JPH055710U - ゴミ吸引輸送装置 - Google Patents

ゴミ吸引輸送装置

Info

Publication number
JPH055710U
JPH055710U JP1688591U JP1688591U JPH055710U JP H055710 U JPH055710 U JP H055710U JP 1688591 U JP1688591 U JP 1688591U JP 1688591 U JP1688591 U JP 1688591U JP H055710 U JPH055710 U JP H055710U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
pipe
transportation
transport
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1688591U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2542582Y2 (ja
Inventor
一平 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinmaywa Industries Ltd filed Critical Shinmaywa Industries Ltd
Priority to JP1991016885U priority Critical patent/JP2542582Y2/ja
Publication of JPH055710U publication Critical patent/JPH055710U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2542582Y2 publication Critical patent/JP2542582Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuse Collection And Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ゴミ吸引輸送装置のゴミ吸引,輸送のための制
御を簡素化する。 【構成】ゴミ貯留排出機1の下方に、輸送管Dに接続さ
れるゴミの投入管2を設ける。輸送管Dの投入管2との
合流部G1 よりも上流側に外部空気を取入れる吸気口9
を設け、輸送管Dの投入管2との合流部G1 よりも下流
側に通路を開閉する開閉弁E1 を設ける。単一の開閉弁
E1 の開閉制御によりゴミの輸送のための制御を簡素化
し、異常事態の発生時に開閉弁E1 を閉じて負圧の供給
を迅速かつ確実に停止させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゴミ貯留排出機から輸送管を介してゴミを吸引,排出するようにし たゴミ吸引輸送装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば実開昭54―16171号公報に開示される如く、ゴミを輸 送するための輸送管の途中に接続される投入管を設け、該投入管に粉砕機で粉砕 されたゴミを投入して、輸送管を介してゴミを吸引,輸送するとともに、輸送管 の投入管との合流部よりも上流側に一次空気を取入れるための吸気口を設けたゴ ミ吸引輸送装置において、投入管の途中と、輸送管の投入管との合流部−吸気口 間の途中にそれぞれ開閉弁を介設し、各開閉弁の開閉を制御することにより、ゴ ミ吸引作業中における負圧を適度に調節することにより、ゴミの吸引,輸送を円 滑に行おうとするものは公知の技術である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように2つの開閉弁の開閉するには多くの手間を必要と し、特に異常事態が発生したときの安全性が十分確保されない虞れがあった。例 えば、ゴミ処理室に隣接する駐車場等で火災が発生した場合、各部が密閉され、 一方の開閉弁が閉になると、ゴミ処理室が輸送管を介して吸引装置により大きな 負圧状態になることがあり、駐車場等も吸引ブロワの最大負圧まで圧力低下する ことになる。したがって、ゴミ処理室や駐車場が大きな負圧状態となるのを回避 すべく、輸送管を閉じて負圧の供給を阻止する必要があるが、特に多くのゴミ処 理室が設置されている場合など、各々2つの開閉弁を有する各ゴミ処理室への配 管を閉じるには多くの手間と長い時間とを要することになる。
