向に対して保持し、
裁断精度の向上を図るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにフランジつ
きのローラーでカッター5を受け止めるようにすると、
ローラーのフランジがカッター5に摺接して、フランジ
の方が損耗しやすくなり、その結果、カッター5とフラ
ンジ間に間隙が生じて裁断精度が低下してくる問題があ
った。本発明は、精度の良い切断状態が長期間にわたっ
て得られるようにすることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、前部に
線状の刃部を備えその線状刃部の長手方向に沿って往復
運動することで切断対象材料を切断する切断刃を設け、
その切断刃の前記往復運動を案内支持する案内支持手段
を設けてある切断装置における切断刃支持装置において
次のように構成することにある。つまり、前記案内支持
手段は、少なくとも、切断刃の左右両側面及び背面の3
面に、それぞれ外周面のみで接触して遊転するローラー
を個別に設けて構成されている。
【0005】
【作用】案内支持手段は、少なくとも、切断刃の左右両
側面及び背面の3面に、それぞれ外周面のみで接触して
遊転するローラーを個別に設けて構成されているので、
切断刃と摺接する要素がなく、案内支持手段が摩耗せ
ず、切断刃を常に精度良く案内支持するようになる。
【0006】
【発明の効果】その結果、精度の良い切断状態が長期間
にわたって得られるようになった。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1、図2は、裁断機についての一実施例を示し
ている。同裁断機は、図5に示す上述した形式のもの
で、支持台には、植毛マット10が載せられ、同マット
10には複数の吸引孔が開けられている。図示省略した
吸引機構により下向きに負圧吸引力を発生させること
で、吸引孔にその吸引力が生じ、これにより、マット1
0上に載置される裁断対象材料Mが望ましい位置に定着
される構成となっている。一方、ガイドレール3に移動
自在に設けられたヘッド4には、図示されてないシリン
ダにより昇降自在な回転ヘッド11が設けられ、同ヘッ
ド11が回転自在にもなっている。回転ヘッド11に
は、昇降できるとともに回転中心Rのまわりに回転自在
なカッター12が設けられている。このカッター12
は、上下に長手状のもので、図2に横断面が示されてい
るように、線状の刃先12aを形成する両刃面12b,
12bとそれに続く後側面12c,12cとを備えてい
るとともに、背面12dを備えている。裁断対象材料M
は別途押さえ板15で押さえられる。この押さえ板15
は、図1の実線高さが上昇限であり、この高さから1段
階下の仮想線高さまでの範囲aは、第1シリンダ16の
作動で昇降自在になっている。この高さから2段階下の
仮想線高さであるマット10の表面までの高さ範囲(材
料の厚み対応範囲)bでの昇降は、第2シリンダ17の
作動でなされる。この押さえ板15内には、ベアリング
18で縦軸まわりに回転するターンブロック19が取り
付けられている。この押さえ板15は、ガイド20で昇
降が案内される一方、カッター12もこのガイド20で
案内される。カッター12は、押さえ板15の側とは独
立して昇降制御される。
【0008】ところで、本発明にかかる切断刃支持装置
は、ターンブロック19の内部に構成されている。同ブ
ロック19は、外周が円形で内周がやや変形的である。
すなわち、内周部分は、上部がほぼ半円月状の平面形状
で浅い凹み19aとされ、下部が大小2つの矩形を合わ
せたような平面形状で上下に貫通状になったセッティン
グ孔19bとされている。セッティング孔19b内に
は、ローラーブロック21が凹み19aに止め付けられ
て固定されている。ローラーブロック21には、押さえ
板15の孔15aに通るカッター12を案内支持する3
個のローラーが取り付けられている。図3にも示すよう
に、1つは、カッター12の背面12dに面接触する背
部ローラー22であり、他の2つは、カッター12の後
側面12c,12cにそれぞれ面接触する側部ローラー
23,23である。各ローラー22,23は、相手側に
対してその外周面だけで接触し何ら摺接する部分をもた
ない。背部ローラー22と側部ローラー23の各軸2
4,25は互いに直交する。
【0009】押さえ板15は裁断対象材料Mを押さえ付
けながら進行してゆき、カッター12は、上下に運動す
ることで切断作業が進行してゆく。もちろん、同カッタ
ー12は回転運動もする。カッター12は、このような
運動中、背部ローラー22と側部ローラー23,23の
3個のローラーで後方及び左右両側に支持されながら案
内され、この案内支持が、摺接のない状態で行なわれる
ので、ローラーに何ら摩耗が生じない。その結果、カッ
ター12とローラーとの間に間隙が生じるようなことが
なく、常に精度良くカッター12が支持されて安定に作
動し、これにより、精度の良い切断状態が長期間にわた
って得られるようになる。
【0010】〔別実施例〕前記ローラーは、たとえば、
背部ローラー22を上下2段に設けたり、側部ローラー
23を上下2段に設けてもよい。
【0011】尚、特許請求の範囲の項には図面との対照
を便利にする為に符号を付してあるが、該付記により本
発明が添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】裁断機についての実施例を示す正面図
【図2】図1のII−II線断面図
【図3】要部の断面図
【図4】従来例を示す断面図
【図5】裁断機を概要的に示す斜視図
【符号の説明】
12 カッター 12a 刃部 12c 刃側面 12d 刃背面 22,23 ローラー M 裁断対象材料(切断対象材料)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部に線状の刃部(12a)を備えその
    線状刃部(12a)の長手方向に沿って往復運動するこ
    とで切断対象材料(M)を切断する切断刃(12)を設
    け、その切断刃(12)の前記往復運動を案内支持する
    案内支持手段を設けてある切断装置における切断刃支持
    装置において、前記案内支持手段は、少なくとも、切断
    刃(12)の左右両側面(12c),(12c)及び背面
    (12d)の3面に、それぞれ外周面のみで接触して遊
    転するローラー(22),(23),(23)を個別に設け
    て構成されている切断装置における切断刃支持装置。
JP22147391A 1991-09-02 1991-09-02 切断装置における切断刃支持装置 Pending JPH0557673A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22147391A JPH0557673A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 切断装置における切断刃支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22147391A JPH0557673A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 切断装置における切断刃支持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0557673A true JPH0557673A (ja) 1993-03-09

