JP3168406B2 - 太線ケーブル用圧着コンタクト - Google Patents

太線ケーブル用圧着コンタクト

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太線ケーブル用圧
着コンタクトに関し、特に、電源線等のように直径の大
きなケーブルを圧着するために使用するコンタクトに関
する。
【0002】
【従来の技術】各種の電気機器においては、信号線ケー
ブルのような細線ケーブルと電源ケーブルのような太線
ケーブルが使用されている。これらのケーブルは、通
常、適当なコネクタを用いて機器を構成する電気部品或
いはプリント基板等に接続される。
【0003】ここで、細線ケーブルは、接続作業の便宜
上、その芯線をコネクタのコンタクトに圧接することで
コネクタに結線する方法が広く採用されている。この場
合、好ましくは、細線ケーブルは、一括結線可能な圧接
法により複数本のものをコネクタに一時に接続されるよ
うになっている。
【0004】一方、太線ケーブルは、その芯線も太いこ
とから、これをコネクタのコンタクトに結線する手段と
して、上記のような圧接を用いた場合には、安定した接
続が得にくい。このため、コンタクトに圧着によって結
線する方法が広く用いられている。
【0005】即ち、図3に例示したように、太線ケーブ
ルを圧着するためのコンタクト21として、ハウジング
に固定するためのロックバネ217と、接触用の接触バ
ネ218を持つ構造のものが使用される。そして、この
コンタクト21の一端に太線ケーブル22の芯線221
を圧着により接続している。この場合、太線ケーブル2
2の芯線221は、絶縁被覆222を剥がして露出させ
た後、圧着器等を使用してコンタクト21の圧接部21
1に圧着される。
【0006】また、このコンタクト21は、太線ケーブ
ル22の芯線221を圧着部211に圧着した後、図4
に示すように、ハウジング23に挿入され固定される。
この場合、コンタクト21は、矢印Dの方向から挿入さ
れ、ロックバネ217がハウジング23の突起201に
引っ掛かることにより、つまり、スナップイン方式で、
ハウジング23に固定される。
【0007】また、図5は、細線ケーブル32の場合を
例示したものである。細線ケーブル32は、ハウジング
33に圧入されているコンタクト31の圧接片311に
圧接され結線される。コンタクト31は、相手側コネク
タ40のハウジング43に圧入されたバネコンタクト4
1と接触する。
【0008】このように、従来では、細線ケーブルの場
合には一括結線可能な圧接を用いた細線ケーブル用コネ
クタを、また太線ケーブルの場合には圧着を用いたスナ
ップイン方式の太線ケーブル用コネクタを通常別々に使
用していた。また、太線ケーブルの場合は、その芯線を
コンタクトに圧着してからハウジングに嵌め込む構造で
あるので、全体の大きさが大きかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、今日の
各種電気乃至電子装置の小型化に伴い、コネクタについ
ても小型化を求められ、従来の様な細線ケーブル用コネ
クタと太線ケーブル用コネクタを分ける様な無駄なスペ
ースは無くなりつつあり、上記従来のような構造には限
界があった。
【0010】この場合、太線ケーブルを細線ケーブルで
置き換えることで対応することも考えられるが、この場
合、電流容量の違いから太線ケーブルに代えて多数本の
細線ケーブルが必要となり、それもまたスペースの無駄
となっていた。
【0011】それ故に、本発明の課題は、太線ケーブル
を細線ケーブル用コネクタのコンタクトに結線可能とす
る太線ケーブル用圧着コンタクトを提供することを課題
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、細線ケ
ーブル用コネクタに備えられ前記細線ケーブルを圧入し
て結線するスリットを形成した圧着コンタクトの圧接片
に、太線ケーブルを結線するための太線ケーブル用圧着
コンタクトにおいて、前記太線ケーブルの芯線に圧着し
て結線する圧着部と、該圧着部の一端に連設され前記圧
着コンタクトの前記圧接片の前記スリットに圧入して接
続する圧接片とを有していることを特徴とする太線ケー
ブル用圧着コンタクトが得られる。
【0013】つまり、本発明では、太線ケーブル用圧着
コンタクトに圧接片を設けたものを、細線ケーブル用コ
ネクタの圧接コンタクトに圧接し接続するようにしたも
のである。このような構造をとることで、細線ケーブル
