JPH0556609A - 回転機口出線の自動接続装置 - Google Patents

回転機口出線の自動接続装置

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JPH0556609A
JPH0556609A JP22239391A JP22239391A JPH0556609A JP H0556609 A JPH0556609 A JP H0556609A JP 22239391 A JP22239391 A JP 22239391A JP 22239391 A JP22239391 A JP 22239391A JP H0556609 A JPH0556609 A JP H0556609A
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wire
enamel
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lead wire
lead
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JP22239391A
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Koji Seshimo
孝司 瀬下
Noriyuki Niimura
則行 新村
Isamu Ishizuka
勇 石塚
Takeshi Kumagai
勇志 熊谷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステ−タ巻線であるエナメル線と口出線との
接続の自動化に際し、エナメル線と口出線の接続の信頼
性を向上させ、かつ生産性を高める。 【構成】 ステ−タが、エナメル線の端部がセットされ
て、キャリア1に搭載され、エナメル線切断ユニット
A、エナメル線剥離ユニットB、エナメル除去ユニット
C、口出線セットユニットD、エナメル線巻き付けユニ
ットE、口出線捩りユニットF、口出線先端部切断ユニ
ットG、TIG溶接ユニットH、導通チェックユニット
Iの順に送られて、エナメル線が自動的に口出線と接続
される。エナメル線剥離ユニットB、エナメル除去ユニ
ットCでは、高周波加熱によってエナメル線からエナメ
ル皮膜が剥離されて除去される。これにより、エナメル
線の導線は損傷や酸化が無い状態で口出線され、この接
続部の強度が大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機や発電機等の回
転機の製造装置に係り、特に、エナメル線からなる固定
子巻線と電源接続用口出線との接続を自動的に行なう回
転機口出線の自動接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】固定子巻線にエナメル線を使用した電動
機あるいは発電機は年間数千万台生産され、家庭用、産
業機器、玩具等の駆動源として使用されている。かかる
電動機に電力を供給したり、かかる発電機から電力を取
り出したりするために、電源あるいは負荷と固定子に巻
かれたエナメル線との間に口出線が接続される。この口
出線は数十本の素線が撚り合わされてなる芯線に被覆材
で保護絶縁されている。
【0003】かかる口出線をエナメル線に接続するに
は、従来では、先ず、複数本で1セットとして構成され
ている口出線の被覆材を、口出線の先端部から10〜3
0mm程度の部分、除去して芯線を露出させ、一方、固定
子巻線としてのエナメル線の先端部のエナメル部を除去
し、これを口出線の露出した芯線に巻き付けた後、臘付
若しくは半田付により接続していた。
【0004】しかし、多くの口出線の芯線は、0.1mm
程度の太さの素線を数十本撚り合わされてなるから、極
めて柔かく、また、エナメル線も0.3〜1.0mm程度
の太さの線はやはり柔かいため、これらを捩り合わせて
接続するのを自動化するは困難とされていた。
【0005】例えば、特公昭59−19631号公報に
は、口出線の芯線を別部材である瞬間接着剤等に一時的
に溶着させ、これにエナメル線を巻付ける際の巻付けス
ピードをアップさせることにより、口出線の巻付け作業
性の向上を図るようにした方法が提案されている。ま
た、例えば実開昭61−63378号公報には、アーク
