JPH04212273A - 接続装置 - Google Patents
接続装置Info
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- JPH04212273A JPH04212273A JP3034572A JP3457291A JPH04212273A JP H04212273 A JPH04212273 A JP H04212273A JP 3034572 A JP3034572 A JP 3034572A JP 3457291 A JP3457291 A JP 3457291A JP H04212273 A JPH04212273 A JP H04212273A
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Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンピュータシ
ステムなどにおいて、電子部品を搭載した基板をコンピ
ュータの信号ラインに接続する接続装置に関する。
ステムなどにおいて、電子部品を搭載した基板をコンピ
ュータの信号ラインに接続する接続装置に関する。
【0003】
【従来の技術】この種の接続装置は、図14および図1
5に示すように、コネクタ本体1に基板挿入部2を形成
し、この基板挿入部2の両側内面に図示しない基板の導
電部と接続される複数の端子3を設けている。
5に示すように、コネクタ本体1に基板挿入部2を形成
し、この基板挿入部2の両側内面に図示しない基板の導
電部と接続される複数の端子3を設けている。
【0004】そして、コネクタ本体1は複数の信号ライ
ン4を裏面に形成した支持板5にねじ止めし、各端子3
に対応してコネクタ本体1の裏面から突設された複数の
ピン6が対応する信号ライン4上に突出し、その各ピン
6を各信号ライン4にはんだ付け接続するようにしてい
る。
ン4を裏面に形成した支持板5にねじ止めし、各端子3
に対応してコネクタ本体1の裏面から突設された複数の
ピン6が対応する信号ライン4上に突出し、その各ピン
6を各信号ライン4にはんだ付け接続するようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来の
接続装置は、支持板5に信号ライン4を形成し、コネク
タ本体1に複数の端子3およびピン6を取付け、そして
、複数のピン6を信号ライン4にそれぞれはんだ付け接
続しなければならず、接続が多く、組立てに手間がかか
り、しかも、はんだ付け接続を行うため、接触不良が発
生する可能性もあり、接続の信頼性に欠ける問題があっ
た。
接続装置は、支持板5に信号ライン4を形成し、コネク
タ本体1に複数の端子3およびピン6を取付け、そして
、複数のピン6を信号ライン4にそれぞれはんだ付け接
続しなければならず、接続が多く、組立てに手間がかか
り、しかも、はんだ付け接続を行うため、接触不良が発
生する可能性もあり、接続の信頼性に欠ける問題があっ
た。
【0006】また、信号ライン4は支持板5に平面的に
形成されるため、支持板5上では信号ライン4の方向や
傾き(例えば垂直方向、水平方向など)を変えるのは困
難であり、接続装置を収容するケースなどの規制によっ
て変える必要がある場合には、その信号ライン4を別の
信号ラインにケーブルなどで配線する必要がある。
形成されるため、支持板5上では信号ライン4の方向や
傾き(例えば垂直方向、水平方向など)を変えるのは困
難であり、接続装置を収容するケースなどの規制によっ
て変える必要がある場合には、その信号ライン4を別の
信号ラインにケーブルなどで配線する必要がある。
【0007】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、簡単な構造で接続の信頼性を確保でき、しかも
、任意の方向に信号ラインを持っていくことができる接
続装置を提供することを目的とするものである。
もので、簡単な構造で接続の信頼性を確保でき、しかも
、任意の方向に信号ラインを持っていくことができる接
続装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
〔発明の構成〕
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の芯線を平行に並べて被覆体で被覆したケーブルと、こ
