JPH01217903A - 磁場射出成形装置の金型 - Google Patents

磁場射出成形装置の金型

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JPH01217903A
JPH01217903A JP4195388A JP4195388A JPH01217903A JP H01217903 A JPH01217903 A JP H01217903A JP 4195388 A JP4195388 A JP 4195388A JP 4195388 A JP4195388 A JP 4195388A JP H01217903 A JPH01217903 A JP H01217903A
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JP
Japan
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mold
cavity
return yoke
movable
material part
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JP4195388A
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Akira Morii
彰 盛井
Masashi Kato
加戸 正志
Kenji Kato
加藤 憲治
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Japan Steel Works Ltd
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Japan Steel Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、磁場射出成形装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来は、第5図に示すような円盤状の成形品であって、
しかも磁性粒子を図中で矢印によって示す一方向に配向
させたものを得ようとする場合には、第4図に示すよう
な磁場射出成形装置が使用されていた。すなわち、半円
盤状のキャビティを有する固定金型50と、同様に半円
盤状のキャビティを有する可動金型52とを組合せるこ
とにより、円盤状のキャビティ54を構成する。固定金
型50及び可動金型52のキャビティは底部側(すなわ
ち、半円状の端面)が強磁性材料部50a及び52aと
してあり、これ以外の部分は非磁性材料部sob及び5
2bによって囲まわるようにしである。励磁コイル56
及び5Bに通電することにより、固定[60、タイバー
62.可動盤64.可動金型52の強磁性材料部52a
、キャビティ54、固定金型50の強磁性材刺部50a
、固定盤60を通る磁路が形成され、キャビティ54内
の成形品に一方向の磁場を作用させることができる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の磁場射出成形装置には
、成形品の真円度を高い精度で得ることが困難であると
いう問題点、及び成形品にインサートを一体に成形する
場合に金型の構造が非常に複雑化するという問題点があ
る。すなわち、固定金型側のキャビティと可動金型側の
キャビティとを同時に加工することは不可能であり、別
々に加工された゛r−円状部分を組合わせることにより
円形のキャビティを構成するので、キャビティ外周の真
円度、すなわち成形品の真円度を高い精度とすることが
困難である。また金型ガイドビンなどの誤差、摩耗など
によって両金型の位置ずれが発生すると、その分だけ成
形品の真円度が悪化することになる。また、成形品の中
央部に軸などのインサートを一体に成形しようとする場
合には、金型のバーディング面上にインサートを設置す
ることが必要となる。しかし、この場合、型閉じ前から
成形完了までの間インサートが落下しないようにするた
めにこれを保持する機構を設ける必要があり、金型の構
造が非常に複雑なものとなる。
このため、一般には成形品に後加工することにより軸を
組み付けている。しかし、これでは製造工程を簡略化す
るという射出成形の利点を生かすことができない。本発
明は、このような課題を解決することを目的としている
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、金型パーティング面に平行な一方向の磁束を
成形品に作用させることにより上記課題を解決する。す
なわち、本発明の磁場射出成形装置は、固定盤、可動盤
、上記両盤を連結するタイバー、上部側励磁コイル、下
部側励磁コイル、固定盤に取り付けられた固定金型、可
動盤に取り付けられた可動金型、上部側リターンヨーク
、及び下部側リターンヨークを有し、上部側リターンヨ
ーク及び下部側リターンヨークはそれぞれ一端側を固定
