JPH055680Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH055680Y2
JPH055680Y2 JP1985113373U JP11337385U JPH055680Y2 JP H055680 Y2 JPH055680 Y2 JP H055680Y2 JP 1985113373 U JP1985113373 U JP 1985113373U JP 11337385 U JP11337385 U JP 11337385U JP H055680 Y2 JPH055680 Y2 JP H055680Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
wiring board
leg portion
insertion hole
support member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985113373U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6224499U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985113373U priority Critical patent/JPH055680Y2/ja
Publication of JPS6224499U publication Critical patent/JPS6224499U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH055680Y2 publication Critical patent/JPH055680Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえばカラーテレビジヨン受信機
の前面に配置されているいわゆる装飾用金具など
の静電気を除去する構造に関する。
背景技術 第6図は先行技術の静電気除去構造を説明する
断面図であり、第7図は第6図の仮想線で示す
部分の斜視図である。たとえばテレビジヨン受信
機などの前面パネル1には、比較的大型の装飾用
金具2が配置される。装飾用金具2の一端部は、
前面パネル1を挿通してテレビジヨン受信機の内
部に入り込む屈曲された脚部3となつており、そ
の先端部付近には挿通孔4が形成される。
前面パネル1には、テレビジヨン受信機の内部
側に向かつてボス5が立設され、内ねじが刻設さ
れた螺合孔6が形成される。前記脚部3の挿通孔
4付近は、ボス5の端面7に臨む。
一方、各種の電気回路が形成されている回路基
板8には、装飾用金具2の静電気を外部に導く接
地回路(図示せず)が形成されている。回路基板
8の接地用端子9には、リード線10の一端部が
電気的に接続され、リード線10の他端部には、
挿通孔11を有する接続金具12が固定される。
接続金具12および脚部3の各挿通孔11,4を
介して、ビス13をボス5の螺合孔6に螺着す
る。このようにして装飾用金具2は、回路基板8
の接地回路に接続され、静電気が外部に導かれる
ようにできる。
このような先行技術の静電気除去構造では、リ
ード線10、接続金具12、ビス13およびボス
5などが必要であり、部品点数が増加してしまう
とともに、組立てに要する作業時間が長くなつて
しまうという問題点があつた。
第8図は他の先行技術の静電気除去構造を説明
するための断面図である。本先行技術は前述の先
行技術に類似し、対応する部分には同一の参照符
を付す。本先行技術において、装飾用金具2の脚
部3には、前述の先行技術における挿通孔4(第
5図参照)は設けられておらず、その先端部付近
は前面パネル1の内周面に固着される。一方、回
路基板8には、やはり接地回路(図示せず)が形
成されており、この接地回路と電気的に接続され
た導電性材料からなる板ばね14が立設される。
板ばね14の回路基板8と反対側端部付近は、円
弧状に屈曲された曲成部15となつている。
回路基板8をテレビジヨン受信機に装着したと
き、曲成部15は装飾用金具2の脚部3に接触す
ることができる。このようにして装飾用金具2は
回路基板8の接地回路に電気的に接続され、静電
気が外部に導かれる。
考案が解決しようとする問題点 このような先行技術では、回路基板8にリード
線10または板ばね14などを取付けねばなら
ず、部品点数が増大してしまうとともに、組立て
時などにおける作業時間が長くかかつてしまうと
いう問題点があつた。
本考案の目的は、上述の問題点を解決し、構成
が簡略化されるとともに、簡便な作業工程を実現
でき、作業時間を短縮することができる電子機器
の静電気除去構造を提供することである。
問題点を解決するための手段 本考案は、電子機器20のハウジング21の一
端壁23の外周面に、金具25が配置され、 この金具25の一端部に形成される固定用の第
1脚部29は、 ハウジング21に形成される第1挿通孔30を
挿通する挿通部38と、 挿通部38に連なつてハウジング21の内周面
に沿つて延びる屈曲部39とを有し、 金具25の前記一端部とは反対側の他端部に形
