JP2006311717A - 整流子セグメント、それを用いた整流子モータとその製造方法 - Google Patents

整流子セグメント、それを用いた整流子モータとその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】故障の発生や周囲への影響を防止する固着手段により固着した整流子モータとその製造方法を提供することにある。
【解決手段】 整流子セグメント1は、整流子片部2とライザー部3を備え、前記ライザー部3は、結合部5と、該結合部5から外方へ伸びるコイル巻付用ライザー部6とバリスタレーザー溶接用ライザー部7A、7Bを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、バリスタを搭載するための構成を有する整流子セグメントと、その整流子セグメントに整流特性改善用のリングバリスタを装着した整流子モータとその製造方法に関する。
一般に、整流子モータでは、鉄心に設けたアマチュアコイルの巻線端末を電気的に整流子片に接続している。整流子は、樹脂の細径円筒体部と大径円板部とが連続して形成された整流子基台と、整流子片と整流子ライザーを連続して形成した整流子セグメントからなる。細径円筒体の側面に整流子片を等間隔に設け、整流子ライザーを前記整流子片よりも半径方向外向きに延びるように設ける。
リングバリスタは、アマチュアコイル毎に設けた整流子片に接続する都合上、リングバリスタの1側面を整流子片に半田付けする手段により装着されていた。
一方、アマチュアコイルの巻線端末部は整流子ライザーに巻回され、半田付けされる。
このように製造されるため、アマチュアコイルの巻線端末部の整流子ライザーへの絡げ行程から整流子片へのバリスタの半田付けまでの行程において、2度も半田付け行程が入る。
この他に、アマチュアコイルの巻線端末部は整流子ライザーにヒュージング固着し、リングバリスタは整流子ライザーに半田付けする例(下記特許文献1参照)、
アマチュアコイルの巻線端末部を整流子ライザーに巻回し、その近傍にリングバリスタを配置し、前記巻回した巻線端末部と整流子ライザー部分とリングバリスタを一体に半田付けする例(下記特許文献2、3参照)、
更には、整流子ライザーの切り欠き部とリングバリスタの電極の切り欠き部にアマチュアコイルの巻線端末部を挿通し、前記3者を半田付けする例(下記特許文献4参照)等が見受けられる。
図6は、従来の下記特許文献5の例を示す図である。図6(a)は図6(b)のE−E断面図、図6(b)は図6(a)の下面図である。
図6では、整流子100の樹脂で形成された基台に整流子セグメント102が設けられ、整流子セグメント102には、整流子片102bに連続して整流子ライザー102aがスリット102cを設けて突出形成されている。リングバリスタ101は整流子の基台に配置され、リングバリスタ基体101bの一部にスリット101cを有する電極101aが設けられている。固着時、整流子100にリングバリスタ101を配置し、両スリット102cと101cを位置合わせし、両スリット102cと101cにアマチュアコイルの巻先端末部を挿通配置し、両スリット101c、102c内に半田を流し込み巻線端末部と電極101aと整流子ライザー102aを固着する。
特開2003−199298号公報 特開平11−234970号公報 特開平07−327345号公報 特開昭56−88650号公報 特開昭55−23715号公報
上記いずれの例も、固着手段としてヒュージング手段や半田付け手段を用いている。ヒュージング固着手段は、通電加熱のみによる溶接のため信頼性の点で問題が残る。そのため、巻線端末部の例で説明すると、ほとんどの場合、巻線端末部をU字状部分で狭持圧着する工法を併用する。この工法を採用しようとすると、整流子ライザーやアマチュアコイルの巻線端末部の近傍に一対の溶接用の電極を挿入し、さらに、整流子ライザーのU字状部をワークで押圧できる作業空間が必要になる。また、通電加熱時、整流子にかなりの高熱が発生するため、整流子の周囲の絶縁樹脂に組成変形等の影響がでる可能性がある。このため、ヒュージング固着手段は、整流子モータに不向きである。
