JPH0556525U - ドアバイザの取付構造 - Google Patents

ドアバイザの取付構造

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JPH0556525U
JPH0556525U JP11258891U JP11258891U JPH0556525U JP H0556525 U JPH0556525 U JP H0556525U JP 11258891 U JP11258891 U JP 11258891U JP 11258891 U JP11258891 U JP 11258891U JP H0556525 U JPH0556525 U JP H0556525U
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door
sash
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door visor
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竜司 杉本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアバイザの着脱を容易にする。 【構成】 サッシュ側ブラケット15の一端16をドア
サッシュのアングル部4の凹部10内へ嵌合し、ネジ1
9によりアングル4へ取付ける。一方、サッシュ側ブラ
ケット15の他端20はネジ22によりドアバイザ12
の内面に設けられているバイザ側ブラケット23へ締結
する。これにより、サッシュ側ブラケット15及びドア
バイザ12は変形することなくドアサッシュのアングル
部4へ着脱可能になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のドアサッシュに対するドアバイザの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような従来構造に一例を図7に示す。この図において、ドアサッシュを構 成する基部1の内面には略C字状断面の係合溝2が形成され、これにウェザース トリップ3の基部が係合している。
【0003】 ウェザーストリップ3の延出部3aは、ドアサッシュの基部1から連続して外 側方へ屈曲しながら突出するアングル部4へ係合している。
【0004】 基部1の外面にはランチャンネルホルダ5が設けられている。ランチャンネル ホルダ5は略C字状断面の係合溝6を形成している。
【0005】 係合溝6にはブラケット7の係合端8が嵌合され、切り起し状の爪9によりラ ンチャンネルホルダ5と係合している。
【0006】 ブラケット7の中間部はアングル部4の凹部10に嵌合する屈曲部11をなし 、他端はドアバイザ12にネジ止めされている。
【0007】
【考案の解決しようとする課題】
ところで、上記従来例の構造では、ブラケット7の係合端8は爪9がランチャ ンネルホルダ5と係合することにより基部1へ支持されている。したがって、ド アバイザ12を着脱する場合、爪9の変形に大きな力が必要なため、ブラケット 7及びドアバイザ12が変形して再使用できなくなるおそれがあり、不経済であ る。しかも、取り外しは極めて困難であった。
【0008】 また、係合端8を係合溝6内へ嵌合後、この係合溝6内へさらにランチャンネ ル13を取付ける場合、係合端8と干渉するランチャンネル13の一部を切り欠 く必要があり、取付作業が面倒になった。そのうえ、取付部は目視しにくい場所 のため、係合状態が不完全になって使用中にドアバイザ12が安定に支持されな くなるおそれがあった。 そこで本考案は、ドアバイザ12の着脱時にドアバイザ12及びブラケット7 を変形させることなく作業でき、かつ取付を確実にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案に係るドアバイザの取付構造は、予めドアサ ッシュに一端をネジ止めしたサッシュ側ブラケットを設け、このサッシュ側ブラ ケットの他端をドアバイザへネジ止めしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
予めサッシュ側ブラケットの一端をドアサッシュ側へネジ止めしておき、この サッシュ側ブラケットの他端にドアバイザをネジ止めする。これにより、ドアバ イザ及びサッシュ側ブラケットは変形せずに着脱可能になる。また、ネジ止めし たことによりドアバイザの不完全な取付状態が生じない。
【0011】
【実施例】
図1乃至図6に基づいて一実施例を説明する。なお、図7の従来例と共通部分 については同一符号を使用し、重複説明を省略する。図1はドアバイザ12の取 付構造を示す断面図、図2はドアバイザ12の取付状態を示す外観斜視図、図3 はドアバイザ12の一部分につき裏面構造を示す分解斜視図、図4乃至図6は図 1と同様断面部位について取付工程を示す図である。
【0012】 まず、図2において、ドアバイザ12は自動車ドア14の上縁部外面に沿って 取付けられる。取付部12aは前後方向に適当間隔で4ヶ所形成されている。
【0013】 図1はこの取付部12aの一つにおける図2のA−A線に沿う断面である。ド アバイザ12はサッシュ側ブラケット15を介してはドアサッシュのアングル部 4へ取付けられている。サッシュ側ブラケット15はその一端16がアングル部 4の凹部10内へ嵌合する程度の長さ及び屈曲形状をなし、一端16にはウエル ドナット17が設けられている。