Family

ID=16767272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22147391A Pending JPH0557673A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 切断装置における切断刃支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0557673A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102343595A (zh) * 2011-08-19 2012-02-08 联塑科技发展(武汉)有限公司 一种滑动式刀片管材切割机
KR20210112764A (ko) * 2020-03-06 2021-09-15 황창규 비닐 절단장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62297092A (ja) * 1986-05-08 1987-12-24 ガ−バ−・サイエンティフィック・インコ−ポレ−テッド シート状材料を裁断するためのカッターヘッド

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62297092A (ja) * 1986-05-08 1987-12-24 ガ−バ−・サイエンティフィック・インコ−ポレ−テッド シート状材料を裁断するためのカッターヘッド

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102343595A (zh) * 2011-08-19 2012-02-08 联塑科技发展(武汉)有限公司 一种滑动式刀片管材切割机
KR20210112764A (ko) * 2020-03-06 2021-09-15 황창규 비닐 절단장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5982970B2 (ja) パンチプレスの追い抜き金型および板材の長孔形成方法
US3926082A (en) Punching device having adjustable guide retainer
JPH0557673A (ja) 切断装置における切断刃支持装置
US6145359A (en) Device for forming cutting blade for prints
JPH11197968A (ja) 複合加工機及びこの複合加工機を用いた板材加工方法
US4241631A (en) Machine for punching, nibbling, rounding off and cutting any kind of sheets or plates, and for similar operations
JPH0790274B2 (ja) 曲げ装置
CN214446938U (zh) 一种多功能复合膜切机的张力调节机构
KR20140038643A (ko) Nct의 휠타입 금형
KR20010061705A (ko) 금속판재 가공장치
KR200188901Y1 (ko) 금속판재 가공장치
JP3860517B2 (ja) パイプ材の切込溝加工方法およびその装置
JPH091242A (ja) 曲げ金型装置及び曲げ加工機
JP3946564B2 (ja) パンチプレスによる立ち上げ、立ち下げ加工方法およびその方法に使用するパンチ金型並びにダイ金型
JPH03502430A (ja) 高精度パンチおよびダイス装置
KR20200013186A (ko) 로터리 방식 마그네틱 실린더에 플렉서블 블레이드가 장착된 톰슨장치
JP3849568B2 (ja) ロータリーカム式プレス装置
JP3894798B2 (ja) 板材切断機
JP4475494B2 (ja) 被加工板の押え切断装置
JPH0450977Y2 (ja)
JPH08107659A (ja) 円筒鋼板の成形方法及び成形装置
JPH0732066A (ja) タレットパンチプレス
JP2545176B2 (ja) パンチングマシンの成形用金型
JPH039941Y2 (ja)
CN117822305A (zh) 一种裁床的裁切刀组件及裁床