一方、半田付け手段の場合、整流子ライザーに巻回する巻線端末部の巻き付け形状がライザー形状、線径や巻回数等により異なる。このため、それらを半田付けする半田の量が一定せず、制御困難であり、半田で接続する接続領域を小さく保つことが困難である。更に、半田付けの際、余分の半田が付着したり、中に空洞が発生しはがれやすくなったり、濡れ特性が一定せずにむらができたり、また、半田付け後に振動により剥離したりして、モータケース内で故障の原因となる。また、ハンダ付け面にフラックスやハンダボールが付着するため、洗浄工程が余分に発生する。
一般的には、これらの固着手段とは別に、アーク溶接による固着手段がある。アーク溶接による固着手段は中型や大型のモータに用いられていた(特許文献5参照)。
この例は、整流子片の外周面に巻線端末部を保持具で押さえつけながら、巻線端末部の先端に溶接ヘッドを近づけてアーク放電を発生させ、両者を溶融接続している。アーク溶接のため、半田付けやヒュージングのような問題点が無く、接続領域を小さくできる。
しかし、上記アーク溶接の場合、整流子片の溶接部分周辺が高温になり、同時に表面にスパークの影響や汚染が発生する。このため、このようなアーク溶接手段の適用は困難である。
本発明の目的は、故障の発生や周囲への影響を少なくする固着手段が適用できる整流子セグメント、それを用いた整流子モータとその製造方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために以下の解決手段を採用する。
(1) 整流子セグメントは、整流子片部とライザー部を備え、前記ライザー部は、結合部と、該結合部から外方へ伸びるコイル巻付用ライザー部とバリスタレーザー溶接用ライザー部を有することを特徴とする。
(2) 上記(1)記載の整流子セグメントにおいて、
前記コイル巻付用ライザー部と前記バリスタレーザー溶接用ライザー部は、前記結合部との連結箇所を起点として自由端に向かうにつれて相互の間の間隔が広がるように開き角を設定することを特徴とする。
(3) 上記(1)又は(2)記載の整流子セグメントにおいて、
前記コイル巻付用ライザー部と前記バリスタレーザー溶接用ライザー部は、自由端に丸みをつけた短冊状としたことを特徴とする。
(4) 上記(1)記載の整流子セグメントにおいて、
前記コイル巻付用ライザー部と前記バリスタレーザー溶接用ライザー部を連続して一体に形成したことを特徴とする。
(5) 上記(4)記載の整流子セグメントにおいて、
前記コイル巻付用ライザー部と前記バリスタレーザー溶接用ライザー部を連結バーで連結したことを特徴とする。
(6) 上記(1)乃至(5)のいずれか1項記載の整流子セグメントにおいて、
前記整流子片部と前記ライザー部を折り曲げ箇所を境にしてそれぞれ分けて設けたことを特徴とする。
(7) 整流子モータは、上記(1)乃至(6)のいずれか1項記載の整流子セグメントを用いた整流子モータであって、リングバリスタが前記バリスタレーザー溶接用ライザー部にレーザー溶接してあることを特徴とする。
(8) 整流子モータは、上記(1)乃至(6)のいずれか1項記載の整流子セグメントを用いた整流子モータであって、アマチュアコアに設けたコイルの巻線端末が前記コイル巻付用ライザー部に巻回され、該巻回された巻線端末と前記コイル巻付用ライザー部がアーク溶接されていることを特徴とする。
(9) 整流子モータは、上記(1)乃至(6)のいずれか1項記載の整流子セグメントを用いた整流子モータであって、整流子基体が、整流子片部支持用円筒部と、前記整流子片部支持用円筒部との間に段部を形成する支持部とを備え、前記整流子片部支持用円筒部に前記整流子片部を設け、前記段部に前記折り曲げ箇所を設け、前記整流子セグメントを前記整流子基体の段部に押さえるようにリングファイバを設けたことを特徴とする。
