JPH0752653A - パネルの取付け構造 - Google Patents

パネルの取付け構造

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Publication number
JPH0752653A
JPH0752653A JP22507393A JP22507393A JPH0752653A JP H0752653 A JPH0752653 A JP H0752653A JP 22507393 A JP22507393 A JP 22507393A JP 22507393 A JP22507393 A JP 22507393A JP H0752653 A JPH0752653 A JP H0752653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
clip
mounting
opening
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22507393A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Furukawa
良治 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP22507393A priority Critical patent/JPH0752653A/ja
Publication of JPH0752653A publication Critical patent/JPH0752653A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り付けた後の取外しを確実にできる樹脂パ
ネルその他のパネルの取付け構造を提供すること。 【構成】 被取付け部材(20)の開口(22)を塞ぐ
ように配置されるパネル(24)を被取付け部材に取り
付ける構造であって、パネルの装着部(25)に固定さ
れた弾性を有する板材のクリップ(26)を備える。ク
リップ(26)は、パネル(24)を所定位置に置いて
押し付けたとき被取付け部材の開口エッジ(21)に掛
止され、パネルの外れに対して抵抗となる掛止部(3
0)と、被取付け部材のパネルに対面する面(34)を
越えてパネルの方へ突出する、掛止部から伸びる中間部
(31)と、装着部から離れる方へ向けて中間部から折
り曲げられたつめ部(32)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパネルの取付け構造に関
し、特に、車両の内装品であるトリムのような被取付け
部材の開口を塞ぐように配置される樹脂パネルを前記被
取付け部材に取り付けるのに適する取付け構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】トリムの一部に開口を設ける場合、通
常、その開口に樹脂パネルを配置してこれを塞ぎ、樹脂
パネルを前記トリムに取り付ける。その取付け構造とし
て、舌片を有するスピードナット部を設けたクリップを
トリムに引っ掛けると共に、樹脂パネルに前記クリップ
に向けて伸びるボスを設け、このボスを前記スピードナ
ット部に押し込み、舌片の弾性でボスを締め付けるよう
にしたものがある(実開昭64-36287号公報)。
【0003】前記取付け構造は、樹脂パネルをトリムに
固定する点では優れているが、一度固定した樹脂パネル
をトリムから取り外すときの操作性が悪いことに鑑み、
別途、樹脂パネルの取付け構造が提案された(特願平4-
210710号)。この提案に係る発明の実施例として、図4
のaに示すものがある。これでは、トリム10の開口1
1を塞ぐように配置される樹脂パネル12に弾性を有す
るクリップ13を固定している。クリップ13は、トリ
ム10の開口エッジに掛止され、樹脂パネル12の外れ
に対して抵抗となる掛止部14と、掛止部14から伸
び、自由端で終っているつめ部15とを有する。
【0004】樹脂パネル12を取り外すべきとき、ドラ
イバのような工具16を樹脂パネル12の周縁とトリム
10との間のすきまに差し込み、つめ部15をクリップ
の弾性に抗して押すなどの操作をすると、掛止部14の
抵抗が緩む。これによって、樹脂パネル12の取外しが
可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記実施例のもので
は、トリム10の樹脂パネル12に対面する面、いわゆ
る意匠面からの樹脂パネル12の高さH1が十分にある場
合、特に問題はない。しかし、前記高さが小さくなる
と、つめ部15のトリム10からの突出長さH2が小さく
なるため、図4のbに示すように、工具16によって掛
止部14の抵抗力を弱める前に、工具16の先端がつめ
部15から外れてしまうことがあり、樹脂パネル12を
取り外すことが困難になる。
【0006】本発明の目的は、取り付けた後の取外しを
確実にできる樹脂パネルその他のパネルの取付け構造を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、被取付け部材
の開口を塞ぐように配置されるパネルを前記被取付け部
材に取り付ける構造であって、前記パネルの装着部に固
定された弾性を有する板材のクリップを備え、該クリッ
プは、前記パネルを所定位置に置いて押し付けたとき前
記被取付け部材の開口エッジに掛止され、前記パネルの
外れに対して抵抗となる掛止部と、前記被取付け部材の
前記パネルに対面する面を越えて前記パネルの方へ突出
する、前記掛止部から伸びる中間部と、前記装着部から
離れる方へ向けて前記中間部から折り曲げられたつめ部
とを有する。
【0008】
【作用および効果】パネルを被取付け部材の開口の所定
位置に置き、その全体を押し付けると、クリップの掛止
部が被取付け部材の開口エッジに掛止され、パネルは固
定状態となる。一度固定されたパネルを被取付け部材か
ら外すべきとき、ドライバのような工具をパネルの周縁
と被取付け部材との間のすきまに差し込み、つめ部をク
リップの弾性に抗して押すと、つめ部が工具の先端に引
っ掛かって変位し、掛止部の抵抗が緩む。この状態でパ
ネルを外す。
【0009】クリップの掛止部が、その弾性によって被
取付け部材の開口エッジに掛止された状態を維持するた
め、パネルを確実に固定できる。加えて、パネルを外す
べきとき、つめ部が工具の先端に引っ掛かって工具から
外れることがないため、パネルを確実に取りはずすこと
ができる。
【0010】
【実施例】本発明は、図1に示すように、被取付け部材
20の開口22を塞ぐように配置されるパネル24を被
取付け部材20に取り付ける構造であって、クリップ2
6を含む。
【0011】被取付け部材20は、図示の実施例では、
トリムのような車両の内装品であり、車両の部品の取付
けや交換を車室の内部からするための開口22を所定箇
所に有する。
【0012】パネル24は、図示の実施例では、樹脂パ
ネルであり、被取付け部材20の開口22を塞ぐ大きさ
のもので装着部25を有し、クリップ26がねじ28に