溶接手段により、少なくとも2本のリード線の端末部相
互を溶接して結線する方法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のエナメル線
と通電用の口出線との接続方法は一長一短があるし、ま
た、エナメル線と口出線接続の自動化装置とは言いがた
い。即ち、エナメル線と口出線との接続作業は、これら
を電気的に接続する作業のみならず、エナメル線からエ
ナメルを除去する作業やエナメル線の導線を口出線の芯
線に巻きつける作業等他の作業も含まれる。
【0007】ところで、エナメル線からエナメルを除去
する方法としては、従来、種々の方法が知られている
が、いずれにおいても、エナメル線からのエナメル剥離
時において、その導線に悪影響を及ぼし、鑞付若しくは
半田付による接続部の接線強度を小さくして接続部の信
頼性を低下させるし、また、エナメル除去長さ寸法の寸
法精度の管理が困難であり、接続作業の自動化への障害
になっていた。
【0008】例えば、図17に示すエナメル除去方法
は、エナメル線5の端部を固定手段22で固定し、剥離
刃23をエナメル線5のエナメル皮膜5aに芯となる導
線5bに達するまでくい込ませて矢印方向に移動させる
ことにより、エナメル皮膜5aを強制的に除くものであ
る。また、図18に示す方法は、エナメル線5の端部の
表面に金属製のブラシ24もしくは砥石を圧着し、この
ブラシ24もしくは砥石を、矢印で示すように、エナメ
ル線5の導線5bを中心にして回転させるものであっ
て、エナメル皮膜5aはブラシ24もしくは砥石によっ
て削り取られて除去される。さらに、エナメル線の端部
のエナメル皮膜を除去する他の方法としては、炎を当て
てエナメル皮膜を焼損する方法、薬品でエナメル皮膜を
溶かしてしまう方法がある。
【0009】しかし、図17に示すエナメル皮膜除去方
法では、エナメル皮膜5aが除去された部分の導線5b
も一緒に削られて断面積の減少する可能性が大きく、ま
た、エナメル線5を固定部22により保持してエナメル
皮膜5aを削り取るため、剥離刃23が導線5bに喰い
込んで導線5bを引き伸ばしてしまう可能性も大きかっ
た。図18に示すエナメル皮膜除去方法では、エナメル
皮膜5aを削り取る際に導線5bも削って傷を付けてし
まうとともに、導線5bが細くなってしまう可能性が大
きく、しかも、エナメル線5は、エナメル皮膜5aの除
去時に回転方向の力が加えられるので、捻れてしまう可
能性も大きかった。また、エナメル皮膜を火炎で焼損さ
せた後除去する方法は、火炎によって導線が酸化してし
まうため、口出線との接続を鑞付若しくは半田付けで行
なった場合には、接続強度が小さくなって信頼性が著し
く低下するのに加え、所要のエナメル暇機除去寸法を超
えた部分のエナメル皮膜まで焼損してしまう。さらに、
薬品によってエナメル皮膜を溶かして除去する方法で
は、導線の表面が腐食し、これによって鑞付若しくは半
田付の接続強度が小さくなったり、エナメル皮膜の除去
長さ寸法を所要の寸法に精度よく管理することが困難で
あった。
【0010】以上のことから、上記各エナメル皮膜除去
方法によってエナメル皮膜が除去されたエナメル線の導
線に通電用の口出線が、鑞付若しくは半田付により、接
続されている電動機では、それが組み込まれた装置の運
転振動により、これらエナメル線と口出線との接続部が
剥れたり、折れたりして断線若しくは導通不良を起こす
可能性があった。
【0011】エナメル線と口出線との従来の接続方法と
しては、例えば図19に示す方法がある。これは、まず
図19(A)に示すように、口出線10の先端部で被覆
材10aを除いて複数本の素線からなる導線10bを露
出させ、この露出した導線10bに拘線剤である瞬間接
着剤25を塗布もしくは含浸させる。接着剤25は、毛
細管現象により、導線10b内部の素線相互間にまで浸
透し、この露出した導線10bを硬化させる。次に、図
19(B)に示すように、この露出した導線10bにエ
ナメル線5のエナメル皮膜が除かれた導線5bを巻き付
ける。最後に、図19(C)に示すように、導線10
b、5bの先端部を水素ガスによって溶着する。符号2
6で示す部分ががその溶着部分である。
【0012】この方法では、接着剤25の揮発性物体は
蒸発するが、固形物体は残ってしまい、口出線10とエ
ナメル線5との接続部での接触抵抗が著しく低下する可