【0004】 本考案は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、開閉弁の取付け を簡略化することにより、迅速な開閉操作を可能とし、もって、コストの低減と 安全性の向上とを図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の講じた手段は、図1に示すように、ゴミ貯 留排出機から輸送管を介してゴミを吸引,輸送するようにしたゴミ吸引輸送装置 を対象とする。
【0006】 そして、ゴミ吸引輸送装置の上記ゴミ貯留排出機の下方に、上記輸送管に接続 される投入管を設け、上記輸送管の上記投入管との合流部よりも上流側に外部空 気の吸気口を設ける。
【0007】 さらに、上記輸送管の上記投入管との合流部よりも下流側に輸送管通路を開閉 する開閉弁を設ける構成としたものである。
【0008】
【作用】
以上の構成により、本考案では、ゴミ処理室において、ゴミ処理室に貯留され たゴミが投入管から輸送管に投入され、開閉弁の開閉制御に応じた負圧の供給, 停止により、輸送管を介して吸引,輸送される。
【0009】 そのとき、本考案では開閉弁が輸送管の投入管との合流部よりも下流側に1個 のみ設けられているので、この1個の開閉弁の開閉制御でゴミが円滑に輸送され 、制御構成が簡素化される。また、隣接空間での火災発生時等にゴミ処理室など の過大な負圧を回避すべく輸送管の通路を閉じる操作が単純化され、迅速かつ確 実に輸送管通路の遮断が行われる。さらに、投入管に開閉弁を設ける必要がない ので、投入管のスペ―スが低減されることになる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図1及び図2に基づき説明する。
【0011】 図2はゴミ吸引輸送装置の全体構成を概略的に示し、R1 ,R2 ,…は建物の 地下に設けられた第1,第2,…ゴミ処理室であって、該各ゴミ処理室R1 ,R 2 ,…には管状の排出管Da の分岐管Da1,Da2,…が接続され、さらに、該各 分岐管Da1,Da2,…には、通路を開閉する伝動スライド弁で構成された遮断弁 E1 ,E2 ,…が介設されている。また、Cはゴミ吸引車であって、該ゴミ吸引 車Cには直方体状のゴミ収容タンクTと、該ゴミ収容タンクTに接続された吸込 管Db と、上記ゴミ収容タンクTに隣接して設けられた吸引装置Vとが搭載され ている。すなわち、上記排出管Da と吸込管Db とでゴミを輸送するための輸送 管Dが構成されていて、上記遮断弁E1 ,E2 ,…を開くことにより、上記吸引 装置Vでゴミ収容タンクT及びタンクTに連通する輸送管Dに負圧を供給し、各 ゴミ処理室R1 ,R2 ,…から排出管Da の各分岐管Da1,Da2,…を介して各 ゴミ収容タンクTまでゴミを輸送するようにしている。
【0012】 次に、図1は上記第1ゴミ処理室R1 の内部構造を示し、該ゴミ処理室R1 に は、ゴミを貯留して排出するゴミ貯留排出機としてのダストドラム1が配設され ていて、該ダストドラム1は、ゴミを投入するための投入ゲ―ト1aと、投入さ れたゴミを送り込むスクリュ―1bと、ゴミを排出するための排出ゲ―ト1cと を備えている。また、該ダストドラム1に隣接してゴミを上記輸送管Dに投入す るための投入ホッパ―2が設けられている、該投入ホッパ―2の下部は上記輸送 管Dの排出管Da に連通し、投入ホッパ―2の上部で上記ダストドラム1の排出 ゲ―ト1cが開口している。すなわち、ダストドラム1の投入ゲ―ト1aから投 入されたゴミをスクリュ―1bで排出ゲ―ト1cに送り込み、この排出ゲ―ト1 cから投入ホッパ―2にゴミを投入して、輸送管Dを介し上記ゴミ吸引車Cの吸 引装置Vによりゴミを吸引し、ゴミ収容タンクTまでゴミを輸送するようになさ れている。
【0013】 また、上記輸送管Dの排出管Da の先端開口部10は上記第1ゴミ処理室R1 内で開口しており、さらに、第1ゴミ処理室R1 の隣接する駐車場Pとの間の壁 面には、外部から空気を取入れるための吸気口3が吸気マフラ4を付設して設け られている。すなわち、上記吸引装置Vによるゴミの吸引時、一次空気を上記輸 送管Dの先端開口部10から取り入れる一方、二次空気を投入ホッパ―2の上側 開口から供給しうるようになされている。なお、8a,8bはそれぞれ空調配管 である。そして、上記遮断弁E1 は排出管Da の投入ホッパ―2との合流部G1 よりも下流側に設けられている。
