JP3171694B2 - 自動車の前部車体組立方法 - Google Patents

自動車の前部車体組立方法

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JP3171694B2
JP3171694B2 JP25800592A JP25800592A JP3171694B2 JP 3171694 B2 JP3171694 B2 JP 3171694B2 JP 25800592 A JP25800592 A JP 25800592A JP 25800592 A JP25800592 A JP 25800592A JP 3171694 B2 JP3171694 B2 JP 3171694B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の前部車体組立
方法、更に詳しくは車体の前部側壁を構成するホイール
エプロン周りの組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両前部の組立作業効率の向
上を図るべく車体前部の構成部品に各種装備品を取り付
けて適宜ユニット化して組み立てる方法が提案されてい
る。例えば特開昭63-103773 号公報に記載されている様
なエンジンルームの底部骨格部材を構成するサブフレー
ムやエンジンルームの前部隔壁部材に予め各種装備品を
取り付けてユニット化した後該ユニットを組み付けて車
両前部を組み立てる方法等種々の方法が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両前部を
適宜ユニット化して組立てを行うに当たって、車体前部
構成部品を大胆に分割しそれに各種装備品を取り付けて
ユニット化することにより組立作業効率を大幅に向上さ
せることが考えられる。
【0004】かかる方法を採用する場合には、分割して
それに各種装備品を取り付けてユニット化する部品を適
切に選択することが重要となる。何故ならば、分割する
部品が適切でないと、該分割した部品への取付対象とな
る各種装備品の数が少なく、従ってユニット化によるメ
リットの大きい装備品を選択して取り付ける余知が少な
く、その結果ユニット化することによる組立効率向上の
効果を余り期待できず、また骨格構成部品を分割する
と、車体剛性などの諸性能の低下が懸念されると共に組
立時に複雑な接合作業か必要となり、またダッシュロア
パネル等の車室内外を隔てる隔壁部材を分割すると、組
立時に接合部分の防水性を確保できるシール構造、接合
方法、組立作業等が必要となるからである。
【0005】本発明の目的は、上記事情に鑑み、車体前
部の構成部品を適切に分割しそれに種々の装備品を取り
付けてユニット化して組み立てる方法であって、ユニッ
ト化による組立効率の向上を十分に期待でき、また上記
の如き必要な剛性の低下やシールの問題を生じることの
無い自動車の前部車体組立方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる自動車の
前部車体組立方法は、上記目的を達成するために、車体
前部の側壁を構成するホイールエプロンから少なくとも
サスペンションタワーより車体前方の部分を構成するホ
イールエプロン前側パネルを分割し、該ホイールエプロ
ン前側パネルに各種装備品を取り付けてエプロン前側ユ
ニットを形成し、該エプロン前側ユニットを車両本体に
組み付けることを特徴とする。
【0007】上記組立方法においては、上記ホイールエ
プロン前側パネルを樹脂で形成すると共に上記各種装備
品としてのマッドガードと一体化してエプロン前側ユニ
ットを形成することができる。あるいは、上記ホイール
エプロン前側パネルを上記各種装備品としてのフロント
フェンダもしくはシュラウドと一体化してエプロン前側
ユニットを形成することもできる。
【0008】上記組立方法においては、上記エプロン前
側ユニットを車両本体に組み付けるにあたり、該エプロ
ン前側ユニットを車幅方向外側から車両本体に組み付け
る方法、車幅方向内側から車両本体に組み付ける方法、
車体上方から車両本体に組み付ける方法、車体下方から
車両本体に組み付ける方法のいずれかを適宜選択して組
み付けることができる。
【0009】
【作用および発明の効果】本発明に係る自動車の前部車
体組立方法は、上記の如く、車体前部の側壁を構成する
ホイールエプロンから少なくともサスペンションタワー
