JPH0557069A - ウレタンシートパツドへの軽量材取付け方法 - Google Patents
ウレタンシートパツドへの軽量材取付け方法Info
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- JPH0557069A JPH0557069A JP24658691A JP24658691A JPH0557069A JP H0557069 A JPH0557069 A JP H0557069A JP 24658691 A JP24658691 A JP 24658691A JP 24658691 A JP24658691 A JP 24658691A JP H0557069 A JPH0557069 A JP H0557069A
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- Japan
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- seat pad
- urethane
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Abstract
行うことで、寸法、物性等の安定したシートパッドを得
ることができるようにする。 【構成】 発泡成形時において、ウレタンシートパッド
1の所定位置には軽量材2を取付けるべき凹部3を予め
形成しておき、該シートパッド1をクラッシング処理し
た後、前記凹部3に軽量材2を嵌め込んで取付けること
を特徴とするウレタンシートパッドへの軽量材取付け方
法
Description
への軽量材取付け方法に関する。
下、単に「パッド」という)10を軽量化するために、
例えばビーズ発泡材等の軽量材11をこのパッドの左右
側部の下面側等の所定部位に、一体に発泡成形して取り
付けていた。
10の発泡成形時において、上記軽量材11を同時に一
体成形する場合には、以下述べるような問題があった。
すなわち、パッド10をコールドキュアウレタンで成形
する場合には、このパッド10の成形後クラッシング処
理を施す必要があり、このクラッシング処理を上記軽量
材11のような異物がすでに一体に形成されたパッド1
0に対して行う場合には所定の物性を得ることが困難で
あった。
ンシートパッドの成形において、コールドキュアウレタ
ン等の独立気泡の多いフォーム体を脱型後押しつぶすこ
とにより、独立気泡を連通化させる処理であり、これに
よりパッドの寸法あるいは物性の安定化と向上を図るこ
とができる。また、このクラッシング処理の方法とし
て、例えば図5に示すように回転ローラ12〜12によ
るローラクラッシングが一般的に行われている。
においてすでに軽量材が一体に形成されているため、有
効なクラッシング処理を行うことができないという問題
があった。
ので、有効なクラッシング効果を得ることのできるウレ
タンシートパッドへのけいりよう材取り付け方法を提供
することを目的とする。
点を解決するため、発泡成形時において、ウレタンシー
トパッドの所定位置には軽量材を取付けるべき凹部を予
め形成しておき、該シートパッドをクラッシング処理し
た後、前記凹部に軽量材を嵌め込んで取付けることを特
徴とする。
が未だ取付けられていない状態のウレタンシートパッド
に対して行われるので、このウレタンシートパッドにク
ラッシング処理は効果的に行われる。
説明する。本例におけるシートパッド1は、例えばコー
ルドキュアウレタンを発泡成形して形成されており、そ
の左右側部(サイドホルダ部)の下面側には、後述する
軽量材2を取付けるための取付凹部3が同パッド1の前
後方向に沿って形成されている。この取付凹部3の底面
(図示上面)には、同じくパッド1の前後方向に沿って
ホゾ溝3aが形成されており、このホゾ溝3aは、断面
逆三角形状に形成されている。なお、図ではシートパッ
ド1の右半分だけを示したが、左側にも上記形状の取付
凹部3およびホゾ溝3aがほぼ左右対称に形成されてい
る。
成形され、次にこのシートパッド1はクラッシング処理
される。このクラッシング処理については、従来通りで
あるので説明を省略する。
処理(図5参照)を行った後、図示するような軽量材2
が上記取付凹部3に取付けられる。
粒状の樹脂材料を発泡して所定形状に一体成形してなる
いわゆる「ビーズ発泡」により形成されたもので、シー
トパッド1を形成するウレタン材に比して十分に軽量な
材料で成形されている。
に形成された取付凹部3に埋め込むようにして取付け可
能に略角柱状に形成されており、その上面には上記取付
凹部3に形成されたホゾ溝3aに嵌め込まれるホゾ2a
が形成されている。
3に沿って嵌め込むようにして挿入し、同時にシートパ
ッド1の弾性を利用してホゾ2aをホゾ溝3aに嵌め込
むことでこの軽量材2は取付凹部に固定され、シートパ
ッド1の左右側部に取付けられる。
方法としたことから、シートパッド1にクラッシング処
理を行う時点においては、未だ軽量材は取付けられてお
らず、このことから異物のない状態のシートパッドに対
してクラッシング処理を行うことができるので、効果的
なクラッシング処理をシートパッドに施すことができ、
従来に比して寸法あるいは物性の安定および向上したシ
ートパッドを得ることができる。
を説明する。本例のシートパッド5の左右側部の下面側
には、断面略逆三角形状の取付凹部6がシートパッド5
の前後方向に沿って形成されている。この取付凹部6
は、シートパッド5の発泡成形時に同時に形成される。
処理を施し、然る後、上記取付凹部6に軽量材7が取付
けられる。
ひと廻り大きな断面形状を有しており、取付凹部6に沿
って打ち込むようにして同凹部6に挿入し、軽量材7お
よびシートパッド5の弾性を利用してこの取付凹部6に
固定するようにしたものである。なお、本例の軽量材7
も、第1実施例と同様に例えば発泡スチロール等粒状の
樹脂材料を発泡して上記形状に一体成形してなるいわゆ
る「ビーズ発泡」により形成されたもので、シートパッ
ド5を形成するウレタン材(コールドキュアウレタン)
に比して十分に軽量な材料で成形されている。
パッド5は軽量材が取付けられていない状態でクラッシ
ング処理されることから、第1実施例の場合と同様に効
果的なクラッシング処理を行うことができる。
ッシング処理を施した後に、このシートパッドに軽量材
を取付けることとすることにより、シートパッドには異
物を含まない状態で同処理が行われ、従ってこのクラッ
シング処理がシートパッドに効果的に作用し、寸法、物
性の安定さらには向上したシートパッドを得ることがで
きる。
下面側に取付ける場合で例示したが、軽量材の取付部位
については任意であり、所定の部に取付凹部を予め形成
しておき、クラッシング処理後、この取付凹部に軽量材
を適宜手段により取り付ければよく、例示した場合と同
様の作用効果をなすものである。
体的には取付凹部の断面形状あるいは軽量材の形状等に
ついては種々態様の実施が可能であり、例えば接着剤に
よって固定することとしてもよいものである。
トパッドに対して効果的なクラッシング処理を施すこと
ができ、寸法あるいは物性の安定、向上したシートパッ
ドをうることができる。
部の縦断面図である。
ドの側部の縦断面図である。
側部の縦断面図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 発泡成形時において、ウレタンシートパ
ッドの所定位置には軽量材を取付けるべき凹部を予め形
成しておき、該シートパッドをクラッシング処理した
後、前記凹部に軽量材を嵌め込んで取付けることを特徴
とするウレタンシートパッドへの軽量材取付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24658691A JP3238436B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | ウレタンシートパッドへの軽量材取付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24658691A JP3238436B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | ウレタンシートパッドへの軽量材取付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0557069A true JPH0557069A (ja) | 1993-03-09 |
JP3238436B2 JP3238436B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=17150623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24658691A Expired - Fee Related JP3238436B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | ウレタンシートパッドへの軽量材取付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3238436B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010187996A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Bridgestone Corp | シートパッド |
JP2010193922A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-09 | Bridgestone Corp | シートパッド |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP24658691A patent/JP3238436B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010187996A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Bridgestone Corp | シートパッド |
JP2010193922A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-09 | Bridgestone Corp | シートパッド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3238436B2 (ja) | 2001-12-17 |
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