JPH0557047U - パワーショベルのキャブ天窓ガード - Google Patents

パワーショベルのキャブ天窓ガード

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JPH0557047U
JPH0557047U JP11301891U JP11301891U JPH0557047U JP H0557047 U JPH0557047 U JP H0557047U JP 11301891 U JP11301891 U JP 11301891U JP 11301891 U JP11301891 U JP 11301891U JP H0557047 U JPH0557047 U JP H0557047U
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power shovel
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JP11301891U
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光寿 新堰
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パワ−ショベルのキャブ天窓ガ−ドをキャブ
の高さを制限内に納め、しかも掃除がてきるようにした
もの。 【構成】 キャブ1の天窓2を前側が低く後側が高くな
る緩やかなへの字状に屈曲させて設け、天窓2の上面の
ガ−ド3は後側を水平となるよう前側との間を該天窓2
よりも角度の小さいへの字に屈曲させて設け、天窓2と
ガ−ド3の隙間4を前後部より中央部が大きくなるよう
に形成したもの。 【効果】 天窓に降った土砂は前側からキャブの外へ滑
り落ちて堆積を防止すると共に、土砂により汚れた天窓
の掃除はガ−ドとの隙間から容易に行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はパワ−ショベルのキャブに係り、詳しくはパワ−ショベルのキャブ天 窓ガ−ドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から建設機械、特にパワ−ショベルのキャブには天窓が設けられているが 、高所作業中に天窓に落石等があった場合、天窓の損傷は勿論、天窓を破って中 にいるオペレ−タに危害が及ぶのを防止するために、図4および図5に示すよう なガ−ド11,12がそれぞれ天窓の上に設けられている。すなわち、天窓の長 手方向に平板13を平行に並べ、その間に図4,および図5に示す丸棒14,1 5をそれぞれ等間隔において溶接したものが用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上述のようなガ−ド構造では、図6に示すように天窓16とガ− ド17との隙間tが少ないため天窓(ガラス)16が汚れた場合、掃除をするに はガ−ド17を外すことが必要となる。ガ−ド17を外すにはキャブ18との間 を締付けているボルト19を取り外さなければならず面倒である。そのためにガ −ド17を取り外すことなく掃除できるように隙間tを大きく取ることは、キャ ブ18の全高Hが高くなり高さ制限を越えるのでできないと云う問題があった。
【0004】 本考案はこれに鑑み、キャブの高さを制限内に納め、しかも掃除がてきるよう にしたパワ−ショベルのキャブ天窓ガ−ドを提供して従来技術の持つ欠点の解消 を図ることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の問題点を解決する手段として本考案はキャブの天窓を前側が低 く後側が高くなる緩やかなへの字状に屈曲させて設け、該天窓の上面のガ−ドは 後側を水平となるよう前側との間を該天窓よりも角度の小さいへの字に屈曲させ て設け、該天窓とガ−ドの隙間を前後部より中央部が大きくなるように形成した ことを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、天窓とガ−ド中央部との隙間は大きくなるから、この隙間 からガ−ドを取り外すことなく天窓の掃除ができる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案にかかるパワ−ショベルのキャブの天窓とガ−ドの関係を示す側 面の一実施例を示す斜視図、図2は図1のガ−ドの−実施例の斜視図、図3は図 1のガ−ドの他の実施例の斜視図である。
【0008】 以下、本考案を図1乃至図3に示す一実施例を参照して説明する。本考案はキ ャブ1の天窓2を前側が低く後側が高くなる緩やかなへの字状に屈曲させて設け 、該天窓2の上面のガ−ド3は後側を水平となるよう前側との間を該天窓2より も角度の小さいへの字に屈曲させて設け、該天窓2とガ−ド3の隙間4を前後部 より中央部が大きくなるように形成したもので構成されている。