より車体前方の部分を構成するホイールエプロン前側パ
ネルを分割し、該ホイールエプロン前側パネルに各種装
備品を取り付けてエプロン前側ユニットを形成し、該エ
プロン前側ユニットを車両本体に組み付けて成るので、
次のような作用効果を奏する。
【0010】まず、ホイールエプロンの前側パネル周辺
には、該前側パネルへの取付対象となる各種装備品、即
ちエンジンルーム内に搭載される各種の部品やマッドカ
バー、フロントフェンダ、シュラウド等の車体構成部品
が多く存在する。従って、このホイールエプロン前側パ
ネルを中心としてユニット化を行なえば、ユニット化の
際の取付対象となる各種装備品が多いことからユニット
化する装備品の選択自由度が大であり、その結果ユニッ
ト化によるメリットの大きい装備品を選択してユニット
化することができ、ユニット化による組立効率の大幅な
向上が可能となる。
【0011】また、ホイールエプロン部分はサスペンシ
ョンタワーが存在し、このサスペンションタワーに入力
されるサスペンション荷重を十分支持し得る大きな剛性
が必要とされる。一方、車体構成部品に各種装備品を予
め取り付けてユニット化した上で組み付ける場合、車体
構成部品は、各種装備品を取り付けた後に塗装すること
は困難であるので該装備品を取り付ける前に塗装しなけ
ればならず、従って塗装後の車体構成部品をユニット化
して車両本体に組み付けることとなり、その場合溶接で
組み付けると塗装が損傷するのでボルト締め等により組
み付ける必要がある。しかして、上記サスペンション荷
重は主としてサスペンションタワーより後方のホイール
エプロン、ダッシュパネル、ヒンジピラー等で支持さ
れ、従ってもしホイールエプロン全体をユニット化する
と、サスペンションタワーとホイールエプロンのサスペ
ンションタワーより後側の部分との接合やホイールエプ
ロンとダッシュパネルやヒンジピラー等との接合をボル
ト締めで行なわれなければならず、ボルト締めの場合は
溶接の場合に比して接合剛性が低く、従ってサスペンシ
ョン荷重を支持すべき十分な剛性を得ることが困難とな
る。これに対し、ホイールエプロンのサスペンションタ
ワーより前側のパネル部分は上述の様にサスペンション
荷重支持における重要度は低く、上記ホイールエプロン
前側パネルをボルト締めによる接合としてもサスペンシ
ョン荷重支持剛性の低下は殆んど生じない。よって、ホ
イールエプロン前側パネルを分割してユニット化すれ
ば、ユニット化によるサスペンション荷重の支持剛性の
低下を回避することができる。
【0012】また、ホイールエプロンは車室内外を隔て
るものではなく、従ってホイールエプロン前側パネルを
分割してユニット化しても、組付時のシール性の問題は
生じない。
【0013】さらに、組付時にフロントフェンダの有無
により多少の差はあるものの、ホイールエプロン前側パ
ネル部分は他の部位と比較すると開放的な部位であり、
従って組付が簡単であり、組付方向の自由度が大であ
り、組付時にユニット化した各種装備品と周辺部品との
干渉回避が容易である。
【0014】また、ホイールエプロン前側パネル部分
は、下方にはフロントフレーム、上方にはエプロンレイ
ンフォースメントが存在し、従って該前側パネル部分を
分割することによる剛性低下等の構造上の問題は少な
く、かつ剛性低下が生じたとしてもそこは衝突時に潰し
たい領域であるので特に問題は生じない。
【0015】また、エプロン部分を切り抜いた穴から車
両本体への組付作業を行なうことができ、例えばフロン
トフレーム内側への組付接合作業をフロントフェンダの
上側から腰を曲げて行なう必要がなく、組付作業姿勢の
改善が図れる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。
【0017】図1は本発明に係る自動車の前部車体組立
方法の一実施例における分割されたホイールエプロン前
側パネルと車両本体とを示す斜視図である。
【0018】ホイールエプロン2は、車体前部4の側壁
を構成する部材であり、通常車体前部4の前端からダッ
シュロアパネル6まで車体前後方向に延び、上縁はエプ
ロンレインフォースメント8に、下縁はフロントフレー
ム10に接合される。また、ホイールエプロン2にはホイ
ールアーチ部12が形成され、該ホイールアーチ部12には
サスペンションタワー14が設けられる。
【0019】本実施例では、このホイールエプロン2を
上記サスペンションタワー14の前端部で2つのパネルつ