能性があった。また、水素ガスによる溶着の際に、接着
剤25の蒸発する揮発性物体によって気泡が発生するた
め、接続部にピンホ−ルが多発する可能性があり、接続
強度が著しく低下する恐れがあった。従って、このよう
な方法によつて口出線とエナメル線とが接続された電動
機では、組み込まれた装置の運転振動によって口出線と
エナメル線との接続部が剥がれたり、折れたりして断線
若しくは導通不良を起す可能性がある。
【0013】口出線とエナメル線を接続する従来のさら
に他の方法として、図20に示す方法がある。これは、
口出線とエナメル線との接続部をア−ク溶接手段によっ
て溶接するものであって、図示するように、口出線10
の露出した導線10bにエナメル線5を巻き付けて端末
支持台27にクランプし、それらの先端部と電極28と
の間でア−クを出して溶接する。
【0014】しかし、この方法では、撚り合わされたこ
れら口出線10とエナメル線5の先端部の形状が異なる
ため、ア−ク放電によるこれらの溶け方が一様でない。
このため、接続強度が安定とならないし、また、これら
先端部の溶接の信頼性を確保するためには、溶接部の形
状を大きくする必要があった。しかし、このように溶接
部の形状を大きくすると、この溶接による接続部を絶縁
材で覆い、これを電動機の巻線部内に挿入し固着した場
合、固定子巻線を整形するときの整形圧力で接続部が押
圧され、この接続部との間にある絶縁材が突きやぶかれ
る場合もあり、信頼性が低下するという問題があった。
【0015】また、図20に示す方法では、端末支持台
27がア−ク溶接時の電極を兼ねているが、それと口出
線10やエナメル線5との接触状態が不安定であり、ア
−ク発生の電流値が変化することもある。このため、ア
−ク放電量が異なることもあり、接続部での加熱量が一
様とならず、この接続部の溶け量が変化して接続強度の
大きなバラツキが生ずる。加熱時間を長くすると、所望
の接続強度を確保することができるが、接続部の溶け量
が大きくなつて接続部に大きな溶接玉が生じてしまう。
【0016】従って、以上のような従来の方法を用いる
ことにより、高い信頼性を得ることができるような口出
線とエナメル線との接続プロセスを自動化することは困
難であった。
【0017】本発明の目的は、かかる問題を解消し、固
定子巻線をなすエナメルと通電用の口出線とを高い信頼
性でもって接続できるようにした回転機口出線の自動接
続装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エナメル線の端部を揃えるためのエナメ
ル線切断ユニットと、該エナメル線切断ユニットで揃え
られたエナメル線の端部を、高周波加熱により、所定の
長さにわたつて該エナメル線からエナメル皮膜を剥離す
るエナメル皮膜剥離ユニットと、該エナメル皮膜剥離ユ
ニットで剥離された該エナメル皮膜を除去するエナメル
皮膜除去ユニットと、該エナメル皮膜除去ユニットによ
ってエナメル皮膜が剥離された該エナメル線の露出した
導線に該口出線の露出した導線を巻き付ける口出線巻付
ユニットと、該口出線巻付ユニットによって巻き付けが
なされた該エナメル線の露出した導線に該口出線の露出
した導線とを捩じる口出線捩りユニットと、該口出線捩
りユニットよって捩じられた該エナメル線の露出した導
線に該口出線の露出した導線との先端を切断して揃える
口出線切断ユニットと、該口出線切断ユニットによって
揃えられた該エナメル線の露出した導線に該口出線の露
出した導線との先端を溶接して接続部とする接続部溶接
ユニットと、該接続部の接続状態の良否を点検する導通
点検ユニットとを備えている。
【0019】
【作用】高周波加熱によってエナメル線の端部が加熱さ
れてエナメル皮膜が剥離されると、エナメル皮膜が剥離
された部分の導線は酸化されることはないし、また、こ
の剥離されたエナメル皮膜は、損傷したり、削られたり
することなく、除くことができる。従って、これに口出
線の導線の数十本にわたる素線が巻きつけられても、エ
ナメル線の導線が折れたりすることはない。
【0020】また、0.1mm程度の太さの素線数十本か
らなる極めて柔かい口出線の導線と0.3〜1.0mm程
度のやはり柔かいエナメル線の導線との接続において、
エナメル線の導線が芯になるように口出線の導線が巻き
