JPH0556644B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0556644B2 JPH0556644B2 JP60151403A JP15140385A JPH0556644B2 JP H0556644 B2 JPH0556644 B2 JP H0556644B2 JP 60151403 A JP60151403 A JP 60151403A JP 15140385 A JP15140385 A JP 15140385A JP H0556644 B2 JPH0556644 B2 JP H0556644B2
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- Japan
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- magnetized
- molded product
- poles
- magnetic flux
- flux density
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、成形品の表面磁束密度分布が矩形状
で、熱可塑性樹脂中に強磁性体粉末を含有し2極
に配向磁化された磁石を射出成形によつて容易に
得ることのできる製造方法に関するもので、2極
に配向磁化された成形体を脱磁後、所望の極数に
分割着磁し、モーターの界磁に使用できるロータ
ーを安価に効率よく生産できるものである。
で、熱可塑性樹脂中に強磁性体粉末を含有し2極
に配向磁化された磁石を射出成形によつて容易に
得ることのできる製造方法に関するもので、2極
に配向磁化された成形体を脱磁後、所望の極数に
分割着磁し、モーターの界磁に使用できるロータ
ーを安価に効率よく生産できるものである。
従来より、矩形状の表面磁束密度分布をもつリ
ング状あるいは円筒状磁石を得るために、着磁の
際ヨーク形状をリングに合せ製作する時、試行錯
誤的により良いものを工夫するという作業をとも
なつている。
ング状あるいは円筒状磁石を得るために、着磁の
際ヨーク形状をリングに合せ製作する時、試行錯
誤的により良いものを工夫するという作業をとも
なつている。
又、一方、2極に配向磁化された成形体を脱磁
後、所望の極数に分割着磁した場合、2極に配向
磁化されたときの表面磁束密度分布が正弦波状で
あれは、極間で強度の差を生ずることになる。も
ちろん、分割多極化する極数が増加する程この傾
向は小さく目立たなくなる。図3は通常の2極配
向磁化品の概略図であり、図4はこのときの表面
磁束密度分布を示す。又、図5は4極に分割した
ときの表面磁束密度分布を表らわしている。磁力
のバラツキと位置のずれが大きいことが判明す
る。
後、所望の極数に分割着磁した場合、2極に配向
磁化されたときの表面磁束密度分布が正弦波状で
あれは、極間で強度の差を生ずることになる。も
ちろん、分割多極化する極数が増加する程この傾
向は小さく目立たなくなる。図3は通常の2極配
向磁化品の概略図であり、図4はこのときの表面
磁束密度分布を示す。又、図5は4極に分割した
ときの表面磁束密度分布を表らわしている。磁力
のバラツキと位置のずれが大きいことが判明す
る。
本発明は、一方向より配向磁界が働らく磁場中
にて2極に配向磁化されたものを脱磁後、多極に
分割着磁するさい各極間の磁力特性が均一なもの
を得んとして研究した結果、成形品内径側キヤビ
テイに強磁性体を設置することによつて成形体の
表面磁束密度分布が矩形状2極に配向磁化させる
ことによりその目的を達することが判明し、本発
明にいたつたものである。
にて2極に配向磁化されたものを脱磁後、多極に
分割着磁するさい各極間の磁力特性が均一なもの
を得んとして研究した結果、成形品内径側キヤビ
テイに強磁性体を設置することによつて成形体の
表面磁束密度分布が矩形状2極に配向磁化させる
ことによりその目的を達することが判明し、本発
明にいたつたものである。
〔発明の構成〕
本発明は、熱可塑性樹脂中に強磁性体粉末を含
有させた成形材料を一方向より強磁性体粉末を配
向させ得る磁場中に設置された金型のキヤビテイ
部に射出成形し、2極に配向磁化した成形品を得
る際、金型で成形品の内径を規制するコアーに透
磁率の高い部材を設置し、成形品の外形を規制す
るキヤビテイに透磁率の低い部材を設置すること
を特徴とする矩形状の表面磁束密度分布をもつ磁
石の製造方法に関するものである。
有させた成形材料を一方向より強磁性体粉末を配
向させ得る磁場中に設置された金型のキヤビテイ
部に射出成形し、2極に配向磁化した成形品を得
る際、金型で成形品の内径を規制するコアーに透
磁率の高い部材を設置し、成形品の外形を規制す
るキヤビテイに透磁率の低い部材を設置すること
を特徴とする矩形状の表面磁束密度分布をもつ磁