まりサスペンションタワー14の前端部より前方の部分を
構成するホイールエプロン前側パネル16と後方の部分を
構成するホイールエプロン後側パネル18とに分割し、後
側パネル18はサスペンションタワー14と共に他の部材と
組合されて図示の車両本体20を構成し、前側パネル16は
塗装後、適宜各種装備品(図示せず)を取り付けてユニ
ット化してエプロン前側ユニットを形成した後、該エプ
ロン前側ユニットを組立マシンを用いてもしくは人手に
より塗装済の上記車両本体20の所定位置に図中2点鎖線
で示す状態に組み付けられ、その後所定個所でエプロン
レインフォースメント8、フロントフレーム10およびサ
スペンションタワー14等にボルト締めにより接合する。
【0020】図2は上記ホイールエプロン前側パネル16
に各種装備品としての周辺箱状部品を取り付けてユニッ
ト化した例を示す斜視図であり、図示の例においては、
左前側パネル16に吸入ダクト30が接続されたエアクリー
ナ32とコントロールボックス34とが取り付けられ、右前
側パネル16にはウオッシャタンク36とラジエタリザーバ
タンク38が取り付けられてそれぞれエプロン前側ユニッ
ト21が形成されている。
【0021】図3〜図5はそれぞれ前側パネル16に各種
装備品を取り付けてユニット化した他の例を示す図であ
り、図3に示す例においては左前側パネル16に前述の吸
入ダクト30が接続されたエアクリーナ32とコントロール
ボックス34の外に、ヒューズボックス40とブレーキパイ
プ42とが取り付けられてエプロン前側ユニット21が形成
されている。また、この前側パネル16には開口44が形成
され、該開口44には上記吸入ダクト30と上記コントロー
ルボックス34およびヒューズボックス40に接続されたハ
ーネス46が挿通されている。さらに、この前側パネル16
には接合フランジ16a 〜16d が設けられ、接合フランジ
16a を介して上記サスペンションタワー14に、接合フラ
ンジ16b を介して上記エプロンレインフォースメント8
に、接合フランジ16c を介してダッシュロアパネル6
に、接合フランジ16d を介してフロントフレーム10に接
合されている。これらの接合は各接合フランジ16a 〜16
d に形成したボルト挿通孔47を介してボルト締めするこ
とにより行なわれる。なお、図4,図5に示すユニット
21の車両本体20への組付態様もこれと同様である。
【0022】図4に示す例は左前側パネル16にバッテリ
48とラジエタサブタンク50とを取り付けてエプロン前側
ユニット21を形成したものであり、図5に示す例は右前
側パネル16にウオッシャタンク36とパワステオイルリザ
ーブタンク52と、クーラパイプ54と、ハーネス56とを取
り付けてエプロン前側ユニット21を形成したものであ
る。
【0023】図6はホイールエプロン前側パネル16に各
種装備品としてのマッドガード58を取り付けてユニット
化した例を示す。ホイールエプロン部分にはホイールア
ーチ部の下側を覆う様にホイールアーチの形状に沿って
湾曲させて形成した樹脂製のマッドガード58(図中2点
鎖線で示す)が配設されるが、本実施例ではこのマッド
ガード58を前側パネル16に取り付けてエプロン前側ユニ
ット21を形成し、かつその際前側パネル16を樹脂製とし
て前側パネルとマッドガード58とを一体成形し、マッド
ガード58の前側部分は前側パネル16によって兼用されて
いる。
【0024】図7はホイールエプロン前側パネル16に各
種装備品としてのフロントフェンダ60を取り付けてエプ
ロン前側ユニット21を形成した例を示す。この場合は、
例えばフロントフェンダ60と前側パネル16とを共に樹脂
製として両者を一体成形することもできるし、前側パネ
ル16とフロントフェンダ60とが金属製の場合あるいは一
方が金属製で他方が樹脂製の場合はそれらを別個に作っ
て溶接、ボルト締め等により両者を接合することもでき
る。
【0025】図8はホイールエプロン前側パネル16に各
種装備品としてのシュラウド62を取り付けてエプロン前
側ユニット21を形成した例を示す。この場合のシュラウ
ド62はシュラウド組立体(フロントエンドユニット)で
あり、本実施例の場合も、両者は樹脂製でも金属製でも
良く、また両者のユニット化は一体成形によるものであ
っても別個に形成して接合することによるものであって
も良い。
【0026】次に上記の如く前側パネル16に各種装備品