付けられたものは、TIG溶接で溶接されると、その接
続部は接続強度が大きく、かつ接続強度のバラツキが極
めて小さい。
【0021】以上のことから、自動化が可能となり、し
かも容易であって、接続部の信頼性も高い。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を、電動機を例とし
て、図面により説明する。図1は本発明による回転機口
出線の自動接続装置の一実施例を示す外観斜視図であっ
て、1はキャリア、2はワイヤホルダ、2aは溝、3、
4はコンベア、Aはコイル足切断ユニット、Bはエナメ
ル線皮膜剥離ユニット、Cはエナメル線皮膜除去ユニッ
ト、Dは口出線セットユニット、Eはエナメル線巻付け
ユニット、Fは口出線捩りユニット、Gは口出線切断ユ
ニット、HはTIG溶接ユニット、Iは導通チェックユ
ニットである。
【0023】同図において、以下、電動機を例にとる
と、この電動機のステータの巻線から3本のエナメル線
の端部が出ている。図示しないステータはステータコア
に巻線が周知の方法で巻き付けられた状態でキャリア1
に載せられ、コンベア3により移動されてくる。そし
て、この実施例の自動接続装置は9つのユニットを有し
ており、キャリア1に載せられたステータに対して、図
2に示す順序で、各ユニットA〜Iによる作業がなされ
る。
【0024】図3は図1におけるキャリア1にステータ
が搭載された状態を示すものであって、同図において、
キャリア1は3本のエナメル線5の端部を受け入れる3
つの溝2aを有する直立板からなるワイヤホルダ2を有
し、夫々の溝2a内には、オペレータにより、各1本の
エナメル線5の端部が、多少溝2aから先へ突出するよ
うに、セットされる。そして、以下に説明するユニット
A〜Iの作業が夫々のエナメル線5に対して並行に行な
われる。
【0025】このように準備されたステータを支持する
キャリア1は、図1において、コンベア3と直交する第
2のコンベア4に載せられ、まず、コイル足切断ユニッ
トAに運ばれる。このコイル足切断ユニットAにおいて
は、エナメル線5の端部が、口出線との接続に必要な長
さを残して、図4に示すように、カッター6の刃角度3
゜の刃6a、6bにより切断される。かかるカッター6
は夫々のエナメル線5毎に設けられ、これらが同時に切
断される。
【0026】次に、キャリア1はエナメル線皮膜剥離ユ
ニットBに運ばれ、ここで、各エナメル線5のエナメル
皮膜の剥離が行なわれる。この実施例でのエナメル線5
からエナメル皮膜5aを剥離する工程の原理を図5で説
明すると、導線5bをエナメル皮膜5aで被覆してなる
エナメル線5の端部の所望長さLの部分に導線を巻きつ
けて誘導コイル7とし、高周波電源8によって誘導コイ
ル7に高周波電流を流す。これにより、誘導コイル7に
高周波磁界が発生し、エナメル皮膜5aが加熱されて膨
張する。さらに高周波磁界を発生させてエナメル皮膜5
aを加熱し続けると、エナメル皮膜5aは導線5bから
剥離し、次いで軟化するようになる。
【0027】図1のエナメル線皮膜剥離ユニットBは、
図6に示すように、ガラス管9aとこのガラス管9aの
外周面に巻かれた誘導コイル9bとを有する高周波加熱
装置9からなり、この誘導コイル9bを支持したガラス
管9aがエナメル線5の端部を受け入れる位置へ移動す
る。かかる高周波加熱装置9がエナメル線5毎に設けら
れている。この誘導コイル9bには5kHz〜1MHz
の高周波電流が流され、これにより、高周波磁束が発生
してエナメル線5の端部のエナメル皮膜5aを200℃
〜300℃の温度に加熱する。誘導コイル9bに供給さ
れる電流の周波数はエナメル線5の線径に応じて異な
り、線径が0.5mm〜1.0mmでは200kHz〜
300kHzが好ましい。この高周波加熱により、エナ
メル線5の端部のエナメル皮膜5aが、図7に示すよう
に、膨張かつ軟化して導線5bから剥離する。エナメル
皮膜5aがこのように剥離した段階で、図1において、
キャリア1は次のエナメル線皮膜除去ユニットCに運ば
れる。
【0028】エナメル線皮膜除去ユニットCにおいて
は、キャリア1のワイアホルダ2に保持されている各エ
ナメル線5の端部の剥離したエナメル皮膜5aが、夫々
毎に設けられている剥離バーによって同時に除去され、
エナメル線5の端部では導線5bが、図8に示すよう
に、露出する。この露出した導線5bの酸化を極力少な
