JP3239238B2 - 同軸ケーブル接続用コンタクト - Google Patents

同軸ケーブル接続用コンタクト

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JP3239238B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸ケーブルの外
部導体を回路基板上に形成したグランド用導電部に接続
するための同軸ケーブル接続用コンタクトに属する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来から知られいている同軸ケー
ブル42と回路基板51との接続状態を示している。図
7を参照して、同軸ケーブル42は、中心導体42a及
び外部導体42c間に第1の絶縁体(誘電体)42bを
介し同軸形状としている。さらに同軸ケーブル42は、
外部導体42cの外周を被覆した第2の絶縁体42d
(絶縁被覆)を有している。中心導体42aは電気機器
における信号の送受を行うために用いている。また、外
部導体42cはグランド接続のために用いられている。
【0003】従来、電子機器内にいける同軸ケーブル4
2では、同軸ケーブル42の途中位置の外部導体42c
を回路基板51上に形成されている薄い金属膜のグラン
ド用導電部52に接続される。
【0004】外部導体42cを回路基板51のグランド
用導電部52に接続する場合には、手作業によって同軸
ケーブル42の途中位置の第2の絶縁体42dを剥ぎ取
って外部導体42cを露出させる。そして、グランド用
導電部52と外部導体42cとは、これらを手によって
押さえた状態で半田61によって半田接続して固定して
いる。
【0005】なお、参照公報としては、特開平9−73
925号公報、及び実開平1−146466号公報があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外部導
体42cを回路基板51のグランド用導電部52に接続
する場合には、第2の絶縁体42dを剥ぎ取り半田接続
を手作業によって行なっていることから、熟練した作業
者を必要とし、作業時間も多く係り、しいては機器全体
の組み立て作業性に劣るという問題がある。
【0007】それ故に本発明の課題は、簡易な構成で同
軸ケーブルの接続ができ、機器の組み立て性を向上する
ことができる同軸ケーブル接続用コンタクトを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、中心導
体及び外部導体間に第1の絶縁体を介し同軸形状に配置
しかつ前記外部導体の外周を被覆した第2の絶縁体を有
する同軸ケーブルの前記外部導体を回路基板上に形成し
たグランド用導電部に接続するための同軸ケーブル接続
用コンタクトにおいて、天板部と、該天板部の一対の側
辺から互いに対する向きに形成されている一対の保持板
部と、前記グランド用導電部に接続するよう前記保持板
部から延びている端子板部とを有し、前記一対の保持板
部のそれぞれは、前記同軸ケーブルを圧入して受け入れ
つつ前記第2の絶縁体を破り前記外部導体と前記一対の
保持部材とを接続するように前記保持板部の一方端から
他方端側へ切り欠け溝状に形成した圧入部を有し、さら
に前記同軸ケーブルが前記圧入部の所定位置にあるとき
に前記圧入部からの前記同軸ケーブルの抜け出しを阻止
するよう前記天板部に一端が支持されかつ前記一対の保
持部間へ延びている抜け止め板部とを有していることを
特徴とする同軸ケーブル接続用コンタクトが得られる。
【0009】
【作用】本発明の同軸ケーブル接続用コンタクトによる
と、一対の保持板部のそれぞれは、同軸ケーブルを圧入
して受け入れ、第2の絶縁体を破り外部導体と一対の保
持部材とを接続する。同軸ケーブル接続用コンタクトは
あらかじめ回路基板のグランド導電部に半田接続してお
く。
【0010】同軸ケーブルが圧入部へ圧入された状態で
は一対の保持板部間に位置する同軸ケーブルが圧入部か
らの引き抜きを抜け止め板部によって阻止する。抜け止
め板部は弾性変形可能なものである。
【0011】同軸ケーブルが圧入部へ圧入されている途
中の状態では、抜け止め板部が第2の絶縁体に押圧され
て変形し、同軸ケーブルが圧入部の所定位置へ圧入され
たときに、抜け止め板部の先端が同軸ケーブルの第2の