を取り付けてユニット化したエプロン前側ユニット21を
車両本体20に組付ける方向について説明する。
【0027】図9は上記エプロン前側ユニット21(前側
パネル16に取り付けた各種装備品は図示省略、図10〜図
13においても同様)を矢印の如く車幅方向外方から内方
に向けて移動させて組み付ける例を示す。この場合は、
ラインサイドからエプロン前側ユニット21の組付けが容
易である、エプロン前側ユニット21の把持、締結が全て
ラインサイド外側から行なえ、作業者でも組付マシンで
も作業、載置が容易である、エプロン前側ユニット21の
パネルエッジがエンジンルームから見えない構造である
ので見栄えが良い、B領域に各種装備品が取り付けられ
ていても組付時に該装備品が他部品と干渉する虞れがな
い、エンジン搭載後も組付可能である等の利点を有す
る。
【0028】図10は上記エプロン前側ユニット21を矢印
の如く車幅方向内方から外方に向けて移動させて組付け
る例を示す。この場合は、タイヤやフロントフェンダ組
付後であっても組付可能である、左右のエプロン前側ユ
ニット21を1台の中央のロボットで順次組み付け、締結
できる可能性がある、シュラウド組立体が存在しなけれ
ば前側から持ち込んで作業することができる、前側パネ
ル16の上端を図中2点鎖線で示す様に延長してエプロン
レインフォースメント8上に載置できる形状とすれば
(この場合フロントフレーム10上に載置できる形状とし
ても良い)、エプロン前側ユニットを一時預け可能とな
る、A領域に大きな装備品が取り付けられていても組付
時に該装備品がエプロンレインフォースメント8と干渉
する虞れがない等の利点を有する。
【0029】図11はエプロン前側ユニット21を車体下方
から上方に向けて移動させて組み付ける例を示す。この
場合は、エプロン前側ユニット21をエンジンユニットと
一緒のパレットに載置し、下から組み上げる組み付け方
法を採用することができる、エプロン前側ユニット21の
フランジがエンジンルーム内から見えず見栄えが良い、
締結位置を適切に選定すればエンジンルームから締結ボ
ルトが見えず見栄えが良い、組付時におけるB領域に取
り付けた各種装備品の干渉の虞れがない等の利点を有す
る。
【0030】図12は上記エプロン前側ユニット21を車体
上方から下方に向けて移動させて組み付ける例を示す。
この場合は、前側パネル16を図示の如き形状とすること
により、フロントフェンダ60のエプロンレインフォース
メント8への取付ボルトおよびフロントフェンダ60のフ
ランジ、エプロンレインフォースメント8のフランジ、
フロントフレーム10のフランジの全てのフランジとその
エッジを隠せるため、エンジンルームの見栄えが良い、
A領域に取り付けた各種装備品の組付時における干渉の
虞れがなく、タイヤ、フロントフェンダ、エンジン組付
後であっても組付可能である、一時預け必要時も対応が
容易である等の利点を有する。
【0031】図13は上記エプロン前側ユニット21を車体
前方から後方に向けて移動させて組み付ける例を示す。
この組付方向は、前述のシュラウド62を取り付けてユニ
ット化した場合の組付けの際に良好に採用することがで
き、フロントフェンダ、エンジン、タイヤ等の他の組付
部品の有無に比較的左右をされない等の利点を有する。
【0032】なお、前述のマッドガードと一緒にユニッ
ト化した場合の組付方法としては車幅方向外方から内方
へもしくは車体下方から上方への方向を採用することが
でき、前述のフロントフェンダと一緒にユニット化した
場合は車体上方から下方への方向を採用することがで
き、シュラウドと一緒にユニット化した場合は上述の様
に車体前方から後方への方向を採用することができる。
【0033】図14はホイールエプロンを貫通するパイ
プ、ハーネス、ケーブル等が存在する場合の組付方法の
一例を示す図であり、図示の如くエプロン前側ユニット
21を組み付ける前の状態で予めパイプ62やハーネス64を
組み付けておき、その後エプロン前側ユニットを適宜方
向から、例えば車体前方から後方に向けて2点鎖線で示
す位置まで移動させて組み付ける方法を採用することが
でき、この方法によれば上記パイプやハーネス類の貫通
作業を回避することができる。
【0034】なお、前述の図2〜図5に示すホイールエ
プロン前側パネル16も例えば樹脂製とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車の前部車体組立方法におけ