(10) 上記(9)記載の整流子モータでおいて、前記リングバリスタを、前記リングファイバの外側面に接し、且つ、前記ライザー部に接するように設け、前記リングバリスタの表面電極と前記ライザー部の前記バリスタレーザー溶接用ライザー部がレーザー溶接してあることを特徴とする。
(11) 上記(9)又は(10)記載の整流子モータにおいて、前記アマチュアコアに設けたコイルの巻線端末が前記コイル巻付用ライザー部に巻回され、該巻回された巻線端末と前記コイル巻付用ライザー部がアーク溶接されていることを特徴とする。
(12) 上記(1)乃至(6)のいずれか1項記載の整流子セグメントを用いた整流子モータの製造方法において、リングバリスタを前記バリスタレーザー溶接用ライザー部にレーザー溶接することを特徴とする。
(13) 上記(1)乃至(6)のいずれか1項記載の整流子セグメントを用いた整流子モータの製造方法において、前記アマチュアコアに設けたコイルの巻線端末を前記コイル巻付用ライザー部に巻回し、前記巻回した巻線端末部の被覆を除去し、該巻回された巻線端末と前記コイル巻付用ライザー部をアーク溶接することを特徴とする。
(14) 上記(13)記載の整流子モータの製造方法において、前記除去する手段を燃焼手段としたことを特徴とする。
本発明は上記解決手段を採用したので、以下の効果を奏する。
本発明の整流子セグメントは、整流子セグメントが整流子片部とライザー部を備え、前記ライザー部は、結合部と、該結合部から外方へ伸びるコイル巻付用ライザー部とバリスタレーザー溶接用ライザー部を有するので、すべて一体に且つ容易に形成でき、整流子片部とライザー部を結合部により強固に支持することができ、リングバリスタの支持が強固にでき、溶接手段の適用により環境の汚染や脱落物を無くした構造とすることができるようになる。
本発明の整流子セグメントでは、コイル巻付用ライザー部とバリスタレーザー溶接用ライザー部は、前記結合部との連結箇所を起点として自由端に向かうにつれて相互の間の間隔が広がるように開き角を設定したので、リングバリスタの支持が容易且つ強固になり、溶接手段の適用が容易になり、溶接手段の適用された構造とすることができる。
また、コイルの巻線端末はコイル巻付用ライザー部に巻回後一体に溶接できるので、環境の汚染や脱落物を無くした構造とすることができるようになる。
本発明の実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の整流子セグメントの構成図である。
図1(a)は整流子セグメントの平面図、図1(b)は図1(a)のA−A断面図、図1(c)は図1(a)を矢印B方向から見た側面図、図1(d)は図1(a)の点線C内のコイル巻付用ライザー部の他の実施例の説明図、図1(e)および図1(f)は本発明の整流子セグメントの他の実施例の構成図である。
図1(a)の整流子セグメント1は、良導電性、耐摩耗性を有する金属材料から構成され、金属板を打ち抜き加工した整流子片部2とライザー部3から構成される。整流子セグメント1は図1(b)に示すように断面略L字状に折り曲げられ、折り曲げ部4を介してそれぞれ整流子片部2とライザー部3が設けられている。
整流子片部2は、後述する合成樹脂製の整流子基体10(図2参照)の点線aで示す整流子片部支持用円筒部10a(図2参照)に装着されるように、短冊状の板体を円弧状に湾曲形成してある。
ライザー部3は、整流子片部2の湾曲方向と直行する方向(図1(b)参照)の一方端に直角に折り曲げた形状で連設されている。
ライザー部3は、人間の手に似た形状を呈し、手の平に相当する結合部5と、指に相当する該結合部5から外方へ伸びるコイル巻付用ライザー部6とバリスタレーザー溶接用ライザー部7A、7Bを有する。
結合部5は、弧状の整流子片部2との連結部である折り曲げ部4の幅(円弧方向の幅)が狭くなっていて折り曲げ易くなっている。結合部5は、コイル巻付用ライザー部6とその両側の2個のバリスタレーザー溶接用ライザー部7A、7Bを並べて支持するように幅L1を広くしてある。