絶縁体に当接し、同軸ケーブルの抜けが阻止される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の同軸ケーブル接続
用コンタクトの一実施の形態例を図面を参照して説明す
る。なお、以下の説明では、図7において説明した同軸
ケーブル42の構成及び回路基板51と同じ部分には同
じ符号を付して説明をする。
【0013】図1は本発明の同軸ケーブル接続用コンタ
クトの一実施の形態例を示している。図2は図1に示し
た同軸ケーブル接続用コンタクトに同軸コネクタを接続
した状態を示している。図3は図2の同軸ケーブル接続
用コンタクトの一部を断面した状態で示した断面図であ
る。図4(A)乃至図4(C)は、コンタクト1を三面
から見た状態を示している。図4(D)は図4(A)の
IV−IV線断面図である。
【0014】なお、同軸ケーブル42は、図7において
説明した同軸ケーブル42の構成と同様であるため、こ
こでは構成の説明を省略する。
【0015】図1、図2、図3、図4(A)乃至図4
(D)を参照して、同軸ケーブル接続用コンタクト1
(以下、コンタクト1と云う)は、長方形の天板部11
と、この天板部11の互いに平行な一対の側辺から相対
向するように曲げられて形成されている一対の保持板部
12と、図7に示した回路基板51上のグランド用導電
部52に接続するよう保持板部12から延びている端子
板部13とを有している。
【0016】一対の保持板部12のそれぞれは、これら
の保持板部12の一方端から他方端側へ切り欠け溝状に
形成した圧入部12aを有している。圧入部12aは、
図1に矢印によって示した圧入方向Sで同軸ケーブル4
2を圧入して受け入れ、図2に示す切り欠け面112a
において第2の絶縁体42dが破られる。この時、外部
導体42cと一対の保持部材12とは、図5及び図6に
も示すように、相互に接続するものである。
【0017】圧入部12aの切り欠け面112a間の幅
寸法は、図2、図5及び図6によって明らかなように、
外部導体42cの外周直径と同等、もしくは若干小さい
寸法に設定されている。
【0018】さらに、コンタクト1は、天板部11に一
端が支持され一対の保持板部12間へ延びている弾性変
形可能な抜け止め板部14を有している。抜け止め板部
14は、図2及び図3に示したように、同軸ケーブル4
2が圧入部12aへ圧入された状態で一対の保持板部1
2間に位置する同軸ケーブル42が圧入部12aからの
引き抜きを阻止するよう天板部11の一端から一対の保
持板部12間へ略側面U字状に曲げられている。抜け止
め板部14の一端から先端までの寸法は、同軸ケーブル
42が圧入部12aの所定位置にあるときに、第2の絶
縁体14に当接する長さ寸法に設定されている。
【0019】端子板部13は保持板部12の下端辺から
外向きに曲げられている部分である。なお、端子板部1
3は回路基板51面に対して平行に曲げられている。そ
して、端子板部13はグランド導電部52に半田接続さ
れる。
【0020】以下にこの実施の形態例における同軸ケー
ブル42とコンタクト1との接続作業について説明す
る。
【0021】コンタクト1は薄い導電板をプレスによっ
て連続して打ち抜くと複数のコンタクト展開形状体が得
られる。これらのコンタクト展開形状体は曲げ加工を施
した後、切り放すことによってすことによって製作する
ことができる。
【0022】コンタクト1は、他の電子部品(図示せ
ず)と同様に回路基板51上に自動実装され、端子板部
42cと回路基板51上のグランド導電部52とが周知
な自動半田付け接続によって固定される。
【0023】次に、同軸ケーブル42をその軸方向が一
対の保持板部12の一端を交差する向きに合わせ、同軸
ケーブル42を圧入方向Sで圧入部12aへ圧入する。
同軸ケーブル42が圧入部12aへ圧入されている途中
の状態では、抜け止め板部14が第2の絶縁体に押圧さ
れて天板部11側へ弾性力をもった状態で変形する。
【0024】同軸ケーブル42が圧入部の所定位置へ圧
入されたときには、抜け止め板部14に対する同軸ケー
ブル42による押圧力が解除される。このとき、抜け止
め板部14の先端は同軸ケーブル42の第2の絶縁体1
4に当接する。この状態で同軸ケーブル42は圧入方向
Sとは逆方向(抜け出し方向)への移動が抜け止め板部