のケーブルの長手方向の一部をほぼU字状に形状保持し
て基板挿入部を形成する保持体とを備え、前記ケーブル
の前記基板挿入部内に臨む芯線を露出させて基板挿入部
に挿入される基板を保持状態で基板の導電部と接続する
コネクタ部を設けたものである。
の芯線を平行に並べて被覆体で被覆したケーブルと、こ
のケーブルの長手方向の一部をほぼU字状に形状保持し
て基板挿入部を形成する保持体とを備え、前記ケーブル
の前記基板挿入部内に臨む芯線を露出させて基板挿入部
に挿入される基板を保持状態で基板の導電部と接続する
コネクタ部を設けたものである。
【0010】請求項2の発明は、誘電体の一面に複数の
線状の信号導体を形成して保護膜で被覆するとともに他
面にグランド導体を形成したマイクロストリップライン
構造の伝送線と、この伝送線の長手方向の一部をその一
面の信号導体側が相対向するようにほぼU字状に形状保
持して基板挿入部を形成する保持体とを備え、前記伝送
線の前記基板挿入部内に臨む信号導体を露出させて基板
挿入部に挿入される基板を保持状態で基板の導電部と接
続するコネクタ部を設けたものである。
線状の信号導体を形成して保護膜で被覆するとともに他
面にグランド導体を形成したマイクロストリップライン
構造の伝送線と、この伝送線の長手方向の一部をその一
面の信号導体側が相対向するようにほぼU字状に形状保
持して基板挿入部を形成する保持体とを備え、前記伝送
線の前記基板挿入部内に臨む信号導体を露出させて基板
挿入部に挿入される基板を保持状態で基板の導電部と接
続するコネクタ部を設けたものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明では、ケーブルの長手方向任意
の箇所に、保持体でケーブルをほぼU字状に形状保持し
て基板挿入部を形成するとともに、この基板挿入部内に
臨むケーブルの被覆体を除去して芯線を露出させること
により、コネクタ部が設けられる。したがって、基板を
コネクタ部の基板挿入部に挿入することにより、基板を
保持した状態で基板の導電部に芯線が直接接触して接続
される。
の箇所に、保持体でケーブルをほぼU字状に形状保持し
て基板挿入部を形成するとともに、この基板挿入部内に
臨むケーブルの被覆体を除去して芯線を露出させること
により、コネクタ部が設けられる。したがって、基板を
コネクタ部の基板挿入部に挿入することにより、基板を
保持した状態で基板の導電部に芯線が直接接触して接続
される。
【0012】請求項2の発明では、マイクロストリップ
ライン構造の伝送線の長手方向任意の箇所に、保持体で
伝送線をその一面の信号導体側が相対向するようにほぼ
U字状に形状保持して基板挿入部を形成するとともに、
この基板挿入部内に臨む伝送線の保護膜を除去して信号
導体を露出させることにより、コネクタ部が設けられる
。したがって、基板をコネクタ部の基板挿入部に挿入す
ることにより、基板を保持した状態で基板の導電部に信
号導体が直接接触して接続される。
ライン構造の伝送線の長手方向任意の箇所に、保持体で
伝送線をその一面の信号導体側が相対向するようにほぼ
U字状に形状保持して基板挿入部を形成するとともに、
この基板挿入部内に臨む伝送線の保護膜を除去して信号
導体を露出させることにより、コネクタ部が設けられる
。したがって、基板をコネクタ部の基板挿入部に挿入す
ることにより、基板を保持した状態で基板の導電部に信
号導体が直接接触して接続される。
【0013】
【実施例】請求項1の発明に対応した実施例の構成を図
1ないし図5を参照して説明する。
1ないし図5を参照して説明する。
【0014】図において、11はケーブルで、図2に示
すように、複数の芯線12を平行に並べて被覆体13で
一体的に被覆したフラットケーブル構造となっている。
すように、複数の芯線12を平行に並べて被覆体13で
一体的に被覆したフラットケーブル構造となっている。
【0015】15は保持体で、図4に示すように、両端
に取付孔16を設けた基部17と、この基部17の前面
に長手方向に沿って対向突設された一対の保持片18と
からなり、図1に示すように、その保持片18の相対す
る内側先端部には押圧部19がそれぞれ設けられている
。なお、この保持体15は、金属などからなる芯材20
を合成樹脂材21にインサート成形しており、一対の保
持片18にばね性を持たせている。
