JP3297866B2 - ケーブルコネクタ - Google Patents
ケーブルコネクタInfo
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- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
に関し、特に多芯数の同軸ケーブルコネクタのシールド
構造に関する。
4〜図7を参照して説明する。
面図である。フラットリボン同軸ケーブルアセンブリ3
1(図7参照)を接続されたプラグ11とレセプタクル
21とは、嵌合してプリント配線基板41上に搭載され
ている。
1は、複数の同軸ケーブル32と、各同軸ケーブル32
のシールド線32Aに半田付けされたグラウンドバー3
3と、各シールド線32Aの一面に一端部が接触するグ
ラウンドタブ34と、各シールド線32Aの他面に一端
部が接触し他端部がグラウンドタブ34の他端部に接触
するメタルシェル35と、全体を保持するケーブルホー
ルダー36とから構成される。
ンシュレータ12の内側に固定されたプラグコンタクト
13と、インシュレータ12の外側に固定されて一面が
レセプタクル21のメタルシェル24に接触し他面がプ
リント配線基板41のグラウンドに接触する板ばね14
とから構成される。
32A、誘電体層32B及び中心導体32Cと段階的に
露出されている。紙面に直交する方向に配列されている
複数の同軸ケーブル32の各シールド線32Aに、グラ
ウンドバー33が半田付けされている(図6参照)。U
字形状に湾曲した中心導体32Cは、プラグコンタクト
13の二又部の内側に接触している。
と、インシュレータ22の内側に固定されたレセプタク
ルコンタクト23と、インシュレータ22の外側に固定
されたメタルシェル24とから構成される。プラグコン
タクト13のピン部は、レセプタクルコンタクト23の
二又部の内側に接触している。
図である。予め同軸ケーブル32の外被32D、シール
ド線32A及び誘電体層32Bを順次剥いで、シールド
線32A、誘電体層32B及び中心導体32Cを段階的
に露出させる。
2の各中心導体32Cの先端をそろえて図6に示される
ように配列し、各シールド線32Aがばらけることを防
止するために、接着剤が塗布された合成樹脂製のラミネ
ート34を各シールド線32Aにあてがう。この後、グ
ラウンドバー33を各シールド線32Aに半田付けす
る。
ンブリ31とプラグ11とレセプタクル21の斜視図で
ある。アセンブリ31をプラグ11に装着し、プラグ1
1をレセプタクル21に嵌合する。
ルコネクタでは、複数の同軸ケーブルの各シールド線が
グラウンドバーで接続されているから、信号コンタクト
とグラウンドコンタクトとを1対1に構成することがで
きないので、クロストーク特性等の高周波伝送特性が不
良である。また、複数の同軸ケーブルの各シールド線を
所定の間隔で配列するためにラミネートを採用している
から、製造工程が煩雑である。
ルコネクタの欠点を改良し、信号コンタクトとグラウン
ドコンタクトとを1対1に構成してクロストーク特性等
の高周波伝送特性を向上し、また、シールド線とコンタ
クトとの接続工程が簡易なケーブルコネクタを提供しよ
うとするものである。
決するため、次の手段を採用する。
ンタクトと複数のグラウンドコンタクトを保持し、カバ
ーインシュレータが前記各信号コンタクト及び前記各グ
ラウンドコンタクトのそれぞれと接続する複数の同軸ケ
ーブルを保持し、前記各グラウンドコンタクトに予め半
田ボールを搭載し、前記各グラウンドコンタクトを弾性
変形可能に構成することによって、前記各半田ボールが
前記各同軸ケーブルに対して変位可能であり、前記ベー
スインシュレータと前記カバーインシュレータとを組み
立てることによって、前記各信号コンタクトは前記各同
軸ケーブルの中心導体と接続し、かつ、前記各グラウン
ドコンタクトは弾性変形し、前記各半田ボールを半田付
けするまでの間前記各同軸ケーブルのシールド線に押し
当て、前記各半田ボールを前記各シールド線に半田付け
して、前記各グラウンドコンタクトと前記各同軸ケーブ
ルのシールド線とを接続するケーブルコネクタ。
ンタクトと複数のグラウンドコンタクトを保持し、カバ
ーインシュレータが前記各信号コンタクト及び前記各グ
ラウンドコンタクトのそれぞれと接続する複数の同軸ケ
ーブルを保持し、前記各グラウンドコンタクトはグラウ
ンドバーに接続され、前記グラウンドバーに前記各半田
ボールを前記各同軸ケーブルのシールド線の部分の直径
よりも小さい間隔で搭載し、前記各シールド線を前記各
半田ボールによって挟み込み、前記各半田ボールを前記