くするためには、実験によれば、加熱電源の高周波電流
の周波数を5kHz〜1MHzに選ぶことにより、高周
波の表皮効果作用により、導線5bの加熱を少なくする
ことが可能であることを見出した。その結果、エナメル
皮膜5bを剥離した後の導線5bの昇温が低く、人体が
接触しても火傷の恐れのない温度に抑えられる。従っ
て、導線5bの露出部の酸化を階無にすることが可能と
なった。また、エナメル皮膜5bの剥離寸法Lは、誘導
コイル9bの長さを調整することで容易に精度管理がで
き、また、エナメル線5の線径やエナメルの材質が異な
っても、誘導コイル9bの中に剥離部を挿入する位置制
御を行なえば、剥離寸法Lは任意に選定できる。
【0029】次に、図1において、キャリア1は口出線
セットユニットDに運ばれ、キャリア1のワイアホルダ
2の各溝2a(図3)内のエナメル線5の上に、図9に
示すように、先端で既に被覆10aが除去されて導線1
0bが露出している3本の口出線10が夫々各エナメル
線5とほぼ平行にセットされる。この状態でキャリア1
は次のエナメル線巻付けユニットEへ運ばれる。
【0030】このエナメル線巻付けユニットEには、各
エナメル線5毎に図10に示すエナメル線巻き付けジグ
11が設けられており、このエナメル線巻き付けジグ1
1は互いに上下に進退可能な上下のクランプアーム11
a、11bを有して、これらのクランプアーム11a、
11bの先端には夫々V型のクランプ爪111a、11
1bが取り付けられている。図9に示したようにセット
されたエナメル線5の露出した導線5bと口出線10の
露出した導線10bは、図11に示すように、エナメル
線巻き付けジグ11のクランプ爪111a、111bに
より、緩くクランプされる。口出線10の導線10bと
エナメル線1の露出した導線5bとは2つのクランプ爪
111a、111bのV字形の切欠きを通って延び、か
かる状態で、口出線10の軸線を中心として上クランプ
アーム11aと下クランプアーム11bとが同時に回転
する。この場合、エナメル線毎のエナメル5線巻き付け
ジグ11は、チェーン伝達機構などにより、同時に同一
方向に、かつ等しい速度で回転する。これにより、エナ
メル線1の先端部が口出線10の被覆部10cに巻き付
く。
【0031】この巻き付けの結果、図11に示すよう
に、エナメル線5の露出した導線5bは口出線10に対
してほぼ直角をなすことになる。この状態は次の工程に
対して不都合である。このために、エナメル線巻き付け
ジグ11はそのクランプ爪111a、111bを1度開
いてからワイアホルダ104の方へ再び前進せしめら
れ、次に、クランプ爪111a、111bを再び閉じた
後、上記と同様に回転しながら後退せしめられる。この
ようにして、口出線10の被覆10a上にエナメル線5
の被覆された部分と露出した導線5bとの境界部付近の
部分が1.5回以上巻き付けられ、かつ、巻付け後のエ
ナメル線5の導線5bが口出線10の導線10bに対し
て、図12に示すように、ほぼ平行になるように整形さ
れる。かかる動作は、各エナメル線巻き付けジグ11で
同時に行なわれる。
【0032】しかる後、図1において、キャリア1はエ
ナメル線巻付けユニットEから口出線捩りユニットFに
運ばれる。
【0033】口出線捩りユニットFは、図13及び図1
4に示すように、各エナメル線5毎にほぼ円筒状の口出
線捩りジク12が配置されている。この口出線捩りジク
12は中空円筒形の外筒13と、この外筒13内におい
て、その直径方向に対向して可動に配置された1対の遠
心クランプ部材14、15と、口出線捩りジク12の静
止時にこれら遠心クランプ部材14、15を外筒13の
内面から半径方向内方に押し離す一対の圧縮ばね16、
17とを有する。遠心クランプ部材14、15は夫々、
外筒13の円筒形内面に接することのできる円弧形の外
面を有するベース14a、15aと、これら14a、1
5aから夫々半径方向内方に、互いの方へ突出しかつ互
いにオーバーラップするオーバーラップ部14b、15
bとを有する。オーバーラップ部14b、15bのベー
ス14a、15aから最も遠い端部には、図14に示す
ように、軸方向に突出する平行な突起14c、15cが
形成されており、突起14cはベース14よりもベース
15bに近く、突起15cはベース15bよりもベース