盤の上部及び下部に固定され、他端側は型締状態におけ
る可動盤のそれぞれ上部及び下部に近接する位置まで伸
びており、また上部側リターンヨーク及び下部側リター
ンヨークはそれぞわ金型方向に突出する凸部を有してお
り、この凸部の先端は型締状態の固定金型と可動金型と
のパーティング面外周に近接した位置にあり、上部側励
磁コイル及び下部側励磁コイルはそれぞれ上部側リター
ンヨーク及び下部側リターンヨークの凸部外周に配置さ
れており、固定金型は非磁性材料部のみから構成されて
おり、可動金型は非磁性材料部及び強磁性材料部を有し
ており、固定金型と可動金型の非磁性材料部との間には
ざま打てキャビティが形成されており、可動金型の強磁
性材料部はキャビティの上部側及び下部側に配置されて
おり、上部側リターンヨーク、可動金型の−F部側の強
磁性材料部、キャビティ、可動金型の下部側の強磁性材
料部、下部側リターンヨーク、及び固定盤を通る固定盤
側磁路と、上部側リターンヨーク、可動金型の上部側の
強磁性材料部、キャビティ、可動金型の下部側の強磁性
材料部、下部側リターンヨーク、及び可動盤を通る可動
盤側磁路と、が形成されており、上部側励磁コイルと下
部側励磁コイルとはキャビティを通る磁束が同じ向きと
なるように電流が供給される。
(ホ)作用 キャビティを通過する磁束は金型パーティング面に平行
である。従って、金型パーティング面に平行に円盤状の
キャビティの面方向を設定しておくと、成形品の面方向
に一方向の磁束が作用する。これにより、成形品の磁性
粒子を一方向に配向させることができる。キャビティは
一方の金型に形成することができるので、外周形状の精
度は高くなり、また固定金型と可動金型との位置ずれが
発生してもこれによって外周形状の精度が影響を受ける
ことはなくなる。また、インサートを設置する場合、イ
ンサートは金型パーティング面に直交する方向に設けら
れるので、例えば金型に設けたインサート用の穴に挿入
しておけばこれが落下することはなく、容易にインサー
トを一体に成形することができるようになる。
(へ)実施例 第1図に示すように固定盤10及び可動盤12がタイバ
ー14によって連結されており、可動盤12はタイバー
14の軸方向に移動可能としである。固定盤10及び可
動盤12は強磁性鋼を用いて作られている。固定盤10
に固定金型20が取り付けられ、また可動盤12に可動
金型22が取り付けられる。固定金型20は非磁性材料
部のみから成っており、また可動金型22は強磁性材料
部22a、非磁性材料部22b及び強磁性材料部22C
から成っている。可動金型22のパーティング面にキャ
ビティ24を形成する円形の穴が設けられている。キャ
ビティ24は固定金型20と可動金型22の非磁性材料
部22bとによってはさまれている。また、第2図に示
すように、キャビティ24の上側及び下側に上述の強磁
性材料部22aが配置しである。固定盤10の上部及び
下部にそれぞれ上部側リターンヨーク26及び下部側リ
ターンヨーク28が取り付けられている。上部側リター
ンヨーク26及び下部側リターンヨーク28はタイバー
14と平行な方向に伸びており、上部側リターンヨーク
26及び下部側リターンヨーク28の固定盤10に固定
した側とは反対側の端部は、型締状態の可動盤12の上
部及びF部に近接するようにしである。上部側リターン
ヨーク26は下方に伸びる凸部26aを、また下部側リ
ターンヨーク28は上方に伸びる凸部28aを、それぞ
れ有している。凸部26a及び凸部28aの先端部は固
定金型20及び可動金型22のパーティング面の上部及
び下部に近接するようにしである。凸部26a及び凸部
28aの外周にそれぞれ上部側励磁コイル16及び下部
側励磁コイル18が設けられている。なお、上部側リタ
ーンヨーク26及び下部側リターンヨーク28は強磁性
鋼製である。
次にこの実施例の作用について説明する。キャビティ2
4内に磁性粒子を含む溶融樹脂材料を射出し、上部側励
磁コイル16及び下部側励磁コイル18に同−向きの電
流を流す。これにより2つの磁路が形成される。1つの
磁路は、上部側リターンヨーク26→可劾金型22の上
側強磁性材料部22a→キャビティ24→可動金型22
の下側強磁性材料部22C→下部側リターンヨーク26
→固定盤10→上部側リターンヨーク26であり、もう
1つの磁路は、上部側リターンヨーク26→可動金型2
2の上側強磁性材料部22a→キャビティ24→可動金
型22の下側強磁性材料部22C→下部側リターンヨー
ク28→可動盤12→上部側リターンヨーク26である
。こうすることによってキャビティ24には第1及び2
図中で下向きの磁場が作用し、成形品中の磁性粒子を配
向させることができる。
キャビティ24は可動金型22に加工した穴のみによっ
て形成されたものであり、高い真円度の外周形状とする
ことができる。また、固定金型20と可動金型22との
位置に多少のずれが発生しても、キャビティ24の外周
形状自体には全く影響を与えない。従って、形状精度の
高い成形品を得ることができる。また、成形品の中央部