コイル巻付用ライザー部6は、電界の集中を抑制する等のために自由端(一端)6fの角をおとした短冊状に形成され、コイル15の巻線端末15a(図示省略)を巻回する際に、巻線機(図示省略)の力が加わっても変形しない程度に且つアーク溶接により溶融しても溶融体が落ちない程度の幅L2を有する。
バリスタレーザー溶接用ライザー部7A、7Bは、電界の集中を抑制する等のために自由端7Af、7Bfに丸みをつけた短冊状に形成される。前記コイル巻付用ライザー部6と前記バリスタレーザー溶接用ライザー部7A、7Bは、リングバリスタを安定に且つ強固に支持するために、前記結合部5との連結箇所6g、7Ag、7Bgを起点として自由端に向かうにつれて相互の間の間隔が広がるように開き角θ1、θ2を設定する。コイル巻付用ライザー部6とバリスタレーザー溶接用ライザー部7A、7Bの開き角θ1、θ2は、40度前後にすることが好ましい。なお、開き角θ1とθ2は同じ値だけでなく異なる値もとれる。
図1(d)の右側の例は、コイル巻付用ライザー部6−1の先端近傍にくさび状又は溝状の切り欠き部6hを設けた例で、巻線端末15aを巻回したときに、巻回した巻線端末15aがコイル巻付用ライザー部6−1の長さ方向に滑って先端から外れないように、すなわち、巻線端末15aを係止させる切り欠き部6hの構造を示す。また、切り欠き部6hを設けることにより幅が狭くなるため、コイル巻付用ライザー部6−1の先端部にアーク溶接時の熱が発生しても、熱が整流子片部2側に伝わりにくくなる。
図1(d)の左側の例は、コイル巻付用ライザー部6−2の先端両側にテーパー状の幅広部(直角三角形状の部分)6iを設けた例で、巻線端末15aを巻回したときに、巻回した巻線端末15aがコイル巻付用ライザー部6−2の長さ方向に滑って先端から外れないように、すなわち、巻線端末15aを係止させるテーパー状の幅広部6iの構造を示す。
図1(e)は、図1(a)の整流子セグメント1の他の実施例で、コイル巻付用ライザー部6とバリスタレーザー溶接用ライザー部7A、7Bを一体に連結して1つのライザー部3Aとして構成した実施例である。このように、図1(a)のコイル巻付用ライザー部6とバリスタレーザー溶接用ライザー部7A、7Bを1つのライザー部3Aとして一体に構成すると、製造が容易になり、且つ、ライザー部3Aの支持強度が向上する。
図1(f)は、図1(a)の整流子セグメント1のさらに他の実施例で、バリスタレーザー溶接用ライザー部7A、7Bの自由端7Af、7Bfを連結バー8a、8bによりコイル巻付用ライザー部6に連結した構成を有する実施例である。このように構成すると、コイル巻付用ライザー部6とバリスタレーザー溶接用ライザー部7A、7Bの支持強度が向上する。
図2は、本発明の整流子組立体の構成図である。
図2(a)は、図2(b)のE−E断面図、図2(b)は図2(a)のD−D断面図である。
整流子組立体9は、整流子基体10に3極分の整流子セグメント1a、1b、1cを設け、これら整流子セグメント1a、1b、1cをリングファイバ12で固定した構造を有する。
図2は3極の例を示すが、基本的には任意の極数に構成することができる。整流子基体10は、絶縁性の合成樹脂製で、整流子片部支持用円筒部10aと支持部10bを有し、整流子片部支持用円筒部10aと支持部10bを連続して貫通する貫通孔10cを有する。整流子片部支持用円筒部10aは、3極分の略短冊状の整流子片部2a、2b、2cがスリット11を介して均等な位置に装着できるように段部を備えて構成されている。支持部10bは、整流子片部支持用円筒部10aより大きな径に形成され、整流子片部支持用円筒部10aとで段部10dを構成する。この段部10dに整流子セグメント1の折り曲げ部4を位置決めする。このように、整流子基体10にその段部10dにより整流子セグメント1a、1b、1cを位置決めした状態で、整流子片部2a、2b、2cの外側面に、該整流子片部2a、2b、2cを狭持するようにリングファイバ12を嵌合する。リングファイバ12は、その内側面で整流子片部2a、2bおよび2cを整流子基体10の段部10dに位置決め固定し、その外側面で後述するリングバリスタを嵌合固定する。