に取付孔16を設けた基部17と、この基部17の前面
に長手方向に沿って対向突設された一対の保持片18と
からなり、図1に示すように、その保持片18の相対す
る内側先端部には押圧部19がそれぞれ設けられている
。なお、この保持体15は、金属などからなる芯材20
を合成樹脂材21にインサート成形しており、一対の保
持片18にばね性を持たせている。
【0016】そうして、前記ケーブル11の長手方向任
意の場所に前記保持体15を使用してコネクタ部31を
形成する。
意の場所に前記保持体15を使用してコネクタ部31を
形成する。
【0017】まず、図3に示すように、ケーブル11の
一面の所定の2箇所(図には1箇所のみ示す)の被覆体
13を取除き、芯線12を露出させた接続部14を設け
る。
一面の所定の2箇所(図には1箇所のみ示す)の被覆体
13を取除き、芯線12を露出させた接続部14を設け
る。
【0018】ついで、図1に示すように、そのケーブル
11を保持体15の一対の保持片18間に挿入するとと
もに保持片18の外形状に添わせるようにする。このと
き、ケーブル11と保持体15との間に接着剤32を介
在させることによって固着する。
11を保持体15の一対の保持片18間に挿入するとと
もに保持片18の外形状に添わせるようにする。このと
き、ケーブル11と保持体15との間に接着剤32を介
在させることによって固着する。
【0019】また、図4に示すように、保持体15の取
付孔16によって所定の支持板35に取付ける。
付孔16によって所定の支持板35に取付ける。
【0020】このように形成されたコネクタ部31は、
ほぼU字状の基板挿入部33が形成され、この基板挿入
部33の入口部両側すなわち一対の保持片18の各押圧
部19の箇所に対応して芯線12が露出した接続部14
が配置される。 なお、基板挿入部33の入口部間隔は基板34の板厚よ
りも狭く構成される。
ほぼU字状の基板挿入部33が形成され、この基板挿入
部33の入口部両側すなわち一対の保持片18の各押圧
部19の箇所に対応して芯線12が露出した接続部14
が配置される。 なお、基板挿入部33の入口部間隔は基板34の板厚よ
りも狭く構成される。
【0021】そして、接続を行う基板34をコネクタ部
31に接続する。すなわち、基板34の縁部にはコネク
タ部31の接点数に対応した数の導電部が設けられてお
り、この基板34の縁部をコネクタ部31の基板挿入部
33に挿入することにより、その基板34を一対の保持
片18のばね性によって保持するとともに、基板34の
各導電部に接続部14の露出した各芯線12が直接圧着
接続する。
31に接続する。すなわち、基板34の縁部にはコネク
タ部31の接点数に対応した数の導電部が設けられてお
り、この基板34の縁部をコネクタ部31の基板挿入部
33に挿入することにより、その基板34を一対の保持
片18のばね性によって保持するとともに、基板34の
各導電部に接続部14の露出した各芯線12が直接圧着
接続する。
【0022】このような接続装置は、例えばコンピュー
タシステムなどにおいて、電子部品を搭載した基板34
をコンピュータの信号ラインとしてのケーブル11に接
続する構造に適用できる。特に、構造が簡単で基板34
と芯線12とが直接接続するため、伝送信号の高周波化
および高速化に対応することができる。
タシステムなどにおいて、電子部品を搭載した基板34
をコンピュータの信号ラインとしてのケーブル11に接
続する構造に適用できる。特に、構造が簡単で基板34
と芯線12とが直接接続するため、伝送信号の高周波化
および高速化に対応することができる。
【0023】しかも、基板34を挿入するコネクタ部3
1とケーブル11とが支持板35の同一方向にあるため
、基板34とケーブル11(信号ライン)との接続の変
更・修正などが極めて容易にできる。この点、従来は、
コネクタと信号ラインが支持板の同一方向にないため(
支持板の逆方向に位置する)、配線接続の変更は容易で
はなかった。
1とケーブル11とが支持板35の同一方向にあるため
、基板34とケーブル11(信号ライン)との接続の変
更・修正などが極めて容易にできる。この点、従来は、
コネクタと信号ラインが支持板の同一方向にないため(
支持板の逆方向に位置する)、配線接続の変更は容易で
はなかった。
【0024】また、図4に示すように、ケーブル11上
に複数のコネクタ部31を設けることができる。このと