【0009】 図1はパワ−ショベル等に用いられているキャブ1の上部のみを示し、他の部 分の図示を省略したものであるが、キャブ1の天井部分には後側よりも前側が低 くなるように、しかもへの字に緩やかに傾斜した天窓2がキャブ1との間にHゴ ム5を介して設けられている。そして天窓2の上部には該天窓2を覆うように天 窓2よりも角度の小さいへの字に傾斜したガ−ド3が図2,および図3に示す取 付け金具6の部分でボルト7により締付けられて一体となっている。この場合、 ガ−ド3の後部の水平部分3aはキャブ1の制限高さ内に押さえるようにしてあ る。また、ガ−ド3と天窓2との隙間のうち、中央部分の隙間4は少なくとも手 の入る程度にしてある。ここで前記ガイド3の形状は図2に斜視図で示すように 一本の丸棒またはパイプで四角形状の枠3bを作り、この枠3bに前後方向に等 間隔の仕切り枠(丸棒またはパイプによる)3cを複数本渡して溶接等により固 着したものである。また、図3は枠3bに左右方向に等間隔の仕切り枠3dを複 数本渡して溶接等により固着したものである。なお、図3の場合は図2の場合に 比較して前方作業の死角が少なく、また溶接も少ないのでオペレ−タがキャブ1 内から天窓2を通してバケット等の作業機の動きを仕切り枠3dに遮られること なく見られる利点がある。
【0010】 つぎに作用を説明する。掘削作業等において上昇した作業機のバケット等から あるいは、高所作業中の崖の一部が崩れて土砂が天窓2に降りかかった場合、天 窓2が前傾しているため、土砂はキャブ1の前側に滑り落ちる。しかしながらそ れでも堆積した土砂によりキャブ1内から天窓2を通して外が見え難くなった場 合にはガ−ド3との最大の隙間4は手の入る程度となっているから、ここから手 を入れて天窓2を掃除することができる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、キャブの天窓を前側が低く後側が高くなる緩や かなへの字状に屈曲させて設け、該天窓の上面のガ−ドは後側を水平となるよう 前側との間を該天窓よりも角度の小さいへの字に屈曲させて設け、該天窓とガ− ドの隙間を前後部より中央部が大きくなるように形成したから、天窓に降った土 砂は前側からキャブの外へ滑り落ちて堆積を防止すると共に、土砂により汚れた 天窓の掃除はガ−ドとの隙間から容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるパワ−ショベルのキャブ天窓ガ
−ドの一実施例を示す側面の説明図である。
【図2】図1の天窓ガ−ドを示す斜視による一実施例の
説明図である。
【図3】図1の天窓ガ−ドを示す斜視による他の実施例
の説明図である。
【図4】従来の天窓ガ−ドの第1例の斜視による説明図
である。
【図5】従来の天窓ガ−ドの第2例の斜視による説明図
である。
【図6】従来のキャブの天窓とガ−ドの位置関係を示す
側面の説明図である。
【符号の説明】
1 キャブ 2 天窓 3 ガ−ド 4 隙間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブの天窓を前側が低く後側が高くな
    る緩やかなへの字状に屈曲させて設け、該天窓の上面の
    ガ−ドは後側を水平となるよう前側との間を該天窓より
    も角度の小さいへの字に屈曲させて設け、該天窓とガ−
    ドの隙間を前後部より中央部が大きくなるように形成し
    たことを特徴とするパワ−ショベルのキャブ天窓ガ−
    ド。
JP11301891U 1991-12-27 1991-12-27 パワーショベルのキャブ天窓ガード Expired - Lifetime JP2544772Y2 (ja)

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JP2544772Y2 JP2544772Y2 (ja) 1997-08-20

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013159909A (ja) * 2012-02-01 2013-08-19 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械のキャビンルーフガード装置
CN104246084A (zh) * 2013-03-29 2014-12-24 株式会社小松制作所 操作者护罩、用于作业机的装备防护罩的驾驶室和作业机
EP3517413A1 (en) * 2018-01-25 2019-07-31 Kubota Corporation Cabin-protection structure and tractor

Cited By (4)

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EP3517413A1 (en) * 2018-01-25 2019-07-31 Kubota Corporation Cabin-protection structure and tractor
CN110077475A (zh) * 2018-01-25 2019-08-02 株式会社久保田 驾驶室保护结构和拖拉机

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JP2544772Y2 (ja) 1997-08-20

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