JPH0556700U - リヤウインド洗浄液の配管構造 - Google Patents

リヤウインド洗浄液の配管構造

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Publication number
JPH0556700U
JPH0556700U JP10788891U JP10788891U JPH0556700U JP H0556700 U JPH0556700 U JP H0556700U JP 10788891 U JP10788891 U JP 10788891U JP 10788891 U JP10788891 U JP 10788891U JP H0556700 U JPH0556700 U JP H0556700U
Authority
JP
Japan
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cleaning liquid
passage
space
protector
rear window
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Pending
Application number
JP10788891U
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English (en)
Inventor
達也 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
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Publication of JPH0556700U publication Critical patent/JPH0556700U/ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通路を確実に保護し、かつ、配管作業工程の
増大を抑制することを可能とする。 【構成】 一方のロッカパネル2に取着されたプロテク
タ3に、円筒状の隔壁5を一体的に形成し、その内部の
空間6を隔離する。また、プロテクタ3の両端部に、隔
壁5から延びる連結部を突出形成し、同連結部をフロン
トチューブ及びリヤチューブに嵌め込む。そして、この
空間6を洗浄液の通路7とし、同空間6(通路7)内に
洗浄液を流す。すると、洗浄液タンク内の洗浄液はフロ
ントチューブ10、通路7及びリヤチューブ11を通
り、噴射ノズルを介して確実に噴射される。また、通路
7はプロテクタ3に一体的に形成された隔壁5によって
ワイヤーハーネス12及びオープナケーブル13等とは
隔離されているので、これらと接触するおそれがなく、
また、通路7の移動、変形もない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はリヤウインド洗浄液の配管構造に係り、詳しくは車両のフロア側部に 配設されたロッカパネル部分におけるリヤウインド洗浄液の配管構造に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、リヤウインドを洗浄するための洗浄液は、フロントウインドの洗浄液と 同様、図4に示すように、例えば車両21前部に配置されたタンク22内に収容 されている。そして、その洗浄液は、運転者等がパネルスイッチを適宜操作する ことにより、前記タンク22から車両21後部のリヤウインド23に延びるホー ス24を通じて、その先端の噴射ノズル25から噴射される。
【0003】 図5に示すように、車両21の中間部Cにおいて、前記ホース24は、車両2 1のフロアパネル26の両側部に配設されたロッカパネル27と、同ロッカパネ ル27を覆うようにして取着される樹脂製のプロテクタ28とによって形成され る空間内に配設される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記空間内には、前記ホース24の外に、車両21後部に電気を導 通するためのワイヤーハーネス29や、ハッチバック等を開閉するためのオープ ナケーブル30等が混在して配置されていた。そのため、前記ホース24がこれ らワイヤーハーネス29やオープナケーブル30と干渉したり、あるいは、これ らによって押しつぶされたりするといった不具合が生じるおそれがあった。
【0005】 また、組付けが不十分な場合には、前記ホース24が前記プロテクタ28から 飛び出したりするおそれがあった。さらに、悪路を走行する際に、前記ホース2 4が空間内で踊り、異音が発生するおそれがあった。
【0006】 これに対し、図6に示すように、前記ロッカパネル27に対して前記ホース2 4をクランプ31によって数カ所固定することが考えられる。しかしながら、こ の場合には、クランプ31を取付けるための工程をはじめ、作業工程の増大を招 来することとなり、好ましくなかった。
【0007】 本考案は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は通路 を確実に保護し、かつ、配管作業工程の増大を抑制することの可能なリヤウイン ド洗浄液の配管構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案では、車両のフロア側部に配設されたロッカ パネルと、同ロッカパネルを覆うようにして取着される樹脂製のプロテクタとに よって形成される空間に、リヤウインド洗浄液用の通路を設けたリヤウインド洗 浄液の配管構造において、前記プロテクタに対して、隔壁を一体的に形成するこ とにより、前記空間とは隔離された空間を形成し、この空間をリヤウインド洗浄 液用の通路としたことをその要旨とする。
【0009】
【作用】
上記の構成によれば、プロテクタに対して、隔壁を一体的に形成することによ り、ロッカパネルとプロテクタとによって形成される空間とは隔離された空間が 形成され、同空間がリヤウインド洗浄液用の通路となる。従って、通路は移動し たり変形したりすることがなく、しかも、他部品と干渉するおそれがない。また 、別部品によって通路を固定する手間が省略される。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を図1〜3に基づいて説明する。図1に示 すように、車両のフロアとしてのフロアパネル1の両側には、ロッカパネル2が 上方に突出した状態で取着されている。このロッカパネル2は車内側のロッカイ ンナパネル2aと車外側のロッカアウタパネル2bとからなっている。これらロ ッカインナパネル2aとロッカアウタパネル2bの当接部には、それぞれ長尺状 で断面略コ字状をなすプロテクタ3が取着されている。このプロテクタ3は硬質 樹脂よりなり、前記ロッカインナパネル2aの上部を覆っている。そして、この プロテクタ3とロッカインナパネル2aによって配線用の空間4が形成されてい る。