成される第2脚部31は、ハウジンング21に形
成される第2挿通孔37を挿通してハウジング2
1の内方に突出しており、 ハウジング21には、第2挿通孔37に関して
第1挿通孔30とは反対側に第2挿通孔37から
間隔d1を介して内方に突出する板状の支持部材
32がハウジング21と一体的に形成されてお
り、 ハウジング21の前記一端壁23に連なる一対
の対向する側壁26の内面には、配線基板27の
両側部を案内して支持するレール28が形成さ
れ、このレール28によつて配線基板27をハウ
ジング21に挿入/取出A1,A2することがで
き、 レール28は、配線基板27を、このレール2
8によつて前記挿入A1したとき、配線基板27
が支持部材32に第2脚部31を押し付けて支持
部材32との間で挟持するように、位置決めされ
ており、 配線基板27の第2脚部31に対向する一表面
33には、第2脚部31に接触する導電体層34
が形成され、この導電体層34は配線基板27上
に接地回路を形成していることを特徴とする電子
機器の静電気除去構造である。
作 用 本考案に従えば、ハウジング21の一対の対向
する側壁26の内面に形成されているレール28
によつて配線基板27をハウジング21内に挿入
A1することによつて、その配線基板27の一表
面33に形成されている銅箔などのような導電体
層34が、ハウジング21の内方に突出している
支持部材32との間で、金具25の第2脚部31
とその支持部材32側に押し付けて第2脚部31
を配線基板27の導電体層34と支持部材32と
の間で挟持し、これによつて導電体層34と支持
部材32との接触が確実になる。
特に本考案では、支持部材32は、第2挿通孔
37に関して第1挿通孔30とは反対側(第4図
の下方)に、第2挿通孔37から間隔d1を介し
てずれているので、配線基板27が挿入A1され
るとき、第2脚部31は、弾性変形して支持部材
32に配線基板27によつて押し付けられること
ができ、したがつて第2脚部31と、配線基板2
7に形成されている導電体層34との電気的接触
が確実になる。
さらに本考案では、支持部材32は、板状であ
り、そのためたとえばハウジング21およびそれ
と一体的な支持部材32が合成樹脂などから成る
とき、支持部材32の弾発力によつて、第2脚部
31を配線基板27の導電体層34に圧接するこ
とが可能であり、このことによつてもまた、第2
脚部31と導電体層34との接触が確実になる。
しかも金具25は第1脚部29を有し、この第
1脚部29は、ハウジング21に形成される第1
挿通孔30を挿通する挿通部38と、この挿通部
38に連なつてハウジング21の内周面に沿つて
延びる屈曲部39とを有し、したがつて屈曲部3
9がハウジング21の内壁に係止されることにな
り、そのため第2脚部31が前述のように配線基
板27によつて支持部材32に押し付けられた状
態において、金具25がハウジング21の一端壁
23の外周面から離脱することを防ぐことができ
る。
実施例 第3図は本考案の一実施例のテレビジヨン受信
機20の斜視図である。テレビジヨン受信機20
のハウジング21には、陰極線管(以下CRTと
略称する)22が収納され、前面パネル23には
操作部24および装飾用金具25が設けられる。
この装飾用金具25は、たとえばハウジング21
内に収納されたスピーカ(図示せず)前面に配置
され、たとえば絞り加工を施されたパンチングメ
タルなどから形成される。
第1図は第3図の装飾用金具25付近を背後側
(第3図の紙面裏側)から見た拡大斜視図であり、
第2図はテレビジヨン受信機20の背面図であ
る。ハウジング21の側壁26には、印刷配線基
板27を案内し固定するレール28が設けられ
る。印刷配線基板27のレール28と反対側の端
部も、同様のレール(図示せず)によつて案内さ
れ支持される。したがつて印刷配線基板27は、
ハウジング21内に矢符A1方向に挿入され、矢
符A2方向に取出される。
前記装飾用金具25の上端部(第1図の上方端
部)は、ハウジング21の内方に向かう方向に屈
曲され、ハウジング21内に突出して固定用脚部
29a,29b(総称する参照符を29とする)
が形成される。この固定用脚部29は、ハウジン
グ21に形成された挿通孔30に挿通される。一
方、装飾用金具25の下端部には脚部31が形成
され、この脚部31はハウジング21の内方に屈
曲されて突出する。このように突出された脚部3
1は、ハウジング21と一体的に形成された板状
の支持部材32によつて支持される。また、印刷
配線基板27の脚部31と対向する下面(第1図
の下方面)33上であつて、印刷配線基板27が
後述されるようにハウジング21に装着されたと
き、脚部31と接触する部分に、たとえば金属銅
Cuからなる導電体層34を形成する。この導電
体層34に電気的に接続されて、印刷配線基板2
7上にいわゆる接地回路(図示せず)を形成す
る。
第4図および第5図は印刷配線基板27のハウ
ジング21への装着状態を説明する断面図であ
る。印刷配線基板27をハウジング21に装着し
ていない状態では、印刷配線基板27は装飾用金
具25の脚部31とは離反した状態にある。