用コネクタに細線ケーブルと太線ケーブルを一括に結線
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明する。
【0015】図1に本発明の一実施形態による太線ケー
ブル用圧着コンタクトを示した。即ち、この太線ケーブ
ル用圧着コンタクト21は、太線ケーブル22の芯線2
21が圧着される圧着部211、その一端に連設された
略板状の圧接片212、及び太線ケーブル22をクラン
プするクランプ部213等から構成される。
【0016】この太線ケーブル用圧着コンタクト21
は、図1に示したように、太線ケーブル22の一端部の
絶縁被覆222を取り除くことにより露出した芯線22
1を圧着部211に圧着して結線する等した後、図2に
示したように、細線ケーブル用コネクタ30に、細線ケ
ーブル32と一緒に接続される。
【0017】即ち、図2において、細線ケーブル用コネ
クタ30のハウジング33には、細線ケーブル用の圧接
コンタクト31が圧入されている。そして、太線ケーブ
ル用圧着コンタクト21の圧接片212は、圧接コンタ
クト31の圧接片311のU字スリット311aに圧入
され、これにより、圧接片311と圧接して接続され
る。
【0018】この際、太線ケーブル22を圧着した太線
ケーブル用圧着コンタクト21の圧椄片212と、細線
ケーブル32を、圧椄コンタクト31の圧接片311へ
同時に押し込むことで、太線ケーブル22と細線ケーブ
ル32を一括に結線することができる。尚、圧椄コンタ
クト31は、相手側コネクタ40のハウジング43に圧
入されたバネコンタクト41と接触する。
【0019】尚、太線ケーブル用圧着コンタクトの圧接
片の枚数は、必要とする電流容量に応じて適宜増減させ
ると良い。また、細線ケーブルに結線する圧着コンタク
トと太線ケーブルに結線する圧着コンタクトの割合を、
必要に応じて適宜変更することで、多様な構成に対応で
きる。
【0020】
【発明の効果】本発明の太線ケーブル用圧着コンタクト
を用いれば、細線ケーブルと太線ケーブルを一括に結線
できるので、作業時間が短くハーネス性の良いケーブル
用コネクタを使うことができる。また、太線ケーブル用
圧着コンタクトを従来の太線ケーブル用コネクタのよう
にハウジング内に収容する必要がないので、太線ケーブ
ル用圧着コンタクトをシンプルで小型な形状とすること
ができ、結果的にコネクタが小型もので済むようにな
る。
【0021】また、本発明の太線ケーブル用圧着コンタ
クトを用いれば、太線ケーブルを細線ケーブル用コネク
タに結線できるため、部品点数の削減が図れ、更に、太
線ケーブル用コネクタと細線ケーブル用コネクタとを別
々に設ける必要がないので空間の有効利用が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による太線ケーブル用圧着
コンタクトに太線ケーブルを圧着して結線した状態を示
した斜視図である。
【図2】図1に示す太線ケーブル用圧着コンタクトを細
線ケーブルと共に細線ケーブル用コネクタに接続した状
態を示した斜視図である。
【図3】従来の太線ケーブル用圧着コンタクトに太線ケ
ーブルを圧着して結線した状態の斜視図である。
【図4】図3に示す太線ケーブル用圧着コンタクトを備
えた太線ケーブル用コネクタの要部の斜視図である。
【図5】従来の細線ケーブル用コネクタに細線ケーブル
を結線した状態を示した斜視図である。
【符号の説明】
21 太線ケーブル用圧着コンタクト 211 圧着部 212 圧接片 213 クランプ部 22 太線ケーブル 221 芯線 222 絶縁被覆 23 ハウジング 30 細線ケーブル用コネクタ 31 圧接コンタクト 311 圧接片 312 接触部 32 細線ケーブル 33 ハウジング 40 相手側コネクタ 41 バネコンタクト 43 ハウジング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細線ケーブル用コネクタに備えられ前記
    細線ケーブルを圧入して結線するスリットを形成した圧
    着コンタクトの圧接片に、太線ケーブルを結線するため
    の太線ケーブル用圧着コンタクトにおいて、 前記太線ケーブルの芯線に圧着して結線する圧着部と、
    該圧着部の一端に連設され前記圧着コンタクトの前記圧
    接片の前記スリットに圧入して接続する圧接片とを有し
    ていることを特徴とする太線ケーブル用圧着コンタク
    ト。
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