【0014】 ウエルドナット17と対応するアングル部4には通し穴18が形成され、ここ を通って上方から皿ネジ19がウエルドナット17と係合して一端16をアング ル部4上へ固着している。なお、ドアサッシュは板状部材を複数層に折り曲げて 形成され、かつ一部がボックス状になっている。
【0015】 図3に明らかなように、サッシュ側ブラケット15の他端20は車幅方向へ延 出し、この他端20に形成された通し穴21へ通したネジ22をドアバイザ12 の内面に固着されているバイザ側ブラケット23のウエルドナット24へ係合す ることによりドアバイザ12を他端20へ固着している。
【0016】 再び図1において、ランチャンネル13は第1の係合部25がランチャンネル ホルダ5の係合溝6へ係合し、第2の係合部26が凹部10内へ係合している。 このとき、ランチャンネルホルダ5の係合溝6内はランチャンネル13の第1の 係合部25のみであり、従来のようにブラケット7の端部(図7の係合端8)が ランチャンネル13と共に嵌合することはない。
【0017】 次に、本実施例におけるドアバイザ12の取付け方を図4乃至図6に基づいて 説明する。なお、これらの各図ではドアサッシュの構造は概略的に示してある。 まず、図4において、アングル部4に係合しているウェザーストリップ3の延出 部3aを先端側からめくり、通し穴18を出す。
【0018】 続いて、図5に示すように、アングル部4の凹部10内へサッシュ側ブラケッ ト15の一端16を嵌合して、ウエルドナット17を通し穴18に合せ、アング ル部4の上方から皿ネジ19を通し穴18内へ入れてウエルドナット17と締結 し、一端16をアングル部4に固定する。
【0019】 次に、図6に示すように、ウェザーストリップ3の延出部3aを再びアングル 部4に被せ、サッシュ側ブラケット15を弾性変形させながら延出部3aの先端 をアングル部4の先端に係合させる。続いて、ドアバイザ12の基部に設けられ ているラバークッション12bを延出部3aの先端に当接させ、サッシュ側ブラ ケット15の他端20に形成された通し穴21とバイザ側ブラケット23のウエ ルドナット24とを位置合せする。この状態でネジ22を下方から通し穴21へ 通してウエルドナット24と締結する。
【0020】 これにより、図1に示すように、ドアバイザ12はサッシュ側ブラケット15 を介してドアサッシュのアングル部4へ支持される。その後、ランチャンネルホ ルダ5の係合溝6と凹部10内へランチャンネル13の第1及び第2の係合部2 5、26をそれぞれ嵌合取付けすれば、ドアバイザ12の取付が完了する。
【0021】 このようにすると、ドアバイザ12を取付ける際、サッシュ側ブラケット15 の両端を皿ネジ19及びネジ22で締結するだけで済むので、従来のように強い 力を加えて爪9(図7)を弾性変形させる必要がなく、サッシュ側ブラケット1 5及びドアバイザ12の変形を防止できる。また、着脱が自在になる。
【0022】 したがって、着脱作業によっても、サッシュ側ブラケット15及びドアバイザ 12を繰り返し使用できるため経済的になる。そのうえ、爪9の場合と異なり、 不完全な係合状態が生じないので、確実に取付けできる。
【0023】 そのうえ、着脱時にランチャンネルホルダ5を爪9によって損傷されるおそれ がなくなる。また、サッシュ側ブラケット15がランチャンネルホルダ5の係合 溝6へ嵌合しないので、ランチャンネル13を何ら加工することなく、そのまま 係合溝6へ取付けできる。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、サッシュ側ブラケットの一端をドアサッシュにネジ止めし、他端を ドアバイザへネジ止めしたので、従来の爪の弾性変形により係合する構造と異な り、着脱に際してサッシュ側ブラケット及びドアバイザに無理な力が加わらなく なるため変形のおそれがなくなるため、これらを着脱しても反復使用でき、極め て経済的である。
【0025】 また、ネジ止めによりドアバイザをドアサッシュへ確実に取付けることができ るので、使用中にガタつき等が生じないよう支持が確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面図
【図2】実施例が適用された自動車ドアの外観斜視図
【図3】実施例のドアバイザ内側を示す分解斜視図
【図4】実施例のドアバイザ取付工程を示す断面図
【図5】実施例のドアバイザ取付工程を示す断面図
【図6】実施例のドアバイザ取付工程を示す断面図
【図7】従来例の断面図
【符号の説明】
1 ドアサッシュの基部 3 ウェザーストリップ 5 ランチャンネルホルダ 12 ドアバイザ 15 サッシュ側ブラケット 19 皿ネジ 22 ネジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアサッシュへドアバイザを着
    脱自在に後付けするための構造において、予めドアサッ
    シュに一端をネジ止めしたサッシュ側ブラケットを設
    け、このサッシュ側ブラケットの他端をドアバイザへネ
    ジ止めしたことを特徴とするドアバイザの取付構造。
JP1991112588U 1991-12-26 1991-12-26 ドアバイザの取付構造 Expired - Lifetime JP2545644Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002187428A (ja) * 2000-12-22 2002-07-02 Tamura Plastic Mfg Co Ltd ダブルシール付き自動車用サイドバイザー

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