14bに近い。オーバーラップ部14bには閉口14a
´が形成されており、この閉口14a´を貫通して突起
15cが前方に突出している。これら突起14c、15
cの互いに対向する面には夫々、スプリング14d、1
5dが取り付けられている。これら突起14c、15c
は、口出線捩りジグ12の静止時、外筒13の直径方向
に互いに隔たって位置し、口出線捩りジグ12が外筒1
3の軸線を中心として回転すると、遠心力が2つのクラ
ンプ部材14、15に作用してこれらをばね16、17
に抗して半径方向外方に移動させる。これにより、2つ
の突起14c、15cが互いに接近して、スプリング1
4d、15dも互いに接近する。遠心クランプ部材1
4、15のこのような半径方向の運動を案内するガイド
18、19が、外筒13内に互いに隔たって配置されて
いる。
【0034】さて、この口出線捩りユニットFにおい
て、図12に示すように整形された導線5b、10bが
停止状態にある口出線捩りジク12における遠心クラン
プ部材14、15の、上述のごとく相隔たるスプリング
14d、15d間の空間Cに受け入れられる。この停止
状態では、スプリング16、17により、遠心クランプ
部材14、15は外筒13の中央部に位置している。こ
の導線5b、10bの受入れは、口出線捩りジグ12を
キャリア1のワイアホルダ2の方に前進させることで達
成される。次に、口出線捩じりジグ12が2000rp
m/min程度の速さで回転されると、遠心クランプ部
材14、15は遠心力で外方に移動し、これによってス
プリング14d、146dが互いに接近して空間Cが狭
まり、導線5b、10bを弾力的にグリップする。しか
る後、口出線捩りジグ12が、回転しながら、サーボモ
ータによって後退せしめられる。従って、導線5b、1
0bがスプリング14d、15dによってしごかれなが
ら捩じられるが、エナメル線5の導線5bよりも細かく
てかつ柔らかい口出線10の導線10bの多数の素線が
エナメル線5の導線5bの周りに巻き付けられる。以上
の動作は各口出線捩りジグ12で同時に行なわれる。
【0035】口出線捩りジグ12の回転速度は、口出線
10の導線10bの0.1mm程度の太さの素線が受ける
しごきによって断線することがないように、エナメル線
5の導線5bの線径やエナメルの材質等に応じて調節可
能である。また、口出線捩りジグ12の後退速度は、口
出線10の導線10bの素線がエナメル線5の導線5b
上に高い密度で巻き付けられるように選定されることが
好ましい。
【0036】次に、図1において、キャリア1は口出線
切断ユニットGに送られ、ここで、エナメル線5の導線
5bとこれに巻き付けられた口出線10の導線10bと
の先端部を揃えるため、これらの端部をシャーリングカ
ットにより切断が行われる。この切断は、コイル足切断
ユニットAに設けられているカッター6(図4)に似た
カッター(図示省略)により、各エナメル線5について
同時に行われる。
【0037】次に、キャリア1はTIG溶接ユニットH
へ送られ、ここでは、口出線切断ユニットGで切り揃え
られた導線5b、10bの切断端部が、各エナメル線5
毎に設けられた図15に示すTIG溶接装置20によ
り、各エナメル5線について同時に共付け溶接され、溶
接部分21を形成する。かかるTIG溶接装置20にお
いて、エナメル線5の導線5bとこれに巻き付けられた
口出線10の導線10bとはクランプ治具20aのクラ
ンプ部材20aa、20abによって保持され、これら
導線5b、10bの切断端部に向き合うようにタングス
テン電極20bの端面が配置される。このタングステン
電極20bは中空のホルダー20cに囲まれており、こ
れら間にArガス供給間隙20dが形成されて、溶接
時、この間隙20dを通してArガスが供給される。タ
ングステン電極20bは電源20eの正極のターミナル
に接続され、クランプ部材20aa、20abは負極の
ターミナルに接続される。
【0038】溶接部分21の信頼性を確保するために
は、その接続強度が必要であるので、溶接条件を管理す
る必要がある。このためには、溶接部分21の先端とタ
ングステン電極20bとの間隔は1mm〜7mmに設定され
ることが好ましい。実験の結果によると、タングステン
電極20bの先端は図16に示すようにテーパ状とし、
その先端のの直径が根元部の直径の15%〜80%であ