き、図5に示すように、任意のコネクタ部31において
ケーブル11を切断して分離することにより、基板34
の両面を別々の回路として使用することもできる。
に複数のコネクタ部31を設けることができる。このと
き、図5に示すように、任意のコネクタ部31において
ケーブル11を切断して分離することにより、基板34
の両面を別々の回路として使用することもできる。
【0025】なお、図6には保持体15についての他の
実施例を示し、保持体15の保持片18の両端面部に位
置決め台部41を一体に突設し、この位置決め台部41
に基板挿入部33から引き出されたケーブル11上を押
さえる押え部42を設けている。この実施例では、位置
決め台部41によってケーブル11の幅方向の位置決め
を容易に行え、また、押え部42によってケーブル11
が保持体15からはがれるのを防止する。
実施例を示し、保持体15の保持片18の両端面部に位
置決め台部41を一体に突設し、この位置決め台部41
に基板挿入部33から引き出されたケーブル11上を押
さえる押え部42を設けている。この実施例では、位置
決め台部41によってケーブル11の幅方向の位置決め
を容易に行え、また、押え部42によってケーブル11
が保持体15からはがれるのを防止する。
【0026】また、図7および図8には保持体15につ
いてのさらに他の実施例を示し、保持体15にケーブル
11を介して取付ける押え板45を備えている。この押
え板45は、基板挿入部33の内底部に挿入される連結
部46を設け、この連結部46の両端に基部17に接合
する取付孔47を有する取付部48を設け、この取付部
48に保持片18の端面に嵌合する位置決め台部49お
よびケーブル11上を押さえる押え部50を設けている
。この実施例では、ケーブル11の幅方向の位置決め、
ケーブル11が保持体15からはがれるのを防止できる
他、前記連結部46に設けた嵌合凹部51によって基板
挿入部33に挿入される基板34を位置決め保持するこ
とができる。
いてのさらに他の実施例を示し、保持体15にケーブル
11を介して取付ける押え板45を備えている。この押
え板45は、基板挿入部33の内底部に挿入される連結
部46を設け、この連結部46の両端に基部17に接合
する取付孔47を有する取付部48を設け、この取付部
48に保持片18の端面に嵌合する位置決め台部49お
よびケーブル11上を押さえる押え部50を設けている
。この実施例では、ケーブル11の幅方向の位置決め、
ケーブル11が保持体15からはがれるのを防止できる
他、前記連結部46に設けた嵌合凹部51によって基板
挿入部33に挿入される基板34を位置決め保持するこ
とができる。
【0027】また、図9および図10には保持体15に
ついてのさらに別の他の実施例を示し、保持体15のケ
ーブル11を固着した保持片18の外側に嵌合可能とす
る枠体55を備えるとともに、各保持片18と枠体55
の両内壁面との間に挿入される一対のくさび部材56を
備えている。この実施例では、ケーブル11を固着した
保持片18の外側に枠体55を被せてくさび部材56そ
れぞれ挿入することにより、一対の保持片18を内方に
押付け、基板34を強固に保持するとともに、基板34
の導電部と芯材12との接触圧力を大きくして接続を確
実にすることができる。
ついてのさらに別の他の実施例を示し、保持体15のケ
ーブル11を固着した保持片18の外側に嵌合可能とす
る枠体55を備えるとともに、各保持片18と枠体55
の両内壁面との間に挿入される一対のくさび部材56を
備えている。この実施例では、ケーブル11を固着した
保持片18の外側に枠体55を被せてくさび部材56そ
れぞれ挿入することにより、一対の保持片18を内方に
押付け、基板34を強固に保持するとともに、基板34
の導電部と芯材12との接触圧力を大きくして接続を確
実にすることができる。
【0028】次に、請求項2の発明に対応した実施例の
構成を図11ないし図14を参照して説明する。
構成を図11ないし図14を参照して説明する。
【0029】図において、61は伝送線で、図12に示
すように、軟質合成樹脂などの絶縁物からなる誘電体6
2の一面に、銅または金や銀などの導電物からなるライ
ン状の複数の信号導体63を並列に形成するとともに、
それらの信号導体63を被覆する軟質合成樹脂などの絶
縁物からなる保護膜64を形成し、また、他面に、銅な