石の製造方法に関するものである。
本発明に用いられる熱可塑性樹脂とは、ポリア
ミド系、ポリオレフイン系等の汎用樹脂から、ポ
リサルフオン等々の耐熱性エンプラと呼ばれるも
のなどポリマー単体で射出成形できるものであれ
ばなんら限定されるものではない。強磁性体粉末
はサマリウム・コバルト系などの希土類、ストロ
ンチユームフエライトなどのフエライト類、ネオ
ジウム系等々なんら本発明を限定するものではな
い。もちろん樹脂との結合性を向上させる目的
で、第3の物質を添加したものでもなんらさしつ
かえはない。
ミド系、ポリオレフイン系等の汎用樹脂から、ポ
リサルフオン等々の耐熱性エンプラと呼ばれるも
のなどポリマー単体で射出成形できるものであれ
ばなんら限定されるものではない。強磁性体粉末
はサマリウム・コバルト系などの希土類、ストロ
ンチユームフエライトなどのフエライト類、ネオ
ジウム系等々なんら本発明を限定するものではな
い。もちろん樹脂との結合性を向上させる目的
で、第3の物質を添加したものでもなんらさしつ
かえはない。
第1図及び第2図は本発明の実施例における金
型構造の概略を示したものである。
型構造の概略を示したものである。
第6図は本発明の実施例によつて得られた2極
配向磁化成形品の表面磁束密度の分布曲線であ
る。
配向磁化成形品の表面磁束密度の分布曲線であ
る。
第7図は本発明の実施例によつて得られた2極
配向磁化成形品を脱磁した後、4極に分割着磁し
たときの表面磁束密度の分布曲線である。第6
図、第7図より、本発明による成形品は、矩形状
2極の配向磁化成形品が得られ、多極に分割着磁
した場合も、均一な表面磁束密度分布の得られる
すぐれた製造方法である。2極の配向用電磁石コ
イル1,1′により発生する磁束はポールピース
2,2′より金型内の鉄製ヨーク3,3′を通る磁
路を形成している。金型内の鉄製ヨーク3,3′
の中央には透磁率の低い部材であるステンレス製
のキヤビテイ部4が設置されている。キヤビテイ
部中央部には成形品6の内径を規制するコアー5
がおかれている。
配向磁化成形品を脱磁した後、4極に分割着磁し
たときの表面磁束密度の分布曲線である。第6
図、第7図より、本発明による成形品は、矩形状
2極の配向磁化成形品が得られ、多極に分割着磁
した場合も、均一な表面磁束密度分布の得られる
すぐれた製造方法である。2極の配向用電磁石コ
イル1,1′により発生する磁束はポールピース
2,2′より金型内の鉄製ヨーク3,3′を通る磁
路を形成している。金型内の鉄製ヨーク3,3′
の中央には透磁率の低い部材であるステンレス製
のキヤビテイ部4が設置されている。キヤビテイ
部中央部には成形品6の内径を規制するコアー5
がおかれている。
金型内ヨーク3,3′からの磁場によつてキヤ
ビテイ4に射出成形された成形材料中の強磁性体
粉末の磁化容易軸を磁路方向に配向させるさい、
成形品の外形を規制するキヤビテイ4を透磁率の
低い部材にすると共に、キヤビテイ4の中央に配
置された内径用コアー5を強磁性体とすることに
よつて、磁路を内径側に折曲させ矩形状の表面磁
束密度分布が得られることになる。
ビテイ4に射出成形された成形材料中の強磁性体
粉末の磁化容易軸を磁路方向に配向させるさい、
成形品の外形を規制するキヤビテイ4を透磁率の
低い部材にすると共に、キヤビテイ4の中央に配
置された内径用コアー5を強磁性体とすることに
よつて、磁路を内径側に折曲させ矩形状の表面磁
束密度分布が得られることになる。
枠型7,7′は磁束の漏れを防止するため透磁
率の小さい、たとえばステンレスを用いる。
率の小さい、たとえばステンレスを用いる。
本発明に従えば、一方向よりの磁界中に設置さ
れた金型キヤビテイの内径コアー部材を透磁率の
高いものにすることにより矩形状の表面磁束密度
分布をもつ2極の配向磁化成形品を容易に得、こ
れを脱磁後、所望の多極に分割着磁した場合均一
な磁力特性が得られ、工業的な面で生産性の高い
品質の安定した磁石の製造方法として好適であ
る。
れた金型キヤビテイの内径コアー部材を透磁率の
高いものにすることにより矩形状の表面磁束密度
分布をもつ2極の配向磁化成形品を容易に得、こ
れを脱磁後、所望の多極に分割着磁した場合均一
な磁力特性が得られ、工業的な面で生産性の高い
品質の安定した磁石の製造方法として好適であ
る。
第1図は本発明の実施例である金型構造の概略
を示し、第2図は第1図のA−A′断面図である。
第3図は通常の2極配向磁化品の概略図で、図中
の矢印は配向方向を示している。第4図は通常の
2極配向磁化品の表面磁束密度分布を示す。第5
図は4極に分割着磁したときの表面磁束密度分布
である。第6図は本発明によつて得られた2極配
向磁化品の表面磁束密度分布で、第7図は4極に
分割着磁したものの表面磁束密度分布である。
を示し、第2図は第1図のA−A′断面図である。