ることが好ましいことが判明した。また、導線5b、1
0bの捩り合わされた接続部への電力の供給がクランプ
治具20aのクランプ部材20aa、20abを介して
行なわれることにより、安定した溶接条件を確保するこ
とができる。この条件を満たし、かつArガスを溶接部
分21に微量供給して、タングステン電極20bと溶接
部分21との間でアークを発生させることにより、溶接
部分21が溶かされ、エナメル線5の導線5bと口出線
10の導線10bの素線とが溶け合って接続される。こ
の結果、接続強度の大きい溶接部分21が得られ、しか
も、いづれの導線も酸化がない状態で溶接されるので、
信頼性の高い接続が達成される。
【0039】最後に、図1において、キャリア1は導通
チェックユニットIに送られ、ここで、完成された各エ
ナメル線5毎の溶接部分21の信頼性のチェックのため
に、エナメル線5と口出線10との間の導通テストが行
われる。このテストは溶接部分21をクランプして振動
を与えながら抵抗値の測定を行なうものである。このよ
うにして信頼性の高い導通チェックが行われるので、こ
のようにテストされた溶接部分21を有する電動機の作
動の信頼性が高い。
【0040】以上のように、この実施例では、各ユニッ
トA〜Iの自動動作によって、エナメル線や口出線に性
能劣化が生ずることがないし、良好な状態でこれらエナ
メル線と口出線との巻き付けがなされて溶接も良好にな
され、エナメル線と口出線との良好な接続がなされるこ
とになる。
【0041】なお、以上は溶接によってエナメル線と口
出線と接続するものであったが、ろう付けによる接続で
あってもよい。この場合には、図1でのユニットHをろ
う付け工程に変更すればよい。かかる変更は、図15に
示したTIG溶接ユニット12を従来周知のろう付けユ
ニットで置換することにより、簡単に達成される。この
ような置換は当業者に自明のことであるので、ろう付け
ユニットを備えた結線装置についての説明は省略する。
【0042】また、上記実施例では、ユニットA〜Iの
作業が各エナメル線に対して同時に行なわれるものとし
たが、各ユニットA〜Iで夫々のエナメル線に対して順
番に行なわれるようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エナメル線の導線に損傷や酸化が無い状態で口出線との
接続が自動的に行なわれることとなり、該エナメル線と
該口出線との接続部の強度が大きくなって信頼性が高く
なって、回転機の生産性の大幅に向上や低コスト化が達
成できるし、また、例えば電動機を空気調和機での圧縮
機に組み込む等回転機を振動を発生する装置に組み込み
使用する場合でも、該エナメル線と口出線との接続部は
強度が強くて信頼性が高いため、運転中に該接続部の断
線や導通不良が発生することがなく、回転機の信頼性も
高く維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転機口出線の自動接続装置の一
実施例の外観を示す斜視図である。
【図2】図1での各ユニットの動作順序を示す工程図で
ある。
【図3】図1におけるキャリアでのステータの搭載状態
を示す平面図である。
【図4】図1におけるコイル足切断ユニットAでのカッ
ターを示す断面図である。
【図5】図1におけるエナメル線皮膜剥離ユニットBの
剥離動作の原理図である。
【図6】図1におけるエナメル線皮膜剥離ユニットBで
の皮膜剥離のための高周波加熱装置の一具体例を示す断
面図である。
【図7】図6に示した高周波加熱装置によってエナメル
線のエナメル皮膜が剥離された状態を示す図である。
【図8】図1におけるエナメル線皮膜除去ユニットCで
図6で示した状態からエナメル皮膜が除去されたエナメ
ル線を示す図である。
【図9】図1における口出線セットユニットDで口出線
とエナメル線が揃えられた状態を示す図である。
【図10】図1におけるエナメル線巻付けユニットEで
のエナメル線巻き付けジグの一具体例を示す斜視図であ
る。
【図11】口出線セットユニットDで揃えられた口出線
とエナメル線との図10に示したエナメル線巻き付けジ
グへの取り付け状態を示す図である。
【図12】図11で示したエナメル線巻き付けジグによ
って口出線とエナメル線とが巻き付けられた状態を示す
図である。
【図13】図1における口出線捩りユニットFでの口出