どの導電物からなるグランド導体65を形成したマイク
ロストリップライン構造となっている。
すように、軟質合成樹脂などの絶縁物からなる誘電体6
2の一面に、銅または金や銀などの導電物からなるライ
ン状の複数の信号導体63を並列に形成するとともに、
それらの信号導体63を被覆する軟質合成樹脂などの絶
縁物からなる保護膜64を形成し、また、他面に、銅な
どの導電物からなるグランド導体65を形成したマイク
ロストリップライン構造となっている。
【0030】なお、保持体15については、図1に示す
実施例の構造と同様であるが、両保持片18間の底部に
突出して合成樹脂材21から露出する芯材20に突出部
20a が設けられている。
実施例の構造と同様であるが、両保持片18間の底部に
突出して合成樹脂材21から露出する芯材20に突出部
20a が設けられている。
【0031】そうして、前記伝送線61の長手方向任意
の場所に前記保持体15を使用してコネクタ部31を形
成するには、まず、図13に示すように、伝送線61の
一面の所定の2箇所(図には1箇所のみ示す)の保護膜
64を取除き、信号導体63を露出させた接続部14を
設ける。ついで、図11に示すように、その伝送線61
を保持体15の一対の保持片18間に挿入するとともに
保持片18の外形状に添わせるようにする。このとき、
伝送線61と保持体15との間に接着剤32を介在させ
ることによって固着する。
の場所に前記保持体15を使用してコネクタ部31を形
成するには、まず、図13に示すように、伝送線61の
一面の所定の2箇所(図には1箇所のみ示す)の保護膜
64を取除き、信号導体63を露出させた接続部14を
設ける。ついで、図11に示すように、その伝送線61
を保持体15の一対の保持片18間に挿入するとともに
保持片18の外形状に添わせるようにする。このとき、
伝送線61と保持体15との間に接着剤32を介在させ
ることによって固着する。
【0032】このように形成された伝送線61のコネク
タ部31は、ほぼU字状の基板挿入部33が形成され、
この基板挿入部33の入口部両側すなわち一対の保持片
18の各押圧部19の箇所に対応して信号導体が露出し
た接続部14が配置される。なお、基板挿入部33の入
口部間隔は基板34の板厚よりも狭く構成される。
タ部31は、ほぼU字状の基板挿入部33が形成され、
この基板挿入部33の入口部両側すなわち一対の保持片
18の各押圧部19の箇所に対応して信号導体が露出し
た接続部14が配置される。なお、基板挿入部33の入
口部間隔は基板34の板厚よりも狭く構成される。
【0033】そして、基板34をコネクタ部31に接続
するために、基板34の縁部をコネクタ部31の基板挿
入部33に挿入することにより、その基板34を一対の
保持片18のばね性によって保持するとともに、基板3
4の各導電部に接続部14の露出した各信号導体が直接
圧着接続する。
するために、基板34の縁部をコネクタ部31の基板挿
入部33に挿入することにより、その基板34を一対の
保持片18のばね性によって保持するとともに、基板3
4の各導電部に接続部14の露出した各信号導体が直接
圧着接続する。
【0034】なお、保持体15に組込んだ伝送線61の
グランド導体64は、芯材20の突出部20a に接触
する。
グランド導体64は、芯材20の突出部20a に接触
する。
【0035】この接続装置によれば、前記実施例と同様
の効果が得られる他、マイクロストリップライン構造の
伝送線61を用いることで、特に高周波の信号伝送に適
し、リターンロスを小さくできるとともに、インピーダ
ンスの変更を容易に行うことができる。
の効果が得られる他、マイクロストリップライン構造の
伝送線61を用いることで、特に高周波の信号伝送に適
し、リターンロスを小さくできるとともに、インピーダ
ンスの変更を容易に行うことができる。
【0036】このインピーダンスの変更は、前記実施例
のケーブル11だと、芯線12の線径や絶縁材料が変わ
ることから基板挿入部33の幅が変化するので、基板挿
入部33の幅を一定にするために保持体15も変更しな
ければならないが、マイクロストリップライン構造の伝
送線61だと、信号導体63の構造や材質を変更しても
厚み寸法が大幅に変化することがないので、同じ保持体
15を共用することができる。
のケーブル11だと、芯線12の線径や絶縁材料が変わ
ることから基板挿入部33の幅が変化するので、基板挿