図3は、本発明の整流子組立体にリングバリスタを装着する行程からコイルの巻線端末の処理行程までを説明する図である。
図3(a)は、整流子組立体9にリングバリスタ13を装着する行程を説明する図で、図3(b)のG−G線で切った断面図に対応する図、図3(b)はコイル巻き付け用ライザー部6にコイル15の巻線端末15aを巻回する行程を示す図で、図3(a)のF−F線で切った断面図に対応する図、図3(c)および図3(d)は、巻回したコイル15の巻線端末15aとコイル巻き付け用ライザー部6を溶融する行程を説明する図で、図3(c)は図3(d)のI−I断面図、図3(d)は図3(c)のH−H断面図である。
図3(a)で、整流子組立体9にリングバリスタ13を装着する。その際、リングファイバ12の外側面に同心状にリングバリスタ13を嵌合する。リングバリスタ13は、ライザー部3a、3b、3cに対向する面に表面電極13a、13b、13cが極数分スリット13A、13B、13Cで分離されて設けられている。整流子組立体9にリングバリスタ13の表面電極13a、13b、13cとバリスタレーザー溶接用ライザー部7Aa、7Ba、7Ab、7Bb、7Ac、7Bcが接触状態になる。この状態で、バリスタレーザー溶接用ライザー部7Aa、7Ba、7Ab、7Bb、7Ac、7Bcの所定の領域A、B、C、D、E、Fをレーザーにより溶融しリングバリスタ13の表面電極13a、13b、13cに溶接する。溶接手段としてレーザーを用いるので、溶融領域を狭い領域に絞ることができ、正確に且つ周囲に影響を与えずに溶接することができる。バリスタレーザー溶接用ライザー部7Aa、7Ba、7Ab、7Bb、7Ac、7Bcは、リングバリスタ13の表面電極13a、13b、13cに接触し、溶接できる領域が形成できる形状であればどのような形状でもよい。好ましくは、図3(a)および図3(c)に示すように、バリスタレーザー溶接用ライザー部7Aa、7Ba、7Ab、7Bb、7Ac、7Bcがすべてリングバリスタ13の表面電極13a、13b、13cに接触する形状とする。
次に、図3(b)に示すように、リングバリスタ13を装着した整流子組立体9をシャフト(図示省略)に固定する。シャフトにアマチュアコア14を固着し、アマチュアコア14の各磁極部に巻線を巻回してコイル15を形成する。コイル15の巻線端末15aは、コイル巻付用ライザー部6a、6b、6cに複数回巻回する。
ここで、巻回した巻線端末15aの絶縁被覆が溶接時にすべて除去(例えば、燃えカス等も残らずに燃えて無くなる)できるもの(組成、厚さ等を含めて)である場合には、後述する次の巻線端末15aのアーク溶接工程時に除去する。
一方、絶縁被覆が溶接時にすべて除去できないものである場合には、巻回した巻線端末15aの絶縁被覆を除去する工程を実行する。除去する手段は、燃焼手段が好ましい。燃焼することにより、絶縁被覆から発生するガスも燃焼ガスの温度、勢い等により有効に除去できる。
次に、図3(c)および図3(d)に示すように、巻回した巻線端末15a(絶縁を除去した)と一緒にコイル巻付用ライザー部6a、6b、6cもアークにより溶融して溶融体16A、16Bおよび16Cにする。溶融体16はコイル巻付用ライザー部6a、6b、6cの自由端付近に形成するのが好ましい。
図4は本発明の整流子組立体とコイルの関係を行程順と関係なく略示したアマチュア(回転子)の斜視図である。ライザー部3は隣接するコイル15間に配置される。
図4は3極の例を示す。
次にアマチュア20の組立行程の概略を説明する。
整流子基体10の整流子片部支持用円筒部10aに整流子セグメント1の断面略L字状の整流子片部2が円周上に位置するように設け、整流子片部2を整流子片部支持用円筒部10aに押さえるようにリングファイバ12を設けて整流子組立体9を形成する。