【0014】 さらに、上記第1ゴミ処理室R1 には、室内を作業空間R1aと空気流通空間R 1bとに区画する隔壁7が設けられており、上記空気流通空間R1b内に投入ホッパ ―2が配設されているとともに、上記ダストドラム1の排出ゲ―ト1c、輸送管 Dの先端開口部及び吸気口3の各々が空気流通空間R1b内に臨むようになされて いる。また、ダストドラム1の排出ゲ―ト1cを除く本体部分は隔壁7により作 業空間R1a側に区画されている。すなわち、ゴミ吸引車Cの吸引装置Vにより、 空気流通空間R1b及びダストドラム1内が負圧にされても、作業空間R1a内は略 大気圧に保持され、かつ吸気口3から吸入される外部空気が作業空間R1a側に侵 入することなく、輸送管Dに流通するようになされている。そして、上記空調配 管8a及び8bは作業空間R1aに接続されている。以上、第1ゴミ処理室R1 に ついてのみ説明したが、他の第2,第3,…ゴミ処理室R2 ,R3 ,…について も同様の構成である。
【0015】 したがって、上記実施例では、各ゴミ処理室R1 において、ダストドラム1に 投入されたゴミがダストドラム1に貯溜された後、ダストドラム1の排出ゲ―ト から投入ホッパ―2を介して輸送管D(上記実施例では輸送管Dの排出管Da の 分岐管Da1)に投入される。そして、遮断弁E1 が開かれると吸引装置Vによる 負圧が輸送管Dに供給され、ゴミがゴミ吸引車Cのゴミ収容タンクTに輸送され る。そのとき、ゴミ処理室R1 の吸気口3から取入れられた外部空気が、輸送管 D先端の開口部10からは一次空気として、投入ホッパ―2の上側開口からは二 次空気としてそれぞれ輸送管Dに吸引され、ゴミの輸送が円滑に行われる。
【0016】 ここで、上記実施例では、輸送管Dの投入ホッパ―2との合流部G1 よりも下 流側に遮断弁E1 を1個だけ設けた構造としているので、上記従来のもののよう にゴミの輸送時に2つの開閉弁の開閉を制御するような複雑な手間を要すること なく、1個の遮断弁E1 の開閉制御のみでゴミの輸送作業を行うことができ、制 御構成の簡素化を図ることができる。
【0017】 また、ゴミ処理室R1 ,R,2,…は、臭気や外観上の問題から建物の地下に設 けられることが多く、また、その隣接する空間は上記実施例のごとく駐車場P等 として利用されることが多い。したがって、駐車場Pで火災があった場合、駐車 場Pが密閉されると、各ゴミ処理室R1 ,R2 ,…や駐車場Pが大きな負圧状態 に吸引され、ひいては人体に害を与える虞れがある。したがって、これを回避す べく輸送管Dの通路を迅速に閉鎖する必要があるが、従来のもののように一次空 気側と二次空気側とにそれぞれ開閉弁を設けた構造では、事故の発生時に各開閉 弁を閉じる操作が必要となり、事故に対する迅速な対応が困難となる虞れがある 。また、故障が生じる確率も増大する。それに対して、上記実施例では、単一の 遮断弁E1 を閉じるだけで輸送管Dの通路が遮断され、負圧の供給が停止される ので、火災等の異常発生時にも輸送管Dの通路を閉じる操作を迅速かつ確実に行 うことができる。
【0018】 また、投入ホッパ―2の下部に開閉弁を設ける必要がないので、この部分のス ペ―スが低減されることになる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ゴミ貯留排出機から輸送管を介してゴ ミを吸引,輸送するようにしたゴミ吸引輸送装置において、ゴミ貯留排出機から 輸送管にゴミを投入する投入管と輸送管との合流部よりも下流側に輸送管の通路 を開閉する開閉弁を設けたので、1個の開閉弁の開閉作業によりゴミの輸送の制 御が可能になり、制御の簡素化を図ることができるとともに、火災等の事故の発 生時における通路の遮断操作が迅速かつ確実となり、安全性の向上を図ることが できる。また、投入管下部のスペ―スを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るゴミ処理室付近の構造を
示す縦断面図である。
【図2】ゴミ吸引輸送装置の全体構成を概略的に示す図
である。
【符号の説明】
1 ダストドラム(ゴミ貯留排出機) 2 投入ホッパ―(投入管) D 輸送管 E1 遮断弁(開閉弁) G1 合流部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ゴミ貯留排出機から輸送管を介してゴミ
    を吸引,輸送するようにしたゴミ吸引輸送装置であっ
    て、 上記ゴミ貯留排出機の下方に上記輸送管に接続される投
    入管を設け、上記輸送管の上記投入管との合流部よりも
    上流側に外部空気の吸気口を設けるとともに、上記輸送
    管の上記投入管との合流部よりも下流側に輸送管通路を
    開閉する開閉弁を設けたことを特徴とするゴミ吸引輸送
    装置。