14の先端によって阻止される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の同軸ケー
ブル接続用コンタクトによれば、同軸ケーブルが圧入部
の所定位置へ圧入されたときに、抜け止め板部によって
同軸ケーブルの抜けが阻止され、同軸ケーブルの外部導
体と回路基板のグランド導電部とを接続できるので、簡
易な構成で、作業性に優れた同軸ケーブル接続用コンタ
クトを提供できる。
【0026】また、コンタクトは回路基板への自動実装
ができ、機器の組み立て性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同軸ケーブル接続用コンタクトの一実
施の形態例を示す斜視図である。
【図2】図1に示した同軸ケーブル接続用コンタクトに
同軸コネクタを接続した状態を示す斜視図である。
【図3】図2の同軸ケーブル接続用コンタクトの要部を
断面した部分断面図である。
【図4】(A)は図1に示した同軸ケーブル接続用コン
タクトの平面図、(B)は(A)の正面図、(C)は
(A)の側面図、(D)は(A)のIV−IV線断面図
である。
【図5】図1に示した同軸ケーブル接続用コンタクトに
同軸コネクタを接続した状態を示す正面図である。
【図6】図5の同軸ケーブル接続用コンタクトに同軸コ
ネクタを接続した状態の側面図である。
【図7】従来の同軸ケーブルと回路基板との接続状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コンタクト 11 天板部 12 保持板部 12a 圧入部 13 端子板部 14 抜け止め板部 42 同軸ケーブル 42a 中心導体 42b 第1の絶縁体(誘電体) 42c 外部導体 42d 第2の絶縁体 51 回路基板 52 グランド用導電部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/24 H01R 9/05

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心導体及び外部導体間に第1の絶縁体
    を介し同軸形状に配置しかつ前記外部導体の外周を被覆
    した第2の絶縁体を有する同軸ケーブルの前記外部導体
    を回路基板上に形成したグランド用導電部に接続するた
    めの同軸ケーブル接続用コンタクトにおいて、天板部
    と、該天板部の一対の側辺から互いに対する向きに形成
    されている一対の保持板部と、前記グランド用導電部に
    接続するよう前記保持板部から延びている端子板部とを
    有し、前記一対の保持板部のそれぞれは、前記同軸ケー
    ブルを圧入して受け入れつつ前記第2の絶縁体を破り前
    記外部導体と前記一対の保持部材とを接続するように前
    記保持板部の一方端から他方端側へ切り欠け溝状に形成
    した圧入部を有し、さらに前記同軸ケーブルが前記圧入
    部の所定位置にあるときに前記圧入部からの前記同軸ケ
    ーブルの抜け出しを阻止するよう前記天板部に一端が支
    持されかつ前記一対の保持部間へ延びている抜け止め板
    部とを有していることを特徴とする同軸ケーブル接続用
    コンタクト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の同軸ケーブル接続用コン
    タクトにおいて、前記抜け止め部は前記天板部の一端か
    ら弾性変形可能に曲げられていることを特徴とする同軸
    ケーブル接続用コンタクト。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の同軸ケーブル接続用コン
    タクトにおいて、前記同軸ケーブルが前記圧入部へ圧入
    されている途中の状態で前記抜け止め板部が前記第2の
    絶縁体に押圧されて変形し、前記同軸ケーブルが前記圧
    入部の所定位置へ圧入されたときに前記押圧が解除され
    るものであって、前記抜け止め板部14の一端から先端
    までの長さ寸法が前記所定位置にある前記同軸ケーブル
    の前記第2の絶縁体に当接する長さ寸法に設定されてい
    ることを特徴とする同軸ケーブル接続用コンタクト。
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