リングファイバ12の外側面にリングバリスタ13を設け(図4中、リングバリスタ13はライザー部3a〜3cを図示する都合から、点線の位置に図示してあり、点線の矢印の先のライザー部3a〜3c上に搭載される)、このリングバリスタ13の表面電極とバリスタレーザー溶接用ライザー部7Aa、7Ba、7Ab、7Bb、7Ac、7Bcをレーザー溶接する(図3(a)参照)。
整流子組立体9の貫通孔10cにシャフト21を挿通嵌合し、該シャフト21に打ち抜いた3極の磁性鋼板を必要数嵌合固着する。この磁性鋼板の積層体はアマチュアコア14として構成する。
アマチュアコア14の各磁極部に巻線を巻回してコイル15を形成する。コイル15の巻線端末15aは引き出されて整流子セグメント1のコイル巻付用ライザー部6a、6b、6cに複数回巻回される(図3(b)(d)参照)。
上で述べたように、ここで、巻回した巻先端部15aの絶縁被覆が溶接時にすべて除去(例えば、燃えカス等も残らずに燃えて無くなる)できるもの(組成、厚さ等を含めて)である場合には、後述する次の巻先端部15aのアーク溶接工程時に除去する。
一方、絶縁被覆が溶接時にすべて除去できないものである場合には、巻回した巻線端末15aの絶縁被覆を除去する工程を実行する。除去する手段は、燃焼手段が好ましい。燃焼することにより、絶縁被覆から発生するガスも燃焼ガスの温度、勢い等により有効に除去できる。 巻回した巻線端末の被覆を除去する。好ましくは、バーナー等の燃焼手段により焼却して除去する。
その状態で、溶接ヘッド(図示省略)を巻線端末の絶縁被覆の除去された巻回箇所および該箇所に対応するコイル巻付用ライザー部6a、6b、6cに近づけ、アークをとばし、巻線端末15aの巻回箇所および該箇所に対向するコイル巻付用ライザー部6a、6b、6cを溶融し、溶融体(図示省略(図3(c)(d))参照)を形成する。
コイル巻付用ライザー部6a、6b、6cは、巻線機(図示省略)のアームが作業可能な程度両側のコイルから離れて配置される。
コイル巻付用ライザー部6a、6b、6cおよびバリスタレーザー溶接用ライザー部7Aa、7Ba、7Ab、7Bb、7Ac、7Bcは、巻線端末15aを巻回できるように、かつ、溶接ヘッド(図示省略)を精度良く近接させることができるように、直線状に延びる短冊形状が好ましい。
溶接工程では、溶接装置(図示省略)の溶接電極が上昇してライザー部3の下面に接触する。溶接ヘッド(図示省略)は斜め上方からライザー部3の先端の近傍まで接近する。溶接ヘッドはガスノズルの中央から先端部を露出している。溶接ヘッドの先端部はガスノズルから噴出する不活性ガスにより包囲される。この状態でアーク放電を行い、瞬間的に巻線端末15aおよびコイル巻付用ライザー部6a、6b、6cを溶融する。このコイル巻付用ライザー部6a、6b、6cおよびライザー部3の溶けたものは、巻回し絶縁被覆を除去した巻線端末15aを球状に包み込み一体に溶融接着する。
アーク溶接手段は、発生するアークエネルギを調節することにより、コイル巻付用ライザー部6a、6b、6cの微少な領域を溶融して接着できる。前記微少な領域は、ハンダ付けやヒュージングよりも小さく狭い領域にできる。また、アーク溶接手段は設備が小さく部品が少ないため、狭い作業領域での作業に好適で、小型高密度のモータの製造に適している。
溶接箇所をコイル巻付用ライザー部6a、6b、6cの先端部近傍としたので、アーク電流はコイル巻付用ライザー部6a、6b、6cの先端部近傍を流れ、整流子片部2を流れないので、アーク電流により整流子片部2の表面が損傷・変質したり、アーク放電により雰囲気気体が焼き付いて汚染されたりすることがない。
また、コイル巻付用ライザー部6a、6b、6cの溶接部分と整流子片部2の間にリングバリスタ13があるため、溶接部分で発生した汚染物質はリングバリスタ13で遮られ、整流子片部2の表面に付着することがない。
また、コイル巻付用ライザー部6a、6b、6cの溶接部分と整流子片部2の間が離れているため、コイル巻付用ライザー部6a、6b、6cの溶接部分で発生したアーク溶接時の熱が整流子片部2に伝わりにくい。このため、整流子基体10の樹脂が溶けることが無く、整流子片部2の位置が正しく保たれる。