【0011】 また、前記左右一対のプロテクタ3のうち、少なくとも一方のプロテクタ3に は、円筒状の隔壁5が一体的に形成されており、その内部の空間6は前記空間4 とは隔離された状態となっている。そして、この空間6は洗浄液の通路7を兼ね ており、同空間6(通路7)内を洗浄液が流れるようになっている。また、図2 に示すように、前記プロテクタ3の両端部には、前記隔壁5から延びる連結部8 ,9が突出形成されている。このように突出形成された連結部8,9のうち、一 方の連結部8は、車両前部に配設された洗浄液タンクから延びるフロントチュー ブ10に嵌め込まれている。また、他方の連結部9は、車両後部の噴射ノズルに 延びるリヤチューブ11に嵌め込まれている。
【0012】 さらに、前記空間4には、ワイヤーハーネス12及びオープナケーブル13が 配設されている。 次に、この実施例における作用について説明する。
【0013】 配管時において、前記連結部8,9をそれぞれフロントチューブ10及びリヤ チューブ11に嵌め込み、かつ、前記プロテクタ3をロッカパネル2に取着する 。すると、洗浄液タンクは、フロントチューブ10、通路7及びリヤチューブ1 1を介して噴射ノズルに連通される。
【0014】 また、使用時において、運転者等がパネルスイッチを操作することにより、洗 浄液タンク内の洗浄液は図示しないポンプにより、フロントチューブ10、通路 7及びリヤチューブ11を通り、噴射ノズルを介して確実に噴射される。
【0015】 さらに、走行時等において、前記通路7はプロテクタ3に一体的に形成された 隔壁5によって、ワイヤーハーネス12及びオープナケーブル13が配設された 空間4とは隔離されているので、これらワイヤーハーネス12及びオープナケー ブル13と接触するおそれがない。また、通路7が移動したり、変形したりする ことがない。
【0016】 以上詳述したように、この実施例における洗浄液の配管構造によれば、プロテ クタ3に隔壁5を一体的に形成し、その内部の空間6を洗浄液の通路7としたの で、この通路7がワイヤーハーネス12やオープナケーブル13と干渉したり、 これらによって押しつぶされたりするといった種々の不具合を防止することがで きる。
【0017】 また、この実施例では、通路7がプロテクタ3から飛び出したりするおそれが なく、異音の発生を抑制することができる。 さらに、この実施例では、クランプ等を配設せずとも通路7を固定することが できるため、その取付作業を省略することができ、結果として作業工程の増大を 防止することができる。
【0018】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しな い範囲で例えば以下のように構成してもよい。 (1)前記実施例では、隔壁5により形成された空間4を、そのまま洗浄液用 の通路7としたが、例えば図3に示すように、隔壁14により形成された空間1 5内に、洗浄液用の通路16を有するホース17を配置してもよい。この場合に は、メインテナンス時等において、同ホース17を容易に取替えることができる という新たな効果を奏する。
【0019】 (2)前記実施例では、フロントチューブ10及びリヤチューブ11に対し、 プロテクタ3に突出形成された連結部8,9を嵌め込む構成としたが、逆にフロ ントチューブ10及びリヤチューブ11を前記プロテクタ3両端の通路7に嵌め 込むことにより、相互に連結させてもよい。
【0020】
【考案の効果】
本考案のリヤウインド洗浄液の配管構造によれば、通路を確実に保護すること ができ、かつ、配管作業工程の増大を抑制することができるという優れた効果を 奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例におけるリヤウイ
ンド洗浄液の通路を示す断面図である。
【図2】一実施例におけるプロテクタの装着状態を説明
する斜視図である。
【図3】別例におけるリヤウインド洗浄液の通路を示す
断面図である。
【図4】従来例において、車両に配設されたリヤウイン
ド洗浄液の配管構造を示す概略図である。
【図5】従来例におけるリヤウインド洗浄液の通路を示
す断面図である。
【図6】従来例におけるリヤウインド洗浄液の通路を示
す断面図である。
【符号の説明】
1…フロアとしてのフロアパネル、2…ロッカパネル、
3…プロテクタ、4…空間、5…隔壁、6…空間、7…
通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフロア側部に配設されたロッカパ
    ネルと、同ロッカパネルを覆うようにして取着される樹
    脂製のプロテクタとによって形成される空間に、リヤウ
    インド洗浄液用の通路を設けたリヤウインド洗浄液の配
    管構造において、 前記プロテクタに対して、隔壁を一体的に形成すること
    により、前記空間とは隔離された空間を形成し、この空
    間をリヤウインド洗浄液用の通路としたことを特徴とす
    るリヤウインド洗浄液の配管構造。
JP10788891U 1991-12-27 1991-12-27 リヤウインド洗浄液の配管構造 Pending JPH0556700U (ja)

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JP10788891U JPH0556700U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 リヤウインド洗浄液の配管構造

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JP10788891U JPH0556700U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 リヤウインド洗浄液の配管構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0556700U true JPH0556700U (ja) 1993-07-27

Family

ID=14470621

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JP10788891U Pending JPH0556700U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 リヤウインド洗浄液の配管構造

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JP (1) JPH0556700U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019006397A (ja) * 2012-07-10 2019-01-17 ゴードン・マレー・デザイン・リミテッド 車両の車体および車両の組み立て方法

Cited By (1)

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