入部33の幅を一定にするために保持体15も変更しな
ければならないが、マイクロストリップライン構造の伝
送線61だと、信号導体63の構造や材質を変更しても
厚み寸法が大幅に変化することがないので、同じ保持体
15を共用することができる。
【0037】このように伝送線61のインピーダンスの
変更が容易であるため、基板34側と同じインピーダン
スに容易に合わせることができる他、伝送線61側のイ
ンピーダンスに影響を与えないように伝送線61側のイ
ンピーダンスを低くして、基板34側のインピーダンス
をはるかに高くすることも容易にできる。
変更が容易であるため、基板34側と同じインピーダン
スに容易に合わせることができる他、伝送線61側のイ
ンピーダンスに影響を与えないように伝送線61側のイ
ンピーダンスを低くして、基板34側のインピーダンス
をはるかに高くすることも容易にできる。
【0038】なお、この伝送線61の場合にも図6ない
し図10に示す保持体15の各実施例の構造を適用する
ことができる。
し図10に示す保持体15の各実施例の構造を適用する
ことができる。
【0039】また、以上の実施例においては、保持片1
8のばね性により基板34が保持されるものについて説
明しているが、本発明はこれに限られるものではない。
8のばね性により基板34が保持されるものについて説
明しているが、本発明はこれに限られるものではない。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ケーブルの長
手方向任意の箇所に、保持体でケーブルをほぼU字状に
形状保持して基板挿入部を形成するとともに、この基板
挿入部内に臨んでケーブルの芯線を露出させることによ
り、コネクタ部を設けることができるため、ケーブルを
利用した簡単なコネクタ構造で安価にでき、基板挿入部
に挿入される基板の導電部とケーブルの芯線が直接接触
して接続の信頼性を確保でき、しかも、ケーブルを使用
することで信号ラインを任意の方向に持っていくことが
できる。
手方向任意の箇所に、保持体でケーブルをほぼU字状に
形状保持して基板挿入部を形成するとともに、この基板
挿入部内に臨んでケーブルの芯線を露出させることによ
り、コネクタ部を設けることができるため、ケーブルを
利用した簡単なコネクタ構造で安価にでき、基板挿入部
に挿入される基板の導電部とケーブルの芯線が直接接触
して接続の信頼性を確保でき、しかも、ケーブルを使用
することで信号ラインを任意の方向に持っていくことが
できる。
【0041】請求項2の発明によれば、マイクロストリ
ップライン構造の伝送線の長手方向任意の箇所に、保持
体で伝送線をその一面の信号導体側が相対向するように
ほぼU字状に形状保持して基板挿入部を形成するととも
に、この基板挿入部内に臨んで伝送線の信号導体を露出
させることにより、コネクタ部を設けることができるた
め、伝送線を利用した簡単なコネクタ構造で安価にでき
、基板挿入部に挿入される基板の導電部と伝送線の信号
導体が直接接触して接続の信頼性を確保でき、しかも、
伝送線を使用することで信号ラインを任意の方向に持っ
ていくことができる。
ップライン構造の伝送線の長手方向任意の箇所に、保持
体で伝送線をその一面の信号導体側が相対向するように
ほぼU字状に形状保持して基板挿入部を形成するととも
に、この基板挿入部内に臨んで伝送線の信号導体を露出
させることにより、コネクタ部を設けることができるた
め、伝送線を利用した簡単なコネクタ構造で安価にでき
、基板挿入部に挿入される基板の導電部と伝送線の信号
導体が直接接触して接続の信頼性を確保でき、しかも、
伝送線を使用することで信号ラインを任意の方向に持っ
ていくことができる。
【図1】請求項1の発明に対応した接続装置の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】ケーブルの斜視図である。
【図3】ケーブルの一部の被覆を除いた状態の斜視図で
ある。
ある。
【図4】複数のコネクタ部を設けた斜視図である。
【図5】その場合の接続例を示す説明図である。
【図6】保持体についての他の実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】保持体についてのさらに他の実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図8】その一部の断面図である。