次に、以上で説明したアマチュアを用いた整流子モータについて説明する。
図5は本発明の整流子モータの要部断面図である。図5(a)は、略左半分を回転軸を中心として図5(b)の断面図におけるJ−J線での断面図であり、同じく略右半分を回転軸を中心として図5(c)におけるK−K線での断面図である。図5(b)は図5(a)におけるL−L線での断面図、図5(c)は図5(a)におけるM−M線での断面図である。
図5(a)では、シャフト21は左端をフレーム30の凹部に固定した金属軸受け23aに軸支し、右端をブラケット31の凹部に固定した金属軸受け23bに軸支する。両軸受けの間のシャフト21部分には、左端から右側に向かって、ワッシャ34、スロットル内にインシュレータ(絶縁紙)を設けたアマチュアコア14、整流子基体10、油切り38が設けられている。整流子基体10には、整流子セグメント1が設けられ、整流子セグメント1のバリスタレーザー溶接用ライザー部7Aa、7Ba、7Ab、7Bb、7Ac、7Bcを含むライザー部3にはリングバリスタ13が裁置され、リングバリスタ13の表面電極とバリスタレーザー溶接用ライザー部7Aa、7Ba、7Ab、7Bb、7Ac、7Bcはレーザー溶接されている。また、コイル巻付用ライザー部6a、6b、6cとそれに巻回した巻線端末15aはアーク溶接されている。フレーム30には界磁用のマグネット39がアマチュアコア14に対向して配置されている。また、フレーム30には図5(b)に示すようにマグネット39を押えるようにマグネット押えバネ40が設けられている。
図5(c)に示すように、ブラケット31には、過電流防止用のPTC(Positive temperature coefficient of resister:正特性サーミスタ)41が取り付けられる。PTC41の1側面には、ソケット端子42bが設けられ、他側面にはカーボンブラシ43bを支持したブラシ押えバネ44bが接続される。
シャフト21の上側に、前記下側と同じように、カーボンブラシ43aを支持したブラシ押えバネ44aと、それに接続されるソケット端子42aが設けられている。
このように、整流子セグメントを整流子片部とライザー部から構成し、ライザー部をコイル巻付用ライザー部とバリスタレーザー溶接用ライザー部との一体に連結した構造とし、リングバリスタをライザー部で支持すると共に、リングバリスタをバリスタレーザー溶接用ライザー部にレーザー溶接し、コイル巻付用ライザー部にコイルの巻線端末を巻回し該巻回した領域の両者をアーク溶接したので、整流子まわりを、周りに影響を与えずに、且つ、故障の原因を発生するようなことなく、狭い空間内に収納することができるようになる。
本発明の整流子セグメントの構成図である。 本発明の整流子組立体の構成図である。 本発明の整流子組立体にリングバリスタを装着する行程からコイルの巻線端末の処理行程までの説明図である。 本発明のアマチュア(回転子)の斜視図である。 本発明の整流子モータの要部断面図である。 従来の下記特許文献5の例を示す図である。
符号の説明
1、1a、1b、1c 整流子セグメント
2、2a、2b、2c 整流子片部
3、3A、3a、3b、3c ライザー部
4 折り曲げ部
5 結合部
6、6−1、6−2、6a、6b、6c コイル巻付用ライザー部
6f、7Af、7Bf 自由端
6g、7Ag、7Bg 連結箇所
6h 切り欠き部
6i 幅広部
7A、7B、7Aa、7Ba、7Ab、7Bb、7Ac、7Bc バリスタレーザー溶接用ライザー部
8a、8b 連結バー
9 整流子組立体
10 整流子基体
10a 整流子片部支持用円筒部
10b 支持部
10c 貫通孔
10d 段部
11、13A、13B、13C スリット
12 リングファイバ
13 リングバリスタ
13a、13b、13c 表面電極
14 アマチュアコア
15 コイル
15a 巻線端末
16、16A、16B、16C 溶融体
20 アマチュア
21 シャフト
23a、23b 金属軸受け
24 インシュレータ
30 フレーム
31 ブラケット
34 ワッシャ
38 油切り