次に第5図で示すように、印刷配線基板27を
たとえば凹溝などのレール28を介して、ハウジ
ング21に装着すると、印刷配線基板27の下面
33上に形成された導電体層34は、脚部31の
印刷配線基板27に臨む表面と接触し、脚部31
を支持部材32との間で狭圧する。このようにし
て装飾用金具25は、印刷配線基板27に形成さ
れた接地回路に電気的に接続され、接地されるこ
とができる。
支持部材32は、ハウジング21に一体的に形
成されており、また導電体層34および導電体層
34に電気的に接続される接地回路は、印刷配線
基板27に予め形成されている。すなわち装飾用
金具25に蓄積されうる静電気を除去する構造を
組立てるには、印刷配線基板27をハウジング2
1に装着すれば足りる。そなわち前述したような
簡便な構成と簡略化された組立て工程によつて、
装飾用金具25の静電気を除去する構造を実現す
ることができる。
構成をさらに述べると、金具25は、ハウジン
グ21の一端壁である前面パネル23の外周面に
配置される。この金具25の一端部には、固定用
の脚部29が形成される。脚部29は、ハウジン
グ21に形成される第1挿通孔30を挿通する挿
通部38と、挿通部38に連なつてハウジング2
1の内周面に沿つて延びる屈曲部39とを有す
る。金具25にはまた、前記一端部とは反対側
(第4図の下方)の他端部に第2脚部31が形成
される。この脚部31は、ハウジング21に形成
される第2挿通孔37を挿通してハウジング21
の内方に突出している。ハウジング21には、板
状の支持部材32がハウジング21と一体的に前
述のように形成されている。この支持部材32
は、挿通孔37に関して挿通孔30とは反対側
(第4図の下方)に、挿通孔37から間隔d1を
介して内方に突出している。
ハウジング21の前記パネル23に連なる一対
の対向する側壁26の内面には、配線基板27の
両側部を案内して支持するレール28が形成され
る。このレール28によつて、配線基板27をハ
ウジング21に挿入/取出A1,A2することが
できる。レール28は、配線基板27を、このレ
ール28に沿つて挿入したとき、配線基板27が
支持部材32に脚部31を押し付けて支持部材3
2との間で挟持するように、位置決めされてい
る。配線基板27の脚部31に対向する一表面3
3には、脚部31に接触する導電体層34が形成
される。この導電体層34は、配線基板27上に
前述のように接地回路を形成している。
効 果 以上のように本考案によれば、ハウジング21
内にレール28に沿つて配線基板27を挿入A1
することによつて、その配線基板27の一表面3
3に形成されている導電体層34が、第2脚部3
1に接触し、したがつて金具25が接地されるこ
とになる。したがつて金具25の静電気を、前記
接地回路に流して静電気を除去することができ、
その構成は簡単であり、組立てが容易であり、作
業工程が大幅に簡略化され、作業時間を短縮する
ことができる。
しかも本考案によれば、ハウジング21には、
第2挿通孔37に関して第1挿通孔30とは反対
側に、第2挿通孔37から間隔d1を介して内方
に突出する板状の支持部材32が、ハウジング2
1と一体的に形成されており、配線基板27が挿
入A1されるとき、その配線基板27に形成され
ている導電体層34が第2脚部31に接触し、第
2脚部31を配線基板27が支持部材32に押し
付けてその支持部材32との間で挟持するように
したので、導電体層34と第2脚部31との電気
的接触が確実になる。さらにまた支持部材32は
板状であり、ハウジング21と一体的に形成され
ており、したがつてハウジング21および支持部
材32が、たとえば合成樹脂などから成るとき、
支持部材32の弾発力を利用して、第2脚部31
を配線基板27の導電体層34に弾発的に接触す
ることが可能になる。
前述のように、支持部材32が第2挿通孔37
から間隔d1を介してずれていることによつて、
第2脚部31が配線基板27で押し付けられて弾
性変形することができ、こうして第2脚部31を
導電体層34に確実に電気的に接触させることが
可能である。
このような配線基板27の導電体層34を第2
脚部31との電気的に確実に接触する構成は、長
期間にわたつて使用される電子機器において、特
に重要なことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のテレビジヨン受信
機20の一部分の斜視図、第2図はテレビジヨン
受信機20の簡略化した背面図、第3図はテレビ
ジヨン受信機20の斜視図、第4図は装飾用金具
25付近の拡大断面図、第5図は印刷配線基板2
7を装着した状態の拡大断面図、第6図は先行技
術の静電気除去構造を説明する断面図、第7図は
第6図の接続金具12付近の斜視図、第8図は他
の先行技術の静電気除去構造を説明する断面図で
ある。 20……テレビジヨン受信機、21……ハウジ
ング、23……前面パネル、25……装飾用金
具、27……印刷配線基板、29……固定用脚
部、31……脚部、32……支持部材、33……
下面、34……導電体層、35……表面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電子機器20のハウジング21の一端壁23の