第3図は通常の2極配向磁化品の概略図で、図中
の矢印は配向方向を示している。第4図は通常の
2極配向磁化品の表面磁束密度分布を示す。第5
図は4極に分割着磁したときの表面磁束密度分布
である。第6図は本発明によつて得られた2極配
向磁化品の表面磁束密度分布で、第7図は4極に
分割着磁したものの表面磁束密度分布である。
Claims (1)
- 1 熱可塑性樹脂中に強磁性体粉末を含有させた
成形材料を一方向より強磁性体粉末を配向させ得
る磁場中に設置された金型のキヤビテイ部に射出
成形し、2極に配向磁化した成形品を得る際、金
型で成形品の内径を規制するコアーに透磁率の高
い部材を設置し、成形品の外形を規制するキヤビ
テイに透磁率の低い部材を設置することを特徴と
する矩形状の表面磁束密度分布をもつ磁石の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15140385A JPS6213015A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 磁石の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15140385A JPS6213015A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 磁石の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6213015A JPS6213015A (ja) | 1987-01-21 |
JPH0556644B2 true JPH0556644B2 (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=15517826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15140385A Granted JPS6213015A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 磁石の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6213015A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01217903A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-08-31 | Japan Steel Works Ltd:The | 磁場射出成形装置の金型 |
JP2686616B2 (ja) * | 1988-03-09 | 1997-12-08 | 株式会社トーキン | 異方性プラスチックマグネットの射出成形機 |
JP2008145284A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-06-26 | Uchiyama Mfg Corp | 2極磁気エンコーダ及びその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5738002A (en) * | 1980-08-19 | 1982-03-02 | Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency | Adaptive antenna device |
JPS5814052A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-26 | Nippon Steel Corp | 溶鋼の酸素検出器 |
-
1985
- 1985-07-11 JP JP15140385A patent/JPS6213015A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5738002A (en) * | 1980-08-19 | 1982-03-02 | Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency | Adaptive antenna device |
JPS5814052A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-26 | Nippon Steel Corp | 溶鋼の酸素検出器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6213015A (ja) | 1987-01-21 |
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