39 マグネット
40 マグネット押えバネ
41 PTC
42a、42b ソケット端子
43a、43b カーボンブラシ
44a 44b ブラシ押えバネ
A、B、C、D、E、F レーザー溶接領域

Claims (14)

  1. 整流子セグメントは整流子片部とライザー部を備え、前記ライザー部は、結合部と、該結合部から外方へ伸びるコイル巻付用ライザー部とバリスタレーザー溶接用ライザー部を有することを特徴とする整流子セグメント。
  2. 前記コイル巻付用ライザー部と前記バリスタレーザー溶接用ライザー部は、前記結合部との連結箇所を起点として自由端に向かうにつれて相互の間の間隔が広がるように開き角を設定することを特徴とする請求項1記載の整流子セグメント。
  3. 前記コイル巻付用ライザー部と前記バリスタレーザー溶接用ライザー部は、自由端に丸みをつけた短冊状としたことを特徴とする請求項1又は2記載の整流子セグメント。
  4. 前記コイル巻付用ライザー部と前記バリスタレーザー溶接用ライザー部を連続して一体に形成したことを特徴とする請求項1記載の整流子セグメント。
  5. 前記コイル巻付用ライザー部と前記バリスタレーザー溶接用ライザー部を連結バーで連結したことを特徴とする請求項4記載の整流子セグメント。
  6. 前記整流子片部と前記ライザー部を折り曲げ箇所を境にしてそれぞれ分けて設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の整流子セグメント。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項記載の整流子セグメントを用いた整流子モータであって、
    リングバリスタが前記バリスタレーザー溶接用ライザー部にレーザー溶接してあることを特徴とする整流子モータ。
  8. 請求項1乃至6のいずれか1項記載の整流子セグメントを用いた整流子モータであって、
    アマチュアコアに設けたコイルの巻線端末が前記コイル巻付用ライザー部に巻回され、該巻回された巻線端末と前記コイル巻付用ライザー部がアーク溶接されていることを特徴とする整流子モータ。
  9. 請求項1乃至6のいずれか1項記載の整流子セグメントを用いた整流子モータであって、
    整流子基体が、整流子片部支持用円筒部と、前記整流子片部支持用円筒部との間に段部を形成する支持部とを備え、前記整流子片部支持用円筒部に前記整流子片部を設け、前記段部に前記折り曲げ箇所を設け、前記整流子セグメントを前記整流子基体の段部に押さえるようにリングファイバを設けたことを特徴とする整流子モータ。
  10. 前記リングバリスタを、前記リングファイバの外側面に接し、且つ、前記ライザー部に接するように設け、前記リングバリスタの表面電極と前記ライザー部の前記バリスタレーザー溶接用ライザー部がレーザー溶接してあることを特徴とする請求項9記載の整流子モータ。
  11. 前記アマチュアコアに設けたコイルの巻線端末が前記コイル巻付用ライザー部に巻回され、該巻回された巻線端末と前記コイル巻付用ライザー部がアーク溶接されていることを特徴とする請求項9又は10記載の整流子モータ。
  12. 請求項1乃至6のいずれか1項記載の整流子セグメントを用いた整流子モータの製造方法であって、リングバリスタを前記バリスタレーザー溶接用ライザー部にレーザー溶接することを特徴とする整流子モータの製造方法。
  13. 請求項1乃至6のいずれか1項記載の整流子セグメントを用いた整流子モータの製造方法であって、前記アマチュアコアに設けたコイルの巻線端末を前記コイル巻付用ライザー部に巻回し、前記巻回した巻線端末部の被覆を除去し、該巻回された巻線端末と前記コイル巻付用ライザー部をアーク溶接することを特徴とする整流子モータの製造方法。
  14. 前記除去する手段を燃焼手段としたことを特徴とする請求項13記載の整流子モータの製造方法。
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