    外周面に、金具25が配置され、 この金具25の一端部に形成される固定用の第
    1脚部29は、 ハウジング21に形成される第1挿通孔30を
    挿通する挿通部38と、 挿通部38に連なつてハウジング21の内周面
    に沿つて延びる屈曲部39とを有し、 金具25の前記一端部とは反対側の他端部に形
    成される第2脚部31は、ハウジンング21に形
    成される第2挿通孔37を挿通してハウジング2
    1の内方に突出しており、 ハウジング21には、第2挿通孔37に関して
    第1挿通孔30とは反対側に第2挿通孔37から
    間隔d1を介して内方に突出する板状の支持部材
    32がハウジング21と一体的に形成されてお
    り、 ハウジング21の前記一端壁23に連なる一対
    の対向する側壁26の内面には、配線基板27の
    両側部を案内して支持するレール28が形成さ
    れ、このレール28によつて配線基板27をハウ
    ジング21に挿入/取出A1,A2することがで
    き、 レール28は、配線基板27を、このレール2
    8によつて前記挿入A1したとき、配線基板27
    が支持部材32に第2脚部31を押し付けて支持
    部材32との間で挟持するように、位置決めされ
    ており、 配線基板27の第2脚部31に対向する一表面
    33には、第2脚部31に接触する導電体層34
    が形成され、この導電体層34は配線基板27上
    に接地回路を形成していることを特徴とする電子
    機器の静電気除去構造。
JP1985113373U 1985-07-23 1985-07-23 Expired - Lifetime JPH055680Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985113373U JPH055680Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985113373U JPH055680Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6224499U JPS6224499U (ja) 1987-02-14
JPH055680Y2 true JPH055680Y2 (ja) 1993-02-15

Family

ID=30995116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985113373U Expired - Lifetime JPH055680Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH055680Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58173037U (ja) * 1982-05-12 1983-11-18 株式会社日立製作所 テ−プレコ−ダ操作部の帯電防止装置
JPS60130680U (ja) * 1984-02-10 1985-09-02 日本ビクター株式会社 音響機器における静電気帯電防止構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6224499U (ja) 1987-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5839916A (en) Device for connecting a flat cable to a wiring board
CA2034804A1 (en) Printed wiring board connector
JPH0332187B2 (ja)
JPH055680Y2 (ja)
JP3278052B2 (ja) シールドコネクタ
JP3951334B2 (ja) ピンヘッダー
JP3295584B2 (ja) 同軸ケーブルの接続構造
JP3128568B2 (ja) 電気コネクタの実装構造及びその実装に用いる治具
JP3456187B2 (ja) 電気接続箱
JP3668584B2 (ja) シールドコネクタの実装構造
JP2601371B2 (ja) 電子部品の取付金具
JPS6333508Y2 (ja)
JPH02865Y2 (ja)
JPS61134979A (ja) 電子機器のシヤ−シ基板装置
JPH04212273A (ja) 接続装置
JP3219381B2 (ja) 電気コネクタ
JP3195525B2 (ja) 電子回路部品収容ケース
JP3033134B2 (ja) プリント基板接続装置
JPS6010285Y2 (ja) コネクタ装置
JP3331742B2 (ja) 回路基板と信号線との接続構造とそれを使った電子装置及びコネクタ
JPH0416384Y2 (ja)
JP3246315B2 (ja) パネル計器
JPH0215346Y2 (ja)
JPH06112669A (ja) 電子機器の組立方法
JPH0117822Y2 (ja)