各シールド線に半田付けして、前記各グラウンドコンタ
クトと前記各同軸ケーブルのシールド線とを接続するケ
ーブルコネクタ。
ーインシュレータの位置にそれぞれ貫通穴が設けられて
いる前記1又は2記載のケーブルコネクタ。
形可能に構成する前記2記載のケーブルコネクタ。
ーブルコネクタ(2段式)について説明する。
ルコネクタについて図1と図2を参照して説明する。図
1はケーブルコネクタの半田付け後の状態を示し、
(a)は正面側から見た断面図、(b)は側面側から見
た断面図、(c)は前面側から見た断面図である。図2
はケーブルコネクタの半田付け前の状態を示し、(a)
は半田ボールが同軸ケーブルに接触したときの側面側か
ら見た断面図、(b)は同軸ケーブルが固定されたカバ
ーインシュレータをベースインシュレータに装着する前
の側面側から見た断面図である。
シールド線(以下「シールド線」という。)1Bを順次
剥いで、シールド線1B及び誘電体層1Cを段階的に露
出させる。ただし、中心導体1Dに信号コンタクト4を
接続するときには、誘電体層1Cに外周面から切目を入
れる。このように準備した複数の同軸ケーブル1を、図
1(c)と図2(b)に示されるように、カバーインシ
ュレータ2の隔壁2Aの間に形成された溝2Bに1本ず
つセットする。この状態を同軸ケーブル保持機構(図示
せず)によって保持したまま、ベースインシュレータ3
に保持された複数の信号コンタクト4の各圧接部4A
を、各中心導体1Dに圧接する。各信号コンタクト4
は、L字状であり、中央の保持部4Bでベースインシュ
レータ3に保持され、一端部が圧接部4Aとなり、他端
部が接点部4Cとなる。この状態で、それぞれ半田ボー
ル5を搭載された複数のグラウンドコンタクト6は、同
軸ケーブル1に押されて弾性変形し、図2(a)に示さ
れるように、各半田ボール5が各シールド線1Bに押し
当たる。各グラウンドコンタクト6は、中央の保持部6
Bでベースインシュレータ3に保持され、一端部が半田
ボール搭載部6Aとなり、他端部がグラウンド部6Cと
なる。更に、ケーブルコネクタ全体をリフロー炉に収容
するか、または、各半田ボール5に対向するカバーイン
シュレータ2の位置に設けられた各貫通穴2Cからレー
ザー光等を照射することによって各半田ボール5と各シ
ールド線1Bとの半田付けを行ない、図1(a)〜
(c)に示されるように、結線が完了する。各半田ボー
ル5が溶融すると、各グラウンドコンタクト6は弾力性
によって復元し、各半田ボール5が各シールド線1Bに
付着するから、同軸ケーブル1が若干位置ずれしていて
も、半田付けは安定して行なわれる。
ルコネクタについて図3を参照して説明する。図3はケ
ーブルコネクタの半田付け後の状態を示し、(a)は正
面側から見た断面図、(b)は側面側から見た断面図、
(c)は前面側から見た断面図である。
形態例と同様の点の構造の説明を省略し、相違する点の
構造の説明を行なう。各グラウンドコンタクト6は、グ
ラウンドバー7に接続されており、更に、複数の半田ボ
ール5が所定の間隔でジグザグ状にグラウンドバー7の
上に搭載されている。各同軸ケーブル1をカバーインシ
ュレータ2の隔壁2Aの間に形成された溝2Bに1本ず
つセットしたとき、各シールド線1Bは、2つの半田ボ
ール5によって挟み込まれるため、半田付けは安定して
行なわれる。各同軸ケーブル1の長さ方向に直交する方
向における各半田ボール5の間隔は、各同軸ケーブル1
のシールド線1Bの部分の直径よりもやや小さく設定さ
れているので、各同軸ケーブル1は保持されやすい。
によれば、次の効果を奏することができる。
た複数のグラウンドコンタクトを採用したので、高周波
伝送特性が向上する。
は、弾力性を有するから、半田ボールを同軸ケーブルの
シールド線に押し当てることができるので、半田付けが
安定した状態で行なえる。
複数の半田ボールを所定の間隔でグラウンドバーに搭載
しておき、同軸ケーブルを半田ボール間に装着した後に
半田付けを行なうので、安定して行なえる。
とき、従来使用していたラミネートが不要になるから、
製造工程が簡易である。
(2段式)の半田付け後の断面図であり、(a)は正面
側から見たもの、(b)は側面側から見たもの、(c)
は前面側から見たものを、それぞれ示す。
の半田付け前の断面図であり、(a)は半田ボールが同
軸ケーブルに接触したときの側面側から見たもの、
(b)は同軸ケーブルを保持したカバーインシュレータ
をベースインシュレータに装着する前の側面側から見た
ものを、それぞれ示す。
(2段式)の半田付け後の断面図であり、(a)は正面
側から見たもの、(b)は側面側から見たもの、(c)
は前面側から見たものを、それぞれ示す。