る分割されたホイールエプロン前側パネルの一例を示す
斜視図
【図2】ホイールエプロン前側パネルに各種装備品を取
り付けてユニット化した例を示す斜視図
【図3】ホイールエプロン前側パネルに各種装備品を取
り付けてユニット化した例を示す斜視図
【図4】ホイールエプロン前側パネルに各種装備品を取
り付けてユニット化した例を示す斜視図
【図5】ホイールエプロン前側パネルに各種装備品を取
り付けてユニット化した例を示す斜視図
【図6】ホイールエプロン前側パネルに各種装備品とし
てのマッドガードを取り付けてユニット化した例を示す
斜視図
【図7】ホイールエプロン前側パネルに各種装備品とし
てのフロントフェンダを取り付けてユニット化した例を
示す斜視図
【図8】ホイールエプロン前側パネルに各種装備品とし
てのシュラウドを取り付けてユニット化した例を示す斜
視図
【図9】エプロン前側ユニットを車幅方向外方から内方
へ移動させて組み付ける例を示す断面図
【図10】エプロン前側ユニットを車幅方向内方から外
方へ移動させて組み付ける例を示す断面図
【図11】エプロン前側ユニットを車体下方から上方へ
移動させて組み付ける例を示す断面図
【図12】エプロン前側ユニットを車体上方から下方へ
移動させて組み付ける例を示す断面図
【図13】エプロン前側ユニットを車体前方から後方へ
移動させて組み付ける例を示す断面図
【図14】ホイールエプロンを貫通するパイプ等が存在
する場合の組み付け例を示す斜視図
【符号の説明】
2 ホイールエプロン 4 車体前部 14 サスペンションタワー 16 ホイールエプロン前側パネル 20 車両本体 21 エプロン前側ユニット 58 マッドガード 60 フロントフェンダ 62 シュラウド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−197880(JP,A) 実開 昭62−105878(JP,U) 実開 平2−107569(JP,U) 実開 昭58−121748(JP,U) 実開 昭61−203174(JP,U) 実開 昭63−165276(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/08

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前部の側壁を構成するホイールエプ
    ロンから少なくともサスペンションタワーより車体前方
    の部分を構成するホイールエプロン前側パネルを分割
    し、該ホイールエプロン前側パネルに各種装備品を取り
    付けてエプロン前側ユニットを形成し、該エプロン前側
    ユニットを車両本体に組み付けることを特徴とする自動
    車の前部車体組立方法。
  2. 【請求項2】 上記ホイールエプロン前側パネルを樹脂
    で形成すると共に上記各種装備品としてのマッドガード
    と一体化してエプロン前側ユニットを形成することを特
    徴とする請求項1記載の自動車の前部車体組立方法。
  3. 【請求項3】 上記ホイールエプロン前側パネルを上記
    各種装備品としてのフロントフェンダと一体化してエプ
    ロン前側ユニットを形成することを特徴とする請求項1
    記載の自動車の前部車体組立方法。
  4. 【請求項4】 上記ホイールエプロン前側パネルを上記
    各種装備品としてのシュラウドと一体化してエプロン前
    側ユニットを形成することを特徴とする請求項1記載の
    自動車の前部車体組立方法。
  5. 【請求項5】 上記エプロン前側ユニットを車幅方向外
    側から車両本体に組み付けることを特徴とする請求項1
    記載の自動車の前部車体組立方法。
  6. 【請求項6】 上記エプロン前側ユニットを車幅方向内
    側から車両本体に組み付けることを特徴とする請求項1
    記載の自動車の前部車体組立方法。
  7. 【請求項7】 上記エプロン前側ユニットを車体上方か
    ら車両本体に組み付けることを特徴とする請求項1記載
    の自動車の前部車体組立方法。
  8. 【請求項8】 上記エプロン前側ユニットを車体下方か
    ら車両本体に組み付けることを特徴とする請求項1記載
    の自動車の前部車体組立方法。
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