に輪状のインサートを設ける場合には、金型パーティン
グ面に設けたインサート挿入用の穴内にインサートを挿
入するようにすればよく、インサートの落下を防止する
ためにこれを保持する特別な機構は不要であり、容易に
インサート成形を行うことかできる。
なお、上記実施例は成形品が1個取りの場合のものであ
るが、成形品を2個取り以上とする場合には、例えば第
3図に示すように、金型の強磁性材料部22a及びキャ
ビデイ24を複数配置し、L部側リターンヨーク26及
び下部側リターンヨーク28の幅を大きくすればよい。
なお、第3図は4個取りの場合の実施例の上側半分だけ
を示したものである。
なお、1述の実施例では、リターンヨークは固定盤10
の上部及び下部に取り付けたが、これらは固定盤10の
側部に配置すること(すなわち、第1図は正断面図であ
るが、これを平断面図とするように90°回転した配置
とすること)も当然可能である。従って、本明細書中で
は分かりやすくするために「上部」及び「下部」という
用語を使用しているが、90°回転した配置も含むもの
である(この場合、r−):部」及び「下部」を千わぞ
れ「左側」及び「君側」と読み替えればよい)。
(ト)発明の効果 以1−説明してきたように、本発明によると、バーディ
ング面とV−行な一方向の磁束をキャビティに作用させ
るようにしたので、成形品の形状粘度を向上することが
でき、またインサー]・成形を非常に容易に行うことが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁場射出成形装置を示す図、第2
図は第1図のII−II線に沿って見た図、第3図は別
の実施例を示す図、第4図は従来の磁場射出成形装置を
示す図、第5図は円盤状のプラスチック磁石を示す図で
ある。 10・・・固定盤、12・・・可動盤、14・・・タイ
バー、16・・・上部側励磁コイル、18・・・下部側
励磁コイル、20・・・[^1定金型、22・・・可動
金型、22a・・・強磁性材料部、22b・・・非磁性
材料部、22C・・・強磁性材料部、24・・・キャビ
ティ、26・・・上部側リターンヨーク、28・・・下
部側リターンヨーク。 特許出願人  株式会社日本製鋼所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  1.固定盤、可動盤、上記両盤を連結するタイバー、
    上部側励磁コイル、下部側励磁コイル、固定盤に取り付
    けられた固定金型、可動盤に取り付けられた可動金型、
    上部側リターンヨーク、及び下部側リターンヨークを有
    し、上部側リターンヨーク及び下部側リターンヨークは
    それぞれ一端側を固定盤の上部及び下部に固定され、他
    端側は型締状態における可動盤のそれぞれ上部及び下部
    に近接する位置まで伸びており、また上部側リターンヨ
    ーク及び下部側リターンヨークはそれぞれ金型方向に突
    出する凸部を有しており、この凸部の先端は型締状態の
    固定金型と可動金型とのパーティング面外周に近接した
    位置にあり、上部側励磁コイル及び下部側励磁コイルは
    それぞれ上部側リターンヨーク及び下部側リターンヨー
    クの凸部外周に配置されており、固定金型は非磁性材料
    部のみから構成されており、可動金型は非磁性材料部及
    び強磁性材料部を有しており、固定金型と可動金型の非
    磁性材料部との間にはさまれてキャビティが形成されて
    おり、可動金型の強磁性材料部はキャビティの上部側及
    び下部側に配置されており、上部側リターンヨーク、可
    動金型の上部側の強磁性材料部、キャビティ、可動金型
    の下部側の強磁性材料部、下部側リターンヨーク、及び
    固定盤を通る固定盤側磁路と、上部側リターンヨーク、
    可動金型の上部側の強磁性材料部、キャビティ、可動金
    型の下部側の強磁性材料部、下部側リターンヨーク、及
    び可動盤を通る可動盤側磁路と、が形成されており、上
    部側励磁コイルと下部側励磁コイルとはキャビティを通
    る磁束が同じ向きとなるように電流が供給される磁場射
    出成形装置。
JP4195388A 1988-02-26 1988-02-26 磁場射出成形装置の金型 Granted JPH01217903A (ja)

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JPH0546966B2 JPH0546966B2 (ja) 1993-07-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006062314A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Tdk Corp マグネットロール用ボンド磁石の成形用金型及び成形方法

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