ブルの正面図である。
列したとき、ばらけることを防止する方法を示す斜視図
である。
とプラグとレセプタクルの斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ベースインシュレータが複数の信号コン
タクトと複数のグラウンドコンタクトを保持し、 カバーインシュレータが前記各信号コンタクト及び前記
各グラウンドコンタクトのそれぞれと接続する複数の同
軸ケーブルを保持し、 前記各グラウンドコンタクトに予め半田ボールを搭載
し、前記各グラウンドコンタクトを弾性変形可能に構成
することによって、前記各半田ボールが前記各同軸ケー
ブルに対して変位可能であり、 前記ベースインシュレータと前記カバーインシュレータ
とを組み立てることによって、前記各信号コンタクトは
前記各同軸ケーブルの中心導体と接続し、かつ、前記各
グラウンドコンタクトは弾性変形し、前記各半田ボール
を半田付けするまでの間前記各同軸ケーブルのシールド
線に押し当て、 前記各半田ボールを前記各シールド線に半田付けして、
前記各グラウンドコンタクトと前記各同軸ケーブルのシ
ールド線とを接続することを特徴とするケーブルコネク
タ。 - 【請求項2】 ベースインシュレータが複数の信号コン
タクトと複数のグラウンドコンタクトを保持し、 カバーインシュレータが前記各信号コンタクト及び前記
各グラウンドコンタクトのそれぞれと接続する複数の同
軸ケーブルを保持し、 前記各グラウンドコンタクトはグラウンドバーに接続さ
れ、前記グラウンドバーに前記各半田ボールを前記各同
軸ケーブルのシールド線の部分の直径よりも小さい間隔
で搭載し、前記各シールド線を前記各半田ボールによっ
て挟み込み、 前記各半田ボールを前記各シールド線に半田付けして、
前記各グラウンドコンタクトと前記各同軸ケーブルのシ
ールド線とを接続することを特徴とするケーブルコネク
タ。 - 【請求項3】 前記各半田ボールと対向する前記カバー
インシュレータの位置にそれぞれ貫通穴が設けられてい
ることを特徴とする請求項1又は2記載のケーブルコネ
クタ。 - 【請求項4】 前記各グラウンドコンタクトを弾性変形
可能に構成すること を特徴とする請求項2記載のケーブ
ルコネクタ。
Priority Applications (1)
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JP23711199A JP3297866B2 (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | ケーブルコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP23711199A JP3297866B2 (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | ケーブルコネクタ |
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JP2001068226A JP2001068226A (ja) | 2001-03-16 |
JP3297866B2 true JP3297866B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=17010586
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP23711199A Expired - Fee Related JP3297866B2 (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | ケーブルコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3297866B2 (ja) |
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JP4920557B2 (ja) * | 2007-11-13 | 2012-04-18 | モレックス インコーポレイテド | エッジコネクタ |
JP5467916B2 (ja) * | 2010-04-22 | 2014-04-09 | 矢崎総業株式会社 | 同軸コネクタ、コネクタ付ケーブル、及び、取付方法 |
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-
1999
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