よって装着部25に固定されている。複数のクリップ2
6が樹脂パネル24の複数箇所の装着部にそれぞれ固定
される。
【0013】クリップ26は、ばね鋼のような弾性を有
する板材で成形されるもので、掛止部30と、中間部3
1と、つめ部32とを有する。
【0014】掛止部30は、パネル24を所定位置に置
いて押し付けたとき被取付け部材20の開口エッジ21
に掛止され、パネル24の外れに対して抵抗となる。中
間部31は掛止部30から伸び、被取付け部材20のパ
ネル24に対面する面、いわゆる意匠面34を越えてパ
ネル24の方へ突出している。つめ部32は、装着部2
5から離れる方へ向けて、すなわちパネル24の周縁3
6のうち当該装着部25に最も近い周縁の部分へ向けて
中間部31から折り曲げられている。
【0015】図示の実施例では、クリップ26は、装着
部25に固定される平坦な基部38と、基部38から反
対の方向へ鋭角状に伸びる弾力部39と、弾力部39に
連なる掛止部30と、掛止部30から基部38に向けて
わずかに湾曲され、さらにほぼ真直ぐに立ち上がった中
間部31と、中間部31からほぼ直角に折り曲げられた
つめ部32とを有する。掛止部30の開口エッジ21に
対する抵抗は、弾力部39の鋭角の大きさと中間部31
の基部38に向く湾曲の程度とによって定めることがで
き、前記抵抗は、パネル24の周縁36と被取付け部材
20との間に差し込むドライバのような工具につめ部3
2を引っ掛けさせ、中間部31を押すことにより、緩め
ることができる。
【0016】たとえば、クリップ26の中間部31の意
匠面34からの突出長さh1は3mm 程度に、つめ部32の
長さは2 〜4mm 程度に、またつめ部32とパネル24の
内側面との距離h2は1mm 程度に定めることができ、これ
によっても、掛止部30の抵抗を確実に緩めることがで
きる。
【0017】図2に示すように、つめ部42を大きくす
ると共に、つめ部42とパネル24の内側面44との間
の距離を十分に小さくすることにより、クリップ46を
パネル24に固定するとき、平坦部43を装着部25
に、つめ部42をパネル24の内側面44にそれぞれ載
せ、仮に保持できる。このようにすれば、クリップをね
じ28によって固定するときの作業がしやすくなる。
【0018】図3に示すように、パネル24の周縁の、
クリップのつめ部に対向する部分に工具を挿入するため
の切欠き48を設けておけば、パネル24の周縁の切欠
き48を除く部分を被取付け部材20に実質的に密接で
きる上、パネル24の取外しを容易に行うことができ
る。
【0019】被取付け部材20にパネル24を取り付け
るには、被取付け部材20の開口22にパネル24をも
たらし、クリップ26の弾力部39を開口22に差し込
み、パネル24の全体を押し込む。掛止部30が弾性変
形して開口エッジ21を越えると、開口エッジ21に掛
止されるようになり、固定状態となる。
【0020】パネル24を被取付け部材20から取り外
すには、パネル24の周縁36と被取付け部材20との
間にドライバのような工具50を差し込み、クリップ2
6のつめ部32を工具の先端に引っ掛けさせ、中間部3
1を押す。これにより、掛止部30の開口エッジ21に
対する抵抗が緩まるため、その状態でパネル24を引き
出す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパネルの取付け構造の実施例の断
面図である。
【図2】クリップをパネルに固定する様子を示す模式図
である。
【図3】図1に示したパネルの取付け構造の取外し作業
を一層容易にするための実施例を示す、パネルと被取付
け部材との斜視図である。
【図4】先願の発明の実施例を示す断面図で、概してa
は構造を、bは作用を示している。
【符号の説明】
20 被取付け部材 22 開口 24 パネル(樹脂パネル) 26、46 クリップ 30 掛止部 31 中間部 32、42 つめ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付け部材の開口を塞ぐように配置さ
    れるパネルを前記被取付け部材に取り付ける構造であっ
    て、前記パネルの装着部に固定された弾性を有する板材
    のクリップを備え、該クリップは、前記パネルを所定位
    置に置いて押し付けたとき前記被取付け部材の開口エッ
    ジに掛止され、前記パネルの外れに対して抵抗となる掛
    止部と、前記被取付け部材の前記パネルに対面する面を
    越えて前記パネルの方へ突出する、前記掛止部から伸び
    る中間部と、前記装着部から離れる方へ向けて前記中間
    部から折り曲げられたつめ部とを有する、パネルの取付
    け構造。
JP22507393A 1993-08-19 1993-08-19 パネルの取付け構造 Pending JPH0752653A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22507393A JPH0752653A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 パネルの取付け構造

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JP22507393A JPH0752653A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 パネルの取付け構造

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Publication Number Publication Date
JPH0752653A true JPH0752653A (ja) 1995-02-28

Family

ID=16823604

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22507393A Pending JPH0752653A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 パネルの取付け構造

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JP (1) JPH0752653A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009280054A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Toyota Boshoku Corp 車両用内装材の取付構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009280054A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Toyota Boshoku Corp 車両用内装材の取付構造

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