【図9】保持体についてのさらに別の他の実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図10】その一部の斜視図である。
【図11】請求項2の発明に対応した接続装置の実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図12】伝送線の斜視図である。
【図13】伝送線の一部の保護膜を除いた状態の斜視図
である。
である。
【図14】従来の接続装置の表面側の斜視図である。
【図15】その裏面側の斜視図である。
11 ケーブル
12 芯線
13 被覆体
15 保持体
31 コネクタ部
33 基板挿入部
34 基板
61 伝送線
62 誘電体
63 信号導体
64 保護膜
65 グランド導体
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の芯線を平行に並べて被覆体で被
覆したケーブルと、このケーブルの長手方向の一部をほ
ぼU字状に形状保持して基板挿入部を形成する保持体と
を備え、前記ケーブルの前記基板挿入部内に臨む芯線を
露出させて基板挿入部に挿入される基板を保持状態で基
板の導電部と接続するコネクタ部を設けたことを特徴と
する接続装置。 - 【請求項2】 誘電体の一面に複数の線状の信号導体
を形成して保護膜で被覆するとともに他面にグランド導
体を形成したマイクロストリップライン構造の伝送線と
、この伝送線の長手方向の一部をその一面の信号導体側
が相対向するようにほぼU字状に形状保持して基板挿入
部を形成する保持体とを備え、前記伝送線の前記基板挿
入部内に臨む信号導体を露出させて基板挿入部に挿入さ
れる基板を保持状態で基板の導電部と接続するコネクタ
部を設けたことを特徴とする接続装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28962590 | 1990-10-26 | ||
JP2-289625 | 1990-10-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04212273A true JPH04212273A (ja) | 1992-08-03 |
Family
ID=17745660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3034572A Pending JPH04212273A (ja) | 1990-10-26 | 1991-02-28 | 接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04212273A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001068187A (ja) * | 1999-08-24 | 2001-03-16 | Yazaki Corp | フラット回路体 |
CN100413159C (zh) * | 2005-01-28 | 2008-08-20 | 番禺得意精密电子工业有限公司 | 电连接器的制造方法 |
JP2010262836A (ja) * | 2009-05-07 | 2010-11-18 | Hitachi Cable Ltd | フレキシブルハーネスおよびその製造方法 |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP3034572A patent/JPH04212273A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001068187A (ja) * | 1999-08-24 | 2001-03-16 | Yazaki Corp | フラット回路体 |
CN100413159C (zh) * | 2005-01-28 | 2008-08-20 | 番禺得意精密电子工业有限公司 | 电连接器的制造方法 |
JP2010262836A (ja) * | 2009-05-07 | 2010-11-18 | Hitachi Cable Ltd | フレキシブルハーネスおよびその製造方法 |
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