JP1991016885U 1991-03-20 1991-03-20 ゴミ吸引輸送装置 Expired - Lifetime JP2542582Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991016885U JP2542582Y2 (ja) 1991-03-20 1991-03-20 ゴミ吸引輸送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991016885U JP2542582Y2 (ja) 1991-03-20 1991-03-20 ゴミ吸引輸送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH055710U true JPH055710U (ja) 1993-01-26
JP2542582Y2 JP2542582Y2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=11928628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991016885U Expired - Lifetime JP2542582Y2 (ja) 1991-03-20 1991-03-20 ゴミ吸引輸送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2542582Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53111672A (en) * 1977-03-09 1978-09-29 Shin Meiwa Ind Co Ltd Pneumatic refuse transporting system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53111672A (en) * 1977-03-09 1978-09-29 Shin Meiwa Ind Co Ltd Pneumatic refuse transporting system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2542582Y2 (ja) 1997-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011506234A (ja) 空気圧式材料搬送システム
US2539109A (en) Coal conveying system
KR100763650B1 (ko) 공기 이송방식 세대별 음식물 쓰레기 자동 처리장치
KR20170004355A (ko) 쓰레기 수거 엘리베이터 시스템 및 이를 이용한 쓰레기 수거방법
JPH055710U (ja) ゴミ吸引輸送装置
KR20160121518A (ko) 재료 전달 시스템에서 재료를 취급하기 위한 방법, 재료 전달 시스템의 투입부 및 재료 전달 시스템
KR200401857Y1 (ko) 공기 이송방식 세대별 음식물 쓰레기 자동 처리장치
JP2518102Y2 (ja) ゴミ吸引輸送装置
CN212654859U (zh) 一种吸料口设置有清理管路的粉粒物料运输罐
CN208530718U (zh) 可排气的污泥厢
KR20070011706A (ko) 공기 이송방식 세대별 음식물 쓰레기 자동 처리장치
JP2735613B2 (ja) ごみ空気輸送システムにおける輸送管閉塞解除制御方法
JPS6014073Y2 (ja) 弁箱洗浄装置
JPH0199654A (ja) 破砕装置
JPH08282803A (ja) 物体の空気輸送設備
JP2669767B2 (ja) ゴミ吸引輸送装置
JP3125027B2 (ja) 空気輸送によるゴミ収集設備
JPS5943289Y2 (ja) ごみポストにおける臭気放出防止装置
JPH0664705A (ja) ゴミ貯留輸送装置
JPS6016562Y2 (ja) ごみの空気輸送装置におけるごみ投入口装置
KR102399868B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리시스템의 중간저장조
JPH0435306Y2 (ja)
JP2557218Y2 (ja) ごみピットの過剰負圧防止装置
JPH04112808U (ja) 塵芥収集装置
SU1397378A1 (ru) Пневмотранспортна установка всасывающего типа

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term