線捩りジグの一具体例を示す横断面図である。
【図14】図13に示した口出線捩りジグの縦断面図で
ある。
【図15】図1におけるTIG溶接ユニットHでのTI
G溶接装置の一具体例を示す構成図である。
【図16】図15におけるTIG溶接装置でのタングス
テン電極のト−チ形状を示す図である。
【図17】エナメル線のエナメル剥離方法の一従来例を
示す図である。
【図18】エナメル線のエナメル剥離方法の他の従来例
を示す図である。
【図19】エナメル線と口出線との接続方法の一従来例
を示す図である。
【図20】エナメル線と口出線との接続方法の他の従来
例を示す図である。
【符号の説明】
A コイル足切断ユニット B エナメル線剥離ユニット C エナメル除去ユニット D 口出線セットユニット E エナメル線巻付けユニット F 口出線捩りユニット G 口出線切断ユニット H TIG溶接ユニット I 導通チェックユニット 1 キャリア 2 ホルダー 2a 溝 3、4 コンベア 5 エナメル線 5a エナメル皮膜 5b 導線 6 カッター 9 高周波加熱装置 10 口出線 10a 被覆材 10b 導線 11 エナメル線巻き付けジグ 12 口出線捩りジグ 20 TIG溶接 21 溶接部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01R 43/02 B 9174−5E H02K 3/04 J 7346−5H 3/50 A 7346−5H H05B 6/10 351 8915−3K // B23K 101:34 101:38 (72)発明者 熊谷 勇志 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所栃木工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転機の固定子巻線としてのエナメル線
    を通電用の口出線に接続する回転機口出線の自動接続装
    置であって、 エナメル線の端部を揃えるためのエナメル線切断ユニッ
    トと、 該エナメル線切断ユニットで揃えられた該エナメル線の
    端部を、高周波加熱により、所定の長さにわたつて該エ
    ナメル線からエナメル皮膜を剥離するエナメル皮膜剥離
    ユニットと、 該エナメル皮膜剥離ユニットで剥離された該エナメル皮
    膜を除去するエナメル皮膜除去ユニットと、 該エナメル皮膜除去ユニットによってエナメル皮膜が剥
    離された該エナメル線の露出した導線に該口出線の露出
    した導線を巻き付ける口出線巻付ユニットと、 該口出線巻付ユニットによって巻き付けがなされた該エ
    ナメル線の露出した導線に該口出線の露出した導線とを
    捩じる口出線捩りユニットと、 該口出線捩りユニットよって捩じられた該エナメル線の
    露出した導線に該口出線の露出した導線との先端を切断
    して揃える口出線切断ユニットと、 該口出線切断ユニットによって揃えられた該エナメル線
    の露出した導線に該口出線の露出した導線との先端を溶
    接して接続部とする接続部溶接ユニットと、 該接続部の接続状態の良否を点検する導通点検ユニット
    とからなることを特徴とする回転機口出線の自動接続装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記接続部溶接ユニ
    ットは、 先端部の直径が根本部の直径の15〜80%であるタン
    グステン電極の先端と、前記エナメル線の露出した導線
    と前記口出線の露出した導線との接続部との距離を所定
    に維持して該接続部を溶接する手段を備えたことを特徴
    とする回転機口出線の自動接続装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記導通点検ユニッ
    トは、 前記接続部溶接ユニットによって溶接された前記エナメ
    ル線の露出した導線と前記口出線の露出した導線との接
    続部を加振する手段と、 接続部を該手段によって加振しながら、該接続部の接続
    状態の良否を判定する手段とを備えたことを特徴とする
    回転機口出線の自動接続装置。
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